JP2000170034A - ポリエステルモノフィラメントおよびその用途 - Google Patents

ポリエステルモノフィラメントおよびその用途

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JP2000170034A
JP2000170034A JP11154965A JP15496599A JP2000170034A JP 2000170034 A JP2000170034 A JP 2000170034A JP 11154965 A JP11154965 A JP 11154965A JP 15496599 A JP15496599 A JP 15496599A JP 2000170034 A JP2000170034 A JP 2000170034A
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polyester monofilament
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Yasushi Tsubaki
康司 椿
Hirotoku Yamada
廣徳 山田
Isao Tanaka
庸 田中
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Toray Monofilament Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた柔軟性を具備すると共に、高い耐加水
分解性能を有し、工業用織物、特に抄紙ドライヤーキャ
ンバス、乾燥機搬送用ベルトおよびシュリンクメッシュ
などとして有用なポリエステルモノフィラメントおよび
このポリエステルモノフィラメントを使用した工業用織
物を提供する。 【解決手段】 ポリエチレンテレフタレート50〜95
重量部およびポリブチレンテレフタレート5〜50重量
部を合計が100重量部となるように配合したポリエス
テル組成物からなるモノフィラメントであって、未反応
の状態のカルボジイミド化合物を0.005重量%以
上、1.5重量%以下の範囲で含有し、末端カルボキシ
ル基濃度が10当量/106 g以下であり、かつヤング
率が3.9GPa以上、7.4GPa以下であるポリエ
ステルモノフィラメント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は優れた柔軟性と高い
耐加水分解性とを兼備したポリエステルモノフィラメン
トおよびその工業用織物としての用途に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルモノフィラメントは、優れ
た抗張力・耐酸性・寸法安定性を有するため、抄紙ドラ
イヤーキャンバス、抄紙ワイヤー、フィルター、コンベ
アベルト、スクリーン用紗などの工業用織物および各種
ブラシ、筆毛、釣糸、ゴム補強用繊維材料などの用途に
広く用いられてきた。
【0003】しかしながら、ポリエステルモノフィラメ
ントは、高温多湿など加水分解されやすい条件下で使用
される用途、例えば抄紙ドライヤーキャンバスの構成素
材としての用途で使用した場合に、使用中のポリエステ
ルモノフィラメントが加水分解劣化による強度低下を起
こすため、長時間の使用に耐えることが困難であるとい
う問題を抱えていた。
【0004】こうした問題を解決する方法としては、従
来から種々の提案がなされており、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ−4−メチルペ
ンテン1、ポリスチレンなどのポリオレフィンを特定量
添加したポリエステルモノフィラメント(特開昭51−
136923号公報)が知られている。しかるに、この
技術で得られるポリエステルモノフィラメント、例え
ば、ポリエチレンを添加したポリエチレンテレフタレー
トモノフィラメントは、強度が低くかつ耐加水分解性向
上効果も小さいため、実用性能に欠けるという問題があ
った。
【0005】また、カルボジイミド化合物を添加するこ
とによりポリエステルの耐加水分解性を向上せしめる方
法が知られており、例えば、モノまたはビスカルボジイ
ミド化合物を添加し、短時間で混練紡糸し、未反応カル
ボジイミドを含有しないフィラメントを形成させる方法
(特開昭50−95517号公報)、分子内に3個以上
のカルボジイミド基を有するポリカルボジイミド化合物
を添加する方法(特公昭38−15220号公報)、お
よびカルボキシル末端基がカルボジイミドとの反応でキ
