JP2001051733A - 太陽光発電電力を供給する電気機器の運転方法 - Google Patents

太陽光発電電力を供給する電気機器の運転方法

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JP2001051733A JP11222572A JP22257299A JP2001051733A JP 2001051733 A JP2001051733 A JP 2001051733A JP 11222572 A JP11222572 A JP 11222572A JP 22257299 A JP22257299 A JP 22257299A JP 2001051733 A JP2001051733 A JP 2001051733A
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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通の太陽電池アレイから電気機器1台に1
個宛設けられたDC−DCコンバータを介して、複数の
電気機器に電力を供給するシステムにおいて、日射量が
低下した時にDC−DCコンバータの稼動台数を限定す
ることができ、これにより全体としてDC−DCコンバ
ータを変換効率の高い状態で稼動させることを可能にす
る。 【解決手段】 各電気機器9a…に1個宛設けられたD
C−DCコンバータ28の入力側作動電圧の設定値を、
各DC−DCコンバータ毎に段階的にずらせて設定して
おき、これにより日射量の時間的な変動に応じ、最低1
台分の電気機器が稼動する状態から太陽電池アレイ10
の最大出力電力点に対応する台数分の電気機器が稼動す
る状態までの組み合わせが得られるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電電力を
複数台の電気機器に供給する電気機器の運転方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、共通の太陽電池アレイから複数台
の電気機器に太陽光発電電力を供給する電気機器の運転
方法としては、1つの太陽電池アレイから複数台の電気
機器にそれぞれDC−DCコンバータを介して発電電力
の供給をする方法が知られている(特開平10−220
80号公報)。
【0003】これは、図7に示すように、電気機器たる
Hfインバータ蛍光灯装置9に、交流電源1に接続され
る安定化コンバータ6及びこれに縦続接続されたインバ
ータ回路7を搭載し、他方、必要とする電気機器n台分
(nは2以上の整数)を賄うに足る容量の太陽電池アレ
イ10を用意し、この太陽電池アレイ10の出力ライン
11に、n台の電気機器の各安定化コンバータ6の出力
ライン6aを接続し、その際、太陽電池アレイ10の出
力ライン11と各安定化コンバータ6の出力ライン6a
との間にDC−DCコンバータ28を挿入して両者の電
圧差を吸収し、太陽電池アレイ10の最大出力電圧を各
電気機器の安定化コンバータ28の出力電圧に整合させ
るものである。
【0004】電気機器毎に太陽電池アレイ10と安定化
コンバータ6からの負荷分担が連続的に行われ、しか
も、この負荷分担の機能が、場所的には個々の電気機器
内、例えばHfインバータ蛍光灯装置9内で行われるこ
とになる結果、外部に負荷分担制御装置を設置すること
が不要になるという長所が得られる。
【0005】一方、上記構成だけでは、交流電源側のス
イッチ(交流側電源スイッチ)3をオフにしても、電気
機器に対し太陽電池アレイ10側から補助的な直流入力
があることから、太陽電池アレイ10の発電量の多い日
中では、電気機器への電力供給を止めることができない
不都合がある。そこで、この不都合を回避するため、各
電気機器内の直流側入力ライン12中に、交流電源側の
交流電圧が入力されたときオン動作する直流スイッチ1
3を挿入している。従って、各電気機器において交流電
源側と直流電源側について、それぞれ個別に電源のオン
・オフ操作をしなければならないという不便から開放さ
れる。
【0006】この従来の方法では、例えばHf(高周
波)インバータ蛍光灯装置1台の所要電力95Wのう
ち、その75W程度をDC−DCコンバータ側が標準供
給電力として負担し、残りの20W程度を交流電源側が
負担するようにして分担し、複数台のHfインバータ蛍
光灯装置全体で、これらに共通の太陽電池アレイの発電
