JPH10313745A - 釣竿及びロッドクランプの指掛け - Google Patents
釣竿及びロッドクランプの指掛けInfo
- Publication number
- JPH10313745A JPH10313745A JP12548897A JP12548897A JPH10313745A JP H10313745 A JPH10313745 A JP H10313745A JP 12548897 A JP12548897 A JP 12548897A JP 12548897 A JP12548897 A JP 12548897A JP H10313745 A JPH10313745 A JP H10313745A
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- Japan
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- rod
- finger hook
- reel
- fishing rod
- finger
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パーミングしたときに指掛けを挟む指と指の股
と指掛けとを密着させて隙間をなくし、パーミングした
手が滑らないようにして安定したリールや竿の操作をし
得るリール竿の指掛けを提供することにある。 【解決手段】指掛けＡを、釣竿１の軸線Ｃよりもリール
２のハンドル21側とは逆側に突出する湾曲面A1にするこ
とにより、指掛けＡの湾曲面A1と釣竿１を握る指の股Ｂ
とが正対する。
と指掛けとを密着させて隙間をなくし、パーミングした
手が滑らないようにして安定したリールや竿の操作をし
得るリール竿の指掛けを提供することにある。 【解決手段】指掛けＡを、釣竿１の軸線Ｃよりもリール
２のハンドル21側とは逆側に突出する湾曲面A1にするこ
とにより、指掛けＡの湾曲面A1と釣竿１を握る指の股Ｂ
とが正対する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣竿の外周又は、
釣竿に後付けする別部材に一体的に突出形成された指掛
けに関する。
釣竿に後付けする別部材に一体的に突出形成された指掛
けに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、釣竿の外周又は、釣竿に後付けす
る別部材に一体的に突出形成された指掛けは釣竿におけ
るリールシートの真裏に位置し、リール竿の軸線に沿っ
てやや前方に傾斜するように形成されている。上記指掛
けは主に両軸受けリール用の釣竿に備えられるもので、
釣竿に取り付けた両軸受けリールに親指を載せ、残りの
指を竿にかけてリールと竿を手で包み込むようにして持
つ、いわゆるパーミングをしたときに、指掛けを指と指
の間に挟んでリールと釣竿を握る手が滑らないようにし
て安定したパーミングをするものである。
る別部材に一体的に突出形成された指掛けは釣竿におけ
るリールシートの真裏に位置し、リール竿の軸線に沿っ
てやや前方に傾斜するように形成されている。上記指掛
けは主に両軸受けリール用の釣竿に備えられるもので、
釣竿に取り付けた両軸受けリールに親指を載せ、残りの
指を竿にかけてリールと竿を手で包み込むようにして持
つ、いわゆるパーミングをしたときに、指掛けを指と指
の間に挟んでリールと釣竿を握る手が滑らないようにし
て安定したパーミングをするものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した指
掛けは釣竿の径に対して非常に細くなっているのが普通
である。しかしながら、パーミングをするときには握る
指の方向が釣竿の軸線に対して交差するが、釣竿の径よ
りも非常に細い指掛けと、その指掛けを挟む指と指の間
の付け根、いわゆる股部分とが密着せず隙間が生じてし
まう。したがって、上記隙間がある為にパーミングして
リールや竿の操作をした場合、握る手が滑りやすくなっ
てしまい、確実なパーミングができずにリールや竿の操
作に支障を来たす可能性がある。
掛けは釣竿の径に対して非常に細くなっているのが普通
である。しかしながら、パーミングをするときには握る
指の方向が釣竿の軸線に対して交差するが、釣竿の径よ
りも非常に細い指掛けと、その指掛けを挟む指と指の間
の付け根、いわゆる股部分とが密着せず隙間が生じてし
まう。したがって、上記隙間がある為にパーミングして
