JP2000179896A - 空気調和機の配管取付構造 - Google Patents

空気調和機の配管取付構造

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JP2000179896A
JP2000179896A JP10376048A JP37604898A JP2000179896A JP 2000179896 A JP2000179896 A JP 2000179896A JP 10376048 A JP10376048 A JP 10376048A JP 37604898 A JP37604898 A JP 37604898A JP 2000179896 A JP2000179896 A JP 2000179896A
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pipe
liquid
gas
side joint
joint pipe
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JP10376048A
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Katsumi Nishikawa
克巳 西川
Katsunori Murata
勝則 村田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外機の液側出入口配管とガス側出入口配管
との各先端に設けられた液側継手管とガス側継手管と
を、押え板を用いて出入口配管取付板に固定する際の部
品コストや組立コストを低減し得る取付構造を提供す
る。 【解決手段】 出入口配管取付板2を貫通する液側継手
管11とガス側継手管12とに跨がる形状に押え板13
を形成し、この押え板13に、液側継手管11とガス側
継手管12との各外周に形成された係合溝11c・12
cに各々嵌入する液側配管係止部13cとガス側配管係
止部13dとを設ける。液側継手管11用の押え板とガ
ス側継手管12用の押え板とを個別に設けて固定してい
た従来の構成に比べ、全体的な部品点数が少なくなっ
て、製造コストや組立コストを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セパレート形の
空気調和機の配管取付構造に関するものであり、さらに
詳しくは、連絡配管が各々接続される液側継手管とガス
側継手管とを先端に有する室外機の出入口配管の取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば実公平6−33294号公報に、
マルチタイプの空気調和機における室外機が記載されて
いる。その室外機においては、図7に示すように、圧縮
機51の吐出配管52と、アキュムレータ53の介設さ
れた吸込配管54とが接続された四路切換弁55の一方
の接続ポートに、第1ガス管56を介してガス側ヘッダ
57が接続され、このガス側ヘッダ57から3本のガス
支管58…が分岐されている。
【0003】一方、四路切換弁55の他方の接続ポート
に、順次、第2ガス管59、室外ファン60の付設され
た室外熱交換器61、液管62、液側ヘッダ63が接続
され、この液側ヘッダ63から、それぞれ電動膨張弁6
4…が介設された3本の液支管65…が分岐されてい
る。
【0004】これら液支管65…と前記ガス支管58…
とから成る出入口配管の各先端には後述する液側継手管
66…・ガス側継手管67…がそれぞれ設けられてお
り、これら対をなす液側とガス側との継手管66・67
間に、それぞれ液側連絡配管68…・ガス側連絡配管6
9…を介して3台の室内機A〜Cを互いに並列に接続し
得るように構成されている。なお、第1ガス管56には
ガス閉鎖弁70が介設され、液管62には、室外熱交換
器61側から電動膨張弁71・受液器72・液閉鎖弁7
3が順次介設されている。
【0005】そして上記公報記載の空気調和機において
は、図8(a)(b)に示すように、室外機の本体ケー
シング74の側面にサブケーシング75を設け、このサ
ブケーシング75の背面を出入口配管取付板76とし
て、この取付板76に、上記した3対の液側継手管66
とガス側継手管67とが、この取付板76を貫通する状
態で取付けられている。なお、サブケーシング75の前
面には液閉鎖弁73とガス閉鎖弁70とがさらに取付け
られている。
【0006】上記のような各継手管66・67は、例え
ば図9(a)に示すような片ユニオンフレア継手で構成
されており、これらには、六角部66a・67aにおけ
る後端側に、軸心方向に凹入する係合溝66b・67b
が全周にわたって形成されている。なお、ガス支管58
は、通常、液支管65よりも径の大きな管で作製され、
これに伴って、ガス側継手管67は、液側継手管66よ
りも呼び径の大きな片ユニオン継手で構成されている。
