JP6631965B2 - 集合住宅における住戸の間取り構造 - Google Patents

集合住宅における住戸の間取り構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6631965B2
JP6631965B2 JP2013255184A JP2013255184A JP6631965B2 JP 6631965 B2 JP6631965 B2 JP 6631965B2 JP 2013255184 A JP2013255184 A JP 2013255184A JP 2013255184 A JP2013255184 A JP 2013255184A JP 6631965 B2 JP6631965 B2 JP 6631965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
living
kitchen
room
dwelling unit
balcony
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013255184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015113597A (ja
Inventor
真豊 松崎
真豊 松崎
佐藤 博之
博之 佐藤
耕次 眞鍋
耕次 眞鍋
一至 川西
一至 川西
小田 稔
稔 小田
達弥 前野
達弥 前野
直毅 織田
直毅 織田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP2013255184A priority Critical patent/JP6631965B2/ja
Publication of JP2015113597A publication Critical patent/JP2015113597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6631965B2 publication Critical patent/JP6631965B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

本発明は、集合住宅における住戸の間取り構造に関する。
従来、建物の桁行方向に連続配置された複数の住戸と、該複数の住戸に沿ってその一方の側に配置された共用廊下と、該複数の住戸に沿ってその他方の側に配置されたバルコニーとを備えた集合住宅は周知である。例えば、戸境壁で区画された住戸群の片側に共用廊下が構築され、反対側にはバルコニーが構築された片廊下方式の集合住宅が代表的である。
このような集合住宅における間取り構造としては、特許文献1の図1及び図2に記載されているものが知られている。すなわち、共用廊下に面する玄関から廊下(住戸内)がバルコニー側に向けて帯状に延びており、この廊下の両側に、居室、トイレ、洗面所、キッチン等を接続し、共用廊下の正面すなわちバルコニーに面する側にリビング・ダイニングを配置している。
しかし、上記のような間取り構造においては、玄関から、住戸内の家族のコミュニケーション空間であるリビング・ダイニングまでの距離が長い。また、廊下を必須の構成としているため、該廊下部分は部屋として使用できず、居室率が低下せざるを得ない。
特許文献2には、エントランスに直接に接続されたリビングダイニングと、前記リビングダイニングに接続された第1及び第2の部屋を備え、前記エントランスと、前記リビングダイニング、前記第1の部屋または前記第2の部屋を接続する廊下を備えないことを特徴とする住戸の間取り構造が記載されている。しかし、この間取り構造は、平面視正方形のような間口の広い住戸には適用し得るが、間口が狭く奥行きが長い矩形の住戸形状には適用することが難しい。
特許文献3には、エントランスに接続されたリビングダイニングと、前記リビングダイニングに接続された少なくとも2つの居室を備え、前記居室の各々の面積が4m〜8.1mであることを特徴とする住戸の間取り構造が記載されている。しかし、各居室はその面積が約2.5帖〜約5帖と小さく、使用目的等が制限され、使い勝手が良いとはいえない。
特開2006−183424号公報 特開2013−28969号公報 特開2013−28970号公報
本発明は、上記従来技術を考慮してなされたものであり、集合住宅における住戸の間取り構造、特に間口が短辺、奥行きが長辺となる矩形の住戸の間取り構造に関し、家族等が集うコミュニケーション空間とプライベート空間をシンプルかつ効率的に両立した、使い勝手の良い居住空間を提供することを課題とする。
(1)建物の桁行方向に連続配置された複数の住戸と、該複数の住戸に沿ってその一方の側に配置された共用廊下と、該複数の住戸に沿ってその他方の側に配置されたバルコニーとを備えた集合住宅における住戸の間取り構造であって、
前記住戸の平面形は、間口が短辺、奥行きが長辺となる矩形をなし、
前記共用廊下と前記バルコニーとの間で、前記共用廊下に直に接続する玄関、該玄関に直に接続するリビング・ダイニング、該リビング・ダイニングに直に接続するキッチン、前記バルコニーに面する居室を、夫々、前記共用廊下から前記バルコニーに向けて順に備え、
前記キッチンを、前記リビング・ダイニングと前記バルコニーに面する居室とをつなぐ移動空間として兼用し、
前記キッチンは、食事室を有さず、住戸の奥行き方向に延びる、流し台を含むシステムキッチンを備え、住戸のほぼ中心部に住戸の奥行き方向に延びるI型に配置され、
前記キッチンの流し台と対向する側に、該キッチンから直に行き来できる洗面所と該洗面所に連なる浴室が一方の戸境壁に沿って配置され、かつ、
前記キッチンの流し台の背面側に、前記リビング・ダイニングと直に接続する居室が、前記キッチンの流し台の直ぐ背面と他方の戸境壁との間に配置されている、ことを特徴とする、
集合住宅における住戸の間取り構造である。
「直に接続する」とは、接続する両者の間に一定の面積を有する区画(例えば廊下や別の部屋)が設けられていないことを意味する。また、「廊下」とは、一住戸内において、2以上の室を連結する細長い空間であり、両側が壁又は建具、あるいは戸、室などの開口によって仕切られたものをいう。
また、「パブリックルーム」とは、家族、居住者あるいは来訪者等が集い使用することが可能な、コミュニケーション空間として機能し得る居室をいう。代表例としてはリビング・ダイニング、ダイニング、応接室、談話室、ミーティングルーム等が挙げられる。
(2)前記リビング・ダイニングは、住戸の間口方向の全幅にわたって形成されているものである。
(1)本発明によれば、共用廊下から玄関を入るとすぐの位置にパブリックルームであるリビング・ダイニングが配置されているため、玄関側に、家族等が集い会話のできる空間が得られ、コミュニケーションが弾む。
また、コミュニケーション空間として機能するリビング・ダイニングの奥に、居室と水場が配置されるため、居室と水場の独立性と快適性が高まり、例えば突然の来客もプライベートな空間を通すことなく対応できる。よって、居住者のプライバシーが保護されるとともに来客も気を遣わずに済む。
また、キッチンを、リビング・ダイニングとバルコニーに面する居室とをつなぐ移動空間として兼用している。すなわち、キッチンは、調理を行う場所のみならず、廊下としての機能を併有しており、リビング・ダイニングとバルコニーに面する居室との行き来は専らキッチンを経由する。このため、従来のような移動専用の廊下がなく、廊下が不要となる分、居室率(住戸の床面積に対する居室部分の面積の割合)や収納率(住宅の床面積に対する収納部分の面積の割合)を向上させることができる。
したがって、家族等が集うコミュニケーション空間とプライベート空間をシンプルかつ効率的に両立した、使い勝手の良い居住空間が提供される。
また、本発明は、建物の立地上、バルコニーを南面に配置しにくい場合などにも有益である。
キッチンは、住戸の奥行き方向に延びるI型に配置され、住戸の奥行き方向に延びる、流し台を含むシステムキッチンを備え、キッチンの流し台と対向する側に、該キッチンから直に行き来できる洗面所と該洗面所に連なる浴室が一方の戸境壁に沿って配置されている構成により、リビング・ダイニングとバルコニーに面する居室とをつなぐ直線状の動線が得られ、両者間の行き来がスムーズに行われる。
キッチンは、住戸のほぼ中心部に住戸の奥行き方向に延びるI型に配置され、キッチンの流し台の背面側に、リビング・ダイニングと直に接続する居室が前記キッチンの流し台の直ぐ背面と他方の戸境壁との間に配置されている構成により、バルコニーに面する居室のほかにも居室が得られ、例えば、間口5m程度の狭い間口において3LDK、間口6m程度の間口において4LDKといった高効率な間取りが可能となる。
また、キッチンは、住戸のほぼ中心部に住戸の奥行き方向に延びるI型に配置されているため、キッチンと玄関との間の行き来もスムーズであり、便利である。
(2)リビング・ダイニングは、住戸の間口方向の全幅にわたって形成されている構成により、玄関を入ると目の前に、開放的で広々としたリビング・ダイニングの空間が住戸の間口方向いっぱいに広がるとともに、開放感に溢れる玄関が得られる。
また、共用廊下から玄関を入るとすぐの位置にリビング・ダイニングが配置されているため、玄関側に、リビング・ダイニングを生活の中心とした、家族が自然に顔を合わせて会話のできる空間が得られ、家族のコミュニケーションが弾む。
また、コミュニケーション空間であるリビング・ダイニングの奥に、プライベートな空間である居室と水場がリビング・ダイニングと明確に分離された形で配置されるため、居室と水場の独立性と快適性が高まり、例えば突然の来客もプライベートな空間を通すことなく対応できる。よって、居住者のプライバシーが保護されるとともに来客も気を遣わずに済む。
実施例1に係る住戸1の間取り構造を示す平面図である。 実施例2に係る住戸1の間取り構造を示す平面図である。
建物の桁行方向に連続配置された複数の住戸と、該複数の住戸に沿ってその一方の側に配置された共用廊下と、該複数の住戸に沿ってその他方の側に配置されたバルコニーとを備えた集合住宅における住戸の間取り構造において、共用廊下とバルコニーとの間で、共用廊下に直に接続する玄関、該玄関に直に接続するパブリックルーム、該パブリックルームに直に接続するキッチン、バルコニーに面する居室を、夫々、共用廊下からバルコニーに向けて順に配置し、かつ、キッチンを、パブリックルームとバルコニーに面する居室とをつなぐ移動空間として兼用されるようにした。
そして、上記パブリックルームを、リビング・ダイニングとして構成した。
本発明に係る集合住宅における住戸の間取り構造は、多数層積層された集合住宅、特に中高層集合住宅に適する。
また、住戸の平面形は、間口が短辺、奥行きが長辺となる矩形を前提としており、例えば、間口は5〜8m、奥行き(共用廊下及びバルコニーを含まない。)は10〜14mである。
〔実施例1〕
図1に示す実施例1に係る住戸の間取り構造は、3LDKの間取りとして構成した例である。住戸1の間口は約5mである。専有面積は約60mである。建物の桁行方向に連続配置された複数の住戸のうちの一の住戸1を示している。隣接する住戸の個々の間取りは必ずしもすべて同一である必要はない。
住戸1の一側には共用廊下2が配置され、他側にはバルコニー3が配置されている。符号4は柱、符号5,6は戸境壁である。住戸1の奥行き方向に延びる戸境壁5,6は、対向して配置され、それぞれ共用廊下2とバルコニー3との間を直線的に接続している。柱4はすべて住戸1の外側に配置されており、住戸1内には柱型及び梁型が突出しない。
上記共用廊下2に直に接続するように玄関10が設けられている。玄関10はバルコニー3と住戸の奥行き方向において対向する位置関係にある。
共用廊下2とバルコニー3との間で、玄関10、リビング・ダイニング20、キッチン30、居室40,41が、夫々、共用廊下2からバルコニー3に向けて順に直列的に配置されている。
玄関10は、共用廊下2と出入りするための玄関ドア11を有する一区画である。本実施例ではほぼ正方形に形成され、後述するリビング・ダイニング20に対して共用廊下2側に突出するように配置され、かつ間口方向の一方側に寄せて配置されている。また、玄関ドア11は、玄関10の間口方向の側面部に設けられている。このため、玄関ドア11を開いた際に、共用廊下2側から住戸内部が見通されることがなく、プライバシーが保護されるようになっている。玄関10の、共用廊下2と平行する壁面には、採光及び通風を得ることができる開閉可能な窓12が設けられている。この窓12は、例えば床上付近から大人の腰の高さ程度に至る高さに配置することにより、共用廊下2側から住戸1の内部が見通しにくくなり、居住者のプライバシーを保護することができる。
玄関10には、家族が集うコミュニケーション空間であるリビング・ダイニング20が住戸の奥行き方向に直に接続されている。リビング・ダイニング20は、住戸1の間口方向の全幅にわたって形成されており、約11帖程度の広さを有している。リビング・ダイニング20は間口方向が長辺、奥行き方向が短辺となる矩形をなしている。
共用廊下2から玄関10を入るとすぐの位置にリビング・ダイニング20が配置されているため、玄関10側に、リビング・ダイニング20を生活の中心とした、家族が自然に顔を合わせて会話のできる空間が得られる。
また、リビング・ダイニング20は、住戸1の間口方向の全幅にわたって形成されているため、玄関10を入ると目の前に、開放的で広々としたリビング・ダイニング20の空間が住戸の間口方向いっぱいに広がるとともに、開放感に溢れる玄関10が得られる。
なお、通常、リビングとダイニングとの間に仕切りを設ける必要はないが、パーティションや壁等の仕切りを設けることは可能である。
また、リビング・ダイニング20の共用廊下2に面する壁面には、共用廊下2側から住戸1の内部が覗かれにくいように、例えば床上付近から大人の腰の高さ程度までの、比較的下方に位置する窓21を設けるとともに共用廊下2の手摺を目隠し状とすることにより、採光及び通風を確保するとともにプライバシーを保護することができる。また、この窓21及び前述した玄関10の窓12の上部の屋外側には、住戸1と共用廊下2とを仕切る壁よりも共用廊下2側へ突出する庇状部又は厚肉部等の張出し部を設けることにより、共用廊下2に立つ人からの視線が、該張出し部によって遮られることとなり、居住者のプライバシーをより一層確実に保護することができる。
リビング・ダイニング20のバルコニー3側には、キッチン30が直に接続されている。
キッチン30は、住戸1のほぼ中心部に位置し、住戸1の奥行き方向に細長く延びるI型に配置されている。キッチン30の設備は、流し台31、調理台、コンロ台を含むシステムキッチンとして構成されている。キッチン30の大きさは、例えば3〜5帖程度である。
キッチン30の流し台31と対向する側には、洗面所60・浴室70及びトイレ65が配置されている。
また、キッチン30の流し台31の背面側には、リビング・ダイニング20と直に接続する居室50が配置されている。この居室50は例えば3.5〜5帖の大きさであり、間口方向が短辺、奥行き方向が長辺となる矩形をなしている。上記のとおりのI型のキッチン30の配置によって、バルコニーに面する居室のほかにも居室50を設けることが実現されている。
キッチン30のバルコニー3側には、バルコニー3に面する複数の居室40,41が配置され、キッチン30と接続している。居室40と居室41とは間口方向において隣接している。居室40,41の大きさは、例えば4.5〜6帖程度である。各居室40,41のバルコニー3側には通風及び採光が得られる窓等の開口部が設けられ、各居室40,41の出入り口には、ドアあるいは引き戸等が設けられる。
