JP2000175520A - 対地作業機 - Google Patents

対地作業機

Info

Publication number
JP2000175520A
JP2000175520A JP2000033028A JP2000033028A JP2000175520A JP 2000175520 A JP2000175520 A JP 2000175520A JP 2000033028 A JP2000033028 A JP 2000033028A JP 2000033028 A JP2000033028 A JP 2000033028A JP 2000175520 A JP2000175520 A JP 2000175520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
lowering
height
seedling planting
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000033028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3335977B2 (ja
Inventor
Hiroshi Okuda
浩史 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP02512893A external-priority patent/JP3332445B2/ja
Priority claimed from JP02512793A external-priority patent/JP3332444B2/ja
Priority claimed from JP5027791A external-priority patent/JPH06237613A/ja
Priority claimed from JP06772793A external-priority patent/JP3346819B2/ja
Priority to JP2000033028A priority Critical patent/JP3335977B2/ja
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2000034771A priority patent/JP3357022B2/ja
Priority to JP2000034772A priority patent/JP3786814B2/ja
Publication of JP2000175520A publication Critical patent/JP2000175520A/ja
Publication of JP3335977B2 publication Critical patent/JP3335977B2/ja
Application granted granted Critical
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 対地作業装置を駆動機構により昇降駆動自在
に備えた対地作業機において、対地作業装置の地面まで
の下降が素早く適切に行われるようにする。 【構成】人為的な操作指令に基づいて、駆動機構4によ
り対地作業装置3を下降駆動する第1モード、及び、第
1モードにより高さセンサー14が地面に接地すると、
高さセンサー14の検出値が設定値に維持されるよう
に、駆動機構4を作動させる第2モードを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体の後部に駆動
機構により駆動昇降自在に対地作業装置を連結するとと
もに、この対地作業装置を所定位置まで強制上昇させる
状態と接地下降させる状態とに切り換え自在な昇降操作
スイッチを備えてある対地作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記対地作業機において、従来では、例
えば本出願人による特願平4−50157号において示
されるように、圃場での畦際旋回の際に前記昇降操作ス
イッチを操作すると、苗植付装置〔対地作業装置〕が最
大上昇位置まで強制上昇するとともに、再度、スイッチ
操作すると接地下降するよう構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような昇降操
作構造は、従来より行われていた昇降レバーの揺動操作
による昇降操作構造では、圃場における畦際旋回走行の
際に機体の走行速度の低速切り換え操作やハンドル回動
操作等とともに、昇降レバー操作も短時間内で行わねば
ならず、操縦者に対する作業負担が大である欠点がある
ので、畦際旋回時の作業装置の昇降操作を操作が行い易
いスイッチ操作で行えるようにしたものである。ところ
が、上記従来構造では、昇降操作スイッチの上昇側操作
に基づいて作業装置が常に最大上昇位置近くまで上昇す
る構成であり、作業装置が接地状態から最大上昇位置ま
で上昇する時間、及び再度接地下降するための時間等が
所定時間〔例えば数秒〕を要することから、圃場条件や
作業者の熟練度によっては、却って作業能率を低下させ
てしまうおそれがあり、未だ改善の余地があった。尚、
上記不具合を解決する方法として、前記昇降操作スイッ
チによる上昇操作における上昇位置を調節手段によって
任意のレベルに予め調節するよう構成することが考えら
れるが、このように構成した場合であっても上昇位置が
常に一定レベルになるから、例えば、畦の高さが途中か
ら変化しているような場合等に充分対応できず、その都
度、調節作業を必要とし、作業負担が掛かる弊害があ
る。本発明は上記不具合点を解消することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した対地作業機において、前記昇降操作スイッ
チによる前記対地作業装置の上昇作動中に、人為操作に