ャップされ、遊離のモノおよび/またはビスカルボジイ
ミド化合物30〜200ppmと遊離のポリカルボジイ
ミドまたはなお反応性を有するポリカルボジイミド基を
含む反応生成物を少なくとも0.02重量%含有するポ
リエステル繊維およびフィラメント(特開平4−289
221号公報)などが提案されている。さらに、本発明
者らも、特定のカルボジイミド化合物を未反応の状態で
0.005〜1.5重量%含有し、かつ弗素系重合体を
0.01〜30重量%含有したポリエステルモノフィラ
メント(国際公開番号WO 92/07126号公
報)、未反応のモノカルボジイミド化合物(A)を23
0ppm〜1.5重量%含有し、未反応のポリカルボジ
イミド化合物および/またはポリエステルのカルボキシ
ル末端基と一部反応し、かつ未反応のカルボジイミド基
を有するポリカルボジイミド化合物(B)を0.05〜
1.5重量%含有するポリエステルモノフィラメント
(特開平7−216647号公報)、および末端カルボ
キシル基濃度が10当量/106 g以下のポリエステル
(A)99.8〜60重量%と、弗素原子を含有しない
熱可塑性ポリマ(B)0.2〜40重量%の混合物をポ
リマ成分とし、このポリマ成分が未反応の状態のカルボ
ジイミド化合物(C)を0.005〜1.5重量%含有
するポリエステルモノフィラメント(特開平7−258
524号公報)などを提案することにより、種々の改善
を図ってきた。
【0006】しかしながら、近年、抄紙用ドライヤーキ
ャンバスを含む工業用織物などに使用されるポリエステ
ルモノフィラメントには、単に耐加水分解性に優れるな
どの化学的特性に対する要求のみならず、その織物の織
り構造や織工程における生産性改善の観点、さらにはそ
の織物が使用される状況によって、モノフィラメントへ
の物理特性に対する改善要求が強く求められている。
【0007】すなわち、上述した従来の耐加水分解性の
みを改善したポリエステルモノフィラメント、さらには
ポリエチレンテレフタレートを主体とするポリエステル
モノフィラメントでは、現在要求されている織物の織り
構造の改良や、織り工程における生産性改善を行なうに
は不十分であり、さらに従来のポリエステルモノフィラ
メントからなる織物では、例えばこれを織物の曲率が高
くなる小径のベルトローラーが使用されるような工程に
用いた場合に、柔軟性に欠け、物理特性が依然として不
十分であるという問題があった。
【0008】一般に、ポリエステルモノフィラメントは
剛直で賦形性に富む特徴を有しているが、このポリエス
テルモノフィラメントからなる織物の物理特性や織り構
造などを改良しようとする場合には、こうしたポリエス
テルモノフィラメントの特徴が織物の改良に適さないた
め、ポリエステルモノフィラメントよりもさらに柔軟な
モノフィラメントの使用が要求されることがあった。
【0009】また、小径のベルトローラーが使用される
工程に用いられる織物の場合には、柔軟なモノフィラメ
ントからなる柔軟な織物でなければ、使用時に織物がベ
ルトローラーからずれる、波打つ、さらには織物が破断
するなどの問題が生じてくるるため、ポリエステルモノ
フィラメントからなる織物の適用は不適切であるとされ
ていた。
【0010】このような場合には、ポリアミドモノフィ
ラメントに代表される柔軟なモノフィラメントを用いる
ことで対応が可能と考えられるが、ポリアミドモノフィ
ラメントはポリエステルモノフィラメントと比較して寸
法安定性や耐酸性が劣るために、織物としては実用上利
用できない場合があった。
【0011】また、柔軟なポリエステルモノフィラメン
トとしては、ポリブチレンテレフタレートモノフィラメ
ントの利用が考えられるが、ポリブチレンテレフタレー
トモノフィラメントは柔軟ではあるものの、寸法安定性
などの織物として求められる基本的な特性が、ポリエチ
レンテレフタレートモノフィラメントより劣るなどの問
題を残していることから、柔軟でかつ耐加水分解性に富
むポリエステルモノフィラメントの実現が仕切りに望ま
れていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な状況を鑑み、従来技術における問題点を解決すべく検
討した結果達成されたものであり、従来のポリエステル
モノフィラメントにはない優れた柔軟性を具備すると共
に、高い耐加水分解性能を有し、工業用織物、特に抄紙
ドライヤーキャンバス、乾燥機搬送用ベルトおよびシュ
リンクメッシュなどとして有用なポリエステルモノフィ
ラメントおよびこのポリエステルモノフィラメントを使