リールや竿の操作をした場合、握る手が滑りやすくなっ
てしまい、確実なパーミングができずにリールや竿の操
作に支障を来たす可能性がある。
【０００４】本発明は上記した従来事情に鑑みなされた
ものでその目的とするところは、パーミングしたときに
指掛けと指の股と密着させて隙間をなくし、パーミング
した手が滑らないようにして安定したリールや竿の操作
をし得るリール竿の指掛けを提供することにある。
ものでその目的とするところは、パーミングしたときに
指掛けと指の股と密着させて隙間をなくし、パーミング
した手が滑らないようにして安定したリールや竿の操作
をし得るリール竿の指掛けを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
為に本発明が講じた技術的手段は、釣用リールを定着保
持するリールシートを備えた釣竿の該リールシートと反
対側の外周面、又は前記釣用リールのリール脚にボル
ト，ナットを介して垂下支持され、釣竿を前記リール脚
とで狭着するロッドクランプの下面に、先端を穂先側に
向けて突出形成された指掛けにおいて、該指掛けの左右
両面の内、少なくともリールのハンドル側と反対側の一
部又は全部の面が、釣竿を操作する側の手における指の
股に密着する位置にすることである。（請求項１）
為に本発明が講じた技術的手段は、釣用リールを定着保
持するリールシートを備えた釣竿の該リールシートと反
対側の外周面、又は前記釣用リールのリール脚にボル
ト，ナットを介して垂下支持され、釣竿を前記リール脚
とで狭着するロッドクランプの下面に、先端を穂先側に
向けて突出形成された指掛けにおいて、該指掛けの左右
両面の内、少なくともリールのハンドル側と反対側の一
部又は全部の面が、釣竿を操作する側の手における指の
股に密着する位置にすることである。（請求項１）
【０００６】上記釣竿は、竿本体の端部に釣用リールを
定着保持するリールシートと、その反対側の外周面に突
出形成された指掛けとが備えられたハンドルを有するベ
イトキャスティングロッドが挙げられる。（請求項２） 尚、ベイトキャスティングロッドは基本的にベイトリー
ルいわゆる両軸受けリールを使用するものである。
定着保持するリールシートと、その反対側の外周面に突
出形成された指掛けとが備えられたハンドルを有するベ
イトキャスティングロッドが挙げられる。（請求項２） 尚、ベイトキャスティングロッドは基本的にベイトリー
ルいわゆる両軸受けリールを使用するものである。
【０００７】上記した技術的手段の具体的な構成として
は、例えば上記指掛けにリールのハンドル側と反対側に
突出する突出面を形成する。（請求項３） 又、上記指掛けの取り付け基部の中心を釣竿の軸線から
リールのハンドル側と反対側にずらした位置にする。
（請求項４） 又、上記指掛けを、その取り付け基部から先端までリー
ルのハンドル側と反対側に湾曲させる。（請求項５） 以上の構成により達成できる
は、例えば上記指掛けにリールのハンドル側と反対側に
突出する突出面を形成する。（請求項３） 又、上記指掛けの取り付け基部の中心を釣竿の軸線から
リールのハンドル側と反対側にずらした位置にする。
（請求項４） 又、上記指掛けを、その取り付け基部から先端までリー
ルのハンドル側と反対側に湾曲させる。（請求項５） 以上の構成により達成できる
【０００８】上記した技術的手段によれば下記の作用効
果を奏する。指掛けのリールのハンドル側とは反対側の
面が釣竿を握る指の股とが密着する。すなわち、湾曲面
と指の股が密着することによって、指と指の間に指掛け
を挟んだときに指の股と指掛けとの間に隙間は生じるこ
とはない。したがって、上記隙間が生じないから、パー
ミング時に確実に釣竿とリールを固定することができる
ため、パーミングした手が滑るということがなく安定し
たリールや竿の操作をすることができる。
果を奏する。指掛けのリールのハンドル側とは反対側の
面が釣竿を握る指の股とが密着する。すなわち、湾曲面
と指の股が密着することによって、指と指の間に指掛け
を挟んだときに指の股と指掛けとの間に隙間は生じるこ
とはない。したがって、上記隙間が生じないから、パー
ミング時に確実に釣竿とリールを固定することができる
ため、パーミングした手が滑るということがなく安定し
たリールや竿の操作をすることができる。
【０００９】又、上記指掛けは、そのリールのハンドル
側と反対側の一部又は全部の面を釣竿を握る手の指の股
と正対方向に向けることで、より確実に指掛けと指の股
を密着させることができる。（請求項６）
