JP2021156048A - 集合住宅 - Google Patents

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裕 森山
Yutaka Moriyama
裕 森山
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Abstract

【課題】排水縦管からの音漏れを効果的に防止することができる集合住宅を提供すること。【解決手段】集合住宅は、X方向およびY方向に間隔をあけて設けられ、複数階に跨って上下方向に延びる複数の柱(21)と、各階において、X方向に設けられる柱を連結する第1梁(22)と、Y方向に設けられる柱を連結する第2梁(23)と、第1梁によって支持される第1住戸ユニット(40A)と、第1梁によって支持され、第1住戸ユニットから隙間(S)を隔てて設けられる第2住戸ユニット(50A)と、第1住戸ユニットの排水横管に連結され、複数階に亘って隙間を上下方向に延在する第1排水縦管(41A)と、第2住戸ユニットの排水横管に連結され、複数階に亘って隙間を上下方向に延在する第2排水縦管(51A)とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、集合住宅に関し、特に複数の住戸を備える複数階建ての集合住宅に関する。
従来から、集合住宅設けられる給排水管などの縦管は、上下方向に配置された住戸を貫通するように所定箇所に設けられている。
たとえば特開2012−237146公報(特許文献1)には、上下方向に設けられた住戸のベランダ寄りの角部に、給排水縦管などを上下階に通すためのスペースを設けることが開示されている。
特開2012−237146号公報
特許文献1の集合住宅は、給排水縦管などを上下階に通すためのスペースが住戸内に設けられているため、特に排水縦管からの音漏れの問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、排水縦管からの音漏れを効果的に防止することができる集合住宅を提供することである。
本発明の一態様に係る集合住宅は、複数の住戸を備える複数階建てである。集合住宅は、X方向およびY方向に間隔をあけて設けられ、複数階に跨って上下方向に延びる複数の柱と、各階において、X方向に設けられる柱を連結する第1梁と、各階において、Y方向に設けられる柱を連結する第2梁と、各階において、第1梁によって支持される第1住戸ユニットと、各階において、第1梁によって支持され、第1住戸ユニットから隙間を隔てて設けられる第2住戸ユニットと、上下方向に整列する第1住戸ユニットの排水横管に連結され、複数階に亘って隙間を上下方向に延在する第1排水縦管と、上下方向に整列する第2住戸ユニットの排水横管に連結され、複数階に亘って隙間を上下方向に延在する第2排水縦管とを備える。
好ましくは、第1排水縦管および第2排水縦管は、1つの共通の排水縦管によって構成されている。
好ましくは、上下方向に整列する第1住戸ユニットの給水横管に連結され、複数階に亘って隙間を上下方向に延在する第1給水縦管と、上下方向に整列する第2住戸ユニットの給水横管に連結され、複数階に亘って隙間を上下方向に延在する第2給水縦管とをさらに備える。
好ましくは、第2梁上には、第2梁のY方向の一方側に隣接する第1住戸ユニットの室外機と、第2梁のY方向の他方側に隣接する第2住戸ユニットの室外機とが設けられる。
本発明の集合住宅は、排水縦管からの音漏れを効果的に防止することができる。
本発明の実施の形態に係る集合住宅の外観図である。 本発明の実施の形態に係る集合住宅の骨組みを示す図であり、(A)は部分斜視図であり、(B)は模式的な平面図である。 本発明の実施の形態に係る集合住宅の間取りを示す図であり、(A)は2階以上に設けられる住戸の間取りであり、(B)は図3(A)の部分拡大図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1〜図3を参照して、本実施の形態に係る集合住宅1について説明する。集合住宅1は、図1に例示する7階建てのように複数階建てであり、複数の住戸を備える。集合住宅1の外形は、たとえば略直方体である。
