JP2000167593A - 超純水製造装置の運転方法及び超純水製造装置 - Google Patents

超純水製造装置の運転方法及び超純水製造装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高純度化された超純水水質、即ち、TO
C 0.5ppb 以下を満足させる超純水製造装置の運転方
法及び超純水製造装置を提案する。 【解決手段】 脱塩装置とともに、被処理水に水素を供
給して貴金属触媒と接触させて被処理水中の溶存酸素を
除去する触媒充填脱酸素装置と、その下流側に設けられ
たUV酸化装置とを有する超純水製造装置の運転方法に
おいて、UV酸化装置に流入する被処理水の溶存水素濃
度が 15ppb以下となるように、触媒充填脱酸素装置に
供給する水素量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、より高純度化され
た超純水水質、即ち、TOC 0.5ppb 以下を満足させ
る超純水製造装置の運転方法及び超純水製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の超純水製造装置に要求される水質
として、DO 5ppb(μg/L)以下(時々 1ppb以
下)、TOC 2ppb以下が主体であった。この超純水製
造装置は、前処理装置、一次純水製造装置、サブシステ
ムからなり、その一連の構成単位装置として、水中の塩
類を除去するためのイオン交換樹脂純水装置(IE)又
は逆浸透膜脱塩装置(RO)等の脱塩装置、溶存酸素
(DO)を除去するための真空脱気装置、窒素脱気装
置、膜脱気装置等の脱気装置、触媒充填脱酸素装置等の
脱酸素装置、及びTOCの一部を酸化分解するためのU
V酸化装置などが配置されている。そして、触媒充填脱
酸素装置の入口では、被処理水のDO濃度に応じて(通
常被処理水のDO値の理論当量の 1.5倍量程度に相当
する)水素を供給して貴金属触媒と接触させて脱酸素処
理している。その結果、触媒充填脱酸素装置出口のDO
は5ppb 以下(ケースによっては1ppb 以下)に処理で
きるが、過剰の水素が後置システムにリーク(リークし
た溶存水素濃度は20〜2000ppb である)し、サブ
システムにほぼそのまま流入していく。サブシステム内
でも安定に運転されていれば、この濃度は大幅に変動す
ることなく維持され、UV酸化装置入口での濃度も20
〜2000ppb のままであるが、最終限外ろ過装置(U
F)出口のTOCは 2ppb以下を維持できる。また、待
機(回復工程)後運転切替のあるIE装置やRO装置で
は、イオン交換樹脂及びROが有機材でその全てが構成
されているので、水浸漬状態で待機していると、これら
の有機構成材からTOCが溶出し、装置内に貯め込まれ
た状態になり、そのまま運転(採水工程)に入ったので
は蓄積したTOCが瞬時に下流側へ流入し、超純水のT
OC変化のチャートに一時的なピークを持ち、被処理水
のTOCを0.1ppb程度上昇させていたが、全体のTO
C 2ppb以下については維持でき、問題を生じなかっ
た。このように従来のDO 5ppb以下、TOC 2ppb以
下の水質での超純水製造においてはUV酸化装置入口の
溶存水素濃度に関わらず上述の水質が維持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
半導体製造等においては、従来よりさらに高純度化した
超純水が求められており、DO 1ppb以下及びTOC
0.5ppb 以下の高水質の超純水を安定的に製造できる
超純水製造装置が必要とされている。そして、前記従来
の方法では、DO 1ppb以下は実現できるが、TOC
0.5ppb 以下には安定に維持できなかった。また、前
処理の凝集(アルミ系凝集剤添加量増加、pHの最適T
OC除去値設定)の適正化、活性炭(AC)の交換、I
E装置の運転時間の短縮等を試みたが、その何れかの実
施或いは全ての実施によっても解決できなかった。さら
に、前述のように従来の水質(DO 5ppb以下、TOC
2ppb以下)では問題とならなかった待機(回復工程)
後運転切替のあるIE装置やRO装置が新しく運転(採
水工程)に入る場合の、一時的にTOCを上昇させる現
象についても、より高純度化したDO 1ppb以下及びT
OC 0.5ppb 以下の高水質の超純水製造においては大
きな問題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、触媒充填
脱酸素装置による溶存酸素(DO)の除去を行う場合の
水素の供給量に着目し、DO 1ppb以下及びTOC 0.
