JP3128030U - ベッド装置 - Google Patents

Abstract

【課題】うつ伏せ（下向き）に寝た状態でマッサージを受ける場合でも、男性患者が肉体的・感覚的に嫌な思いをすることが無く、気持ち良くマッサージを受けることが出来るベッド装置を提供することである。
【解決手段】表面層が硬質材で構成されたベッド台１と、
前記ベッド台１上にうつ伏せで伏せた際、該うつ伏者の男性器が対応する位置に設けられた凹部２と、
前記凹部２に設けられた弾性材３
とを具備する。
【選択図】 図１

Description

本考案は、特に、マッサージ用のベッド装置に関する。

マッサージは、ベッド台の上に仰向け（上向き）又はうつ伏せ（下向き）に寝た状態で行われる。このようなマッサージに用いられるベッド台の表面は硬め（硬質）である。そして、仰向けに寝た状態でマッサージを受ける場合には、それ程の不都合が無い。しかしながら、うつ伏せに寝た状態でマッサージを受ける場合、被施術者が男性の場合、支障が有る。すなわち、男性がうつ伏せになった場合、硬質のベッド台表面に当たる男性器が硬質なベッド台に当り、施術中、何とも感触が悪い。折角、マッサージを受けて気持ち良くなろうとしているのに、その効果も何分の一かは低減してしまう。

従って、本考案が解決しようとする課題は、前記問題点を解決することである。すなわち、うつ伏せに寝た状態でマッサージを受ける場合でも、男性患者は肉体的・感覚的に嫌な思いをすることが無いベッド装置を提供することである。

前記の課題は、表面層が硬質材で構成されたベッド台と、
前記ベッド台上にうつ伏せで伏せた際、該うつ伏者の男性器が対応する位置に設けられた弾性材
とを具備することを特徴とするベッド装置によって解決される。

特に、表面層が硬質材で構成されたベッド台と、
前記ベッド台上にうつ伏せで伏せた際、該うつ伏者の男性器が対応する位置に設けられた凹部と、
前記凹部に設けられた弾性材
とを具備することを特徴とするベッド装置によって解決される。

特に、マッサージ用のベッド装置であって、
表面層が硬質材で構成されたベッド台と、
前記ベッド台上にうつ伏せで伏せた際、該うつ伏者の男性器が対応する位置に設けられた弾性材
とを具備することを特徴とするベッド装置によって解決される。

更には、マッサージ用のベッド装置であって、
表面層が硬質材で構成されたベッド台と、
前記ベッド台上にうつ伏せで伏せた際、該うつ伏者の男性器が対応する位置に設けられた凹部と、
前記凹部に設けられた弾性材
とを具備することを特徴とするベッド装置によって解決される。

又、上記のベッド装置であって、ベッド台の表面に設けられたカバー体を更に具備することを特徴とするベッド装置によって解決される。

又、上記のベッド装置であって、弾性材が設けられている位置におけるベッド台の表面と弾性材が設けられていない位置におけるベッド台の表面とが略同じ高さであることを特徴とするベッド装置によって解決される。

上記のように構成させた本考案のベッド装置は、男性がうつ伏せに寝た状態でマッサージを受ける場合に、男性器がベッド台表面に当る位置には弾性材が設けられていることから、男性器が当るベッド台表面は柔らかく、硬質材に当るものでは無いから、触感が悪くならない。
従って、気持ち良くマッサージを受けることが出来る。

尚、弾性材を設けた位置と弾性材を設けていない位置との間で高さを略同じにしているから、特に、違和感が無い。すなわち、弾性材を設ける位置のベッド台には凹部を設け、この凹部に弾性材を充填するようにしたから、全体の高さが略一定のものとなり、違和感が無いものとなる。

更には、ベッド台の表面にカバー体を設けたから、弾性材が設けられていることは判り難く、外観上も好ましくなる。

図１は、本考案になるベッド装置の概略断面図である。

同図中、１はマッサージに際して用いられるベッド台である。尚、このベッド台は四本〜六本の脚が設けられているが、図示を省略した。

ベッド台１は、その表面が硬質な素材で構成されている。勿論、硬質と謂えども、金属の如きの硬質なものでは無く、マッサージ業界で従来から用いられているベッド台の程度の硬さである。

ベッド台１の表面には、患者（被施術者）である男性がうつ伏せになった寝た際、該男性の男性器が対応する位置に凹部２が形成されている。勿論、この凹部位置は、男性の身長によって多少の相違が有ることから、多少の余裕を持った大きさのものである。例えば、身長が１９０ｃｍの男性でも、身長が１６０ｃｍの男性でも対応が可能なように余裕を持った大きさで形成されている。

３は、凹部２に充填された非常に柔らからなクッション材である。従って、ベッド台１上に男性がうつ伏せになって寝た場合、その男性の男性器はクッシヨン材３の位置に位置することになる。そして、男性器からの圧力を受け、クッション材３は多少圧縮される。しかしながら、クッション材３は柔らかなことから、この時、男性側には大きな圧迫感を与えることが無い。すなわち、うつ伏せに寝ても大きな違和感を感じることが無いから、非常に気持ち良くマッサージを受けることが出来る。因みに、このベッド台上に乗って施術を受けた５人の男性患者に感想を聴いた処、全員から好ましい旨の回答が得られた。

尚、図１からも判る通り、患者がベッド台上に伏せていない場合には、クッシヨン材３が設けられている位置とクッシヨン材３が設けられていない位置との間で、その高さが同じとなるようクッション材３は設けられている。

４は、ベッド台１上に被せられたシートである。すなわち、シート４の存在によって、クッション材３が特別に設けられているとは判らないようになっている。

本考案になるベッド装置の概略断面図

符号の説明

１ ベッド台
２ 凹部
３ クッション材
４ シート

代 理 人 宇 高 克 己

Claims (5)

1. 表面層が硬質材で構成されたベッド台と、
   前記ベッド台上にうつ伏せで伏せた際、該うつ伏者の男性器が対応する位置に設けられた弾性材
   とを具備することを特徴とするベッド装置。
2. 表面層が硬質材で構成されたベッド台と、
   前記ベッド台上にうつ伏せで伏せた際、該うつ伏者の男性器が対応する位置に設けられた凹部と、
   前記凹部に設けられた弾性材
   とを具備することを特徴とするベッド装置。
3. ベッド台の表面に設けられたカバー体を更に具備することを特徴とする請求項１又は請求項２のベッド装置。
4. 弾性材が設けられている位置におけるベッド台の表面と弾性材が設けられていない位置におけるベッド台の表面とが略同じ高さであることを特徴とする請求項１〜請求項３いずれかのベッド装置。
5. ベッド装置がマッサージ用のものであることを特徴とする請求項１〜請求項４いずれかのベッド装置。
   

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