側と反対側の一部又は全部の面を釣竿を握る手の指の股
と正対方向に向けることで、より確実に指掛けと指の股
を密着させることができる。（請求項６）
【００１０】上記した釣竿を握る手の指の股と正対方向
とは、パーミングする手の釣竿に向かう手の方向が釣竿
の軸線と交差する方向であるため、この釣竿に向かう手
の方向の範囲の全てを意味し、その範囲のうち、釣竿を
構えるときはその釣竿が使用者のからだの前方の中心に
位置するため、釣竿に向かう手は釣竿の軸線に対して後
方から斜め前方へ交差する方向であることから、釣竿の
軸線とその軸線と直交する径方向中心線の間の元竿側、
且つ、釣竿の軸線に対して後方から斜め前方へ交差する
方向に向かう手の方向と沿わせる方向が最適である。
とは、パーミングする手の釣竿に向かう手の方向が釣竿
の軸線と交差する方向であるため、この釣竿に向かう手
の方向の範囲の全てを意味し、その範囲のうち、釣竿を
構えるときはその釣竿が使用者のからだの前方の中心に
位置するため、釣竿に向かう手は釣竿の軸線に対して後
方から斜め前方へ交差する方向であることから、釣竿の
軸線とその軸線と直交する径方向中心線の間の元竿側、
且つ、釣竿の軸線に対して後方から斜め前方へ交差する
方向に向かう手の方向と沿わせる方向が最適である。
【００１１】上記指掛けを備えたロッドクランプにおい
ては、釣竿の軸線方向に沿って前後方向に移動調節自在
にすることで、ロッドクランプの固定位置可変できるか
ら、指掛けの位置を使用者の手の大きさや、リールの大
きさに合わせて調節することができる。（請求項７）
ては、釣竿の軸線方向に沿って前後方向に移動調節自在
にすることで、ロッドクランプの固定位置可変できるか
ら、指掛けの位置を使用者の手の大きさや、リールの大
きさに合わせて調節することができる。（請求項７）
【００１２】上記指掛けに軟質の素材を用いて形成した
指掛けカバーを着脱可能に被覆する（請求項８）、又
は、インサート成型により一体形成する（請求項９）こ
とで、指掛けに指を掛けたときに指になじんで滑り止め
効果が更に大きくなる。又、ソフトなフィット感が得ら
れると共に、指掛けに接触する指にまめなどができにく
くなる。そして、請求項８のように着脱可能にしたこと
によれば、破けたり、擦り減ったりしたときに交換する
ことができる。上記した軟質の素材としては例えば、エ
ストラマー、ゴム、ウレタン等が挙げられるが、その中
でもエラストマーが最適である。（請求項１０）
指掛けカバーを着脱可能に被覆する（請求項８）、又
は、インサート成型により一体形成する（請求項９）こ
とで、指掛けに指を掛けたときに指になじんで滑り止め
効果が更に大きくなる。又、ソフトなフィット感が得ら
れると共に、指掛けに接触する指にまめなどができにく
くなる。そして、請求項８のように着脱可能にしたこと
によれば、破けたり、擦り減ったりしたときに交換する
ことができる。上記した軟質の素材としては例えば、エ
ストラマー、ゴム、ウレタン等が挙げられるが、その中
でもエラストマーが最適である。（請求項１０）
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１乃至図３は、指掛けＡが釣竿
を両軸受けリールのリール脚とで狭着するロッドクラン
プ３に備えられた形態を示している。
に基づいて説明する。図１乃至図３は、指掛けＡが釣竿
を両軸受けリールのリール脚とで狭着するロッドクラン
プ３に備えられた形態を示している。
【００１４】上記指掛けＡを備えたロッドクランプ３
は、釣竿１を既存のリールシート１１の真裏側で受ける
竿受け部31を釣竿の円弧面に適合する円弧形状に形成す
ると共に、該竿受け部31の外側面の後ろ側に指掛けＡを
突出形成し、且つ竿受け部31の両端部から、後述するボ
ルト４、ナット５を介してリール２に固定される取り付
け鍔部32，32を外側方向へ一体的に延長形成して構成し
ている。
は、釣竿１を既存のリールシート１１の真裏側で受ける
竿受け部31を釣竿の円弧面に適合する円弧形状に形成す
ると共に、該竿受け部31の外側面の後ろ側に指掛けＡを
突出形成し、且つ竿受け部31の両端部から、後述するボ
ルト４、ナット５を介してリール２に固定される取り付
け鍔部32，32を外側方向へ一体的に延長形成して構成し
ている。
【００１５】指掛けＡは、その基部から先端まで釣竿の
軸線Ｃを中心に元竿側方向、且つ、両軸受けリール２の
ハンドル２１側とは反対側方向に突出する湾曲状に形成
され、両軸受けリール２のハンドル２１側とは反対側の