電力を利用するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す従来の方法では、各電気機器に1個宛設けられてい
る各DC−DCコンバータの入力側作動電圧が、すべて
同じ電圧、つまり太陽電池の最大出力電力点に合致する
電圧に設定されており、このため複数台の電気機器にお
ける各DC−DCコンバータがそれぞれ同じ負荷で動作
することを前提としている。
【0008】ところが、DC−DCコンバータの変換効
率特性は、図5に示すように、同じ入力側作動電圧VG
の下においても、1/5以下の軽負荷時では変換効率が
80%以下に低下する。また、太陽電池の発電電力量は
日射量によって時々刻々大きく変動する。
【0009】このため、複数台の電気機器に各DC−D
Cコンバータを介して発電電力を供給する場合、太陽光
発電電力が少ない時間帯では、DC−DCコンバータ1
台当たりの通過電力が少なくなって、DC−DCコンバ
ータが軽負荷状態となり、変換効率の悪い状態で運転す
ることになる。これにより、太陽電池の発電電力が有効
に電気機器たるHfインバータ蛍光灯装置全体に供給さ
れず、交流側電力の減少に寄与する直流側電力が目減り
することになる。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、日射量が低下した時にDC−DCコンバータの稼動
台数を限定することができ、これにより全体としてDC
−DCコンバータを変換効率の高い状態で稼動させるこ
とができる電気機器の運転方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、交流電源に接続される安定化
コンバータ、これに接続されたインバータ回路及び負荷
装置を含んで成る電気機器を複数個設け、これらの電気
機器に対し、交流電源から個別に電力を供給する一方、
共通の太陽電池アレイから個別に前記インバータ回路の
入力側にDC−DCコンバータを介して電力を供給する
ようにした複数の電気機器の運転方法において、1台の
電気機器に必要な所要電力のうちで太陽電池アレイのD
C−DCコンバータ側が負担すべき標準供給電力を定
め、各DC−DCコンバータが作動する入力側作動電圧
の設定値を各DC−DCコンバータ毎に段階的にずらせ
て設定しておき、これにより、DC−DCコンバータ全
体として、日射量の時間的な変動に応じ、最低1台分の
電気機器が作動する状態から太陽電池アレイの最大出力
電力点に対応する台数分の電気機器が作動する状態まで
の組み合わせが得られるようにするものである。
【0012】日射量が十分にあり太陽電池アレイが最大
出力電力点の電力を出力している状況にあるものとする
と、そのような時刻においては、太陽電池アレイの出力
電圧が各DC−DCコンバータに設定されている入力側
作動電圧の設定値を上回る。従って、太陽電池アレイの
最大出力電力点に対応する台数分の全てのDC−DCコ
ンバータが作動する。このとき電気機器には、全体とし
て、DC−DCコンバータ側からその標準供給電力に台
数分を乗じただけの電力が供給される。
【0013】これに対し、日射量が低下した状況になる
と、太陽電池アレイの出力電圧が低下するので、DC−
DCコンバータには稼動を停止するものと継続するもの
とが現れる。即ち、DC−DCコンバータのうちで、そ
の入力側作動電圧の設定値よりも実際の入力電圧の方が
下回ったDC−DCコンバータについては作動を停止
し、まだ入力側作動電圧の設定値よりも実際の入力電圧
の方が高い関係にあるDC−DCコンバータについては
作動を継続する。
【0014】この結果、日射量の増減に応じてDC−D
Cコンバータの稼動する台数が自動的に増減し、例えば
低発電時には作動しているDC−DCコンバータの台数
が少ない運転状態であったものが、発電量が増加するに
従って、運転される台数が順次増加することとなる。こ
のとき予め設定された標準供給電力に満たないで変換効
率の低い負荷状態で作動しているDC−DCコンバータ
は、基本的に1台に限定され、他は定格負荷に近い標準
供給電力状態で高い変換効率で作動させることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。図1において、電気機器たるn台
(nは2以上の整数)のHfインバータ蛍光灯装置9
a、9b、9c、…を具備しており、これらは上述した
図7のHfインバータ蛍光灯装置9と同一構成のもので
あって、例えば商用の交流電源1に商用の電源ライン2
