JP2000179128A - 二重床用パネルの支持脚 - Google Patents

二重床用パネルの支持脚

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JP2000179128A
JP2000179128A JP10354677A JP35467798A JP2000179128A JP 2000179128 A JP2000179128 A JP 2000179128A JP 10354677 A JP10354677 A JP 10354677A JP 35467798 A JP35467798 A JP 35467798A JP 2000179128 A JP2000179128 A JP 2000179128A
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JP
Japan
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panel
screw shaft
nut member
screw
double
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Pending
Application number
JP10354677A
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English (en)
Inventor
Torakichi Hashimoto
虎吉 橋本
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MATSUYAMA DENKI KK
Original Assignee
MATSUYAMA DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルから支持脚に振動が加わってもナット
部材に緩みの発生がなく、支持したパネルにガタツキが
生じることのない二重床用パネルの支持脚を提供するこ
とにある。 【解決手段】 ベースプレート2上に螺軸3を立設した
支持部材4と、上記螺軸3に外嵌螺合するねじ孔5を有
するパネル受け6と、上記螺軸3に外嵌螺合するねじ孔
7を有し、このパネル受け6の下位の位置において螺軸
3に装着し、パネル受け6に対する圧接によって該パネ
ル受け6を螺軸3に対して緩み止め状に固定化するナッ
ト部材8とで構成された二重床用パネルの支持脚におい
て、上記ナット部材8の上面にねじ孔7を囲む周囲の位
置から突出する円筒部22を設け、パネル受け6の下面
に円筒部22が嵌合する内径の円形孔23を設け、円形
孔23をねじ孔5の軸心に対して偏心させ、これによ
り、円筒部22の外径面が円形孔23の内径面に対して
偏心方向の位置が食い込み状に圧接することになり、こ
の圧接部分によってナット部材8とパネル受け6は締結
一体化し、パネル受け6の完全な緩み止めが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の床面上に
所定の高さで床用パネルを支持して二重床を構築するた
めに用いる二重床用パネルの支持脚に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の床面上に所定の高さで二重床を構
築するには、建物の床面上に設置した状態でパネルの四
隅を支持する支持脚が用いられる。
【0003】図4と図5は、従来の支持脚1を示し、ベ
ースプレート2上に螺軸3を立設した支持部材4と、上
記螺軸3に外嵌螺合するねじ孔5を有するパネル受け6
と、上記螺軸3に外嵌螺合するねじ孔7を有し、このパ
ネル受け6の下位の位置において螺軸3に装着し、パネ
ル受け6に対する圧接によって該パネル受け6を螺軸3
に対して緩み止め状に固定化するナット部材8とで構成
され、パネル受け6は、中心をねじ孔が貫通する角形基
板9の上面四箇所に仕切り突部10を設け、該基板9の
仕切り突部10によって区切られた四箇所がパネルの載
置部分となり、この載置部分にパネルを固定するタッピ
ングビスの下孔11が設けられ、ねじ孔5の上端はキャ
ップ12で閉鎖し、パネルの載置部分上にクッション材
13を載置くようになっている。
【0004】また、ナット部材8は、横長となる帯板1
4の中央に上面に、螺軸3へ螺合するねじ孔7を有する
ナット15を圧着(カシメ)若しくは溶接により固定し
た構造になっている。
【0005】上記支持脚1を用いて二重床を構築するに
は、支持部材4の螺軸3にナット部材8とパネル受け6
をそれぞれ外嵌螺合しておき、建物の床面上に支持脚1
を設置してパネル受け6を所定の高さ位置に調整した
後、ナット部材8を回動させてナット15の上面をパネ
ル受け6の下面に圧接させ、ダブルナット効果によって
パネル受け6を螺軸3に固定化し、この後パネル受け6
の載置部分にパネルのコーナを固定するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
支持脚1は、パネル受け6の螺軸3に対する固定を、ナ
ット部材8の圧接によるダブルナット効果によって行っ
ているが、このような固定方法は、パネル床面から支持
脚1に振動が加わるとナット部材8に緩みが発生し、パ
ネル受け6の螺軸3に対する固定が解け、支持したパネ
ルにガタツキが生じるという問題がある。
【0007】そこで、この発明の課題は、二重床のパネ
ル支持において、支持脚に振動が加わってもナット部材
に緩みの発生がなく、支持したパネルにガタツキが生じ
ることのない二重床用パネルの支持脚を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、ベースプレート上に螺軸
を立設した支持部材と、上記螺軸に外嵌螺合するねじ孔
を有するパネル受けと、上記螺軸に外嵌螺合するねじ孔
を有し、このパネル受けの下位の位置において螺軸に装
着し、パネル受けに対する圧接によって該パネル受けを
螺軸に対して緩み止め状に固定化するナット部材とから
なり、上記ナット部材の上面とパネル受けの下面の何れ
か一方に、ねじ孔を囲む周囲の位置から相手他方側に向
けて突出する円筒部を設け、同他方に該円筒部が嵌合す