湾曲面A1が前記軸線Ｃに対してやや傾いた方向を向いて
いる。このようにした指掛けＡは、両軸受けリール２の
ハンドル２１側とは逆側に突出するように湾曲している
為、指掛けＡの湾曲面A1と釣竿１を握る指の股Ｂとが正
対する。（図１参照） すなわち、湾曲面A1と指の股Ｂを正対させることによっ
て、指と指の間に指掛けＡを挟んだときに湾曲面A1が股
に密着するから、従来のような隙間は生じることはな
い。したがって、パーミング時に隙間が生じないから、
確実にパーミングすることができるため、パーミングし
た手が滑るということがなく安定したリール２や釣竿１
の操作をすることができる。尚、図示はしないが釣竿に
一体形成する指掛けを上記した実施の形態における指掛
けのように湾曲状に形成しても、同様の作用効果を得る
ことができる。
軸線Ｃを中心に元竿側方向、且つ、両軸受けリール２の
ハンドル２１側とは反対側方向に突出する湾曲状に形成
され、両軸受けリール２のハンドル２１側とは反対側の
湾曲面A1が前記軸線Ｃに対してやや傾いた方向を向いて
いる。このようにした指掛けＡは、両軸受けリール２の
ハンドル２１側とは逆側に突出するように湾曲している
為、指掛けＡの湾曲面A1と釣竿１を握る指の股Ｂとが正
対する。（図１参照） すなわち、湾曲面A1と指の股Ｂを正対させることによっ
て、指と指の間に指掛けＡを挟んだときに湾曲面A1が股
に密着するから、従来のような隙間は生じることはな
い。したがって、パーミング時に隙間が生じないから、
確実にパーミングすることができるため、パーミングし
た手が滑るということがなく安定したリール２や釣竿１
の操作をすることができる。尚、図示はしないが釣竿に
一体形成する指掛けを上記した実施の形態における指掛
けのように湾曲状に形成しても、同様の作用効果を得る
ことができる。
【００１６】又、前記指掛けＡにはエラストマーを用い
て、指掛けＡの形状に沿って形成した指掛けカバーA2が
着脱可能に被覆されている。したがって、指掛けＡに指
を掛けたときにソフトなフィット感が得られると共に、
接触する指にまめなどができにくくなる。又、着脱可能
にしたことにより、破けたり、擦り減ったりしたときに
交換することができる。尚、指掛けカバーA2は、インサ
ート成型により指掛けと一体形成してもよい。
て、指掛けＡの形状に沿って形成した指掛けカバーA2が
着脱可能に被覆されている。したがって、指掛けＡに指
を掛けたときにソフトなフィット感が得られると共に、
接触する指にまめなどができにくくなる。又、着脱可能
にしたことにより、破けたり、擦り減ったりしたときに
交換することができる。尚、指掛けカバーA2は、インサ
ート成型により指掛けと一体形成してもよい。
【００１７】上記ロッドクランプ３における取り付け鍔
部32,32 には釣竿１の軸線方向に沿う長孔33,33 が設け
られている。上記長孔33,33 には、その両端部及び中央
部の夫々３個所に、長孔33の幅よりも大径のナット貫通
部331,331 …が形成されている。
部32,32 には釣竿１の軸線方向に沿う長孔33,33 が設け
られている。上記長孔33,33 には、その両端部及び中央
部の夫々３個所に、長孔33の幅よりも大径のナット貫通
部331,331 …が形成されている。
【００１８】前述したボルト4 は、リール２の下面にリ
ール脚22を挟んで2 本固定されている。ナット５は、長
孔33よりも大径に形成され、ナット貫通部331 に貫通し
てボルト５に螺合する筒部51と、該筒部51のボルト４と
対向する端部とは逆側の端部に一体形成され、ナット貫
通部331 よりも大径とする締め付け部52とで構成されて
いる。
ール脚22を挟んで2 本固定されている。ナット５は、長
孔33よりも大径に形成され、ナット貫通部331 に貫通し
てボルト５に螺合する筒部51と、該筒部51のボルト４と
対向する端部とは逆側の端部に一体形成され、ナット貫
通部331 よりも大径とする締め付け部52とで構成されて
いる。
【００１９】上記ロッドクランプ３は、釣竿１における
リールシート11に取り付けられた両軸受けリール２の下
面にリール脚22を挟んで固定した２本の前述したボルト
４に、長孔33,33 におけるナット貫通部331 に貫通させ
た前述したナット５を螺合締め付けて両軸受けリール２
に固定される。又、前記ナット５の螺合を外してナット
５の貫通位置を変えることによって、ロッドクランプ３
の固定位置を釣竿の軸線方向に沿って３段階に可変でき
るようになっている。したがって、ロッドクランプ３の
