JPH04347519A - ストレスコーン - Google Patents

ストレスコーン

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Publication number
JPH04347519A
JPH04347519A JP11870491A JP11870491A JPH04347519A JP H04347519 A JPH04347519 A JP H04347519A JP 11870491 A JP11870491 A JP 11870491A JP 11870491 A JP11870491 A JP 11870491A JP H04347519 A JPH04347519 A JP H04347519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stress cone
fluororesin
power cable
hole
insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP11870491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Nagaya
重夫 長屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH04347519A publication Critical patent/JPH04347519A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力ケーブルのプレハブ
式接続や端末処理に用いられるストレスコーンに関する
【0002】
【従来の技術】従来から、ケーブルの接続及び端末処理
では直接接続、分岐接続及び端末処理等において、寸法
の縮小化、接続作業の省力化、特性の安定化を図ったプ
レハブ工法がある。プレハブ工法は、ゴムモールド成型
品を用い、現地での組立作業は部品の組合せ作業だけと
なるため、バラつきのない安定した特性が得られ、作業
効率もよいため多用されている。
【0003】電力ケーブルのプレハブ式接続としては図
2に示すように被覆1の末端を段剥ぎした電力ケーブル
2をストレスコーン3に貫通させ、さらにストレスコー
ン3をエポキシ樹脂等から成る接続部4に左右から圧入
し、シールド金具5を備えた連結金具6により露出した
導体7同士を連結する。さらにストレスコーン3は押金
具8を介してスプリング9に接続されて接続部4に押圧
される。
【0004】このようなプレハブ式の接続ではストレス
コーン3と電力ケーブル2、ストレスコーン3と接続部
4間のそれぞれの界面で破壊電圧を向上されるため、ス
トレスコーン3の内径は電力ケーブル2の外径より小さ
くなっておりストレスコーン3のゴムの弾性により適当
な面圧をかけている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなストレスコ
ーン3は弾性を有するゴム製であって、図3に示すよう
に未加硫のテープ状の絶縁ゴムを、電力ケーブルを貫通
する貫通孔10を有し外径にテーパ部11を有する絶縁
部12を構成するように巻回したものに半導電部13を
界面14を持って形成するよう未加硫の半導電ゴムのテ
ープを巻界し加硫して形成される。
【0006】しかしながら、テープ状のゴムを巻いて加
硫成形するため加硫時の流動性が悪く、図3に示すよう
に加硫後も半導電部13と絶縁部12の界面14と、電
力ケーブル2との接合部分15は特に作成が難しく空隙
となってしまった。界面14の接合部分15には電界ス
トレスが集中するところであって、この部分が空隙にな
ってしまうと破壊電圧等電気特性が低下する直接の原因
となってしまった。特に、接続部4を小型化すればする
程接続部4にかかる電気ストレスが大きくなり、絶縁破
壊が生じやすいという欠点があった。
【0007】一方、ストレスコーン3の貫通孔10の径
は電力ケーブル2の外径より小さく、摩擦が大きいため
挿入作業は困難を極め、加えて通電時に接続部4、スト
レスコーン3、電力ケーブル被覆の各構成材料の熱膨張
により接続界面の内圧の上昇を吸収することができず、
膨張、収縮を繰返すことにより熱変形が最も大きい電力
ケーブル被覆の変形が生じてしまった。
【0008】本発明は上記の欠点を解消するためになさ
れたものであって、電気的特性がよく、しかも界面均一
がよく摩擦係数が小さいため電力ケーブル挿入作業性が
向上し、通電時の熱膨張、収縮に追従するストレスコー
ンを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明のストレスコーンは末端の被覆を段剥ぎした電
力ケーブルを貫通する貫通孔及び外側にテーパ部を備え
た絶縁部と、前記絶縁部に一体に設けた半導電部とを備
えたストレスコーンにおいて、前記テーパ部及び前記半
導電部との接合部を含めた前記貫通孔にフッ素樹脂膜を
設けたものである。
【0010】
【作用】本発明に係わるストレスコーンは、絶縁部と半
導電部を加硫形成した後、形成体を回転させながらフッ
素樹脂を塗布して形成する。フッ素樹脂膜は絶縁部と半
導電部の界面の電力ケーブルに接する接合部にまで形成
されるため、空隙が生ずることがない。そのため絶縁破
壊が生じない電気特性がよいストレスコーンが得られる
。しかも摩擦係数の小さいフッ素樹脂膜を設けたため作
業性がよく、通電時の熱膨張も追従できる。
【0011】
【実施例】本発明のストレスコーンを適用した一実施例
を図面を参照して説明する。図1に示すストレスコーン
16は絶縁部17及び半導電部18とから成る。絶縁部
17は被覆2の末端を段剥ぎされた電力ケーブル2が挿
入される貫通孔19を有し、外側にテーパ部20を備え
た円錐状である。貫通孔19の外径は電力ケーブル2の
外径より小さく形成され、電力ケーブル2と適度な圧力
が生じるようになっている。絶縁部17はエチレンプロ
ピレンゴム、エチレンブテンジエン共重合体等のポリオ
