JPH09296466A - マンホール蓋の据え付け高さ調節装置 - Google Patents

マンホール蓋の据え付け高さ調節装置

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JPH09296466A
JPH09296466A JP8134345A JP13434596A JPH09296466A JP H09296466 A JPH09296466 A JP H09296466A JP 8134345 A JP8134345 A JP 8134345A JP 13434596 A JP13434596 A JP 13434596A JP H09296466 A JPH09296466 A JP H09296466A
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JP
Japan
Prior art keywords
nut
washer
anchor bolt
flange
receiving frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP8134345A
Other languages
English (en)
Inventor
Reijiro Ishikawa
▲礼▼治郎 石川
Minoru Yokoyama
実 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YODO CASTING CO Ltd
YODO CASTING KK
Original Assignee
YODO CASTING CO Ltd
YODO CASTING KK
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Publication date
Application filed by YODO CASTING CO Ltd, YODO CASTING KK filed Critical YODO CASTING CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンカーボルト2に対して受け枠3のフラン
ジ3aがどのような方向に傾斜しても、このフランジ3
aを上下から確実強固に挟持して固定することができる
マンホール蓋の据え付け高さ調整装置を提供する。 【解決手段】 アンカーボルト2を挿通したフランジ3
aを、アンカーボルト2に挿通した上下から一対の座金
10で挟持し、下側の座金10をアンカーボルト2に装
着したナット11で下方より受け止め支持するととも
に、上側の座金10をアンカーボルト2に装着したナッ
ト11で上方より押さえ込み支持する。ナット11の座
金10に対する当接部を球状凸曲面Saに、座金10の
ナット11に対する当接部を球状凸曲面Saに密嵌合す
る球状凹入面Sbにそれぞれ形成する。アンカーボルト
2に挿通したナット11に対して座金10を任意の角度
に設定して、受け枠3のフランジ3aを上下の座金10
を面接触状態で確実強固に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜した道路等に
設置されたマンホールにおける蓋が路面(地表面)と面
一となるように、その据え付け高さおよび据え付け角度
を調節する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のマンホール蓋の据え付け高さお
よび据え付け角度を調節する一般的な装置としては、図
6に示すように、地中に埋設されたマンホール筒壁1の
上部に数本のアンカーボルト2を植設し、マンホール蓋
5を嵌入保持する環状の受け枠3に連設されたフランジ
3aをアンカーボルト2に挿通するとともに、マンホー
ル筒壁1の上端と受け枠3との間にスペーサ15を適当
枚数介在して、各アンカーボルト2に装着したナット1
6でフランジ3aを締め上げる形態のものが知られてい
る。
【0003】しかし、かかる形態では各アンカーボルト
箇所での受け枠3の高さ調節が介在するスペーサ15の
枚数調節によるものであるために、細かい調節が煩わし
いものになるとともに、受け枠3を路面の勾配に対応す
るよう傾斜して据え付ける際に、フランジ3aと各スペ
ーサ15の周縁とが点状または線状に接触した状態でナ
ットを締め上げるために、無理に締め上げると受け枠3
全体が歪んでしまって、マンホール蓋5がうまく嵌め込
めなくなるおそれがあった。
【0004】また、図7に示すように、アンカーボルト
2に挿通したフランジ3aを上下からナット17で挟持
するとともに、上下の各ナット17のフランジ3aとの
当接面を球状凸曲面Scに構成することで、無段階の高
