JP2000175519A - 野菜移植機 - Google Patents

野菜移植機

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JP2000175519A
JP2000175519A JP10375975A JP37597598A JP2000175519A JP 2000175519 A JP2000175519 A JP 2000175519A JP 10375975 A JP10375975 A JP 10375975A JP 37597598 A JP37597598 A JP 37597598A JP 2000175519 A JP2000175519 A JP 2000175519A
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claw
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Hiromitsu Hayata
田 裕 光 早
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 株間を小とさせた野菜移植作業を可能
とさせて、密植性を向上させる。 【解決手段】 苗載台(21)の苗トレイ(22)から
取出される2条分の苗(N)を左右一対の苗植付爪(2
5)に受継いで圃場に植付けるようにした野菜移植機に
おいて、左右の苗植付爪(25)を植付条に対し左右対
称に傾斜させて、左右苗植付爪(25)の植付位置を単
一の植付条に一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は苗トレイから1株分
の玉ネギなどの野菜苗を取出して圃場に植付ける移植機
に関し、比較的植付条間隔の狭い野菜苗などに良好に用
いる移植機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】通常1つの苗載台に対
しては1組の植付機構を備えて、1つの苗トレイから1
つの苗取出爪によって1条分用の苗が1株分毎取出さ
れ、苗植付爪に受継がれて1条の植付けが行われてい
る。しかし乍らこのような1組の苗取出爪及び苗植付爪
で1条の植付作業を行う場合、植付間隔(株間)を小さ
くして密植性を高めようとしても機構上限界があり、大
巾な植付間隔の縮小は不可能であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、苗
載台の苗トレイから取出される2条分の苗を左右一対の
苗植付爪に受継いで圃場に植付けるようにした野菜移植
機において、左右の苗植付爪を植付条に対し左右対称に
傾斜させて、左右苗植付爪の植付位置を単一の植付条に
一致させて、左右一方の苗植付爪が苗を植付けてから次
回苗を植付けるまでの間に、他方の苗植付爪が苗を植付
けて、通常1つの苗植付爪で苗を植付けるときの株間に
対し略半分の株間とさせて密植性を向上させると共に、
通常時の株間条件で作業を行う場合には車速を2倍に増
速させて、高速植付作業(作業時間半分)も可能とさせ
るものである。
【0004】また、苗植付爪を駆動する植付爪駆動ケー
スの左右両側に左右の苗植付爪を配備させて、植付爪駆
動ケースに左右バランス良くコンパクトに苗植付爪を配
備させて、高速作業時にも安定良好に植付爪の駆動を行
うものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は移植機の全体側面図、図2は同全
体平面図、図3は同全体背面図、図4は移植部の平面説
明図であり、図中(1)はエンジン(2)を搭載する移
動機体、(3)は前後スライドフレーム(4)(5)に
機体(1)を左右スライド自在に支持する固定フレー
ム、(6)はスライドアーム(7)を介して機体(1)
をスライド動作させる油圧式スライドシリンダ、(8)
はミッションケース(9)からの駆動横軸(10)に左
右伝動ケース(11)を介し上下揺動自在に支持する左
右の後車輪、(12)は前記固定フレーム(3)の前端
側にアクスルフレーム(13)を介し上下揺動自在に支
持する左右の前車輪、(14)は固定フレーム(3)後
端側のスイング軸(15)を介し前後車輪(12)
(8)を上下揺動させる油圧式スイングシリンダ、(1
6)は機体(1)の後方にシャーシフレーム(17)を
介し装設する苗供給装置、(18)は左右の後車輪
(8)間に装設してミッションケース(9)に植付爪駆
