JP2012029374A - 電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム - Google Patents

電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる再生エネルギー用の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムを提供する。
【解決手段】電源装置CG1は、交流電源を入力して負荷へ電力を供給する第1電源回路と、交流電源と異なる周波数の交流電源または直流電源の少なくとも1つを入力して負荷へ電力を供給する第2電源回路と、第1電源回路の出力と第2電源回路の出力とを入力して負荷へ出力する電力変換回路と、第2電源回路の出力と第1電源回路の出力との比率を設定する出力分担設定信号を出力する出力分担設定回路とを備え、出力分担設定回路の出力信号に応じて第1電源回路の出力と第2電源回路の出力との少なくとも一方の電力を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用電源から電力を負荷に供給する電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムに関する。
近年、商用電源から電力を負荷に供給する電源装置は、半導体スイッチング素子や受動素子の発展を受けて高効率化している。また、センサ制御等負荷回路のエネルギー制御が高度化し、省電力化が進展している。
このように、新たなスイッチングデバイスやセンサデバイスの登場による省電力化もさらに期待されているが、再生可能エネルギーの利用や回生エネルギーの新エネルギーを有効利用する電力供給システムに対応することが電源装置に要求されている。再生可能エネルギーとは、太陽電池や風力発電である。再生可能エネルギー等を有効に利用すれば、火力発電で使用される化石燃料を減らすことができ、二酸化炭素の排出削減につながる。
しかし、再生可能エネルギーや回生エネルギーは、商用電源と違い、供給可能なエネルギー量が大きく変動するという問題がある。
例えば、太陽光発電であれば、発電エネルギーは天候や季節によって変動する。風力発電についても同様である。そこで、これらのエネルギーを利用するには蓄電するか、商用電源と混合する等で安定化する必要がある。
例えば、商用電源との混合では、一般的に交流電源を直流に変換してから、再生可能エネルギーの直流電力と混合する。この混合された直流電力を再度交流電力に変換し、交流電源用の負荷機器に供給するのである。
この方式では、あらゆる交流機器に対して再生可能エネルギーを供給可能であるため普及しやすいが、交流機器内部では直流に変換するのが一般的であるため、変換回路によるロスが大きいという欠点がある。
そこで、商用電源と太陽電池との電源を混合し、そのまま直流電圧を小規模に送電する、いわゆる直流配電の開発がなされている。
ところで、直流配電では、送電電圧を高くするほど伝送ロスが小さくなるが、高電圧ではトラッキングや短絡時のアーク遮断が問題となる。
そこで、アークが比較的問題とならない低電圧を用いて小規模な家庭用の直流配電が実用化されてきている。
しかしながら、大規模な商業施設等では、負荷機器の台数が多く全体の電力線電流は大きいため、安全性の面で大きな問題となっている。
また、直流入力の負荷機器はシステム効率を改良するには一般的な交流入力機器とは異なる回路構成を変更する必要があるため、直流専用の製品を多数開発しなくてはならないという問題もあり、実用化が難しい。
そこで、商用電源とは別に太陽電池の供給電路を備える電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前述した特許文献1に記載された電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、太陽光発電量が少ないときは供給する負荷機器の台数を少なくし、発電量が多くなるほど多くの負荷機器に電力を供給する。そのため、発電が無い時は商用電源で駆動されるので一般的な交流機器と変わらない。発電量が多くなっても発電しただけの電流が直流電路から供給される。
従って、前述した特許文献1に記載された電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、直流電路の全体の電流を少なくできるために、安全面で有利である。
また、前述した特許文献1に記載された電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、再生エネルギーを負荷へ供給するまでのコンバータ数も少なくエネルギー変換効率も高い。
さらに、前述した特許文献1に記載された電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、交流電源のみでも動作するので既存の交流送電設備に直流配電設備を追加しながら再生エネルギー電力システムを構築できるというメリットもある。
特開2001−51733号公報(図1、請求項1)
ところが、前述した特許文献1に記載された電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、機器個々に負荷電力調整がなされたときについては考慮されていない。つまり、負荷が消費する電力が減少すると直流電力の均整がとれない。負荷機器が制御により停止しているときにはさらに問題となる。
近年の高度なセンサ制御等では負荷消費電力は常に変動させることにより省エネルギーを達成するが、このような電力変動により再生エネルギーのシステム効率が低下することがある。
また、前述した特許文献1に記載された電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、商用電源からの入力が少ない場合、商用電源入力のコンバータ効率は低くなるという問題もある。
つまり、前述した特許文献1に記載された電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、交流電源を入力とするコンバータ回路の効率は通常の入力電力範囲で高い効率となるように設計されているものの、入力電力が少ない状態等では内部のスイッチングロス等が増加し電力変換効率が著しく低下する。
そのため、前述した特許文献1に記載された電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、システム全体の効率を低下させることになる。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたもので、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる再生エネルギー用の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係る電源装置は、交流電源を入力して負荷へ電力を供給する第1電源回路と、交流電源と異なる周波数の交流電源または直流電源の少なくとも1つを入力して負荷へ電力を供給する第2電源回路と、第1電源回路の出力と第2電源回路の出力とを入力して負荷へ出力する電力変換回路と、第2電源回路の出力と第1電源回路の出力との比率を設定する出力分担設定信号を出力する出力分担設定回路とを備え、出力分担設定回路の出力信号に応じて第1電源回路の出力と第2電源回路の出力との少なくとも一方の電力を調整する。
本発明に係る電源装置は、第2電源回路は、出力電力を所望の値に制御する電力制御手段を備え、出力分担設定回路の出力分担設定信号に応じて第2電源回路の出力電力を変更する。
