JPH04210715A - ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法 - Google Patents
ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法Info
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- JPH04210715A JPH04210715A JP2340979A JP34097990A JPH04210715A JP H04210715 A JPH04210715 A JP H04210715A JP 2340979 A JP2340979 A JP 2340979A JP 34097990 A JP34097990 A JP 34097990A JP H04210715 A JPH04210715 A JP H04210715A
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Landscapes
- Processing Of Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの接続
方法に関するものである。
方法に関するものである。
接続しようとするゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル
の末端の導体を露出させて導体同士を導体接続管により
接続すると共に、末端のケーブル絶縁層上に末架橋の径
合せ絶縁体を被着し、次いで、導体接続部と上記径合せ
絶縁体被着部上に、高圧シールド電極を内蔵した末架橋
のプレファブ補強絶縁体を装着し、しかる後に、上記の
ように組立てた接続部を加圧、加熱して、上記の径合せ
絶縁体およびプレファブ補強絶縁体を架橋させると共に
、これら絶縁体同志および径合せ絶縁体とケーブル絶縁
層とを融着一体化させるプレファブモールド方式のゴム
・プラスチック電力ケーブルの接続方法は、出願人が特
願昭63−197243号(特開平2−51306号公
報)により提案し、開発したものである。
の末端の導体を露出させて導体同士を導体接続管により
接続すると共に、末端のケーブル絶縁層上に末架橋の径
合せ絶縁体を被着し、次いで、導体接続部と上記径合せ
絶縁体被着部上に、高圧シールド電極を内蔵した末架橋
のプレファブ補強絶縁体を装着し、しかる後に、上記の
ように組立てた接続部を加圧、加熱して、上記の径合せ
絶縁体およびプレファブ補強絶縁体を架橋させると共に
、これら絶縁体同志および径合せ絶縁体とケーブル絶縁
層とを融着一体化させるプレファブモールド方式のゴム
・プラスチック電力ケーブルの接続方法は、出願人が特
願昭63−197243号(特開平2−51306号公
報)により提案し、開発したものである。
この接続方法は、従来のようにケーブル絶縁層の鉛筆削
り、導体接続部上の内部半導電層の形成等の熟練を必要
とする作業を行う必要がなく、また、接続作業現場に押
出機等の重量物を持ち込む必要がないので、従来に較べ
て接続作業が容易になり、施工日数の大幅な短縮が図れ
る等の利点がある。しかも、プレファブ補強絶縁体とケ
ーブル絶縁層とを一体化できるので高性能の絶縁特性お
よび信頼性を得ることができる。
り、導体接続部上の内部半導電層の形成等の熟練を必要
とする作業を行う必要がなく、また、接続作業現場に押
出機等の重量物を持ち込む必要がないので、従来に較べ
て接続作業が容易になり、施工日数の大幅な短縮が図れ
る等の利点がある。しかも、プレファブ補強絶縁体とケ
ーブル絶縁層とを一体化できるので高性能の絶縁特性お
よび信頼性を得ることができる。
[発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のケーブル接続方法においては、内
部に高圧シールド電極を組込んだプレファブ補強絶縁体
が上記したように接続作業現場でしかもケーブル接続部
に組上げた後に加圧、加熱されて架橋されるために、こ
の加圧、加熱の際に該補強絶縁体を構成するゴム・プラ
スチック組成物が軟化、溶融して補強絶縁体を変形させ
、これが高圧シールド電極による電界制御に乱れを生じ
させ、ケーブル接続部の絶縁特性に影響を及ぼす虞れの
あることが本願発明者の検討により明らかになった。
部に高圧シールド電極を組込んだプレファブ補強絶縁体
が上記したように接続作業現場でしかもケーブル接続部
に組上げた後に加圧、加熱されて架橋されるために、こ
の加圧、加熱の際に該補強絶縁体を構成するゴム・プラ
スチック組成物が軟化、溶融して補強絶縁体を変形させ