基づいて、前記対地作業装置の上昇作動を停止してその
時点での高さを維持させる上昇作動停止手段を備えてあ
る点にある。
【0005】
【作用】例えば、圃場での作業走行中において、畦際旋
回する為に接地下降状態にある対地作業装置を上昇させ
る際、昇降操作スイッチを操作すると、対地作業装置が
上昇作動を開始する。そして、その上昇作動中に作業者
が目視判断により最も適切なレベルに至ると、上昇作動
停止手段の人為操作に基づいて、対地作業装置がその位
置で停止してその高さを維持するのである。その後、昇
降操作スイッチの操作等に基づいて対地作業装置を接地
下降させて作業走行を再開することができる。
【0006】
【発明の効果】従って、スイッチ操作に基づく対地作業
装置の上昇レベルを最も適切な高さに設定することがで
きるとともに、この途中停止操作を行わないで予め定ま
る上昇位置〔例えば機械的上昇限界近く〕まで上昇させ
ることもでき、畦際旋回等における操縦操作負担を軽減
させることができるものでありながら、作業者の熟練度
や作業状況の違いに応じて、上昇位置変更の使い分け使
用が可能となり、実用上、便利な対地作業機を提供でき
るに至った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図5
に対地作業機の一例である乗用型田植機を示している。
この田植機は、乗用型走行機体1に後部にリンク機構2
を介して苗植付装置3〔対地作業装置の一例〕をリフト
シリンダ4〔駆動機構の一例〕により駆動昇降自在並び
に前後軸芯周りでローリング自在に連結して、機体を走
行させながら泥面上に苗の植付けを行うよう構成してあ
る。走行機体1には前部にエンジン5を搭載するととも
に、このエンジン5の動力がベルト式無段変速装置6、
ミッションケース7を介して前後車輪8,9に伝えら
れ、且つ、電動モータ10により入り切り操作される植
付クラッチ11〔作業クラッチの一例〕を介して車速と
同期した出力が苗植付装置3に伝えられるよう伝動系を
構成してある。苗植付装置3は、左右横方向に一定スト
ロークで往復横移動する苗のせ台12、苗のせ台12の
下端部から一株づつ苗を取り出して圃場に植付ける植付
機構13、泥面上に接地追従しながら整地作用を行う複
数の接地フロート14、苗植付装置3の左右両側に備え
られ植付け作業に伴って未植付け領域に走行指標線を描
く出退自在な線引きマーカ15等を備えて成り、線引き
マーカ15は苗植付装置3の上昇操作に連動して自動格
納されるようワイヤ連係され、格納状態で自動的に図示
しないロック機構により保持されるよう構成し、図1に
示すように、ステアリングハンドル16の下側に揺動操
作自在に配備したマーカ操作レバー17の上下切り換え
操作に伴って2点切り換え式マーカスイッチ18が操作
され、電磁ソレノイドSLにより前記ロック機構のロッ
ク状態を選択的に解除し、苗植付装置3の下降に伴って
所望の側の線引きマーカ15が作用姿勢に切り換わるよ
うに構成してある。前記マーカスイッチ18は中立状態
に復帰付勢され、いずれかの方向への操作に基づいて対
応する電磁ソレノイドSLに一定時間通電してロック解
除操作するようにしてある。苗植付装置3の昇降操作
は、機体操縦部の運転座席19の横側に配備した前後揺
動操作式の人為昇降レバー20の操作に基づいて手動操
作できるよう構成してある。人為昇降レバー20の前後
操作量をポテンショメータ型レバーセンサ21により検
出し、その出力をマイクロコンピュータを備えた制御装
置22が設定レベル毎にゾーン判別して、各操作位置に
対応した作動状態になるようリフトシリンダ4に対する
電磁式油圧制御弁Vを切り換え制御するのである。つま
り、この昇降レバー20を「上昇位置」に操作すると苗
植付装置3を強制的に最大位置まで上昇させる。尚、こ
のとき、苗植付装置3が最大上昇位置まで上昇したこと
の検出は、後輪フェンダー23に取付けた上限スイッチ
SW2にリンク機構2が接当して検出するようにしてあ
る。「中立位置」に操作すると、苗植付装置3が現在レ
ベルを保持し、「下降位置」に操作すると苗植付装置3
が泥面上に接地するまで下降する。又、「植付位置」に
操作すると苗植付装置3を接地下降させるとともに、前
記電動モータ10を駆動して植付クラッチ11を入り操
作させ植付け作業状態に設定される。又、ステアリング
ハンドル16の下側には揺動レバー式の昇降操作スイッ
チSW1が備えられ、このスイッチSW1の操作に基づ
いて苗植付装置3を最大上昇位置まで強制上昇させる状
態と接地下降させる状態とに切り換え自在に構成してあ
る。そして、苗植付け深さ即ち、苗植付装置3の対泥面
高さが常に一定に維持されるようリフトシリンダ4を駆
動制御する自動昇降制御手段Aを備えてある。つまり、
後部横軸芯X周りで上下揺動自在に設けられる接地フロ
ート14のうち左右中央に位置する接地フロート14の
前部側の上方に、対地高さの変動に起因する上下揺動量
を検出するポテンショメータ型のフロートセンサ24を
備え、このフロートセンサ24の検出値がポテンショメ
ータ型感度調節器25による設定値と合致するよう制御
装置22によりリフトシリンダ4の電磁式油圧制御弁V
を切り換え制御するのである。尚、この自動昇降制御は
前記昇降レバー20が「植付位置」、「下降位置」ある
いは後述する「自動位置」に設定されたときにのみ作動
する。
【0008】昇降レバー20を前記各操作位置とは異な
る別の「自動位置」に操作可能に構成するとともに、当
該「自動位置」に操作されたときにのみ、前記昇降操作
スイッチSW1による昇降操作を許容する構成としてい
る。詳述すると、図4に示すように、一連に連なる昇降
レバー20の上記各操作位置に対する操作経路のうち
「中立位置」から横外方に延出した経路を介して「自動
位置」にまで操作可能に構成され、この「自動位置」へ
の切り換えも同様にしてレバーセンサ21の検出値のゾ