本発明に係る電源装置は、第1電源回路は、出力電力を所望の値に制御する電力制御手段を備え、出力分担設定回路の出力分担設定信号に応じて第1電源回路の出力電力を変更する。
本発明に係る電源装置は、電力変換回路は、負荷電力を所望の値に制御する電力制御手段を備え、第1電源回路もしくは第2電源回路は、出力電力を制御する電力制御手段を備え、出力分担設定回路の出力分担設定信号に応じて電力変換回路の負荷電力の目標値を変更する。
本発明に係る電源装置は、電力変換回路は、負荷電力を一定に制御する電力制御手段を備え、出力分担設定回路の出力分担設定信号に応じて第1電源回路の出力電力または第2電源回路の出力電力を変更する。
本発明に係る電源装置は、出力分担設定回路の出力分担設定信号は、直流電源の電圧に応じて設定される。
本発明に係る電源装置は、通信手段を備え、出力分担設定回路の出力分担設定信号は、通信手段の受信した値に基づいて設定される。
本発明に係る電源装置は、センサ手段を備え、出力分担設定回路の出力分担設定信号は、センサ手段の値に基づいて設定される。
本発明に係る電源装置は、装置アドレスの記憶手段を備え、通信信号のアドレスのー致を識別して、動作を変更する。
本発明に係る電源装置は、装置第2アドレスの記憶手段を備え、通信信号の第2アドレスのー致を識別して、動作を変更する。
本発明に係る電源装置は、電力変換回路は、第1電源回路の出力と第2電源回路の出力との直列回路を含む。
本発明に係る電源装置は、第1電源回路の出力および第2電源回路の出力はパルスであり、パルスの時間比率を変更することにより入力電力の比率を可変する。
本発明に係る電源装置は、第2電源回路の出力はパルスであり、パルスのタイミングは、第1電源回路に入力される交流電源の周波数に同期して出力される。
本発明に係る電源装置は、第2電源回路の出力はパルスであり、パルスのタイミングは、第1電源回路に入力される交流電源の周波数に同期して出力され、予め設定された値に応じてパルス発生のタイミングを変化させる。
本発明に係る電源装置は、第2電源回路と直流電源との間にコモンフィルタを備える。
本発明に係る電源装置は、第1電源回路の入力電力が所定の値以下となると、第1電源回路を停止させ、第2電源回路の入力電力の比率を増加させる。
本発明に係る電源装置は、電力変換回路は、平滑コンデンサを備え、第1電源回路が停止しているときに第2電源回路で平滑コンデンサを予め充電する。
本発明に係る電源装置は、通信手段は直流電源の電路の一部に通信信号を重畳して送受信を行う。
本発明に係る電源装置は、第1電源回路の入力端子の一端はコンデンサを介して第2電源回路の入力端子の一端に接続される。
本発明に係る照明器具は、電源装置を備えた。
本発明に係る表示装置は、電源装置を備えた。
本発明に係る照明制御システムは、複数の照明器具と、照明器具に交流電源を供給する交流電路と、照明器具に直流電源を供給する直流電路と、交流電路と直流電路との電圧信号または電流信号を入力して電源制御信号を複数の照明器具に出力する電源制御器とを備える。
本発明に係る電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムによれば、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できるという効果を奏する。
本発明に係る一実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムにおける照明制御システムの基本ブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置の一例のブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置の一例の回路図 照明制御システムにおけるランプ出力設定値とDC入力値との関係図 照明制御システムにおける電源装置のDCコンバータの入力電圧変化図 照明制御システムにおける電源装置の一例の回路配置図 照明制御システムにおける電源装置の他例のブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置の他例のブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置の制御器の動作例のタイミングチャート 照明制御システムにおける電源装置の他例のブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置のDC電圧とシステムの動作図 照明制御システムにおける電源装置の停電時の動作図 照明制御システムにおける電源装置の突入電流防止プリチャージの一例のブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置の起動時のタイミングチャート 照明制御システムにおける電源装置の他例のブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置の他例のブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置の信号線の信号状態図 照明制御システムにおける電源装置の他例のブロック構成図 照明制御システムにおける電源装置の他例のブロック構成図
以下、本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムについて、図面を用いて説明する。
なお、電源装置を備える表示装置は電源装置を備える照明器具に置き換えた。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、電力変換装置に、商用電力と直流電力を入力してそれらの合成電力で動作する電源装置における電力合成回路の部分に合成比率を調整する手段を設けたものである。この合成比率を調整する手段は、外部からの設定および負荷回路の状態に応じて直流電力からの入力電力を制限するという動作を実行するものである。
以下の説明には、合成比率を調整する手段として、直流電力電圧に応じて電源装置の動作を変えること、直流電力および負荷消費電力に応じて交流入力回路の動作を停止させること、直流電源線を接地線と共用すること、直流電源線を通信線として利用すること、直流電源電圧変動から電路異常を検知すること、プラグイン型で発電量に応じてコンバータの組み合わせを選択することが記載されている。
図1に示すように、本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムにおける照明制御システム1は、商用電源ACと、発電装置G1,G2,G3を入力し、DC電力を給電路DCLineへ出力する電圧制御器CV1と、商用電源ACと給電路DCLineを入力し、光を出力する照明器具LF1,LF2,LF3と、電源装置CG1,CG2,CG3と、給電路DCLineの電圧や電流等を検出し、照明器具LF1,LF2,LF3を制御する制御信号を発生する制御器MCを備える。
そして、給電路DCLineには、瞬時的な電圧変動を抑える機能を持つ蓄電手段E1と、給電路DCLineから商用電源ACに電力を送出する機能を持つ電圧制御器CV2とが接続されている。電圧制御器CV1は、発電装置G1,G2,G3の出力を切り替えたり、DC電力を遮断したりする機能を持つ。
例えば、給電路DCLineに異常(例えば短絡)が生じた時に、発電装置G1の出力を給電路DCLineから切断する。また、発電装置G1の出力が異常(例えば発電装置G1の故障)の時は発電装置G1の出力を給電路DCLineから切断し、発電装置G2または発電装置G3の出力を給電路DCLineへ接続したりする。また、電圧制御器CV1は発電装置G1,G2,G3の出力効率を改善する動作を備えていてもよい。