【0007】これらの継手部材から成る継手管66・6
7の取付けは、従来、同図(a)に示すように、液側継
手管66固定用の押え板77と、ガス側継手管67固定
用の押え板78とを設けて行われている。これら各押え
板77・78には、U字状に切欠いた形状の係合凹部7
7a・78aがそれぞれ形成されている。
【0008】取付けに当たっては、まず同図(a)に示
すように、各継手管66・67を出入口配管取付板76
に形成されている六角穴に貫通させた状態で保持し、次
いで、上記各押え板77・78を取付板76に沿ってス
ライドさせて、同図(b)に示すように、各係合凹部7
7a・78aの周縁部が継手管66・67の前記係合溝
66b・67bに径方向外方から嵌入した状態として、
これら押え板77・78を組付ける。その後、取付板7
6を通して固定ねじ79…を各押え板77・78の雌ね
じ部77b・78bに螺着し、各押え板77・78を取
付板76に締結することによって、各継手管66・67
が取付面76に固定されるようになっている。
【0009】上記のような押え板77・78を、図10
(a)(b)に示すように、上下方向に所定の間隔で交
互に並ぶ液側継手管66…とガス側継手管67…とにそ
れぞれ組付けて、これら各継手管66…・67…が出入
口配管取付板76に取付けられている。なお、同図にお
いて57は前記したガス側ヘッダ、63は液側ヘッダ、
64は電動膨張弁である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な押え板77・78によって継手管66・67を取付け
る場合に、従来は、互いに形状(呼び径)の異なる液側
継手管66とガス側継手管67とに合わせて2種類の押
え板77・78を作製しておくことが必要となってお
り、このため、部品点数が多くなって、製造コストや組
立コストが高くなるという問題を有している。
【0011】また上記では、固定ねじ79によって押え
板77・78を出入口配管取付板76に固定する際、押
え板77・78にねじ締結方向の回転が生じ易く、これ
によって、組立作業が煩雑になるという問題も生じてい
る。つまり、例えば前記図9(b)において上側の押え
板77を例に挙げると、この押え板77には、係合凹部
77aを挟んで両側に雌ねじ部77b・77bが設けら
れており、この場合に、図において右側の雌ねじ部77
bよりも先に左側の雌ねじ部77bに固定ねじ79を螺
着させて締付けようとすると、このときの固定ねじ79
の回転方向に応じて、押え板77に雌ねじ部77bを中
心に図において左回りに回動する動作が生じ、これによ
って、液側継手管66の前記した係合溝66bから押え
板77が外れてしまう。したがって、この場合には右側
の固定ねじ79を先に螺着する等の制約が生じ、これに
よって、組立作業が煩雑なものとなっている。
【0012】この発明は、上記した問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、部品の製造コストや組立
コストを低減することが可能であり、また、組立作業の
作業性を向上し得る空気調和機の配管取付構造を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の配管取付構造は、室外機の液側出入口配管8とガ
ス側出入口配管9との各先端に各々連絡配管が接続され
る液側継手管11とガス側継手管12とを設け、これら
継手管11・12を室外機に設けられた出入口配管取付
板2に貫通させると共に、これら継手管11・12の外
周にそれぞれ形成された係合溝11c・12cに各々径
方向外方から嵌入させた押え板13を上記出入口配管取
付板2に締結して、各継手管11・12を出入口配管取
付板2に固定して成る空気調和機の配管取付構造であっ
て、上記出入口配管取付板2を貫通する液側継手管11
とガス側継手管12とに跨がる形状で上記押え板13を
形成し、この押え板13に液側継手管11とガス側継手
管12との各係合溝11c・12cに各々嵌入する液側
配管係止部13cとガス側配管係止部13dとを設けて
いることを特徴としている。
【0014】この構成によれば、対をなす液側継手管1
1とガス側継手管12との双方が、1枚の押え板13に
よって出入口配管取付板2に固定される。したがって、
液側継手管11とガス側継手管12とに対し、これらの
寸法に応じて互いに形状の異なる押え板を個々に設けて
固定していた従来の構成に比べ、全体的な部品点数が少
なくなるので、部品の製造コストや組立コストを低減す
ることができる。
【0015】請求項2の空気調和機の配管取付構造は、
上記押え板13を出入口配管取付板2に沿わせて一方向
にスライドさせることにより、液側配管係止部13cと
ガス側配管係止部13dとが液側継手管11とガス側継
手管12との各係合溝11c・12cに各々嵌入して各
係合溝11c・12cの底部に当接するように形成する
と共に、液側配管係止部13cとガス側配管係止部13