ーン判別により制御装置22により判断されるようにし
てある。
【0009】そして、昇降操作スイッチSW1による苗
植付装置3の上昇作動中に、人為操作に基づいて、苗植
付装置3の上昇作動を停止してその時点での高さを維持
させる上昇作動停止手段Bを備えてある。詳述すると、
昇降操作スイッチSW1の横側近傍に停止スイッチSW
3を備え、この停止スイッチSW3は押し操作に伴って
オン状態とオフ状態とが交互に現出するよう回路構成さ
れている。この停止スイッチSW3の操作状態が制御装
置22により判断され、前記上昇作動停止手段Bが制御
プログラム形式で備えられる制御装置22により次のよ
うな制御が実行される。
【0010】図2、図3に示すように、制御が開始され
ると、レバーセンサ21の検出値をゾーン判別して「自
動位置」に操作されているか否かが判断され〔ステップ
1〕、設定されていれば昇降操作スイッチSW1の操作
に伴って、苗植付装置3が上限位置になければ上昇作動
させ、上限位置にあれば苗植付装置3を下降作動させる
〔ステップ2〜5〕。そして、下降作動が行われている
途中で停止スイッチSW3がオン操作されるとその位置
で停止させてその高さを維持し、停止スイッチSW3の
操作がなければフロートセンサ24の出力変化より接地
フロート14が接地したことが判断されるまで下降して
自動昇降制御モードに移行する〔ステップ6〜9〕。前
記停止モード中に再度、停止スイッチSW3が操作され
オフ状態になると、再度、下降作動が開始され、昇降操
作スイッチSW1が操作されると上昇作動を開始する
〔ステップ10〜13〕。前記ステップ5における上昇
作動中に停止スイッチSW3がオン操作されるとその位
置で停止させてその高さを維持し、停止スイッチSW3
の操作がなければ上限位置に達するまで上昇させて停止
させた後、昇降操作スイッチSW1の操作があるまで上
限位置で停止する〔ステップ14〜17〕。又、停止ス
イッチSW3による停止中に再度、停止スイッチSW3
が操作されると再度、上昇作動を開始する〔ステップ1
8、19〕。このように、昇降操作スイッチSW1によ
る昇降作動中に停止スイッチSW3を操作すると、その
時点で昇降を停止してそのレベルを維持し、再度、停止
スイッチSW3が操作されると停止以前の作動を再開
し、昇降操作スイッチSW1が操作されると停止スイッ
チSW3の動作状態をリセットして、停止以前の作動と
反対側の作動を開始するのである。尚、停止スイッチS
W3による停止モードに設定されているときは、操縦部
パネルに配備した表示ランプLを点灯させて操縦者に昇
降作動停止中であることを認識させるようにしてある。
前記ステップ5,14,15により上昇作動停止手段B
を構成する。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図
【図2】制御フローチャート
【図3】制御フローチャート
【図4】昇降レバーの操作経路を示す図
【図5】田植機の側面図
【符号の説明】
1 走行機体 3 対地作業装置 4 駆動機構 B 上昇作動停止手段 SW1 昇降操作スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 対地作業機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対地作業機における対
地作業装置の昇降駆動の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】対地作業機においては、走行機体に備え
られた対地作業装置を昇降駆動する駆動機構、及び駆動
機構を任意に作動させるもので人為的に操作される昇降
レバーを備えたものが多くある。これにより、昇降レバ
ーを中立位置から上昇位置に操作すると、駆動機構によ
り対地作業装置が上昇駆動され始め、対地作業装置が所
望の高さに達した際、昇降レバーを上昇位置から中立位
置に操作すれば、駆動機構が停止して対地作業装置が所
望の高さで停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】対地作業機において
は、地面に接地して地面から対地作業装置までの高さを
検出する高さセンサーを対地作業装置に備えて、高さセ
ンサーの検出値が設定値に維持されるように駆動機構を
自動的に作動させて、対地作業装置を自動的に昇降駆動
するように構成されたものがあり、このように高さセン
サーの検出値が設定値に維持されるように駆動機構を作
動させる機能(対地作業装置の自動的な昇降駆動)を、
作業走行時に作動させることによって、地面から対地作
業装置までの高さが設定値に維持されて、安定した作業
が行われるようになる。
【0004】前述のような、高さセンサーの検出値が設
定値に維持されるように駆動機構を作動させる機能(対
地作業装置の自動的な昇降駆動)を備えた場合に、対地
作業機では例えば作業地での作業開始時等のように、地
面から大きく上昇させた状態の対地作業装置を地面まで
下降駆動し、次に高さセンサーの検出値が設定値に維持
されるように駆動機構を作動させる機能(対地作業装置
の自動的な昇降駆動)を作動させて、作業走行に入ると
言うような操作が行われるので、対地作業装置の地面ま
での下降駆動、及び高さセンサーの検出値が設定値に維
持されるように駆動機構を作動させる機能(対地作業装
置の自動的な昇降駆動)の作動開始と言う一連の操作の
操作性において、改善の余地がある。本発明は対地作業
機において、対地作業装置を地面から大きく上昇させた
際、対地作業装置の地面までの下降駆動、及び高さセン
サーの検出値が設定値に維持されるように駆動機構を作
動させる機能(対地作業装置の自動的な昇降駆動)の作
動開始と言う一連の操作が、容易に行えるように構成す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は対地作業
