JP2000166698A - ベッドにおける床幅可変機構 - Google Patents

ベッドにおける床幅可変機構

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JP2000166698A
JP2000166698A JP10346231A JP34623198A JP2000166698A JP 2000166698 A JP2000166698 A JP 2000166698A JP 10346231 A JP10346231 A JP 10346231A JP 34623198 A JP34623198 A JP 34623198A JP 2000166698 A JP2000166698 A JP 2000166698A
Authority
JP
Japan
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bed
floor
mattress
horizontal bar
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Pending
Application number
JP10346231A
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English (en)
Inventor
Yuji Nakano
雄司 中野
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Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】病院や在宅において老人や患者等が使用するベ
ッドにおいては、ボトムの床幅は重要なポイントの一つ
であるが、その幅は、ユーザーにより例えば830〜9
10mm以上と幅があり、現状では1つの決定的な幅は
ない。そのためユーザーによっては、床幅の異なるボト
ムを有するベッドを製造する必要があり、コスト高とな
っている。 【解決手段】そこで本発明では、ベッドのボトム1の側
辺に、マットレス9の端縁を載置可能とした横棒部材2
を、側辺に対して進退可能に支持すると共に適所で固定
可能に構成し、固定位置を変更することによりマットレ
ス載置幅を可変とする構成としたベッドにおける床幅可
変機構を提案するものである

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院や在宅
において老人や患者等が使用するベッドにおける床幅可
変機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院や在宅において老人や患者等が使用
するベッドにおいては、ボトムの床幅は重要なポイント
の一つである。しかしながら床幅は、中間ユーザー等の
専門家においても最適な値が、例えば830〜910m
m以上と幅があり、現状では1つの決定的な幅はない。
そのためユーザーによっては、床幅の異なるボトムを有
するベッドを製造する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このためコスト高にな
ったり、ユーザーの要望に即応するのが難しい場合があ
った。本発明はこのような課題を解決することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、ベッドのボトムの側辺に、マットレ
スの端縁を載置可能とした横棒部材を、側辺に対して進
退可能に支持すると共に適所で固定可能に構成し、固定
位置を変更することによりマットレス載置幅を可変とし
たベッドにおける床幅可変機構を提案する。
【0005】そして本発明では、前記の構成において、
横棒部材は、ベッドの付属品の取付部を兼用する構成と
することを提案する。
【0006】以上の本発明によれば、横棒部材を、側辺
に対して進退させて適所で固定することにより、マット
レス載置幅、即ち、実質的にボトムの床幅を、即座に、
容易に変更することができる。従って、製造者において
異なった床幅のものを製造する必要がなくなり、コスト
の低減が計れる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。まず図1、図2は本発明の実施の形態
の要部を示すもので、符号1はボトムであり、このボト
ム1は背ボトムである。符号2は横棒部材であり、この
実施の形態では横棒部材2は、溝部3を外側に向けた溝
形の構成としている。この横棒部材2には直角方向に一
対の支持棒4を設けており、この支持棒4はボトム1の
下側に構成した棒支持部5にスライド可能に支持してい
る。そして支持棒4には複数の雌ねじ部6a,6bを形
成しており、棒支持部5には取付ねじ7を挿通する支持
片8を設けている。
【0008】以上の構成において、図2(a)に示すよ
うに横棒部材2をボトム1の側辺側に最も前進させた状
態において、取付ねじ7を雌ねじ部6bに螺合して支持
棒4を固定状態とすると、マットレス9はボトム1の幅
に、横棒部材2の幅を加えた範囲に載置することがで
き、これが実質的にボトム1の床幅となる。また図2
(b)に示すように横棒部材2をボトム1の側辺側から
最も後退させて、側辺から最も離れた位置において、取
付ねじ7を雌ねじ部6aに螺合して支持棒4を固定状態
とすると、マットレス9はボトム1の幅に、横棒部材2
までの距離と、この横棒部材2の幅を加えた範囲に載置
することができ、これが実質的にボトム1の床幅とな
る。こうして本発明においては、マットレス9の載置
幅、即ち、実質的にボトム1の床幅を、即座に、容易に
変更することができる。
【0009】図3、図4は本発明を適用したボトムの全
体構成の実施の形態を表した、夫々説明的斜視図、説明
的平面図であり、夫々(a)は図2(a)に対応して、
マットレス9の載置幅が最も狭い状態を示し、また夫々
(b)は図2(b)に対応して、マットレス9の載置幅
が最も広い状態を示している。この実施の形態では、ボ
トムは、分割構成された背ボトム1a,腰ボトム1b,
膝ボトム1c,足ボトム1dを有しているが、背ボトム
1aと腰ボトム1b間及び膝ボトム1cと足ボトム1d
間に夫々可撓ボトム1e,1fを構成したものである。
そして、この実施の形態では、本発明による横棒部材2
は、背ボトム1aにのみ構成しており、他のボトム1
b,1c,1dについては、固定位置が可変の扁平キャ
ップ10を装着して床幅を可変としている。しかしなが
ら、この実施の形態とは異なり、この他のボトム1b,
1c,1dにおいても背ボトム1aと同様に横棒部材2
により、実質的に床幅を可変とすることもできる。
【0010】以上の実施の形態において、横棒部材2に
は、溝部3に取付部材11を装着しており、この取付部
材11は横棒部材2に沿って移動が可能で、適所で固定
可能な構成としている。このような構成としては、図2
中に仮想線で示すように、取付部材11に、溝部3の内
外を挟む装着部材12a,12bを設け、これらの装着
部材12a,12bを締付ねじ13により締め付けるこ
とにより、取付部材11を横棒部材2の適所において固
定状態とする構成としている。そしてこの取付部材11
にはサイドレール14を取り付けている。このような取
付部材11の構成や、それにより取り付けるサイドレー
ル14等のベッドの付属品や周辺品は適宜である。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のとおり、横棒部材の支持
位置を変更することにより、マットレスの載置幅として
の実質的なボトムの床幅を、即座に、容易に変更するこ
とができ、従って、製造者において異なった床幅のもの
を製造する必要がなくなり、コストの低減が計れると共
に、ユーザーの要望に即応することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す要部斜視図であ
る。
【図2】 本発明による横棒部材の支持状態を示す要部
断面図である。
【図3】 本発明によるボトムの全体構成の実施の形態
を示すものである。
【図4】 本発明によるボトムの全体構成の他の実施の
形態を示すものである。
【符号の説明】
1 ボトム 1a 背ボトム 1b 腰ボトム 1c 膝ボトム 1d 足ボトム 1e,1f 可撓ボトム 2 横棒部材 3 溝部 4 支持棒 5 棒支持部 6a,6b 雌ねじ部 7 取付ねじ 8 支持片 9 マットレス 10 扁平キャップ 11 取付部材 12a,12b 装着部材 13 締付ねじ 14 サイドレール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月8日(1999.9.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ベッドにおける床幅可変機構
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院や在宅
において老人や患者等が使用するベッドにおける床幅可
変機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院や在宅において老人や患者等が使用
するベッドにおいては、床幅は重要なポイントの一つで
ある。しかしながら床幅は、中間ユーザー等の専門家に
おいても最適な値が、例えば830〜910mm以上と
幅があり、現状では1つの決定的な幅はない。そのため
ユーザーによっては、床幅の異なるベッドを製造する必
要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このためコスト高にな
ったり、ユーザーの要望に即応するのが難しい場合があ
った。本発明はこのような課題を解決することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、ベッドの床部の側辺に、マットレス
の端縁を載置可能とした横棒部材を、側辺に対して進退
可能に支持すると共に適所で固定可能に構成し、固定位
置を変更することによりマットレス載置幅を可変とする
と共に、横棒部材には、ベッドの付属品の取付部を構成
したベッドにおける床幅可変機構を提案する。
【0005】以上の本発明によれば、横棒部材を、側辺
に対して進退させて適所で固定することにより、マット
レス載置幅、即ち、実質的に床幅を、即座に、容易に変
更することができる。従って、製造者において異なった
床幅のものを製造する必要がなくなり、コストの低減が
計れる。そして、このように床幅を変更する横棒部材に
は、サイドレール等のベッドの付属品を取り付けること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。まず図1、図2は本発明の実施の形態
の要部を示すもので、符号1は床部であり、この床部
は背床部である。符号2は横棒部材であり、この実施の
形態では横棒部材2は、溝部3を外側に向けた溝形の構
成としている。この横棒部材2には直角方向に一対の支
持棒4を設けており、この支持棒4は床部1の下側に構
成した棒支持部5にスライド可能に支持している。そし
て支持棒4には複数の雌ねじ部6a,6bを形成してお
り、棒支持部5には取付ねじ7を挿通する支持片8を設
けている。
【0007】以上の構成において、図2(a)に示すよ
うに横棒部材2を床部1の側辺側に最も前進させた状態
において、取付ねじ7を雌ねじ部6bに螺合して支持棒
4を固定状態とすると、マットレス9は床部1の幅に、
横棒部材2の幅を加えた範囲に載置することができ、こ
れが実質的に床部1の幅となる。また図2(b)に示す
ように横棒部材2を床部1の側辺側から最も後退させ
て、側辺から最も離れた位置において、取付ねじ7を雌
ねじ部6aに螺合して支持棒4を固定状態とすると、マ
ットレス9は床部1の幅に、横棒部材2までの距離と、
この横棒部材2の幅を加えた範囲に載置することがで
き、これが実質的に床部1の幅となる。こうして本発明
においては、マットレス9の載置幅、即ち、実質的に
部1の幅を、即座に、容易に変更することができる。
【0008】図3、図4は本発明を適用した床部の全体
構成の実施の形態を表した、夫々説明的斜視図、説明的
平面図であり、夫々(a)は図2(a)に対応して、マ
ットレス9の載置幅が最も狭い状態を示し、また夫々
(b)は図2(b)に対応して、マットレス9の載置幅
が最も広い状態を示している。この実施の形態では、
は、分割構成された背床部1a,腰床部1b,膝床部
1c,足床部1dを有しているが、背床部1aと腰床部
1b間及び膝床部1cと足床部1d間に夫々可撓床部
e,1fを構成したものである。そして、この実施の形
態では、本発明による横棒部材2は、背床部1aにのみ
構成しており、他の床部1b,1c,1dについては、
固定位置が可変の扁平キャップ10を装着して床幅を可
変としている。しかしながら、この実施の形態とは異な
り、この他の床部1b,1c,1dにおいても背床部
aと同様に横棒部材2により、実質的に床幅を可変とす
ることもできる。
【0009】以上の実施の形態において、横棒部材2に
は、溝部3に取付部材11を装着しており、この取付部
材11は横棒部材2に沿って移動が可能で、適所で固定
可能な構成としている。このような構成としては、図2
中に仮想線で示すように、取付部材11に、溝部3の内
外を挟む装着部材12a,12bを設け、これらの装着
部材12a,12bを締付ねじ13により締め付けるこ
とにより、取付部材11を横棒部材2の適所において固
定状態とする構成としている。そしてこの取付部材11
にはサイドレール14を取り付けている。このような取
付部材11の構成や、それにより取り付けるサイドレー
ル14等のベッドの付属品や周辺品は適宜である。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上のとおり、横棒部材の支持
位置を変更することにより、マットレスの載置幅として
の実質的な床部の幅を、即座に、容易に変更することが
でき、従って、製造者において異なった床幅のものを製
造する必要がなくなり、コストの低減が計れると共に、
ユーザーの要望に即応することができるという効果があ
る。そして、このように床部の幅を変更する横棒部材に
は、サイドレール等のベッドの付属品を取り付けること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す要部斜視図であ
る。
【図2】 本発明による横棒部材の支持状態を示す要部
断面図である。
【図3】 本発明による床部の全体構成の実施の形態を
示すものである。
【図4】 本発明による床部の全体構成の他の実施の形
態を示すものである。
【符号の説明】 1 床部 1a 背床部 1b 腰床部 1c 膝床部 1d 足床部 1e,1f 可撓床部 2 横棒部材 3 溝部 4 支持棒 5 棒支持部 6a,6b 雌ねじ部 7 取付ねじ 8 支持片 9 マットレス 10 扁平キャップ 11 取付部材 12a,12b 装着部材 13 締付ねじ 14 サイドレール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドのボトムの側辺に、マットレスの
    端縁を載置可能とした横棒部材を、側辺に対して進退可
    能に支持すると共に適所で固定可能に構成し、固定位置
    を変更することによりマットレス載置幅を可変とするこ
    とを特徴とするベッドにおける床幅可変機構
  2. 【請求項2】 横棒部材は、ベッドの付属品の取付部を
    兼用する構成としたことを特徴とする請求項1記載のベ
    ッドにおける床幅可変機構
JP10346231A 1998-12-04 1998-12-04 ベッドにおける床幅可変機構 Pending JP2000166698A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09192176A (ja) * 1996-01-24 1997-07-29 Nhk Spring Co Ltd ベッドのフレーム構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09192176A (ja) * 1996-01-24 1997-07-29 Nhk Spring Co Ltd ベッドのフレーム構造

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