用した工業用織物の提供を主たる目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく種々検討を重ねた結果、ポリエチレンテ
レフタレートに対し、ポリブチレンテレフタレートを含
有するポリエステルポリマに対して、未反応の状態のカ
ルボジイミド化合物を含有させた組成物からなるモノフ
ィラメントが、上記の目的に合致するものであり、この
ポリエステルモノフィラメントは、抄紙ドライヤーキャ
ンバスなどの工業用織物に適用した場合に最適の効果を
発現することを見出し、本発明に到達した。
【0014】すなわち、本発明のポリエステルモノフィ
ラメントは、ポリエチレンテレフタレート50〜95重
量部およびポリブチレンテレフタレート5〜50重量部
を合計が100重量部となるように配合したポリエステ
ル組成物からなるモノフィラメントであって、未反応の
状態のカルボジイミド化合物を0.005重量%以上、
1.5重量%以下の範囲で含有し、末端カルボキシル基
濃度が10当量/10 6 g以下であり、かつヤング率が
3.9GPa以上、7.4GPa以下であることを特徴
とする。
【0015】また、本発明のポリエステルモノフィラメ
ントは、2.6cN/dtex以上の引張強度を有する
場合に、一層優れた効果の発現を期待することができ、
このポリエステルモノフィラメントを経糸および/また
は緯糸の少なくとも一部に用いた工業用織物は、特に抄
紙ドライヤーキャンバスまたは乾燥機用搬送ベルトとし
ての用途に好適である。
【0016】さらに、本発明のポリエステルモノフィラ
メントは、2.6cN/dtex以上の引張強度を有す
ると共に、140℃における乾熱収縮率が3.5%以上
であり、また180℃における乾熱収縮率が10%以
上、50%以下である場合に、より一層優れた効果の発
現を期待することができ、このポリエステルモノフィラ
メントを経糸および/または緯糸の少なくとも一部に用
いた工業用織物は、シュリンクメッシュとしての用途に
好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。
【0018】本発明のポリエステルモノフィラメント
は、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETとい
う)50〜95重量部およびポリブチレンテレフタレー
ト(以下、PBTという)5〜50重量部を合計が10
0重量部となるように配合したポリエステル組成物から
なることを特徴とする。
【0019】ここで、本発明で用いられるPETおよび
PBTは、そのジカルボン酸成分の一部をイソフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイ
マー酸、およびスルホン酸金属塩置換イソフタル酸など
で置き換えてもよく、またグリコール成分の一部をジエ
チレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−
シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール、およびポリアルキレングリコールなどで置き
換えてもよい。さらに、ペンタエリスリトール、トリメ
チロールプロパン、トリメリット酸、および硼酸などの
鎖分岐剤を少量併用することもできる。
【0020】また、本発明で用いるポリエステルには、
酸化チタン、酸化ケイ素、炭酸カルシウム、チッ化ケイ
素、クレー、タルク、カオリンおよびジルコニウム酸な
どの各種無機粒子や、架橋高分子粒子および各種金属粒
子などの粒子類のほか、従来公知の抗酸化剤、金属イオ
ン封鎖剤、イオン交換剤、着色防止剤、耐侯剤、包接化
合物、帯電防止剤、各種着色剤、ワックス類、シリコー
ンオイル、各種フッ素系界面活性剤および各種強化繊維
類などが添加されていてもよい。
【0021】本発明のポリエステルモノフィラメント
は、末端カルボキシル基濃度が10当量/106 g以下
であること特徴とする。なお、末端カルボキシル基濃度
とは、Pohlにより、ANALYTICAL CHE
MISTRY,第26巻、1614頁に記載された方法
で測定した値である。
【0022】本発明の末端カルボキシル基濃度が10当
量/106 g以下のポリエステルモノフィラメントを得
るには、末端カルボキシル基濃度が10当量/106
より多いポリエステルに対し、ポリエステルの溶融状態
で原料となるポリエステルの末端カルボキシル基濃度お
よび反応条件などから、反応後のポリエステル中に0.