5ppb 以下の高水質の超純水製造においては、余剰の水
素が後段のUV酸化装置におけるTOC除去に多大な影
響を及ぼすことを見出してなされたものである。UV酸
化装置では、H2OにUVがあたり、・OHラジカルが生成
し、この ・OHラジカルがTOC分解する。UV酸化装置
の入口における溶存水素濃度が高いと、これが有機物分
解する前に ・OHラジカルを消費してTOC分解に寄与し
なくなる。そのためTOC分解量が減り、目的のTOC
0.5ppb を維持できなくなる。そこで、余剰水素濃度
を所定値(15ppb)以下に抑制することにより、UV酸
化装置によるTOC除去効果を十分に発揮できるように
した。
【0005】即ち、本発明は、脱塩装置とともに、被処
理水に水素を供給して貴金属触媒と接触させて被処理水
中の溶存酸素を除去する触媒充填脱酸素装置と、その下
流側に設けられたUV酸化装置とを有する超純水製造装
置の運転方法において、UV酸化装置に流入する被処理
水の溶存水素濃度が 15ppb以下となるように、触媒充
填脱酸素装置に供給する水素量を調節することを特徴と
する超純水製造装置の運転方法を提案するものである。
さらに、好ましい態様は、脱塩装置に由来するTOCを
極力抑制し、上記TOC除去効果と併せ得られる超純水
のTOCを0.5ppb以下にする。また、前記脱塩装置は
イオン交換樹脂純水装置又は逆浸透膜装置であり、超純
水製造装置を運転して超純水を得る採水工程と、脱塩装
置の性能が劣化したときに脱塩装置を再生或いは洗浄す
る回復工程とを有し、回復工程から採水工程に復帰した
際、採水工程初期の脱塩水を系外に排出することが望ま
しい。
【0006】また、本発明は、前記運転方法を実施する
超純水製造装置をも提案するものであり、脱塩装置とと
もに、被処理水に水素を供給して貴金属触媒と接触させ
て被処理水中の溶存酸素を除去する触媒充填脱酸素装置
と、その下流側に設けられたUV酸化装置とを有する超
純水製造装置において、触媒充填脱酸素装置からの流出
水の溶存水素濃度を測定する溶存水素計と、該溶存水素
計による溶存水素の測定値が 15ppb以下となるように
触媒充填脱酸素装置に供給する水素量を調節する水素供
給量調節機構と、を設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の超純水製造装置は、従来
の装置と同様に前処理装置、一次純水製造装置、サブシ
ステムから構成される。そして、その一連の構成単位装
置として、水中の塩類を除去するための2床3塔式純水
装置、4床5塔式純水装置、混床式純水装置等のイオン
交換樹脂純水装置(IE)又は逆浸透膜脱塩装置(R
O)等の脱塩装置、TOCの一部を酸化分解するために
UV酸化装置、DO(溶存酸素)を除去するための真空
脱気装置、窒素脱気装置、膜脱気装置等の脱気装置、及
び触媒充填脱酸素装置等の脱酸素装置などが配置され
る。このうち触媒充填脱酸素装置は通常、一次純水装置
の中に設置されることが多い。また、UV酸化装置はサ
ブシステム(二次純水製造装置)に配置されることが多
いが、一次純水装置の中に設けられるようにしても良
い。そして、これら構成単位装置の配列(フロー)につ
いては特に限定するものではなくどのようにしてもよ
い。
【0008】前記触媒充填脱酸素装置としては、貴金属
触媒をそのままで、又は担体に担持させて充填した層を
保持できる塔などを使用することができる。上記貴金属
触媒としては、金属パラジウム、酸化パラジウム、水酸
化パラジウム等のパラジウム(Pd)化合物又は白金
(Pt)を、アルミナ、活性炭、ゼオライト、イオン交
換樹脂等の担体に担持させたものを使用することができ
る。この場合、担持量は外割で通常0.1〜10重量%
程度である。担体としては特にアルミナ、活性炭を用い
ることにより、少ないパラジウム又は白金の担持量で優
れた効果を発揮させることができ極めて好適である。な
お、アニオン交換樹脂にパラジウムを担持させるにはア
ニオン交換樹脂をカラムに充填し、次いで塩化パラジウ
ムの酸性溶液を通水すればよい。もし金属パラジウムと
して担持させるのであれば、さらにホルマリンなどを加
えて還元すればよい。貴金属触媒の形状は、粉末状、粒
状、ペレット状など何れの形状でも利用できる。粉末状
のものを使用する場合には、反応槽を設けてこの反応槽
に適当量添加する。粒状又はペレット状のものはカラム
等に充填し、DOを含んだ被処理水を連続的に処理する
のに有利である。粉末状のものでも、流動床によって使
用することができる。
【0009】このような構成を有する触媒充填脱酸素装
置においては、貴金属触媒により、被処理水中のDO
が、加えられた水素と反応して水を生成し、除去され
る。水素源としては水素ガスでもよいし、他の水素を発
生する物質(例えばヒドラジン)でもよく、この触媒充
填脱酸素装置の入口では、被処理水のDO濃度に応じて
通常被処理水のDO値の理論当量の 1.5倍量程度に相
当する水素を供給して貴金属触媒と接触させて脱酸素処
理している。
【0010】しかし、本発明者は、前記のように超純水