しかして、共用廊下2から玄関10を入るとすぐの位置にコミュニケーション空間であるリビング・ダイニング20が配置されているとともに、プライベートな空間である居室と水場は、リビング・ダイニング20の奥に、リビング・ダイニング20と明確に分離される形で配置されているため、居室と水場の独立性と快適性が高められている点が特徴的である。
また、キッチン30は、調理を行う場所であるとともに、玄関10側に位置するリビング・ダイニング20と、バルコニー3に面する複数の居室40,41との間にあって、両者をつなぐ移動空間としての機能を併有している。玄関10側に位置するリビング・ダイニング20と、バルコニー3に面する複数の居室40,41との行き来は、従来のような廊下を経由することなく、専らキッチン30の直線状に延びた床部を経由することとなる。これにより廊下が不要となる分、居室率や収納率を高めることができる。
〔実施例2〕
図2は、実施例2に係る住戸の間取り構造を示すものであり、4LDKの間取りとして構成した例を示すものである。実施例1と共通する構成要素については、同一の符号を付してある。また、主に実施例1との相違点について以下説明し、基本的な構成及び構成要素において実施例1と共通する点についてはその説明を省略する。
図2に示す実施例2に係る間取り構造において、住戸1の間口は約6mである。専有面積は約72mである。建物の桁行方向に連続配置された複数の住戸のうちの一の住戸1を示している。
実施例1と同様に住戸1の一側には共用廊下2が配置され、他側にはバルコニー3が配置されている。
共用廊下2とバルコニー3との間で、玄関10、リビング・ダイニング20、キッチン30、居室40,41,42が、夫々、共用廊下2からバルコニー3に向けて順に配置されている。
すなわち、実施例2においては、キッチン30のバルコニー3側には、バルコニー3に面する3つの居室40,41,42が配置され、これら各居室がキッチン30と接続している点が実施例1と異なっている。居室40と居室41、居室41と居室42とは、夫々間口方向において隣接している。居室40,41,42の大きさは、夫々4.5〜6帖程度である。各居室40,41,42のバルコニー3側には通風及び採光が得られる窓等の開口部が設けられ、各居室40,41,42の出入り口には、ドアあるいは引き戸等が設けられる。
以上説明した発明を実施するための形態に係る構成によれば、玄関10側に位置するリビング・ダイニング20と、バルコニー3に面する複数の居室40,41(,42)との行き来は、従来のように廊下を経由することなく、専らキッチン30の直線状に延びた床部を経由することとなる。これにより廊下が不要となる分、居室率を向上し、高効率な間取りを実現することができる。
具体的には、廊下を備えた従来の間取りに対して、約10%居室率を向上させることができる。これにより、従来不可能と考えられていた60mの3LDK、72mの4LDKといった高効率なプランが実現可能となっている。
また、住戸の間口について見ると、3LDKのプランでは従来の技術の下では6m必要なところを5mほどに狭めることができ、4LDKのプランでは従来の技術の下では7m必要なところを6mほどに狭めることができる。したがって、比較的狭小な敷地における集合住宅の構築にも有益である。
本発明に係る住戸の間取り構造における建物は、ラーメン構造、耐震壁構造、制振壁構造、ブレス構造、その他適宜選択して構築し得るものであり、限定されるものではない。また、建物の構造種別は、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨コンクリート造(SC造)が一般的であるが、これらの構造種別に限定されるものではなく、他のものでもよい。また、板状の集合住宅に限定されるものではなく、平面視L字形の建物等にも適用することができる。事務所等としての使用も可能である。
以上、発明を実施するための形態を説明したが、本発明は上記したものに限定されず、本発明の要旨の範囲で適宜、付加、変更等なし得るものである。
1 住戸
2 共用廊下
3 バルコニー
5,6 戸境壁
10 玄関
20 リビング・ダイニング(パブリックルーム)
30 キッチン
40,41,42 居室
50 居室
60 洗面所
65 トイレ
70 浴室

Claims (2)

  1. 建物の桁行方向に連続配置された複数の住戸と、該複数の住戸に沿ってその一方の側に配置された共用廊下と、該複数の住戸に沿ってその他方の側に配置されたバルコニーとを備えた集合住宅における住戸の間取り構造であって、
    前記住戸の平面形は、間口が短辺、奥行きが長辺となる矩形をなし、
    前記共用廊下と前記バルコニーとの間で、前記共用廊下に直に接続する玄関、該玄関に直に接続するリビング・ダイニング、該リビング・ダイニングに直に接続するキッチン、前記バルコニーに面する居室を、夫々、前記共用廊下から前記バルコニーに向けて順に備え、
    前記キッチンを、前記リビング・ダイニングと前記バルコニーに面する居室とをつなぐ移動空間として兼用し、
    前記キッチンは、食事室を有さず、住戸の奥行き方向に延びる、流し台を含むシステムキッチンを備え、住戸のほぼ中心部に住戸の奥行き方向に延びるI型に配置され、
