JP2000167168A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2000167168A
JP2000167168A JP10361931A JP36193198A JP2000167168A JP 2000167168 A JP2000167168 A JP 2000167168A JP 10361931 A JP10361931 A JP 10361931A JP 36193198 A JP36193198 A JP 36193198A JP 2000167168 A JP2000167168 A JP 2000167168A
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JP
Japan
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ball
pachinko
tank
pachinko machine
balls
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Pending
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JP10361931A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Shigeto Goto
成人 後藤
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Adachi Light Inc
Original Assignee
Adachi Light Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球落下口に掛かる球圧を効果的に緩和して、
球詰りを起すことなく球タンク内のパチンコ球をスムー
ズに流出させることができ、確実に球払出装置にパチン
コ球を供給できるようにする。 【解決手段】 機構板15に形成された窓部16の上部
に上面が開口する箱状の球タンク21を備え、該球タン
ク21の底壁32にパチンコ球を球誘導樋22に流出す
る球落下口33を開設し、球タンク21のパチンコ球を
球誘導樋22を介して球払出装置24に導くようにした
パチンコ機1において、前記球タンク21に球落下口3
3とは別に球導出口43を設け、該球導出口43に連通
して供給通路44を設けると共に、該供給通路44に対
応して球払出装置46を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の球払出装置
を設けたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の裏面に設けられた機
構板のほぼ中央部に窓部が開設され、該窓部の上部にパ
チンコ球を貯留するための球タンクが装着され、該球タ
ンクの底壁にパチンコ球を球誘導樋に流出する球落下口
が設けられ、さらに球誘導樋の複数の供給通路の下流端
には、所定数のパチンコ球を払出す球払出装置が複数設
けられていた。
【0003】また、複数の球払出装置を設けたパチンコ
機は、パチンコ球を複数条で払出すために、前記球誘導
樋を始端からそれぞれの球払出装置の複数の供給通路を
設けるか、供給通路の途中に分流手段を設けるようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機は、球タンクの球落下口が底壁の傾斜下端に
設けられており、球タンクに貯留されたパチンコ球が、
底壁の傾斜により一気に球落下口に向かうため、球タン
ク内のパチンコ球の球圧が球落下口に集中することにな
って、該球落下口部分で球噛み現象が発生して球が詰
り、該球タンク内のパチンコ球が球落下口から球誘導樋
に流出し得なくなり、球払出装置にパチンコ球が供給さ
れないという問題点を有していた。また、球払出装置が
複数設けられていることから球誘導樋が嵩張ったり、供
給通路の分流手段の構造が複雑になり、球詰りの原因と
なっていた。
【0005】そこで本発明は、構造が簡単で球落下口に
掛かる球圧を効果的に緩和して、球詰りを起すことなく
球タンク内のパチンコ球をスムーズに流出させることが
でき、確実に球払出装置にパチンコ球を供給できるパチ
ンコ機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るパチンコ機は、機構板に形成された窓
部の上部に上面が開口する箱状の球タンクを備え、該球
タンクの底壁にパチンコ球を球誘導樋に流出する球落下
口を開設し、球タンクのパチンコ球を球誘導樋を介して
球払出装置に導くようにしたパチンコ機において、前記
球タンクに球落下口とは別に球導出口を設け、該球導出
口に連通して供給通路を設けると共に、該供給通路に対
応して球払出装置を設けた。
【0007】前記底壁は、球導出口に向う傾斜と球落下
口に向う傾斜とを異ならし、球タンク内のパチンコ球の
球圧を二分するようにするのが好ましい。
【0008】前記球タンクの底壁に、パチンコ球を整列
して前記球導出口へ導く通路部を形成するのが好まし
い。また、仕切壁によって複数の球通路を形成するのが
好ましい。
【0009】前記球導出口を球タンクの一側壁に設ける
ようにするのが好ましい。
【0010】前記球タンクと球誘導樋を一体に形成する
のが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面を参照して説
明する。図1は本発明に係るパチンコ機の正面図、図2
はパチンコ機の裏面図である。図において、1はパチン
コ機であり、側部にその前面にカード挿入口2が形成さ
れた球貸機3が設けられており、該球貸機3にはカード
挿入口2から挿入されたプリペイドカードの金額を読み
出したり、書き換えたりするカードリーダーが内蔵され
ている。
【0012】パチンコ機1は、機枠4と該機枠4の前面
に開閉可能に取付けられた前面枠5を有しており、該前
面枠5の前面に打球を供給する上部球受皿6が設けら
れ、その下方に上部球受皿6から溢出する余剰球を貯留
する下部球受皿7およびパチンコ球の弾発力を調節する
操作ハンドル8が設けられている。また、上部球受皿6
の前面には、球貸出スイッチ9とカード返却スイッチ1
0とを有する球貸出操作部11が設けられている。
【0013】一方、前面枠5の後面に遊技盤12が着脱
自在に取付けられる。該遊技盤12の裏面には入賞球集
合カバー13が配設されており、該入賞球集合カバー1
3の裏面に基板ボックス14が装着されている。該基板
ボックス14にはパチンコ機の遊技内容を制御するため
の回路基板が収納されている。
【0014】また、パチンコ機1の裏面には遊技盤12
の全体を覆うように合成樹脂によりほぼ方形状に形成さ
れた機構板15が開閉自在に装着されており、そのほぼ
中央に、前記基板ボックス14が臨む窓部16が開設さ
れ、その遊技盤12の裏面と相対する機構板15の前面
下部に入賞球を集合する入賞球集合部17が形成されて
いる。そして、その出口と連通状に入賞球を一列に整列
して流下させる入賞球通路18が形成されており、該入
賞球通路18の終端に入賞球検出器19と該入賞球検出
器19で検出された入賞球を1個ずつ排出処理する入賞
球処理装置20が設けられている。
【0015】機構板15の窓部16の上方には球タンク
21が取付けられ、該球タンク21の下方にパチンコ球
を整列する球誘導樋22が連接される。また、窓部16
の側方には、屈曲誘導樋23を介して球払出装置24が
接続されており、さらに球払出装置24の下方には、導
出シュート26を介して払出されたパチンコ球を前面枠
5の前面の上部球受皿6へ導くための排出樋25と、上
部球受皿6の余剰球を下部球受皿7に導く余剰球通路2
7が設けられている。
【0016】前記球タンク21は、図3ないし図5に示
すように、機構板15に接する後面壁28と、該後面壁
28に対向する前面壁29と、左側壁30と右側壁31
と底壁32とによって上面が開口する平面略長方形の箱
状に形成されている。底壁32は、ほぼ平坦面であり、
図3に示すように左側壁30に向って緩やかに下傾して
いる。そして、底壁32の下流端部であり、かつ前後幅
のほぼ中央に球誘導樋22の上流端部分に対応して、長
方形状の球落下口33が開設される。34,34は、球
落下口33にパチンコ球を導くガイド壁である。
【0017】前記球誘導樋22は、図5に示すように上
面が開放した樋状に形成されると共に、底壁35から仕
切り壁36を突出させて2条の球流路22a,22bを
形成している。
【0018】前記球払出装置24は、図6に示すように
本体ベース37と駆動モーター38とリードスクリュー
39とによって大略構成されている。本体ベース37に
は屈曲誘導樋23の供給通路23a,23bに接続する
2条の流入通路40a,40bがそれぞれ形成されてい
る。前記駆動モーター38の出力軸41に前記リードス
クリュー39が固着されており、該リードスクリュー3
9は流入通路40a,40bの最先端部のパチンコ球を
支持して移送する移送部としての突条42を螺旋状に設
けて構成されている。該突条42は、本実施の形態の場
合、リードスクリュー39が1回転することによって流
入通路40a,40bの最先端部のパチンコ球を排出樋
25に払出すようにその螺旋形状が選ばれている。
【0019】しかして、前記球タンク21の球落下口3
3の上流側であり底壁32のほぼ中央に、約20mmの
幅を有し、パチンコ球2〜3個程度落下可能な長さを有
する球導出口43を開設し、該球導出口43に連通して
供給通路44を設けている。そして、屈曲誘導樋45を
介して球払出装置46を設け、その下方に排出樋47を
設けている。前記供給通路44は、球導出口43の幅と
同じ20mmの幅を有し、供給通路44にパチンコ球が
ジグザグ状に並ぶようになっており、球払出装置46が
高速で払出しを行ってもパチンコ球が途切れることなく
供給されるようになっている。
【0020】該球払出装置46は、図6に示すように屈
曲誘導樋45と連通する球通路48に外周の一部が臨む
ように設けられ、外周にパチンコ球1個ずつ嵌入しうる
凹状の爪部49を有するスプロケット50と、該スプロ
ケット50を回転させる駆動モーター51とを備えてお
り、球貸出スイッチ9の球貸出信号によって、駆動モー
ター51を回転させると同時にスプロケット50を回転
させて、所定数のパチンコ球を払出すようになってい
る。
【0021】このような構成からなるパチンコ機につい
て説明する。球貸機3のカード挿入口2にカードを挿入
し、上部球受皿6の球貸出操作部11の球貸出スイッチ
9を押圧すると球貸出信号が出力され、この球貸出信号
によって球払出装置46の駆動モータ51が作動し、ス
プロケット50が回転する。このスプロケット50の回
転で球通路48に連続状態で待機するパチンコ球が爪部
49に支持されつつ下降し、最先のパチンコ球が爪部4
9の支持から外れて排出樋47に排出されて、導出シュ
ート26を介して上部球受皿6に貸球として払出され
る。
【0022】このとき球タンク21のパチンコ球は、球
払出装置46の払出しに伴い球導出口43から供給通路
44に流出して、該供給通路44をジグザグ状に並びな
がら屈曲誘導樋45で1列に整列され、球払出装置46
に供給される。
【0023】また、遊技盤12の遊技部12aに発射さ
れた打球が入賞すると、該入賞球は入賞球集合部17に
集められ、入賞球通路18に誘導されて入賞球検出器1
9で検出される。この検出信号によって球払出装置24
の駆動モータ38が作動し、リードスクリュー39が回
転する。このリードスクリュー39の回転で流入通路4
0a,40bに連続状態で待機するパチンコ球が突条4
2に支持されつつ下降し、リードスクリュー39が1回
転すると、その最先のパチンコ球が突条42の支持から
外れて排出樋25に排出され、導出シュート26を介し
て上部球受皿6に賞球として貸球とは別の出口から払出
される。そして、所定数のパチンコ球が計数されると球
払出装置24の駆動モータ38が停止すると共に、入賞
球処理装置20によって入賞球が排出処理される。
【0024】このとき、球タンク21のパチンコ球は、
球払出装置24の払出動作に伴い、球落下口33から球
誘導樋22に流出し、屈曲誘導樋23を介して球払出装
置24に供給される。このように、球タンク21に球落
下口33と球導出口43を設けることで球タンク21内
のパチンコ球の球圧が分散されるため、球落下口33と
球導出口43に一気に球圧が掛からないようにすること
ができ、パチンコ球がひしめき合って球噛みが起きるよ
うな事態を確実に解消して、パチンコ球をスムーズに球
誘導樋22,供給通路44に流出させることができる。
そして、球払出装置24,46に確実にパチンコ球を供
給することができる。
【0025】図7および図8は、他の実施の形態を示
し、球タンク21Aは、底壁32が右側壁31に向って
下傾し、その傾斜端の右側壁31に球導出口43を開設
している。そして、底壁32に膨出部52,52を設
け、パチンコ球を整列して前記球導出口43へ導く通路
部53を形成し、該通路部53は仕切壁54によってパ
チンコ球が整列して流れる2条の球通路53a,53b
を形成している。また、膨出部52の上面は、底壁32
と逆傾斜であり、パチンコ球は球タンク21Aの上流側
に転動するようになっており、底壁32の上流側には球
誘導樋22に対応した球落下口33を設けている。
【0026】この実施の形態によれば球タンク21A内
のパチンコ球の球圧が分散されると共に、右側壁31に
球導出口43を開設することにより球誘導樋22と底壁
32との間隔を、球落下口33付近ではパチンコ球がほ
ぼ1個通過する高さとすることができ、それに伴い窓部
16を大きくすることができる。そして、パチンコ機の
遊技内容が高度化し、その遊技内容を制御する回路基板
が大きくなり、それに伴ってその回路基板を収納する基
盤ボックス14が大きくなっても充分に対応できる。
【0027】図9は、底壁32の傾斜方向を、左側壁3
0側に設けた球落下口33に向う傾斜と、球導出口43
に向う傾斜と異ならせた実施の形態を示し、底壁32を
球タンク21Aの球量を二分するように山型に形成して
いる。これにより、球落下口33にかかる球圧と球導出
口43にかかる球圧とが確実に二分され、球タンク21
Aのパチンコ球を球誘導樋22,供給通路44にスムー
ズに供給することができる。
【0028】なお、球タンク21,21Aと球誘導樋2
2を別体として説明したが、一体に形成しても同様の効
果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、球タンクに球落下口と別に球導
出口を設けることにより、球タンクのパチンコ球の球圧
が分散し、一気に球導出口に球圧が掛からないようにす
ることができ、パチンコ球がひしめき合って球噛みが起
きるような事態を確実に解消して、それぞれに連通した
球誘導樋,供給通路にパチンコ球をスムーズに流出させ
ることができ、確実にそれぞれに連通した球払出装置に
供給することができる。また、構造も簡単でしかも基板
ボックスや可変表示装置等の中央役物を臨ませるための
窓部を大きく形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の裏面図である。
【図3】球タンク部分の正面断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の球導出口部分の側断面図である。
【図6】球払出装置部分の正面断面図である。
【図7】他の実施の形態の球タンク部分の正面断面図で
ある。
【図8】図7の平面図である。
【図9】他の実施の形態の球タンク部分の正面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 パチンコ機 15 機構板 16 窓部 21,21A 球タンク 22 球誘導樋 24,46 球払出装置 32 底壁 33 球落下口 43 球導出口 44 供給通路 53 通路部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機構板に形成された窓部の上部に上面が
    開口する箱状の球タンクを備え、該球タンクの底壁にパ
    チンコ球を球誘導樋に流出する球落下口を開設し、球タ
    ンクのパチンコ球を球誘導樋を介して球払出装置に導く
    ようにしたパチンコ機において、 前記球タンクに球落下口とは別に球導出口を設け、該球
    導出口に連通して供給通路を設けると共に、該供給通路
    に対応して球払出装置を設けたことを特徴とするパチン
    コ機。
  2. 【請求項2】 前記球タンクの底壁は、球導出口に向う
    傾斜と球落下口に向う傾斜とを異ならしたことを特徴と
    する請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記球タンクの底壁に、パチンコ球を整
    列して前記球導出口へ導く通路部を形成したことを特徴
    とする請求項1または2記載のパチンコ機。
JP10361931A 1998-12-04 1998-12-04 パチンコ機 Pending JP2000167168A (ja)

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