および交流入力ライン4を経て接続される安定化コンバ
ータ6、これに接続されたインバータ回路7から成る電
子安定器5、及び負荷装置たる蛍光ランプ8を含んで成
る。図1中、各Hfインバータ蛍光灯装置9a、9b、
9c、…のカッコ内の数値は、入力動作電圧の設定値の
例を示す。また、交流電源1は自家用の交流電源であっ
てもよいことはもちろんである。
【0016】これらの各Hfインバータ蛍光灯装置9
a、9b、9c、…の電子安定器5の入力側は、共通の
商用交流電源1からの商用電源ライン2に、機器内蔵の
交流側電源スイッチ3を介して接続されており、またこ
の電子安定器5の出力側に蛍光ランプ8が接続されてい
る。なお、図1には示してないが、直流スイッチ13及
び電磁ソレノイド14も設けられている。
【0017】電子安定器5は、商用交流電源に接続され
る安定化コンバータ6及びこれに縦続接続されたインバ
ータ回路7を具備した構成となっている。安定化コンバ
ータ6は交流入力を一度直流に変換する機能を有し、こ
の際に、高調波対策として入力電流が正弦波となるよう
にスイッチング制御している。また同時にスイッチング
周波数を変化させ、直流電圧の安定化が行われている。
すなわち、安定化コンバータ6は安定化電源回路として
働くものであり、高力率、入力電流波形歪みを改良する
ことを目的に、例えば昇圧形チョッパ回路で構成され、
適正な直流定電圧を供給する。インバータ回路7は、こ
の安定化コンバータ6の安定化された直流出力に基づき
所定の高周波に変換し、その出力で蛍光ランプ8を高周
波点灯させる。これら安定化コンバータ6およびインバ
ータ回路7は、一般周知のものを採用することができ
る。
【0018】上記のような電子安定器5においては、交
流側からの直流電圧が安定化されていることになり、太
陽電池アレイ10で得られる直流電圧を適当値に設定し
接続することで、負荷分担制御装置の機能を果たすこと
ができる。
【0019】一方、上記とは別系統の電力供給ラインを
構築すべく、上記各Hfインバータ蛍光灯装置9a、9
b、9c、…に共通に、1つのパネル状としたn台分容
量のアモルファス太陽電池アレイ10を用意し、この太
陽電池アレイ10の出力ライン11を各Hfインバータ
蛍光灯装置9a、9b、9c、…へ導き、機器内の入力
ライン12を通して、電子安定器5の安定化コンバータ
6の出力ライン6aへ接続する。
【0020】その際、太陽電池アレイ10と各安定化コ
ンバータ6の出力ライン6aとの間に、それぞれDC−
DCコンバータ28を挿入し、両者の電圧差を吸収し、
太陽電池アレイ10の最大出力電圧を各電気機器の安定
化コンバータ6の出力電圧Eに整合させると共に、各電
気機器間の循環電流を阻止する。
【0021】図3に、このDC−DCコンバータ28の
構成の概要を示す。太陽電池アレイ10からのDC0〜
300Vの直流入力電圧の入力回路中に設けたスイッチ
素子たるFET31と、その入力(ゲート)側に設けら
れ入力側作動電圧VGを200V〜250Vの間で可変
設定しうるように構成した入力電圧設定ループ32とを
有する。さらに、出力側の出力電圧DC420Vを42
0±5%の範囲で可変設定し得るように構成した出力電
圧設定ループ34を有しており、その電圧をFET31
のゲートに設けた加算点33まで帰還して入力電圧設定
ループ32の出力に重畳することで、DC−DCコンバ
ータの所望の入力側作動電圧及び出力設定電圧における
出力電圧の安定化を図るようになっている。
【0022】ここで太陽電池の出力電圧−電流、電力特
性は図6に示す通りであり、1日の時刻の推移つまり日
射量の変化に応じて図示の如く変化する。この図6の例
の場合、8:30〜14:00の時刻の特性曲線であ
り、いずれも最大出力電力点は出力電圧が210V〜2
30V程度の範囲にあり、その前後では出力電力が低下
した特性曲線となっている。
【0023】また、このDC−DCコンバータ28の入
出力特性は図5に示す通りであり、太陽電池の出力電圧
つまりPV入力電圧が一定の場合において、DC−DC
コンバータ28の出力電圧(直流供給電圧)が420V
付近を中心として415V〜425Vの範囲で良好な変
換効率(80%以上)を示す。
【0024】従って、図3に示したように、入力側作動
電圧VGを200V〜250Vの間で加減可能に構成
し、かつ出力側の出力電圧DC420Vを420±5%
の範囲で加減可能に構成したDC−DCコンバータ28
において、各DC−DCコンバータ28の入力作動電圧
