JP3761135B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広く一般に適用されて人々の健康の保持、増進に役立つ椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の椅子として、従来より背もたれ部に指圧突起を設けたものが考えられている。このものは、背もたれ部の所定箇所に指圧突起を固定して設け、これにより着座した人の背中の経絡等を指圧してマッサージ効果を奏させることができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、かかる従来のものは、指圧箇所が常に一定であり、その日の体調への対応、個人差への対応が困難であるという不具合がある。これを解消するために、背もたれ部のいたる所に指圧突起を設けておくことも考えられるが、このようにすると指圧力が分散されて、マッサージ効果が激減することとなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる問題点を解決するために、本発明は、背もたれ部に指圧突起を、容易に位置変更できるような態様で設けることとしている。
【0005】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の椅子は、背もたれ部の複数箇所に孔を設け、これらの孔の何れかを選択して、指圧突起を、該背もたれ部の前面側から着脱可能に装着し得るように構成しているものであって、背もたれ部の平断面が、中央部から左右両縁に向かって前方に湾曲した形状をなすものであり、その背もたれ部に設ける孔に、前後方向を略型抜き方向とするときに抜きテーパとなるようなテーパ面を形成していることを特徴とする。
このような構成のものであると、たとえ着座した姿勢からでも、指圧突起を背もたれ部に設けてある孔の随意の箇所に装着し、或いは付け替えることができるので、指圧力を分散させることなく、体調への対応、個人差への対応を容易かつ効果的に行うことが可能となる。特に、その孔を貫通孔としておけば、背もたれ部の使用中に良好な通気性を確保することができる。
さらに、背もたれ部の平断面が、中央部から左右両縁に向かって前方に湾曲した形状をなすものであり、その背もたれ部に設ける孔に、前後方向を略型抜き方向とするときに抜きテーパとなるようなテーパ面を形成しているので、成形によって簡単に孔を形成でき、且つ指圧突起を背もたれ部に直交させて取り付けることができるようにすることができる。
【0006】
具体的な実施の態様としては、指圧突起の付け根側に設けた軸部を、背もたれ部の孔の内縁に接触或いは近接させて挿入するようにしているものが挙げられる。
【0007】
この場合、背もたれ部の良好な外観を確保するためには、各孔に対して、テーパ面を背もたれ部の前面側及び後面側に設け、そのテーパ面の境界部を背もたれ部の肉厚方向の略中央位置に設定していることが好適である。
指圧突起の装着に確実性を期すためには、指圧突起の付け根側の軸部に、背もたれ部の孔に係わり合って抜け止めされる関連部を設けていることが望ましい。
【0008】
指圧突起の装着状態で椅子の外観を損なわず、また使用していない指圧突起を直ぐに使える場所に退避させておくためには、指圧突起の軸部の長さが、背もたれ部の肉厚寸法以下に設定されていることが好都合である。
指圧突起の装着位置を微調節できるようにするためには、該指圧突起の付け根側の軸部を、指圧突起の突起部の中心に対して偏心させていることが望ましい。
【0009】
この場合、調節を的確に行い得るようにするためには、指圧突起の先端側の突起部に、偏心位置を示す表示部を設けていることが効果的である。
また、指圧突起の突出量を簡単に変更できるようにするためには、該指圧突起の先端側の突起部に、より突出した突起を形成するキャップを着脱可能に取り付け得るようにしていることが有効である。
【0010】
