JP2000175342A - 電力ケーブルのプレハブ接続部 - Google Patents

電力ケーブルのプレハブ接続部

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JP2000175342A
JP2000175342A JP10346276A JP34627698A JP2000175342A JP 2000175342 A JP2000175342 A JP 2000175342A JP 10346276 A JP10346276 A JP 10346276A JP 34627698 A JP34627698 A JP 34627698A JP 2000175342 A JP2000175342 A JP 2000175342A
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JP
Japan
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cable
stress cone
tip
molded part
insulator
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Pending
Application number
JP10346276A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sato
正啓 佐藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル絶縁体上に挿入されたストレスコー
ンを円筒状のエポキシユニットの端部へ押し込んで構成
される電力ケーブルのプレハブ接続部において、ストレ
スコーンとエポキシユニットとの界面及びストレスコー
ンとケーブル絶縁成形部との界面の密着性を向上させて
電気性能低下を防止する。 【解決手段】 ケーブル絶縁体成形部43及び外部半導
電層成形部48は外導残し工法により切削され、その
後、ストレスコーン先端薄肉部と接する部分Aのケーブ
ル絶縁体成形部は断面円形に成形されているので、前記
密着性が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、CVケー
ブル等のプラスチック電力ケーブルの接続部に用いられ
るプレハブ接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CVケーブル等のプラスチック電力ケー
ブルの従来のプレハブ接続部の縦断面を図2に示す。こ
の接続部は、円筒状のエポキシユニット40を導体41
の接続部42の外周にはめ込み、ケーブル絶縁体成形部
43及びケーブル絶縁体上の外部半導電層成形部48上
に予め挿入されたストレスコーン44を前記ユニット4
0の両端部から押し込んで構成される。そして、ストレ
スコーン44は押し金具45により前記ユニットの中央
部側に押圧され、ストレスコーン44とケーブル絶縁体
との界面及びストレスコーン44とエポキシユニット4
0との界面をそれぞれ密着させて電気特性を確保してい
る。
【0003】なお、前記ユニット40の内周にはこの一
部を構成する内部電極46が形成され、内部電極46の
端部とストレスコーン44の端部との間にはストッパ4
7が介在される。また、ストレスコーン44は導電体部
44aと絶縁体部44bから構成される。
【0004】ストレスコーン44が挿入されるケーブル
絶縁体成形部43及び外部半導電層成形部48は外導残
し工法により切削成形される。ケーブル外部半導電層成
形部48はストレスコーンの導電体部44a内面とケー
ブル外部半導電層外面部分が十分に密着するようにケー
ブル外部半導電層を成形する部分である。ケーブル絶縁
体成形部43も前記同様目的で成形する。
【0005】前記ケーブル外部半導電層成形部48の成
形の仕方には、例えば次の2つの方法がある。一つは、
ケーブル外部半導電層の端部をペンシルダウン状に切削
するもので、この際の切削成形工法として、外導残し工
法と称して、削り代一定の回転式切削装置を使用するも
のであって、例えば切削前のケーブル断面形状が楕円状
なら、切削後のケーブル断面形状も楕円状のままとなる
ものである。
【0006】他の方法としては、ケーブルの外部半導電
層を一旦剥いだ後、新たにケーブル絶縁体上に導電層を
導電性塗料又は導電性テープを加熱モールド等により形
成するものがある。しかし、この工法では加熱モールド
に時間を要することと、新たな導電層形成時に導電層と
ケーブル絶縁体との間に異物・空気を巻き込み、性能を
低下させると言う問題点があった。外導残し工法では、
ケーブルの外部半導電層を一部切削しそのまま使用する
ので前記問題点を解消するものである。
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】ケーブル外部半導電層
成形部48を外導残し工法により切削成形する場合は、
通常ケーブル絶縁体成形部43も外導残し工法により切
削成形する。この場合、断面形状が楕円状のケーブルを
切削するとケーブル絶縁体成形部43及び外部半導電層
成形部48も楕円状のままとなる。ここでエポキシユニ
ット40のストレスコーン44との当たり面内周は円形
なので、ストレスコーン44をエポキシユニット40に
挿入押圧してもストレスコーン44の肉厚の薄い先端部
では、ストレスコーン44の弾性に期待するだけではエ
ポキシユニット40の内面との密着性が損なわれ、性能
低下を来たす恐れがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解消
するもので、その特徴は、ケーブル絶縁体上に挿入され
たストレスコーンを円筒状のエポキシユニットの端部へ
押し込んで構成される電力ケーブルのプレハブ接続部に
おいて、ケーブル絶縁体成形部及び外部半導電層成形部
は外導残し工法により切削成形され、その後、前記スト
レスコーンの先端薄肉部と接する部分のケーブル絶縁体
成形部は断面円形に成形してなることにある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電力ケーブルプ
レハブ接続部の要部の縦断面図である。図面において図
2と同一符号は同一部位を現している。図示はされてい
ないが従来技術と本発明との相違点はケーブル絶縁体成
形部におけるA部分のケーブル断面形状である。即ち、
従来のそれは外導残し工法によった断面形状そのものだ
が、本発明のそれは更に断面円形に成形したものであ
る。なお、接続部全体の構成は図2に示したものと同様
である。
【0010】図1をもとにケーブル接続作業時のケーブ
ル切削仕上げについて説明する。接続すべきケーブル端
末部において、所要寸法分のケーブル防食層等を剥ぎと
り、ケーブル外部半導電層49を露出させる。次に外導
残し工法によりケーブル絶縁体成形部43及び外部半導
電層成形部48を切削成形し、その後、ケーブル絶縁体
成形部43の内、ストレスコーン44の先端薄肉部を含
むAの範囲を断面円形に成形する。
【0011】ここでストレスコーン44の先端薄肉部を
含むAの範囲とは、ストレスコーン44の先端部外面と
エポキシユニット40の内面との界面の密着性が損なわ
れない範囲であって、ストレスコーン44の材質、形
状、押し金具45による押圧力等により適宜設定すれば
良い。
【0012】他の実施形態としては、ケーブル絶縁体上
に挿入されたストレスコーンをエポキシユニットの端部
へ押し込んで構成される電力ケーブル終端接続部にも適
用される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明接続部によ
ればストレスコーンの先端薄肉部とストレスコーンとの
界面の密着性はもとより、ストレスコーンの先端薄肉部
とケーブル絶縁体成形部との界面の密着性も向上される
ので、安定度の高い高性能の電力ケーブル接続部を得る
ことができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力ケーブルプレハブ接続部の要部の
縦断面図である。
【図2】従来の電力ケーブルプレハブ接続部の縦断面図
である。
【符号の説明】
40:エポキシユニット 41:導体 42:導体接続部 43:ケーブル絶縁体成形部 44:ストレスコーン 44a:ストレスコーンの導電体部 44b:ストレスコーンの絶縁体部 45:押し金具 46:内部電極 47:ストッパ 48:外部半導電層成形部 49:ケーブル外部半導電層 A:断面円形成形部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル絶縁体上に挿入されたストレス
    コーンを円筒状のエポキシユニットの端部へ押し込んで
    構成される電力ケーブルのプレハブ接続部において、ケ
    ーブル絶縁体成形部及び外部半導電層成形部は外導残し
    工法により切削成形され、その後、前記ケーブル絶縁体
    成形部のうち前記ストレスコーンの先端薄肉部と接する
    部分を断面円形に成形してなることを特徴とする電力ケ
    ーブルのプレハブ接続部。
JP10346276A 1998-12-07 1998-12-07 電力ケーブルのプレハブ接続部 Pending JP2000175342A (ja)

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