、これが高圧シールド電極による電界制御に乱れを生じ
させ、ケーブル接続部の絶縁特性に影響を及ぼす虞れの
あることが本願発明者の検討により明らかになった。
本発明は、上記の点に鑑み、出願人が提案し開発した上
記のゴム・プラスチック電力ケーブルの接続法を架橋の
ための加圧、加熱がケーブル接続部の絶縁特性を低下さ
せる虞がないように改善するものである。
記のゴム・プラスチック電力ケーブルの接続法を架橋の
ための加圧、加熱がケーブル接続部の絶縁特性を低下さ
せる虞がないように改善するものである。
本発明においては、上記の目的を達成するために、高圧
シールド電極を内蔵したプレファブ補強絶縁体は予め架
橋させておき、径合せ絶縁体は末架橋の架橋可能な絶縁
組成物により構成して接続部組立後の加圧、加熱により
架橋させると共にケーブル絶縁層およびプレファブ補強
絶縁体と一体化させる。
シールド電極を内蔵したプレファブ補強絶縁体は予め架
橋させておき、径合せ絶縁体は末架橋の架橋可能な絶縁
組成物により構成して接続部組立後の加圧、加熱により
架橋させると共にケーブル絶縁層およびプレファブ補強
絶縁体と一体化させる。
すなわち、本発明のゴム・プラスチック電力ケーブルの
接続方法は、被接続ケーブルの末端の導体を露出して導
体を接続し、上記末端のケーブル絶縁層上に架橋可能な
絶縁組成物より成る末架橋の径合せ絶縁体を被着し、次
いで、予め被接続ケーブルの一方に挿通しておいた高圧
シールド電極を内蔵し絶縁体が予め架橋されているプレ
ファブ補強絶縁体を引き戻し、高圧シールド電極が導体
接続部と電気的に接続されるように導体接続部および径
合せ絶縁体被着部の外周に装着し、しかる後に、加圧、
加熱して径合せ絶縁体を架橋させることを特徴とするも
のである。
接続方法は、被接続ケーブルの末端の導体を露出して導
体を接続し、上記末端のケーブル絶縁層上に架橋可能な
絶縁組成物より成る末架橋の径合せ絶縁体を被着し、次
いで、予め被接続ケーブルの一方に挿通しておいた高圧
シールド電極を内蔵し絶縁体が予め架橋されているプレ
ファブ補強絶縁体を引き戻し、高圧シールド電極が導体
接続部と電気的に接続されるように導体接続部および径
合せ絶縁体被着部の外周に装着し、しかる後に、加圧、
加熱して径合せ絶縁体を架橋させることを特徴とするも
のである。
上記の通り、本発明においては高圧シールド電極を内蔵
するプレファブ補強絶縁体が予め架橋されており、従っ
て、組上げたケーブル接続部を架橋処理のために加圧、
加熱しても、プレファブ補強絶縁体のゴム・プラスチッ
ク組成物が軟化、溶融して変形し高圧シールド電極によ
る電界制御に乱れを生じきせるような虞れがない。
するプレファブ補強絶縁体が予め架橋されており、従っ
て、組上げたケーブル接続部を架橋処理のために加圧、
加熱しても、プレファブ補強絶縁体のゴム・プラスチッ
ク組成物が軟化、溶融して変形し高圧シールド電極によ
る電界制御に乱れを生じきせるような虞れがない。
しかも、径合せ絶縁体は末架橋の架橋可能な絶縁組成物
により構成されているので、この径合せ絶縁体が加圧、
加熱きれて架橋される際に、ケーブルの絶縁層およびプ
レファブ補強絶縁体との界面に残存する空隙を押し潰す
と共に、径合せ絶縁体中の架橋剤の作用によりケーブル
の絶縁層およびプレファブ補強絶縁体と一体化する。
により構成されているので、この径合せ絶縁体が加圧、
加熱きれて架橋される際に、ケーブルの絶縁層およびプ
レファブ補強絶縁体との界面に残存する空隙を押し潰す
と共に、径合せ絶縁体中の架橋剤の作用によりケーブル
の絶縁層およびプレファブ補強絶縁体と一体化する。
本発明のゴム・プラスチック電力ケーブルの接続法を図
面に基づきかつ実施例により以下に詳細説明する。
面に基づきかつ実施例により以下に詳細説明する。
第1図は本発明の接続法により接続したゴム・プラスチ
ック絶縁電力ケーブル接続部の一部縦断側面図である。
ック絶縁電力ケーブル接続部の一部縦断側面図である。
第2図は上記接続部の構成部品の一部を示す分解斜視図
である。
である。
図において、1および1′ は接続しようとするケーブ
ルの絶縁層例えば架橋ポリエチレン絶縁層であり、2お
よび2′はそれぞれケーブル端の絶縁層から露出された
導体であり、該導体2および2′は導体接続管3により
圧縮接続されている。
ルの絶縁層例えば架橋ポリエチレン絶縁層であり、2お
よび2′はそれぞれケーブル端の絶縁層から露出された
導体であり、該導体2および2′は導体接続管3により
圧縮接続されている。
上記導体接続管3の外周には二つ割りの導体カバー4が
被着され、絶縁層1および1′ の末端には、それぞれ
、同じく二つ割りで一端側にフランジ6を有し他端側に
テーパー面7を有する径合せ絶縁体5が被着されCいる
。
被着され、絶縁層1および1′ の末端には、それぞれ
、同じく二つ割りで一端側にフランジ6を有し他端側に
テーパー面7を有する径合せ絶縁体5が被着されCいる
。
8は導体カバー4および径合せ絶縁体5の被着部外層に
装着されているプレファブ補強絶縁体で、第3図の斜視
図に示す通り、中央部は円筒状で、左右両側にテーパー
面を有する紡錘状の筒体であり、内部に導電性金属材料
(例えば銅または銅合金)或は導電性を有したゴム・プ
ラスチック材料(例えば導電性架橋ポリエチレンまたは
導電性上チレンプロピレンゴム)より成る円筒状の高圧
シールド電極10を内蔵している。
装着されているプレファブ補強絶縁体で、第3図の斜視
図に示す通り、中央部は円筒状で、左右両側にテーパー
面を有する紡錘状の筒体であり、内部に導電性金属材料
(例えば銅または銅合金)或は導電性を有したゴム・プ
ラスチック材料(例えば導電性架橋ポリエチレンまたは
導電性上チレンプロピレンゴム)より成る円筒状の高圧
シールド電極10を内蔵している。
上記電極10は中央部にフランジ部11を備え、該フラ
ンジ部11はプレファブ補強絶縁体8の内周面9に露出
し、導体接続管3に外接する導体カバー4と接触し、こ
れと電気的に接続されている。
ンジ部11はプレファブ補強絶縁体8の内周面9に露出
し、導体接続管3に外接する導体カバー4と接触し、こ
れと電気的に接続されている。
絶縁層1および1′ と径合せ絶縁体5とプレファブ補
強絶縁体8とは、接続部組上げ後に行われる加圧、加熱
により径合せ絶縁体5が架橋される際に、互いに融着し
一体化されている。
強絶縁体8とは、接続部組上げ後に行われる加圧、加熱
により径合せ絶縁体5が架橋される際に、互いに融着し
一体化されている。
12はプレファブ補強絶縁体8の外周および径合せ絶縁
体5のテーパー面7の外周に施された外部半導電層であ
る。
体5のテーパー面7の外周に施された外部半導電層であ
る。
上記構成のゴム・プラスチック絶縁型カケープルの接続
部が本発明の接続方法に従い次の通りに形成される。先
ず、接続しようとするゴム・プラスチック絶縁型カケー
プルの端末の絶縁層を除去し導体2および2′を露出さ
せる。絶縁層1および1′の末端は第1図および第2図
に示きれているように絶縁層が段剥ぎされるだけで、鉛
筆削りのような特別な処理は行わない。そして、高圧シ
ールド電極10を内蔵するプレファブ補強絶縁体8を接
続しようとするケーブルの一方の線心上に挿通する。こ
のプレファブ補強絶縁体8は予め架橋(加硫)処理され
ており、架橋(加硫)されたゴム・プラスチック絶縁組
成物例えば架橋ポリエチレンより成るものである。
部が本発明の接続方法に従い次の通りに形成される。先
ず、接続しようとするゴム・プラスチック絶縁型カケー
プルの端末の絶縁層を除去し導体2および2′を露出さ
せる。絶縁層1および1′の末端は第1図および第2図
に示きれているように絶縁層が段剥ぎされるだけで、鉛
筆削りのような特別な処理は行わない。そして、高圧シ
ールド電極10を内蔵するプレファブ補強絶縁体8を接
続しようとするケーブルの一方の線心上に挿通する。こ
のプレファブ補強絶縁体8は予め架橋(加硫)処理され
ており、架橋(加硫)されたゴム・プラスチック絶縁組
成物例えば架橋ポリエチレンより成るものである。
次に、導体2および2′ を導体接続管3により圧縮接
続する。次いで、導体接続管3上に二つ割りの導体カバ
ー4を被着し、ケーブルの絶縁層1および1′ の末端
外周に、それぞれ、同じく二つ割りの径合せ絶縁体5を
被着する。この際に径合せ絶縁体5のフランジ部6が導
体接続管3および導体カバー4と絶縁層1および1′
の端部との間の空隙を埋めるように被着する。この径合
せ絶縁体は架橋剤を含有する架橋可能な絶縁組成物例え
ば架橋剤を配合したポリエチレンより成る末架橋(未加
硫)の成形体である。
続する。次いで、導体接続管3上に二つ割りの導体カバ
ー4を被着し、ケーブルの絶縁層1および1′ の末端
外周に、それぞれ、同じく二つ割りの径合せ絶縁体5を
被着する。この際に径合せ絶縁体5のフランジ部6が導
体接続管3および導体カバー4と絶縁層1および1′
の端部との間の空隙を埋めるように被着する。この径合
せ絶縁体は架橋剤を含有する架橋可能な絶縁組成物例え
ば架橋剤を配合したポリエチレンより成る末架橋(未加
硫)の成形体である。
次に、ケーブルの一方の線心上に挿通しておいたプレフ
ァブ補強絶縁体8を引き戻して上記した導体カバー4の
被着部および径合せ絶縁体5の被着部の外周上に引戻し
、高圧シールド電極10のフランジ部11が導体カバー
4に接し、互いに電気的に接続されるように装着する。
ァブ補強絶縁体8を引き戻して上記した導体カバー4の