動ケースである植付伝動ケース(19)を介して連結さ
せる苗植付装置、(20a)(20b)は畝面(M)を
鎮圧する左右1対の鎮圧ローラである覆土輪であり、前
記苗供給装置(16)の左右往復移動する苗載台(2
1)上の苗トレイ(22)より1株分のポット苗(N)
を箸形苗取出爪(23)でもって取出し、この取出され
たポット苗(N)を前記苗植付装置(18)のマルチカ
ッタ(24)と連動して上下動するホッパ開孔形苗植付
爪(25)に放出供給して、操向ハンドル(26)操作
による機体(1)の走行中畝面(M)に一定間隔毎のポ
ット苗(N)の植付け(移植)を行うように構成すると
共に、機体(1)の左右スライド調節によって植付条位
置の変更などを行うように構成している。
【0006】また、(27)は前記スイングシリンダ
(14)を動作させて機体(1)を昇降操作する昇降レ
バー、(28)は植付クラッチの入切を行う植付クラッ
チレバー、(29)は走行速度を変速する主変速レバ
ー、(30)は機体(1)を左右方向に位置調節するス
ライド調節レバー、(31)は左右後車輪(8)の駆動
を停止させて機体(1)を旋回操作する左右サイドクラ
ッチレバーである。
【0007】図4乃至図6に示す如く、前記苗取出爪
(23)及び苗植付爪(25)は、1つの苗載台(2
1)の苗トレイ(22)に対し一定の間隔を有して左右
に各2つ並設させ、1つの苗トレイ(22)から2条分
の苗取りを行うと共に、1つの植付条に対し左右2つの
苗植付爪(25)で交互に植付けを行うもので、前記シ
ャーシフレーム(17)側に連結する左右ケースブラケ
ット(32)(32)にロータリ入力軸(33)・ロー
タリケース(34)・クランクアーム(35)・取出ア
ーム(36)をそれぞれ介し2つの苗取出爪(23)
(23)を左右対称に配設させ、ミッションケース
(9)に入力軸(37)を連動連結する植付クラッチケ
ース(38)の出力軸(39)(40)端に、左右のロ
ータリ入力軸(33)(33)をチェン(41)を介し
それぞれ連結させ、植付クラッチケース(38)の植付
クラッチ(38a)の入時に左右2つの苗取出爪(2
3)(23)を駆動して、1つの苗トレイ(22)より
2条分のポット苗(N)の取出しを行って、取出し後植
付爪(25)との受継ぎ位置まで下向きに移動させるよ
うに構成している。
【0008】また、前記苗植付爪(25)は、ミッショ
ンケース(9)に入力軸(42)を連動連結する単一の
伝動ケース(19)の出力軸(43)両端にロータリケ
ース(44)・クランクアーム(45)・植付アーム
(46)をそれぞれ介して左右の苗植付爪(25)を左
右対称に取付けるもので、前記出力軸(43)回りにロ
ータリケース(44)を回転させ、クランクアーム(4
5)を介して昇降ガイドレール(47)に沿って植付ア
ーム(46)を前後揺動させ乍ら昇降させ、植付爪(2
5)を楕円形状の植付け軌跡で上下運動させると共に、
開閉自在に分割された半円錐形状の2つの爪体(25
a)(25b)によって植付爪(25)を形成し、ロー
タリケース(44)の1回転中において植付爪(25)
が上昇したとき、前記取出爪(23)から苗(N)を受
取り、植付爪(25)が下降したときクランクアーム
(45)のカム(48)と植付アーム(46)のロッド
(49)とのカム作用によって、各爪体(25a)(2
5b)を前後に開動させて畝面(M)に開孔を形成さ
せ、各爪体(25a)(25b)内部の苗(N)を畝面
(M)の開孔に落下させるように構成している。
【0009】さらに前記苗載台(21)は、シャーシフ
レーム(17)に固設する左右サイドフレーム(50)
間のガイドレール(51)と横送り駆動軸(52)に左
右往復動自在に支持させると共に、苗載台(21)に縦
送り駆動軸(53)を介し支持する駆動スプロケット
(54)と、遊転軸(55)を介し支持する遊転スプロ
ケット(56)間に張架する縦送りチェン(57)の所
定間隔毎の縦送りピン(57a)を苗トレイ(22)の
ポット底部間に掛合させて、苗載台(21)が左右移動
終端に到達したとき縦送り軸(58)の縦送りカム(5
9)を介して苗トレイ(22)を1ピッチ分縦送りする
ように構成している。
【0010】ところで図7、図8にも示す如く、左右2
つの苗植付爪(25)(25)と、これら左右2つの爪
(25)(25)をそれぞれ駆動するロータリケース
(44)・クランクアーム(45)・植付アーム(4
6)など左右苗植付装置(18a)(18b)を正面及
び背面視で左右方向に左右対称に傾斜させるもので、前