機において、次のように構成することにある。 [1]走行機体に備えられた対地作業装置を昇降駆動す
る駆動機構を備え、地面に接地して地面から対地作業装
置までの高さを検出する高さセンサーを対地作業装置に
備えて、人為的な操作指令に基づいて、駆動機構により
対地作業装置を下降駆動する第1状態、及び、第1状態
により高さセンサーが地面に接地すると、高さセンサー
の検出値が設定値に維持されるように、駆動機構を作動
させる第2状態を備えてある。
【0006】[2]走行機体に備えられた対地作業装置
を昇降駆動する駆動機構を備え、地面に接地して地面か
ら対地作業装置までの高さを検出する高さセンサーを対
地作業装置に備えて、駆動機構により対地作業装置を予
め設定された所定高さに上昇駆動する上昇作動、並び
に、駆動機構により対地作業装置を下降駆動する下降作
動を行わせるもので、人為的に操作される強制昇降操作
具を備えると共に、強制昇降操作具の操作による下降作
動を、駆動機構により対地作業装置を下降駆動する第1
状態、及び、第1状態により高さセンサーが地面に接地
すると、高さセンサーの検出値が設定値に維持されるよ
うに、駆動機構を作動させる第2状態を備えて構成して
ある。
【0007】[3]前項[2]の構成において、ステア
リングハンドルの下側に強制昇降操作具を配置してあ
る。
【0008】
【作用】 [I]請求項1及び2の特徴によると、地面に接地して
地面から対地作業装置までの高さを検出する高さセンサ
ーが、対地作業装置に備えられている。これにより、請
求項1及び2の特徴によれば、対地作業装置が地面から
大きく上昇された状態で、人為的な操作指令によって
(強制昇降操作具の操作によって)、対地作業装置の下
降作動が行われると、先ず駆動機構により対地作業装置
が下降駆動される第1状態となる。次に駆動機構による
対地作業装置の下降駆動により、高さセンサーが地面に
接地すると、高さセンサーの検出値が設定値に維持され
るように駆動機構が作動して、地面から設定高さ(設定
値)に維持されるように、対地作業装置が自動的に昇降
駆動される第2状態となるのであり、下降してきた対地
作業装置が、地面から設定高さ(設定値)で見掛け上自
動的に停止した状態となる。
【0009】前述のように請求項1及び2の特徴による
と、対地作業装置の地面までの下降駆動、及び高さセン
サーの検出値が設定値に維持されるように駆動機構を作
動させる機能(対地作業装置の自動的な昇降駆動)の作
動開始と言う一連の操作が、人為的な操作指令によって
行える(強制昇降操作具の操作によって行える)。請求
項1及び2の特徴によると、前述のような第1状態から
第2状態への移行により、下降してきた対地作業装置
が、地面から設定高さ(設定値)で見掛け上自動的に停
止した状態となるので、下降してきた対地作業装置の停
止が遅れて対地作業装置が地面に衝突すると言うような
状態は生じない。
【0010】[II]前項[I]に記載のように、高さ
センサーの検出値が設定値に維持されるように駆動機構
が作動して、地面から設定高さ(設定値)に維持される
ように、対地作業装置が自動的に昇降駆動される第2状
態では、対地作業装置の上昇及び下降駆動が比較的頻繁
に繰り返される状態になるので、駆動機構の作動速度を
あまり高速に設定することはできない。これに対し、駆
動機構により対地作業装置が下降駆動される第1状態で
は、対地作業装置が下向きの一方向にしか移動しないの
で、駆動機構の作動速度を比較的高速に設定しても支障
はない。
【0011】これにより、請求項1及び2の特徴による
と、駆動機構により対地作業装置が下降駆動される第1
状態において、駆動機構の作動速度を比較的高速に設定
することが支障なく行えるので、人為的な操作指令によ
って(強制昇降操作具の操作によって)、駆動機構によ
り対地作業装置が下降駆動される第1状態となる場合
に、第1状態の開始から第2状態に移行するまでに要す
る時間を短縮することができる。
【0012】[III]対地作業機の一例である乗用型
田植機では、例えば水田での植付作業時に一回の植付行
程が終了して走行機体が畦際に達すると、操縦者は昇降
レバーを下降位置及び中立位置を経由して上昇位置に操
作して苗植付装置を上昇駆動し、昇降レバーを上昇位置
から中立位置に操作して苗植付装置を所望の高さで停止
させる(上昇駆動された苗植付装置が最大上昇位置に達
すると、昇降レバーが自動的に上昇位置から中立位置に
戻されて、最大上昇位置で苗植付装置が停止する)。こ
のように苗植付装置を所望の高さで停止させた状態で、
ステアリングハンドルを操作して、走行機体を畦際で旋
回させる。畦際での旋回が終了すると、操縦者は昇降レ
バーを中立位置から下降位置に操作し苗植付装置を田面
まで下降駆動して、次の植付行程に入る。
【0013】前述のように走行機体が畦際に達した場
合、昇降レバーを下降位置及び中立位置から上昇位置、
上昇位置から中立位置に素早く操作して、対地作業装置
を所望の高さまで上昇駆動しなければ、ステアリングハ
ンドルを操作しての畦際での旋回が間に合わなくなるの
で、特に未熟練者にとって対地作業装置の上昇駆動の操
作や他の操作が難しいものになることがある。
【0014】[IV]請求項2の特徴によると、人為的
に操作される強制昇降操作具が備えられており、対地作
業機において例えば畦際に達した際、操縦者が強制昇降
操作具を操作すると、駆動機構により対地作業装置が予
め設定された所定高さに上昇駆動される。この後、畦際
での旋回が終了した際に、操縦者が強制昇降操作具を操
作すると、前項[I]に記載のように、対地作業装置の
地面までの下降駆動、及び高さセンサーの検出値が設定
値に維持されるように駆動機構を作動させる機能(対地
作業装置の自動的な昇降駆動)の作動開始が行われる。
【0015】これにより前項[III]に記載のよう
に、昇降レバーを下降位置及び中立位置から上昇位置に
操作して中立位置に操作したり、昇降レバーを中立位置