集合住宅1の1階は、住居者だけでなく、部外者も利用できる共用ゾーン71であり、集合住宅1の2階以上は、住居者が居住する居住ゾーン72である。居住ゾーン72は、図3(A)に示すように、各階同一の平面形状で形成されている。まず、集合住宅1の概略構成について説明する。
図2,図3を参照して、本実施の形態の集合住宅1は、骨組み2と、骨組み2に支持される複数の住戸ユニット4とを備える。
特に図2(A)に示すように、骨組み2は、X方向およびY方向に間隔をあけて設けられ、複数階に跨ってZ方向に延びる複数の柱21と、各階において、X方向に設けられる柱21を連結する第1梁22と、各階において、Y方向に設けられる柱を連結する第2梁23とを含む。X方向およびY方向は水平面上において互いに交差(直交)し、Z方向は鉛直方向に延びてX方向およびY方向と交差(直交)する。以下の説明において、X方向を横方向、Y方向を奥行き方向、Z方向を縦方向(上下方向)ともいう。
柱21は、たとえばX方向に間隔をあけて5本設けられ、Y方向に間隔をあけて2本設けられる。第1梁22は、X方向に間隔をあけて設けられた柱21をつなぐ第1大梁22aと、Y方向に間隔をあけて設けられる第1大梁22aの間に設けられる第1小梁22bとを有する。第1小梁22bは、たとえば2本設けられ、その上方に各階の廊下30が設けられる。この廊下30は、奥行き方向に間隔をあけて設けられる住戸ユニット4の間を延びる中廊下である。廊下30の両端には、1階から上階までをつなぐ階段31が設けられる。なお、図2(A)では、その階段の図示を省略している。第2梁23は、一対の第1大梁22aをつないでいる。
図2(A),図2(B)に示すように、複数の柱21と、複数の第1大梁22aと、複数の第1小梁22bと、複数の第2梁23とによって複数個の区画体25が形成されている。区画体25は、直方体形状である。理解容易のため、一部の区画体25を一点鎖線にて示している。横方向に隣接する2個の区画体25は、境界部分に位置する2本の第2梁23および1本の柱21を共有する。縦方向に隣接する2個の区画体25は、境界部分に位置する1本の第1大梁22aおよび第1小梁22bを共有する。第2梁23の配置ピッチの寸法L1は、7.0m〜8.0mであることが望ましく、たとえば7.5m程度である。
本実施の形態では、区画体25は、各階において、X方向に4個行列状に並べられ、Y方向に2個廊下30を挟んで並べられる。さらに、図3(A)に示すように、1つの区画体25内には、2個の住戸ユニット4が設けられる。これにより、各階において、8個の住戸ユニット4が行列状に並ぶ。また、同様の構成が廊下30を挟んで対称に設けられるため、各階において16個の住戸ユニット4が配置されることになる。
次に、住戸ユニット4について説明する。上述のように、住戸ユニット4は、区画体25内に2個配置される。これにより、各住戸ユニット4は、上下方向、横方向、奥行き方向に整列して配置されている。
複数設けられる住戸ユニット4は、略同一形状であるが、理解容易のため、図3の紙面上の右側に位置する住戸ユニット4を「住戸ユニット40」、左側に位置する住戸ユニット4を「住戸ユニット50」として説明する。さらに、図3において一点鎖線で示す区画体25において、住戸ユニットの位置関係を区別するために、紙面上の中央部の区画体25に設けられる2つの住戸ユニットを「住戸ユニット40A,50A」とし、紙面上の右側の区画体25に設けられる2つの住戸ユニットを「住戸ユニット40B,50B」とし、紙面上の左側の区画体25に設けられる2つの住戸ユニットを「住戸ユニット40C,50C」として説明する。
図3(A)に示すように、区画体25には、第1大梁22aおよび第1小梁22bによって支持される第1住戸ユニット40Aと、第1大梁22aおよび第1小梁22bによって支持され、第1住戸ユニット40Aから隙間Sを隔てて設けられる第2住戸ユニット50Aとが配置される。
以下の説明において、一例として、第1住戸ユニット40Aについて説明するが、すべての住戸ユニットにおいて共通する。また、図3(B)において、住戸ユニット50A,50B,40Cのレイアウトの図示を省略しているが、第1住戸ユニット40Aと同様である。
