JP2000185660A - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置の制御装置Info
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- JP2000185660A JP2000185660A JP10367872A JP36787298A JP2000185660A JP 2000185660 A JP2000185660 A JP 2000185660A JP 10367872 A JP10367872 A JP 10367872A JP 36787298 A JP36787298 A JP 36787298A JP 2000185660 A JP2000185660 A JP 2000185660A
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- motor
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- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電動パワーステアリング装置の制御装置におい
て、トルクセンサの故障検出後にモータ角速度又は操舵
角に基づいた信号で制御を行なうことによって操舵性を
向上する。 【解決手段】ステアリングシャフトに発生する操舵トル
クに基いて演算された操舵補助指令値と、モータの電流
値とから演算した電流制御値に基いてステアリング機構
に操舵補助力を与える前記モータを制御するようになっ
ている電動パワーステアリング装置の制御装置であり、
トルクセンサ系に故障が発生した場合に、トルクセンサ
信号を用いる制御系のみを停止し、前記トルクセンサ信
号を用いる制御系以外の制御は継続して実行する。
て、トルクセンサの故障検出後にモータ角速度又は操舵
角に基づいた信号で制御を行なうことによって操舵性を
向上する。 【解決手段】ステアリングシャフトに発生する操舵トル
クに基いて演算された操舵補助指令値と、モータの電流
値とから演算した電流制御値に基いてステアリング機構
に操舵補助力を与える前記モータを制御するようになっ
ている電動パワーステアリング装置の制御装置であり、
トルクセンサ系に故障が発生した場合に、トルクセンサ
信号を用いる制御系のみを停止し、前記トルクセンサ信
号を用いる制御系以外の制御は継続して実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や車両の操
舵系にモータによる操舵補助力を付与するようにした電
動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特にトル
クセンサの故障検出後にトルクセンサ信号を用いる制御
系のみを停止し、その後はモータ角速度又は操舵角に基
づいた信号で制御を行なうようにした電動パワーステア
リング装置の制御装置に関する。
舵系にモータによる操舵補助力を付与するようにした電
動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特にトル
クセンサの故障検出後にトルクセンサ信号を用いる制御
系のみを停止し、その後はモータ角速度又は操舵角に基
づいた信号で制御を行なうようにした電動パワーステア
リング装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や車両のステアリング装置をモー
タの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング
装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベル
ト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラ
ック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従
来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク
(操舵補助トルク)を正確に発生させるため、モータ電
流のフィードバック制御を行なっている。フィードバッ
ク制御は、電流制御値とモータ電流検出値との差が小さ
くなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モ
ータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変
調)制御のデュ−ティ比の調整で行なっている。
タの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング
装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベル
ト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラ
ック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従
来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク
(操舵補助トルク)を正確に発生させるため、モータ電
流のフィードバック制御を行なっている。フィードバッ
ク制御は、電流制御値とモータ電流検出値との差が小さ
くなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モ
ータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変
調)制御のデュ−ティ比の調整で行なっている。
【0003】ここで、電動パワーステアリング装置の一
般的な構成を図4に示して説明すると、操向ハンドル1
の軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び
4b、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッ
ド6に結合されている。軸2には、操向ハンドル1の操
舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられてお
り、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20がク
ラッチ21、減速ギア3を介して軸2に結合されてい
る。パワーステアリング装置を制御するコントロールユ
ニット30には、バッテリ14からイグニションキー1
1及びリレー13を経て電力が供給され、コントロール
ユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵ト
ルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基いて
アシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行ない、演算
された操舵補助指令値Iに基いてモータ20に供給する
電流を制御する。クラッチ21はコントロールユニット
30でON/OFF制御され、通常の動作状態ではON
(結合)されている。そして、コントロールユニット3
0によりパワーステアリング装置が故障と判断された
時、及びイグニションキー11、リレー13によりバッ
テリ14の電源(電圧Vb)がOFFとなっている時
に、クラッチ21はOFF(切離)される。
般的な構成を図4に示して説明すると、操向ハンドル1
の軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び
4b、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッ
ド6に結合されている。軸2には、操向ハンドル1の操
舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられてお
り、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20がク
ラッチ21、減速ギア3を介して軸2に結合されてい
る。パワーステアリング装置を制御するコントロールユ
ニット30には、バッテリ14からイグニションキー1
1及びリレー13を経て電力が供給され、コントロール
ユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵ト
ルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基いて
アシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行ない、演算
された操舵補助指令値Iに基いてモータ20に供給する
電流を制御する。クラッチ21はコントロールユニット
30でON/OFF制御され、通常の動作状態ではON
(結合)されている。そして、コントロールユニット3
0によりパワーステアリング装置が故障と判断された
時、及びイグニションキー11、リレー13によりバッ
テリ14の電源(電圧Vb)がOFFとなっている時
に、クラッチ21はOFF(切離)される。
【0004】コントロールユニット30は主としてCP
Uで構成されるが、そのCPU内部においてプログラム
で実行される一般的な機能を示すと図5のようになる。
例えば位相補償器31は独立したハードウェアとしての
位相補償器を示すものではなく、CPUで実行される位