から下降位置に操作すると言うようなことを行わなくて
も、請求項2の特徴によると、強制昇降操作具を操作す
るだけで、対地作業装置の予め設定された所定高さへの
上昇駆動、対地作業装置の地面までの下降駆動、及び高
さセンサーの検出値が設定値に維持されるように駆動機
構を作動させる機能(対地作業装置の自動的な昇降駆
動)の作動開始が行われるので、その分だけ操縦者への
負担が軽くなり、操縦者はステアリングハンドルの操作
等の他の操作に集中することができるようになる。
【0016】[V]請求項3の特徴によると,請求項2
の場合と同様に前項[I][II][IV]に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。請求項3の特徴によると、ステアリ
ングハンドルの下側に強制昇降操作具が配置されている
ので、操縦者はステアリングハンドルを手で持っている
状態から少し指を下側に延ばしたり、ステアリングハン
ドルから手を離し少し下側に手を延ばすことによって、
強制昇降操作具を操作することができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1及び2の特徴によると、対地作
業機において対地作業装置の地面までの下降駆動、及び
高さセンサーの検出値が設定値に維持されるように駆動
機構を作動させる機能(対地作業装置の自動的な昇降駆
動)の作動開始と言う一連の操作が、人為的な操作指令
(強制昇降操作具の操作)によって容易に行えるように
なり、対地作業機の操作性を良いものにすることができ
た。請求項1及び2の特徴によると、下降してきた対地
作業装置が、地面から設定高さ(設定値)で見掛け上自
動的に停止した状態となって、下降してきた対地作業装
置の停止が遅れて対地作業装置が地面に衝突すると言う
ような状態は生じないので、対地作業装置の地面への衝
突による破損と言う状態を避けることができた。
【0018】請求項1及び2の特徴によると、駆動機構
により対地作業装置が下降駆動される第1状態におい
て、駆動機構の作動速度を比較的高速に設定することが
支障なく行え、第1状態の開始から第2状態に移行する
までに要する時間を短縮することができるので、対地作
業機の作業能率を良いものにすることができた。
【0019】請求項2の特徴によると、対地作業機にお
いて強制昇降操作具を操作するだけで、駆動機構による
対地作業装置の予め設定された所定高さへの上昇駆動、
対地作業装置の地面までの下降駆動、及び高さセンサー
の検出値が設定値に維持されるように駆動機構を作動さ
せる機能(対地作業装置の自動的な昇降駆動)の作動開
始が行われるように構成することによって、操縦者への
負担が軽くなり、操縦者がステアリングハンドルの操作
等の他の操作に集中することができるようになるので、
対地作業機の操作性を良いものにすることができた。
【0020】請求項3の特徴によると、請求項2の場合
と同様に前述の請求項2の「発明の効果」を備えてお
り、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の
効果」を備えている。請求項3の特徴によると、ステア
リングハンドルの下側に強制昇降操作具を配置すること
によって、操縦者がステアリングハンドルを手で持って
いる状態から指や手を少し下側に延ばすことにより、強
制昇降操作具を容易に操作することができるようになる
ので、強制昇降操作具を操作する際にステアリングハン
ドルの操作が疎かになると言う状態を避けることができ
た。
【0021】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図5
に対地作業機の一例である乗用型田植機が示されてい
る。乗用型田植機は乗用型の走行機体1に後部にリンク
機構2を介して、苗植付装置3をリフトシリンダ4によ
り昇降駆動自在及び前後軸芯周りにローリング自在に連
結して、走行機体1を走行させながら泥面に苗の植え付
けを行うように構成されている。走行機体1の前部にエ
ンジン5が搭載されて、エンジン5の動力がベルト式無
段変速装置6及びミッションケース7を介して前輪8及
び後輪9に伝達され、図1に示すように電動モータ10
により入り切り操作される植付クラッチ11を介して、
車速と同期した動力が苗植付装置3に伝達されるように
して、伝動系が構成されている。
【0022】図5に示すように苗植付装置3は、左右横
方向に一定ストロークで往復横移動する苗のせ台12、
苗のせ台12の下端部から一株ずつ苗を取り出して泥面
に植え付ける植付機構13、泥面に接地追従しながら整
地作用を行う複数の接地フロート14、苗植付装置3の
左右両側に備えられ苗の植付作業に伴って未植付領域に
走行指標線を描く出退自在な線引きマーカ15等を備え
て構成されている。
【0023】線引きマーカ15は苗植付装置3の上昇駆
動に連動して自動的に格納されるようにワイヤで連係さ
れ、格納状態で自動的にロック機構(図示せず)によ
り、線引きマーカ15が保持されるように構成されてい
る。図1及び図5に示すようにステアリングハンドル1
6の下側に、揺動操作自在なマーカ操作レバー17が備
えられており、マーカ操作レバー17の上下操作に伴っ
て、2点切り換え式のマーカスイッチ18が操作され、
電磁ソレノイドSLによりロック機構のロック状態が選
択的に解除されて、苗植付装置3の下降駆動に伴って所
望の側の線引きマーカ15が作用姿勢に操作されるよう
に構成されている。マーカスイッチ18は中立状態に復
帰付勢されており、いずれかの方向への操作に基づい
て、対応する電磁ソレノイドSLに一定時間通電して、
ロック機構のロック状態が解除されるように構成されて
いる。
【0024】図1及び図5に示すように、苗植付装置3
の昇降駆動は、機体操縦部の運転座席19の横側に配置
された前後揺動操作式の人為昇降レバー20の操作に基
づいて手動操作によって行えるように構成されている。
