JP2000170256A - 建物、ユニット建物および建物ユニット - Google Patents
建物、ユニット建物および建物ユニットInfo
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- JP2000170256A JP2000170256A JP10348733A JP34873398A JP2000170256A JP 2000170256 A JP2000170256 A JP 2000170256A JP 10348733 A JP10348733 A JP 10348733A JP 34873398 A JP34873398 A JP 34873398A JP 2000170256 A JP2000170256 A JP 2000170256A
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- Japan
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- building
- unit
- boundary wall
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 界壁をそれほど厚くしなくとも騒音が隣に通
過しない建物、ユニット建物およびユニット建物に使用
する建物ユニットを提供する。 【解決手段】 界壁1によって内部を複数の住戸2に区
切り、この界壁1に沿った両側に界壁1を背にした収納
スペース3を設ける。そして、この収納スペース3で界
壁1を覆う。
過しない建物、ユニット建物およびユニット建物に使用
する建物ユニットを提供する。 【解決手段】 界壁1によって内部を複数の住戸2に区
切り、この界壁1に沿った両側に界壁1を背にした収納
スペース3を設ける。そして、この収納スペース3で界
壁1を覆う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は1棟の中に設けら
れた界壁によって内部が複数個の住戸に区切られた集合
住宅の建物、ユニット建物およびこのユニット建物に使
用する建物ユニットに関する。
れた界壁によって内部が複数個の住戸に区切られた集合
住宅の建物、ユニット建物およびこのユニット建物に使
用する建物ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】1棟の中に設けた界壁によって内部を複
数の住戸に区切った集合住宅はマンション等で多く利用
されている。一方、ユニット建物は、運搬可能な一定の
大きさの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物
ユニットと屋根ユニット・屋根パネルとを、予め、工場
で製造し、この建物ユニットや屋根ユニット・屋根パネ
ルの複数個を施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて
建物となすものであって、現場施工期間が短く、且つ、
寸法精度の良い標準化された建物となる特徴があること
から、近年、広く採用されている。尚、屋根パネルは工
場で建物ユニットに取り付けられて施工現場に運搬され
ることもある。
数の住戸に区切った集合住宅はマンション等で多く利用
されている。一方、ユニット建物は、運搬可能な一定の
大きさの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物
ユニットと屋根ユニット・屋根パネルとを、予め、工場
で製造し、この建物ユニットや屋根ユニット・屋根パネ
ルの複数個を施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて
建物となすものであって、現場施工期間が短く、且つ、
寸法精度の良い標準化された建物となる特徴があること
から、近年、広く採用されている。尚、屋根パネルは工
場で建物ユニットに取り付けられて施工現場に運搬され
ることもある。
【0003】このユニット建物においても、内部を界壁
で仕切って複数の住戸に区切って集合住宅とした建物が
多い。例えば、特開平8−177123号公報(以後従
来例1と称する)には、内部を界壁で区切って平面四角
形の複数の住戸にしたユニット建物について記載されて
いる。又、特開平8−74323号公報(以後従来例2
と称する)には、凹凸状の界壁で内部を区切って複数の
住戸としたユニット建物について記載されている。
で仕切って複数の住戸に区切って集合住宅とした建物が
多い。例えば、特開平8−177123号公報(以後従
来例1と称する)には、内部を界壁で区切って平面四角
形の複数の住戸にしたユニット建物について記載されて
いる。又、特開平8−74323号公報(以後従来例2
と称する)には、凹凸状の界壁で内部を区切って複数の
住戸としたユニット建物について記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例1およ
び従来例2に記載のユニット建物では、住宅から発生す
る騒音が隣に聞こえると迷惑になるので、複数の住戸に
区切った界壁を騒音が通過しない構造にする必要があ
る。そのために、この界壁の中に極めて厚い吸音材や遮
音材を設ける必要があり、界壁の厚みが大きくなる。そ
の結果、高価になるし、建物の居住面積が少なくなると
いう問題がある。
び従来例2に記載のユニット建物では、住宅から発生す
る騒音が隣に聞こえると迷惑になるので、複数の住戸に
区切った界壁を騒音が通過しない構造にする必要があ
る。そのために、この界壁の中に極めて厚い吸音材や遮
音材を設ける必要があり、界壁の厚みが大きくなる。そ
