JP2000185079A - ベッドにおける付属品の支持構造 - Google Patents
ベッドにおける付属品の支持構造Info
- Publication number
- JP2000185079A JP2000185079A JP10368115A JP36811598A JP2000185079A JP 2000185079 A JP2000185079 A JP 2000185079A JP 10368115 A JP10368115 A JP 10368115A JP 36811598 A JP36811598 A JP 36811598A JP 2000185079 A JP2000185079 A JP 2000185079A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 病院や在宅において老人や患者等が使用する
ベッドにおける付属品の支持構造を提供する。 【解決手段】 背ボトム１に、溝部３を外側に設けた横
棒部材２を固定する。またこの横棒部材２に、溝部３に
取付部材１０を装着し、この取付部材１０は横棒部材２
に沿って移動が可能で、適所で固定可能な構成とする。
すなわち取付部材１０に、溝部３の内外を挟む装着部材
１１ａ，１１ｂを設け、これらの装着部材１１ａ，１１
ｂを締付ねじ１２により締め付けることにより、取付部
材１０を横棒部材２の適所において固定状態とするよう
にする。
ベッドにおける付属品の支持構造を提供する。 【解決手段】 背ボトム１に、溝部３を外側に設けた横
棒部材２を固定する。またこの横棒部材２に、溝部３に
取付部材１０を装着し、この取付部材１０は横棒部材２
に沿って移動が可能で、適所で固定可能な構成とする。
すなわち取付部材１０に、溝部３の内外を挟む装着部材
１１ａ，１１ｂを設け、これらの装着部材１１ａ，１１
ｂを締付ねじ１２により締め付けることにより、取付部
材１０を横棒部材２の適所において固定状態とするよう
にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院や在宅
において老人や患者等が使用するベッドにおける付属品
の支持構造に関するものである。
において老人や患者等が使用するベッドにおける付属品
の支持構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】病院や在宅において老人や患者等が使用
するベッドにおいては、サイドレール、小物入れ、介助
手段等の付属品類は、従来、サイドフレームに設けた装
着穴に支柱等の支持部位を嵌合して支持したりしてい
る。
するベッドにおいては、サイドレール、小物入れ、介助
手段等の付属品類は、従来、サイドフレームに設けた装
着穴に支柱等の支持部位を嵌合して支持したりしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボトム
を上昇させた状態と平面の状態とでは、患者等との位置
関係が異なってしまうので、ボトムがいずれの状態にお
いても、付属品類の機能が発揮でき、または患者等の手
が楽に届くようにすることは困難である。本発明は、こ
のような課題を解決することを目的とするものである。
を上昇させた状態と平面の状態とでは、患者等との位置
関係が異なってしまうので、ボトムがいずれの状態にお
いても、付属品類の機能が発揮でき、または患者等の手
が楽に届くようにすることは困難である。本発明は、こ
のような課題を解決することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために本発明では、ベッドのボトムの側辺に、ベッドの
付属品を取り付けるための横棒部材を装着し、この横棒
部材は、付属品を所望の位置に保持するべく、横棒部材
長手方向に沿って装着溝を設けた、ベッドにおける付属
品の支持構造を提案する。
ために本発明では、ベッドのボトムの側辺に、ベッドの
付属品を取り付けるための横棒部材を装着し、この横棒
部材は、付属品を所望の位置に保持するべく、横棒部材
長手方向に沿って装着溝を設けた、ベッドにおける付属
品の支持構造を提案する。
【０００５】また本発明では、ベッドのボトムの側辺
に、ベッドの付属品を取り付けるための横棒部材を一体
的に構成し、この横棒部材は、付属品を所望の位置に保
持するべく、横棒部材長手方向に沿って装着溝を設け
た、ベッドにおける付属品の支持構造を提案する。
に、ベッドの付属品を取り付けるための横棒部材を一体
的に構成し、この横棒部材は、付属品を所望の位置に保
持するべく、横棒部材長手方向に沿って装着溝を設け
た、ベッドにおける付属品の支持構造を提案する。
【０００６】以上の本発明によれば、横棒部材の装着穴
に、付属品の支柱を差し入れた状態にて、所望の位置ま
で、移動調節し、そこで適宜な固定手段で、固定保持す
ることができる。このため、その付属品の機能を生か
し、使用者の手が容易に届き、使用しやすいものとする
ことができる。また、前記横棒部材は、ボトムの側辺に
設けたので、ギャッチ状態としても使用者との位置関係
は変わらないので、機能的に損なうことはなく、使用し
やすさは変わらない。
に、付属品の支柱を差し入れた状態にて、所望の位置ま
で、移動調節し、そこで適宜な固定手段で、固定保持す
ることができる。このため、その付属品の機能を生か
し、使用者の手が容易に届き、使用しやすいものとする
ことができる。また、前記横棒部材は、ボトムの側辺に
設けたので、ギャッチ状態としても使用者との位置関係
は変わらないので、機能的に損なうことはなく、使用し
やすさは変わらない。
【０００７】
【発明の実施の態様】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。まず図１、図２は、本発明の実施の形
態の要部を示すもので、符号１はボトムであり、このボ
トム１は背ボトムである。符号２は横棒部材であり、こ
の実施の形態では横棒部材２は、溝部３を外側に向けた
溝形の構成としている。この横棒部材２には直角方向に
一対の支持棒４を設けており、この支持棒４はボトム１
の下側に構成した棒支持部５に着脱可能に固定してい
る。そして支持棒４には固定雌ねじ部６を形成してお
り、棒支持部５には取付ねじ７を挿通する支持片８を設
けている。なお、前記横棒部材２の取り付け構造はこれ
に限らず、周知の取り付け構造も可能である。また、横
棒部材２は、ボトム１と一体構造としてもよい。
照して説明する。まず図１、図２は、本発明の実施の形
態の要部を示すもので、符号１はボトムであり、このボ
トム１は背ボトムである。符号２は横棒部材であり、こ
の実施の形態では横棒部材２は、溝部３を外側に向けた
溝形の構成としている。この横棒部材２には直角方向に
一対の支持棒４を設けており、この支持棒４はボトム１
の下側に構成した棒支持部５に着脱可能に固定してい
る。そして支持棒４には固定雌ねじ部６を形成してお
り、棒支持部５には取付ねじ７を挿通する支持片８を設
けている。なお、前記横棒部材２の取り付け構造はこれ
に限らず、周知の取り付け構造も可能である。また、横
棒部材２は、ボトム１と一体構造としてもよい。
【０００８】この実施の形態では、ボトムは、図３に示
すように分割構成された背ボトム１ａ、腰ボトム１ｂ、
膝ボトム１ｃ、足ボトム１ｄを有しているが、背ボトム
１ａと腰ボトム１ｂ間および膝ボトム１ｃと足ボトム１
ｄ間に夫々可撓ボトム１ｅ，１ｆを構成したものであ
る。またこの実施の形態では、本発明による横棒部材２
は、背ボトム１ａにのみ構成しており、他のボトム１
ｂ，１ｃ，１ｄについては、側辺に扁平キャップ９を装
着した構造としているが、この実施の形態とは異なり、
前記ボトム１ｂ，１ｃ，１ｄにおいても背ボトム１ａと
同様に横棒部材２を取り付けた構造とすることができ
る。
すように分割構成された背ボトム１ａ、腰ボトム１ｂ、
膝ボトム１ｃ、足ボトム１ｄを有しているが、背ボトム
１ａと腰ボトム１ｂ間および膝ボトム１ｃと足ボトム１
ｄ間に夫々可撓ボトム１ｅ，１ｆを構成したものであ
る。またこの実施の形態では、本発明による横棒部材２
は、背ボトム１ａにのみ構成しており、他のボトム１
ｂ，１ｃ，１ｄについては、側辺に扁平キャップ９を装
着した構造としているが、この実施の形態とは異なり、
前記ボトム１ｂ，１ｃ，１ｄにおいても背ボトム１ａと
同様に横棒部材２を取り付けた構造とすることができ
る。
【０００９】そしてこの実施の形態では、横棒部材２に
は、溝部３に取付部材１０を装着しており、この取付部
材１０は横棒部材２に沿って移動が可能で、適所で固定
可能な構成としている。このような構成としては、図２
中に仮想線で示すように、取付部材１０に、溝部３の内
外を挟む装着部材１１ａ，１１ｂを設け、これらの装着
部材１１ａ，１１ｂを締付ねじ１２により締め付けるこ
とにより、取付部材１０を横棒部材２の適所において固
定状態とする構成としている。そしてこの取付部材１０
にはサイドレール１３を取り付けている。このような取
付部材１０の構成や、それにより取り付けるサイドレー
ル１３等のベッドの付属品や周辺品は適宜である。
は、溝部３に取付部材１０を装着しており、この取付部
材１０は横棒部材２に沿って移動が可能で、適所で固定
可能な構成としている。このような構成としては、図２
中に仮想線で示すように、取付部材１０に、溝部３の内
外を挟む装着部材１１ａ，１１ｂを設け、これらの装着
部材１１ａ，１１ｂを締付ねじ１２により締め付けるこ
とにより、取付部材１０を横棒部材２の適所において固
定状態とする構成としている。そしてこの取付部材１０
にはサイドレール１３を取り付けている。このような取
付部材１０の構成や、それにより取り付けるサイドレー
ル１３等のベッドの付属品や周辺品は適宜である。
【００１０】以上の構成において、図２に示すように横
棒部材２をボトム１の側辺側に密接させた状態におい
て、取付ねじ７を雌ねじ部６に螺合して、支持棒４を固
定することで、前記横棒部材２を固定することができ
る。この場合、マットレス１４は、ボトム１の幅に横棒
部材２の幅を加えた範囲に載置することができる。そし
て、サイドレール１３を取付部材１０を介し、横棒部材
２の溝部３に、装着部材１１ａ，１１ｂを締付ねじ１２
により締め付けることにより、横棒部材２の適所におい
て固定状態とすることができる。このため、前記サイド
レール１３の機能を、ボトムのギャッチ状態、あるいは
平坦な状態に拘わらず、生かすことができる。また、前
記横棒部材２は、ボトムの側辺に設けたので、ギャッチ
状態としても使用者との位置関係は変わらないので、機
能的に損なうことはない。
棒部材２をボトム１の側辺側に密接させた状態におい
て、取付ねじ７を雌ねじ部６に螺合して、支持棒４を固
定することで、前記横棒部材２を固定することができ
る。この場合、マットレス１４は、ボトム１の幅に横棒
部材２の幅を加えた範囲に載置することができる。そし
て、サイドレール１３を取付部材１０を介し、横棒部材
２の溝部３に、装着部材１１ａ，１１ｂを締付ねじ１２
により締め付けることにより、横棒部材２の適所におい
て固定状態とすることができる。このため、前記サイド
レール１３の機能を、ボトムのギャッチ状態、あるいは
平坦な状態に拘わらず、生かすことができる。また、前
記横棒部材２は、ボトムの側辺に設けたので、ギャッチ
状態としても使用者との位置関係は変わらないので、機
能的に損なうことはない。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上の通り、横棒部材の装着穴
に、付属品の支柱を差し入れた状態にて、所望の位置ま
で、移動調節し固定保持することができる。このため、
付属品の機能は変わらず、また使用者の手が容易に届
き、使用しやすいものとすることができる。また前記横
棒部材をボトム側辺に設けたことにより、床部をギャッ
チ操作した状態においても、使用者との位置関係は変わ
らないので、使用しやすさは変わらない。
に、付属品の支柱を差し入れた状態にて、所望の位置ま
で、移動調節し固定保持することができる。このため、
付属品の機能は変わらず、また使用者の手が容易に届
き、使用しやすいものとすることができる。また前記横
棒部材をボトム側辺に設けたことにより、床部をギャッ
チ操作した状態においても、使用者との位置関係は変わ
らないので、使用しやすさは変わらない。
【００１２】
【図１】本発明の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図２】本発明による横棒部材の支持状態を示す要部端
面図である。
面図である。
【図３】本発明によるボトムの全体構成の実施の形態を
示すものである。
示すものである。
【符号の説明】 １ ボトム １ａ 背ボトム １ｂ 腰ボトム １ｃ 膝ボトム １ｄ 足ボトム １ｅ，１ｆ 可撓ボトム ２ 横棒部材 ３ 溝部 ４ 支持棒 ５ 棒支持部 ６ａ，６ｂ 雌ねじ部 ７ 取付ねじ ８ 支持片 ９ 扁平キャップ １０ 取付部材 １１ａ，１１ｂ 装着部材 １２ 締付けねじ １３ サイドレール １４ マットレス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年１月１８日（２０００．１．１
８）
８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために本発明では、ベッドのボトムの側辺に保持するよ
うにした、ベッドの付属品を取り付けるための横棒部材
を有し、この横棒部材は、支持棒を介してボトムの下側
に設けた棒支持部に着脱可能に装着するようにしてな
り、ベッドの付属品を所望の位置に保持するべく、前記
横棒部材長手方向に沿って装着溝を設けた、ベッドにお
ける付属品の支持構造を提案する。
ために本発明では、ベッドのボトムの側辺に保持するよ
うにした、ベッドの付属品を取り付けるための横棒部材
を有し、この横棒部材は、支持棒を介してボトムの下側
に設けた棒支持部に着脱可能に装着するようにしてな
り、ベッドの付属品を所望の位置に保持するべく、前記
横棒部材長手方向に沿って装着溝を設けた、ベッドにお
ける付属品の支持構造を提案する。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】また本発明では、ベッドのボトムの側辺に
一体的に保持するようにした、ベッドの付属品を取り付
けるための横棒部材を有し、ベッドの付属品を所望の位
置に保持するべく、前記横棒部材長手方向に沿って装着
溝を設けた、ベッドにおける付属品の支持構造を提案す
る。
一体的に保持するようにした、ベッドの付属品を取り付
けるための横棒部材を有し、ベッドの付属品を所望の位
置に保持するべく、前記横棒部材長手方向に沿って装着
溝を設けた、ベッドにおける付属品の支持構造を提案す
る。
Claims (2)
- 【請求項１】 ベッドのボトムの側辺に、ベッドの付
属品を取り付けるための横棒部材を装着し、この横棒部
材は、付属品を所望の位置に保持するべく、横棒部材長
手方向に沿って装着溝を設けたことを特徴とするベッド
における付属品の支持構造。 - 【請求項２】 ベッドのボトムの側辺に、ベッドの付
属品を取り付けるための横棒部材を一体的に構成し、こ
の横棒部材は、付属品を所望の位置に保持するべく、横
棒部材長手方向に沿って装着溝を設けたことを特徴とす
るベッドにおける付属品の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10368115A JP3053088B1 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | ベッドにおける付属品の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10368115A JP3053088B1 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | ベッドにおける付属品の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3053088B1 JP3053088B1 (ja) | 2000-06-19 |
| JP2000185079A true JP2000185079A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18491009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10368115A Expired - Fee Related JP3053088B1 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | ベッドにおける付属品の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3053088B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007252881A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-10-04 | Iura Co Ltd | ベッドにおける付属品等の取付具 |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10368115A patent/JP3053088B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007252881A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-10-04 | Iura Co Ltd | ベッドにおける付属品等の取付具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3053088B1 (ja) | 2000-06-19 |
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