人為昇降レバー20の前後操作量をポテンショメータ型
のレバーセンサ21により検出し、レバーセンサ21の
検出値を、マイクロコンピュータを備えた制御装置22
が設定レベル毎にゾーン判別して、人為昇降レバー20
の操作位置に対応した作動状態となるように、リフトシ
リンダ4に対する電磁式の油圧制御弁Vが操作される。
【0025】図1に示すように、人為昇降レバー20を
「上昇位置」に操作すると、苗植付装置3が強制的に最
大上昇位置まで上昇駆動される。苗植付装置3が最大上
昇位置まで上昇駆動されたことの検出は、後輪フェンダ
ー23に取り付けられた上限スイッチSW2にリンク機
構2が接当することによって行われる。人為昇降レバー
20を「中立位置」に操作すると、苗植付装置3が現在
レベルに保持され、人為昇降レバー20を「下降位置」
に操作すると、苗植付装置3が泥面に接地するまで下降
駆動される。人為昇降レバー20を「植付位置」に操作
すると、苗植付装置3が泥面に接地するまで下降駆動さ
れ、電動モータ10により植付クラッチ11が入り操作
されて、苗の植付作業状態が設定される。
【0026】図1に示すように、ステアリングハンドル
16の下側に、揺動レバー式の昇降操作スイッチSW1
が備えられ、昇降操作スイッチSW1の操作に基づい
て、苗植付装置3を最大上昇位置まで強制的に上昇駆動
する上昇作動、並びに、苗植付装置3を泥面に接地する
まで下降駆動する下降作動が、行われるように構成され
ている。
【0027】図1に示すように、苗の植付深さ、言い換
えると苗植付装置3の対泥面高さが一定に維持されるよ
うに、リフトシリンダ4を作動させる自動昇降制御手段
Aが備えられている。後部の横軸芯X周りに上下揺動自
在に支持された接地フロート14のうち、左右中央に位
置する接地フロート14の前部側の上方に、対泥面高さ
の変動に起因する上下揺動量を検出するポテンショメー
タ型のフロートセンサ24が備えられて、フロートセン
サ24の検出値がポテンショメータ型の感度調節器25
で設定された設定値と合致するように、制御装置22に
よりリフトシリンダ4の油圧制御弁Vが操作される。自
動昇降制御手段Aは、人為昇降レバー20が「植付位
置」、「下降位置」及び後述する「自動位置」に操作さ
れた場合にのみ作動する。
【0028】人為昇降レバー20が前述の「上昇位
置」、「中立位置」、「下降位置」及び「植付位置」と
は異なる別の「自動位置」に操作可能に構成されて、人
為昇降レバー20が「自動位置」に操作された場合にの
み、昇降操作スイッチSW1の操作による苗植付装置3
の上昇及び下降作動が許容されるように構成されてい
る。図4に示すように、一連に連なる人為昇降レバー2
0の操作経路のうち、「中立位置」から横外方に延出し
た操作経路を介して、人為昇降レバー20が「自動位
置」まで操作可能に構成されており、人為昇降レバー2
0の「自動位置」への操作も同様にして、レバーセンサ
21の検出値のゾーン判別により制御装置22によって
判断されるように構成されている。
【0029】図1に示すように、昇降操作スイッチSW
1の操作による苗植付装置3の上昇作動中に、人為操作
に基づいて苗植付装置3の上昇作動を停止して、その時
点での苗植付装置3の高さを維持する上昇作動停止手段
Bが備えられている。昇降操作スイッチSW1の横側近
傍に停止スイッチSW3が備えられ、停止スイッチSW
3の押し操作に伴って、オン状態とオフ状態とが交互に
現出するように回路が構成されている。これにより、停
止スイッチSW3の操作状態が制御装置22により判断
されて、上昇作動停止手段Bが制御プログラム形式で備
えられる制御装置22により、次のような制御が実行さ
れる。
【0030】図2及び図3に示すように、制御が開始さ
れると、レバーセンサ21の検出値がゾーン判別され、
人為昇降レバー20が「自動位置」に操作されているか
否かが判断される(ステップ#1)。人為昇降レバー2
0が「自動位置」に操作されている場合、苗植付装置3
が最大上昇位置に位置していなければ、昇降操作スイッ
チSW1の操作に伴って苗植付装置3が上昇駆動され、
苗植付装置3が最大上昇位置に位置していれば、昇降操
作スイッチSW1の操作に伴って苗植付装置3が下降駆
動される(ステップ#2〜#5)。
【0031】苗植付装置3の下降駆動が行われている途
中で停止スイッチSW3がオン操作されると、苗植付装
置3がその位置で停止して苗植付装置3がその高さに維
持される。苗植付装置3の下降駆動が行われている途中
で停止スイッチSW3の押し操作がなければ、フロート
センサ24の検出値の変化により接地フロート14が泥
面に接地したことが判断されるまで、苗植付装置3が下
降駆動されて、自動昇降制御モードに移行する(ステッ
プ#6〜#9)。前述のように停止スイッチSW3のオ
ン操作により苗植付装置3が停止している際に、停止ス
イッチSW3がオフ操作されると、苗植付装置3の下降
駆動が再び開始され、昇降操作スイッチSW1が操作さ
れると、苗植付装置3の上昇駆動が開始される(ステッ
プ#10〜#13)。
【0032】ステップ#5における苗植付装置3の上昇
駆動中に停止スイッチSW3がオン操作されると、苗植
付装置3がその位置で停止して苗植付装置3がその高さ
に維持される。ステップ#5における苗植付装置3の上
昇駆動中に停止スイッチSW3の押し操作がなければ、
苗植付装置3が最大上昇位置に達するまで上昇駆動され
て、苗植付装置3が最大上昇位置で停止した後、昇降操
作スイッチSW1の操作があるまで、苗植付装置3は最
大上昇位置で停止している(ステップ#14〜#1
7)。この場合、停止スイッチSW3のオン操作による
苗植付装置3の停止中に、停止スイッチSW3がオフ操
作されると、苗植付装置3の上昇駆動が開始される(ス
テップ#18,#19)。
【0033】以上のように、昇降操作スイッチSW1の
操作による苗植付装置3の上昇及び下降駆動中に、停止
スイッチSW3がオン操作されると、その時点で苗植付
装置3の上昇及び下降駆動が停止され、苗植付装置3が
その高さに維持される。次に苗植付装置3の上昇及び下
降駆動が停止された状態で、停止スイッチSW3がオフ
操作されると、停止以前の苗植付装置3の上昇又は下降
駆動が再開され、昇降操作スイッチSW1が操作される
と、停止スイッチSW3の動作状態がリセットされて、
停止以前の苗植付装置3の上昇又は下降駆動とは反対の
苗植付装置3の下降又は上昇駆動が開始される。停止ス
イッチSW3がオン操作されて苗植付装置3が停止して
いる場合、操縦部パネルに配備された表示ランプL(図
1参照)が点灯して、操縦者に苗植付装置3の上昇及び
下降駆動の停止中であることを認識させるようにしてい
る。以上のようにステップ#5,#14,#15によ
り、上昇作動停止手段Bが構成されている。
【0034】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御系のブロック図
【図2】苗植付装置の上昇及び下降駆動のフローチャー
トを示す図
【図3】苗植付装置の上昇及び下降駆動のフローチャー
トを示す図
【図4】人為昇降レバーの操作経路を示す平面図
【図5】乗用型田植機の全体側面図
【符号の説明】 1 走行機体 3 対地作業装置 4 駆動機構 14 高さセンサー SW1 強制昇降操作具 16 ステアリングハンドル
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(1)に備えられた対地作業装
    置(3)を昇降駆動する駆動機構(4)と、地面に接地
    して地面から前記対地作業装置(3)までの高さを検出
    する高さセンサー(14)とを備えて、 人為的な操作指令に基づいて、前記駆動機構(4)によ
    り前記対地作業装置(3)を下降駆動する第1モード、
    及び、前記第1モードにより前記高さセンサー(14)
    が地面に接地すると、前記高さセンサー(14)の検出
    値が設定値に維持されるように、前記駆動機構(4)を
    作動させる第2モードを備えてある対地作業機。
  2. 【請求項2】 走行機体(1)に備えられた対地作業装
    置(3)を昇降駆動する駆動機構(4)と、地面に接地
    して地面から前記対地作業装置(3)までの高さを検出
    する高さセンサー(14)とを備えて、 前記駆動機構(4)により前記対地作業装置(3)を予
    め設定された所定高さに上昇駆動する上昇作動、並び
    に、前記駆動機構(4)により前記対地作業装置(3)
    を下降駆動する下降作動を行わせるもので、人為的に操
    作される強制昇降操作具(SW1)を備えると共に、 前記強制昇降操作具(SW1)の操作による下降作動
    を、前記駆動機構(4)により前記対地作業装置(3)
    を下降駆動する第1モード、及び、前記第1モードによ
    り前記高さセンサー(14)が地面に接地すると、前記
    高さセンサー(14)の検出値が設定値に維持されるよ
    うに、前記駆動機構(4)を作動させる第2モードを備
    えて構成してある対地作業機。
  3. 【請求項3】 ステアリングハンドル(16)の下側に
    前記強制昇降操作具(SW1)を配置してある請求項2
    に記載の対地作業機。
JP2000033028A 1993-02-15 2000-02-10 対地作業機 Expired - Fee Related JP3335977B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000033028A JP3335977B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-10 対地作業機
JP2000034771A JP3357022B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-14 乗用型田植機
JP2000034772A JP3786814B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-14 乗用型植付機

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02512893A JP3332445B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 対地作業機
JP02512793A JP3332444B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 対地作業機
JP5027791A JPH06237613A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 対地作業機
JP06772793A JP3346819B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 作業車の対地作業装置昇降構造
JP2000033028A JP3335977B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-10 対地作業機
JP2000034771A JP3357022B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-14 乗用型田植機
JP2000034772A JP3786814B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-14 乗用型植付機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02512893A Division JP3332445B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 対地作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000175520A true JP2000175520A (ja) 2000-06-27
JP3335977B2 JP3335977B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=27564053

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000033028A Expired - Fee Related JP3335977B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-10 対地作業機
JP2000034772A Expired - Fee Related JP3786814B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-14 乗用型植付機
JP2000034771A Expired - Fee Related JP3357022B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-14 乗用型田植機

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000034772A Expired - Fee Related JP3786814B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-14 乗用型植付機
JP2000034771A Expired - Fee Related JP3357022B2 (ja) 1993-02-15 2000-02-14 乗用型田植機

Country Status (1)

Country Link
JP (3) JP3335977B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005333817A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Yanmar Co Ltd 田植機
JP2005333825A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Yanmar Co Ltd 田植機

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4501251B2 (ja) * 2000-08-08 2010-07-14 井関農機株式会社 苗移植機の苗植装置昇降装置
CN105144932B (zh) * 2015-09-22 2017-03-08 刘潇洋 一种适用于山区丘陵地带的多功能农用装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005333817A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Yanmar Co Ltd 田植機
JP2005333825A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Yanmar Co Ltd 田植機
JP4570398B2 (ja) * 2004-05-24 2010-10-27 ヤンマー株式会社 田植機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3786814B2 (ja) 2006-06-14
JP3335977B2 (ja) 2002-10-21
JP3357022B2 (ja) 2002-12-16
JP2000184810A (ja) 2000-07-04
JP2000184811A (ja) 2000-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000175520A (ja) 対地作業機
JP3332445B2 (ja) 対地作業機
JPH06113605A (ja) 作業車の対地作業装置昇降構造
JP3285988B2 (ja) 対地作業機
JP4568200B2 (ja) 農作業車の作業装置昇降構造
JP3332444B2 (ja) 対地作業機
JPH11196628A (ja) 水田作業機の昇降制御装置
JP2001169624A (ja) 農作業機
JP3142163B2 (ja) 水田作業機
JP3346819B2 (ja) 作業車の対地作業装置昇降構造
JPH06237611A (ja) 対地作業機
JP3142161B2 (ja) 水田作業機
JP3108504B2 (ja) 水田作業機
JP3171659B2 (ja) 田植機
JP3108664B2 (ja) 水田作業機
JP3476757B2 (ja) 乗用型田植機の操作構造
JP2552033Y2 (ja) 作業車輌の傾斜制御装置
JPH06237613A (ja) 対地作業機
JP2001016909A (ja) 作業車の作業装置昇降構造
JP3108665B2 (ja) 水田作業機
JP2003070304A (ja) 作業車の作業装置昇降構造
JP2004275019A (ja) 移動農機
JP2001095330A (ja) 作業車の操作構造
JP2020103260A (ja) 移植機
JP2002084834A (ja) 田植機の昇降制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120802

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees