JPH0340188Y2 - - Google Patents

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JPH0340188Y2
JPH0340188Y2 JP1987057475U JP5747587U JPH0340188Y2 JP H0340188 Y2 JPH0340188 Y2 JP H0340188Y2 JP 1987057475 U JP1987057475 U JP 1987057475U JP 5747587 U JP5747587 U JP 5747587U JP H0340188 Y2 JPH0340188 Y2 JP H0340188Y2
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JP
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airtight bag
air
sitting
shape
bag body
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JP1987057475U
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、クツシヨン体を特殊構造とすること
によつて、華道、茶道、書道等或は慶弔の際に、
椅子等を用いずに床面上に長時間に亘つて快適に
正坐することのできる携帯便利な空気封入坐当て
クツシヨンに関するものである。
(ロ) 従来技術及びその問題点 従来から、“正坐”は、礼儀作法の基本的姿勢
の1つとして不可欠なものであつて、その正坐と
いう動作を、畳、ジユータン等の敷設された場所
において快適になし得るための数多くの工夫がな
されている。
しかしながら、従来のいずれの座布団やクツシ
ヨンも、正坐した状態における上半身の安定した
保持効果、下肢部の保冷効果、クツシヨン効果等
のいずれかを得るにとどまり、安定した姿勢で正
坐したまま長時間に亘つてその姿勢を維持するこ
とができるものではなく、上肢部と下肢部との体
圧による圧迫によつて両部を血行障害を起して、
しびれのような疼痛を覚え、苦痛に耐えなければ
ならないという経験をすることが屡々であると共
に、その充填素材が、綿、スポンジ等の嵩高な弾
性体であるため、その持ち運びが困難であり、手
軽に利用することができないという欠点を有して
いた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点、即ち本考案
の目的は、従来の欠点を解消するものであつて、
正坐した時に生じがちな下肢部のしびれを防止し
て正坐したままの姿勢を長時間に亘つて安定して
維持することができると共に、軽量小形で戸外へ
持ち運びが簡単にできる安価な空気封入坐当てク
ツシヨンを提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、前記(ハ)の如き目的を達成するために
次の如き構造を有するものである。即ち、本考案
は、坐屈した両下股間に装入可能な外形と坐屈し
た両下股部が体圧により圧迫されない程度の厚味
を有した非伸縮性の柔軟な気密袋体における内部
対向面の少なくとも1つを非伸縮性柔軟部材で連
結・保形すると共に、該気密袋体における脱気自
在の空気封入口に逆止弁を設けたことを特徴とす
るものである。
なお、本考案に用いた気密袋体の外形は、ほぼ
直方体であるが、本考案に特有の作用効果を奏す
るものであれば、これ以外の形状であつても差支
えない。
(ホ) 本考案の作用 本考案は、上述した構成を有しているので、以
下の如き作用を奏する。
(a) 気密袋体を坐屈した両下股間に装入可能な外
形としたので、臀部のみが該気密袋体に支承さ
れて両下肢の坐屈を容易にし、安定した姿勢を
保持できる。
(b) 気密袋体を坐屈した両下股部が体圧によつて
圧迫されない程度の厚味にしたので、両下股部
に体圧が負荷されない高さで臀部を支承し、下
肢部の血行障害を防止する作用を奏する。
(c) 非伸縮性の柔軟な気密袋体でクツシヨンを構
成したため、如何なる様にも折り畳むことがで
き、非使用時には携帯に便利な小形形状をとる
ことができる。
(d) 気密袋体における少なくとも1つの内部対向
面を非伸縮性柔軟部材で連結・保形したことに
よつて、上下両面を連結・保形すれば、体圧負
荷時に上面が過度に上方に膨出することなく、
使用体位の不安定を防止し、また、対向側面を
連結・保形すれば、体圧負荷時に過度に側方へ
膨出することなく、使用者の臀部を過度に落ち
込ませることなく、両下肢部への体圧負荷を抑
止して「しびれ」の発生を防止することができ
るものであり、使用時の体圧による気密袋体の
変形を防止する作用を奏する。
(e) 気密袋体に脱気自在の空気封入口を設けたこ
とによつて、非使用時には嵩張らず持ち運び便
利な形態となるように脱気することができ、使
用時には簡便に空気を封入して所定の形態を形
成することができる。
(f) 空気封入口に逆止弁を設けたことによつて、
使用時の体圧による過度の圧迫に対して空気漏
れを防止する作用を奏すると共に、内部の空気
圧を調節することもできる。
(ヘ) 実施例 第1〜2図は、本考案の空気封入坐当てクツシ
ヨンの一実施例を示したものであつて、第1図は
その外観を示した一部破断斜視図であり、第2図
は空気封入口の拡大断面図である。
まず、第1図に示す如き空気封入坐当てクツシ
ヨンは、塩化ビニルシート等からなる非伸縮性の
柔軟な気密袋体1をW=18cm,D=24cm、H=12
cm程度のほぼ直方体に成形すると同時に、その上
下対向内側面を塩化ビニルシート等の非伸縮性柔
軟部材2で熱融着加工等によつて連結・保形した
ものであつて、該袋体1には第2図に示す如き逆
止弁3を有する空気給排口4が設けられている。
かくして得られた本実施例の空気封入坐当てク
ツシヨンは、正坐時に生じがちな下肢部のしびれ
を長時間にわたつて防止することができると共
に、戸外等の如何なる場所にも手軽に持ち運ぶこ
とができ、正坐を要する公式の席上においても他
人に気付かれずに使用して催事を苦痛無く行うこ
とができるものであつた。
(ト) 本考案の効果 本考案は、上述した構成及び作用を有している
ので、次の如き効果を奏する。
気密袋体を坐屈した両下股間に装入可能な外
形としたので、臀部のみが支承され、両下肢の
坐屈が容易であり、体圧を安定した姿勢で支持
できるから、正坐を要する公式の席上において
も他人に気付かれずに使用することができ、催
事を無難に遂行することができる。
気密袋体を坐屈した両下肢部が体圧によつて
圧迫されない程度の厚味にしたので、膝部にお
ける過度の屈曲がなくなり、体圧により両下肢
部が圧迫されず、血行障害が防止することがで
きるので、長時間にわたつて正坐しても足のし
びれを覚えることがなく、快適である。
非伸縮性の柔軟な気密袋体でクツシヨンを構
成したことによつて、非使用時には携帯に便利
な小形形状に折り畳むことができるとともに軽
量であるため、如何なる所にも臆せず持ち歩く
ことができる。
気密袋体における内部対向面を非伸縮性柔軟
部材で連結・保形したことによつて、正坐時の
体圧に対する気密袋体の変形を防止して保形作
用を奏することができるので、従来の単なる空
気封入クツシヨンに比較すると、より一層安定
した坐り心地が得られる。そして、上下対向内
側面を連結した場合には、正坐時に体圧支承面
を膨出せず、したがつて、上肢部に圧迫感を与
えないとともに、体圧の多少の移動によつても
上体に不安定感を与えることがなく、また、前
後左右の対向内側面を連結した場合は、正坐時
においても気密袋体の側面が外方に膨出しない
ので、体圧により該袋体が押しつぶされること
なく、クツシヨンの高さを保持できるので、坐
屈した両下肢部を圧迫を確実に防止することが
できる。
気密袋体に空気給排口を設けたことによつ
て、非使用時には内部空気を脱気して持ち運び
便利な小形形状に収縮することができるので、
その取扱いが簡便であり、該空気給排口を気密
袋体に没入収納可能に取付けると、正坐時に両
下肢部間に装入しても該空気給排口が突出しな
いので、使用時の下肢部への接触等による不快
感を与えることもないし、他人に目立つことも
なくなる。
空気給排口に逆止弁を設けたことによつて、
正坐時の体圧による内部空気の漏れを防止する
ことができると共に、使用の際に封入した空気
が逆行せず効率良く封入されるので、給気操作
が簡便となるなど、その実用的効果は著大であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の空気封入坐当てクツシヨンに
関するものであつて、第1図はその一実施例の外
観を示した一部破断斜視図、第2図は空気給排口
の拡大断面図である。 1……気密袋体、2……非伸縮性柔軟部材、3
……逆止弁、4……空気給排口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 坐屈した両下股間に装入可能な外形と坐屈し
    た両下股部が体圧により圧迫されない程度の厚
    味を有した非伸縮性の柔軟な気密袋体における
    少なくとも1つの内部対向面を非伸縮性柔軟部
    材で連結・保形すると共に、該気密袋体に取付
    けた空気給排口に逆止弁を設けたことを特徴と
    する、空気封入坐当てクツシヨン。 (2) 非伸縮性柔軟部材で連結・保形した内部対向
    面が、気密袋体の上下対向内側面である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の空気封入坐当て
    クツシヨン。 (3) 非伸縮性柔軟部材で連結・保形した内部対向
    面が、気密袋体の前後対向内側面及び左右対向
    内側面である実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の空気封入坐当てクツシヨン。
JP1987057475U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0340188Y2 (ja)

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JP1987057475U JPH0340188Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP1987057475U JPH0340188Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JPS63166064U JPS63166064U (ja) 1988-10-28
JPH0340188Y2 true JPH0340188Y2 (ja) 1991-08-23

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ID=30887211

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JPS5236735U (ja) * 1975-09-05 1977-03-15

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JPS63166064U (ja) 1988-10-28

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