記クランクアーム(45)の取付軸(60)に遊星ギヤ
(61)・中間ギヤ(62)を介し連結させるロータリ
ケース(44)の太陽ギヤ(63)を、伝動ケース(1
9)の左右フランジ体(64)(65)に先端を下方向
に傾斜させて着脱自在に固定させ、安全クラッチ(6
6)を有して伝動ケース(19)に略水平に支持する伝
動ケース(19)の出力軸(43)両端に、ボール式自
在継手(67)を介して左右ロータリケース(44)の
取付軸(68)を傾斜姿勢で且つ左右で位相を180度
異ならせて(植付周期が180度異なる)連結させ、伝
動ケース(19)の左右両側に太陽ギヤ(63)及び取
付軸(68)を介し左右苗植付装置(18a)(18
b)を装備させ、正面視及び背面視で左右苗植付装置
(18a)(18b)中央の鉛直方向より等分角度
(θ)を有して左右苗植付装置(18a)(18b)を
左右対称に傾斜させ、周期を180度異ならせた左右苗
植付爪(25)(25)の最下動時(植付位置)には同
一の植付条に位置させて、これら左右2つの苗植付爪
(25)(25)によって同一条の植付けを交互に行う
ように構成している。
【0011】而して作業中においては、左右一方の植付
装置(18a)の苗植付爪(25)が苗(N)を植付け
てから次回苗(N)を植付ける間に、もう一方の植付装
置(18b)の苗植付爪(25)が苗(N)を植付け
て、通常1つの植付装置(18a)(18b)で植付作
業が行われる場合の株間に対し、略半分の株間での作業
を行って密植性を向上させることができる。
【0012】また、通常の株間を維持させての作業で
は、車速を略2倍に増速させての高速植付作業が可能と
なって、作業時間を短縮させて作業能率を大巾に向上さ
せるものである。
【0013】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、苗載台(21)の苗トレイ(22)から取出される
2条分の苗(N)を左右一対の苗植付爪(25)に受継
いで圃場に植付けるようにした野菜移植機において、左
右の苗植付爪(25)を植付条に対し左右対称に傾斜さ
せて、左右苗植付爪(25)の植付位置を単一の植付条
に一致させるものであるから、左右一方の苗植付爪(2
5)が苗(N)を植付けてから次回苗(N)を植付ける
までの間に、他方の苗植付爪(25)が苗を植付けて、
通常1つの苗植付爪(25)で苗を植付けるときの株間
に対し略半分の株間とさせて密植性を向上させると共
に、通常時の株間条件で作業を行う場合には車速を2倍
に増速させて、高速植付作業(作業時間半分)も可能と
させることができるものである。
【0014】また、苗植付爪(25)を駆動する植付爪
駆動ケース(19)の左右両側に左右の苗植付爪(2
5)を配備させたものであるから、植付爪駆動ケース
(19)に左右バランス良くコンパクトに苗植付爪(2
5)を配備させて、高速作業時にも安定良好に植付爪
(25)の駆動を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】移植機の全体側面図。
【図2】移植機の全体平面図。
【図3】移植機の全体背面図。
【図4】移植部の平面説明図。
【図5】移植部の側面説明図。
【図6】苗取出爪部の駆動説明図。
【図7】苗植付装置の背面説明図。
【図8】苗植付装置の背面説明図。
【符号の説明】
(19) 植付伝動ケース(植付爪駆動ケース) (21) 苗載台 (22) 苗トレイ (25) 苗植付爪 (N) 苗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載台の苗トレイから取出される2条分
    の苗を左右一対の苗植付爪に受継いで圃場に植付けるよ
    うにした野菜移植機において、左右の苗植付爪を植付条
    に対し左右対称に傾斜させて、左右苗植付爪の植付位置
    を単一の植付条に一致させるように構成したことを特徴
    とする野菜移植機。
  2. 【請求項2】 苗植付爪を駆動する植付爪駆動ケースの
    左右両側に左右の苗植付爪を配備させたことを特徴とす
    る請求項1記載の野菜移植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010246568A (ja) * 2010-08-07 2010-11-04 Iseki & Co Ltd 苗移植機

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