電圧制御器CV2は、給電路DCLineから商用電源ACへ電力を供給するDC−ACコンバータである。電圧制御器CV2は、発電装置G1の発電電力に対して、照明器具LF1,LF2,LF3の消費電力が少なくなった場合に商用電源ACへ余剰電力を送る動作を行う。
蓄電手段E1は、発電装置G1,G2,G3の瞬間的な出力変動を抑える動作を行う。蓄電手段E1は、例えば大容量の電気二重層コンデンサ等で構成され、瞬間的な電流変化に対して充放電を行うことにより、給電路DCLine電圧の急変を低減する。給電路DCLineの電圧の変化抑制の要求レベルは、負荷である照明器具LF1,LF2,LF3の内部の電源回路の電力制御追従特性から決まる。負荷消費電力が100%状態で時定数100ms程度を確保できればよい。小規模な発電システムであれば、大型のアルミ電解コンデンサ等で構成してもよい。また、キャパシタではなく、能動的な電力供給手段で瞬間的な電圧変化を抑制してもよい。
照明器具LF1,LF2,LF3には、制御器MCからの設定に基づき、AC電力とDC電力とをコントロールしつつ、ランプを調光する制御を行う電源装置CG1,CG2,CG3がそれぞれ備えられている。照明器具LF1,LF2,LF3の電源装置CG1,CG2,CG3には固有のアドレス番号が割り付けられており、制御器MCは各照明器具LF1,LF2,LF3へ個別の制御値を設定できる。制御器MCは、給電路DCLineの電圧等から給電路DCLineの電力状態を検出し、発電装置G1,G2,G3の発電状態を監視している。
そして、発電状態に応じて、負荷である照明器具LF1,LF2,LF3の動作を制御する信号を出力する。発電装置G1,G2は、太陽光発電装置,風力発電装置,回生発電装置,コージェネレーションシステム等である。制御器MCは、これらの発電装置G1,G2の状態を監視することで、照明器具LF1,LF2,LF3への発電電力分配を最適に設定する。
図2に照明器具LF1,LF2,LF3の電源装置CG1のブロック構成図の一例を示す。
図2に示すように、電源装置CG1は、商用電源ACに入力し直流に変換するコンバータXC1と、給電路DCLineの入力を所定の直流電圧または電流に変換するコンバータXC2と、コンバータXC1とコンバータXC2との出力を混合出力する混合器M1と、混合器M1の出力をランプLA1に適する電力形態に変換するインバータXC3とを備えている。また、制御器MC1の制御信号を入力し、自己のアドレス番号に送信されるコマンドを識別し、コンバータXC2とインバータXC3とへ制御値を出力する通信インターフェイスA1を備えている。
コンバータXC1は、整流ブリッジ回路と昇圧チョッパ回路とからなり、力率改善を行う。コンバータXC2は、フライバック回路であり、昇圧機能と絶縁機能とがある。プッシュプル型やフルブリッジ型の構成であれば、さらに効率を上げることができる。混合器M1は、コンバータXC1とコンバータXC2との直流出力を平滑する。インバータXC3は、ハーフブリッジ回路であり、直流電圧を高周波に変換する。ランプLA1は、例えば蛍光ランプである。通信インターフェイスA1は、非同期通信ポートであり、EEPROM内蔵のマイコンを備え、通信データを記憶保持する。通信インターフェイスA1は、通信により、ランプLA1の出力レベルをインバータXC3へ出力し、DC入力レベルをコンバータXC2へ出力する。
図3に電源装置CG1の回路図の一例を示す。
図3に示すように、電源装置CG1は、ACLine入力のノイズフィルタNF1,整流器120,スイッチ制御器121,スイッチ123,電流検出抵抗122,出力電圧検出器125等から構成されるコンバータXC1と、スイッチ制御器126等から構成されるインバータXC3と、蛍光ランプLA1と、給電路DCLineのノイズフィルタ135,絶縁トランス136,MOSFETスイッチ137,電流検出器138,スイッチ制御器134,フオトカプラ133,出力制御器132から構成されるコンバータXC2と、SignalLineの通信インターフェイス130と、通信制御マイコン131と、平滑コンデンサ124とを備える。
ノイズフィルタ135は、コンバータXC1,XC2およびインバータXC3と対地間で生じる高周波の漏えい電流が給電路DCLineへ流入しないようにする。
コンバータXC1は、昇圧チョッパ回路であり、定電圧制御において、平滑コンデンサ124の電圧をー定にするように、出力電圧検出器125とスイッチ制御器126とがスイッチ123のON時間をフィードバック制御する。コンバータXC1は、マイコン131により動作または不動作の制御が行われる。
コンバータXC2は、絶縁型フライバック回路であり、絶縁トランス136の1次側にはMOSFETスイッチ137を介して直流電源が入力され、MOSFETスイッチ137をON/OFFすることにより絶縁トランス136の2次側へ電力を伝達する。絶縁トランス136の2次側には、平滑コンデンサ124が接続される。
コンバータXC2は、定電力制御において、電流検出器138で検出されるMOSFETスイッチ137の電流と入力電圧とから入力電力を検知する。入力電力がー定となるようにスイッチ制御器134はMOSFETスイッチ137のON時間を制御する。マイコン131から制御信号が出力制御器132へ与えられる。出力制御器132は制御信号を、フオトカプラ133を介してスイッチ制御器134へ伝達する。マイコン131からの制御信号にはコンバータXC2の出力レベル(入力電力)の設定および動作停止の信号が含まれる。
インバータXC3は、ランプLA1の点灯制御において、ランプLA1の点灯に適した高周波電力を出力する。LC共振回路によりスイッチング周波数を可変することによりランプLA1の始動や調光を行う。また、インバータXC3の入力電流を一定に制御するフィードバック制御回路を備え、ランプ電力を一定に制御する。マイコン131から与えられるランプ出力の制御値に基づいてランプ電力のフィードバック制御は動作する。
マイコン131は、アドレス識別において、予め設定されたアドレス値を識別することにより、コマンド動作を決定する。個別アドレスだけでもよいが、第2アドレスにより複数の装置で同一アドレスを設定して一括で動作してもよい。マイコン131は、コマンド動作において、制御器(図2参照)MCからの動作コマンドを識別し、動作を決定する。コマンドには、調光設定、給電路DCLineの入力設定、装置状態確認等の命令を備える。マイコン131は、データメモリにおいて、アドレス値と、調光レベルと、直流電力設定値とを格納する。マイコン131は、コンバータXC2への定電力制御の目標値を出力する。マイコン131は、インバータXC3への調光制御値を出力する。
電源装置CG1は、制御器MCから設定される2つの値に基づいて動作する。1つ目の値は、ランプ出力の設定値であり、もう1つ目の値は、給電路DCLineの入力電力設定値である。ランプ出力については、必要な光出力となるように設定する。例えば、オフィス等での作業面の照度をー定に制御する場合は、太陽光(外光)が十分なときは人工光源である照明器具のランプ出力を少なくする等の制御が制御器MCとの組合せによって行われる。
すなわち、制御器MCが照明器具LF1に内蔵されている電源装置CG1に設定されたアドレスに対してランプ出力値Poを制御信号線に出力すると、インターフェイス130を介してマイコン131はアドレス値とランプ出力値Poとを認識し、ランプ出力値Poを記憶する。設定されたランプ出力値をマイコン131はインバータXC3のスイッチ制御器126へ出力し、インバータ出力を制御する。インバータXC3では、ランプ電力が出力目標値Poとなるようにフィードバック制御が行われ、スイッチ123の駆動周波数またはONデューティが自動的に調整される。
給電路DCLineの入力電力設定値については、設定値に応じてコンバータXC2の入力電力を一定に制御する動作が行われる。すなわち、制御器MCが照明器具LF1に内蔵されている電源装置CG1に設定されたアドレスに対してDC入力値Pdを制御信号線に出力すると、インターフェイス130を介してマイコン131はアドレス値とDC入力値Pdとを認識して値を記憶する。設定されたDC入力値Pdをマイコン131はコンバータXC2のスイッチ制御器126へ出力し、コンバータXC2出力を制御する。
コンバータXC2では、入力電力が一定になるように制御が行われ、MOSFETスイッチ137のオン時間が自動調整される。コンバータXC2の出力は平滑コンデンサ124へ与えられ、インバータXC3へ供給される。
コンバータXC1は、平滑コンデンサ124の電圧が一定となるようにフィードバック制御されている。ゆえに、コンバータXC1の出力電力は、インバータXC3の消費電力とコンバータXC2の供給電力よって変動する。
図4にランプ出力設定値PoとDC入力値Pdとの関係を示す。
図4に示すように、縦軸は商用電源ACからの入力電力、横軸は給電路DCLineからの入力電力である。ランプ出力を最大としたとき、AC入力とDC入力の関係は図中の実線のようになる。すなわち、DC入力値Pdが0のときAC入力は最大となり、DC入力Pdが増加するとそれに比例して、AC入力は減少する。つまり、DC入力値Pdの設定値によってAC入力が増減する動作となる。また、ランプ出力を少なくすると、図中の1点鎖線のようになる。すなわち、AC入力が減少する。ランプ出力が最低であると、図中の2点鎖線のような特性となる。コンバータXC2には最大出力が存在し、DC入力値Pdは0〜Maxの範囲で設定される。
なお、DC入力値Pdを変更してコンバータXC2の出力を変更するときは、コンバータXC1の応答速度を考慮した速さで変更を行う。これは、コンバータXC1よりXC2が早く応答するとコンバータXC1の動作が不安定となり、平滑コンデンサ124の電圧が大きく変動するためである。なぜなら、コンバータXC1は力率改善の機能を有しているため早い応答ができないからである。この変動によりインバータXC3の出力が変化してランプLA1がちらつくことがある。よって、時定数100ms程度の速度でコンバータXC2のDC入力値Pdを変更するように設計するか、平滑コンデンサ124の容量を大きくする。
発電装置G1の出力電力が給電路DCLineへ供給されるとき、制御器MCは給電路DCLineの状態に応じて各照明器具LF1,LF2,LF3へ制御値を設定する。例えば、発電装置G1の出力=大の時はDC入力値Pd=大であり、発電装置G1の出力=小の時はDC入力値Pd=小と設定する。
さらに、負荷である照明器具LF1,LF2,LF3の電力消費状態を考慮して、各電源装置CG1,CG2,CG3の設定値Pdは補正される。その結果、商用電源ACからの入力電力を低減できる。また、発電装置G1が太陽光発電である場合は、昼光利用を活用すれば照明器具LF1,LF2,LF3の出力を低減する制御を行うことができ、更なる省電力を達成できる。
例えば、昼光による作業面照度が十分である時はランプ出力値Poを最小にする制御が行われる。ランプ出力値Poを最小とした時は、設定値Pdがランプ出力値Poを上回ることがあるが、その場合は、マイコン131でコンバータXC2の制御指令値が補正され、DC入力値Pd≦ランプ出力値Poとなるようにランプ出力値Poは設定される。
コンバータXC2の出力電力範囲はランプ出力の最大としてもよいが、小型のコンバータで構成するほうが電源装置CG1,CG2,CG3のコストおよびサイズで有利である。例えば、50W程度のコンバータあればフライバック回路が使用できるので回路コストを抑えることができる。また、コンバータXC2を絶縁トランス136により絶縁を構成しているが、絶縁トランス136以外にキャパシタによる絶縁で構成してもよい。
このような電源装置CG1は、負荷状態や変動する直流エネルギーの彭響によらず変換回路全体の効率を最適な状態に設定できる。上記の動作を複数の機器で実行することにより、さまざまな負荷状態においても適切に両方の電力消費を制御できる。
すなわち、再生エネルギーの供給電力の状態に応じて電力合成比率を調整するため、負荷機器の消費電力が少ない場合でも、直流電力が十分供給可能であれば、交流電力入力のコンバータを停止させる等の動作が可能となり、電力ロスが低減する。また、直流電力から負荷へ供給するコンバータ電力値を同一消費電力状態においても複数の機器で異なる値に設定することにより、変換効率の最適ポイントで動作させることも可能である。100W出力状態の30台の照明器具のDC−DCコンバータ(最大50W出力)で300Wを消費するとき、10台のみ30Wで動作させる。スイッチングロスからも30台同時に10Wで動作させるよりも変換効率がよい。
なお、このときの10台は直流電路に均等に電流が流れるように選択される。
さらに、選択される10台の照明器具を30台の中で時間ごとに順番に割り当て、DC−DCコンバータを万遍無く動作させることにより、発熱分散や劣化を均等にすることも可能である。
図5に電源装置CG1,CG2,CG3の各コンバータXC2の入力電力の変化を示す。
図5に示すように、周期T1で各電源はコンバータの動作状態を100%出力から0%(OFF)を周期的に変化させる。周期T1は長い時間で行われる。例えば、数分から数10分である。また、動作時間の100%出力期間と0%出力期間との比率等を調整することにより、直流電源の消費電力を変更できる。
このようにすることにより、コンバータXC2は常に電力変換効率のよい状態で動作することができる。また、負荷機器の状態に応じて電力合成比率を変更することにより、再生エネルギーの変動を効率的に消費する。
例えば、負荷機器が電力供給の安定を要する状態(例えば照明器具において光出力の変動が問題となる場合等)であるなら交流電力からの供給を多くする。逆に電力供給が不安定でも動作可能な状態(例えば調光待機状態等)では直流電力からの供給を多くする。負荷機器の状態だけでなく発電装置の種類によっても電力合成比率を変更してもよい。
すなわち、エネルギー変動が大きい回生エネルギー発電では、電力発生前にDC入力が急変しても消費可能な負荷機器へ消費量を増加させる制御コマンドを監視制御装置が送信する。DC入力が急変しても消費可能な負荷機器とは、負荷変動をある程度許容可能な装置(空調、電熱、充電等)である。
発電装置が、コージェネレーションの場合、発電運転が開始されると安定した出力となるので、ほとんどの機器のDC消費量を増加させることができる。ただし、コージェネレーションの起動前と停止直前にはDC入力レベルを少なくする等の制御を行う。そうすれば、負荷機器の動作に影響を与えることなく効率的に発電エネルギーを消費できる。
このように電源装置CG1は、変動する再生エネルギーを多数の機器に広く分散して消費させることが可能である。従来のシステムでは集中的に消費するため、発電変動の影響を大きく受けていたが、電源装置CG1では分散して消費することにより発電量の変動の影響を低減することができる。そのため、バッテリーのような大規模な蓄電手段を不要とし、システムコストを抑えることができる。また、各配線電流が分散して流れるため、再生エネルギーの送電直流電圧が低くても配線での損失を抑えることができる。従って、安全性を確保しつつ省電力を達成できる。
図6に電源装置CG1の回路配置図の一例を示す。
図6に示すように、電源装置CG1は、AC電源の入力端子700と、DC電源の入力端子701と、ランプ出力端子702と、通信入出力端子703と、コンバータXC2接続端子710と、ACコンバーターインバータユニット705と、DCコンバータユニット706とを備え、DC電源を入力して負荷へ電力を供給する回路を分離する。
すなわち、入力端子701を介して直流電源からの電力供給を行うことで、コンバータXC2のみを取り替えることができる。例えば、発電機の供給容量変更に伴い、直流負荷容量を変更することが可能となる。発電容量が多くなったとき、コンバータXC2の供給電力を大きくする等の変更ができ、電力供給バランスの調整が可能である。また、負荷へ電力を供給したままでもコンバータXC2を取り替えることも可能である。すなわち、直流電源の供給を止めてコンバータXC2を停止させた状態でDCコンバータユニット706を分離することが可能である。
図7に電源装置CG1の構成図の他例を示す。
図7に示すように、電源装置CG1は、商用電源ACを入力し、直流に変換するコンバータXC1と、給電路DCLineの入力を所定の直流電圧または電流に変換するコンバータXC2と、コンバータXC1とコンバータXC2との出力を混合し、負荷へ供給する混合器M1とを備える。
また、電源装置CG1は、制御器MCの制御信号を入力し、自己のアドレス番号に送信されるコマンドを識別し、コンバータXC2とコンバータXC1とへ制御値を出力する通信インターフェイスA1を備える。コンバータXC1は、整流ブリッジ回路と昇降圧チョッッパ回路からなり、力率改善および定電力制御を行う。
コンバータXC2は、フライバック回路であり、昇圧機能と絶縁機能を有する。プッシュプル型やフルブリッジ型構成であれば、さらに効率を上げることができる。混合器M1は、コンバータXC1とコンバータXC2の直流出力を平滑する。ランプLA1は、例えばLEDランプである。通信インターフェイスA1は、非同期通信ポートであり、EEPROM内蔵のマイコンを備え、通信データを記憶保持する。通信インターフェイスA1は、通信により、ランプの出力レベルをコンバータXC1とコンバータXC2へ出力して変更する。
図8に電源装置CG1のブロック構成図の他例を示す。
図8に示すように、電源装置CG1は、発電装置G1からのDC電力を給電路DCLineへ出力する電圧制御器CV1と、商用電源ACと給電路DCLineを入力し、高周波電力を出力する電源装置CG1を備える。電源装置CG1は、商用電源ACの入力を直流電力に変換するコンバータXC1と、給電路DCLineを入力し、所定の電圧の直流電流へ変換するコンバータXC2と、コンバータXC1とコンバータXC2の出力を混合する混合器M1と、混合器M1の出力を高周波電力に変換するインバータXC3と、給電路DCLineの電圧または電流状態を検出してインバータXC3の出力値を設定する制御器A1とから構成されている。
電圧制御器CV1は、発電装置G1の異常により給電路DCLineの電圧が過電圧となるのを防止したり、発電電力変動を適度に平滑したりするキャパシタを備える。コンバータXC1は、整流ブリッジ回路と昇圧チョッパ回路からなり、力率改善を行う。コンバータXC1は、入力電力が一定となるようにスイッチング制御を行うフィードバック制御を実行する。
コンバータXC2は、フルブリッジ回路であり、昇圧機能と絶縁機能とを有する。コンバータXC2は、コンバータ出力電力が一定となるようにスイッチング制御を行うフィードバック制御を実行する。
混合器M1は、コンバータXC1とコンバータXC2との直流出力を平滑する。インバータXC3は、ハーフブリッジ回路であり、直流電圧を高周波に変換する。インバータXC3の最大出力は、コンバータXC1とコンバータXC2のそれぞれの出力電力を加算した値以上で設計されている。ランプLA1は、例えば蛍光ランプである。制御器A1は、給電路DCLineの状態に応じてコンバータXC3の出力を設定する。
図9に制御器A1の動作例を示す。
図9に示すように、図中の横軸は給電路DCLineの電圧、図中縦軸は制御器A1がインバータXC3へ出力する指令値である。発電装置G1の出力が低いとき、出力は標準レベルNormalとする。そして、発電装置G1の出力が大きくなり、給電路DCLineの電圧がV1以上に上昇すると、その上昇レベルに応じてインバータXC3の出力を増加させる。給電路DCLineの電圧がV2のときは、インバータXC3出力が最大となる。電圧V2以上では最大出力を維持する。
コンバータXC1を介して商用電源からインバータXC3へ供給される電力は一定とし、インバータ出力の標準レベルNormalでコンバータXC1の出力電力とバランスするように設計される。コンバータXC2は、給電路DCLineの電圧V1以上で動作を開始し、電圧V1から電圧V2の間で出力電力が0〜最大となるように動作する。
このように、電源装置CG1は、屋外看板用バックライトに太陽光発電を組み合わせる場合で効果を奏する。屋外看板用のバックライトでは昼間屋外での視認性を良くするために極めて高出力な光源を必要とする。
例えば、通常のLCD表示器の輝度は、400〜500カンデラ程度でよいが、屋外のような明るい環境では表示器には、その3倍(1500カンデラ)もの輝度が要求される。そのため、通常の表示装置より電力消費が大きくなる。電源装置CG1は、日中の明るい環境において太陽光発電量が大きくなるのを有効に利用することにより、屋外看板装置の消費電力を低減することができる。
すなわち、晴天で発電量が多いときには直流電圧が高くなるのを検知してランプ出力を増加させ、夜間はランプ出力を低減する。ランプ出力は増減するが、商用電源ACからの入力電力は一定として消費電力の増加をさせないようにすることができる。コンバータXC2の出力をさらに大きくすれば、日中の商用電源からの入力電力を0とすることも可能である。また、電源装置CG1は、単体で動作可能で、通信制御なしでも動作することが可能である。
ところで、コンバータXC2に絶縁機能を持たせずに、コンバータXC1に絶縁機能を持たせたりしてもよい。そうすればDC電源からの電力変換ロスを小さくすることができる。このような、DC電源からの入力電力が大きいときは比較的入力電力の少ないAC入力側に絶縁機能を持たせる方が部品(トランス等)を小型化できる。
図10にセンサ信号に応じて入力電力を制御する電源装置CG1のブロック構成図の一例を示す。
図10に示すように、電源装置CG1は、商用電源ACの入力を直流電力へ変換するコンバータXC1と、給電路DCLineを入力し、所定の電圧の直流電流へ変換するコンバータXC2と、コンバータXC1とコンバータXC2との出力を混合する混合器M1と、混合器M1の出力を高周波電力に変換するインバータXC3と、給電路DCLineの電圧または電流状態を検出してインバータXC3の出力値を設定する制御器A1と、人感センサS1とを備える。
コンバータXC1は、整流ブリッジ回路と昇圧チョッパ回路とからなり、力率改善を行う。コンバータXC1は、混合器M1の出力電圧が一定となるようにスイッチング制御を行うフィードバック制御を実行する。
コンバータXC2は、フルブリッジ回路であり、昇圧機能と絶縁機能とを有する。コンバータXC2は、コンバータ出力電力が一定となるようにスイッチング制御を行うフィードバック制御を実行する。
混合器M1は、コンバータXC1とコンバータXC2との直流出力を平滑する。インバータXC3は、ハーフブリッジ回路であり、直流電圧を高周波に変換する。ランプLA1は、例えば蛍光ランプである。
制御器A1は、人感センサS1の検出信号に応じてコンバータXC2の出力電力を設定する。人感センサS1は、人が接近したとき、制御器A1へ検出信号を与える。人感センサS1としては、焦電式や超音波式等がある。
電源装置CG1は、2つの制御目標値の設定変更が人感センサS1の信号に応じて行われる。すなわち、人が接近していないときは、コンバータXC2の出力を大きくなるように設定し、直流電源からの入力電力の比率を多くする。これにより、コンバータXC3の出力を小さくし、ランプ電力を小さくする。これとは異なり、人の接近を検知したときは、コンバータXC2の出力を小さくなるように設定し、直流電源からの入力電力の比率を少なくする。コンバータXC2の出力設定の変更はコンバータXC1の応答速度にあわせて徐々に行われる。インバータXC3の出力を大きくし、ランプ電力を大きくする。
このように、電源装置CG1は、人がいないときだけ、DC電源の消費比率を増加させるので、DC電源が不安定な状態でも人に気づかれることがない。人が接近したときは確実に安定な光出力を得ることができるので、合理的に発電電力を消費することができる。
図11に電源装置CG1におけるDC電圧とシステムの動作との一例を示す。
図11に示すように、図中の縦軸に給電路DCLineの電圧を示す。電源装置CG1は、発電機G1の発電量が少ないとき、給電路DCLine電圧は低くなる。例えば、40V以下で、各負荷(照明器具LF1,LF2,LF3)のDC入力のコンバータXC2は動作を停止し、電圧制御器CV1は発電装置G1からの出力を遮断し、電圧制御器CV1は、給電路DCLineへ発電装置G3(20V出力)を接続し、発電装置G1の発電量が十分となると、電圧制御器CV1は、給電路DCLineへ発電装置G1を接続してDC電圧40V以上で各負荷のコンバータXC1,XC2を動作させる。制御器MCは、DC電圧をモニタしてコンバータ動作設定を行う。
発電装置G1の発電量が負荷消費を上回る時は、電圧制御器CV2が動作を開始して給電路DCLineの電圧を商用電源ACへ送電し、給電路DCLine電圧を120V以下となるように制御する。
図12に商用電源ACの停電時の動作例を示す。
図12に示すように、図中の縦軸に給電路DCLineの電圧を示し、図中の横軸に時間を示す。
時点t1までは通常状態が実行される。時点t1で停電が起こったとすると、電圧制御器CV1は発電装置G1を給電路DCLineから切断し、発電装置G2を起動させる。そして、時点t1〜t2は蓄電手段E1による平滑動作を行い、各負荷(照明器具LF1,LF2,LF3)のDC−DCコンバータは40V以下となるまで動作する。そして、40V以下となると各負荷のDC−DCコンバータは動作を停止する。
また、各負荷(照明器具LF1,LF2,LF3)では商用電源ACの停電を検知する。制御器MCからすべての機器に対して停電発生信号を送ってもよいが、通信線を持たない装置においても、この期間でAC停電後にDC電圧低下するのを検知できる。
時点t2において給電路DCLineの電圧は待機電源電圧以下となる。
時点t3において電圧制御器CV1は発電装置G2を給電路DCLineへ接続する。これにより、DC電圧は通常電圧より高い電圧状態となる。このとき、電圧制御器CV2は停電を検知しており、動作を開始しない。各負荷(照明器具LF1,LF2,LF3)には予め停電時の動作を設定しており。その動作プログラムを実行する。
例えば、非常灯や階段通路灯等はDC電源で100%点灯動作する。室内灯も調光点灯してもよい。非常口を分かりやすくするように調光レベルを設定してもよい。通信線を持たない機器においてもDC電圧の低下および上昇を検知して非常時の動作を決定することができる。また、各負荷(照明器具LF1,LF2,LF3)のコンバータXC1,XC2は通常の定格出力より大きな電力を出力してもよい。
このように、電源装置CG1は、余剰発電分を効率的に商用電源へ送電できる。また、
低コストに非常用電源も兼用でき、非常時の安全機能が向上する。
図13に電源装置CG1における突入電流防止プリチャージのブロック構成図の一例を示す。
図13に示すように、コンバータXC1で整流器120の出力とチョッパ回路の入力との間にサイリスタ500とサイリスタ制御器501からなる突入電流防止回路を備える。マイコン131は、AC電源の検出回路502の出力を入力し、AC入力状態を検知する。また,マイコン131は、平滑コンデンサ124の電圧を検知する。突入電流防止回路は、マイコン131で制御される。マイコン131の動作電源は、DC電源から生成してもよい。
図14に電源装置CG1の起動時の動作波形を示す。
図14に示すように、電源装置CG1において、コンバータXC1とコンバータXC2の動作タイミング、混合器M1の電圧VDCの変化に応じて、時点tlより前にマイコン131は起動している。時点tlにおいてAC電源投入されると、AC電源検出回路502がAC電源を検出し、マイコン131がAC電源検出信号を検知することにより制御器132へコンバータXC2を起動させる信号を出力する。コンバータXC2は起動し、コンバータXC1は停止する。時点tl〜時点t2の間、コンバータXC2は動作を続け、平滑コンデンサ124を充電する。時点t2において、マイコン131は平滑コンデンサ124の電圧が所定の電圧Vpreとなるのを検知し、コンバータXC2を停止させる。マイコン131は突入電流防止回路にON信号を送出し、サイリスタ500をオンさせる。時点t3において、マイコン131はスイッチ制御器121ヘチョッパ回路の起動信号を送出する。時点t3〜時点t4の間に、チョッパ回路により平滑コンデンサ124の電圧が所定の電圧Vstdとなるように応答制御がなされる。時点t4において、マイコン131は、平滑コンデンサ124の電圧がVstdとなったのを検知すると、コンバータXC2に所定の目標値を送出し、定常動作状態へ移行させる。
このように、電源装置CG1は、突入電流を防止できる。
図15に電源装置CG1のブロック構成図の他例を示す。
図15に示すように、電源装置CG1は、商用電源ACの入力を直流電力へ変換するコンバータXC1と、給電路DCLineを入力し、所定の電圧の直流電流へ変換するコンバータXC2と、コンバータXC1とコンバータXC2との出力を混合する混合器M1と、混合器M1の出力を高周波電力に変換するインバータXC3とを備え、信号機SIGと給電路DCLineとが制御器A1へ入力される。電源装置CG1は、制御器MCの制御信号通信線に給電路DCLineの一部を兼用することにより、DCラインの−ラインを制御信号のGNDラインにしている。
図16に電源装置CG1のブロック構成図の他例を示し、図17に信号線の信号状態図を示す。
図16に示すように、電源装置CG1は、給電路DCLineの電圧を入力し、平滑コンデンサ124を充電するコンバータXC2と、インターフェイスA1の動作電源160と、信号線S1Gから通信信号を選択する変換回路400と、第1マイコン401と、第2マイコン131と、第1マイコン401から第2マイコン131ヘデータを絶縁して伝えるフォトカプラ402と、第2マイコン131から第1マイコン401ヘデータを絶縁して伝えるフォトカプラ403と、平滑コンデンサ124の充電電圧を検知し、第2マイコン131に入力する電圧検出器125とを備える。変換回路400は、給電路DCLineのマイナス電位を基準として信号線S1Gから通信信号を抽出する。
図17に示すように、信号Vsigが入力される。給電路DCLineより信号線SIGの電位が高くなるとき、変換回路400では、電位差が閾値V+以上なるとHighレベルを検知する。また、給電路DCLineより信号線SIGの電位が低くなるとき、変換回路400では、電位差が閾値V−以上なるとLowレベルを検知する。変換回路400で検出したHighレベルおよびLowレベルは第1マイコン401に入力される。マイコン401では、HighレベルとLowレベルとの変化のタイミングを検知し、データを復号する。HighレベルとLowレベルとの変化の時間T1では0を復号し、時間T1より短い時間T2では1を復号する。