また、本発明の他の椅子は、背もたれ部の複数箇所に孔を設け、これらの孔の何れかを選択して、指圧突起を、該背もたれ部の前面側から着脱可能に装着し得るように構成しているものであって、指圧突起の付け根側の軸部を、指圧突起の突起部の中心に対して偏心させ、指圧突起の先端側の突起部に、偏心位置を示す表示部を設けているとともに、指圧突起の先端側の突起部に、より突出した突起を形成するキャップを着脱可能に取り付け得るようにし、キャップが透明のものであることを特徴とする。このようなものであれば、該指圧突起の付け根側の軸部を、指圧突起の突起部の中心に対して偏心させているので指圧突起の装着位置を微調節でき、指圧突起の先端側の突起部に、偏心位置を示す表示部を設けているので微調節操作を表示部を頼りにして的確に行い得るとともに、指圧突起の先端側の突起部に、より突出した突起を形成する透明のキャップを着脱可能に取り付け得るようにしているので、指圧突起の突出量を簡単に変更できるようにしつつ、前記表示部をの表示部機能を維持できる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図1〜図7を参照して説明する。
図1及び図2に示す椅子は、脚羽根1の中央に設けた支柱2の上端部に座受3を介して座4を支持させ、その座4の側方に肘掛け5を、また後方に背もたれ部6を、それぞれ配置して構成されるものである。
【0012】
そして、背もたれ部6の複数箇所に肉厚方向に貫通する孔61を設け、これらの孔61の何れかを選択して、指圧突起7を、該背もたれ部6の前面側から着脱可能に装着し得るようにしている。
具体的に説明すると、背もたれ部6は、図1〜図3に示すような板状のもので、その縦断面が背座境界部から若干高い位置までほぼ真っ直ぐに立ち上がる第1領域6Aと、この第1領域6Aからほぼ一定角度で後傾する第2領域6Bとからなり、平断面は背中を包み込むように中央から左右縁部に向かって次第に前方へ迫り出すような湾曲形状をなすものである。そして、第2領域6Bと第1領域6Aの一部とに亘って上下方向に一定ピッチ(本実施例では40mmピッチ)で7個の孔61を設けることとし、これを一列として、その列を背骨が当たる位置を避けて左右にそれぞれ3列づつ形成している。各孔61の内側には、図3〜図5に断面で示すように、前面側及び背面側から肉厚方向の中央に向かって漸次孔径が狭まるテーパ面61aが形成されているとともに、その肉厚方向中央部に、最も孔径の小さいテーパの境界すなわちパーティングライン61bが形成されている。これらのテーパ面61aは、図4に矢印で示すように前後方向に型抜きを行うときの抜きテーパとなるものである。つまり、背もたれ部6の左右両縁に最も近い位置にある孔61のテーパ面61aのうち、外側のテーパ面61aが、少なくとも型抜き方向と平行か、若しくはそれよりも外側(背もたれ6の縁部側)に開いていることによって、かかる抜きテーパとしての機能が営まれるものである。
【0013】
一方、指圧突起7は、ポリプロピレンやエラストマ等の樹脂一体成形によって、先端側の突起部71と付け根側の軸部72とを形成したもので、先端側の突起部71は直径φ1が略30mm程度の概略半球状をなし、付け根側の軸部72は一定径の円柱状をなしている。この軸部72の径は、若干の弾性変形を起こすことによって背もたれ部6の孔61の内周(特にパーティングライン61b)に接触した状態で挿入されるような値に設定されている。また、この指圧突起7の軸部72の長さd1は、背もたれ部6の肉厚寸法d2以下に設定されており、装着状態で指圧突起7の軸部72の端面が背もたれ部6の孔61を貫通して背面側にまで突出することがないようにしている。
【0014】
更に、この指圧突起7の成形時に、付け根側の軸部72は先端側の突起部71の中心に対して所定距離δだけ偏心させてあり、その軸部72をどの回転位相で装着するかによって、図6に示すように指圧突起7の配置を半径δの範囲で全方向へ微調節することができるようにしている。その回転位相は、装着後に指圧突起を摘んで回転させることによっても変えることができるものである。
【0015】
加えて、前記指圧突起7の成形時に、軸部72の延長線上における先端側の突起部71の表面には、表示部たる凹部71aが設けてあり、この凹部71aによって偏心方向が確認できるようになっている。また、この指圧突起7の先端側の突起部71に対して、図5に示すようにより突出した突起を形成するキャップ8を着脱可能に取り付け得るようにしている。このキャップ8は、前記指圧突起7の突起部71の径に対応させて内側に概略半球状の凹部81を設けてなる透明の樹脂成形体で、外径は前記指圧突起7の突起部71のそれよりも一回り大きい寸法、例えばその直径φ2は略40mm程度に設定されていて、指圧突起7の突起部71に、より突出した突起を形成することができるようにしている。
【0016】
なお、図1及び図2において符号9で示すものは、必要に応じて使用されるカバーである。このカバー9は、下端側に開口を有する袋状のもので、背もたれ部6に上方から被せ、背もたれ部の下端近傍に設けてある孔62を利用する等して固定できるようにしている。なお、この孔62は背座境界近くにあって人体の接触の望み難いところであるため、本実施例においてこの孔62には指圧突起61は装着されない。
【0017】
以上のように構成される本実施例の椅子は、図2のほか図7にも例示するように、背もたれ部6の複数箇所に設けた孔61の何れかを選択して、指圧突起7を、該背もたれ部6の前面側から一又は複数個、着脱可能に装着することができるものである。
このため、起立した姿勢においては勿論のこと、たとえ着座した姿勢からでも、指圧突起7を背もたれ部6に設けてある孔61の随意の箇所に装着し、或いは簡単に抜いて付け替えることができ、指圧力を分散させることなく、体調への対応、個人差への対応を容易かつ効果的に行うことを可能にして、極めて高いマッサージ効果を期待することができる。また、その孔61は貫通孔であるため、使用中にも良好な通気性を確保することができる。
【0018】
特に、指圧突起7の付け根側に設けた軸部72を、背もたれ部6の孔61の内縁に若干接触した状態で挿入するようにしているため、着脱操作が容易であり、また主として後傾した第2領域6Bに形成されている孔61に重力を利用して装着することができるため、装着状態も安定なものにすることができる。
また、本実施例の椅子の背もたれ部6は、その平断面が中央から左右両縁に向かって前方に緩やかに湾曲した形状をなすものであるが、その背もたれ部6に設ける孔61に、前後方向を型抜き方向とする際に抜きテーパとなるようなテーパ面61aを形成しているため、簡単に成形しても、それらのテーパ面61aは背もたれ部6のどこでもその湾曲面に直交する方向つまり肉厚方向に成形することができ、指圧突起7をどこに装着してもその突起部71を背中に有効に対向させることができる。すなわち、孔が単に一定径の貫通孔であると、その孔は全て抜き方向に平行でなければならず、背もたれ部6の湾曲面に直交する孔とはなり得ない。このため、指圧突起7を装着した場合、その突起部71は全て前方を向き、左右縁部に近い位置ほど背中を向かない姿勢となり易い。これに対して、本実施例によれば、全ての孔61の位置で突起部71を背中の随所を有効に指圧し得る姿勢で配設することが可能となる。
【0019】
この場合、各孔61に対してテーパ面61aを背もたれ部6の前面側及び後面側に設け、そのテーパ面61aのパーティングライン61bを背もたれ部6の肉厚方向の略中央位置に設定しているため、外部から見るとどの位置でも孔61が肉厚方向に直交して開いていることが明確に視認でき、背もたれ部6の外観を良好なものにすることができる。特に、このようなテーパ面61aであれば、開口は比較的大きく、指圧突起7の軸部72を簡単に挿入できるとともに、次第に深く挿入するにつれて軸部72が所定位置に誘導されるというガイド作用も営まれるものとなる。
【0020】
更に、指圧突起7の軸部72の長さが、背もたれ部6の肉厚寸法以下に設定されているため、指圧突起7の装着状態でその軸部72が背もたれ部6の背面側に突出して椅子の外観を損なうことがなく、また使用していない指圧突起7を背もたれ部6の孔61に図3に想像線で示すように背面側から装着して退避させても、その軸部72が前面側に突出して使用感を損ねるという不都合を回避することができる。
【0021】
加えて、本実施例の指圧突起7は、その軸部72を、突起部71の中心に対して偏心させているため、装着時の回転位相を通じて指圧突起7の装着位置を微調節することができ、マッサージ効果を体調や個人差に応じてより的確に奏させることができる。
この場合、突起部71に、偏心位置を示す表示部たる凹部71aを設けているため、どの向きに偏心しているかを使用者に把握し易くして調節を手探りに頼らない的確なものにすることができる。
【0022】
また、その突起部71には、必要に応じてより突出した突起を形成するキャップ8を着脱可能に取り付け得るようにしているため、背もたれ部6からの突出量を大きくしてマッサージ効果を上げたいときに簡単に対応できるものとなる。この実施例では、背もたれ部6からの突出量を約15mmから約20mmにまで嵩上げすることが可能である。
【0023】
この場合、キャップ8を透明のものにしているため、キャップ8が装着した状態にあることや、指圧突起7の偏心方向を示す凹部71aの位置なども、使用者に明確に了知させることができる。
更にまた、本実施例における背もたれ部6の孔61は、背骨が当たる中央位置を避けた左右両側位置に上下方向の列をなして設けてあるため、背中の経絡に沿った指圧等を有効に行うことができる。
【0024】
なお、各部の具体的な構成は、図示実施例のものに限定されるものではない。例えば、図8に示す指圧突起107のように、突起部171に対して軸部172が偏心していないものを用いることもできる。また、図9に示す指圧突起207のように、軸部272に、最も細径なパーティングライン61bの孔径よりも大きく背もたれ部6の孔61に弾性により係わり合って抜け止めされる関連部272aを設けておくと、装着状態をより確実なものにすることができる。このような構成は、指圧突起207を背もたれ部6の前面側に配設するときの確実性を高めることができるのは勿論のこと、背面側に装着して退避させておく際にも脱落を有効に防止することができるものである。更に、図10に示すように、背もたれ部306に設けられる孔361は単に背もたれ部306の前後何れかの面から他方の面に向かってテーパ状をなしているだけであっても、型抜きをする際の抜きテーパとして利用することが可能である。
【0025】
その他の具体的な構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載される効果を奏する。
すなわち、本発明の椅子は、本発明の椅子は、背もたれ部の複数箇所に孔を設け、これらの孔の何れかを選択して、指圧突起を、該背もたれ部の前面側から着脱可能に装着し得るように構成しているものであって、背もたれ部の平断面が、中央部から左右両縁に向かって前方に湾曲した形状をなすものであり、その背もたれ部に設ける孔に、前後方向を略型抜き方向とするときに抜きテーパとなるようなテーパ面を形成したものである。
【0027】
このため、着座姿勢からでも簡単な操作で、体調や体格差に応じた位置に的確に指圧突起を装着して使用することができ、使用者に極めて有効なマッサージ効果を与えて健康の保持、増進に役立つ椅子としての利用が可能になる。特に、その孔を貫通孔としておけば、背もたれ部を使用中に良好な通気性を確保することができる。また、背もたれ部の平断面が湾曲しているとともに、その背もたれ部に設ける孔に抜きテーパとなるテーパ面を形成しているので、型を用いて成形しても、何れの孔に対しても背もたれ部の湾曲面に直交する方向から指圧突起を挿入してその突起部を背中に有効に対向させ、背中の随所に対して的確なマッサージを行うことが可能となる。
【0028】
指圧突起の付け根側の軸部を、背もたれ部の孔の内縁に接触或いは近接させて挿入するようにしておけば、着座姿勢で手を後ろに回しても操作できる程度の極めて簡易な操作性を確保することができる。
【0029】
この場合、各孔に対して、テーパ面を背もたれ部の前後両面側に設け、テーパ面の境界部を背もたれ部の肉厚方向の略中央位置に設定しておけば、各孔が背もたれの面と直交する方向に開いていることが視認でき、その統一性がゆえに椅子の外観向上に貢献し得るものとなる。
指圧突起の付け根側の軸部に、背もたれ部の孔に係わり合って抜け止めされる関連部を設けておけば、背中を擦り付ける等して使用者が動いたような場合にも装着状態を的確に保持しておくことができ、また不使用時に指圧突起を背もたれ部の背面側から孔に装着して退避させている場合にも脱落を有効に防止することができる。
【0030】
指圧突起の軸部の長さを、背もたれ部の肉厚寸法以下に設定した場合には、指圧突起を背もたれ部の前後何れの側から孔に装着しても、使用感や見栄えの低下を有効に防止することが可能となる。
指圧突起の軸部を、突起部の中心に対して偏心させておけば、装着時の回転位相によって指圧突起の装着位置を微調節することができ、体調や個人差に応じたより的確な利用の態様が実現可能となる。
【0031】
この場合に、指圧突起の先端側の突起部に偏心位置を示す表示部を設けておけば、かかる微調節操作を表示部を頼りにして的確に行うことが可能となる。
指圧突起の突起部に、キャップを着脱可能に取り付け得るようにしておけば、突出量を増大させることによってより強い指圧力、より高いマッサージ効果を容易に得ることができる。
【0032】
特に、このキャップを透明とした場合には、指圧突起の突起部に表示部が設けてある場合に、キャップを被せても表示部の表示機能を確保することができる。
背もたれ部の孔を、背骨が当たる位置を避けた左右両側位置に上下方向の列をなして設けた場合には、背中の経絡等に沿って有効な指圧を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の模式的な正面図。
【図3】同実施例の背もたれ部を一部拡大して示す縦断面図。
【図4】同平断面図。
【図5】同実施例における背もたれ部の孔及び指圧突起を拡大して示す断面図。
【図6】同正面図。
【図7】同実施例の使用状態を示す図2に対応した部分正面図。
【図8】本発明の他の実施例を示す図5に対応した断面図。
【図9】本発明の更に他の実施例を示す図5に対応した断面図。
【図10】本発明の上記以外の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
6…背もたれ部
7、107、207…指圧突起
8…キャップ
61…孔
61a…テーパ面
71、171…突起部
71a…表示部(凹部)
72、172、272…軸部
272a…関連部

Claims (10)

  1. 背もたれ部の複数箇所に孔を設け、これらの孔の何れかを選択して、指圧突起を、該背もたれ部の前面側から着脱可能に装着し得るように構成しているものであって、
    背もたれ部の平断面が、中央部から左右両縁に向かって前方に湾曲した形状をなすものであり、その背もたれ部に設ける孔に、前後方向を略型抜き方向とするときに抜きテーパとなるようなテーパ面を形成していることを特徴とする椅子。
  2. 指圧突起の付け根側に設けた軸部を、背もたれ部の孔の内縁に接触或いは近接させて挿入するようにしていることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 各孔に対して、テーパ面を背もたれ部の前面側及び後面側に設け、そのテーパ面の境界部を背もたれ部の肉厚方向の略中央位置に設定していることを特徴とする請求項1又は2記載の椅子。
  4. 指圧突起の付け根側の軸部に、背もたれ部の孔に係わり合って抜け止めされる関連部を設けていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の椅子。
  5. 指圧突起の軸部の長さが、背もたれ部の肉厚寸法以下に設定されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の椅子。
  6. 背もたれ部の複数箇所に孔を設け、これらの孔の何れかを選択して、指圧突起を、該背もたれ部の前面側から着脱可能に装着し得るように構成しているものであって、
    指圧突起の付け根側の軸部を、指圧突起の突起部の中心に対して偏心させていることを特徴とする椅子。
  7. 指圧突起の先端側の突起部に、偏心位置を示す表示部を設けていることを特徴とする請求項6記載の椅子。
  8. 指圧突起の先端側の突起部に、より突出した突起を形成するキャップを着脱可能に取り付け得るようにしていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の椅子。
  9. 背もたれ部の複数箇所に孔を設け、これらの孔の何れかを選択して、指圧突起を、該背もたれ部の前面側から着脱可能に装着し得るように構成しているものであって、
    指圧突起の付け根側の軸部を、指圧突起の突起部の中心に対して偏心させ、指圧突起の先端側の突起部に、偏心位置を示す表示部を設けているとともに、
    指圧突起の先端側の突起部に、より突出した突起を形成するキャップを着脱可能に取り付け得るようにし、
    キャップが透明のものであることを特徴とする椅子。
  10. 背もたれ部の孔が、背骨が当たる位置を避けた左右両側位置に上下方向の列をなして設けてあることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の椅子。
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