005重量%以上、1.5重量%未満が未反応の状態で
残存するようにカルボジイミド化合物を反応させること
が必要である。
【0023】なお、本発明のポリエステルモノフィラメ
ントの極限粘度は、通常は0.6以上であればよい。こ
こでいう極限粘度とは、オルソクロロフェノール溶液中
25℃で測定した粘度より求めた極限粘度であり、
〔η〕で表わされる。
【0024】また、本発明の効果をさらに効率よく発現
させるために、ポリエステル中にリン化合物をリン原子
として含有させることが好ましく、この場合、リン原子
の含有量は50ppm以下で、かつ5×10-3≦P≦M
+8×10-3の一般式の範囲内で含有させることができ
る。ただし、式中のPはポリエステルを構成する二塩基
酸に対するリン原子のモル%、Mはポリエステル樹脂中
の金属で、周期律表II族、VII族、VIII族でかつ第3、
4周期の内より選択された1種もしくは2種以上の金属
原子のポリエステルを構成する二塩基酸に対するモル%
である。なお、M=0であってもよい。
【0025】本発明で使用することのできるカルボジイ
ミド化合物としては、1分子中に1個または2個以上の
カルボジイミド基を有する化合物であればいかなるもの
でもよいが、例えば、N,N´−ジ−o−トリイルカル
ボジイミド、N,N´−ジフェニルカルボジイミド、
N,N´−ジオクチルデシルカルボジイミド、N,N´
−ジ−2,6−ジメチルフェニルカルボジイミド、N−
トリイル−N´−シクロヘキシルカルボジイミド、N,
N´−ジ−2,6−ジイソプロピルフェニルカルボジイ
ミド、N,N´−ジ−2,6−ジ−tert. −ブチルフェ
ニルカルボジイミド、N−トリイル−N´−フェニルカ
ルボジイミド、N,N´−ジ−p−ニトロフェニルカル
ボジイミド、N,N´−ジ−p−アミノフェニルカルボ
ジイミド、N,N´−ジ−p−ヒドロキシフェニルカル
ボジイミド、N,N´−ジ−シクロヘキシルカルボジイ
ミド、N,N´−ジ−p−トリイルカルボジイミド、p
−フェニレン−ビス−ジ−o−トリイルカルボジイミ
ド、p−フェニレン−ビス−ジシクロヘキシルカルボジ
イミド、ヘキサメチレン−ビス−ジシクロヘキシルカル
ボジイミド、エチレン−ビス−ジフェニルカルボジイミ
ドや、下記一般式〈I〉で示される芳香属ポリカルボジ
イミドなどが挙げられる。
【0026】
【化1】 (ただし、式中のRは水素原子または炭素数1〜4のア
ルキル基を示し、nは2〜20の整数を示す)。
【0027】本発明では、これらのカルボジイミド化合
物の中から1種または2種以上の化合物を任意に選択し
ポリエステルに含有させればよいが、ポリエステルに添
加後の安定性の観点からは、芳香族骨格を有する化合物
が有利な傾向にあり、中でもN,N´−ジ−2,6−ジ
イソプロピルフェニルカルボジイミド、N,N´−ジ−
2,6−ジ−tert. −ブチルフェニルカルボジイミド、
N,N´−ジ−2,6−ジメチルフェニルカルボジイミ
ド、N,N´−ジ−o−トリイルカルボジイミドなどが
好ましく用いられ、特にN,N´−ジ−2,6−ジイソ
プロピルフェニルカルボジイミド(以下、TICとい
う)が反応性に優れていることから最も好適に用いら
れ、またTICと上記一般式〈I〉で示される芳香属ポ
リカルボジイミドとを併用する場合には、さらなる耐加
水分解性の向上効果が認められるため一層好ましい。
【0028】本発明のポリエステルモノフィラメントに
含有される、未反応の状態のカルボジイミド化合物は、
0.005重量%以上、1.5重量%以下であることが
必要である。すなわち、未反応の状態のカルボジイミド
化合物の含有量が0.005重量%未満の場合は、耐加
水分解性向上効果が不十分であり、逆に1.5重量%よ
り多い場合は、モノフィラメントの物性を損なうばかり
か、ポリマ中よりカルボジイミド化合物がブリードアウ
トしやすくなり、さらには製糸性にも悪影響を及ぼすな
どの問題が生じるため好ましくない。
【0029】なお、本発明におけるカルボジイミド化合
物の含有量は、ポリエステルポリマに対する外割りの重
量%であり、ポリエステルモノフィラメント中の未反応
の状態のカルボジイミド化合物の含有量は次の方法で測
定したものである。
【0030】(1)100mlメスフラスコに試料約2
00mgを秤取する。
【0031】(2)ヘキサフルオロイソプロパノール/
クロロホルム(容量比1/1)2mlを加えて試料を溶
解させる。
【0032】(3)試料が溶解したら、クロロホルム8
mlを加える。
【0033】(4)アセトニトリル/クロロホルム(容
量比9/1)を徐々に加えポリマを析出させながら10
