JPH07259288A - 手摺取付金具 - Google Patents
手摺取付金具Info
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- JPH07259288A JPH07259288A JP7434794A JP7434794A JPH07259288A JP H07259288 A JPH07259288 A JP H07259288A JP 7434794 A JP7434794 A JP 7434794A JP 7434794 A JP7434794 A JP 7434794A JP H07259288 A JPH07259288 A JP H07259288A
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Abstract
承架設し、角度調節締結部を確実強固に緊締する。 【構成】 手摺aの側面に固設する手摺受部材3に、円
筒状摺動凸面13aをもった当接膨出部13を膨出す
る。支柱bに固設する支承腕軸2の先端に手摺aの傾斜
角度方向と直交する円柱状摺動凹面10aからなる凹支
承端10を構成する。両摺動面13a,10aを周方向
にのみ摺動可能に密着するように組み合わせ、締結螺子
挿通用長孔14を挿通した固着螺子4を、支承腕軸2の
先端に螺合締結して所望の角度に一体化する構造にす
る。必要に応じて円筒状摺動凸面13aに多数の咬み込
み突条16を配設し、固着螺子4の緊締によって咬み込
み突条16が対向する摺動面間で変形係合して締結角度
を維持するようにしたことを特徴とする。
Description
る手摺を架設する手摺取付金具に関するものである。
施工現場によって手摺の架設角度がそれぞれ異なるた
め、現場毎に受け角度の違った専用の手摺取付金具を用
意しなければならない問題があった。
られる手摺を支承する手摺取付金具として、支持体側に
固設する基部材と手摺側に固設する手摺受部材を凹球面
と凸球面の突き合わせ結合とした、所謂、ユニバーサル
ジョイント構造に構成したものが使用されており、該ジ
ョイント部の結合角度位置を変えて傾斜角度の異なる現
場に供用している。
バーサルジョイント構造をもった手摺取付金具では、結
合部が凹球面と凸球面の突き合わせになっており、手摺
の傾斜角度方向と直交する角度方向にも回動することか
ら、自由度が大きいために取り付け後に緩みが発生して
ガタつきが生じ易いといった欠点を有していた。
あり、手摺の傾斜角度に合わせて角度調節自在に支承架
設することができると共に、角度調節締結部が確実強固
に緊締せしめられて取り付け後に緩みを生じることがな
い、改善された手摺取付金具を提供することを目的とす
るものである。
具は、手摺の側面に固設する手摺受部材と、支柱または
壁面等に支持側の支承腕軸を角度調節自在に結合する構
造が、支承腕軸の先端に構成した手摺の傾斜角度方向と
直交する円柱状凹面からなる凹支承端と、上記手摺受部
材に膨出形成した上記凹支承端の円柱状摺動凹面と対応
する円筒状摺動凸面をもった当接膨出部を周方向にのみ
摺動可能に密着するように組み合わせ、上記当接膨出部
の内側から該当接膨出部の円筒状摺動凸面に穿設してな
る締結螺子挿通用長孔を挿通した固着螺子を、上記支承
腕軸の先端に螺設した螺子孔に螺合一体化する構造にな
り、支承腕軸に対する手摺受部材の相対角度を架設する
手摺の傾斜角度と対応して緊締する構造にしたことを要
旨とするものである。
に、締結螺子挿通用長孔の両側に位置して該孔方向と直
交するように条設した微細な突条構造からなる多数の咬
み込み突条を孔方向に配設し、上記固着螺子の緊締によ
って支承腕軸に対する手摺受部材の相対角度を架設する
手摺の傾斜角度と対応して緊締したとき、該多数の咬み
込み突条が対向する上記両摺動面間で変形係合し、締結
角度を維持する構造にすることもできる。
腕軸を角度調節自在に結合する構造が、一方向にのみ回
動自在になる円柱状摺動面をもった凹と凸の摺動面の当
接によってなり、自由度が限定されるため、連結を確実
にすることができる。また、両摺動面の締結によって該
摺動面に構成した微細な突条構造からなる多数の咬み込
み突条が両面間に食い込み変形するため、摺動面のズレ
を阻止し、手摺の傾斜角度に合わせて角度調節締結部が
確実且つ強固に緊締結合する。このため、取り付け後に
緩みを生じない構造を得ることができる。
を図面に従って説明する。本発明の手摺取付金具は、手
摺aを架設しようとするフェンスの支柱bまたは壁面等
の固定側部材に固設する基部材1と、該基部材に突設し
た支承腕軸2と手摺側に固設する手摺受部材3、及び該
手摺受部材を支承腕軸2に対して傾斜角度調節位置で緊
締固着する固着螺子4とからなるものである。
よって設計形状を変えることが必要で、種々の部品が用
意されるものである。この実施例では、円筒状の支柱b
側面にビスによって固設する構造の基部材1を示す。該