の結果、高価になるし、建物の居住面積が少なくなると
いう問題がある。
【0005】かかる問題はユニット建物だけにかぎら
ず、従来の建物でも問題となっている。そこで、この発
明の目的は、界壁をそれほど厚くしなくとも、騒音が隣
に通過しない建物、ユニット建物およびこのユニット建
物に使用する建物ユニットを提供することである。
ず、従来の建物でも問題となっている。そこで、この発
明の目的は、界壁をそれほど厚くしなくとも、騒音が隣
に通過しない建物、ユニット建物およびこのユニット建
物に使用する建物ユニットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、界壁によって内部が複数の住戸に区切られ、この界
壁に沿った両側に界壁を背にした収納スペースが界壁を
覆った状態に設けられているものである。
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、界壁によって内部が複数の住戸に区切られ、この界
壁に沿った両側に界壁を背にした収納スペースが界壁を
覆った状態に設けられているものである。
【0007】請求項2記載の発明は、平面矩形状の建物
ユニットの複数個を組み立てたユニット建物であって、
前記建物ユニットは矩形状の1辺に沿って立設された界
壁と、界壁を背にし、この界壁を覆った状態に設けられ
た収納スペースとを備えたものであり、この収納スペー
スの設けられた建物ユニットの界壁を連結させた状態で
据え付けられ、この界壁によって複数の住戸に区切られ
ているものである。
ユニットの複数個を組み立てたユニット建物であって、
前記建物ユニットは矩形状の1辺に沿って立設された界
壁と、界壁を背にし、この界壁を覆った状態に設けられ
た収納スペースとを備えたものであり、この収納スペー
スの設けられた建物ユニットの界壁を連結させた状態で
据え付けられ、この界壁によって複数の住戸に区切られ
ているものである。
【0008】請求項3記載の発明は、平面矩形状の床
と、この床の相対する辺の一方の中央部から他方の中央
部を結ぶ線上に立設された界壁と、界壁の両側に界壁を
背にし、この界壁を覆った状態に設けられた収納スペー
スとからなるものである。
と、この床の相対する辺の一方の中央部から他方の中央
部を結ぶ線上に立設された界壁と、界壁の両側に界壁を
背にし、この界壁を覆った状態に設けられた収納スペー
スとからなるものである。
【0009】請求項4記載の発明は、平面矩形状の建物
ユニットの複数個を組み立てたユニット建物であって、
請求項3記載の建物ユニットが、界壁を連結させた状態
に並べられて据え付けられ、この界壁によって複数の住
戸に区切られているものである。
ユニットの複数個を組み立てたユニット建物であって、
請求項3記載の建物ユニットが、界壁を連結させた状態
に並べられて据え付けられ、この界壁によって複数の住
戸に区切られているものである。
【0010】(作用)請求項1記載の発明では、界壁に
よって内部が複数の住戸に区切られ、この界壁に沿った
両側に界壁を背にした収納スペースが界壁を覆った状態
に設けられているから、この界壁で区切られた住戸の部
屋と隣の住戸の部屋との間には界壁とこの界壁の両側に
界壁を覆った状態に設けられた収納スペースとがあり、
住戸の部屋で発生した騒音は界壁とこの界壁の両側の収
納スペースによって遮られる。
よって内部が複数の住戸に区切られ、この界壁に沿った
両側に界壁を背にした収納スペースが界壁を覆った状態
に設けられているから、この界壁で区切られた住戸の部
屋と隣の住戸の部屋との間には界壁とこの界壁の両側に
界壁を覆った状態に設けられた収納スペースとがあり、
住戸の部屋で発生した騒音は界壁とこの界壁の両側の収
納スペースによって遮られる。
【0011】そのために、界壁をそれほど厚くしなくと
も騒音が隣に伝わらない。従って、界壁のみで騒音が伝
わらないようにした建物より安価になるし、住戸の部屋
や収納スペース等の居住面積を大きくすることができ
る。
も騒音が隣に伝わらない。従って、界壁のみで騒音が伝
わらないようにした建物より安価になるし、住戸の部屋
や収納スペース等の居住面積を大きくすることができ
る。
【0012】請求項2記載の発明では、建物ユニットは
矩形状の1辺に沿って立設された界壁と、界壁を背に
し、この界壁を覆った状態に設けられた収納スペースと
を備えたものであり、この収納スペースの設けられた建
物ユニットの界壁を連結させた状態で据え付けられ、こ
の界壁によって複数の住戸に区切られているから、界壁
で区切られた住戸の部屋と隣の住戸の部屋との間に、界
壁とこの界壁の両側に界壁を覆った状態に設けられる収
納スペースとがある。即ち、請求項1記載の建物とほぼ
同じ構造となっていて、界壁をそれほど厚くしなくと
も、騒音が、この界壁と界壁の両側の収納スペースとで
遮られて隣に伝わらない。従って、界壁のみで騒音が伝
わらないようにした建物より安価になるし、住戸の部屋
や収納スペース等の居住面積を大きくすることができ
る。
矩形状の1辺に沿って立設された界壁と、界壁を背に
し、この界壁を覆った状態に設けられた収納スペースと
を備えたものであり、この収納スペースの設けられた建
物ユニットの界壁を連結させた状態で据え付けられ、こ
の界壁によって複数の住戸に区切られているから、界壁
で区切られた住戸の部屋と隣の住戸の部屋との間に、界
壁とこの界壁の両側に界壁を覆った状態に設けられる収
納スペースとがある。即ち、請求項1記載の建物とほぼ
同じ構造となっていて、界壁をそれほど厚くしなくと
も、騒音が、この界壁と界壁の両側の収納スペースとで
遮られて隣に伝わらない。従って、界壁のみで騒音が伝
