JP2000166813A - 揺動部材の取付構造 - Google Patents

揺動部材の取付構造

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JP2000166813A JP10343682A JP34368298A JP2000166813A JP 2000166813 A JP2000166813 A JP 2000166813A JP 10343682 A JP10343682 A JP 10343682A JP 34368298 A JP34368298 A JP 34368298A JP 2000166813 A JP2000166813 A JP 2000166813A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、便蓋の着脱作業を容易に行える
ようにする。 【解決手段】 便蓋1に軸受け部10が、支持体3に軸
部20が設けられ、軸受け部10は下側の一部が切除さ
れ、軸部20の先端部のみその全周を囲繞する。便蓋1
の閉止位置において、把持部1aを上方へ引き上げるこ
とにより便蓋1を拡開方向へ弾性変形させ、軸受け部1
0と軸部20とを分離して取り外す。使用者が便蓋1に
凭れかかっても把持部1a以外の箇所を持ったときに
も、便蓋1が容易に外れるおそれはない。便蓋1を取り
付けるには、便蓋1を取付位置へ配置し、便蓋1の後方
部の中央を押圧することにより、便蓋1を拡開方向へ弾
性変形させ、軸部20を軸受け部10内へ嵌合せしめ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便蓋、便座その他
の部材を、軸部と軸受け部とによって揺動可能に取り付
けるための構造に関し、簡単な構成で、着脱作業が容易
にできるようにすることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】便蓋や便座は、便器や便座ボックスへ揺
動可能に取り付けられるが、その取付部は一般に、いず
れか一方に設けた軸部と他方に設けた軸受け部とを、互
いに嵌合させる構造より成っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】便蓋又は便座は、これ
を揺動可能に支持している取付部が軸部と軸受け部とよ
り構成されているため、従来、取り外しが困難である
か、又は、着脱のための複雑な構造を設けていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、簡単な構成
で、便蓋・便座その他の揺動部材の着脱作業を容易に行
うことができる手段を提供するものである。本発明が採
用する揺動部材の取付構造の1つの態様は、軸部と軸受
け部とによって揺動部材が揺動可能に取り付けられ、当
該揺動部材における取付部位の近傍に把持部が設けら
れ、当該把持部を通じて上記揺動部材の取付部位を含む
部分を弾性的に変形させることにより、前記軸部と軸受
け部との着脱が可能に構成されていることを特徴とす
る。
【0005】本発明が採用する揺動部材の取付構造のも
う一つの態様は、一方が固定された軸部と軸受け部とに
よって揺動部材が揺動可能に取り付けられ、上記軸受け
部にその内径よりも小さい間口寸法の切欠部が形成さ
れ、前記軸部は断面形状が非円形に形成されると共に、
その長手方向の幅寸法が前記軸受け部の切欠部の間口寸
法より大きく設定され、その短手方向の幅寸法が前記軸
受け部の切欠部の間口寸法以下に設定されていることを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕図1乃至図4
に、請求項1に係る本発明の一実施形態を示す。本実施
形態は、本発明を便蓋1の取付構造に適用したものであ
って、便蓋1の取付部は、便蓋1側に設けた軸受け部1
0と、便器4に載設した便座ボックス等の支持体3に設
けた軸部20とから構成されている。便蓋1に設けられ
る軸受け部10は、図2に示すように、軸部20の外径
よりわずかに大きい内径を有する円筒状であって、下側
の一部が切除され、軸部20の先端部のみ、その全周を
囲繞するように構成されている。この囲繞部分の長さ
は、軸受け部10と軸部20の寸法や両者のクリアラン
スの大きさに応じて適宜設定されるが、10mm程度と
される。便蓋1における軸受け部10近くの側縁部に
は、把持部1aが突出形成されている。
【0007】かかる構成により、便蓋1を取り外すに
は、便蓋1が便座2上へ閉め下ろされた閉止位置に在る
状態において、図3に示すように、把持部1aを上方へ
引き上げる。これにより便蓋1が図示する如く拡開方向
へ弾性変形し、これに伴い、軸受け部10が位置変位し
て、軸部20の全体が、軸受け部10の切欠部11に臨
む状態となる。従って、上記の如く便蓋1を弾性変形さ
せたまま上方へ持ち上げれば、軸受け部10と軸部20
とが分離されるので、簡単に便蓋1を取り外すことがで
きる。
【0008】しかも、本実施形態の便蓋1は、開き上げ
た状態にあるとき、例えば着座位置にある使用者が背中
で便蓋1に凭れかかったとしても、このような外力の作
用によっては容易に外れることがない。また、上記把持
部1a以外の箇所を持ったときにも、便蓋1が容易に外
れるおそれはない。
【0009】反対に便蓋1を取り付けるには、把持部1
aを持って便蓋1を弾性変形させ、上記と反対の手順を
踏んで、便蓋1の軸受け部10を軸部20に嵌合させて
もよいが、次のようにすれば、より簡単に取り付けるこ
とができる。すなわち、便蓋1を取付位置へ配置して、
軸受け部10を軸部20上に位置させる。そして、便蓋
1の後方部の中央を押圧することにより、便蓋1を拡開
方向へ弾性変形させ、軸部20を軸受け部10内へ嵌合
せしめることができる。
【0010】ところで本実施形態では、便蓋1を弾性変
形させることにより着脱を行うものであるから、図4に
示すように、便蓋1における少なくとも軸受け部10を
含む後方部位Sを、弾性変形容易に構成することが望ま
しい。具体的には、上記部位Sを弾性に富む材質で形成
したり、肉厚を薄くしたり、図示の如く切欠1bを形成
したりすることが考えられる。また、後方部位Sを中央
部が高くなるような上向きに凸の形状に形成すれば、中
央部を押圧したときに、便蓋1を拡開方向へ弾性変形さ
せ易くなる。
【0011】便蓋1の前方領域Tについては、ここに物
品が置かれたり、場合によっては人が座ったりすること
があるので、ある程度の強度が必要である。従って、上
記前方領域Tについては、裏面にリブを設けたり、厚み
を大きくしたり、硬質な材質で形成したりするなどし
て、剛性を高めることが望ましい。
【0012】なお、本実施形態において、前記把持部1
aは、便蓋1の左右いずれか一方だけに設けるものとし
てもよい。また、軸受け部10の長さ寸法を充分に短く
すれば、切欠部11を省略しても、便蓋1の弾性変形に
より軸部20との嵌合を離脱させることが可能である。
さらに、便蓋1側に軸部を、支持体3側に軸受け部を設
ける構成も考えられる。
【0013】〔第2の実施形態〕図5は、請求項3に係
る本発明の実施形態を例示するものである。本実施形態
では、便蓋1に設ける軸受け具10を円筒状とし、その
下面側に、軸受け具10の内径Rよりも間口寸法Dが小
さい切欠部12を形成する。他方、便座ボックス等の支
持体3に設ける軸部21は、その両側部を一部切除し
て、短手方向の幅寸法dが、前記間口寸法D以下となる
ように形成する。
【0014】かかる構成により、本実施形態において
は、便蓋1が閉止位置にあるとき、軸受け部10と軸部
21とは図5の(A)に示すような位置関係となり、嵌
合・分離が可能であるから、便蓋1の着脱を容易に行え
る。しかるに、便蓋1を開き上げた状態では、軸受け部
10と軸部21とは図5(B)に示すような位置関係と
なり、両者は容易に分離することがないから、便蓋1が
外れるおそれがない。
【0015】なお図6に示すように、軸部21と軸受け
部10との間に、弾性変形容易なリング部材30を、軸
部21の抜止めのため装着することも妨げない。
【0016】図7に例示する如く、前記とは反対に便蓋
1側に軸部22を設け、支持体3側に切欠部14を有す
る軸受け部13を設ける構成も可能である。さらに、図
示は省略するが、軸受け部における切欠部の形成位置を
変更して、閉止位置以外で便蓋の着脱操作ができるよう
にしてもよい。
【0017】〔その他の実施形態〕前記実施形態は、本
発明を便蓋の取付構造に適用した場合について述べたも
のであるが、本発明は、便座その他の軸部と軸受け部と
による揺動部材に適用することが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成により、便
蓋等の揺動部材の着脱を容易に行える手段を提供するこ
とができる。しかも、所定の操作以外の操作では、簡単
には外れるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るものであっ
て、便蓋を取り外した状態を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係るものであっ
て、図(A)は便蓋の取部を拡大して示す正面断面図、
図(B)は図(A)のX−X線における断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係るものであっ
て、便蓋の取り外し要領を示す取付部の拡大断面図であ
る。
【図4】 本発明の第1の実施形態に係るものであっ
て、本発明に係る便蓋を裏面側から見た図面である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係るものであっ
て、図(A)は取り外した状態における便蓋の取付部を
拡大して示す側面断面図、図(B)は取付状態にある便
蓋の取付部を示す側面断面図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態の別態様を示すもの
であって、図(A)は軸受け部、リング部材,軸部を分
離して示す正面図、図(B)はこれらを組付けた状態を
示す正面図である。
【図7】 本発明の第2の実施形態のさらに異なる態様
を示すものであって、図(A)は便蓋の取付部を分離し
て示す正面断面図、図(B)は取付状態にある便蓋の取
付部の側面断面図である。
【符号の説明】
1…便蓋 1a…把持部 2…便座 3…支持体(便座
ボックス) 4…便器10…軸受け部 11…切欠部
20…軸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部と軸受け部とによって揺動部材が揺
    動可能に取り付けられ、当該揺動部材における取付部位
    の近傍に把持部が設けられ、当該把持部を通じて上記揺
    動部材の取付部位を含む部分を弾性的に変形させること
    により、前記軸部と軸受け部との着脱が可能に構成され
    ていることを特徴とする揺動部材の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記軸受け部は、一部が切除された円筒
    状であって、前記軸部の先端部はその全周が、前記軸受
    け部により囲まれている請求項1に記載の揺動部材の取
    付構造。
  3. 【請求項3】 一方が固定された軸部と軸受け部とによ
    って揺動部材が揺動可能に取り付けられ、上記軸受け部
    にその内径よりも小さい間口寸法の切欠部が形成され、
    前記軸部は断面形状が非円形に形成されると共に、その
    長手方向の幅寸法が前記軸受け部の切欠部の間口寸法よ
    り大きく設定され、その短手方向の幅寸法が前記軸受け
    部の切欠部の間口寸法以下に設定されていることを特徴
    とする揺動部材の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記揺動部材は、便蓋又は便座である請
    求項1又は2に記載する揺動部材の取付構造。
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