0mlとする。
【0034】(5)試料溶液を目開き0.45μmのデ
ィスクフィルターで濾過し、HPLCで定量分析する。
HPLC分析条件は次の通りとした。
【0035】カラム:Inertsil ODS−2
4.6mm×250mm 移動相:アセトニトリル/水(容量比94/6) 流 量:1.5ml/min. 試料量:20μl 検出器:UV(280nm)。
【0036】本発明のポリエステルモノフィラメント
は、上述した特徴とあわせ、モノフィラメントのヤング
率が3.9GPa以上7.4GPa以下、特に好ましく
は4.9GPa以上6.9GPa以下であることが、よ
り好適な効果の発現にとって重要な条件である。
【0037】すなわち、上記のヤング率の範囲から外れ
るポリエステルモノフィラメントを用い織物を織成する
場合に、ヤング率が7.4GPa以上のポリエステルモ
ノフィラメントの場合は、本発明によらずとも、従来か
ら利用されている剛直な賦形性に富むポリエステルモノ
フィラメントの使用で十分であり、本発明による織り工
程での生産性の改善、織物の柔軟化などの改善効果が期
待できないため好ましくない。また、ヤング率が3.9
GPa以下のポリエステルモノフィラメントを用いた場
合は、織物の織り工程改善の点では効果が期待できるも
のの、得られる織物の剛性や寸法安定性に欠けるなど、
織物としての基本的な特性に不具合を生じるため好まし
くない。
【0038】しかるに、本発明のヤング率が上記の範囲
にあるポリエステルモノフィラメントを用いた工業用織
物は、上記したような織り工程での生産性の改善に効果
があるばかりか、織物の柔軟化により、曲率が大きくな
る小径のベルトローラーに掛けた場合であっても、ベル
トローラーからの織物のずれや波打ち、破断などがない
というきわめて優れた効果を発揮するものである。さら
には、本発明の工業用織物は、織物に付着した汚れ物の
剥離性の向上効果も見られるなどの好ましい効果をも発
現し、これはポリエステルモノフィラメントの屈曲特性
の変化によることに起因するものと考えられる。
【0039】また、本発明のポリエステルモノフィラメ
ントの引張強度は2.6cN/dtex以上であること
が好ましい。
【0040】すなわち、引張強度が2.6cN/dte
x未満のポリエステルモノフィラメントを用いた場合
は、織物が加水分解による強度低下を起こさずとも、モ
ノフィラメント自身の強度不足によって、織物の破断、
織り工程における織機上でのモノフィラメントの糸切れ
などが生じるため好適ではない。
【0041】なお、本発明の工業用織物とは、本発明の
ポリエステルモノフィラメントを少なくとも一部に使用
した織物を意味し、具体的には抄紙ドライヤーキャンバ
ス、抄紙ワイヤー、フィルター、乾燥機用搬送ベルト、
シュリンクメッシュおよびスクリーン抄などが挙げられ
るが、上記のヤング率および引張強度を満たすポリエス
テルモノフィラメントを用いた織物は、なかでも抄紙ド
ライヤーキャンバスや乾燥機搬送用ベルトとして好適で
あり、また上記のヤング率および引張強度を満たすと共
に、収縮率が大きいポリエステルモノフィラメントを用
いた織物は、なかでもシュリンクメッシュとして好適に
用いることができる。
【0042】すなわち、本発明のポリエステルモノフィ
ラメントは、140℃における乾熱収縮率が3.5%以
上、より好ましくは5%以上、また180℃における乾
熱収縮率が10%以上、50%以下、好ましくは20〜
40%の場合に、特に工業用織物の中でもシュリンクメ
ッシュとして非常に好ましい特性を発揮する。
【0043】つまり、シュリンクメッシュとは機械部品
などに織物を装着し、装着状態のまま部品を加熱、織物
を収縮させて部品に密着固定させることを目的に使用す
る織物であるが、上記したように140℃程度と比較的
低い乾熱雰囲気条件下でもある程度の収縮があり、さら
に180℃程度と高温になるにしたがいより大きな収縮
があるモノフィラメントを用いた工業用織物は、特にシ
ュリンクメッシュとして極めて好ましいものとなる。
【0044】なお、本発明のポリエステルモノフィラメ
ントは、その織物に求められる要求特性を満足させるた
めに、モノフィラメントの繊維軸方向に垂直な断面の形
状を、円形、楕円形、扁平、正多角形および不定形な形
状を含む多角形とあらゆる形状とすることができ、直径
もその用途に合わせ適宜選択することがてきるが、通常
は0.05〜5mm程度の範囲のものが好適に使用され
る。
【0045】次に、本発明におけるポリエステルモノフ
ィラメントの好ましい製造方法について説明する。