被着部および径合せ絶縁体5の被着部の外周上に引戻し
、高圧シールド電極10のフランジ部11が導体カバー
4に接し、互いに電気的に接続されるように装着する。
従って、高圧シールド電極10は導体カバー4を介して
導体接続管3と電気的に接続される。
導体接続管3と電気的に接続される。
次いで、上記装着されたプレファブ補強絶縁体8の外周
および径合せ絶縁体5のテーパー面7の外周に外部半導
電層12を被覆する。この被覆層は例えば半導電性の架
橋ポリエチレン(架橋処理したもの)から成る加熱収縮
性チューブを被覆したものでもよいし、或は架橋剤含有
の末架橋の半導電性ゴム・プラスチックテープを巻回し
て被覆層を形成したものでもよい。
および径合せ絶縁体5のテーパー面7の外周に外部半導
電層12を被覆する。この被覆層は例えば半導電性の架
橋ポリエチレン(架橋処理したもの)から成る加熱収縮
性チューブを被覆したものでもよいし、或は架橋剤含有
の末架橋の半導電性ゴム・プラスチックテープを巻回し
て被覆層を形成したものでもよい。
しかる後に、上記組立てた接続部に、例えば第4図に示
すように、金型13を装着し、加熱用電熱線14とバル
ブ15を介して金型内に導入される高圧ガスとにより組
立てた接続部を加圧し、加熱する。この加圧、加熱によ
り上記の接続部組立中に残存した空隙が軟化、溶融した
絶縁体により押し潰され、ケーブルの絶縁層1.1′、
径合せ絶縁体5およびプレファブ補強絶縁体8が互いに
融着一体化されると共に、径合せ絶縁体5が架橋される
。外部半導電層12が末架橋の導電性ゴム・プラスチッ
クテープにより構成されているときは、この外部半導電
層12も同時に架橋される。
すように、金型13を装着し、加熱用電熱線14とバル
ブ15を介して金型内に導入される高圧ガスとにより組
立てた接続部を加圧し、加熱する。この加圧、加熱によ
り上記の接続部組立中に残存した空隙が軟化、溶融した
絶縁体により押し潰され、ケーブルの絶縁層1.1′、
径合せ絶縁体5およびプレファブ補強絶縁体8が互いに
融着一体化されると共に、径合せ絶縁体5が架橋される
。外部半導電層12が末架橋の導電性ゴム・プラスチッ
クテープにより構成されているときは、この外部半導電
層12も同時に架橋される。
以上により本発明の方法による接続部が完成きれる。
なお、補強絶縁体8と径合せ絶縁体5との融着一体化並
びに径合せ絶縁体5とケーブルの絶縁層1および1′
との融着一体化を助長するためにこれらの界面に予め架
橋剤を塗布しておくことは有効である。
びに径合せ絶縁体5とケーブルの絶縁層1および1′
との融着一体化を助長するためにこれらの界面に予め架
橋剤を塗布しておくことは有効である。
上記した本発明のゴム・プラスチック電力ケーブルの接
続方法によれば、高圧シールド電極を内蔵するプレファ
ブ補強絶縁体が予め架橋されているので、接続部組立後
の加圧、加熱により該補強絶縁体を構成する絶縁組成物
が軟化溶融して変形して高圧シールド電極による電界制
御に乱れを生じきせるような虞がなく、高絶縁性能、高
信頼性の接続部が得られる。
続方法によれば、高圧シールド電極を内蔵するプレファ
ブ補強絶縁体が予め架橋されているので、接続部組立後
の加圧、加熱により該補強絶縁体を構成する絶縁組成物
が軟化溶融して変形して高圧シールド電極による電界制
御に乱れを生じきせるような虞がなく、高絶縁性能、高
信頼性の接続部が得られる。
また、プレファブ補強絶縁体の架橋処理を工場で完了で
きるので、架橋処理した製品を工場で充分に検査するこ
とがでと、品質保証、信頼性が向上する。
きるので、架橋処理した製品を工場で充分に検査するこ
とがでと、品質保証、信頼性が向上する。
しかも、本発明の方法によれば、ケーブル接続現場での
架橋処理は、外部半導電層は別として、径合せ絶縁体5
についてだけ行えばよいから、接続現場で加圧、加熱す
るモールド時間を従来に比べて著しく短縮できる。
架橋処理は、外部半導電層は別として、径合せ絶縁体5
についてだけ行えばよいから、接続現場で加圧、加熱す
るモールド時間を従来に比べて著しく短縮できる。
更には、従来は架橋剤を含有する架橋可能な絶縁組成物
より成るプレファブ補強絶縁体を末架橋の状態で保管し
、接続現場へ出荷していたために、プレファブ補強絶縁
体を長期間保存しておくことができなかったが、本発明
の方法によればプレファブ補強絶縁体は予め架橋してお
くので長期保存ができるという利点もある。
より成るプレファブ補強絶縁体を末架橋の状態で保管し
、接続現場へ出荷していたために、プレファブ補強絶縁
体を長期間保存しておくことができなかったが、本発明
の方法によればプレファブ補強絶縁体は予め架橋してお
くので長期保存ができるという利点もある。
第1図は本発明の接続法により接続したゴム・プラスチ
ック電力ケーブル接続部の一部縦断側面図、第2図は該
接続部の構成部品の一部を示す分解斜視図、第3図はプ
レファブ補強絶縁体の斜視図、第4図は組立てられた接
続部の加圧、加熱の手段を説明する説明図である。 [符号の説明] 1および1′・・・ケーブルの絶縁層、2および2′・
・・導体、3・・・導体接続管、4・・・導体カバー、
5・・・径合せ絶縁体、8・・・プレファブ補強絶縁体
、1゜・・・高圧シールド電極、12・・・外部半導電
層。 特 許 出 願 人 三菱電線工業株式会社 代表者代表取締役 構成 隼男 第2図 見 ・′ ’ Xt 1 I 、−一ン 第3図
ック電力ケーブル接続部の一部縦断側面図、第2図は該
接続部の構成部品の一部を示す分解斜視図、第3図はプ
レファブ補強絶縁体の斜視図、第4図は組立てられた接
続部の加圧、加熱の手段を説明する説明図である。 [符号の説明] 1および1′・・・ケーブルの絶縁層、2および2′・
・・導体、3・・・導体接続管、4・・・導体カバー、
5・・・径合せ絶縁体、8・・・プレファブ補強絶縁体
、1゜・・・高圧シールド電極、12・・・外部半導電
層。 特 許 出 願 人 三菱電線工業株式会社 代表者代表取締役 構成 隼男 第2図 見 ・′ ’ Xt 1 I 、−一ン 第3図
Claims (1)
- 被接続ケーブルの末端の導体を露出して導体を接続し、
上記末端のケーブル絶縁層上に架橋可能な絶縁組成物よ
り成る末架橋の径合せ絶縁体を被着し、次いで、予め被
接続ケーブルの一方に挿通しておいた高圧シールド電極
を内蔵し絶縁体が予め架橋されているプレファブ補強絶
縁体を引き戻し、高圧シールド電極が導体接続部と電気
的に接続されるように導体接続部および径合せ絶縁体被
着部の外周に装着し、しかる後に、加圧、加熱して径合
せ絶縁体を架橋させることを特徴とするゴム・プラスチ
ック電力ケーブルの接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2340979A JPH04210715A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2340979A JPH04210715A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04210715A true JPH04210715A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18342080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2340979A Pending JPH04210715A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04210715A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0750379A2 (en) * | 1995-06-23 | 1996-12-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Insulating spacer and method of manufacturing shield electrode |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6258824A (ja) * | 1985-09-03 | 1987-03-14 | 東京電力株式会社 | ゴム・プラスチツク電力ケ−ブル用絶縁接続部の製造方法 |
JPH0251306A (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-21 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法 |
JPH02142312A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-31 | Hitachi Cable Ltd | 電力ケーブル接続部の絶縁体形成方法 |
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1990
- 1990-11-30 JP JP2340979A patent/JPH04210715A/ja active Pending
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