JP2524695Y2 - 座椅子 - Google Patents

座椅子

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JP2524695Y2
JP2524695Y2 JP10149090U JP10149090U JP2524695Y2 JP 2524695 Y2 JP2524695 Y2 JP 2524695Y2 JP 10149090 U JP10149090 U JP 10149090U JP 10149090 U JP10149090 U JP 10149090U JP 2524695 Y2 JP2524695 Y2 JP 2524695Y2
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JP
Japan
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seat
frame
backrest frame
seat plate
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JP10149090U
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JPH0458148U (ja
Inventor
満 平島
Original Assignee
株式会社尾鷲スポーツプラザ
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は全身は勿論、上肢或いは下肢といったような
身体の個々の要部である首、腰周り、背筋等を伸長保持
することができて、健康器具として使える座椅子に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、病院等で使用する医療器具には全身或いは身体
の要部を伸長し、治療するものは知られているが、これ
らは例えば、ベッドに組付けられた大掛りなものであ
り、一般家庭等で手軽に使えるものではない。
一方座椅子等にこのような機能を備えさせて一般家庭
等で手軽に使えるようにしたものもこれまでには見受け
られなかった。
[考案が解決しようとする課題] このように一般家庭で手軽に使えるものが見受けられ
ない現状に鑑み本考案は、極く手軽に使えてしかも、使
用する人の体格等に応じて調節して効果的に使用するこ
とができ、持運びや収納等の取扱かい性に優れ、また、
座椅子本来の機能や使い易さを全く損なうことのない、
使い勝手がよくて健康増進に有用なものを提供せんとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の座椅子は、主要部がパイプ材で形成された座
部枠体と背もたれ枠体とからなり、座部枠体の左右後端
と背もたれ枠体の左右下端が夫々にラチエット歯車等で
連結されて背もたれ枠体が起倒自在に組合わされ、前記
座部枠体には座板を前後摺動自在に支持させると共に、
該座板に下肢を支持させる支持部材を伸縮調節自在に取
付け、また、背もたれ枠体には左右上端に夫々延長杆を
伸縮調節自在に取付け、また背もたれ枠体には左右上端
に夫々延長杆を伸縮自在に取付けて該各延長杆に顎掛け
バンドを支持させるように構成される。
[作用] 本考案の座椅子は、使用者の体格に合わせて、先ず、
下肢の長さに応じて座部枠体に取付けた支持部材を調節
して下肢を固定した状態に支持させる。また、座高に合
わせて背もたれ枠体に取付けた延長杆を調節し、顎掛け
バンドにより頭部及び顎部を固定させる。このようにし
て身体を固定した状態で背もたれ枠体を所望角度に伏倒
させることで所望の姿勢を保ちつつ全身或いは身体の要
部を伸ばし続けることができる。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。図に
おいて1は角パイプ材を形状に屈曲して形成される座
部枠体であり、2は該座部枠体1の左右後端で夫々内蔵
されているラチエット歯車3,3を介して連結される背も
たれ枠体である。該背もたれ枠体2は丸パイプ材からな
る側柱4,4を一対に並設して、その上端にヘッドレスト
5を架設させると共に、下部を横バー6で連結して形成
される。
前記座部枠体1には、左右両側部分の内側壁面に夫々
前後方向に長いレール溝7を開設すると共に、前端の中
央部に貫通孔8を開設する。9は座部枠体1内側に前後
摺動自在に装着される座板であり、左右両側にレール溝
7に挿通させる支軸10を夫々2本ずつ突設して、これら
の各支軸10の先端に第2図に示すようにころ11を装着
し、これらのころ11の回転で座板9が前後に摺動自在に
支持される。該座板9の上面後部で左右両側に支持金具
12,12を取付け、この支持金具12,12と前記横バー6と
を、屈伸自在の連結杆13,13で連結する。これらの連結
杆13,13は2本の直杆13a,13bを枢支連結13cすることに
より構成している。
また、14は使用者の下肢を支持する支持部材であり、
丸パイプ材からなる主杆15に副杆16を進退自在に挿通さ
せた組合わせで構成される。そして、主杆15の後端を座
板9の前端中央に固着すると共に該主杆15を貫通孔8か
ら延出させる。該主杆15には先端外周にねじ部17を刻設
して該ねじ部17に袋ナット状の締止具18を螺合し、該締
