JP2001057921A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2001057921A
JP2001057921A JP11235747A JP23574799A JP2001057921A JP 2001057921 A JP2001057921 A JP 2001057921A JP 11235747 A JP11235747 A JP 11235747A JP 23574799 A JP23574799 A JP 23574799A JP 2001057921 A JP2001057921 A JP 2001057921A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】的確なマッサージ効果を簡単に得ることができ
る椅子を提供する。 【解決手段】背もたれ部6の複数箇所に孔61を設け、
これらの孔61の何れかを選択して、指圧突起7を、背
もたれ部6の前面側から着脱可能に装着し得るように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広く一般に適用さ
れて人々の健康の保持、増進に役立つ椅子に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の椅子として、従来より背もたれ
部に指圧突起を設けたものが考えられている。このもの
は、背もたれ部の所定箇所に指圧突起を固定して設け、
これにより着座した人の背中の経絡等を指圧してマッサ
ージ効果を奏させることができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
のものは、指圧箇所が常に一定であり、その日の体調へ
の対応、個人差への対応が困難であるという不具合があ
る。これを解消するために、背もたれ部のいたる所に指
圧突起を設けておくことも考えられるが、このようにす
ると指圧力が分散されて、マッサージ効果が激減するこ
ととなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ために、本発明は、背もたれ部に指圧突起を、容易に位
置変更できるような態様で設けることとしている。
【0005】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の椅子は、背も
たれ部の複数箇所に孔を設け、これらの孔の何れかを選
択して、指圧突起を、該背もたれ部の前面側から着脱可
能に装着し得るように構成していることを特徴とする。
このような構成のものであると、たとえ着座した姿勢か
らでも、指圧突起を背もたれ部に設けてある孔の随意の
箇所に装着し、或いは付け替えることができるので、指
圧力を分散させることなく、体調への対応、個人差への
対応を容易かつ効果的に行うことが可能となる。特に、
その孔を貫通孔としておけば、背もたれ部の使用中に良
好な通気性を確保することができる。
【0006】具体的な実施の態様としては、指圧突起の
付け根側に設けた軸部を、背もたれ部の孔の内縁に接触
或いは近接させて挿入するようにしているものが挙げら
れる。背もたれ部の平断面が、中央部から左右両縁に向
かって前方に湾曲した形状をなすものである場合に、成
形によって簡単に孔を形成でき、且つ指圧突起を背もた
れ部に直交させて取り付けることができるようにするた
めには、その背もたれ部に設ける孔に、前後方向を略型
抜き方向とするときに抜きテーパとなるようなテーパ面
を形成していることが好ましい。
【0007】この場合、背もたれ部の良好な外観を確保
するためには、各孔に対して、テーパ面を背もたれ部の
前面側及び後面側に設け、そのテーパ面の境界部を背も
たれ部の肉厚方向の略中央位置に設定していることが好
適である。指圧突起の装着に確実性を期すためには、指
圧突起の付け根側の軸部に、背もたれ部の孔に係わり合
って抜け止めされる関連部を設けていることが望まし
い。
【0008】指圧突起の装着状態で椅子の外観を損なわ
ず、また使用していない指圧突起を直ぐに使える場所に
退避させておくためには、指圧突起の軸部の長さが、背
もたれ部の肉厚寸法以下に設定されていることが好都合
である。指圧突起の装着位置を微調節できるようにする
ためには、該指圧突起の付け根側の軸部を、指圧突起の
突起部の中心に対して偏心させていることが望ましい。
【0009】この場合、調節を的確に行い得るようにす
るためには、指圧突起の先端側の突起部に、偏心位置を
示す表示部を設けていることが効果的である。また、指
圧突起の突出量を簡単に変更できるようにするために
は、該指圧突起の先端側の突起部に、より突出した突起
を形成するキャップを着脱可能に取り付け得るようにし
ていることが有効である。
【0010】この場合、キャップが装着してあることを
使用者が明確に了知できるようにするためには、キャッ
プが透明のものであることが好ましい。背中の経絡等に
有効に対応するためには、背もたれ部の孔が、背骨が当
たる位置を避けた左右両側位置に上下方向の列をなして
設けてあることが望ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図7を参
照して説明する。図1及び図2に示す椅子は、脚羽根1
の中央に設けた支柱2の上端部に座受3を介して座4を
支持させ、その座4の側方に肘掛け5を、また後方に背
もたれ部6を、それぞれ配置して構成されるものであ
る。
【0012】そして、背もたれ部6の複数箇所に肉厚方
向に貫通する孔61を設け、これらの孔61の何れかを
選択して、指圧突起7を、該背もたれ部6の前面側から
着脱可能に装着し得るようにしている。具体的に説明す
ると、背もたれ部6は、図1〜図3に示すような板状の
もので、その縦断面が背座境界部から若干高い位置まで
ほぼ真っ直ぐに立ち上がる第1領域6Aと、この第1領
域6Aからほぼ一定角度で後傾する第2領域6Bとから
なり、平断面は背中を包み込むように中央から左右縁部
に向かって次第に前方へ迫り出すような湾曲形状をなす
ものである。そして、第2領域6Bと第1領域6Aの一
部とに亘って上下方向に一定ピッチ(本実施例では40
mmピッチ)で7個の孔61を設けることとし、これを
一列として、その列を背骨が当たる位置を避けて左右に
それぞれ3列づつ形成している。各孔61の内側には、
図3〜図5に断面で示すように、前面側及び背面側から
肉厚方向の中央に向かって漸次孔径が狭まるテーパ面6
1aが形成されているとともに、その肉厚方向中央部
に、最も孔径の小さいテーパの境界すなわちパーティン
グライン61bが形成されている。これらのテーパ面6
1aは、図4に矢印で示すように前後方向に型抜きを行
うときの抜きテーパとなるものである。つまり、背もた
れ部6の左右両縁に最も近い位置にある孔61のテーパ
面61aのうち、外側のテーパ面61aが、少なくとも
型抜き方向と平行か、若しくはそれよりも外側(背もた
れ6の縁部側)に開いていることによって、かかる抜き
テーパとしての機能が営まれるものである。
【0013】一方、指圧突起7は、ポリプロピレンやエ
ラストマ等の樹脂一体成形によって、先端側の突起部7
1と付け根側の軸部72とを形成したもので、先端側の
突起部71は直径φ1が略30mm程度の概略半球状を
なし、付け根側の軸部72は一定径の円柱状をなしてい
る。この軸部72の径は、若干の弾性変形を起こすこと
によって背もたれ部6の孔61の内周(特にパーティン
グライン61b)に接触した状態で挿入されるような値
に設定されている。また、この指圧突起7の軸部72の
長さd1は、背もたれ部6の肉厚寸法d2以下に設定さ
れており、装着状態で指圧突起7の軸部72の端面が背
もたれ部6の孔61を貫通して背面側にまで突出するこ
とがないようにしている。
【0014】更に、この指圧突起7の成形時に、付け根
側の軸部72は先端側の突起部71の中心に対して所定
距離δだけ偏心させてあり、その軸部72をどの回転位
相で装着するかによって、図6に示すように指圧突起7
の配置を半径δの範囲で全方向へ微調節することができ
るようにしている。その回転位相は、装着後に指圧突起
を摘んで回転させることによっても変えることができる
ものである。
【0015】加えて、前記指圧突起7の成形時に、軸部
72の延長線上における先端側の突起部71の表面に
は、表示部たる凹部71aが設けてあり、この凹部71
aによって偏心方向が確認できるようになっている。ま
た、この指圧突起7の先端側の突起部71に対して、図
5に示すようにより突出した突起を形成するキャップ8
を着脱可能に取り付け得るようにしている。このキャッ
プ8は、前記指圧突起7の突起部71の径に対応させて
内側に概略半球状の凹部81を設けてなる透明の樹脂成
形体で、外径は前記指圧突起7の突起部71のそれより
も一回り大きい寸法、例えばその直径φ2は略40mm
程度に設定されていて、指圧突起7の突起部71に、よ
り突出した突起を形成することができるようにしてい
る。
【0016】なお、図1及び図2において符号9で示す