本実施の形態の住戸ユニット40Aは、略直方体形状であり、床部と、天井部と、一対の側壁部と、後壁部と、前壁部とを備える。前壁部は廊下30に面し、前壁部には玄関が設けられている。後壁部は屋外に面し、後壁部には透光性を有する窓が設けられている。
図3(A)に示すように、住戸ユニット40Aの床部は、第1大梁22aおよび第1小梁22bによって下方から支持され、住戸ユニット40Aの天井部は、第1大梁22aおよび第1小梁22bに接している。このように、上下方向に隣接する住戸ユニット40Aの間には、第1梁22が設けられる。
第1住戸ユニット40Aは、たとえばワンルームタイプの住戸である。第1住戸ユニット40Aは、たとえば居室と、キッチンと、衛生室とから構成される。居室は、たとえばリビングルーム、ベッドルームおよびダイニングを兼ねている。衛生室は、たとえばトイレと、シャワーブースと、洗面室などが設けられている。第1住戸ユニット40Aには、衛生室およびキッチンなどに連結される排水横管および給水横管が設けられる。
第1住戸ユニット40Aの居室には、空調機が設けられる。空調機に接続される第1室外機43Aは、第1住戸ユニット40Aの外に配置される。具体的には、第1室外機43Aは、第1住戸ユニット40Aと第2住戸ユニット50Bの間に設けられる第2梁23上に設けられる。また、第1室外機43Aの奥行き方向奥側には、第1住戸ユニット40Aと第2梁23を挟んで隣接する第2住戸ユニット50Bの第2室外機53Bが配置される。これらの第1,2室外機43A,53Bは背中合わせで配置される。
また、第2住戸ユニット50Aの第2室外機53Aは、第2住戸ユニット50Aと第1住戸ユニット40Cの間に設けられる第2梁23上に設けられる。第2室外機53Aの奥行き方向手前側には、第2住戸ユニット50Aと第2梁23を挟んで隣接する第1住戸ユニット40Cの第2室外機43Cが配置される。このように、第1,2室外機43A,43C,53A,53Bは、その第1,2住戸ユニット40A,40C,50A,50Bが接する第2梁23上にそれぞれ配置される。このように、第2梁23上のデッドスペースを有効活用することができる。
住戸ユニット40Aの占有面積は、たとえば10m〜20mであることが望ましく、たとえば15mである。また、住戸ユニット40Aの寸法L2は、2.5m〜3.5mであることが望ましく、たとえば3.0m程度である。区画体25内に第1住戸ユニット40Aおよび第2住戸ユニット50Aの2つの住戸ユニットを設けることを考慮すると、第1住戸ユニット40Aおよび第2住戸ユニット50Aの隙間Sの寸法L3は、たとえば50cm〜70cmであることが望ましく、たとえば60cmである。
ここで、第1住戸ユニット40Aおよび第2住戸ユニット50Aは、上下方向に整列している。これにより、第1住戸ユニット40Aの側壁部と第2住戸ユニット50Aの側壁部との間に設けられる隙間Sは、複数階に亘って上下方向に延在している。
この隙間Sには、排水縦管が設けられる。排水縦管は、上下方向に整列する各住戸の排水を下方に導き、ひとまとめにして排水するものである。具体的には、隙間Sには、複数階に亘って上下方向に延在する第1住戸ユニット40A用の第1排水縦管41Aが設けられる。第1排水縦管41Aは、第1住戸ユニット40Aの側壁部側に位置する。第1排水縦管41Aは、上述した第1住戸ユニット40Aの衛生室およびキッチンなどに連結される排水横管に連結される。上述のように、第1住戸ユニット40Aは、上下方向に整列して各階に設けられている。そのため、各階の第1住戸ユニット40Aの排水横管は、上下方向に位置する第1排水縦管41Aに連結する。
さらに、この隙間Sには、給水縦管が設けられてもよい。給水縦管は、上下方向に整列する各住戸に給水するために、水を上方に導くものである。具体的には、隙間Sには、複数階に亘って上下方向に延在する第1住戸ユニット40A用の第1給水縦管42Aが設けられる。第1給水縦管42Aは、第1住戸ユニット40Aの側壁部側に位置する。第1給水縦管42Aは、上下方向に整列する第1住戸ユニット40Aの給水横管に連結される。第1住戸ユニット40Aは、上下方向に整列して各階に設けられている。そのため、各階の第1住戸ユニット40Aの排水横管は、上下方向に位置する第1排水縦管41Aに連結する。
なお、第2住戸ユニット50Aは、第1住戸ユニット40Aと同様の構成であり、第2住戸ユニット50Aにも、衛生室およびキッチンなどに連結される排水横管および給水横管が設けられる。この排水横管は、隙間Sに設けられ、第1排水縦管41Aの近傍に設けられる第2排水縦管51Aに連結される。この給水横管は、隙間Sに設けられ、第2給水縦管52Aの近傍に設けられる第2給水縦管52Aに連結される。第2排水縦管52Aおよび第2給水縦管52Aは、上述した第1排水縦管41Aおよび第1給水縦管51Aと同様の構成である。
従来より、集合住宅において、縦管の音漏れは問題視されており、特に排水縦管ではその問題が顕著であった。さらに、従来の集合住宅には、各住戸の排水縦管が住戸内に設けられているため、排水縦管からの音漏れが顕著であった。本実施の形態の集合住宅1では、排水横管に連結される第1排水縦管41Aが第1住戸ユニット40Aの外部に設けられているため、第1排水縦管41Aからの音漏れを効果的に防止することが可能である。
また、従来の集合住宅は、住戸ユニットと住戸ユニットの間に間仕切り壁が設けられているだけであるため、隣接する住戸ユニットの生活音が聞こえてくる場合があった。本実施の形態の集合住宅1は、区画体25内に設けられる第1住戸ユニット40Aおよび第2住戸ユニット50Aの間に隙間Sが設けられている。左側で隣り合う住戸ユニット40Cおよび右側で隣り合う住戸ユニット50Bとの間にも、柱21および第2梁23が設けられている。さらに、上下方向に隣接する住戸ユニット40Aの間にも、第1梁22および第2梁23が設けられている。そのため、すべての住戸ユニットの間に隙間が設けられているため、上下左右に隣接する住戸ユニットの生活音が漏れることも効果的に防止することが可能である。
なお、本実施の形態では、隙間Sに排水縦管および給水縦管を設けるとしたが、それらに加えて、たとえばガス供給用の縦管、電気線、電話線など他の配管が設けられていてもよい。これにより、第1住戸ユニット40Aと第2住戸ユニット50Aの間の隙間Sを有効活用することができる。また、隙間Sには、少なくとも音漏れの主な原因となる排水縦管が設けられていればよい。
また、本実施の形態の第1排水縦管41Aおよび第2排水縦管51Aは、それぞれ別個に上下方向に延びるとしたが、1つの共通の排水縦管によって構成されていてもよい。この形態は、隙間Sが狭い場合に有効である。また、第1給水縦管42Aおよび第2給水縦管52Aの場合も同様であり、1つの共通の給水縦管によって構成されていてもよい。
さらに、上記実施の形態では、区画体25内に第1住戸ユニット40Aと第2住戸ユニット50Aの2つが設けられていたが、2個以上設けられていればよい。その場合、住戸ユニットの間には隙間Sが設けられている。
次に、集合住宅1の施工方法について、簡単に説明する。
まず、図2(A)に示すように、現場において、柱21、第1梁22および第2梁23の骨組み2だけを建設する。住戸ユニット4の床部、天井部および外壁部を組み立て、住戸ユニット4の外枠を組み立て、断熱工事を行う。区画体25内に住戸ユニット40Aと住戸ユニット50Aとを隙間Sをあけて配置させ、この隙間Sに第1,2排水縦管41A,51Aおよび第1,2給水縦管42A,52Aを配置させる。次に、衛生室およびキッチンなどの内装工事を行う。住戸ユニット40Aの排水横管を第1排水縦管41Aに接続させ、給水横管を第1給水縦管42Aに接続させる。さらに、第1住戸ユニット40Aに隣接する第2梁23上に第1住戸ユニット40Aの第1室外機43Aを配置し、第2住戸ユニット50Aに隣接する第2梁23上に第2住戸ユニット50Aの第2室外機53Aを配置する。
このように、まず骨組み2だけを先行して建設し、住戸ユニット4を現場で組み立てればよいため、工期を短縮することができ、人件費を削減することができる。
図1を参照して、集合住宅1の利用方法について説明する。
