JPH042592Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042592Y2 JPH042592Y2 JP7572587U JP7572587U JPH042592Y2 JP H042592 Y2 JPH042592 Y2 JP H042592Y2 JP 7572587 U JP7572587 U JP 7572587U JP 7572587 U JP7572587 U JP 7572587U JP H042592 Y2 JPH042592 Y2 JP H042592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- square shaft
- slit
- shaft portion
- connecting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は理美容椅子に関し、特にその背もた
れの構造に関するものである。
れの構造に関するものである。
周知のように、理美容椅子には背もたれが設け
られているが、和服姿の婦人が理美容の施術を受
ける場合、背面に突出した帯の結び部分が背もた
れに当たるため、その結び部分だけ身体が背もた
れから離れることになる。このような姿勢になる
と、施術者の手元から遠くなるので、施術が行な
い難くなる。
られているが、和服姿の婦人が理美容の施術を受
ける場合、背面に突出した帯の結び部分が背もた
れに当たるため、その結び部分だけ身体が背もた
れから離れることになる。このような姿勢になる
と、施術者の手元から遠くなるので、施術が行な
い難くなる。
そこで、この考案は、このような問題点を解消
する理美容椅子を提供することを目的とする。
する理美容椅子を提供することを目的とする。
この考案は、上記の問題点を解決するために、
背もたれを上部背もたれ1と下部背もたれ2とに
より構成し、両方の背もたれ1,2の両側面にそ
れぞれ連結軸3を突設し、各連結軸3の先端部に
前面4と後面5が平行な角軸部6を形成し、上部
及び下部の各連結軸3間を連結する連結板7の上
下2箇所に上記角軸部6に適合するスリツト8を
連結板7の長手方向に沿つて設け、そのスリツト
8の下部に連続して角軸部6を遊嵌する穴9を設
け、上部のスリツト8の後辺と穴9との境界に角
軸部6のコーナー部分が嵌る切欠き10を設けた
構成としたものである。
背もたれを上部背もたれ1と下部背もたれ2とに
より構成し、両方の背もたれ1,2の両側面にそ
れぞれ連結軸3を突設し、各連結軸3の先端部に
前面4と後面5が平行な角軸部6を形成し、上部
及び下部の各連結軸3間を連結する連結板7の上
下2箇所に上記角軸部6に適合するスリツト8を
連結板7の長手方向に沿つて設け、そのスリツト
8の下部に連続して角軸部6を遊嵌する穴9を設
け、上部のスリツト8の後辺と穴9との境界に角
軸部6のコーナー部分が嵌る切欠き10を設けた
構成としたものである。
第1図に示すように、この考案の理美容椅子の
背もたれは、上部背もたれ1と下部背もたれ2と
から成る。下部背もたれ2は、第6図に示すよう
に、座部11に和服を着た婦人が座つた際に、そ
の帯の結び部分の下端より幾分低い高さに形成さ
れる。
背もたれは、上部背もたれ1と下部背もたれ2と
から成る。下部背もたれ2は、第6図に示すよう
に、座部11に和服を着た婦人が座つた際に、そ
の帯の結び部分の下端より幾分低い高さに形成さ
れる。
上部背もたれ1と下部背もたれ2の両側面に
は、それぞれ連結軸3が突設される。これらの連
結軸3は、第4図に示すように、先端に段部12
により一段小径となつた角軸部6を有する。角軸
部6は、椅子の前方に面した前面4と後方に面し
た後面5とが平行な面をなしており、上下両面は
円弧面になつたものである。
は、それぞれ連結軸3が突設される。これらの連
結軸3は、第4図に示すように、先端に段部12
により一段小径となつた角軸部6を有する。角軸
部6は、椅子の前方に面した前面4と後方に面し
た後面5とが平行な面をなしており、上下両面は
円弧面になつたものである。
上下の連結軸3間を連結する連結板7は、上記
の角軸部6に挿入され、角軸部6の先端面にねじ
止めした当板13により抜け止めが図られる。連
結板7の上下に設けられる穴は、スリツト8と円
形穴9との組合せから成り、スリツト8は角軸部
6の前面4と後面5間の間隔に等しい幅を有し、
連結板7の長手方向に形成される。また、円形穴
9は角軸部6を遊嵌するが、連結軸3の最大径よ
り小さい径に形成される。
の角軸部6に挿入され、角軸部6の先端面にねじ
止めした当板13により抜け止めが図られる。連
結板7の上下に設けられる穴は、スリツト8と円
形穴9との組合せから成り、スリツト8は角軸部
6の前面4と後面5間の間隔に等しい幅を有し、
連結板7の長手方向に形成される。また、円形穴
9は角軸部6を遊嵌するが、連結軸3の最大径よ
り小さい径に形成される。
したがつて、各軸部6は、スリツト8にぴつた
り嵌るが、円形穴9の部分にはルーズに嵌る。
り嵌るが、円形穴9の部分にはルーズに嵌る。
また、下部背もたれ2の連結軸3の角軸部6と
嵌合するスリツト8は、第3図及び第7図に示す
ように、椅子の後方側の辺14と円形穴9の境界
部分に切欠き10が形成され、第6図及び第7図
に示すように上部背もたれ1が後方下部へ移行し
た際にその切欠き10に角軸部6の前面4の下部
コーナ部分が嵌るようになつている。
嵌合するスリツト8は、第3図及び第7図に示す
ように、椅子の後方側の辺14と円形穴9の境界
部分に切欠き10が形成され、第6図及び第7図
に示すように上部背もたれ1が後方下部へ移行し
た際にその切欠き10に角軸部6の前面4の下部
コーナ部分が嵌るようになつている。
なお、15は連結板7に設けた取手である。
実施例の理美容椅子は、以上のごとき構成であ
り、通常の状態では、連結板7を下方に落とし込
んで角軸部6をスリツト8に嵌める。この状態で
は角軸部6の前後の両面4,5がスリツト8の内
面に当たるため、上部背もたれ1に前方から力が
加わつても後方へ倒れることはない。したがつ
て、一般の被施術者に対しては、このような状態
で施術することができる。
り、通常の状態では、連結板7を下方に落とし込
んで角軸部6をスリツト8に嵌める。この状態で
は角軸部6の前後の両面4,5がスリツト8の内
面に当たるため、上部背もたれ1に前方から力が
加わつても後方へ倒れることはない。したがつ
て、一般の被施術者に対しては、このような状態
で施術することができる。
一方、和服姿の婦人の場合は、第3図に示すよ
うに、連結板7を持上げて、角軸部6を円形穴9
に移したのち、上部背もたれ1を後方下部へ移行
させる。そうすると、連結板7は、下部の円形穴
9が角軸部6に嵌つた状態で後方に回転する。し
かし、上部背もたれ1は下部背もたれ2に対して
平行移動しながら下降する。こうして上部背もた
れ1が最下端まで下降すると、下部背もたれ2の
背面に重なる(第6図参照)。
うに、連結板7を持上げて、角軸部6を円形穴9
に移したのち、上部背もたれ1を後方下部へ移行
させる。そうすると、連結板7は、下部の円形穴
9が角軸部6に嵌つた状態で後方に回転する。し
かし、上部背もたれ1は下部背もたれ2に対して
平行移動しながら下降する。こうして上部背もた
れ1が最下端まで下降すると、下部背もたれ2の
背面に重なる(第6図参照)。
このとき、上部背もたれ1は、その支点(即
ち、上部の角軸部6と円形穴9の嵌合点)が上部
背もたれ1の高さに対して低い位置になるので、
上部背もたれ1は、第6図の一点鎖線で示すよう
に、後方へ回転しようとする。
ち、上部の角軸部6と円形穴9の嵌合点)が上部
背もたれ1の高さに対して低い位置になるので、
上部背もたれ1は、第6図の一点鎖線で示すよう
に、後方へ回転しようとする。
しかしながら、上部背もたれ1が最下端に達し
た状態では、上部角軸部6のコーナ部分が第7図
に示すように連結板7の切欠き10に嵌ると共
に、角軸部6の後面5がスリツト8の前辺16と
円形穴9との境界部分17に当たるため、上部背
もたれ1が後方へ回転することはなく、下部背も
たれ2にぴつたり寄り沿うことになる。
た状態では、上部角軸部6のコーナ部分が第7図
に示すように連結板7の切欠き10に嵌ると共
に、角軸部6の後面5がスリツト8の前辺16と
円形穴9との境界部分17に当たるため、上部背
もたれ1が後方へ回転することはなく、下部背も
たれ2にぴつたり寄り沿うことになる。
以上のように、この考案は、背もたれを上部と
下部に分け、必要に応じて上部背もたれ1を後方
下部へ回転させることができるため、被施術者が
帯を装着している場合等、背面が突出している場
合であつても、座部11に深く腰を掛けた状態で
座ることができ、施術に支障を来たすことがな
い。
下部に分け、必要に応じて上部背もたれ1を後方
下部へ回転させることができるため、被施術者が
帯を装着している場合等、背面が突出している場
合であつても、座部11に深く腰を掛けた状態で
座ることができ、施術に支障を来たすことがな
い。
また、上部背もたれ1は、その前面が下部背も
たれ2の後面に当たるように重なるので、上部背
もたれ1が前方へ幾分わん曲していることがあつ
ても、そのわん曲面が下部背もたれ2の背面に沿
うので、両者の重なりによる全体の前後方向の幅
の増大を最小限に抑えることができる。
たれ2の後面に当たるように重なるので、上部背
もたれ1が前方へ幾分わん曲していることがあつ
ても、そのわん曲面が下部背もたれ2の背面に沿
うので、両者の重なりによる全体の前後方向の幅
の増大を最小限に抑えることができる。
更に、連結板7の上部スリツト8の後辺と円形
穴9とのコーナ部に切欠き10を設けたことによ
り、上部背もたれ1を後方下部に倒した際、その
切欠き10に角軸部6のコーナ部が嵌るので、上
部背もたれ1の姿勢が安定する。
穴9とのコーナ部に切欠き10を設けたことによ
り、上部背もたれ1を後方下部に倒した際、その
切欠き10に角軸部6のコーナ部が嵌るので、上
部背もたれ1の姿勢が安定する。
第1図は実施例の側面図、第2図は同上の縦断
正面図、第3図は同上の一部拡大側面図、第4図
は同上の一部斜視図、第5図及び第6図は使用状
態の側面図、第7図は第6図の一部拡大図であ
る。 1……上部背もたれ、2……下部背もたれ、3
……連結軸、4……前面、5……後面、6……角
軸部、7……連結板、8……スリツト、9……
穴、10……切欠き。
正面図、第3図は同上の一部拡大側面図、第4図
は同上の一部斜視図、第5図及び第6図は使用状
態の側面図、第7図は第6図の一部拡大図であ
る。 1……上部背もたれ、2……下部背もたれ、3
……連結軸、4……前面、5……後面、6……角
軸部、7……連結板、8……スリツト、9……
穴、10……切欠き。
Claims (1)
- 背もたれを上部背もたれ1と下部背もたれ2と
により構成し、両方の背もたれ1,2の両側面に
それぞれ連結軸3を突設し、各連結軸3の先端部
に前面4と後面5が平行な角軸部6を形成し、上
部及び下部の各連結軸3間を連結する連結板7の
上下2箇所に上記角軸部6に適合するスリツト8
を連結板7の長手方向に沿つて設け、そのスリツ
ト8の下部に連続して角軸部6を遊嵌する穴9を
設け、上部のスリツト8の後辺と穴9との境界に
角軸部6のコーナー部分が嵌る切欠き10を設け
たことを特徴とする理美容椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7572587U JPH042592Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7572587U JPH042592Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63183834U JPS63183834U (ja) | 1988-11-25 |
JPH042592Y2 true JPH042592Y2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=30922136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7572587U Expired JPH042592Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042592Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9038557B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-05-26 | Raytheon Company | Hull robot with hull separation countermeasures |
US9233724B2 (en) | 2009-10-14 | 2016-01-12 | Raytheon Company | Hull robot drive system |
US9254898B2 (en) | 2008-11-21 | 2016-02-09 | Raytheon Company | Hull robot with rotatable turret |
US9440717B2 (en) | 2008-11-21 | 2016-09-13 | Raytheon Company | Hull robot |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP7572587U patent/JPH042592Y2/ja not_active Expired
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9254898B2 (en) | 2008-11-21 | 2016-02-09 | Raytheon Company | Hull robot with rotatable turret |
US9440717B2 (en) | 2008-11-21 | 2016-09-13 | Raytheon Company | Hull robot |
US9233724B2 (en) | 2009-10-14 | 2016-01-12 | Raytheon Company | Hull robot drive system |
US9038557B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-05-26 | Raytheon Company | Hull robot with hull separation countermeasures |
US9051028B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-06-09 | Raytheon Company | Autonomous hull inspection |
US9061736B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-06-23 | Raytheon Company | Hull robot for autonomously detecting cleanliness of a hull |
US9180934B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-11-10 | Raytheon Company | Hull cleaning robot |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63183834U (ja) | 1988-11-25 |
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