製造装置の中で最終のTOC除去機能要素であるUV酸
化装置における余剰水素(溶存水素濃度)がそのTOC
分解性能に影響していることを見出した。UV酸化装置
入口における溶存水素濃度と端末の限外ろ過装置(U
F)出口におけるTOC濃度の関係を図1に示す。図1
より明らかなように、超純水のTOCを0.5ppb以下に
するためには、UV酸化装置入口の溶存水素濃度が15
ppb 以下になるように調節しなければならないことがわ
かった。このためには触媒充填脱酸素装置からの流出水
の溶存水素濃度を15ppb 以下に調節する必要がある。
【0011】触媒充填脱酸素装置からの流出水の溶存水
素濃度を15ppb 以下に調節する方法としては、触媒充
填脱酸素装置出口に溶存水素計を設置し、ここの信号と
触媒充填脱酸素装置入口の水素注入ラインのマスフロー
コントローラとを連動させて水素注入量を調節する(水
素供給量調節機構を用いる)方法と、触媒充填脱酸素装
置出口に溶存水素計のみ設置し、この値とUF出口のD
O値とTOC値をモニターさせておき、手動で触媒充填
脱酸素装置入口の水素注入量をコントロールする方法が
ある。
【0012】このように触媒充填脱酸素装置からの流出
水の溶存水素濃度を15ppb 以下に制御するために、触
媒充填脱酸素装置に供給する水素量を適宜に調節する
が、最適コンロトールは2〜12ppb が望ましい。この
ほうがDO値の点では安全サイドとなる。
【0013】なお、前述のように触媒充填脱酸素装置に
おける水素注入量は、そもそも被処理水のDO濃度に応
じて設定されるものであるから、その前段に他の脱気装
置などを設置してDOを低下させておくことが好まし
い。このことにより、前記触媒充填脱酸素装置に供給す
る水素量の調整して流出水の溶存水素濃度を15ppb
(望ましくは2〜12ppb )に制御し易くなる。
【0014】また、前記のように超純水製造装置の構成
要素であるIE装置やRO装置などの系列切替のある装
置については、脱塩装置の性能が劣化したときに脱塩装
置を再生或いは洗浄する回復工程の後、待機時間を経る
ことなく、或いは待機時間を経て、採水工程に復帰した
際、採水工程初期の脱塩水を系外に排出することが望ま
しい。
【0015】即ち、IE装置及びRO装置は常に予備系
列を持ち、再生や汚染した場合の化学洗浄に備えて長期
間のノンストップ運転に対応できるようになっている。
IE装置の場合、再生から次の採水に入るまで1日〜6
日待機しているのが普通である。一方、RO装置の場
合、化学洗浄等は3ヶ月〜1年に1回が普通であり、こ
の間はバクテリアの増殖に対応するため、1週間〜10
日に一度系列切替運転するのが常である。これらを構成
するイオン交換樹脂やRO膜等は有機材であるため、水
浸漬状態で待機しているとこれらの有機材からTOCが
溶出し、装置内に蓄積した状態になる。そして、そのま
ま立ち上げたのでは蓄積したTOCが瞬時に下流側へ流
入し、図2に示すように超純水のTOC濃度が一時的に
高くなる。即ち、TOC変化のチャートに一時的なピー
クを持つ。その結果、端末のUF出口におけるTOCが
0.1ppb程度上昇してしまい、結果的にTOC 0.5pp
b を維持できなくなる。
【0016】その対策として、IE装置の場合は待機後
の立ち上げの循環工程で系列の保有水の2〜3倍を系外
に排出することにより、そのTOCの一時的ピーク分を
無くすことができる。多床塔式構成のIE装置の場合、
各塔毎に系外に排出すればよい。尚、時間を限定するも
のではないが、概略的な目安として20〜30分系外に
排出する。また、RO装置の場合は切替時に数秒ダンプ
されるがこれでは不十分であり、脱塩水を上記IE装置
と同様に20〜30分系外に排出する。系外に排出した
脱塩水は、冷却塔その他に利用することができる。この
ことにより、超純水のTOCピークカットができ、TO
C 0.5ppb 以下を維持することができる。
【0017】
【実施例】〔実施例1〕図3(a)に示すシステム構成
を有する超純水製造装置を構築し、市水を被処理水とす
る超純水製造を行った。また、IE及びROの切替に際
してはそれぞれ約30分系外排出した後、切替を行っ
た。そして、UF出口におけるTOC濃度の変化を測定
し、その結果を図4に示した。IEの切替は黒矢印に
て、ROの切替は白矢印にて示した。なお、UV酸化装
置入口における水素濃度の変化も図4に併記した。
【0018】〔比較例1〕図3(b)に示すように、前
記実施例1の超純水製造装置〔図3(a)〕における溶
存水素計及び水素供給量調節機構を設けない以外は全く
同様に超純水製造装置を構築し、市水を被処理水とする
超純水製造を行った。また、IE及びROの切替に際し
ては系外排出を行わなかった。そして、UF出口におけ
るTOC濃度の変化を測定し、その結果を図5に示し
た。IEの切替は黒矢印にて、ROの切替は白矢印にて
示した。
【0019】〔考察〕本発明の実施例1では、図4に示
すようにUV酸化装置入口の水素濃度が3〜8ppb にな
るように調整した。そして、UF出口ではTOCが0.