相補償機能を示している。コントロールユニット30の
機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出さ
れて入力される操舵トルクTは、操舵系の安定性を高め
るために位相補償器31で位相補償され、位相補償され
た操舵トルクTAが操舵補助指令値演算器32に入力さ
れる。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵補
助指令値演算器32に入力される。操舵補助指令値演算
器32は、入力された操舵トルクTA及び車速Vに基い
てモータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補
助指令値Iを決定する。操舵補助指令値Iは減算器30
Aに入力されると共に、応答速度を高めるためのフィー
ドフォワード系の微分補償器34に入力され、減算器3
0Aの偏差(I−i)は比例演算器35に入力され、そ
の比例出力は加算器30Bに入力されると共に、フィー
ドバック系の特性を改善するための積分演算器36に入
力される。微分補償器34及び積分補償器36の出力も
加算器30Bに加算入力され、加算器30Bでの加算結
果である電流制御値Eが、モータ駆動信号としてモータ
駆動回路37に入力される。モータ20のモータ電流値
iはモータ電流検出回路38で検出され、モータ電流値
iは減算器30Aに入力されてフィードバックされる。
Uで構成されるが、そのCPU内部においてプログラム
で実行される一般的な機能を示すと図5のようになる。
例えば位相補償器31は独立したハードウェアとしての
位相補償器を示すものではなく、CPUで実行される位
相補償機能を示している。コントロールユニット30の
機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出さ
れて入力される操舵トルクTは、操舵系の安定性を高め
るために位相補償器31で位相補償され、位相補償され
た操舵トルクTAが操舵補助指令値演算器32に入力さ
れる。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵補
助指令値演算器32に入力される。操舵補助指令値演算
器32は、入力された操舵トルクTA及び車速Vに基い
てモータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補
助指令値Iを決定する。操舵補助指令値Iは減算器30
Aに入力されると共に、応答速度を高めるためのフィー
ドフォワード系の微分補償器34に入力され、減算器3
0Aの偏差(I−i)は比例演算器35に入力され、そ
の比例出力は加算器30Bに入力されると共に、フィー
ドバック系の特性を改善するための積分演算器36に入
力される。微分補償器34及び積分補償器36の出力も
加算器30Bに加算入力され、加算器30Bでの加算結
果である電流制御値Eが、モータ駆動信号としてモータ
駆動回路37に入力される。モータ20のモータ電流値
iはモータ電流検出回路38で検出され、モータ電流値
iは減算器30Aに入力されてフィードバックされる。
【0005】モータ駆動回路37の構成例を図6に示し
て説明すると、モータ駆動回路37は加算器30Bから
の電流制御値Eに基いて電界効果トランジスタ(FE
T)FET1〜FET4の各ゲートを駆動するFETゲ
ート駆動回路371、FET1〜FET4で成るHブリ
ッジ回路、FET1及びFET2のハイサイド側を駆動
する昇圧電源372等で構成されている。FET1及び
FET2は、電流制御値Eに基いて決定されるデューテ
ィ比D1のPWM(パルス幅変調)信号によってON/
OFFされ、実際にモータ20に流れる電流Irの大き
さが制御される。FET3及びFET4は、デューティ
比D1の小さい領域では所定1次関数式(a,bを定数
としてD2=a・D1+b)で定義されるデューティ比
D2のPWM信号で駆動され、デューティ比D2も10
0%に達した以降、PWM信号の符合により決定される
モータ20の回転方向に応じてON/OFFされる。
て説明すると、モータ駆動回路37は加算器30Bから
の電流制御値Eに基いて電界効果トランジスタ(FE
T)FET1〜FET4の各ゲートを駆動するFETゲ
ート駆動回路371、FET1〜FET4で成るHブリ
ッジ回路、FET1及びFET2のハイサイド側を駆動
する昇圧電源372等で構成されている。FET1及び
FET2は、電流制御値Eに基いて決定されるデューテ
ィ比D1のPWM(パルス幅変調)信号によってON/
OFFされ、実際にモータ20に流れる電流Irの大き
さが制御される。FET3及びFET4は、デューティ
比D1の小さい領域では所定1次関数式(a,bを定数
としてD2=a・D1+b)で定義されるデューティ比