レフィン系ゴムやシリコーン・エチレンプロピレン共重
合体等の弾性を有するゴムから成る。絶縁部17に一体
成型される半導電部18との界面21は電気特性をよく
するため、界面21が電力ケーブル2と所望の角度を保
つように形成される。半導電部18は絶縁部17に使用
されるゴムにカーボンブラック等の導電物質を添加して
所望の半導電性を有するものである。
【0012】絶縁部17のテーパ部20及び貫通孔19
にはフッ素樹脂膜22が形成される。このような構成の
ストレスコーン16の製造方法は、絶縁部17を形成す
る絶縁ゴムのテープを貫通孔19及び外側に電力ケーブ
ルと所望の接触角になるようなテーパ部20及び界面2
1を有するように巻回する。絶縁部17の界面21と接
して半導電ゴムのテープを巻回し、加硫して形成体23
(図1)を作成する。その後形成体23を回転支持体に
固定して回転させテーパ部20と、貫通孔19表面にフ
ッ素樹脂を塗布する。塗布方法はポリテトラフルオロエ
チレンの水性分散液や、フッ素ゴムとフッ素樹脂の混合
ラテックスを、スプレー塗布またはハケ塗りするか、あ
るいはパーフロロアルコキシ樹脂を粉体塗装する等の方
法があり、膜厚は0.1μm〜1mmが好ましい。フッ
素樹脂は形成体23を回転して塗布されるので、均一な
膜厚に塗布され、しかも絶縁部17及び半導電部18の
接合部分24に生ずる間隙まで埋めて形成され貫通孔1
9の表面は平滑になる。そのため、電気特性のよいスト
レスコーンが得られる。尚、フッ素樹脂膜を作成するの
にフッ素樹脂製の収縮チューブを使用する方法も考えら
れるが、ストレスコーンとの界面を増すばかりでなく接
合部分15の空隙が完全に埋らないこともあるので好ま
しくない。
【0013】また、フッ素樹脂は電力ケーブル被覆との
摩擦が小さく、電力ケーブル挿入時も簡単に行なうこと
ができ、電力ケーブル接続後通電による温度上昇により
接続部、ストレスコーン、電力ケーブル被覆の各構成材
料の熱膨張や収縮に追従できる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のストレスコーンによれば、ストレスコーンのテーパ
部及び貫通孔にフッ素樹脂膜を形成したため、絶縁部と
半導電部の接合部に空隙を生ずることなく、破壊電圧を
向上させ電気特性のよいストレスコーンが得られる。さ
らにフッ素樹脂は摩擦係数が小さいため電力ケーブル挿
入時も作業効率が向上し、通電時においても熱膨張に追
従でき、電力ケーブルの長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストレスコーンの一実施例を示す
断面図
【図2】従来例のストレスコーンを示す断面図
【図3】
従来例のストレスコーンの要部を示す断面図
【符号の説明】
2・・・・・・電力ケーブル 16・・・・・・ストレスコーン 17・・・・・・絶縁部 18・・・・・・半導電部 19・・・・・・貫通孔 20・・・・・・テーパ部 21・・・・・・界面 22・・・・・・フッ素樹脂膜 23・・・・・・形成体 24・・・・・・接合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】末端の被覆を段剥ぎした電力ケーブルを貫
    通する貫通孔及び外側にテーパ部を備えた絶縁部と、前
    記絶縁部に一体に設けた半導電部とを備えたストレスコ
    ーンにおいて、前記半導電部との接合部を含めた前記貫
    通孔及び前記テーパ部にフッ素樹脂膜を設けたことを特
    徴とするストレスコーン。
JP11870491A 1991-05-23 1991-05-23 ストレスコーン Pending JPH04347519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11870491A JPH04347519A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 ストレスコーン

Applications Claiming Priority (1)

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JP11870491A JPH04347519A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 ストレスコーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04347519A true JPH04347519A (ja) 1992-12-02

Family

ID=14743071

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11870491A Pending JPH04347519A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 ストレスコーン

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JP (1) JPH04347519A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042421A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Exsym Corp 電力ケーブルの終端接続部
JP2012223012A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Viscas Corp 電力ケーブル気中終端接続部
JP2017529815A (ja) * 2014-08-22 2017-10-05 アーベーベー シュヴァイツ アクツィエンゲゼルシャフト 大電力ケーブル用電界制御デバイス、および電界制御デバイスの製造方法

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