基部材は、円筒状支柱bの外径と対応して、その外周面
に沿設する円弧状断面を有する基板部5の中央に、平坦
な面6aを有する膨出部6を外面側に向かって膨出形成
し、中央に異形円(本実施例では円孔の一部円弧部を平
行にしたものを示す。)からなるカシメ孔7を穿設して
なる。また符号8,8…は基板部5の隅に穿設した取付
ビス挿通孔である。
央部で直角方向に屈曲して基部材側軸部2aと手摺受部
材側軸部2bとし、基部材側軸部2aの先端に、上記カ
シメ孔7に対応する挿入断面をもったカシメ突起部9を
構成する。また手摺受部材側軸部2bの先端には、基部
材側軸部2aの軸方向と平行な円柱状凹面10aからな
る凹支承端10を構成すると共に、該手摺部材側軸部2
aの軸芯位置に円柱状凹面10aから螺子孔11を螺設
してなる。該支承腕軸2は、カシメ突起部9を上記基部
材1のカシメ孔7に外面側から挿入して裏面側でカシメ
加工または溶接加工し、基部材1の取付面に対して基部
材側軸部2aが直立し、且つ手摺受部材側軸部2bが基
部材1の上方向と一致するように固着一体化してある。
形外周を有する手摺aの外径と対応して、その外周面に
沿設する円弧状断面を有する受板部12の中央に、上記
支承腕軸2の凹支承端10に形成した円柱状摺動凹面1
0aと対応する円筒状摺動凸面13aをもった当接膨出
部13を外面側に向かって膨出形成すると共に、該円筒
状摺動凸面13aの幅方向中央に、周方向に延びる締結
螺子挿通用長孔14を該円筒状摺動凸面13aの中心角
45度の範囲で穿設してなる。また符号15,15は受
板部12の端部に穿設した取付ビス挿通孔である。
した円筒状摺動凸面13aには、締結螺子挿通用長孔1
4の両側に位置して該孔方向と直交するように条設し
た、微細な突条構造(山高さ0.5mm)からなる多数
の咬み込み突条16,16…を孔方向に配設してなる。
端10に対して当接膨出部13を、円柱状摺動凹面10
aと円筒状摺動凸面13aが密着するように組み合わ
せ、当接膨出部13の内側から締結螺子挿通用長孔14
を挿通した固着螺子4を手摺部材側軸部2bの螺子孔1
1に螺合し、手摺部材側軸部2bに対する受板部12の
傾斜角度(架設する手摺aの傾斜角度と対応して決定す
る。)位置で緊締して固定一体化する。
摺動凹面10aと円筒状摺動凸面13a間に挟まれた微
細な突条構造からなる多数の咬み込み突条16,16
は、円柱状摺動凹面10aと圧接して相互の面を潰し変
形し、曲面方向の摺動を阻止するように作用する。この
結果、固着螺子4を緩めない限り円柱状摺動凹面10a
と円筒状摺動凸面13aが滑ることがなく、手摺受部材
3の初期設定角度が維持される。
する手摺aの角度と合わせて、手摺受部材3と支承腕軸
2の締結固着角度を調節した後、基部材1を支柱bに固
着する。基部材1の取付ビス挿通孔8,8…からタッピ
ングビスc等を使用して支柱bに締結固着する。この固
着によって支承腕軸2の手摺受部材側軸部2aが鉛直方
向に向き、該手摺受部材側軸部2aに締結された手摺受
部材3が手摺aの架設方向に支承される。従って、手摺
aを該手摺受部材3の受板部12の円弧状面に載置する
と共に、取付ビス孔15,15から挿通したタッピング
ビスc等を該手摺aに締結固着して手摺aの架設施工を
完了する。
金具は、手摺受部材と支持側の支承腕軸を角度調節自在
に結合する構造が、一方向にのみ回動自在になる円柱状
摺動面をもった凹と凸の摺動面の当接によってなり、両
摺動面の締結によって該摺動面に構成した微細な突条構
造からなる多数の咬み込み突条が両面間に食い込み変形
して摺動面のズレを阻止する構造になるため、手摺の全
ての傾斜角度に合わせて現場で簡単に支承架設すること
ができると共に、角度調節締結部が確実且つ強固に緊締
せしめられ、取り付け後に緩みを生じることがない等の
特徴を有するものであり、本発明実施後の実用的効果は
極めて大きい。
部切欠した正面図である。
る。
(b)、及び底面図(c)である。
右側面図(b)、及び左側面図(c)である。
(b)、及び底面図(c)である。
C−C線断面(b)、矢視D部の拡大した正面図(c)
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 手摺の側面に固設する手摺受部材と、支
柱または壁面等に支持側の支承腕軸を角度調節自在に結
合する構造が、支承腕軸の先端に構成した手摺の傾斜角
度方向と直交する円柱状凹面からなる凹支承端と、前記
手摺受部材に膨出形成した前記凹支承端の円柱状摺動凹
面と対応する円筒状摺動凸面をもった当接膨出部を周方
向にのみ摺動可能に密着するように組み合わせ、前記当
接膨出部の内側から該当接膨出部の円筒状摺動凸面に穿
設してなる締結螺子挿通用長孔を挿通した固着螺子を、
前記支承腕軸の先端に螺設した螺子孔に螺合一体化する
構造になり、支承腕軸に対する手摺受部材の相対角度を
架設する手摺の傾斜角度と対応して緊締することを特徴
とする手摺取付金具。 - 【請求項2】 手摺の側面に固設する手摺受部材と、支