VGを210V〜230Vの範囲に設定し、かつ出力電
圧(直流供給電圧)を415V〜425Vの範囲に設定
しておくと、上記良好な変換効率の範囲でDC−DCコ
ンバータ28を稼動させることができる。
【0025】しかも、各DC−DCコンバータ28が作
動する入力側作動電圧の設定値を、この210V〜23
0Vの範囲で各DC−DCコンバータ28毎に段階的に
ずらせて設定しておくと、これにより、DC−DCコン
バータ全体として、日射量の時間的な変動に応じ、最低
1台分の電気機器が作動する稼動状態から、太陽電池ア
レイ10の最大出力電力点に対応する台数分の電気機器
が作動する稼動状態までの組み合わせを得ることができ
る。
【0026】そこで、この実施形態では、図1に示すよ
うに、1台のHfインバータ蛍光灯装置9a、9b、9
c、…に必要な所要電力90Wのうちで、太陽電池アレ
イのDC−DCコンバータ28側が負担すべき標準供給
電力を定格負荷に近い75Wと定め、各DC−DCコン
バータ28が作動する入力側作動電圧の設定値を、各D
C−DCコンバータ毎に、210V、215V、220
V…と段階的にずらせて設定しておく。また、各DC−
DCコンバータ28の出力電圧も415V〜425Vの
範囲に設定しておく。
【0027】このように設定しておくと、例えばHfイ
ンバータ蛍光灯装置9a、9b、9c、…が全部で5台
であるとすると、図2に示すように動作する。即ち、日
射量が比較的少ない状況下のため、実際の入力電圧(太
陽電池アレイ出力)として例えば211Vが得られたと
すると、この電圧値は1台目の入力側作動電圧VGの設
定値210Vよりも高いが2台目の入力側作動電圧VG
の設定値215Vよりも低いので、1台目のDC−DC
コンバータ28だけが作動し、1台のHfインバータ蛍
光灯装置9aだけが運転される。その電力の分担は、D
C−DCコンバータ28側が75W、交流電源側が15
Wである。
【0028】同様に、実際の入力電圧(太陽電池アレイ
出力)として例えば215Vが得られたとすると、この
電圧値は1台目及び2台目の入力側作動電圧VGの設定
値の210V及び215V以上であるので、1台目及び
2台目のDC−DCコンバータ28が作動し、計2台の
Hfインバータ蛍光灯装置9a、9bが運転される。
【0029】更に、実際の入力電圧(太陽電池アレイ出
力)として例えば220Vが得られたとすると、この電
圧値は1台目、2台目及び3台目の入力側作動電圧VG
の設定値の210V、215V及び220V以上である
ので、1台目、2台目及び3台目のDC−DCコンバー
タ28が作動し、計3台のHfインバータ蛍光灯装置9
a、9b、9cが運転される。
【0030】以下同様にして、太陽電池アレイの発電量
が増加するに従って、順次作動するDC−DCコンバー
タ28の台数、従って稼動するHfインバータ蛍光灯装
置9a、9b、9c…の台数が増加する。そして、日射
量が十分にあり太陽電池アレイが最大出力電力点の電力
を出力している時刻においては、太陽電池アレイの出力
電圧が全てのDC−DCコンバータにおける入力側作動
電圧VGの設定値を上回る状態となるので、図2に示す
如く、太陽電池アレイの最大出力電力点に対応する5台
分の全てのDC−DCコンバータ28が作動する。この
とき5台のHfインバータ蛍光灯装置9a、9b、9c
…は、DC−DCコンバータ側からは、その標準供給電
力に台数分を乗じただけの電力の供給を受けて運転され
る。
【0031】さらに上述したような構成に基づけば、統
計的に得られた1日の日射量分布に応じて、DC−DC
コンバータを稼動させる個数及び稼動させる時期および
時間長さを決定し、DC−DCコンバータ全体として、
最低1台分の電気機器が作動する状態から太陽電池アレ
イの最大出力電力点に対応する台数分の電気機器が作動
する状態までの組み合わせが得られるようにすることも
考えられる。
【0032】例えば、1台の電気機器に必要な所要電力
(例えば90W)のうちで太陽電池アレイのDC−DC
コンバータ側が負担すべき標準供給電力(例えば75
W)を定めておき、過去数年間の統計的に得られた当月
当日の1日の日射量分布に基づいて、予め各DC−DC
コンバータの1日の時間的な稼動予定表を作成し、この
稼動予定表に基づき時刻毎に作動させるべきDC−DC
コンバータの個数を設定する。
【0033】図4(a)(b)に、具体的な晴天日の日
射量と、計5台のHfインバータ蛍光灯装置9a、9
b、9c…のうちで運転される台数との関係、つまりD
C−DCコンバータ28の作動台数との関係を示す。D
C−DCコンバータ28は1台目が時刻5:00〜1
9:00、2台目が時刻6:00〜17:00、3台目
が時刻6:45〜15:50、4台目が時刻7:30〜
15:00、5台目が時刻8:30〜13:30の区間
稼動されている。そして、DC−DCコンバータ28の
変換効率は、最後の5台目のものだけが他よりも悪くな
っているだけで、1台目〜4台目までは効率の良い変換
を行っていることが判る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、各DC−DCコンバータが作動する入力側
作動電圧の設定値を各DC−DCコンバータ毎に段階的
にずらせて設定しておき、これにより、DC−DCコン
バータ全体として、日射量の時間的な変動に応じ、最低
1台分の電気機器が作動する状態から太陽電池アレイの
最大出力電力点に対応する台数分の電気機器が作動する
状態までの組み合わせが得られるようにしたので、日射
量の増減に応じてDC−DCコンバータの稼動する台数
を自動的に増減させ、日射量が低下したときは、それに
応じて、稼動させるDC−DCコンバータの台数を限定
させることができる。よって、全体として、DC−DC
コンバータを変換効率の高い状態で稼動させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る複数の電気機器に対す
る運転方法の電力供給系統を示した図である。
【図2】本発明の実施形態において5台の電気機器を運
転する方法を例示した稼動状態図である。
【図3】図1におけるDC−DCコンバータの構成を示
した図である。
【図4】本発明の実施形態において電気機器を5台とし
た場合の運転例を示した図である。
【図5】DC−DCコンバータの変換効率特性を示した
図である。
【図6】太陽電池アレイの出力電圧−電流、電力特性を
示した図である。
【図7】従来の複数台の電気機器に発電電力を供給する
システムの構成を示した図である。
【符号の説明】
1 商用交流電源 2 商用電源ライン 3 交流側電源スイッチ 4 交流入力ライン 5 電子安定器 6 安定化コンバータ 6a 出力ライン 7 インバータ回路 8 蛍光ランプ(負荷装置) 9a、9b、9c、… Hfインバータ蛍光灯装置(電
気機器) 10 太陽電池アレイ 11 出力ライン 12 機器内の直流入力ライン 13 直流スイッチ(マグネットスイッチ) 28 DC−DCコンバータ 31 FET 32 入力電圧設定ループ 33 加算点 34 出力電圧設定ループ VG 入力側作動電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA01 BA00 BA01 BA05 GB01 5H420 BB03 BB12 CC03 CC06 DD02 DD05 EA12 EA20 EA48 EA49 EB04 EB37 EB40 FF03 FF25 5H730 AA14 AS11 BB23 BB82 CC01 CC14 CC17 DD03 EE61 FD01 FG12 FV07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続される安定化コンバー
    タ、これに接続されたインバータ回路及び負荷装置を含
    んで成る電気機器を複数個設け、これらの電気機器に対
    し、交流電源から個別に電力を供給する一方、共通の太
    陽電池アレイから個別に前記インバータ回路の入力側に
    DC−DCコンバータを介して電力を供給するようにし
    た複数の電気機器の運転方法において、 1台の電気機器に必要な所要電力のうちで太陽電池アレ
    イのDC−DCコンバータ側が負担すべき標準供給電力
    を定め、 各DC−DCコンバータが作動する入力側作動電圧の設
    定値を各DC−DCコンバータ毎に段階的にずらせて設
    定しておき、これにより、DC−DCコンバータ全体と
    して、日射量の時間的な変動に応じ、最低1台分の電気
    機器が作動する状態から太陽電池アレイの最大出力電力
    点に対応する台数分の電気機器が作動する状態までの組
    み合わせが得られるようにする、 ことを特徴とする太陽光発電電力を供給する電気機器の
    運転方法。
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