【0046】まず、カルボジイミド化合物とポリエステ
ル原料との混合・反応は、重縮合反応終了直後の溶融状
態のポリエステルにカルボジイミド化合物を添加し撹拌
・反応させる方法、ポリエステルのチップにカルボジイ
ミド化合物を添加・混合した後に反応缶やエクストルー
ダなどの紡糸機で混練・反応させる方法、および紡糸機
でポリエステルにカルボジイミド化合物を連続的に添加
し、混練・反応させる方法などにより行なうことができ
る。
【0047】その中でも操業の簡便さから、PETおよ
びPBTを適宜所望の範囲であらかじめ混合した原料組
成物、または溶融紡糸を行なう紡糸機に供給する直前に
所望の混合比率でミキシング装置により混合した原料組
成物を用い、これを通常の溶融紡糸に使用されるエクス
トルーダ型紡糸機などに供給すると同時に、エクストル
ーダなどの入り口またはベント部などから所定量のカル
ボジイミド化合物を連続的に添加しながら、紡糸機中で
混練・反応させる方法が好ましく用いられ、混練・反応
後の溶融ポリエステルポリマを、紡糸機先端に設けられ
た紡糸口金から押出し、公知の方法で冷却、延伸、熱セ
ットを行なうことにより、本発明のポリエステルモノフ
ィラメントを効率よく製造することができる。
【0048】かくしてなる、本発明のポリエステルモノ
フィラメントは、従来のポリエステルモノフィラメント
にはない優れた柔軟性を具備すると共に、高い耐加水分
解性能をも有するものであり、工業用織物、特に抄紙ド
ライヤーキャンバス、乾燥機搬送用ベルトとして好適に
用いることができ、さらにはモノフィラメントの乾熱雰
囲気下における収縮率を特定することで、シュリンクメ
ッシュ用途にも優れた効果をも示し、工業用織物に用い
るポリエステルモノフィラメントとして極めて優れた特
性を発揮するものであるといえる。
【0049】
【実施例】以下、本発明のポリエステルモノフィラメン
トおよび工業用織物の実施例に関しさらに詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例
に何ら限定されるものではない。
【0050】また、上記及び下記に記載の本発明のポリ
エステルモノフィラメントの物性などは以下の方法によ
り測定した値である。
【0051】(1)ヤング率(GPa):JIS L1
013 7.10項に準じて測定した。
【0052】(2)引張強度(cN/dtex):JI
S L1013 7.5項に準じて測定した引張強力を
基に算出した。
【0053】(3)乾熱収縮率(%):JIS L10
13 7.15(2)乾熱収縮率B法(フィラメント収
縮率)の項に準じて測定した。
【0054】(4)モノフィラメント耐加水分解性試
験:モノフィラメントを100リットルオートクレーブ
に入れ、121℃の飽和水蒸気中で12日間連続処理し
た後、処理後のモノフィラメントおよび未処理(処理
前)のモノフィラメントの強力を上記の引張強力と同一
の測定により求め、処理前後のモノフィラメントの強力
保持率を算出し、耐加水分解性の尺度とした。
【0055】なお、算式は強力保持率(%)=(処理後
モノフィラメントの強力÷処理前モノフィラメントの強
力)×100であり、強力保持率が高いほど耐加水分解
性が優れることを示す。
【0056】(5)織物工程通過評価:モーター駆動と
なっている直径5cm、幅40cmのステンレス製の表
面を鏡面仕上げしたローラーを1m間隔で設置し、この
2本のローラー間に筒状に織った幅30cmの織物をセ
ットする。次に、織物をセットした2本のローラーをそ
れぞれ1分間あたり955回転(織物の通過速度:15
0m/分)で回転させ、織物を前記ローラーで60分間
走行(回転)させる(工程通過想定テスト)。走行後の
織物のローラーからのずれ、織物の破れ、織物を構成す
るモノフィラメントの切断や劣化状態を観察し、以下の
基準で評価した。
【0057】○(良好)…織物がローラーからほとんど
ずれない。走行後の織物に破れがない。また、織物を構
成するモノフィラメントにも劣化が見られない ×(不良)…ローラーから織物が大きくずれる、外れ
る。織物に破れが生じたり、織物を構成するモノフィラ
メントの劣化が顕著に見られる。
【0058】(6)シュリンクメッシュ評価:長さ
(幅)30cm、直径110mmの筒状の織物を作成
し、これを長さ(幅)35cm、直径100mmのステ
ンレスパイプに被せ、180℃乾熱雰囲気下で30分間
処理した。処理後の織物とパイプの密着度、織物の変形
や破れを以下の基準で評価した。
【0059】○(良好)…パイプと織物の密着が十分で
あり、織物に破れ変形が生じなかった ×(不良)…パイプと織物の密着が不十分である、また
は織物に破れ変形が生じた。
【0060】(7)製糸性(操業性):24時間の連続
紡糸を行ない、下記の基準で評価した。
【0061】○(良好)…原料の噛み込み不良による製
糸不能状態や製糸中の糸切れが全くない。
【0062】×(不良)…原料の噛み込み不良により製
糸不能状態なる、または製糸中に糸切れが発生する。
【0063】
【実施例1】極限粘度0.93、末端カルボキシル濃度
15当量/106 のPET乾燥チップ、および極限粘度
1.91、末端カルボキシル濃度28当量/106 のP
BT乾燥チップを用い、かかるPETチップとPBTチ
ップを重量比でPET/PBT=70/30の割合で混
合したポリエステル混合原料を準備した。
【0064】次いで、カルボジイミド化合物としてN,
N´−ジ−2,6−ジイソプロピルフェニルカルボジイ
ミド(TIC)を攪拌装置付き加熱溶解槽内で80℃に
て溶解し、このTIC溶液を上記ポリエステル混合原料
と同時にエクストルーダ紡糸機供給口から1.45%供
給し、紡糸機温度280℃にて混練溶融し、溶融ポリエ
ステル組成物を紡糸ノズルから押し出した後、ただちに
温度80℃の温水中で冷却個化させた未延伸糸を得た。
【0065】引き続き、上記未延伸糸を常法にしたがい
トータル倍率5.8倍に延伸、熱セットを行ない、直径
0.50mmポリエステルモノフィラメントを得た。
【0066】得られたポリエステルモノフィラメントの
末端カルボキシル基含有量、未反応TIC含有量、ヤン
グ率、引張強度、耐加水分解性試験後強力保持率、乾熱
収縮率、織物工程通過評価結果、シュリンクメッシュ評
価結果および製糸性を評価した結果を表1に示す。
【0067】
【実施例2〜8および比較例1〜6】実施例1と同一の
ポリエステル原料を用い、ポリエステル原料の混合比
率、TIC添加量、モノフィラメント断面形状、乾熱収
縮率などを表1および表2に示したように変更して、直
径0.50mmのポリエステルモノフィラメント(長方
形断面糸は0.30×0.65mm)を得た。得られた
モノフィラメントの末端カルボキシル基含有量、未反応
TIC含有量、ヤング率、引張強度、耐加水分解性試験
後強力保持率、乾熱収縮率、織物工程通過評価結果、シ
ュリンクメッシュ評価結果および製糸性を評価した結果
を表1および表2に示す。
【0068】なお、得られたもののうち、比較例5のポ
リエステルモノフィラメントは紡糸機への原料の噛み込
みが不安定であり長時間の製糸が行なえず、織物を製織
するだけのモノフィラメントを得ることができなかった
ため、織物に関する評価は行なえなかった。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】 表1の結果から明らかなように、本発明によるポリエス
テルモノフィラメント(実施例1〜8)は、いずれも製
糸性が良好であり、いずれも高い耐蒸熱性を示すばかり
か、工業用織物原糸として十分な強度を兼ね備えるもの
であった。そして本発明のモノフィラメントを用い製織
した工業用織物は、非常に小径のベルトローラーを介し
織物が走行するような工程を通過する場合を想定した工
程通過性評価でも良好な結果を示し、また、モノフィラ
メントの収縮特性を調節することによりシュリンクメッ
シュとしても好ましい結果を招くものであった。
【0071】一方、表2の結果から明らかなように、本
発明の条件を満たさないの比較例1〜6の場合は、織物
の織り構造の改良や織り工程における生産性改善、さら
には織物の曲率が高くなる小径のベルトローラーが使用
されるような工程に用いられる織物の工程通過性の改善
などの本発明の課題を達成するにはいずれも不十分なも
のであるか、製糸性が不満足なものであった。
【0072】すなわち、TICを全く添加しなかった比
較例1の場合は、耐加水分解性試験後のモノフィラメン
トが加水分解劣化し、抄紙ドライヤーキャンバス用織物
原糸としては不十分なものであった。
【0073】また、ポリエステルモノフィラメントがP
ETのみからなる比較例2では、ヤング率が本発明の範
囲外となってしまい、織物の工程通過性が悪く織物がベ
ルトローラーから大きくずれ、PET/PBTの混合組
成物を使用する場合であってもPBT比率が多すぎる比
較例3では、カルボキシル基末端量は本発明の規定範囲
内にあるものの、耐加水分解性試験後の強力保持率が低
くなってしまい、ポリエステルモノフィラメントがPB
Tのみからなる比較例4では、耐加水分解性能などは良
好であるものの、ヤング率が低すぎ本発明の範囲外とな