D2のPWM信号で駆動され、デューティ比D2も10
0%に達した以降、PWM信号の符合により決定される
モータ20の回転方向に応じてON/OFFされる。
【0006】このような電動パワーステアリング装置
は、イグニションスイッチ11をオン状態からオフ状態
とした場合や、コントロールユニット30の故障を検出
する故障診断回路(図示せず)から停止信号が発生された
場合などには、補助トルク発生用のモータ20とこの発
生トルクの伝達を断続する電磁クラッチ21を直ちに切
離して、モータ駆動を停止させている。このため、操舵
トルクが突然に増大して操向ハンドル1が急激に重くな
り、高級感を損なうばかりか、特に操舵中においては操
舵フイーリングが著しく低下するという恐れがあった。
は、イグニションスイッチ11をオン状態からオフ状態
とした場合や、コントロールユニット30の故障を検出
する故障診断回路(図示せず)から停止信号が発生された
場合などには、補助トルク発生用のモータ20とこの発
生トルクの伝達を断続する電磁クラッチ21を直ちに切
離して、モータ駆動を停止させている。このため、操舵
トルクが突然に増大して操向ハンドル1が急激に重くな
り、高級感を損なうばかりか、特に操舵中においては操
舵フイーリングが著しく低下するという恐れがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような問題を解
決する制御装置として、例えば特開昭63−11007
1号公報に示されるものがある。これは、ステアリング
操作を補助するモータと、ステアリングの操作力を検出
するトルクセンサと、ステアリングの回転角を検出する
舵角センサを有する電動式パワーステアリング制御装置
において、前記トルクセンサの出力がある設定条件以下
であるか否かを判断する手段と、前記舵角センサと車速
センサの少なくともいずれか一方の信号の出力に応じて
前記モータの制御信号を出力する手段とを有し、トルク
センサの故障時にステアリングの回転角及び回転速度に
応じた操舵力補助を行なうようにしたものである。
決する制御装置として、例えば特開昭63−11007
1号公報に示されるものがある。これは、ステアリング
操作を補助するモータと、ステアリングの操作力を検出
するトルクセンサと、ステアリングの回転角を検出する
舵角センサを有する電動式パワーステアリング制御装置
において、前記トルクセンサの出力がある設定条件以下
であるか否かを判断する手段と、前記舵角センサと車速
センサの少なくともいずれか一方の信号の出力に応じて
前記モータの制御信号を出力する手段とを有し、トルク
センサの故障時にステアリングの回転角及び回転速度に
応じた操舵力補助を行なうようにしたものである。
【0008】上記装置によると、トルクセンサ系に故障
が検出された場合、フェール処理として電流指令値を直
ちに零にし、モータの制御を完全に停止し、マニュアル
ステアリングとして用いるような処理を行なっている。
しかしながら、電動パワーステアリング装置が高出力に
なるに従い、モータの持つ慣性、摩擦力等の操舵力に及
ぼす影響を無視することができず、フェールセーフ処理
を行なった際に、マニュアルステアリング以上の操舵力
を要し、操舵が困難になるといった問題がある。
が検出された場合、フェール処理として電流指令値を直
ちに零にし、モータの制御を完全に停止し、マニュアル
ステアリングとして用いるような処理を行なっている。
しかしながら、電動パワーステアリング装置が高出力に
なるに従い、モータの持つ慣性、摩擦力等の操舵力に及
ぼす影響を無視することができず、フェールセーフ処理
を行なった際に、マニュアルステアリング以上の操舵力
を要し、操舵が困難になるといった問題がある。
【0009】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、電動パワーステアリング装
置のトルクセンサ系の故障が発生した場合でもモータ制
御系全体を急激に停止するのではなく、トルクセンサ信
号を用いる制御系のみを停止し、走行中の危険なトルク
変化を防止するようにした電動パワーステアリング装置
の制御装置を提供することにある。
のであり、本発明の目的は、電動パワーステアリング装
置のトルクセンサ系の故障が発生した場合でもモータ制
御系全体を急激に停止するのではなく、トルクセンサ信
号を用いる制御系のみを停止し、走行中の危険なトルク
変化を防止するようにした電動パワーステアリング装置
の制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステアリング
シャフトに発生する操舵トルクに基いて演算された操舵
補助指令値と、モータの電流値とから演算した電流制御
値に基いてステアリング機構に操舵補助力を与える前記