5ppb以上であったものを0.5ppb以下(0.31〜0.
45ppb)に安定維持できた。また、比較例1(図5)
ではIE及びROの切替に際してTOC変化のチャート
に一時的なピークが確認されたが、本発明の実施例1で
はそのようなピークは殆ど解消できていた。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の超純水製造
装置の運転方法によれば、UV酸化装置に流入する被処
理水の溶存水素濃度をモニターし、適宜手法によりその
溶存水素濃度が15ppb となるように触媒脱酸素装置に
供給する水素量を調節すればよいものであって、DO
1ppb以下及びTOC 0.5ppb 以下の高水質の超純水
を安定的に製造できるものである。また、本発明の超純
水製造装置は、従来の装置をそのまま利用することがで
きるものであって、所定位置に溶存水素計と水素供給量
調節機構とを設置すれば良く、極めて実用的価値が高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】UV酸化装置入口における溶存水素が端末UF
出口におけるTOCに与える影響を示すグラフである。
【図2】RO装置待機後起動時のTOC挙動を示すグラ
フである。
【図3】(a)本発明の超純水製造装置の一例(実施例
1)を示すフロー(流れ系統図)、(b)従来の超純水
製造装置の一例(比較例1)を示すフロー(流れ系統
図)である。
【図4】実施例1のUF出口におけるTOC濃度の変化
を示すグラフである。
【図5】比較例1のUF出口におけるTOC濃度の変化
を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 9/00 504 C02F 9/00 504D 1/32 1/32 1/44 1/44 J Fターム(参考) 4D006 GA03 GA06 KA02 KA03 KA52 KA55 KA57 KA64 KA71 KB04 KB11 KB12 KB13 KB17 KB30 KC02 KC16 KD19 KD30 KE11Q KE12P KE13P KE24Q KE28Q PA01 PB06 PB62 PB70 PC02 4D037 AA03 AB01 AB11 BA18 BB01 BB02 CA01 CA02 CA03 CA08 CA09 CA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱塩装置とともに、被処理水に水素を供
    給して貴金属触媒と接触させて被処理水中の溶存酸素を
    除去する触媒充填脱酸素装置と、その下流側に設けられ
    たUV酸化装置とを有する超純水製造装置の運転方法に
    おいて、 UV酸化装置に流入する被処理水の溶存水素濃度が 1
    5ppb以下となるように、触媒充填脱酸素装置に供給す
    る水素量を調節することを特徴とする超純水製造装置の
    運転方法。
  2. 【請求項2】 脱塩装置はイオン交換樹脂純水装置又は
    逆浸透膜装置であり、超純水製造装置を運転して超純水
    を得る採水工程と、脱塩装置の性能が劣化したときに脱
    塩装置を再生或いは洗浄する回復工程とを有し、回復工
    程から採水工程に復帰した際、採水工程初期の脱塩水を
    系外に排出することを特徴とする請求項1に記載の超純
    水製造装置の運転方法。
  3. 【請求項3】 脱塩装置とともに、被処理水に水素を供
    給して貴金属触媒と接触させて被処理水中の溶存酸素を
    除去する触媒充填脱酸素装置と、その下流側に設けられ
    たUV酸化装置とを有する超純水製造装置において、 触媒充填脱酸素装置からの流出水の溶存水素濃度を測定
    する溶存水素計と、該溶存水素計による溶存水素の測定
    値が 15ppb以下となるように触媒充填脱酸素装置に供
    給する水素量を調節する水素供給量調節機構と、を設け
    たことを特徴とする超純水製造装置。
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