図16に戻り、復号したデータからマイコン401は、コンバータXC2の制御器161へDC入力レベルを設定したり、第2マイコン131ヘデータを、フォトカプラ402を介して伝送したりして、負荷出力を設定する。また、第1マイコン401は第2マイコン131からデータを、フォトカプラ403を介して受信し、負荷回路の状態を監視する。そして、信号線SIGからのデータ要求コマンドに応じて電源装置CG1の動作状態を、変換回路400を介して信号線SIGへ信号を送信する。
このように、電源装置CG1は、通信信号線をDC電源線に1本追加するだけで簡単に構成できる。
図18に電源装置CG1のブロック構成図の他例を示す。
図18に示すように、電源装置CG1は、アースを兼用しており、交流電源ACのアース給電路をDCLineの−側ラインで兼用している。電源装置CG1は、ACラインの一端をコンデンサC601,C602の直列回路を介して、給電路DCLineのマイナスヘ接続し、給電路DCLineのマイナスは接地する。電源装置CG1は、その外郭が金属ケースFrameで構成されている。
電源装置CG1は、その内部回路と装置の外郭である金属ケースFrameに寄生容量による漏洩電流が生じる。その電流は、コンデンサC601と、コンデンサC602とを介して漏洩電流の発生源の電源回路へ流れる。よって、AC電源ラインヘノイズの流出を抑制できる。また、金属ケースFrameへ人体が接触しても、金属ケースFrameは接地電位なので感電は無い。
このように、電源装置CG1は、アース線を省略できる。
図19に電源装置CG1のブロック構成図の他例を示す。
図19に示すように、電源装置CG1は、コンバータXC1とコンバータXC2との直流出力を直列に接続し、その直列回路と並列にインバータXC3の入力が接続され、負荷へ電力が供給される。電源装置CG1は、コンバータXC1の出力電圧とコンバータXC2の出力電圧の加算値が電力変換回路XC3へ与えられる。
このように、電源装置CG1は、コンバータXC2の昇圧比が低く出来るので損失が少ない。
以上、説明した本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、制御器MC(A1)の出力信号に応じてコンバータXC1の出力とコンバータXC2の出力との少なくとも一方の電力を調整する。
従って、本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、AC電源とDC電源とを合成して負荷に供給することにより、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる。
また、本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、DC電力を制御することにより電力比率を変更することにより、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、AC電力を制御して電力比率を可変することにより、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、ACまたはDCの一定電力をおよび負荷電力を制御して電力比率を可変することにより、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力変換回路により負荷電力が一定に制御され、制御器MCの出力信号に応じてコンバータXC1出力とコンバータXC2の出力との少なくとも一方の電力を調整することにより、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力比率を可変する方法として、直流電源の電圧に応じて出力分担設定回路の出力分担設定信号が設定されることにより、適切な電力比率を設定することができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力比率を可変する方法として、出力分担設定回路の出力分担設定信号を、通信手段の受信した値に基づいて設定することにより、適切な電力比率を設定することができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力比率を可変する方法として、出力分担設定回路の出力分担設定信号を、センサ手段の値に基づいて設定することにより、適切な電力比率を設定することができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力比率を可変する方法として、通信信号のアドレスのー致を識別して動作を変更することにより、適切な電力比率を設定することができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力比率を可変する方法として、通信信号の第2アドレスのー致を識別して動作を変更することにより、適切な電力比率を設定することができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、電力変換回路が、コンバータXC1の出力とコンバータXC2の出力とを含むことにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、コンバータXC1の出力とコンバータXC2の出力がパルスであって、パルスの時間比率を変更することにより入力電力の比率を可変することにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、コンバータXC2の出力がパルスであって、パルスのタイミングがコンバータXC1に入力される交流電源の周波数に同期して出力されることにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、コンバータXC2の出力がパルスであって、パルスのタイミングがコンバータXC1に入力される交流電源の周波数に同期して出力され、予め設定された値に応じてパルス発生のタイミングを変化させることにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、コンバータXC2と直流電源との間にコモンフィルタを備えることにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、コンバータXC1の入力電力が所定の値以下となると、コンバータXC1を停止させ、コンバータXC2の入力電力の比率を増加させることにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、電力変換回路は、平滑コンデンサ124を備え、コンバータXC1が停止しているときにコンバータXC2で平滑コンデンサ124を予め充電することにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、通信手段が直流電源の電路の一部に通信信号を重畳して送受信を行うことにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システム1における電源装置CG1は、電力合成の方法として、コンバータXC1の入力端子の一端はコンデンサを介してコンバータXC2の入力端子の一端に接続されることにより、適切な電力合成を行うことができる。
本発明に係る実施形態の照明器具は、電源装置CG1を備えることにより、AC電源とDC電源とを合成して負荷に供給することにより、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる照明器具を提供できる。
本発明に係る実施形態の表示装置は、電源装置CG1を備えることにより、AC電源とDC電源とを合成して負荷に供給することにより、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる表示装置を提供できる。