モータを制御するようになっている電動パワーステアリ
ング装置の制御装置に関するもので、本発明の上記目的
は、トルクセンサ系に故障が発生した場合に、トルクセ
ンサ信号を用いる制御系のみを停止し、前記トルクセン
サ信号を用いる制御系以外の制御を継続して実行するこ
とによって達成される。又、前記トルクセンサ信号を用
いる制御系の停止を連続的に切替えることによって、よ
り効果的に達成される。
シャフトに発生する操舵トルクに基いて演算された操舵
補助指令値と、モータの電流値とから演算した電流制御
値に基いてステアリング機構に操舵補助力を与える前記
モータを制御するようになっている電動パワーステアリ
ング装置の制御装置に関するもので、本発明の上記目的
は、トルクセンサ系に故障が発生した場合に、トルクセ
ンサ信号を用いる制御系のみを停止し、前記トルクセン
サ信号を用いる制御系以外の制御を継続して実行するこ
とによって達成される。又、前記トルクセンサ信号を用
いる制御系の停止を連続的に切替えることによって、よ
り効果的に達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、トルクセンサ系に故
障が発生した場合、パワーステアリング装置としてはト
ルクセンサ信号を用いずに制御すれば良いことに着目
し、高出力電動パワーステアリング装置を対象とした制
御において、トルクセンサ信号を用いる制御以外の制御
については継続して実行する。更に舵角センサを設け、
トルクセンサの故障検出後は操舵角に対してアシスト量
を定義し、トルクセンサ故障検出以前に近いアシスト特
性で制御を行なうようにしている。
障が発生した場合、パワーステアリング装置としてはト
ルクセンサ信号を用いずに制御すれば良いことに着目
し、高出力電動パワーステアリング装置を対象とした制
御において、トルクセンサ信号を用いる制御以外の制御
については継続して実行する。更に舵角センサを設け、
トルクセンサの故障検出後は操舵角に対してアシスト量
を定義し、トルクセンサ故障検出以前に近いアシスト特
性で制御を行なうようにしている。
【0012】以下に本発明の実施例を、図面を参照して
説明する。
説明する。
【0013】本発明では図1に示す制御系の構成として
いる。即ち、ステアリング装置の操舵補助力を得るモー
タ100はモータ駆動部101で駆動され、モータ駆動
部101はコントロールユニット110で制御され、コ
ントロールユニット110には、トルクセンサからのト
ルクセンサ信号Tr及び車速センサからの車速信号ve
lが入力されている。コントロールユニット110はト
ルクセンサ信号Trを用いて制御を行なうトルク系制御
部120と、モータ100の駆動に関連した制御を行な
うモータ系制御部130とで構成されており、トルク系
制御部120にはアシスト量演算部121、センター応
答性改善部122、収れん性制御部123及び加算器1
24が設けられている。また、モータ系制御部130に
は、ロバスト安定化補償部131、加算器132及び1
34、補償器133、外乱推定器135、モータ角速度
推定部136、モータ特性補償部137が設けられてい
る。
いる。即ち、ステアリング装置の操舵補助力を得るモー
タ100はモータ駆動部101で駆動され、モータ駆動
部101はコントロールユニット110で制御され、コ
ントロールユニット110には、トルクセンサからのト
ルクセンサ信号Tr及び車速センサからの車速信号ve
lが入力されている。コントロールユニット110はト
ルクセンサ信号Trを用いて制御を行なうトルク系制御
部120と、モータ100の駆動に関連した制御を行な
うモータ系制御部130とで構成されており、トルク系
制御部120にはアシスト量演算部121、センター応
答性改善部122、収れん性制御部123及び加算器1
24が設けられている。また、モータ系制御部130に
は、ロバスト安定化補償部131、加算器132及び1
34、補償器133、外乱推定器135、モータ角速度
推定部136、モータ特性補償部137が設けられてい
る。
【0014】トルクセンサ信号Trはアシスト量演算部
121及びセンター応答性改善部122に入力され、い
ずれも車速信号velをパラメータ入力としている。ア
シスト量演算部121はトルクセンサ信号Trに基づい
てアシストトルク量を演算し、モータ角速度推定部13
6からの角速度ωを入力とする収れん性制御部123
は、車両のヨーの収れん性を改善するためにハンドルが
振れ回る動作に対してブレーキをかけるようになってお
り、センター応答性改善部122は、ステアリングの中
立付近の制御の応答性を高め、滑らかでスムーズな操舵
を実現するようになっている。アシスト量演算部12
1、センター応答性改善部122及び収れん性制御部1
23の各出力は加算器124に入力され、その加算結果
がアシストトルク量としてロバスト安定化補償部131
に入力されている。ロバスト安定化補償部131は特開
平8−290778号公報に示されている補償部であ
り、sをラプラス演算子とする特性式G(s)=(s2
+a1・s+a2 )/(s2+b1・s+b2)を有
し、検出トルクに含まれる慣性要素とバネ要素から成る
共振系の共振周波数のピーク値を除去し、制御系の安定
性と応答性を阻害する共振周波数の位相のずれを補償す
るものである。尚、特性式G(s)のa1、a2、b
1、b2は共振系の共振周波数により決定されるパラメ
ータである。
121及びセンター応答性改善部122に入力され、い
ずれも車速信号velをパラメータ入力としている。ア
シスト量演算部121はトルクセンサ信号Trに基づい
てアシストトルク量を演算し、モータ角速度推定部13
6からの角速度ωを入力とする収れん性制御部123
は、車両のヨーの収れん性を改善するためにハンドルが
振れ回る動作に対してブレーキをかけるようになってお
り、センター応答性改善部122は、ステアリングの中
立付近の制御の応答性を高め、滑らかでスムーズな操舵
を実現するようになっている。アシスト量演算部12
1、センター応答性改善部122及び収れん性制御部1
23の各出力は加算器124に入力され、その加算結果
がアシストトルク量としてロバスト安定化補償部131
に入力されている。ロバスト安定化補償部131は特開
平8−290778号公報に示されている補償部であ
り、sをラプラス演算子とする特性式G(s)=(s2
+a1・s+a2 )/(s2+b1・s+b2)を有
し、検出トルクに含まれる慣性要素とバネ要素から成る
共振系の共振周波数のピーク値を除去し、制御系の安定
性と応答性を阻害する共振周波数の位相のずれを補償す
るものである。尚、特性式G(s)のa1、a2、b
1、b2は共振系の共振周波数により決定されるパラメ
ータである。
【0015】また、モータ角速度推定部136はモータ
端子間電圧Vm及びモータ電流値iに基づいてモータ角
速度ωを推定するものであり、モータ角速度ωはモータ
特性補償部137及び収れん性制御部123に入力され
る。モータ特性補償部137の出力Ic及びロバスト安
定化補償部131の出力Iaは加算器132で加算(I
r)されて微分補償器等で成る補償器133に入力さ
れ、補償器133で補償された電流指令値は加算器13
4を経てモータ駆動部101及び外乱推定器135に入
力される。外乱推定器135は特開平8−310417
号公報で示されるような装置であり、モータ出力の制御
目標値である電流指令値(加算器134の出力)と、電流
検出手段により検出されたモータ電流値iとに基づい
て、制御系の出力基準における希望するモータ制御特性
と実際のモータ制御特性との差を演算してフイードバッ
ク制御するようになっており、これによりバッテリ電
圧、モータの端子間抵抗、モータのトルク定数などの特
性定数が変動しても、希望するモータ制御特性を維持す
ることができ、制御系の安定性を失うことがないように
している。
端子間電圧Vm及びモータ電流値iに基づいてモータ角
速度ωを推定するものであり、モータ角速度ωはモータ
特性補償部137及び収れん性制御部123に入力され
る。モータ特性補償部137の出力Ic及びロバスト安
定化補償部131の出力Iaは加算器132で加算(I
r)されて微分補償器等で成る補償器133に入力さ
れ、補償器133で補償された電流指令値は加算器13
4を経てモータ駆動部101及び外乱推定器135に入
力される。外乱推定器135は特開平8−310417
号公報で示されるような装置であり、モータ出力の制御
目標値である電流指令値(加算器134の出力)と、電流
検出手段により検出されたモータ電流値iとに基づい
て、制御系の出力基準における希望するモータ制御特性
と実際のモータ制御特性との差を演算してフイードバッ
ク制御するようになっており、これによりバッテリ電
圧、モータの端子間抵抗、モータのトルク定数などの特
性定数が変動しても、希望するモータ制御特性を維持す
ることができ、制御系の安定性を失うことがないように
している。
【0016】このような構成において、本発明において
は、トルクセンサの故障検出時にトルク系制御部120
の機能を停止し、残りの機能であるモータ系制御部13
0は停止させずに、そのまま動作を継続させる。ここ
で、トルクセンサ故障検出時に急にトルク系制御部12
0の機能を停止すると、トルク系制御部120がトルク
アシスト量を演算する部分に当ることからその瞬間操舵
力が変動して、ドライバは大きなショック感を感じてし
まう。このため、本発明では滑らかに故障検出後の処理
に移行するように、図2に示すような処理を実行してい
る。また、トルクセンサの故障検出に関しては、特開昭
62−181958号、特開昭63−110071号、
特開平2−227370号、特開平6−9973号で示
されるような手法を用いる。
は、トルクセンサの故障検出時にトルク系制御部120
の機能を停止し、残りの機能であるモータ系制御部13
0は停止させずに、そのまま動作を継続させる。ここ
で、トルクセンサ故障検出時に急にトルク系制御部12
0の機能を停止すると、トルク系制御部120がトルク
アシスト量を演算する部分に当ることからその瞬間操舵
力が変動して、ドライバは大きなショック感を感じてし
まう。このため、本発明では滑らかに故障検出後の処理
に移行するように、図2に示すような処理を実行してい
る。また、トルクセンサの故障検出に関しては、特開昭
62−181958号、特開昭63−110071号、
特開平2−227370号、特開平6−9973号で示
されるような手法を用いる。
【0017】即ち、常時トルクセンサが故障していない
か否か、最初の故障であるか否かを常時監視しており
(ステップS1)、トルクセンサが最初の故障(j=
1)である場合には、Io=Ir(−1)、つまり電流
Ioを故障検出より1つ前のサンプリングの電流指令値
Ir(−1)として定義し(ステップS2)、アシスト
電流Iaを操舵トルクの関数とみて、Ia=0として停
止する(ステップS3)。その後に、Ia+Icomp
を演算して電流指令値Irを求め(ステップS4)、更
に下記数1を演算する(ステップS5)。尚、Icom
pは操舵トルク以外の関数とみなしている。
か否か、最初の故障であるか否かを常時監視しており
(ステップS1)、トルクセンサが最初の故障(j=
1)である場合には、Io=Ir(−1)、つまり電流
Ioを故障検出より1つ前のサンプリングの電流指令値
Ir(−1)として定義し(ステップS2)、アシスト
電流Iaを操舵トルクの関数とみて、Ia=0として停
止する(ステップS3)。その後に、Ia+Icomp
を演算して電流指令値Irを求め(ステップS4)、更
に下記数1を演算する(ステップS5)。尚、Icom
pは操舵トルク以外の関数とみなしている。
【0018】
【数1】Ir=(n−j)/n・(I0−Ir)+Ir そして、jを「+1」して(ステップS6)終了する。
【0019】上記ステップS1でトルクセンサが最初の
故障ではないと判断された場合には、トルクセンサが故
障か否かを判断し(ステップS10)、正常の場合は終
了となる。トルクセンサの故障である場合には、2回目
以降は初期値の設定が異なるので、以下のルーチンを実
行する。先ずアシスト電流Ia=0とし(ステップS1
1)、更に電流指令値Ir=Ia+Icompを演算す
る(ステップS12)。そして、前記数1を演算し(ス
テップS13)、j=nか否かの判断を行ない(ステッ
プS14)、そうであれば終了となり、そうでなければ
jを「+1」して終了する(ステップS15)。
故障ではないと判断された場合には、トルクセンサが故
障か否かを判断し(ステップS10)、正常の場合は終
了となる。トルクセンサの故障である場合には、2回目
以降は初期値の設定が異なるので、以下のルーチンを実
行する。先ずアシスト電流Ia=0とし(ステップS1
1)、更に電流指令値Ir=Ia+Icompを演算す
る(ステップS12)。そして、前記数1を演算し(ス
テップS13)、j=nか否かの判断を行ない(ステッ
プS14)、そうであれば終了となり、そうでなければ
jを「+1」して終了する(ステップS15)。
【0020】次に、舵角センサを有する場合の処理につ
いて説明する。上記実施例ではトルクセンサ信号を用い
るトルク系制御部120を停止しているが、本例では更
に舵角センサを用いてアシスト特性を定義して制御す
る。通常の制御では、舵角と非アシスト時の操舵反力
は、下記数2及び数3に示すように線形関数で記述でき
る関係にある。
いて説明する。上記実施例ではトルクセンサ信号を用い
るトルク系制御部120を停止しているが、本例では更
に舵角センサを用いてアシスト特性を定義して制御す
る。通常の制御では、舵角と非アシスト時の操舵反力
は、下記数2及び数3に示すように線形関数で記述でき
る関係にある。
【0021】
【数2】
【数3】 上記数2及び数3は、定常状態では操舵角θと非アシス
ト時の操舵反力が比例関係にあることを示している。従
って、アシスト特性の定義において、横軸を操舵トルク
とする代りに操舵角θとすることにより、トルクセンサ
故障検出以前に近いアシスト特性を実現することができ
る。例えば操舵の入力周波数が1Hz以下では、アシス
トトルクTaは下記数4となる。
ト時の操舵反力が比例関係にあることを示している。従
って、アシスト特性の定義において、横軸を操舵トルク
とする代りに操舵角θとすることにより、トルクセンサ
故障検出以前に近いアシスト特性を実現することができ
る。例えば操舵の入力周波数が1Hz以下では、アシス
トトルクTaは下記数4となる。
【0022】
【数4】Ta≒K・θ 又、図3の操舵力ThとアシストトルクTaとの関係よ
り、下記数5及び数6が成立つ。
り、下記数5及び数6が成立つ。
【0023】
【数5】K・θ≒Ta+Th
【数6】Ta=f(Th) 上記数5及び数6より、次の数7が成立つ。
【0024】
【数7】 従って、数7よりTa≒f(Th)に相当する操舵角θ
を入力とする特性が得られる。本実施例においては、前
記実施例と同様にトルクセンサ故障検出前後での制御指
令値の急変化がないため、特に操舵力変化が穏やかな変
化となるような処理は必要ないが、図2のような処理を
行なえば更に良い。
を入力とする特性が得られる。本実施例においては、前
記実施例と同様にトルクセンサ故障検出前後での制御指
令値の急変化がないため、特に操舵力変化が穏やかな変
化となるような処理は必要ないが、図2のような処理を
行なえば更に良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではトルク
センサ系に故障が発生した場合に、トルクセンサ信号を
用いる制御系のみを停止し、トルクセンサ信号を用いる
制御系以外の制御は継続して実行するようにしているの
で、走行中のトルク変化を極めて滑らかにすることがで
きる。
センサ系に故障が発生した場合に、トルクセンサ信号を
用いる制御系のみを停止し、トルクセンサ信号を用いる
制御系以外の制御は継続して実行するようにしているの
で、走行中のトルク変化を極めて滑らかにすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作例を示すフローチャートである。
【図3】操舵力とアシステトルクとの関係を示す図であ
る。
る。
【図4】電動パワーステアリング装置の一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】コントロールユニットの一般的な内部構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】モータ駆動回路の一例を示す結線図である。
1 操向ハンドル 5 ピニオンラック機構 10 トルクセンサ 12 車速センサ 20 モータ 100 モータ 101 モータ駆動部 120 トルク系制御部 130 モータ系制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 3D032 CC28 CC32 DA03 DA15 DA23 DA64 DB11 DC01 DC02 DC03 DD02 DD17 DE20 EA01 EA02 EA04 EC22 GG01 3D033 CA13 CA16 CA17 CA20 CA21 CA31 MA00 MA04
Claims (2)
- 【請求項1】 ステアリングシャフトに発生する操舵ト
ルクに基いて演算された操舵補助指令値と、モータのモ
ータ電流値とから演算した電流制御値に基いてステアリ
ング機構に操舵補助力を与える前記モータを制御するよ
うになっている電動パワーステアリング装置の制御装置
において、トルクセンサ系に故障が発生した場合に、ト
ルクセンサ信号を用いる制御系のみを停止し、前記トル
クセンサ信号を用いる制御系以外の制御は継続して実行
するようにしたことを特徴とする電動パワーステアリン
グ装置の制御装置。 - 【請求項2】 前記トルクセンサ信号を用いる制御系の
停止を連続的に切替えるようになっている請求項1に記
載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10367872A JP2000185660A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10367872A JP2000185660A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185660A true JP2000185660A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18490418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10367872A Pending JP2000185660A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000185660A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-12-24 JP JP10367872A patent/JP2000185660A/ja active Pending
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