り、織物としての剛性が不足して織物のベルトローラー
からのずれが大きくなってしまい、いずれも好ましくな
いものであった。
【0074】さらに、ポリエステルモノフィラメント中
の未反応状態のカルボジイミド化合物量が本発明の規定
範囲よりも多すぎる比較例6では、添加したカルボジイ
ミド化合物の添加量が多くなりすぎてしまい、製糸性が
非常に不安定となり、逆にポリエステルモノフィラメン
ト中の未反応状態のカルボジイミド化合物量が本発明の
規定範囲よりも低すぎる比較例7では、得られたモノフ
ィラメントの耐加水分解性能が低く不十分なものしか得
られない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリエス
テルモノフィラメントは、従来のポリエステルモノフィ
ラメントにはない優れた柔軟性を具備すると共に、工業
用織物として十分な強度、さらには高い耐加水分解性能
を兼ね備えていることから、工業用織物、特に抄紙ドラ
イヤーキャンバス、乾燥機搬送用ベルトとして好適に用
いることができる。また、ポリエステルモノフィラメン
トの乾熱雰囲気下における収縮率を特定することで、さ
らにシュリンクメッシュ用途にも優れた効果を発揮し、
工業用織物に用いるポリエステルモノフィラメントとし
て極めて優れた性能を発現するものである。
【0076】なかでも、本発明によるポリエステルモノ
フィラメントを用いて製織した工業用織物は、非常に小
径のベルトローラーで織物を走行させるような工程で用
いられる場合に、従来のポリエステルモノフィラメント
からなる工業用織物と比較して、極めて良好な工程通過
性および耐久性を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 庸 愛知県岡崎市昭和町字河原1番地 東レ・ モノフィラメント株式会社内 Fターム(参考) 4L035 BB32 BB57 BB91 DD14 EE01 EE04 EE08 EE20 FF01 HH10 JJ21 4L048 AA21 AA22 AA48 AA50 AA51 AA56 AB10 AC09 AC11 AC12 BA02 CA03 CA12 DA24 DA32 DA38 DA39 4L055 CF27 CF30 EA09 EA19 EA20 EA25 EA29 EA32 FA11 FA16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレンテレフタレート50〜95
    重量部およびポリブチレンテレフタレート5〜50重量
    部を合計が100重量部となるように配合したポリエス
    テル組成物からなるモノフィラメントであって、未反応
    の状態のカルボジイミド化合物を0.005重量%以
    上、1.5重量%以下の範囲で含有し、末端カルボキシ
    ル基濃度が10当量/106 g以下であり、かつヤング
    率が3.9GPa以上、7.4GPa以下であることを
    特徴とするポリエステルモノフィラメント。
  2. 【請求項2】 前記ポリエステルモノフィラメントの引
    張強度が2.6cN/dtex以上であることを特徴と
    する請求項1に記載のポリエステルモノフィラメント。
  3. 【請求項3】 前記ポリエステルモノフィラメントの1
    40℃における乾熱収縮率が3.5%以上であり、また
    180℃における乾熱収縮率が10%以上、50%以下
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のポリ
    エステルモノフィラメント。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のポリエステル
    モノフィラメントを、経糸および/または緯糸の少なく
    とも一部に用いたことを特徴とする工業用織物。
  5. 【請求項5】 前記工業用織物が抄紙ドライヤーキャン
    バスまたは乾燥機用搬送ベルトであることを特徴とする
    請求項4に記載の工業用織物。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のポリエステルモノフィ
    ラメントを、経糸および/または緯糸の少なくとも一部
    に用いたことを特徴とする工業用織物。
  7. 【請求項7】 前記工業用織物がシュリンクメッシュで
    あることを特徴とする請求項6に記載の工業用織物。
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