わらないようにした建物より安価になるし、住戸の部屋
や収納スペース等の居住面積を大きくすることができ
る。
【0013】又、請求項2記載の発明は、ユニット建物
であるから、収納スペースの設けられた建物ユニットを
設備の整った工場で製造することができる。従って、寸
法精度のよ収納スペースの設けられた建物ユニットを速
く、しかも、安価に製造することができる。
であるから、収納スペースの設けられた建物ユニットを
設備の整った工場で製造することができる。従って、寸
法精度のよ収納スペースの設けられた建物ユニットを速
く、しかも、安価に製造することができる。
【0014】請求項3記載の発明では、平面矩形状の床
と、この床の中央部に立設された界壁と、界壁の両側に
界壁を背にし、この界壁を覆った状態に設けられた収納
スペースとからなるから、この請求項3記載の建物ユニ
ットを、請求項4記載のように、界壁を連結させた状態
に並べて据え付け、この界壁によって複数の住戸に区切
られたユニット建物とすると、界壁で区切られた住戸の
部屋と隣の住戸の部屋との間に、界壁とこの界壁の両側
に界壁を覆った状態に設けられた収納スペースとがあ
る。即ち、請求項1記載の建物とほぼ同じ構造となり、
界壁をそれほど厚くしなくとも、騒音が、この界壁と界
壁の両側の収納スペースとで遮られて隣に伝わらない。
従って、界壁のみで騒音が伝わらないようにした建物よ
り安価になるし、住戸の部屋や収納スペース等の居住面
積を大きくすることができる。
と、この床の中央部に立設された界壁と、界壁の両側に
界壁を背にし、この界壁を覆った状態に設けられた収納
スペースとからなるから、この請求項3記載の建物ユニ
ットを、請求項4記載のように、界壁を連結させた状態
に並べて据え付け、この界壁によって複数の住戸に区切
られたユニット建物とすると、界壁で区切られた住戸の
部屋と隣の住戸の部屋との間に、界壁とこの界壁の両側
に界壁を覆った状態に設けられた収納スペースとがあ
る。即ち、請求項1記載の建物とほぼ同じ構造となり、
界壁をそれほど厚くしなくとも、騒音が、この界壁と界
壁の両側の収納スペースとで遮られて隣に伝わらない。
従って、界壁のみで騒音が伝わらないようにした建物よ
り安価になるし、住戸の部屋や収納スペース等の居住面
積を大きくすることができる。
【0015】又、請求項4記載の発明は建物ユニットで
あるから、この収納スペースの設けられた建物ユニット
を設備の整った工場で製造することができる。従って、
寸法精度のよ収納スペースの設けられた建物ユニットを
速く、しかも、安価に製造することができる。
あるから、この収納スペースの設けられた建物ユニット
を設備の整った工場で製造することができる。従って、
寸法精度のよ収納スペースの設けられた建物ユニットを
速く、しかも、安価に製造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を示す。 (実施例1)図1および図2は本発明の一実施例を示す
もので、図1は建物の斜視図、図2は図1の2階の平面
視配置図である。図1および図2において、Uは建物で
あり、この建物Uはほぼ中央に1階から2階まで連続し
た界壁1が設けられ、この界壁1によって1階および2
階がそれぞれ2個ずつ、合計4戸の住戸2、2、2、2
に区切られている。尚、2階から出入できるように、階
段4と廊下45とが設けられ、各戸にはバルコニー26
が設けられている。
もので、図1は建物の斜視図、図2は図1の2階の平面
視配置図である。図1および図2において、Uは建物で
あり、この建物Uはほぼ中央に1階から2階まで連続し
た界壁1が設けられ、この界壁1によって1階および2
階がそれぞれ2個ずつ、合計4戸の住戸2、2、2、2
に区切られている。尚、2階から出入できるように、階
段4と廊下45とが設けられ、各戸にはバルコニー26
が設けられている。
【0017】4個の住戸2の間取りはすべて同じであ
り、図2に示すように、7.5畳の和室21と、6畳の
洋室22とダイニングキッチン23と、洗面所、トイレ
風呂等の設備室24と、玄関25とからなる。玄関25
には扉28が設けられていて、2階では、この扉28を
通って廊下45に出入することができ、1階では直接外
に出入することができるようになっている。
り、図2に示すように、7.5畳の和室21と、6畳の
洋室22とダイニングキッチン23と、洗面所、トイレ
風呂等の設備室24と、玄関25とからなる。玄関25
には扉28が設けられていて、2階では、この扉28を
通って廊下45に出入することができ、1階では直接外
に出入することができるようになっている。
【0018】そして、和室21と界壁1との間に2個の
押入れ31、31と洋服タンス32とが設けられ、設備
室24と界壁1との間にトランクルーム33が設けられ
ている。即ち、界壁1に沿った両側には、界壁1を背に
した押入れ31、洋服タンス32、トランクルーム33
からなる収納スペース3が設けられていて、この収納ス
ペース3が界壁1を覆っている。
押入れ31、31と洋服タンス32とが設けられ、設備
室24と界壁1との間にトランクルーム33が設けられ
ている。即ち、界壁1に沿った両側には、界壁1を背に
した押入れ31、洋服タンス32、トランクルーム33
からなる収納スペース3が設けられていて、この収納ス
ペース3が界壁1を覆っている。
【0019】この建物Uでは、上記のような構造になっ
ているので、住戸2の部屋で発生した騒音は界壁1とこ
の界壁1の両側の収納スペース3によって遮られる。従
って、界壁1をそれほど厚くしなくとも騒音が隣に伝わ
らない。このために、住戸2の部屋や収納スペース3等
の居住面積を広くすることができ極めて経済的である。