dとの間の箇所に、押え板13を出入口配管取付板2に
締結するためのねじ穴13eを形成していることを特徴
としている。
【0016】この構成によれば、押え板13を出入口配
管取付板2に固定ねじを用いて締結する際、押え板13
にねじ締結方向に回転力が作用しても、この締結箇所の
両側に位置する液側配管係止部13cとガス側配管係止
部13dとの一方に、回転方向の前方から液側継手管1
1あるいはガス側継手管12の係合溝11c又は12c
の底部が当接しており、したがって、上記の回転力によ
る回転動作は阻止される。すなわち上記は、ねじ締結の
際の回り止め機能を具備した構成となっているので、ね
じ締結作業も容易に行うことができる。さらに、押え板
13は、これを上記の固定ねじで出入口配管取付板2に
沿わせて固定すれば、この状態での回転方向の移動は液
側継手管11とガス側継手管12とによって阻止された
状態となり、したがって、1本の固定ねじの取付けだけ
で、押え板13を固定取付状態とすることができる。し
たがって、従来の液側継手管用の押え板と、ガス側継手
管用の押え板とのそれぞれに各2本、合計4本の固定ね
じを必要としていた構成に比べ、必要な固定ねじの数も
極力少なくすることができ、これによっても、製造コス
トや組立コストを低減することができる。
【0017】請求項3の空気調和機の配管取付構造は、
上記押え板13に、その一端面から上記スライド方向に
沿ってそれぞれ略U字状に凹入する液側係合凹部13a
とガス側係合凹部13bとを設け、これら係合凹部13
a・13bの周縁を上記各係合溝11c・12cに各々
嵌入する液側配管係止部13cおよびガス側配管係止部
13dとして形成すると共に、この押え板13を液側継
手管11とガス側継手管12との取付間隔が互いに相異
する複数機種の室外機で使用可能なように、少なくとも
一方の係合凹部13aをこの係合凹部13a内に位置し
て固定される継手管11の各機種毎の取付位置に跨がる
形状で形成していることを特徴としている。
【0018】この構成によれば、同一形状の押え板13
を、液側継手管11とガス側継手管12との取付間隔が
互いに相異する複数機種の室外機で使用でき、したがっ
て、取付間隔の異なる機種毎に、形状の異なる押え板1
3を個別に作製しておく必要がないので、これによっ
て、製造コストをさらに低減することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】本実施形態に係る空気調和機の室外機は、
図2(a)に示すように、略直方体箱形の本体ケーシン
グ1を備えている。このケーシング1の前板1aには、
その中央開口を覆うように吹出グリル1bが取付けら
れ、また、ケーシング1の背面には、同図(c)に示す
ように、吸込グリル1cが取付けられている。この吸込
グリル1cと吹出グリル1bとの間は熱交換室として形
成され、この領域に、図示してはいないが、室外熱交換
器や室外ファン等が設置されている。また、同図(a)
における吹出グリル1bよりも右端側は機械室として区
画され、この領域に、圧縮機やアキュムレータ・四路切
換弁等の各種冷媒配管機器類が配置されて、前記図7を
参照して説明したのとほぼ同様の冷媒回路が、このケー
シング1内に構成されている。
【0021】そしてケーシング1内の右端部には、同図
(b)に示すように、前後方向のほぼ中央位置に出入口
配管取付板2が立設されている。この取付板2に、後述
する液側継手管11とガス側継手管12とが背面側に向
けて、上下方向に所定の間隔で交互に合計4本設けられ
ている。したがってこの室外機は、2台の室内機を互い
に並列に接続し得るように構成されている。なお本体ケ
ーシング1の右側板1dには、同図(c)に示すよう
に、背面右端側(同図においては左端側)を覆う折曲部
が連接されている。この折曲部の下端側を矩形状に切欠
いて配管取出口1eが形成されており、この配管取出口
1eを通して、上記液側継手管11やガス側継手管12
に接続された連絡配管(図示せず)が引き出されるよう
になっている。
【0022】図3(a)(b)に、上記出入口配管取付
板2近傍における配管構造を示している。同図において
3は液側ヘッダ、4はガス側ヘッダであり、これらヘッ
ダ3・4は軸心を上下方向にして配置され、各下端部
は、同図(a)に示されているように、液閉鎖弁5・ガ
ス閉鎖弁6にそれぞれ接続されている。そして、液側ヘ
ッダ5に、同図(b)に示すように、各々電動膨張弁7
・7が介設された2本の液支管(液側出入口配管)8・
8が接続され、また、ガス側ヘッダ4に2本のガス支管
(ガス側出入口配管)9・9が接続されている。
【0023】これら液支管8・8とガス支管9・9との
各先端側は軸心をほぼ水平にして、上下方向に所定の間
隔で互いに平行に配置されている。なおガス支管9・9
の外周には、その内部を流れるガス冷媒の温度を検出す
るため、サーミスタから成る温度センサが取付けられる
管状のセンサホルダ10・10が接合されている。そし