ものは、必要に応じて使用されるカバーである。このカ
バー9は、下端側に開口を有する袋状のもので、背もた
れ部6に上方から被せ、背もたれ部の下端近傍に設けて
ある孔62を利用する等して固定できるようにしてい
る。なお、この孔62は背座境界近くにあって人体の接
触の望み難いところであるため、本実施例においてこの
孔62には指圧突起61は装着されない。
【0017】以上のように構成される本実施例の椅子
は、図2のほか図7にも例示するように、背もたれ部6
の複数箇所に設けた孔61の何れかを選択して、指圧突
起7を、該背もたれ部6の前面側から一又は複数個、着
脱可能に装着することができるものである。このため、
起立した姿勢においては勿論のこと、たとえ着座した姿
勢からでも、指圧突起7を背もたれ部6に設けてある孔
61の随意の箇所に装着し、或いは簡単に抜いて付け替
えることができ、指圧力を分散させることなく、体調へ
の対応、個人差への対応を容易かつ効果的に行うことを
可能にして、極めて高いマッサージ効果を期待すること
ができる。また、その孔61は貫通孔であるため、使用
中にも良好な通気性を確保することができる。
【0018】特に、指圧突起7の付け根側に設けた軸部
72を、背もたれ部6の孔61の内縁に若干接触した状
態で挿入するようにしているため、着脱操作が容易であ
り、また主として後傾した第2領域6Bに形成されてい
る孔61に重力を利用して装着することができるため、
装着状態も安定なものにすることができる。また、本実
施例の椅子の背もたれ部6は、その平断面が中央から左
右両縁に向かって前方に緩やかに湾曲した形状をなすも
のであるが、その背もたれ部6に設ける孔61に、前後
方向を型抜き方向とする際に抜きテーパとなるようなテ
ーパ面61aを形成しているため、簡単に成形しても、
それらのテーパ面61aは背もたれ部6のどこでもその
湾曲面に直交する方向つまり肉厚方向に成形することが
でき、指圧突起7をどこに装着してもその突起部71を
背中に有効に対向させることができる。すなわち、孔が
単に一定径の貫通孔であると、その孔は全て抜き方向に
平行でなければならず、背もたれ部6の湾曲面に直交す
る孔とはなり得ない。このため、指圧突起7を装着した
場合、その突起部71は全て前方を向き、左右縁部に近
い位置ほど背中を向かない姿勢となり易い。これに対し
て、本実施例によれば、全ての孔61の位置で突起部7
1を背中の随所を有効に指圧し得る姿勢で配設すること
が可能となる。
【0019】この場合、各孔61に対してテーパ面61
aを背もたれ部6の前面側及び後面側に設け、そのテー
パ面61aのパーティングライン61bを背もたれ部6
の肉厚方向の略中央位置に設定しているため、外部から
見るとどの位置でも孔61が肉厚方向に直交して開いて
いることが明確に視認でき、背もたれ部6の外観を良好
なものにすることができる。特に、このようなテーパ面
61aであれば、開口は比較的大きく、指圧突起7の軸
部72を簡単に挿入できるとともに、次第に深く挿入す
るにつれて軸部72が所定位置に誘導されるというガイ
ド作用も営まれるものとなる。
【0020】更に、指圧突起7の軸部72の長さが、背
もたれ部6の肉厚寸法以下に設定されているため、指圧
突起7の装着状態でその軸部72が背もたれ部6の背面
側に突出して椅子の外観を損なうことがなく、また使用
していない指圧突起7を背もたれ部6の孔61に図3に
想像線で示すように背面側から装着して退避させても、
その軸部72が前面側に突出して使用感を損ねるという
不都合を回避することができる。
【0021】加えて、本実施例の指圧突起7は、その軸
部72を、突起部71の中心に対して偏心させているた
め、装着時の回転位相を通じて指圧突起7の装着位置を
微調節することができ、マッサージ効果を体調や個人差
に応じてより的確に奏させることができる。この場合、
突起部71に、偏心位置を示す表示部たる凹部71aを
設けているため、どの向きに偏心しているかを使用者に
把握し易くして調節を手探りに頼らない的確なものにす
ることができる。
【0022】また、その突起部71には、必要に応じて
より突出した突起を形成するキャップ8を着脱可能に取
り付け得るようにしているため、背もたれ部6からの突
出量を大きくしてマッサージ効果を上げたいときに簡単
に対応できるものとなる。この実施例では、背もたれ部
6からの突出量を約15mmから約20mmにまで嵩上
げすることが可能である。
【0023】この場合、キャップ8を透明のものにして
いるため、キャップ8が装着した状態にあることや、指
圧突起7の偏心方向を示す凹部71aの位置なども、使
用者に明確に了知させることができる。更にまた、本実
施例における背もたれ部6の孔61は、背骨が当たる中
央位置を避けた左右両側位置に上下方向の列をなして設
けてあるため、背中の経絡に沿った指圧等を有効に行う
ことができる。
【0024】なお、各部の具体的な構成は、図示実施例
のものに限定されるものではない。例えば、図8に示す
指圧突起107のように、突起部171に対して軸部1
72が偏心していないものを用いることもできる。ま
た、図9に示す指圧突起207のように、軸部272
に、最も細径なパーティングライン61bの孔径よりも
大きく背もたれ部6の孔61に弾性により係わり合って
抜け止めされる関連部272aを設けておくと、装着状
態をより確実なものにすることができる。このような構
成は、指圧突起207を背もたれ部6の前面側に配設す
るときの確実性を高めることができるのは勿論のこと、
背面側に装着して退避させておく際にも脱落を有効に防
止することができるものである。更に、図10に示すよ
うに、背もたれ部306に設けられる孔361は単に背
もたれ部306の前後何れかの面から他方の面に向かっ
てテーパ状をなしているだけであっても、型抜きをする
際の抜きテーパとして利用することが可能である。
【0025】その他の具体的な構成も、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載される効果を奏する。すなわち、本
発明の椅子は、背もたれ部の複数箇所に孔を設け、何れ
かの孔を一又は複数選択して、背もたれ部の前面側から
指圧突起を着脱可能に装着できるようにしたものであ
る。
【0027】このため、着座姿勢からでも簡単な操作
で、体調や体格差に応じた位置に的確に指圧突起を装着
して使用することができ、使用者に極めて有効なマッサ
ージ効果を与えて健康の保持、増進に役立つ椅子として
の利用が可能になる。特に、その孔を貫通孔としておけ
ば、背もたれ部を使用中に良好な通気性を確保すること
ができる。
【0028】指圧突起の付け根側の軸部を、背もたれ部
の孔の内縁に接触或いは近接させて挿入するようにして
おけば、着座姿勢で手を後ろに回しても操作できる程度
の極めて簡易な操作性を確保することができる。背もた
れ部の平断面が湾曲している場合に、その背もたれ部に
設ける孔に抜きテーパとなるテーパ面を形成しておけ
ば、型を用いて成形しても、何れの孔に対しても背もた
れ部の湾曲面に直交する方向から指圧突起を挿入してそ
の突起部を背中に有効に対向させ、背中の随所に対して
的確なマッサージを行うことが可能となる。
【0029】この場合、各孔に対して、テーパ面を背も
たれ部の前後両面側に設け、テーパ面の境界部を背もた
れ部の肉厚方向の略中央位置に設定しておけば、各孔が
背もたれの面と直交する方向に開いていることが視認で
き、その統一性がゆえに椅子の外観向上に貢献し得るも
のとなる。指圧突起の付け根側の軸部に、背もたれ部の
孔に係わり合って抜け止めされる関連部を設けておけ
ば、背中を擦り付ける等して使用者が動いたような場合
にも装着状態を的確に保持しておくことができ、また不
使用時に指圧突起を背もたれ部の背面側から孔に装着し
て退避させている場合にも脱落を有効に防止することが
できる。
【0030】指圧突起の軸部の長さを、背もたれ部の肉
厚寸法以下に設定した場合には、指圧突起を背もたれ部
の前後何れの側から孔に装着しても、使用感や見栄えの
低下を有効に防止することが可能となる。指圧突起の軸
部を、突起部の中心に対して偏心させておけば、装着時
の回転位相によって指圧突起の装着位置を微調節するこ
とができ、体調や個人差に応じたより的確な利用の態様
が実現可能となる。
【0031】この場合に、指圧突起の先端側の突起部に
偏心位置を示す表示部を設けておけば、かかる微調節操
作を表示部を頼りにして的確に行うことが可能となる。
指圧突起の突起部に、キャップを着脱可能に取り付け得
るようにしておけば、突出量を増大させることによって
より強い指圧力、より高いマッサージ効果を容易に得る
ことができる。
【0032】このキャップを透明とした場合には、キャ
ップが使用中か否かの了知が容易となり、特に指圧突起
の突起部に表示部が設けてある場合に、キャップを被せ
ても表示部の表示機能を確保することができる。背もた
れ部の孔を、背骨が当たる位置を避けた左右両側位置に
上下方向の列をなして設けた場合には、背中の経絡等に
沿って有効な指圧を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の模式的な正面図。
【図3】同実施例の背もたれ部を一部拡大して示す縦断
面図。
【図4】同平断面図。
【図5】同実施例における背もたれ部の孔及び指圧突起
を拡大して示す断面図。
【図6】同正面図。
【図7】同実施例の使用状態を示す図2に対応した部分
正面図。
【図8】本発明の他の実施例を示す図5に対応した断面
図。
【図9】本発明の更に他の実施例を示す図5に対応した
断面図。
【図10】本発明の上記以外の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
6…背もたれ部 7、107、207…指圧突起 8…キャップ 61…孔 61a…テーパ面 71、171…突起部 71a…表示部(凹部) 72、172、272…軸部 272a…関連部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀木 敏幸 長野県伊那市西春近下河原5331 タカノ株 式会社家具開発部内 (72)発明者 西村 弘之 長野県伊那市西春近下河原5331 タカノ株 式会社家具開発部内 Fターム(参考) 3B084 EB04 EC06 FA02 4C101 BA01 BB06 BC22 BD02 BD17 BE01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背もたれ部の複数箇所に孔を設け、これら
    の孔の何れかを選択して、指圧突起を、該背もたれ部の
    前面側から着脱可能に装着し得るように構成しているこ
    とを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】指圧突起の付け根側に設けた軸部を、背も
    たれ部の孔の内縁に接触或いは近接させて挿入するよう
    にしていることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】背もたれ部の平断面が、中央部から左右両
    縁に向かって前方に湾曲した形状をなすものであり、そ
    の背もたれ部に設ける孔に、前後方向を略型抜き方向と
    するときに抜きテーパとなるようなテーパ面を形成して
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の椅子。
  4. 【請求項4】各孔に対して、テーパ面を背もたれ部の前
    面側及び後面側に設け、そのテーパ面の境界部を背もた
    れ部の肉厚方向の略中央位置に設定していることを特徴
    とする請求項3記載の椅子。
  5. 【請求項5】指圧突起の付け根側の軸部に、背もたれ部
    の孔に係わり合って抜け止めされる関連部を設けている
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の椅子。
  6. 【請求項6】指圧突起の軸部の長さが、背もたれ部の肉
    厚寸法以下に設定されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載の椅子。
  7. 【請求項7】指圧突起の付け根側の軸部を、指圧突起の
    突起部の中心に対して偏心させていることを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5又は6記載の椅子。
  8. 【請求項8】指圧突起の先端側の突起部に、偏心位置を
    示す表示部を設けていることを特徴とする請求項7記載
    の椅子。
  9. 【請求項9】指圧突起の先端側の突起部に、より突出し
    た突起を形成するキャップを着脱可能に取り付け得るよ
    うにしていることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7又は8記載の椅子。
  10. 【請求項10】キャップが透明のものであることを特徴
    とする請求項9記載の椅子。
  11. 【請求項11】背もたれ部の孔が、背骨が当たる位置を
    避けた左右両側位置に上下方向の列をなして設けてある
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9又は10記載の椅子。
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