柱または壁面等に支持側の支承腕軸を角度調節自在に結
合する構造が、支承腕軸の先端に構成した手摺の傾斜角
度方向と直交する円柱状凹面からなる凹支承端と、前記
手摺受部材に膨出形成した前記凹支承端の円柱状摺動凹
面と対応する円筒状摺動凸面をもった当接膨出部を周方
向にのみ摺動可能に密着するように組み合わせ、前記当
接膨出部の内側から該当接膨出部の円筒状摺動凸面に穿
設してなる締結螺子挿通用長孔を挿通した固着螺子を、
前記支承腕軸の先端に螺設した螺子孔に螺合一体化する
構造になり、 前記手摺受部材の円筒状摺動凸面に、締結螺子挿通用長
孔の両側に位置して該孔方向と直交するように条設し
た、微細な突条構造からなる多数の咬み込み突条を孔方
向に配設し、上記固着螺子の緊締によって支承腕軸に対
する手摺受部材の相対角度を架設する手摺の傾斜角度と
対応して緊締したとき、該多数の咬み込み突条が対向す
る前記両摺動面間で変形係合し、締結角度を維持するこ
とを特徴とする手摺取付金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074347A JP2631084B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 手摺取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074347A JP2631084B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 手摺取付金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07259288A true JPH07259288A (ja) | 1995-10-09 |
JP2631084B2 JP2631084B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=13544501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6074347A Expired - Fee Related JP2631084B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 手摺取付金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2631084B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002061362A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Atom Livin Tech Co Ltd | 手摺用取付具 |
JP2019085730A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | ナカ工業株式会社 | 手すり装置 |
JP2019127730A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 四国化成工業株式会社 | 車止めの施工方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513760U (ja) * | 1978-07-13 | 1980-01-29 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6074347A patent/JP2631084B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513760U (ja) * | 1978-07-13 | 1980-01-29 |
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JP2002061362A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Atom Livin Tech Co Ltd | 手摺用取付具 |
JP2019085730A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | ナカ工業株式会社 | 手すり装置 |
JP2019127730A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 四国化成工業株式会社 | 車止めの施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2631084B2 (ja) | 1997-07-16 |
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