本発明に係る実施形態の照明制御システム1は、複数の照明器具LF1,LF2,LF3と、照明器具LF1,LF2,LF3に交流電源を供給する交流電路と、照明器具LF1,LF2,LF3に直流電源を供給する直流電路と、交流電路と直流電路との電圧信号または電流信号を入力して電源制御信号を複数の照明器具LF1,LF2,LF3に出力する電源装置CG1,CG2,CG3を備えることにより、電力変換効率と利便性および安全性の問題を解決できる照明制御システム1を提供できる。
なお、本発明の電源装置、電源装置を備える照明器具および電源装置を備える表示装置ならびに照明器具を備える照明制御システムは、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形や改良等が可能である。
1 照明制御システム
AC 交流電源
CG1 電源装置
DC 直流電源
LF1,LF2,LF3 照明器具(負荷)
M1 混合器(出力分担設定回路)
MC,A1 制御器(電力変換回路)
XC1 コンバータ(第1電源回路)
XC2 コンバータ(第2電源回路)

Claims (22)

  1. 交流電源を入力して負荷へ電力を供給する第1電源回路と、
    前記交流電源と異なる周波数の交流電源または直流電源の少なくとも1つを入力して負荷へ電力を供給する第2電源回路と、
    前記第1電源回路の出力と前記第2電源回路の出力とを入力して負荷へ出力する電力変換回路と、
    前記第2電源回路の出力と前記第1電源回路の出力との比率を設定する出力分担設定信号を出力する出力分担設定回路とを備え、
    前記出力分担設定回路の出力信号に応じて前記第1電源回路の出力と前記第2電源回路の出力との少なくとも一方の電力を調整する電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記第2電源回路は、出力電力を所望の値に制御する電力制御手段を備え、
    前記出力分担設定回路の前記出力分担設定信号に応じて前記第2電源回路の出力電力を変更する電源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電源装置において、
    前記第1電源回路は、出力電力を所望の値に制御する電力制御手段を備え、
    前記出力分担設定回路の前記出力分担設定信号に応じて前記第1電源回路の出力電力を変更する電源装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記電力変換回路は、負荷電力を所望の値に制御する電力制御手段を備え、
    前記第1電源回路もしくは第2電源回路は、出力電力を制御する電力制御手段を備え、
    前記出力分担設定回路の前記出力分担設定信号に応じて前記電力変換回路の負荷電力の目標値を変更する電源装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記電力変換回路は、負荷電力を一定に制御する電力制御手段を備え、
    前記出力分担設定回路の前記出力分担設定信号に応じて前記第1電源回路の出力電力または前記第2電源回路の出力電力を変更する電源装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記出力分担設定回路の前記出力分担設定信号は、直流電源の電圧に応じて設定される電源装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の電源装置において、
    通信手段を備え、
    前記出力分担設定回路の前記出力分担設定信号は、前記通信手段の受信した値に基づいて設定される電源装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の電源装置において、
    センサ手段を備え、
    前記出力分担設定回路の前記出力分担設定信号は、前記センサ手段の値に基づいて設定される電源装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の電源装置において、
    装置アドレスの記憶手段を備え、
    通信信号のアドレスのー致を識別して、動作を変更する電源装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の電源装置において、
    装置第2アドレスの記憶手段を備え、
    通信信号の第2アドレスのー致を識別して、動作を変更する電源装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記電力変換回路は、前記第1電源回路の出力と前記第2電源回路の出力との直列回路を含む電源装置。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記第1電源回路の出力および前記第2電源回路の出力はパルスであり、
    前記パルスの時間比率を変更することにより入力電力の比率を可変する電源装置。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記第2電源回路の出力はパルスであり、
    前記パルスのタイミングは、前記第1電源回路に入力される交流電源の周波数に同期して出力される電源装置。
  14. 請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記第2電源回路の出力はパルスであり、
    前記パルスのタイミングは、前記第1電源回路に入力される交流電源の周波数に同期して出力され、予め設定された値に応じてパルス発生のタイミングを変化させる電源装置。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記第2電源回路と前記直流電源との間にコモンフィルタを備える電源装置。
  16. 請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記第1電源回路の入力電力が所定の値以下となると、前記第1電源回路を停止させ、前記第2電源回路の入力電力の比率を増加させる電源装置。
  17. 請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記電力変換回路は、平滑コンデンサを備え、
    前記第1電源回路が停止しているときに前記第2電源回路で前記平滑コンデンサを予め充電する電源装置。
  18. 請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記通信手段は前記直流電源の電路の一部に通信信号を重畳して送受信を行う電源装置。
  19. 請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記第1電源回路の入力端子の一端はコンデンサを介して前記第2電源回路の入力端子の一端に接続される電源装置。
  20. 請求項1ないし請求項19のいずれか1項に記載の電源装置を備えた照明器具。
  21. 請求項1ないし請求項19のいずれか1項に記載の電源装置を備えた表示装置。
  22. 請求項20に記載の複数の前記照明器具と、
    前記照明器具に交流電源を供給する交流電路と
    前記照明器具に直流電源を供給する直流電路と、
    前記交流電路と前記直流電路との電圧信号または電流信号を入力して電源制御信号を前記複数の照明器具に出力する電源制御器とを備える照明制御システム。
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