さ調節を容易に行えるようにしたものも提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フランジ3aを上下か
らナットで挟持する上記従来装置によると、各アンカー
ボルト2におけるナット17の高さを調節することで受
け枠3を任意の高さに位置させ、かつ任意の方向で任意
の傾斜角度に設定して容易に据え付けることができるの
であるが、各ナット17のフランジ3aに対する当接面
である球状凸曲面Scがフランジ3aのボルト挿通孔4
の縁に点状に接触するために、ナット17の締め付けに
よってボルト挿通孔4の内縁とナット17との接触箇所
が変形しやすく、そのために締め付け不足や弛みが生じ
やすいものであった。また、フランジ3aの上下におけ
るナット17との接触点がアンカーボルト2の両側に別
れて存在しているために、無理な締めつけを行うと、フ
ランジ3aやアンカーボルト2を偏応力により歪ませて
しまい、結果的に締めつけ不足や弛みが生じやすくなり
がちであった。
【0006】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、アンカーボルトとナットを用いて受け
枠を所望の角度で据え付ける形態のマンホール蓋の据え
付け角度調節装置において、アンカーボルトに対して受
け枠のフランジがどのような方向に傾斜しても、このフ
ランジを上下かが確実強固に挟持して固定することがで
きるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマンホール蓋の
据え付け角度調節装置は、マンホール蓋5を嵌入保持す
る環状の受け枠3の下部に連設されたフランジ3aを、
マンホール筒壁1の上端面に植設した複数のアンカーボ
ルト2に取り付け、受け枠3におけるフランジ3aの各
アンカーボルト2に対する連結高さを調節して受け枠3
の据え付け高さおよび傾斜角度を調整可能に構成するも
のである。そのうえで本発明は、前記アンカーボルト2
を挿通した前記フランジ3aを、アンカーボルト2に挿
通した上下から一対の座金10で挟持し、下側の座金1
0をアンカーボルト2に装着したナット11で下方より
受け止め支持するとともに、上側の座金10をアンカー
ボルト2に装着したナット11で上方より押さえ込み支
持し、座金10とこれを支持するナット11との当接部
を、それぞれ球状凸曲面Saとこれに密嵌合する球状凹
入面Sbとで構成する。前記座金10に球状凹入面Sb
を形成し、前記ナット11に球状凸曲面Saを形成す
る。
【0008】
【作用】上記構成によると、各ナット11に対して対応
する各座金10が全方向において任意の角度で傾斜する
ことができ、アンカーボルト2に対してフランジ3aが
どのような方向に、かつ、どのような角度で傾斜してい
ても、上下の座金10がフランジ3aを面接触状態で挟
持することができる。
【0009】座金10に球状凹入面Sbを形成し、ナッ
ト11に球状凸曲面Saを形成すると、ナット11の厚
さ全体に亘ってねじ孔を形成することができる。逆に、
ナット11に球状凹曲面を形成した場合には、ねじ孔有
効長さがナット11の全体厚さよりも短くなる。従っ
て、同じねじ孔有効長さを得るのに球状凸曲面Saを形
成したナットの方が球状凹曲面を形成したナットよりも
全体の厚さを小さくすることができる。また、ナット全
体の厚さが同一であれば、球状凸曲面Saを形成したナ
ットの方が球状凹曲面を形成したナットよりもねじ孔有
効長さが大きくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に傾斜路面に設置されるマン
ホール全体の断面が示されている。図において、1は地
中に埋設されたコンクリート製のマンホール筒壁であ
り、その上端には3本のアンカーボルト2が植設され
る。3はマンホール筒壁1の上に前記アンカーボルト2
を介して据え付けられる鋳造品からなる環状の受け枠で
あり、その下部に連設したフランジ3aには周方向一定
ピッチで複数(実施例では6個)のボルト挿通孔4(図
2、図3参照)が形成されている。5は受け枠3に嵌入
される鋳造品からなるマンホール蓋であり、図示しない
ヒンジを介して受け枠3に揺動開閉自在、かつ着脱自在
に装着される。6および7は、マンホール筒壁1と受け
枠3との間をモルタル等の充填材8で埋め固める際の型
枠として使用されるゴム製の筒部材であり、マンホール
筒壁1の内周と外周とに装着される。
【0011】受け枠3のフランジ3aはボルト挿通孔4
を介してアンカーボルト2に挿通され、このフランジ3
aが各アンカーボルト2に装着された上下2組の座金1
0、とナット11とによって上下から挟持されるととも
に、その上方から装着したロックナット12によって弛