止具18の締付けにより副杆16の調節位置を固定させる。
副杆16の先端に使用者の両足首を乗せる板材19を直交状
に固着している。
20,20は背もたれ枠体2の側柱4,4上端に装着させる延
長杆であり、上端に顎掛けバンド21の端を夫々固着させ
る。これらの延長杆20,20には夫々複数個の通孔22を列
設する。一方、前記側柱4,4の上端に通孔22に連通させ
る通孔23を1個貫通させる。そして、側柱4,4の上部に
延長杆20,20を挿入し、該延長杆20,20を使用者の座高に
合わせて位置決めした状態で、連通する通孔22,23に止
めピン24を貫通させる。
なお、各図面とも理解を容易にするために何れも座部
シート及び背もたれシートを省略して示している。
次に、本考案の座椅子を健康器具として使用する状態
を説明する。第5図は上半身を起こして座椅子の形で使
用する状態を示したものであり、先ず、使用者の下肢の
長さに合わせて支持部材14の副杆16の長さを決め、使用
者の両足首を板材19に乗せ、バンド25により固定させ
る。また、使用者の座高に合わせて延長杆20,20の高さ
位置を調節し、使用者の後頭部をヘッドレスト5に当て
た状態で顎掛けバンド21で顎を固定した状態に支持させ
る。
このようにして、使用者の上半身及び下半身を夫々伸
ばした状態で使用することで、使用者は首,背筋,腰や
下肢を夫々伸長させた状態を維持継続する。この状態で
上半身を後側へ倒すように力を加えることでラチエット
歯車3,3の噛合変更により二点鎖線で示すように背もた
れ枠体2を任意の角度に傾倒することができる。
また、第6図は背もたれ枠体2を接地するまで倒して
ベッドのようにした使用例を示すものである。この使用
状態では連結杆13,13を構成している直杆13a,13bが枢支
連結13cの個所で屈曲することなく、一直線状に伸長す
ることにより支持金具12を前方へ押すために、該支持金
具12を取付けた座板9はその両側に突設した支軸10に装
着しているころ11が座部枠体1の左右両側内を転動し、
同図前方へ楽に移動する。これと連動して座板9の先端
に固着した支持部材19を第1図に示すように実線位置か
ら一点鎖線位置へと移動させ、該板材19にバンド25で足
首を固定されている使用者の下肢を伸長することができ
るものである。この伸長は下肢のみならず、座板9に乗
っている使用者の臀部を座板9と共に前方へ移動させる
ために、腰まわりをも伸長させることができる。しか
も、このような仰臥姿勢での使用状態においても、使用
者は頭部と足首とを固定されていて、さらに前述のよう
に下肢が伸長されるために、全身の伸長状態を維持継続
して全身の姿勢を矯正して健康増進に寄与させることが
できる。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の座椅子は、使用者の身長
に合わせて、上肢、即ち座高は勿論のこと下肢も簡単に
調節できて、さらに頭部と足首を延長杆と支持部材によ
り夫々ワンタッチ的に固定して使用するものであるか
ら、全身の伸長は勿論のこと、身体の要部も手軽に伸ば
すことができて、姿勢の矯正や健康の保持に有効に寄与
させることができる。
しかも、本考案の座椅子は座椅子本来の機能や使い勝
手を損なうことは全くないものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので、第1図は斜視
図、第2図は第1図のX−X線断面図、第3図は支持部
材の拡大断面図、第4図は背もたれ枠体上部の要部拡大
断面図、第5図及び第6図は夫々使用状態の説明図であ
る。 1……座部枠体、2……背もたれ枠体、3,3……ラチエ
ット歯車、9……座板、14……支持部材、20……延長
杆、21……顎掛けバンド。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主要部がパイプ材で形成された座部枠体と
    背もたれ枠体とからなり、座部枠体の左右後端と背もた
    れ枠体の左右下端が夫々にラチエット歯車等で連結され
    て背もたれ枠体が起倒自在に組合わされ、前記座部枠体
    には座板を前後摺動自在に支持させると共に、該座板に
    下肢を支持させる支持部材を伸縮調節自在に取付け、ま
    た背もたれ枠体には左右上端に夫々延長杆を伸縮自在に
    取付けて該各延長杆に顎掛けバンドを支持させるように
    構成した座椅子。
JP10149090U 1990-09-27 1990-09-27 座椅子 Expired - Lifetime JP2524695Y2 (ja)

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JP10149090U JP2524695Y2 (ja) 1990-09-27 1990-09-27 座椅子

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JPH0458148U JPH0458148U (ja) 1992-05-19
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JPH0458148U (ja) 1992-05-19

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