    前記キッチンの流し台と対向する側に、該キッチンから直に行き来できる洗面所と該洗面所に連なる浴室が一方の戸境壁に沿って配置され、かつ、
    前記キッチンの流し台の背面側に、前記リビング・ダイニングと直に接続する居室が、前記キッチンの流し台の直ぐ背面と他方の戸境壁との間に配置されている、ことを特徴とする、
    集合住宅における住戸の間取り構造。
  2. 前記リビング・ダイニングは、住戸の間口方向の全幅にわたって形成されている、
    請求項1に記載の集合住宅における住戸の間取り構造。
JP2013255184A 2013-12-10 2013-12-10 集合住宅における住戸の間取り構造 Active JP6631965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013255184A JP6631965B2 (ja) 2013-12-10 2013-12-10 集合住宅における住戸の間取り構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013255184A JP6631965B2 (ja) 2013-12-10 2013-12-10 集合住宅における住戸の間取り構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015113597A JP2015113597A (ja) 2015-06-22
JP6631965B2 true JP6631965B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=53527674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013255184A Active JP6631965B2 (ja) 2013-12-10 2013-12-10 集合住宅における住戸の間取り構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6631965B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06180069A (ja) * 1992-01-23 1994-06-28 Haseko Corp 集合住宅
JP2000320168A (ja) * 1999-05-11 2000-11-21 Haseko Corp 住戸構造
JP2006183424A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Mitsubishi Jisho Sekkei Inc 集合住宅
JP2010001648A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Yasuhiro Aoyama 集合住宅
JP5123125B2 (ja) * 2008-09-19 2013-01-16 株式会社インデックス・ジャパン キッチンユニットおよびそれを備えた住宅構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015113597A (ja) 2015-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015083755A (ja) 建物
JP6466243B2 (ja) 建物
JP6185333B2 (ja) 板状集合住宅における住戸の間取り構造
CN205134986U (zh) 一梯多户中凹口集合性居住建筑
JP6631965B2 (ja) 集合住宅における住戸の間取り構造
JP3151454U (ja) 南側(東側・西側)に面するアプローチテラスと住戸玄関を備えた集合住宅
JP6676263B2 (ja) 集合住宅における住戸の間取り構造
JP6689021B2 (ja) 建物
JP2009041224A (ja) 集合住宅
JP2016000917A (ja) 集合住宅における住戸の間取り構造
JP2008202224A (ja) 玄関構造
JP2014084585A (ja) 住宅
JP7533246B2 (ja) 住宅
JP4791127B2 (ja) 収納室付き建物
JP3098697U (ja) 戸建て2階型の共同住宅
JP5627069B2 (ja) 多層建物
JP3142164U (ja) 集合住宅
JP2006118218A (ja) 共同住宅
JPH112033A (ja) 多世帯住宅
JP2023135513A (ja) 住宅
JP6700670B2 (ja) 二世帯住宅
CN105133861A (zh) 一梯多户中凹口集合性居住建筑
JP2001003582A (ja) 集合住宅
JP2001295481A (ja) 開放型住宅
CN104563540A (zh) 一种高厅型跃层住宅

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6631965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250