み止めがなされる。
【0012】図2に示すように、上下各ナット11の座
金側の接触面が、ボルト軸心上に曲率中心を有する球状
凸曲面Saに形成されるとともに、各座金10のナット
側の接触面が前記球状凸曲面Saに密嵌合する球状凹入
面Sbに形成され、以て各ナット11に対して対応する
各座金10が全方向において任意の角度で傾斜できる。
またアンカーボルト2に対してフランジ3aがどのよう
な方向に、かつ、どのような角度で傾斜していても、上
下の座金10がフランジ3aを面接触状態で挟持するこ
とができる。
【0013】本発明は以下に示すような形態で実施する
こも可能である。 図4に示すように、前記ナット11を樹脂材で成形
するとともに、アンカーボルト2が挿通されるねじ孔部
材11aを金属材でインサート形成する。この構成によ
ると、球状凸曲面Saを型成形できるので、金属素材を
切削して球状凸曲面Saを形成する場合に比較して安価
に製作できる。 図5に示すように、座金10側に球状凸曲面Saを
形成するとともに、ナット11側に球状凹入面Sbを形
成する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、アンカーボルト2とナ
ット11を用いて受け枠3を所望の角度で据え付ける形
態のマンホール蓋の据え付け角度調節装置において、ア
ンカーボルト2に対して受け枠3のフランジ3aがどの
ような方向に傾斜しても、このフランジ3aを上下から
確実強固に挟持して弛みなく固定することができる。
【0015】座金10に球状凹入面Sbを形成し、前記
ナット11に球状凸曲面Saを形成してあるので、比較
的小型でありながらねじ孔有効長さが大きくてねじ締め
強度の大きいナットに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マンホール全体の縦断面図である。
【図2】要部の一部切り欠き拡大図である。
【図3】要部の分解斜視図である。
【図4】ナットの他の実施形態を示す一部切り欠き側面
図である。
【図5】他の実施形態における要部の一部切り欠き拡大
図である。
【図6】従来例のマンホールを示す縦断面図である。
【図7】他の従来例の要部を示す一部切り欠き側面図で
ある。
【符号の説明】
1 マンホール筒壁 2 アンカーボルト 3 受け枠 3a フランジ 5 マンホール蓋 10 座金 11 ナット Sa 球状凸曲面 Sb 球状凹曲面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール蓋5を嵌入保持する環状の受
    け枠3の下部に連設されたフランジ3aを、マンホール
    筒壁1の上端面に植設した複数のアンカーボルト2に取
    り付け、受け枠3におけるフランジ3aの各アンカーボ
    ルト2に対する連結高さを調節して受け枠3の据え付け
    高さおよび傾斜角度を調整可能に構成したマンホール蓋
    の据え付け高さ調節装置であって、 前記アンカーボルト2を挿通した前記フランジ3aを、
    アンカーボルト2に挿通した上下から一対の座金10で
    挟持し、下側の座金10をアンカーボルト2に装着した
    ナット11で下方より受け止め支持するとともに、上側
    の座金10をアンカーボルト2に装着したナット11で
    上方より押さえ込み支持し、 座金10とこれを支持するナット11との当接部を、そ
    れぞれ球状凸曲面Saとこれに密嵌合する球状凹入面S
    bとで構成してあることを特徴とするマンホール蓋の据
    え付け高さ調節装置。
  2. 【請求項2】 前記座金10に球状凹入面Sbを形成
    し、前記ナット11に球状凸曲面Saを形成してある請
    求項1記載のマンホール蓋の据え付け高さ調節装置。
JP8134345A 1996-04-30 1996-04-30 マンホール蓋の据え付け高さ調節装置 Pending JPH09296466A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108513A (ja) * 2011-11-17 2013-06-06 Shoei Seisakusho:Kk 配管用フロアバンド
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KR102313810B1 (ko) * 2020-07-30 2021-10-15 선철원 맨홀 구조체의 경사조절장치
KR102514226B1 (ko) * 2021-11-16 2023-03-27 주식회사 정원주철 맨홀뚜껑 높이 조절 장치

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