ているので、住戸2の部屋で発生した騒音は界壁1とこ
の界壁1の両側の収納スペース3によって遮られる。従
って、界壁1をそれほど厚くしなくとも騒音が隣に伝わ
らない。このために、住戸2の部屋や収納スペース3等
の居住面積を広くすることができ極めて経済的である。
【0020】(実施例2)図3〜図6は本発明の他の実
施例を示すもので、図3はユニット建物の斜視図、図4
は図3に示す建物の2階の平面視配置図、図5(イ)は
収納スペース用建物ユニットの骨格を示す斜視説明図、
(ロ)は汎用建物ユニットの骨格を示す斜視説明図、図
6は収納スペース用建物ユニットの天井を取り除いた状
態を示す斜視説明図である。
施例を示すもので、図3はユニット建物の斜視図、図4
は図3に示す建物の2階の平面視配置図、図5(イ)は
収納スペース用建物ユニットの骨格を示す斜視説明図、
(ロ)は汎用建物ユニットの骨格を示す斜視説明図、図
6は収納スペース用建物ユニットの天井を取り除いた状
態を示す斜視説明図である。
【0021】図3〜図6において、Uaはユニット建物
であり、このユニット建物Uaは基礎9aの上に、6個
の汎用建物ユニット6aと、3個の収納スペース用建物
ユニット5aとが据え付けられて1階が構成され、この
上に、6個の汎用建物ユニット6aと、3個の収納スペ
ース用建物ユニット5aとが据え付けられて2階が構成
され、この上に屋根ユニット95aが取り付けられた建
物である。
であり、このユニット建物Uaは基礎9aの上に、6個
の汎用建物ユニット6aと、3個の収納スペース用建物
ユニット5aとが据え付けられて1階が構成され、この
上に、6個の汎用建物ユニット6aと、3個の収納スペ
ース用建物ユニット5aとが据え付けられて2階が構成
され、この上に屋根ユニット95aが取り付けられた建
物である。
【0022】汎用建物ユニット6aは、図5(ロ)に示
すように、平面矩形状の四隅に配置した4本の柱61a
と、この4本の柱61aの上端部を矩形状の辺に沿って
連結した天井梁63aと、この4本の柱61aの下端部
を矩形状の辺に沿って連結した床梁62aとからなる骨
格を有する。
すように、平面矩形状の四隅に配置した4本の柱61a
と、この4本の柱61aの上端部を矩形状の辺に沿って
連結した天井梁63aと、この4本の柱61aの下端部
を矩形状の辺に沿って連結した床梁62aとからなる骨
格を有する。
【0023】そして、汎用建物ユニット6aは、この骨
格の相対する天井梁63aに天井野縁67aが差し渡さ
れ、この天井野縁67aの下面に天井材が取り付けられ
て天井が形成され、相対する床梁62aに床小梁65a
が差し渡され、この床小梁65aの上に床根太66aが
取り付けられ、この床根太66aの上に床材が取り付け
られて床が形成され、壁が設けられる場所には、天井梁
63aと床梁62aとの間に間柱69aが取り付けら
れ、この間柱69aに壁パネルが取り付けられて壁が形
成された建物である。
格の相対する天井梁63aに天井野縁67aが差し渡さ
れ、この天井野縁67aの下面に天井材が取り付けられ
て天井が形成され、相対する床梁62aに床小梁65a
が差し渡され、この床小梁65aの上に床根太66aが
取り付けられ、この床根太66aの上に床材が取り付け
られて床が形成され、壁が設けられる場所には、天井梁
63aと床梁62aとの間に間柱69aが取り付けら
れ、この間柱69aに壁パネルが取り付けられて壁が形
成された建物である。
【0024】尚、この汎用建物ユニット6aの水平方向
の一方の長さは、運搬可能なように、トラックの幅とほ
ぼ同じになっている。即ち、ほぼ2400mmである。
又、他方の長さは建物のモジュール寸法(900mm)
を基準にした倍数(例えば、1800mm、2700m
m、3600mm、4500mm、5400mm)に柱
等の長さを加えたもの(以後、ほぼ1800mm、ほぼ
2700mm、ほぼ3600mm、ほぼ4500mm、
ほぼ5400mmという)であり、この実施例に使用さ
れる汎用建物ユニット6aは、ほぼ5400mmであ
る。
の一方の長さは、運搬可能なように、トラックの幅とほ
ぼ同じになっている。即ち、ほぼ2400mmである。
又、他方の長さは建物のモジュール寸法(900mm)
を基準にした倍数(例えば、1800mm、2700m
m、3600mm、4500mm、5400mm)に柱
等の長さを加えたもの(以後、ほぼ1800mm、ほぼ
2700mm、ほぼ3600mm、ほぼ4500mm、
ほぼ5400mmという)であり、この実施例に使用さ
れる汎用建物ユニット6aは、ほぼ5400mmであ
る。
【0025】収納スペース用建物ユニット5aは、図5
(イ)に示すように、汎用建物ユニット6aとほぼ同じ
構造の骨格を有し、一方の長さがほぼ2400mmであ
り、他方の長さがほぼ1800mmである。
(イ)に示すように、汎用建物ユニット6aとほぼ同じ
構造の骨格を有し、一方の長さがほぼ2400mmであ
り、他方の長さがほぼ1800mmである。
【0026】そして、この収納スペース用建物ユニット
5aには、長さほぼ1800mmの相対する辺の一方の
中央部から他方の中央部を結ぶ線上に界壁1aが立設さ
れ、この界壁1aの両側に収納部3aが設けられてい
る。この収納部3aに設けられる扉39aは使用される
部位によって異なる。即ち、この実施例2において、洋
服タンス22aとして使用される場合には界壁1aの対
面に扉39aが設けられているし、種々な物を入れるト
ランクルーム33aとして使用される場合には、界壁1
aの隣接する面に扉39aが設けられている。
5aには、長さほぼ1800mmの相対する辺の一方の
中央部から他方の中央部を結ぶ線上に界壁1aが立設さ
れ、この界壁1aの両側に収納部3aが設けられてい
る。この収納部3aに設けられる扉39aは使用される
部位によって異なる。即ち、この実施例2において、洋
服タンス22aとして使用される場合には界壁1aの対
面に扉39aが設けられているし、種々な物を入れるト
ランクルーム33aとして使用される場合には、界壁1
aの隣接する面に扉39aが設けられている。
【0027】このユニット建物Uaは、前記のように、
3個の収納スペース用建物ユニット5aの両側に3個の
汎用建物ユニット6aが組み立てられたものである。従
って、1階と2階の3個の収納スペース用建物5aの中
央部に設けられている界壁1aによって区切られた2戸
の住戸2a、2a、合計4戸の住戸2a、2a、2a、
2aの共同住宅であって、一方に階段4aと廊下45a
とが設けられ、各戸にはバルコニー26aが設けられて
いる。
3個の収納スペース用建物ユニット5aの両側に3個の
汎用建物ユニット6aが組み立てられたものである。従
って、1階と2階の3個の収納スペース用建物5aの中
央部に設けられている界壁1aによって区切られた2戸
の住戸2a、2a、合計4戸の住戸2a、2a、2a、
2aの共同住宅であって、一方に階段4aと廊下45a
とが設けられ、各戸にはバルコニー26aが設けられて
いる。
【0028】そして、汎用建物ユニット6aには、1階
と2階はほぼ同じであり、図4に示すように、洋室22
a−1と、22a−2とダイニングキッチン23aと、
洗面所、トイレ風呂等の設備室24aと、玄関25aと
からなる。玄関25aには扉28aが設けられていて、
2階では、この扉28aを通って廊下45aに出入する
ことができ、1階では直接外に出入することができるよ
うになっている。
と2階はほぼ同じであり、図4に示すように、洋室22
a−1と、22a−2とダイニングキッチン23aと、
洗面所、トイレ風呂等の設備室24aと、玄関25aと
からなる。玄関25aには扉28aが設けられていて、
2階では、この扉28aを通って廊下45aに出入する
ことができ、1階では直接外に出入することができるよ
うになっている。
【0029】又、この洋室22a−2が設けられている
汎用建物ユニット6aに挟まれた収納スペース用建物ユ
ニット5aには、界壁1aの両側に洋服タンス32a
が、又、設備室24aが設けられている汎用建物ユニッ
ト6aに挟まれた収納スペース用建物ユニット5aに
は、界壁1aの両側にトランクルーム33aが設けられ
てていて、この界壁1aを背にした洋服タンス32a、
トランクルーム33a等の収納スペース3aが界壁1a
を覆っている。屋根ユニット95aは従来とほぼ同じで
あるので説明を省略する。
汎用建物ユニット6aに挟まれた収納スペース用建物ユ
ニット5aには、界壁1aの両側に洋服タンス32a
が、又、設備室24aが設けられている汎用建物ユニッ
ト6aに挟まれた収納スペース用建物ユニット5aに
は、界壁1aの両側にトランクルーム33aが設けられ
てていて、この界壁1aを背にした洋服タンス32a、
トランクルーム33a等の収納スペース3aが界壁1a
を覆っている。屋根ユニット95aは従来とほぼ同じで
あるので説明を省略する。
【0030】次に、この建物Uの施工方法や使用方法に
ついて説明する。工場で汎用建物ユニット6a、収納ス
ペース用建物ユニット5a、屋根ユニット95a等を製
造し、これ等を施工現場に運搬する。このように収納ス
ペース用建物ユニット5aを設備の整った工場で製造
し、これを施工現場に運搬することができる。従って、
寸法精度のよ収納スペース用建物ユニット5aを速く、
しかも、安価に製造することができる。
ついて説明する。工場で汎用建物ユニット6a、収納ス
ペース用建物ユニット5a、屋根ユニット95a等を製
造し、これ等を施工現場に運搬する。このように収納ス
ペース用建物ユニット5aを設備の整った工場で製造
し、これを施工現場に運搬することができる。従って、
寸法精度のよ収納スペース用建物ユニット5aを速く、
しかも、安価に製造することができる。
【0031】施工現場では、予め設けられた基礎9aの
ほぼ中央に、3個の収納スペース用建物ユニット5aを
据え付け、この収納スペース用建物ユニット5aの両側
に汎用建物ユニット6aを3個ずつを据え付けて1階と
し、この上に、3個の収納スペース用建物ユニット5a
と6個の汎用建物ユニット6aを据え付けて2階とし、
この上に屋根ユニット95aを取り付け、階段3aや廊
下35aやバルコニー26aを取り付けたり、その他種
々な仕上げを行うとユニット建物Uaが完成する。
ほぼ中央に、3個の収納スペース用建物ユニット5aを
据え付け、この収納スペース用建物ユニット5aの両側
に汎用建物ユニット6aを3個ずつを据え付けて1階と
し、この上に、3個の収納スペース用建物ユニット5a
と6個の汎用建物ユニット6aを据え付けて2階とし、
この上に屋根ユニット95aを取り付け、階段3aや廊
下35aやバルコニー26aを取り付けたり、その他種
々な仕上げを行うとユニット建物Uaが完成する。
【0032】このようにして完成したユニット建物Ua
では,内部が界壁1aによって4戸の住戸2aに区切ら
れ、この界壁1aに沿った両側に界壁1aを背にした収
納スペース3aが界壁を覆った状態に設けられている。
このために、住戸2aの部屋で発生した騒音は界壁1a
とこの界壁1aの両側の収納スペース3aによって遮ら
れ、界壁1aをそれほど厚くしなくとも騒音が隣に伝わ
らなくなる。従って、部屋や収納スペース3a等の居住
面積を広くすることができ、極めて経済的である。
では,内部が界壁1aによって4戸の住戸2aに区切ら
れ、この界壁1aに沿った両側に界壁1aを背にした収
納スペース3aが界壁を覆った状態に設けられている。
このために、住戸2aの部屋で発生した騒音は界壁1a
とこの界壁1aの両側の収納スペース3aによって遮ら
れ、界壁1aをそれほど厚くしなくとも騒音が隣に伝わ
らなくなる。従って、部屋や収納スペース3a等の居住
面積を広くすることができ、極めて経済的である。
【0033】(実施例3)図7〜図9は本発明の他の実
施例を示すもので、図7はユニット建物の斜視図、図8
は図7に示す建物の2階の平面視配置図、図9は収納ス
ペース用建物ユニットを示す平面説明図である。
施例を示すもので、図7はユニット建物の斜視図、図8
は図7に示す建物の2階の平面視配置図、図9は収納ス
ペース用建物ユニットを示す平面説明図である。
【0034】この図7〜図9に示す実施例3を図3〜図
6に示す実施例2と比較すると、汎用建物ユニット6b
の大きさと、収納スペース用建物ユニット5bの構造と
が異なる。即ち、汎用建物ユニット6bは、一方の長さ
がほぼ2400mmであり、他方の長さがほぼ3600
mmである。収納スペース用建物ユニット5bは、一方
の長さがほぼ2400mmで同じであるが、他方の長さ
がほぼ3600mmであり、収納スペース3bと洋室等
の居室部分や設備室等に利用する部屋部分とからなる。
6に示す実施例2と比較すると、汎用建物ユニット6b
の大きさと、収納スペース用建物ユニット5bの構造と
が異なる。即ち、汎用建物ユニット6bは、一方の長さ
がほぼ2400mmであり、他方の長さがほぼ3600
mmである。収納スペース用建物ユニット5bは、一方
の長さがほぼ2400mmで同じであるが、他方の長さ
がほぼ3600mmであり、収納スペース3bと洋室等
の居室部分や設備室等に利用する部屋部分とからなる。
【0035】又、ユニット建物Ubは、収納スペース用
建物ユニット5bが界壁1bを対峙させて組となり、こ
の3組が、界壁1bを連結させた状態に並べられ、この
3組の収納スペース用建物ユニット5bの両側にそれぞ
れ3個の汎用建物ユニット6bが組み立てられた建物で
ある。従って、3組の収納スペース用建物5bの対峙し
ている場所に形成された界壁1bによって1階および2
階が2戸ずつ、合計4戸の住戸に区切られている。又、
2階には、2階から出入できるように、階段4bと廊下
45bとが設けられている。又、各戸にはバルコニー2
6bが設けられている。
建物ユニット5bが界壁1bを対峙させて組となり、こ
の3組が、界壁1bを連結させた状態に並べられ、この
3組の収納スペース用建物ユニット5bの両側にそれぞ
れ3個の汎用建物ユニット6bが組み立てられた建物で
ある。従って、3組の収納スペース用建物5bの対峙し
ている場所に形成された界壁1bによって1階および2
階が2戸ずつ、合計4戸の住戸に区切られている。又、
2階には、2階から出入できるように、階段4bと廊下
45bとが設けられている。又、各戸にはバルコニー2
6bが設けられている。
【0036】玄関25bには扉26bが設けられてい
て、2階では、この扉26bを通って廊下35bに出入
することができ、1階では直接外に出入することができ
るようになっている。そして、汎用建物ユニット6bや
収納スペース用建物ユニット5bの部屋部分に設けられ
る部屋の間取りは、図8に示すように、洋室22b−1
と、22b−2とダイニングキッチン23bと、洗面
所、トイレ風呂等の設備室24bと、玄関25bとから
なる。尚、洋室22b−1とダイニングキッチン23b
の大きさが実施例2より広くなっている。
て、2階では、この扉26bを通って廊下35bに出入
することができ、1階では直接外に出入することができ
るようになっている。そして、汎用建物ユニット6bや
収納スペース用建物ユニット5bの部屋部分に設けられ
る部屋の間取りは、図8に示すように、洋室22b−1
と、22b−2とダイニングキッチン23bと、洗面
所、トイレ風呂等の設備室24bと、玄関25bとから
なる。尚、洋室22b−1とダイニングキッチン23b
の大きさが実施例2より広くなっている。
【0037】又、界壁1bを対峙させて据え付けられた
収納スペース用建物ユニット5bの界壁1bに沿った両
側には、界壁1bを背にした洋服タンス32b、トラン
クルーム33bからなる収納スペース3bが設けられて
いて、この収納スペース3bが界壁1bを覆っている。
その他の構造はほぼ同じであるので説明を省略する。
収納スペース用建物ユニット5bの界壁1bに沿った両
側には、界壁1bを背にした洋服タンス32b、トラン
クルーム33bからなる収納スペース3bが設けられて
いて、この収納スペース3bが界壁1bを覆っている。
その他の構造はほぼ同じであるので説明を省略する。
【0038】次に、この建物Ubの施工方法や使用方法
について説明する。工場で汎用建物ユニット6b、収納
スペース用建物ユニット5b、屋根ユニット95b等を
製造し、これ等を施工現場に運搬する。このように収納
スペース用建物ユニット5bを設備の整った工場で製造
し、これを施工現場に運搬することができる。従って、
寸法精度のよ収納スペース用建物ユニット5bを速く、
しかも、安価に製造することができる。
について説明する。工場で汎用建物ユニット6b、収納
スペース用建物ユニット5b、屋根ユニット95b等を
製造し、これ等を施工現場に運搬する。このように収納
スペース用建物ユニット5bを設備の整った工場で製造
し、これを施工現場に運搬することができる。従って、
寸法精度のよ収納スペース用建物ユニット5bを速く、
しかも、安価に製造することができる。
【0039】施工現場では、予め設けられた基礎9bの
ほぼ中央に、6個の収納スペース用建物ユニットを界壁
1bを対峙させて据え付け、この収納スペース用建物ユ