固定位置の可変に伴って指掛けＡの位置が可変される
為、指掛けＡの位置を使用者の手の大きさや、両軸受け
リール２の大きさに合わせて調節することができる。
リールシート11に取り付けられた両軸受けリール２の下
面にリール脚22を挟んで固定した２本の前述したボルト
４に、長孔33,33 におけるナット貫通部331 に貫通させ
た前述したナット５を螺合締め付けて両軸受けリール２
に固定される。又、前記ナット５の螺合を外してナット
５の貫通位置を変えることによって、ロッドクランプ３
の固定位置を釣竿の軸線方向に沿って３段階に可変でき
るようになっている。したがって、ロッドクランプ３の
固定位置の可変に伴って指掛けＡの位置が可変される
為、指掛けＡの位置を使用者の手の大きさや、両軸受け
リール２の大きさに合わせて調節することができる。
【００２０】尚、本実施の形態ではロッドクランプ３の
固定位置を３段階に可変可能にしているが、ナット貫通
部331 の数を増やすことでより細かい固定位置の可変が
できる。（図示せず） 又、長孔33にナット貫通部331 を設けずに、長孔33の幅
を全長に亘ってナット５における筒部51の径より若干も
幅広に形成することで、ロッドクランプ３の固定位置を
無段階に可変可能にできる。（図示せず）
固定位置を３段階に可変可能にしているが、ナット貫通
部331 の数を増やすことでより細かい固定位置の可変が
できる。（図示せず） 又、長孔33にナット貫通部331 を設けずに、長孔33の幅
を全長に亘ってナット５における筒部51の径より若干も
幅広に形成することで、ロッドクランプ３の固定位置を
無段階に可変可能にできる。（図示せず）
【００２１】図４はベイトキャスティングロッド1Aを示
していて、同ロッドにおけるハンドル1Bに備えられた指
掛けＡを上記したようなロッドクランプ３における指掛
けＡと同じ構成にしても同様の作用効果を得ることがで
きる。
していて、同ロッドにおけるハンドル1Bに備えられた指
掛けＡを上記したようなロッドクランプ３における指掛
けＡと同じ構成にしても同様の作用効果を得ることがで
きる。
【図１】本実施の形態の指掛けを備えたロッドクランプ
の底面図で釣竿に取り付けられている状態を示す。
の底面図で釣竿に取り付けられている状態を示す。
【図２】図１の正面図。
【図３】図２における（Ａ）−（Ａ）断面図。
【図４】ベイトキャスティングロッドの底面図。
１：釣竿 ２：リール ３：ロッドクランプ 1
1：リールシート Ａ：指掛け A1：湾曲面 Ｃ：軸線 21：ハンド
ル
1：リールシート Ａ：指掛け A1：湾曲面 Ｃ：軸線 21：ハンド
ル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年６月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】上記釣竿は、竿本体の端部に釣用リールを
定着保持するリールシートと、その反対側の外周面に突
出形成された指掛けとが備えられたハンドルを有するベ
イトキャスティングロッドが挙げられる。（請求項２） 尚、ベイトキャスティングロッドは基本的にベイトキャ
スティングリールいわゆる両軸受けリールを使用するも
のである。
定着保持するリールシートと、その反対側の外周面に突
出形成された指掛けとが備えられたハンドルを有するベ
イトキャスティングロッドが挙げられる。（請求項２） 尚、ベイトキャスティングロッドは基本的にベイトキャ
スティングリールいわゆる両軸受けリールを使用するも
のである。
Claims (10)
- 【請求項１】釣用リールを定着保持するリールシートを
備えた釣竿の該リールシートと反対側の外周面、又は前
記釣用リールのリール脚にボルト，ナットを介して垂下
支持され、釣竿を前記リール脚とで狭着するロッドクラ
ンプの下面に、先端を穂先側に向けて突出形成された指
掛けにおいて、該指掛けは、その少なくともリールのハ
ンドル側と反対側の一部又は全部の面が、釣竿を操作す
る側の手における指の股に密着する位置にされているこ
とを特徴とする釣竿及びロッドクランプの指掛け。 - 【請求項２】上記釣竿は、竿本体の端部に釣用リールを
定着保持するリールシートと、その反対側の外周面に突
出形成された指掛けとが備えられたハンドルを有するベ
イトキャスティングロッドであることを特徴とする請求
項１に記載の釣竿の指掛け - 【請求項３】上記指掛けは、そのリールのハンドル側と
反対側に突出する突出面を形成していることを特徴とす