上述のように、集合住宅1の1階部分は、住居者以外が利用できる共用ゾーン71であり、集合住宅1の2階部分以上は、住居者が居住する居住ゾーン72である。
共用ゾーン71は、たとえば集合住宅1のエントランス、コインランドリー、コンビニエンスストア、温浴施設、トランクルームなどが設けられている。共用ゾーン71は、居住ゾーン72の居住者だけでなく、居住者以外の外部者も利用することが可能である。図1の共用ゾーン71は、柱21の間に4つの入口が設けられている。4つの入り口ごとに施設が設けられていてもよいし、1つの施設が複数の入り口を兼ねていてもよい。
居住ゾーン72は、上述した住戸ユニット4が複数設けられている。住戸ユニット4は、たとえばミレニアル世代とよばれる若者向けの集合住宅であってもよい。ミレニアル世代には、たとえばモノを持たない生活、サブスクリプションを活用した生活スタイルが浸透しており、ミニマルな空間を求める世代である。本実施の形態の各住戸ユニット4は、上述のように、たとえば15mであり、従来のワンルーム(たとえば20m後半〜30m前半)と比較するとかなりコンパクトである。住戸ユニット4は、たとえば洗濯機を置くスペースおよび浴槽などが設けられておらず、さらに最低限の収納スペースしか設けられていない。
居住ゾーン72に洗濯パンを設けない代わりに、共用ゾーン71にコインランドリーが設けられている。居住ゾーン72に浴槽を設けない代わりに、共用ゾーン71に温浴施設が設けられている。居住ゾーン72に最低限の収納スペースしか設けない代わりに、共用ゾーン71にトランクルームが設けられていたり、たとえばシェアクラなどのサブスクリプションなどのサービスなどを利用したりする。
このように、住戸ユニット4を極限の小スペースにしながらも、住戸ユニット4に設けられていない設備を共用ゾーン71に設けているため、居住者は不自由のない生活をすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 集合住宅、2 骨組み、4 住戸ユニット、21 柱、22 第1梁、22a 第1大梁、22b 第1小梁、23 第2梁、25 区画体、40A,40B,40C 第1住戸ユニット、41A 第1排水縦管、42A 第1給水縦管、43A,43C 第1室外機、50A,50B,50C 第2住戸ユニット、51A 第2排水縦管、52A 第2給水縦管、53A,53B 第2室外機、S 隙間。

Claims (4)

  1. 複数の住戸を備える複数階建ての集合住宅であって、
    X方向およびY方向に間隔をあけて設けられ、複数階に跨って上下方向に延びる複数の柱と、
    各階において、X方向に設けられる前記柱を連結する第1梁と、
    前記各階において、Y方向に設けられる前記柱を連結する第2梁と、
    前記各階において、前記第1梁によって支持される第1住戸ユニットと、
    前記各階において、前記第1梁によって支持され、前記第1住戸ユニットから隙間を隔てて設けられる第2住戸ユニットと、
    上下方向に整列する前記第1住戸ユニットの排水横管に連結され、複数階に亘って前記隙間を上下方向に延在する第1排水縦管と、
    上下方向に整列する前記第2住戸ユニットの排水横管に連結され、複数階に亘って前記隙間を上下方向に延在する第2排水縦管とを備える、集合住宅。
  2. 前記第1排水縦管および第2排水縦管は、1つの共通の排水縦管によって構成されている、請求項1に記載の集合住宅。
  3. 上下方向に整列する前記第1住戸ユニットの給水横管に連結され、複数階に亘って前記隙間を上下方向に延在する第1給水縦管と、
    上下方向に整列する前記第2住戸ユニットの給水横管に連結され、複数階に亘って前記隙間を上下方向に延在する第2給水縦管とをさらに備える、請求項1または2に記載の集合住宅。
  4. 前記第2梁上には、前記第2梁のY方向の一方側に隣接する第1住戸ユニットの室外機と、第2梁のY方向の他方側に隣接する第2住戸ユニットの室外機とが設けられる、請求項1〜3のいずれかに記載の集合住宅。
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