て、液支管8・8とガス支管9・9との各平行部の先端
に、それぞれ片ユニオンフレア継手より成る液側継手管
11・11、ガス側継手管12・12が接合され、これ
ら継手管11・12が、出入口配管取付板2を貫通した
状態で出入口配管取付板2に固定されている。
【0024】このような固定は、図4(a)(b)に示
すように、上側の液側継手管11およびガス側継手管1
2の固定用と、下側の液側継手管11およびガス側継手
管12の固定用との2枚の押え板13・13を設けて行
われている。これら押え板13・13は互いに同形状で
あり、上下に隣合う液側継手管11およびガス側継手管
12に跨がる上下方向の長さ寸法で形成されている。そ
して、上下方向の略中央の箇所で、各々、1本の固定ね
じ14によって出入口配管取付板2に固定されている。
【0025】以下、上記押え板13による取付構造の詳
細について、その組立手順と共に説明する。まず、前記
のように片ユニオンフレア継手によって構成さた液側継
手管11には、図5(a)に示すように、先端側に雄ね
じ部11aが形成され、液支管8の先端が接合された基
端側に、外周が正六角形の六角部11bが設けられてい
る。そして、この六角部11bにおける基端側に、全周
にわたって軸心方向に凹入する係合溝11cが設けら
れ、この係合溝11cの形成領域は、六角部11bにお
ける対面幅よりも小さな円形外周面を有する係合軸部1
1dとして形成されている。
【0026】前記ガス側継手管12は、液側継手管11
よりも呼び径の大きな片ユニオンフレア継手で構成され
ている。すなわち、液支管8が例えば外径1/4インチ
のCu管から成る場合には、ガス支管9は例えば外径3
/8インチのCu管で構成され、これら管径に応じた呼
び径の継手を用いて構成される。したがって、ガス側継
手管12は、液側継手管11よりも全体的に寸法を大き
くした形状であるものの、上記同様の構成を有してい
る。すなわち同図(b)に示すように、先端側に雄ねじ
部12aを、基端側に六角部12bをそれぞれ備え、六
角部12bに係合溝12cを設けて、この係合溝12c
の形成領域は円形外周面を有する係合軸部12dとして
形成されている。
【0027】一方、図6(a)に示すように、前記出入
口配管取付板2には上記液側継手管11とガス側継手管
12とが貫通する領域に、各六角部11b・12bが各
々嵌合する正六角形の貫挿穴2a・2bが形成され、ま
た、これら貫挿穴2a・2bの間に、前記固定ねじ14
が貫通するねじ挿通穴2cが形成されている。
【0028】組立に当たっては、まず、液側継手管11
とガス側継手管12とを出入口配管取付板2の各貫挿穴
2a・2bに挿入し、同図(b)に示すように、各六角
部11b・12bの係合溝11c・12cが取付板2よ
りも挿入方向手前側に位置する状態として、前記液側ヘ
ッダ3およびガス側ヘッダ4の下端側が液閉鎖弁5やガ
ス閉鎖弁6に固定される。
【0029】そして、これら継手管11・12の側方か
ら、押え板13を出入口配管取付板2に沿ってスライド
させる。この押え板13は縦長の矩形板を用いて形成さ
れ、その上側と下側とに、図において右端面から左方向
にU字状にそれぞれ凹入する液側係合凹部13aとガス
側係合凹部13bとが設けられている。ガス側係合凹部
13bは、ガス側継手管12の前記係合軸部12dの外
径にほぼ合致する上下幅の寸法で形成され、その左端側
は半円状に形成されている。液側係合凹部13aは、液
側継手管11の前記係合軸部11dの外径よりも大きな
上下幅の寸法で左方向に延びる形状で形成され、そし
て、この液側係合凹部13aの左端側の上下の角部は、
それぞれ、上記係合軸部11dの外径とほぼ同一径の円
弧状に形成されている。
【0030】なお、これら係合凹部13a・13bの周
縁は、出入口配管取付板2への各継手管11・12の挿
入方向とは反対側に段差状に膨出させた形状に形成さ
れ、これによって、この周縁部の剛性を高めた構成とな
っている。以下では、液側係合凹部13aの周縁膨出部
を液側配管係止部13c、ガス側係合凹部13bの周縁
膨出部をガス側配管係止部13dと称する。これら液側
配管係止部13cとガス側配管係止部13dとの間の箇
所に、前記固定ねじ14が螺着される雌ねじ部(ねじ
穴)13eが形成されている。
【0031】このような形状の押え板13を、液側係合
凹部13aに液側継手管11の前記係合軸部11dが、
また、ガス側係合凹部13bにガス側継手管12の前記
係合軸部12dがそれぞれ嵌入して、これら係合凹部1
3a・13b内を相対的に左方向に移動するように、前
記のように出入口配管取付板2に沿ってスライドさせ
る。そして、各係合軸部11d・12dが各係合凹部1
3a・13bにおける左端側の端面に各々当接する位置
までスライドさせることで、前記した出入口配管取付板
2のねじ挿通穴2cと、押え板13の雌ねじ部13eと
が同軸上に位置するようになっており、この状態で、図