る請求項１又は請求項２いずれかに記載の釣竿及びロッ
ドクランプの指掛け。 - 【請求項４】上記指掛けは、その取り付け基部の中心が
釣竿の軸線からリールのハンドル側と反対側にずらした
位置にされていることを特徴とする請求項１乃至請求項
３いずれかに記載の釣竿及びロッドクランプの指掛け。 - 【請求項５】上記指掛けは、その取り付け基部から先端
までリールのハンドル側と反対側に湾曲していることを
特徴とする請求項１乃至請求項４いずれかに記載の釣竿
及びロッドクランプの指掛け。 - 【請求項６】上記指掛けは、リールのハンドル側と反対
側の一部又は全部の面が、釣竿を握る手の指の股と正対
する方向にむいていることを特徴とする請求項１乃至請
求項５いずれかに記載の釣竿及びロッドクランプの指掛
け。 - 【請求項７】上記ロッドクランプは、釣竿の軸線方向に
沿って前後方向に移動調節自在であることを特徴とする
請求項１又は請求項３乃至請求項６いずれかに記載のロ
ッドクランプの指掛け。 - 【請求項８】上記指掛けは、軟質の素材を用いて形成し
た指掛けカバーが着脱可能に被覆されていることを特徴
とする請求項１乃至請求項７いずれかに記載の釣竿及び
ロッドクランプの指掛け。 - 【請求項９】上記指掛けは、軟質の素材を用いて形成し
た指掛けカバーがインサート成型により一体形成されて
いることを特徴とする請求項１乃至請求項７いずれかに
記載の釣竿及びロッドクランプの指掛け。 - 【請求項１０】上記指掛けカバーはエラストマー材でな
ることを特徴とする請求項１乃至請求項９いずれかに記
載の釣竿及びロッドクランプの指掛け。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12548897A JPH10313745A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 釣竿及びロッドクランプの指掛け |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12548897A JPH10313745A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 釣竿及びロッドクランプの指掛け |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10313745A true JPH10313745A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14911341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12548897A Withdrawn JPH10313745A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 釣竿及びロッドクランプの指掛け |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10313745A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011130716A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Wakayama Denki Kk | 釣竿用肘当て具 |
| JP2019146496A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | 株式会社シマノ | リールシートのアタッチメント及び釣竿 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP12548897A patent/JPH10313745A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011130716A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Wakayama Denki Kk | 釣竿用肘当て具 |
| JP2019146496A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | 株式会社シマノ | リールシートのアタッチメント及び釣竿 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |