JPH08187257A - 痔疾者用椅子 - Google Patents

痔疾者用椅子

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Publication number
JPH08187257A
JPH08187257A JP7018763A JP1876395A JPH08187257A JP H08187257 A JPH08187257 A JP H08187257A JP 7018763 A JP7018763 A JP 7018763A JP 1876395 A JP1876395 A JP 1876395A JP H08187257 A JPH08187257 A JP H08187257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
seat
hemorrhoids
filling body
piles
Prior art date
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Pending
Application number
JP7018763A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kobayashi
厚二 小林
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Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的]痔疾の人が使用する場合には、座るときに患部
を圧迫しにくいようにして苦痛を和らげることができ、
痔疾を持たない人が使用する場合には、違和感がなく、
使用感も良好で、家庭用の椅子などとしても好適な痔疾
者用椅子を提供することを目的とする。 [構成]痔疾者用椅子Cは四本の脚部1と背もたれ部2
を備えている。脚部1の上部には平面視四角形の座部3
がほぼ水平に取り付けてある。座部3は底板30を有し
やや硬質のクッション材32はシート材31で包まれて
いる。座部3のほほ中央部には円形の凹部4が設けてあ
る。凹部4の底部には円形の貫通孔5が設けてある。凹
部4には凹部4のくぼみをほぼ埋めることができる円形
の充填体6が載置収容されている。充填体6の直径は貫
通孔5の直径より大きく形成してある。充填体6は袋体
60内部に発熱材61を適量詰めてある構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、痔疾の人が座るときの
苦痛を和らげることができる痔疾者用椅子に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】痔疾の人にとって、椅子に座ることは痔疾
の患部を圧迫することになるので苦痛である。このた
め、座っても患部を圧迫しにくい椅子が提案されてい
る。従来のものは、例えば実開平1−120822号公
報に記載されたものがあり、この椅子の座部には、座っ
たときに患部が座部に当たらないようにする円形の貫通
孔が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な痔疾者用として作られた椅子には、次のような課題が
あった。すなわち、座部の貫通孔は開いたままであるた
め、痔疾を持たない人にとっては座部の一部が欠損して
いるのと同じことで、座るときに使用感が悪く、使いづ
らい。従って、例えばいろいろな人が座る家庭用の椅子
などとしては不向きである。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記課題を解消するもので、
痔疾の人が使用する場合には、座るときに患部を圧迫し
にくいようにして苦痛を和らげることができ、痔疾を持
たない人が使用する場合には、違和感がなく、使用感も
良好で、家庭用の椅子などとしても好適な痔疾者用椅子
を提供することを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、痔疾者用椅子であって、この椅子は、座っ
たときに痔疾の患部に当たる箇所に凹部が設けてある座
部と、上記凹部に取り外し可能に装着または収容してあ
り凹部を実質的に埋めることができる充填体と、を含
む、痔疾者用椅子である。
【0006】第2の手段にあっては、凹部の底部には貫
通孔が設けてある、第1の手段に係る痔疾者用椅子であ
る。
【0007】第3の手段にあっては、充填体は発熱手段
を備えている、第1または第2の手段に係る痔疾者用椅
子である。
【0008】
【作用】本発明に係る痔疾者用椅子に痔疾の人が座る場
合は、座部の凹部から充填体を取り外し、患部が座部の
凹部と対応するように座ると、患部には座部が当たらな
い。従って、患部が圧迫されにくく、苦痛をそれほど感
じることなく、椅子に座ることができる。また、痔疾を
持たない人が痔疾者用椅子を使用する場合は、座部の凹
部に充填体を装着または収容しておけば、凹部は実質的
に埋まっているので、へこんでいる場合と比べて違和感
がなく、使用感も良好である。
【0009】凹部の底部に貫通孔が設けてあるものにあ
っては、貫通孔の部分からゴミや埃を払い落とすことが
できるので、座部の清掃が容易にできる。
【0010】充填体が発熱手段を備えているものにあっ
ては、例えば痔疾が軽度であって、患部に座部が当たっ
てもそれほど苦痛を感じない場合、充填体を凹部に装着
あるいは収容したままで発熱させて座れば患部を暖める
ことができる。これにより、患部の血液の循環がよくな
り、痔疾の治療あるいは痛みの緩和に有効である。
【0011】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明に係る痔疾者用椅子の一実
施例を示す分解斜視図、図2は図1に示す痔疾者用椅子
の縦断面図である。符号Cは痔疾者用椅子で、四本の脚
部1と背もたれ部2を備えている。脚部1の上部には平
面視四角形の座部3がほぼ水平に取り付けてある。座部
3は補強のための底板30を有している。底板30の上
部にはやや硬質のクッション材32が配置され、クッシ
ョン材32表面はシート材31で包んであり、適度なク
ッション性を備えている。
【0012】座部3のほほ中央部には、円形の凹部4が
設けてある。また、凹部4の底部には円形の貫通孔5が
設けてある。本実施例においては貫通孔5が設けてある
が、凹部4の底部は塞いだままにしておくこともでき
る。凹部4には、凹部4のくぼみをほぼ埋めることがで
きる円形の充填体6が載置収容されている。
【0013】充填体6の直径は貫通孔5の直径より大き
く形成してあり、下方へ抜け落ちることはない。また、
充填体6は袋体60内部に鉄粉やカーボンなどからなる
発熱材61を適量詰めた構造で、使用時に空気中に出す
ことで発熱させることができる。なお、充填体6の内部
には発熱材61の代わりにクッション材を詰めることも
できる。この場合は、充填体6を発熱させて患部を暖め
るという使い方はできないことになる。また、充填体6
を袋体60の内部に市販のいわゆる使い捨てカイロを収
容して発熱作用を持たせる構造とすることもできる。
【0014】(作 用)図1及び図2を参照して本実施
例の作用を説明する。痔疾者用椅子Cに痔疾の人が座る
場合は、座部3の凹部4から充填体6を取り外し、患部
が座部3の凹部4と対応するように座ると、患部には座
部3が当たらない。従って、患部が圧迫されにくく、苦
痛をそれほど感じることなく椅子に座ることができる。
【0015】また、痔疾を持たない人が痔疾者用椅子C
を使用する場合は、座部3の凹部4に充填体6を装着ま
たは収容しておけば、凹部4は実質的に埋まっているの
で、へこんでいる場合と比べて違和感がなく、使用感も
良好である。凹部4には埃などがたまりやすいが、凹部
4の底部には貫通孔5が設けてあるので、貫通孔5の部
分からゴミや埃を払い落とすことができ、座部3の清掃
が容易にできる。
【0016】更には、充填体6は発熱手段を備えている
ので、例えば痔疾が軽度であって、患部に座部3が当た
ってもそれほど苦痛を感じない場合、充填体6を凹部4
に装着あるいは収容したままで発熱させて座れば、患部
を暖めることができる。これにより、患部の血液の循環
がよくなり、痔疾の治療あるいは痛みの緩和に有効であ
る。なお、本発明は図示の実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可
能である。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)痔疾者用椅子に痔疾の人が座る場合には、座部の
凹部から充填体を取り外し、患部が座部の凹部と対応す
るように座ると、患部には座部が当たらない。従って、
患部が圧迫されにくく、苦痛をそれほど感じることな
く、椅子に座ることができる。また、痔疾を持たない人
が痔疾者用椅子を使用する場合は、座部の凹部に充填体
を装着または収容しておけば、凹部は実質的に埋まって
いるので、へこんでいる場合と比べて違和感がなく、使
用感も良好である。従って、いろいろな人が座る家庭用
の椅子などとしても好適である。
【0018】(b)凹部の底部に貫通孔が設けてあるも
のにあっては、貫通孔の部分からゴミや埃を払い落とす
ことができ、座部の清掃が容易にできる。
【0019】(c)充填体が発熱手段を備えているもの
にあっては、例えば痔疾が軽度であって、患部に座部が
当たってもそれほど苦痛を感じない場合、充填体を凹部
に装着あるいは収容したままで発熱させて座れば、患部
を暖めることができる。これにより、患部の血液の循環
がよくなり、痔疾の治療あるいは痛みの緩和に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る痔疾者用椅子の一実施例を示す分
解斜視図。
【図2】図1に示す痔疾者用椅子の縦断面図。
【符号の説明】
C 痔疾者用椅子 1 脚部 2 背もたれ部 3 座部 4 凹部 5 貫通孔 6 充填体 61 発熱材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 痔疾者用椅子であって、この椅子は、 座ったときに痔疾の患部に当たる箇所に凹部が設けてあ
    る座部と、 上記凹部に取り外し可能に装着または収容してあり凹部
    を実質的に埋めることができる充填体と、を含むことを
    特徴とする、 痔疾者用椅子。
  2. 【請求項2】 凹部の底部には貫通孔が設けてあること
    を特徴とする、 請求項1記載の痔疾者用椅子。
  3. 【請求項3】 充填体は発熱手段を備えていることを特
    徴とする、 請求項1または2記載の痔疾者用椅子。
JP7018763A 1995-01-10 1995-01-10 痔疾者用椅子 Pending JPH08187257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7018763A JPH08187257A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 痔疾者用椅子

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7018763A JPH08187257A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 痔疾者用椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08187257A true JPH08187257A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11980689

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JP7018763A Pending JPH08187257A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 痔疾者用椅子

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JP (1) JPH08187257A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980067588A (ko) * 1997-02-06 1998-10-15 조규형 돌출형 치질 치료 장치
KR20190040744A (ko) * 2017-10-11 2019-04-19 주식회사 오조 괄약근 운동 또는 치질 치료용 방석

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980067588A (ko) * 1997-02-06 1998-10-15 조규형 돌출형 치질 치료 장치
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