る内径の円形孔を設け、この円形孔と円筒部の何れか一
方をねじ孔の軸心に対して偏心させた構成を採用したも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。なお、図4と図5で述べた従来例
と同一部分には、同一符号を付して説明に代える。
【0010】この発明の支持脚21は、ベースプレート
2上に螺軸3を立設した支持部材4と、上記螺軸3に外
嵌螺合するねじ孔7を有するパネル受け6と、上記螺軸
3に外嵌螺合するねじ孔5を有し、このパネル受け6の
下位の位置において螺軸3に装着し、パネル受け6に対
する圧接によって該パネル受け6を螺軸3に対して緩み
止め状に固定化するナット部材8とからなり、上記ナッ
ト部材8は、横長となる帯板14の中央にバーリング加
工で貫通孔を設けて帯板14の上面でこの貫通孔の周囲
に適当な高さの円筒部22を突設し、その内周に雌ねじ
を加工して螺軸3に螺合するねじ孔7を形成した構造に
なっている。
【0011】この円筒部22は、根元から上端に向けて
少しテーパー状となり、その外径は、ねじ孔7と同軸心
状の配置になっている。
【0012】上記パネル受け6の下面には、円筒部22
が嵌合する内径と深さの円形孔23が設けられている。
この円形孔23は図3に示すように、パネル受けを上下
に貫通するねじ孔5の軸心Oに対して少し偏心した軸心
O1 の配置でパネル受け6の下面中央部の位置に穿設さ
れている。
【0013】この発明の支持脚は上記のような構成であ
り、この支持脚21を用いて二重床を構築するには、支
持部材4の螺軸3に先ずナット部材8と次にパネル受け
6をそれぞれ外嵌螺合しておき、建物の床面上に支持脚
1を設置してパネル受け6を回転させることにより所定
の高さ位置に調整した後、ナット部材8を上昇するよう
回動させてその上面の円筒部22をパネル受け6の下面
に設けた円形孔23に嵌合させる。
【0014】ナット部材8の円筒部22の外径はねじ孔
7に対して同軸心状であるのに対し、パネル受け6の下
面に設けた円形孔23はねじ孔5に対して偏心している
ので、ナット部材8とパネル受け6をねじ軸3に螺合す
れば、円筒部22と円形孔23は偏心した状態の配置に
なり、従って、ナット部材8を上昇するよう回動させて
円筒部22を円形孔23内に嵌合させれば、円筒部22
の外径面が円形孔23の内径面に対して偏心方向の位置
が食い込み状に圧接することになり、この圧接部分によ
ってナット部材8とパネル受け6は締結一体化し、ナッ
ト部材8とパネル受け6のダブルナットが有効に作用
し、パネル床面から支持脚21に振動が加わってもナッ
ト部材8に緩みの発生はなく、パネル受け6の螺軸3に
対する固定が維持されるため、支持したパネルにガタツ
キが生じるというようなことがない。
【0015】なお、図示の例では、ナット部材8に円筒
部22とパネル受け6に円形孔23を設け、円形孔23
を偏心させたが、これとは逆にナット部材8に円形孔2
3とパネル受け6に円筒部22を設け、円形孔23と円
筒部22の何れか一方を偏心させた構造を採用してもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、ナッ
ト部材の上面とパネル受けの下面の何れか一方に、ねじ
孔を囲む周囲の位置から相手他方側に向けて突出する円
筒部を設け、同他方に該円筒部が嵌合する内径の円形孔
を設け、この円形孔と円筒部の何れか一方をねじ孔の軸
心に対して偏心させたので、二重床のパネル支持におい
て、ねじ軸に対するパネル受けの固定時に、ナット部材
を上昇するよう回動させて円筒部を円形孔内に嵌合させ
れば、円筒部の外径面が円形孔の内径面に対して偏心方
向の位置が食い込み状に圧接することになり、この圧接
部分によってナット部材とパネル受けは締結一体化し、
ナット部材とパネル受けのダブルナットが有効に作用す
ることになり、パネル受けをねじ軸に対して完全に固定
化でき、パネルから支持脚に振動が加わってもナット部
材に緩みの発生がなく、支持したパネルにガタツキが生
じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る支持脚の分解斜視図
【図2】同上の結合状態を示す縦断面図
【図3】パネル受けを下から見た横断底面図
【図4】従来の支持脚の分解斜視図
【図5】同上の結合状態を示す縦断面図
【符号の説明】
2 ベースプレート 3 螺軸 4 支持部材 5 ねじ孔 6 パネル受け 7 ねじ孔 21 支持脚 22 円筒部 23 円形孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレート上に螺軸を立設した支持
    部材と、上記螺軸に外嵌螺合するねじ孔を有するパネル
    受けと、上記螺軸に外嵌螺合するねじ孔を有し、このパ
    ネル受けの下位の位置において螺軸に装着し、パネル受
    けに対する圧接によって該パネル受けを螺軸に対して緩
    み止め状に固定化するナット部材とからなり、上記ナッ
    ト部材の上面とパネル受けの下面の何れか一方に、ねじ
    孔を囲む周囲の位置から相手他方側に向けて突出する円
    筒部を設け、同他方に該円筒部が嵌合する内径の円形孔
    を設け、この円形孔と円筒部の何れか一方をねじ孔の軸
    心に対して偏心させた二重床用パネルの支持脚。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005226351A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Matsushita Electric Works Ltd 二重床用支柱構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005226351A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Matsushita Electric Works Ltd 二重床用支柱構造
JP4493362B2 (ja) * 2004-02-13 2010-06-30 パナソニック電工株式会社 二重床用支柱構造

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