1に示すように、固定ねじ14を上記ねじ挿通穴2cを
通して雌ねじ部13eに螺着させ、押え板13を出入口
配管取付板2に固定する。
【0032】これにより、ガス側継手管12は、その係
合溝12c内における図において左側半周に沿って、押
え板13のガス側配管係止部13dが嵌入した組立状態
となって、このガス側継手管12は、その軸方向移動が
規制されて出入口配管取付板2に固定される。一方、液
側継手管11は、その係合溝11c内における図におい
て左側上方角部の領域で、少なくとも円周角90°の範
囲にわたって押え板13の液側配管係止部13cが嵌入
した組立状態となって、上記同様に、この液側継手管1
1も、軸方向移動が規制されて出入口配管取付板2に固
定される。
【0033】なお、前記した固定ねじ14による締結作
業時には、押え板13にねじ締結方向の回転動作が生じ
ることはなく、したがって、この締結作業も容易に行う
ことが可能となっている。すなわち、このときのねじ締
結時には、押え板13に、雌ねじ部13eの箇所を中心
にして図において左回りの回転力が作用する。しかしな
がら、この場合には、ガス側配管係止部13dに対し、
上記回転方向の前方、すなわち図においては右側からガ
ス側継手管12の前記係合軸部12dが当接しており、
これによって、上記の回転力による回転動作は阻止され
る。したがって、ねじ締結の際の回り止め機能を具備し
た構成となっているので、この作業も容易に行うことが
できる。
【0034】また、押え板13は、これを上記の固定ね
じ14で出入口配管取付板2に固定すれば、この状態で
の回転方向の移動は液側継手管11とガス側継手管12
との各係合軸部11d・12dによって阻止される。し
たがって、1本の固定ねじ14の取付けだけで、押え板
13を確固とした固定取付状態とすることができる。し
たがって、固定ねじ14の数も極力少なくすることが可
能となっている。
【0035】上記のような押え板13による固定を、前
記図4(a)(b)に示したように、上下に隣合う液側
継手管11およびガス側継手管12の各対毎に行うこと
で、これら継手管11・12の出入口配管取付板2への
取付作業が終了する。なお、押え板13における液側係
合凹部13aの上下幅は、液側継手管11とガス側継手
管12との上下方向の中心間距離が互いに相異する2機
種の室外機に、この押え板13を共用し得るように設定
されている。同図には、上記した中心間距離が例えば5
0mmの室外機での組立状態を示しており、このとき、
同図(b)に示すように、液側継手管11は、液側係合
凹部13aの上側角部の領域で、前記のように液側配管
係止部13cが係合溝11c内に嵌入した状態となっ
て、この液側継手管11が固定されている。
【0036】そして、この押え板13を用いて、上記の
中心間距離が例えば45mmの室外機にも使用可能とな
っており、この場合には、液側継手管11は、液側係合
凹部13aの下側角部の領域で、上記同様に液側配管係
止部13cが係合溝11c内に嵌入した状態となって液
側継手管11が固定される。
【0037】以上の説明のように、上記実施形態におい
ては、出入口配管取付板2に貫挿された一対の液側継手
管11とガス側継手管12とに跨がる長さ寸法で押え板
13を形成し、この押え板13によって、液側継手管1
1とガス側継手管12との双方を出入口配管取付板2に
固定するように構成されている。したがって、液側継手
管11とガス側継手管12とに対し、これらの寸法に応
じて互いに形状の異なる押え板を個々に設けて固定して
いた従来の構成に比べ、全体的な部品点数が少なくなる
ので、部品の製造コストや組立コストを低減することが
できる。
【0038】また、上記実施形態においては、押え板1
3の一端面からそれぞれ略U字状に凹入する液側係合凹
部13aとガス側係合凹部13bとを設け、これらの間
に雌ねじ部13eを形成して出入口配管取付板2に締結
する構成とすることによって、前記のように、ねじ締結
の際に押え板13に回転が生じることはなく、これによ
って、ねじ締結作業も容易に行うことが可能となってい
る。さらに、1本の固定ねじ14の取付けだけで、押え
板13を確固とした固定取付状態とすることができ、し
たがって、固定ねじ14の数も極力少なくなって、これ
によっても、製造コストや組立コストを低減することが
可能となっている。
【0039】さらに上記においては、液側継手管11と
ガス側継手管12との取付間隔が互いに相異する2機種
の室外機に同一形状の押え板13を使用し得るように液
側係合凹部13aの形状が設定されており、したがっ
て、取付間隔の異なる機種毎に形状の異なる押え板13
を個別に作製しておく必要がないので、これによっても
製造コストをさらに低減することが可能となり、また、
部品管理コスト等も低減することが可能となっている。
【0040】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記形態に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更することができ
る。例えば上記形態では、液側係合凹部13aの上下方
向の幅を、液側継手管11の係合軸部11dの外径より
も大きくして、液側継手管11とガス側継手管12との
取付間隔が互いに相異する2機種の室外機に同一形状の
押え板13を使用可能とした例を挙げたが、これは、ガ
ス側係合凹部13bの上下方向の幅をガス側継手管12
の係合軸部12dの外径よりも大きくして構成すること
も可能であり、さらに、例えば液側係合凹部13aとガ
ス側係合凹部13bとの双方を各係合軸部11d・12
dの径よりも大きくして、さらに多機種の室外機に使用
し得るような構成とすることも可能である。また、請求
項1・2の範囲においては、液側係合凹部13aとガス
側係合凹部13bとの双方を各係合軸部11d・12d
の径に合わせて形成した構成とすることも可能である。
【0041】また上記実施形態においては、一対の液側
継手管11とガス側継手管12とを固定し得るように上
下方向の長さ寸法を設定した押え板13を例に挙げて説
明したが、例えば上下方向に交互に並設された2対以上
の液側継手管11とガス側継手管12とを1枚の押え板
で同時に固定し得るように、この押え板に液側係合凹部
13aとガス側係合凹部13bとを2対以上設けた構成
とすることも可能である。
【0042】また上記実施形態においては、液側係合凹
部13aとガス側係合凹部13bとをそれぞれ略U字状
に形成したが、液側継手管11とガス側継手管12との
各係合溝11c・12cに径方向外方から嵌入し得るも
のであれば、例えば矩形状の押え板13の上端角部と下
端角部とをそれぞれ円弧状に切欠いて、これらを液側係
合凹部・ガス側係合凹部として構成する等のその他任意
の形状にして形成することが可能である。
【0043】また上記実施形態においては、液側継手管
11とガス側継手管12とが2対並設されるマルチタイ
プの室外機を例に挙げたが、さらに3対以上設けられる
マルチタイプの室外機や、逆に一対のみ設けて構成され
る室外機にも本発明を適用して構成することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1の空
気調和機の配管取付構造においては、出入口配管取付板
を貫通する液側継手管とガス側継手管とに跨がる形状の
押え板を設け、この1枚の押え板によって、液側継手管
とガス側継手管との双方が出入口配管取付板に固定され
る。したがって、液側継手管とガス側継手管との各々に
対して互いに形状の異なる押え板を個々に設けていた従
来の構成に比べ、全体的な部品点数が少なくなり、これ
により、部品の製造コストや組立コストを低減すること
ができる。
【0045】請求項2の空気調和機の配管取付構造にお
いては、液側継手管とガス側継手管との各係合溝に各々
嵌入する液側配管係止部とガス側配管係止部との間の箇
所で、押え板を出入口配管取付板に締結するように形成
され、これによって、ねじ締結の際の回り止め機能を具
備した構成となっているので、ねじ締結作業を容易に行
うことができる。さらにこの場合には、1本の固定ねじ
の取付けだけで、押え板の回転方向の移動が液側継手管
とガス側継手管とによって阻止された固定取付状態とな
る。したがって、固定ねじの数も極力少なくすることが
可能となるので、これによっても、製造コストや組立コ
ストを低減することができる。
【0046】請求項3の空気調和機の配管取付構造にお
いては、押え板に設ける液側係合凹部とガス側係合凹部
との少なくとも一方を、複数機種毎の液側継手管あるい
はガス側継手管の各取付位置に跨がる形状に形成してい
る。これにより、取付間隔の異なる機種毎に各々対応さ
せて形状の異なる押え板を個別に作製しておく必要がな
いので、これによっても製造コストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における空気調和機の室
外機での出入口配管取付板への液側継手管とガス側継手
管との取付構造を示す要部斜視図である。
【図2】上記室外機の外観形状を示すもので、同図
(a)は正面図、同図(b)は一部切欠側面図、同図
(c)は背面図である。
【図3】上記出入口配管取付板周辺の配管構造を示すも
ので、同図(a)は上方から見た平面図、同図(b)は
同図(a)におけるX−X線矢視断面図である。
【図4】上記出入口配管取付板周辺の配管構造を示すも
ので、同図(a)は図3(b)におけるY−Y線矢視
図、同図(b)は図3(b)におけるZ−Z線矢視図で
ある。
【図5】上記液側継手管とガス側継手管とを示すもの
で、同図(a)は液側継手管の正面図、同図(b)はガ
ス側継手管の正面図である。
【図6】上記出入口配管取付板への液側継手管とガス側
継手管との取付手順を示すもので、同図(a)は各継手
管を出入口配管取付板に貫通させて組付ける際の斜視
図、同図(b)は同図(a)に続いて押え板を組付ける
際の斜視図である。
【図7】従来のマルチタイプの空気調和機における冷媒
回路図である。
【図8】図7に示す冷媒回路を内蔵する空気調和機の室
外機の外観形状を示すもので、同図(a)は正面図、同
図(b)は側面図である。
【図9】従来の出入口配管取付板への液側継手管とガス
側継手管との取付手順を示すもので、同図(a)は各継
手管を出入口配管取付板に貫通させて組付けた状態を示
す要部斜視図、同図(b)は同図(a)に続いて押え板
を組付けた状態を示す要部斜視図である。
【図10】図9に示した出入口配管取付板周辺の配管構
造を示すもので、同図(a)は正面図、同図(b)は同
図(a)におけるU−U線矢視断面図である。
【符号の説明】
2 出入口配管取付板 8 液支管(液側出入口配管) 9 ガス支管(ガス側出入口配管) 11 液側継手管 11c 係合溝 12 ガス側継手管 12c 係合溝 13 押え板 13a 液側係合凹部 13b ガス側係合凹部 13c 液側配管係止部 13d ガス側配管係止部 13e 雌ねじ部(ねじ穴)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月21日(2000.3.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 上記押え板(13)に、その一端面から
上記スライド方向に沿ってそれぞれ略U字状に凹入する
液側係合凹部(13a)とガス側係合凹部(13b)と
を設け、これら係合凹部(13a)(13b)の周縁を
上記各係合溝(11c)(12c)に各々嵌入する液側
配管係止部(13c)およびガス側配管係止部(13
d)として形成すると共に、この押え板(13)を液側
継手管(11)とガス側継手管(12)との取付間隔が
互いに相異する複数機種の室外機で使用可能なように、
少なくとも一方の係合凹部(13a)をこの係合凹部
(13a)内に位置して固定される継手管(11)の各
機種毎の取付位置に跨がる形状で形成していることを特
徴とする請求項の空気調和機の配管取付構造。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の配管取付構造は、室外機の液側出入口配管8とガ
ス側出入口配管9との各先端に各々連絡配管が接続され
る液側継手管11とガス側継手管12とを設け、これら
継手管11・12を室外機に設けられた出入口配管取付
板2に貫通させると共に、これら継手管11・12の外
周にそれぞれ形成された係合溝11c・12cに各々径
方向外方から嵌入させた押え板13を上記出入口配管取
付板2に締結して、各継手管11・12を出入口配管取
付板2に固定して成る空気調和機の配管取付構造であっ
て、上記出入口配管取付板2を貫通する液側継手管11
とガス側継手管12とに跨がる形状で上記押え板13を
形成し、この押え板13に液側継手管11とガス側継手
管12との各係合溝11c・12cに各々嵌入する液側
配管係止部13cとガス側配管係止部13dとを設けて
成り、さらに上記押え板13を出入口配管取付板2に沿
わせて一方向にスライドさせることにより、液側配管係
止部13cとガス側配管係止部13dとが液側継手管1
1とガス側継手管12との各係合溝11c・12cに各
々嵌入して各係合溝11c・12cの底部に当接するよ
うに形成すると共に、液側配管係止部13cとガス側配
管係止部13dとの間の箇所に、押え板13を出入口配
管取付板2に締結するためのねじ穴13eを形成して
ることを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 また、上記構成によれば、押え板13を
出入口配管取付板2に固定ねじを用いて締結する際、押
え板13にねじ締結方向に回転力が作用しても、この締
結箇所の両側に位置する液側配管係止部13cとガス側
配管係止部13dとの一方に、回転方向の前方から液側
継手管11あるいはガス側継手管12の係合溝11c又
は12cの底部が当接しており、したがって、上記の回
転力による回転動作は阻止される。すなわち上記は、ね
じ締結の際の回り止め機能を具備した構成となっている
ので、ねじ締結作業も容易に行うことができる。さら
に、押え板13は、これを上記の固定ねじで出入口配管
取付板2に沿わせて固定すれば、この状態での回転方向
の移動は液側継手管11とガス側継手管12とによって
阻止された状態となり、したがって、1本の固定ねじの
取付けだけで、押え板13を固定取付状態とすることが
できる。したがって、従来の液側継手管用の押え板と、
ガス側継手管用の押え板とのそれぞれに各2本、合計4
本の固定ねじを必要としていた構成に比べ、必要な固定
ねじの数も極力少なくすることができ、これによって
も、製造コストや組立コストを低減することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 請求項の空気調和機の配管取付構造
は、上記押え板13に、その一端面から上記スライド方
向に沿ってそれぞれ略U字状に凹入する液側係合凹部1
3aとガス側係合凹部13bとを設け、これら係合凹部
13a・13bの周縁を上記各係合溝11c・12cに
各々嵌入する液側配管係止部13cおよびガス側配管係
止部13dとして形成すると共に、この押え板13を液
側継手管11とガス側継手管12との取付間隔が互いに
相異する複数機種の室外機で使用可能なように、少なく
とも一方の係合凹部13aをこの係合凹部13a内に位
置して固定される継手管11の各機種毎の取付位置に跨
がる形状で形成していることを特徴としている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】 また、請求項の空気調和機の配管取付
構造においては、液側継手管とガス側継手管との各係合
溝に各々嵌入する液側配管係止部とガス側配管係止部と
の間の箇所で、押え板を出入口配管取付板に締結するよ
うに形成され、これによって、ねじ締結の際の回り止め
機能を具備した構成となっているので、ねじ締結作業を
容易に行うことができる。さらにこの場合には、1本の
固定ねじの取付けだけで、押え板の回転方向の移動が液
側継手管とガス側継手管とによって阻止された固定取付
状態となる。したがって、固定ねじの数も極力少なくす
ることが可能となるので、これによっても、製造コスト
や組立コストを低減することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】 請求項の空気調和機の配管取付構造に
おいては、押え板に設ける液側係合凹部とガス側係合凹
部との少なくとも一方を、複数機種毎の液側継手管ある
いはガス側継手管の各取付位置に跨がる形状に形成して
いる。これにより、取付間隔の異なる機種毎に各々対応
させて形状の異なる押え板を個別に作製しておく必要が
ないので、これによっても製造コストを低減することが
できる。 −以上−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機の液側出入口配管(8)とガス側
    出入口配管(9)との各先端に各々連絡配管が接続され
    る液側継手管(11)とガス側継手管(12)とを設
    け、これら継手管(11)(12)を室外機に設けられ
    た出入口配管取付板(2)に貫通させると共に、これら
    継手管(11)(12)の外周にそれぞれ形成された係
    合溝(11c)(12c)に各々径方向外方から嵌入さ
    せた押え板(13)を上記出入口配管取付板(2)に締
    結して、各継手管(11)(12)を出入口配管取付板
    (2)に固定して成る空気調和機の配管取付構造であっ
    て、上記出入口配管取付板(2)を貫通する液側継手管
    (11)とガス側継手管(12)とに跨がる形状で上記
    押え板(13)を形成し、この押え板(13)に液側継
    手管(11)とガス側継手管(12)との各係合溝(1
    1c)(12c)に各々嵌入する液側配管係止部(13
    c)とガス側配管係止部(13d)とを設けていること
    を特徴とする空気調和機の配管取付構造。
  2. 【請求項2】 上記押え板(13)を出入口配管取付板
    (2)に沿わせて一方向にスライドさせることにより、
    液側配管係止部(13c)とガス側配管係止部(13
    d)とが液側継手管(11)とガス側継手管(12)と
    の各係合溝(11c)(12c)に各々嵌入して各係合
    溝(11c)(12c)の底部に当接するように形成す
    ると共に、液側配管係止部(13c)とガス側配管係止
    部(13d)との間の箇所に、押え板(13)を出入口
    配管取付板(2)に締結するためのねじ穴(13e)を
    形成していることを特徴とする請求項1の空気調和機の
    配管取付構造。
  3. 【請求項3】 上記押え板(13)に、その一端面から
    上記スライド方向に沿ってそれぞれ略U字状に凹入する
    液側係合凹部(13a)とガス側係合凹部(13b)と
    を設け、これら係合凹部(13a)(13b)の周縁を
    上記各係合溝(11c)(12c)に各々嵌入する液側
    配管係止部(13c)およびガス側配管係止部(13
    d)として形成すると共に、この押え板(13)を液側
    継手管(11)とガス側継手管(12)との取付間隔が
    互いに相異する複数機種の室外機で使用可能なように、
    少なくとも一方の係合凹部(13a)をこの係合凹部
    (13a)内に位置して固定される継手管(11)の各
    機種毎の取付位置に跨がる形状で形成していることを特
    徴とする請求項2の空気調和機の配管取付構造。
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