ニット5bの両側に汎用建物ユニット6bを3個ずつを
据え付けて1階とし、この上に、6個の収納スペース用
建物ユニット5bを界壁1bを対峙させて据え付け、こ
の収納スペース用建物ユニット5bの両側に汎用建物ユ
ニット6bを3個ずつ据え付けて2階とし、この上に屋
根ユニット95bを取り付け、階段4bや廊下45bや
バルコニー26bを取り付けたり、その他種々な仕上げ
を行うとユニット建物Ubが完成する。
ほぼ中央に、6個の収納スペース用建物ユニットを界壁
1bを対峙させて据え付け、この収納スペース用建物ユ
ニット5bの両側に汎用建物ユニット6bを3個ずつを
据え付けて1階とし、この上に、6個の収納スペース用
建物ユニット5bを界壁1bを対峙させて据え付け、こ
の収納スペース用建物ユニット5bの両側に汎用建物ユ
ニット6bを3個ずつ据え付けて2階とし、この上に屋
根ユニット95bを取り付け、階段4bや廊下45bや
バルコニー26bを取り付けたり、その他種々な仕上げ
を行うとユニット建物Ubが完成する。
【0040】このようにして完成したユニット建物Ub
では,内部が界壁1bによって複数の住戸2bに区切ら
れ、この界壁1bに沿った両側に界壁1bを背にした収
納スペース3bが界壁1bを覆った状態に設けられてい
るから、この界壁1bで区切られた住戸2bの部屋と隣
の住戸2bの部屋との間には界壁1bとこの界壁1bの
両側に界壁1bを覆った状態に設けられた収納スペース
3bとがある。
では,内部が界壁1bによって複数の住戸2bに区切ら
れ、この界壁1bに沿った両側に界壁1bを背にした収
納スペース3bが界壁1bを覆った状態に設けられてい
るから、この界壁1bで区切られた住戸2bの部屋と隣
の住戸2bの部屋との間には界壁1bとこの界壁1bの
両側に界壁1bを覆った状態に設けられた収納スペース
3bとがある。
【0041】このために、住戸2bの部屋で発生した騒
音は界壁1bとこの界壁1bの両側の収納スペース3b
によって遮られ、界壁1bをそれほど厚くしなくとも騒
音が隣に伝わらなくなっている。従って、部屋や収納ス
ペース3b等の居住面積を広くすることができ、極めて
経済的である。
音は界壁1bとこの界壁1bの両側の収納スペース3b
によって遮られ、界壁1bをそれほど厚くしなくとも騒
音が隣に伝わらなくなっている。従って、部屋や収納ス
ペース3b等の居住面積を広くすることができ、極めて
経済的である。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、界壁によって
内部が複数の住戸に区切られ、この界壁に沿った両側に
界壁を背にした収納スペースが界壁を覆った状態に設け
られているから、住戸の部屋で発生した騒音は界壁とこ
の界壁の両側の収納スペースによって遮られる。そのた
めに、界壁をそれほど厚くしなくとも騒音が隣に伝わら
ない。従って、部屋や収納スペース等の居住面積を広く
することができ、極めて経済的である。
内部が複数の住戸に区切られ、この界壁に沿った両側に
界壁を背にした収納スペースが界壁を覆った状態に設け
られているから、住戸の部屋で発生した騒音は界壁とこ
の界壁の両側の収納スペースによって遮られる。そのた
めに、界壁をそれほど厚くしなくとも騒音が隣に伝わら
ない。従って、部屋や収納スペース等の居住面積を広く
することができ、極めて経済的である。
【0043】請求項2記載の発明では、建物ユニットは
矩形状の1辺に沿って立設された界壁と、界壁を背に
し、この界壁を覆った状態に設けられた収納スペースと
を備えたものであり、この収納スペースの設けられた建
物ユニットの界壁を連結させた状態で据え付けられ、こ
の界壁によって複数の住戸に区切られているから、界壁
で区切られた住戸の部屋と隣の住戸の部屋との間に、界
壁とこの界壁の両側に界壁を覆った状態に収納スペース
とが設けられ、請求項1記載の建物とほぼ同じ構造とな
っている。従って、界壁をそれほど厚くしなくとも、騒
音が、この界壁と界壁の両側の収納スペースとで遮られ
て隣に伝わらず、部屋や収納スペース等の居住面積を広
くすることができ、極めて経済的である。
矩形状の1辺に沿って立設された界壁と、界壁を背に
し、この界壁を覆った状態に設けられた収納スペースと
を備えたものであり、この収納スペースの設けられた建
物ユニットの界壁を連結させた状態で据え付けられ、こ
の界壁によって複数の住戸に区切られているから、界壁
で区切られた住戸の部屋と隣の住戸の部屋との間に、界
壁とこの界壁の両側に界壁を覆った状態に収納スペース
とが設けられ、請求項1記載の建物とほぼ同じ構造とな
っている。従って、界壁をそれほど厚くしなくとも、騒
音が、この界壁と界壁の両側の収納スペースとで遮られ
て隣に伝わらず、部屋や収納スペース等の居住面積を広
くすることができ、極めて経済的である。
【0044】又、請求項2記載の発明は、ユニット建物
であるから、収納スペースの設けられた建物ユニットを
設備の整った工場で製造することができる。従って、寸
法精度のよ収納スペースの設けられた建物ユニットを速
く、しかも、安価に製造することができる。
であるから、収納スペースの設けられた建物ユニットを
設備の整った工場で製造することができる。従って、寸
法精度のよ収納スペースの設けられた建物ユニットを速
く、しかも、安価に製造することができる。
【0045】請求項3記載の発明では、平面矩形状の床
と、この床の中央部に立設された界壁と、界壁の両側に
界壁を背にし、この界壁を覆った状態に設けられた収納
スペースとからなるから、この請求項3記載の建物ユニ
ットを、請求項4記載のように並べて据え付け、この界
壁によって複数の住戸に区切ったユニット建物とする
と、界壁とこの界壁の両側に界壁を覆った状態に収納ス
ペースとが設けられ、請求項1記載の建物とほぼ同じ構
造となる。従って、界壁をそれほど厚くしなくとも、騒
音が、この界壁と界壁の両側の収納スペースとで遮られ
て隣に伝わらず、部屋や収納スペース等の居住面積を広
くすることができ、極めて経済的である。
と、この床の中央部に立設された界壁と、界壁の両側に
界壁を背にし、この界壁を覆った状態に設けられた収納
スペースとからなるから、この請求項3記載の建物ユニ
ットを、請求項4記載のように並べて据え付け、この界
壁によって複数の住戸に区切ったユニット建物とする
と、界壁とこの界壁の両側に界壁を覆った状態に収納ス
ペースとが設けられ、請求項1記載の建物とほぼ同じ構
造となる。従って、界壁をそれほど厚くしなくとも、騒
音が、この界壁と界壁の両側の収納スペースとで遮られ
て隣に伝わらず、部屋や収納スペース等の居住面積を広
くすることができ、極めて経済的である。
【0046】又、請求項4記載の発明は建物ユニットで
あるから、この収納スペースの設けられた建物ユニット
を設備の整った工場で製造することができる。従って、
寸法精度のよ収納スペースの設けられた建物ユニットを
速く、しかも、安価に製造することができる。
あるから、この収納スペースの設けられた建物ユニット
を設備の整った工場で製造することができる。従って、
寸法精度のよ収納スペースの設けられた建物ユニットを
速く、しかも、安価に製造することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、建物の斜視図
である。
である。
【図2】図1の2階の平面視配置図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すもので、ユニット建
物の斜視図である。
物の斜視図である。
【図4】図3に示す建物の2階の平面視配置図である。
【図5】(イ)は収納スペース用建物ユニットの骨格を
示す斜視説明図、(ロ)は汎用建物ユニットの骨格を示
す斜視説明図である。
示す斜視説明図、(ロ)は汎用建物ユニットの骨格を示
す斜視説明図である。
【図6】収納スペース用建物ユニットの天井を取り外し
た状態を示す斜視説明図である。
た状態を示す斜視説明図である。
【図7】本発明の他の実施例を示すもので、ユニット建
物の斜視図である。
物の斜視図である。
【図8】図7に示す建物の2階の平面視配置図である。
【図9】収納スペース用建物ユニットを示す平面説明図
である。
である。
U 建物 Ua、Ub ユニット建物 1、1a、1b 界壁 2、2a、2b 住戸 3、3a、3b 収納スペース 5a、5b 収納スペース用建物ユニット 6a、6b 汎用建物ユニット
Claims (4)
- 【請求項1】 界壁によって内部が複数の住戸に区切ら
れ、この界壁に沿った両側に界壁を背にした収納スペー
スが界壁を覆った状態に設けられていることを特徴とす
る建物。 - 【請求項2】 平面矩形状の建物ユニットの複数個を組
み立てたユニット建物であって、前記建物ユニットは矩
形状の1辺に沿って立設された界壁と、界壁を背にし、
この界壁を覆った状態に設けられた収納スペースとを備
えたものであり、この収納スペースの設けられた建物ユ
ニットの界壁を連結させた状態で据え付けられ、この界
壁によって内部が複数の住戸に区切られていることを特
徴とするユニット建物。 - 【請求項3】 平面矩形状の床と、この床の相対する辺
の一方の中央部から他方の中央部を結ぶ線上に立設され
た界壁と、界壁の両側に界壁を背にし、この界壁を覆っ
た状態に設けられた収納スペースとからなることを特徴
とする建物ユニット。 - 【請求項4】 平面矩形状の建物ユニットの複数個を組
み立てたユニット建物であって、請求項3記載の建物ユ
ニットが、界壁を連結させた状態で据え付けられ、この
界壁によって内部が複数の住戸に区切られていることを
特徴とするユニット建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348733A JP2000170256A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 建物、ユニット建物および建物ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348733A JP2000170256A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 建物、ユニット建物および建物ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000170256A true JP2000170256A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18399008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10348733A Pending JP2000170256A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 建物、ユニット建物および建物ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000170256A (ja) |
-
1998
- 1998-12-08 JP JP10348733A patent/JP2000170256A/ja active Pending
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