JP2000188185A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

Info

Publication number
JP2000188185A
JP2000188185A JP36593698A JP36593698A JP2000188185A JP 2000188185 A JP2000188185 A JP 2000188185A JP 36593698 A JP36593698 A JP 36593698A JP 36593698 A JP36593698 A JP 36593698A JP 2000188185 A JP2000188185 A JP 2000188185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
illuminance
predetermined
lighting
lux
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP36593698A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Shikakura
智明 鹿倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP36593698A priority Critical patent/JP2000188185A/ja
Publication of JP2000188185A publication Critical patent/JP2000188185A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】より省エネルギー化を図った照明制御システム
を提供する。 【解決手段】所定領域9を第1の所定照度となるように
照射する光源4と、光源4を点灯させるとともに、調光
できるように構成された点灯装置2と、第1の所定照度
となるように光源4が点灯されている状態であって、人
11が所定領域9に入ってきた場合、第1の所定期間経
過後に、光源4を調光させて所定領域9が第1の所定照
度よりも低い第2の所定照度となるように点灯装置2を
制御する制御手段5とを具備して照明制御システム1を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定領域の照度を
低減させて省電力を図った照明制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から省エネルギー照明の一つとし
て、光センサにより昼光照度を検出して、この昼光照度
に応じて室内の照度を制御することにより、昼間の明る
い時は昼光を利用し、その分、室内の照明を暗くするな
り消灯する照明制御システムが開発され、消費電力の低
減が図られている。このような従来の照明制御システム
は、例えば、特開平5−159884号公報に開示され
ており、その構成を図5に示す。
【0003】図5に示す照明制御システム20は、n階
の室における照明を複数系統に分割した照明器ユニット
21a,21b,21cと、各照明器ユニット21a,
21b,21cの電圧を制御する調光装置22a,22
b,22cと、各照明器ユニット21a,21b,21
cの照度を設定するための設定照度入力パネル23と、
構内交換機24に接続される電話機25と、電話機25
に設けられ各照明器ユニット21a,21b,21cの
照度を検出する照度センサ26とを備えている。設定照
度入力パネル23は、入力キーにより各照明器ユニット
21a,21b,21cにおける設定照度が入力可能で
あると共に、各照明器ユニット21a,21b,21c
における実測照度、中央監視装置27との接続状態、警
報状態等が表示される。各照明器ユニット21a,21
b,21cにおける設定照度は、ユーザーの照度設定値
(例えば、事務スペースの標準デスク面照度は500〜
600ルクス)を確保するようにしている。電話機25
は各照明器ユニット21a,21b,21cの下方に位
置している。そして、照度センサ26は、ホトダイオー
ド等を使用し、デスク面の照度を計測する上で最も適当
な電話機25に組み込まれている。
【0004】照度センサ26の計測値は、電話回線によ
り設定照度入力パネル23に伝送され、このパネル23
において、各照明器ユニット21a,21b,21cの
設定照度と実測照度との比較を行い、その差が、例えば
10ルクス以上になった場合には、その差が減少するよ
うに調光制御器28を介して調光装置22a,22b,
22cの制御を行う。また、中央監視装置27からの指
令による各照明器ユニット21a,21b,21cの調
光も可能としている。
【0005】そして、従来の照明制御装置20は、自然
光等の外光の影響、退社時における隣接ユニットの消灯
時の影響を受けずに、常に作業面における一定の照度を
自動的に確保でき、また、無駄な照明器具の点灯がなく
なり省エネルギー化を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の照明制御システ
ム20は、作業面における一定照度(標準照度)が設定
されるので、省エネルギー化を図りながら作業者に常に
一定照度の下での作業を提供できる。したがって、照度
の面からはこれ以上の省エネルギーを行うことはできな
い。ところで、一般に、人の感じる室内の印象は、入室
時にほぼ決定付けられ、入室後は、その照度(明るさ)
を人に感じ取れないほど時間をかけ、十分緩やかに10
%ないし20%程度低下させても、その明るさの変化に
ついて違和感は感じられない。したがって、従来の照明
制御システム20には、さらに省エネルギー化を図れる
余地がある。
【0007】本発明は上記観点に鑑みなされたもので、
より省エネルギー化を図った照明制御システムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の照明制
御システムの発明は、所定領域を第1の所定照度となる
ように照射する光源と;光源を点灯させるとともに、調
光できるように構成された点灯装置と;前記第1の所定
照度となるように光源が点灯されている状態であって、
人が所定領域に入ってきた場合、第1の所定期間経過後
に、光源を調光させて所定領域が第1の所定照度よりも
低い第2の所定照度となるように点灯装置を制御する制
御手段と;を具備している。
【0009】本発明および以下の各発明において、特に
言及しない限り用語の定義および技術的意味は次のとお
りとする。
【0010】点灯装置は、光源を高周波電力で点灯させ
る高周波点灯装置またはコア&コイル形点灯装置のいず
れであってもよい。
【0011】所定領域とは、光源によって照射され、人
が作業する領域を示す。
【0012】第1の所定照度とは、通常、人が所定領域
で何ら支障なく作業できる照度であり、例えば、JIS
Z9110−1979(照度基準 事務所)などに規
定される。
【0013】第1の所定期間は、第1の所定照度の雰囲
気に人の目や体調などが慣れる期間であり、環境または
人の状況によって変化する。
【0014】制御手段は、光センサ等の検知手段を使用
して、所定領域を第1の所定照度または第2の所定照度
とするように制御してもよく、光センサ等を用いない
で、外光などの外的要因を予め見込んだ第1の所定照度
および第2所定照度を記憶して所定領域の照度を制御す
るようにしてもよい。また、制御手段は、点灯装置に組
み込まれて構成されてもよい。
【0015】第1の所定期間の開始は、例えば、人感セ
ンサを設け、所定領域に人が入ってきたときを検知して
行ってもよい。
【0016】本照明制御システムは、屋内の事務所など
の他、屋外に適用してもよい。
【0017】請求項1によれば、第1の所定期間経過後
に、光源を調光させて所定領域が第1の所定照度よりも
低い第2の所定照度となるので、第1の所定期間経過以
降の消費電力を低減することができ、省エネルギー化が
図れる。
【0018】請求項2に記載の照明制御システムの発明
は、請求項1記載の照明制御システムにおいて、制御手
段は、光源が消灯された後、第2の所定期間経過後に再
点灯したときは、前記第1の所定照度とし、人が所定領
域に入ってきた場合、第1の所定期間経過後に前記第2
の所定照度となるように、光源が第2の所定期間中に再
点灯したときは、前記第2の所定照度となるように点灯
装置を制御する。
【0019】第2の所定期間は、光源の消灯から再点灯
までの期間、例えば、時間の短い休憩時間に相当し、光
源が再点灯した時に、第2の所定照度の雰囲気に人の目
や体調などが継続して慣れているような期間であり、環
境または人の状況によって変化する。
【0020】請求項2によれば、制御手段は、光源が消
灯された後、第2の所定期間中に再点灯したときに、第
2の所定照度となるように点灯装置を制御するので、人
は第2の所定照度に目や体調が慣れており直前の点灯状
態との違和感が発生せずに、省エネルギー化が図れる。
【0021】請求項3に記載の照明制御システムの発明
は、請求項1または2記載の照明制御システムにおい
て、制御手段は、前記第1の所定照度から前記第2の所
定照度への移行時、光源を漸次的に調光させるように点
灯装置を制御する。
【0022】光源を漸次的に調光させるというのは、期
間の経過とともに所定領域の照度が低下されればよく、
その照度の低下は、直線的、曲線的、階段的あるいは鋸
的またはそれらの組み合わせなどのいずれであってもよ
い。
【0023】請求項3によれば、第1の所定照度から第
2の所定照度へ漸次的に照度が低下するので、人は照度
の変化に違和感を生じることがない。
【0024】請求項4に記載の照明制御システムの発明
は、請求項1ないし3いずれか一記載の照明制御システ
ムにおいて、制御手段は、所定領域に入る人が作業を行
う作業面において、前記第1の所定照度が750ないし
1500ルクスとなり、前記第2の所定照度が前記第1
の所定照度の80ないし90%となるように点灯装置を
制御する。
【0025】第1の所定照度の750ないし1500ル
クスは、(社)照明学会の技術基準・オフィス照明基準
JIEC−001(1992)または照度基準 事務所
(JIS Z9110−1979)で推奨されている照
度である。第1の所定照度の雰囲気に目や体調が慣れて
作業をしている人が、第1の所定照度の80%を下回っ
た照度になると、照度変化を感じて体調に変化を起こし
て違和感を生じるようになり、90%を超えると照度の
低下の割には省エネルギー効果が期待できないので、第
2の所定照度を第1の所定照度の80ないし90%とす
る。
【0026】請求項4によれば、第1の所定照度の75
0ないし1500ルクスであり、第2の所定照度が第1
の所定照度の80ないし90%であるので、人はさほど
照度変化を感じず、目や体調などに違和感を生じずに作
業を行えるとともに、省エネルギー化が図れる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態を示す照明制
御システムの回路ブロック図、図2は、同じくシステム
構成図である。
【0029】図1において、1は照明制御システム、2
は高周波点灯装置、3は照明器具、4は光源、5は制御
装置、6は光センサである。
【0030】商用交流電源Vsは、壁スイッチSW1お
よび常閉のリレー接点Ry−bを介して電源線d1,d
2により複数の点灯装置としての高周波点灯装置2の入
力側に接続されている。そして、高周波点灯装置2の出
力側は照明器具3に配設された光源としての蛍光ランプ
4に接続されている。照明器具3には複数の蛍光ランプ
4が配設されている。高周波点灯装置2は、図示しない
インバータ回路を備え、商用交流電源Vsから給電され
ると、高周波電力を出力して蛍光ランプ4を点灯させ
る。そして、光源としての蛍光ランプ4は、所定領域を
所定照度になるように照明する。
【0031】商用交流電源Vsは、さらに、壁スイッチ
SW1を介し、リレー接点Ry−bの前段において制御
手段としての制御装置5の入力側に接続されている。そ
して、制御装置5の出力側は高周波点灯装置2a,2
b,…の図示しない制御部に各々リード線l1,l2、
l3,l4,…によって接続されている。制御装置5
は、24時間動作している時計T1、リレー接点Ry−
bをオンオフ動作させるリレーRy、CPU等を備えた
マイコン6、処理プログラムを記憶するROMおよび第
1の所定照度,第2の所定照度,第1の所定期間,第2
の所定期間などの各種データを格納するRAM等から構
成されている。また、制御装置5には、光センサ7が接
続されている。光センサ7は、所定領域の机上面の照度
を検出して制御装置5のマイコン6に出力する。制御装
置5は、商用交流電源Vsから給電されると、ROMに
記憶されたプログラムが作動し、光センサ7の検出出力
に応じて、所定領域の机上面の照度が第1の所定照度と
なるようにPWM信号をリード線l1,l2、l3,l
4,…を介して高周波点灯装置2に送出して蛍光ランプ
4の光出力を可変させる。また、時計T1の時刻を読み
込んで計時し、第1の所定期間後に所定領域の机上面の
照度が第2の所定照度となるようにPWM信号をリード
線l1,l2、l3,l4、…を介して高周波点灯装置
2に送出して蛍光ランプ4の光出力を低減(調光)させ
る。さらに、蛍光ランプ4が第2の所定期間中に再点灯
すると、制御部6は所定領域の机上面の照度が第2の所
定照度となるようにPWM信号をリード線l1,l2、
l3,l4、…を介して高周波点灯装置2に送出して蛍
光ランプ4を調光させる。なお、時計T1は壁スイッチ
SW1のON時、商用交流電源Vsを直流化した図示し
ない直流電源により給電され、壁スイッチSW1のOF
F後は図示しないバッテリにより給電されて24時間駆
動しているものである。また、高周波点灯装置2および
制御装置5は、周知技術によって構成されている。
【0032】照明器具3は、図2に示すように、天井面
8に埋設されている。そして、照明器具3に配設された
蛍光ランプ4の照射によって所定領域9が照明される。
所定領域9には机10が配置されており、その机上面1
0aで人11が作業を行う。天井面8には、光センサ7
が設置されており、机上面10aの反射光を検出する。
この反射光と机上面10aの照度とは、予め対応づけら
れてRAMに格納されている。制御装置5のマイコン6
は、光センサ7の検出出力に応じて机上面10aの照度
が第1の所定照度または第2の所定照度となるようなP
WM信号を演算して高周波点灯装置2に出力する。高周
波点灯装置2は、PWM信号に応じて蛍光ランプ4を調
光させる。なお、光センサ7は机上面10aに設け、蛍
光ランプ4の照射による照度を直接検出してもよい。
【0033】次に、上記実施形態の作用について、図3
または図4を参照して説明する。
【0034】図3は、8時から18時まで稼動する事務
所の点灯制御パターンを示す。図中、照度は机上面10
aの照度を示し、壁スイッチSW1による光源4の点灯
操作の後は、制御装置5内のROMに記憶されたプログ
ラムのタイムスケジュールによって変化する。すなわ
ち、出社時の8時から9時までの期間は第1の所定照度
(750ルクス)、10時から12時までの期間は第2
の所定照度(600ルクス)、12時から13時までの
期間は消灯、13時から14時までの期間は第1の所定
照度(750ルクス)、15時から18時までの期間は
第2の所定照度(600ルクス)、9時から10時およ
び14時から15時の期間は、第1の所定照度(750
ルクス)から第2の所定照度(600ルクス)への移行
期間として、漸次的に照度を低減させるように管理され
ている。第2の所定照度(600ルクス)は、第1の所
定照度(750ルクス)の80%である。
【0035】出社時、人11が事務所の所定領域9に入
ってきて、8時に壁スイッチSW1がONされると、高
周波点灯装置2は蛍光ランプ4を点灯させ、蛍光ランプ
4は所定領域9に光出力する。所定領域9の机上面10
aは、蛍光ランプ4の光出力および外光等によって初期
照度で照明される。机上面10aの照度は、光センサ7
で検出されて制御装置5のマイコン6に入力される。マ
イコン6は、RAMに記憶されている第1の所定照度
(750ルクス)と光センサ7で検出された机上面10
aの照度とを比較し、その差を零とするPWM信号を演
算して高周波点灯装置2の制御部に送出する。高周波点
灯装置2は、PWM信号に応じて高周波電力の出力を可
変して蛍光ランプ4の光出力を可変(調光)させる。こ
うして、机上面10aの照度は、第1の所定照度(75
0ルクス)となる。
【0036】マイコン6は、蛍光ランプ4の点灯と同時
にその点灯時刻(8時)を時計T1から読み込み保持
し、RAMに記憶させている第1の所定期間(1時間)
を加算した時刻(9時)まで、机上面10aの照度が第
1の所定照度(750ルクス)となるように高周波点灯
装置2を制御する。そして、9時から10時までの1時
間において、第1の所定照度(750ルクス)から第2
の所定照度(600ルクス)まで漸次的に机上面10a
の照度が減少するようなPWM信号を演算して高周波点
灯装置2の制御部に送出し、蛍光ランプ4を調光させ
る。そして、10時から12時までの期間は、机上面1
0aの照度を第2の所定照度(600ルクス)に保持さ
せる。机上面10aの照度を第1の所定照度(750ル
クス)から第2の所定照度(600ルクス)まで1時間
を要して漸次的に減少させているので、机上面10aで
作業をしている人11は違和感を生じることなく、ま
た、第2の所定照度(600ルクス)に照度が低下して
も作業に支障が生じない。
【0037】マイコン6は、時計T1の時刻を読み込
み、12時になると、リレーRyを作動させる。リレー
Ryが作動すると、電源線d1に接続されたリレー接点
Ry−bが開路され、高周波点灯装置2が給電されなく
なり蛍光ランプ4は消灯する。そして、マイコン6は1
3時になると、リレーRyをオフし、電源線d1に接続
されたリレー接点Ry−bが閉路され、高周波点灯装置
2が給電されて蛍光ランプ4は再点灯する。再点灯する
と、机上面10aの照度は当初の第1の所定照度(75
0ルクス)となる。なお、12時から13時の期間は、
昼休み時間である。
【0038】制御装置5は、上述と同様の作用で、机上
面10aの照度を13時から14時までの期間は第1の
所定照度(750ルクス)、14時から15時の期間
は、第1の所定照度(750ルクス)から第2の所定照
度(600ルクス)へ漸次的に減少させ、15時から1
8時までの期間は第2の所定照度(600ルクス)とな
るように高周波点灯装置2を制御する。帰宅時の18時
に壁スイッチSW1をOFFすると蛍光ランプ4は消灯
する。
【0039】図3に示すように、10時から12時の期
間および15時から18時の期間、机上面10aの照度
を第1の所定照度(750ルクス)よりも低い第2の所
定照度(600ルクス)とするので、終日(8時〜18
時)、第1の所定照度(750ルクス)とする場合と比
べて、高周波点灯装置2での消費電力を低減できて省エ
ネルギー化が図れる。しかも、蛍光ランプ4の点灯後1
時間は第1の所定照度(750ルクス)とし、1時間を
要して漸次的に第2の所定照度(600ルクス)に低減
させるので、人11は違和感を生じることなく、また、
目が徐々に慣れて作業に支障が生じることがない。
【0040】次に、図4に示す点灯制御パターンについ
て説明する。なお、図3に示す点灯制御パターンと異な
る点灯制御のみの作用を述べる。
【0041】図4は、8時から18時まで稼動する事務
所の点灯制御パターンを示し、出社時の8時から9時ま
での期間は第1の所定照度(750ルクス)、9時から
10時までの期間は、第1の所定照度(750ルクス)
から第2の所定照度(600ルクス)への移行期間、1
0時から18時までの期間は第2の所定照度(600ル
クス)、途中11時から11時10分および15時から
15時10分の期間は休憩時間として消灯されるタイム
スケジュールで管理されている。
【0042】制御装置5内のマイコン6は、常時、時計
T1の時刻を読み込んでおり、11時および15時にな
ると、リレーRyを作動させる。リレーRyが作動する
と、高周波点灯装置2が給電されなくなり蛍光ランプ4
は消灯する。そして、11時10分および15時10分
になると、リレーRyをオフさせて蛍光ランプ4を再点
灯させる。マイコン6は、机上面10aの照度が第2の
所定照度(600ルクス)となるようなPWM信号を演
算して高周波点灯装置2の制御部に送出し、蛍光ランプ
4の光出力を可変させる。
【0043】図4に示すように、11時および15時か
ら10分間、蛍光ランプ4を消灯し、再点灯後に第2の
所定照度(600ルクス)としても、消灯時間が短く、
人11は消灯前の第2の所定照度(600ルクス)に慣
れて照度に対する対応力が残っているので、人11は目
や体調などに違和感を生じることがなく、また、作業に
支障が生じるようなことがない。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1の所定期
間経過後に、光源を調光させて所定領域が第1の所定照
度よりも低い第2の所定照度となるので、第1の所定期
間経過以降の消費電力を低減することができ、省エネル
ギー化が図れる。
【0045】請求項2の発明によれば、制御手段は、光
源が消灯された後、第2の所定期間中に再点灯したとき
に、第2の所定照度となるように点灯装置を制御するの
で、人に違和感を生じさせることなく、省エネルギー化
が図れる。
【0046】請求項3の発明によれば、第1の所定照度
から第2の所定照度へ漸次的に照度が低下するので、人
は照度の変化に違和感を生じることがない。
【0047】請求項4の発明によれば、第1の所定照度
の750ないし1500ルクスであり、第2の所定照度
が第1の所定照度の80ないし90%であるので、人は
違和感を生じずに支障なく作業を行えるとともに、省エ
ネルギー化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す照明制御システムの
回路ブロック図。
【図2】同じく、システム構成図。
【図3】同じく、机上面の照度変化を示す第1の点灯制
御パターン図。
【図4】同じく、机上面の照度変化を示す第2の点灯制
御パターン図。
【図5】従来技術の照明制御システムの構成図。
【符号の説明】
1……照明制御システム 2……点灯装置としての高周波点灯装置 4……光源としての蛍光ランプ 5……制御手段としての制御装置 10a…作業面としての机上面 11……人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域を第1の所定照度となるように
    照射する光源と;光源を点灯させるとともに、調光でき
    るように構成された点灯装置と;前記第1の所定照度と
    なるように光源が点灯されている状態であって、人が所
    定領域に入ってきた場合、第1の所定期間経過後に、光
    源を調光させて所定領域が第1の所定照度よりも低い第
    2の所定照度となるように点灯装置を制御する制御手段
    と;を具備していることを特徴とする照明制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 制御手段は、光源が消灯された後、第2
    の所定期間経過後に再点灯したときは、前記第1の所定
    照度とし、人が所定領域に入ってきた場合、第1の所定
    期間経過後に前記第2の所定照度となるように、光源が
    第2の所定期間中に再点灯したときは、前記第2の所定
    照度となるように点灯装置を制御することを特徴とする
    請求項1記載の照明制御システム。
  3. 【請求項3】 制御手段は、前記第1の所定照度から前
    記第2の所定照度への移行時、光源を漸次的に調光させ
    るように点灯装置を制御することを特徴とする請求項1
    または2記載の照明制御システム。
  4. 【請求項4】 制御手段は、所定領域に入る人が作業を
    行う作業面において、前記第1の所定照度が750ない
    し1500ルクスとなり、前記第2の所定照度が前記第
    1の所定照度の80ないし90%となるように点灯装置
    を制御することを特徴とする請求項1ないし3いずれか
    一記載の照明制御システム。
JP36593698A 1998-12-24 1998-12-24 照明制御システム Withdrawn JP2000188185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36593698A JP2000188185A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 照明制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36593698A JP2000188185A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 照明制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000188185A true JP2000188185A (ja) 2000-07-04

Family

ID=18485501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36593698A Withdrawn JP2000188185A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 照明制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000188185A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008876A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 電源装置、及びその電源装置を備える照明装置、並びに照明システム
JP2012029374A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム
CN114245534A (zh) * 2021-11-26 2022-03-25 三一重机有限公司 作业机械的灯光控制方法、装置及作业机械

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008876A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 電源装置、及びその電源装置を備える照明装置、並びに照明システム
JP2012029374A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム
CN114245534A (zh) * 2021-11-26 2022-03-25 三一重机有限公司 作业机械的灯光控制方法、装置及作业机械
CN114245534B (zh) * 2021-11-26 2023-09-26 三一重机有限公司 作业机械的灯光控制方法、装置及作业机械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2608639A1 (en) Illumination device
KR101877621B1 (ko) 기상 및 수면 유도 기능이 구비된 조명장치
CN101862142B (zh) 一种交互式智能浴室柜装置
TW201300980A (zh) 日光捕獲光照控制系統
RU93612U1 (ru) Энергосберегающая система освещения (варианты) и сенсор движения для энергосберегающей системы освещения (варианты)
KR100983171B1 (ko) 주거공간의 건강조명시스템
JP2005228753A (ja) 照明システム
JP2000188185A (ja) 照明制御システム
JPH07235390A (ja) 蛍光灯照明調光システム
KR20050117290A (ko) 광감지 자동 조도조절 조명시스템
JP7273677B2 (ja) 照明制御システム、照明装置、及び照明制御方法
JPH11233268A (ja) 照明システム
JP3788099B2 (ja) 照明システム
JP3985404B2 (ja) 照明制御システム
JPH10284262A (ja) 防犯用照明点消灯装置
JP2004039301A (ja) 照明装置
JP5517298B2 (ja) リモコン装置
JP2634084B2 (ja) 照明制御装置
JPH1050484A (ja) 住宅照明装置およびシステム住宅
JP2003243184A (ja) 電子安定器並びにそれを用いた照明装置及び照明システム
JP3739832B2 (ja) 点灯スイッチ装置
JPH05109489A (ja) 照明装置
KR20050104126A (ko) 생체리듬에 맞춘 조명을 제어하는 바이오 콘트롤러
JPH08249921A (ja) シーンコントロールスイッチ装置
JPH11233269A (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040730

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070216