JP2000166689A - 自動車リヤシートのヘッドレスト装置 - Google Patents

自動車リヤシートのヘッドレスト装置

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JP2000166689A
JP2000166689A JP10348783A JP34878398A JP2000166689A JP 2000166689 A JP2000166689 A JP 2000166689A JP 10348783 A JP10348783 A JP 10348783A JP 34878398 A JP34878398 A JP 34878398A JP 2000166689 A JP2000166689 A JP 2000166689A
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headrest
rear seat
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seat back
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Koichi Endo
航一 遠藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面倒なスイッチ操作をせずに、後方視界の確
保と、後面衝突時における乗員頭部の保護を両立させる
ことができる自動車リヤシートのヘッドレスト装置を提
供する。 【解決手段】 通常時ヘッドレスト4は水平状態になっ
ているため、後方視界が損なわれない。また、後面衝突
等により、車体に対して設定限度を超えた前向きの衝撃
が加わった場合には、ヘッドレスト4がリヤシートバッ
ク1の上部で起立状態となるため、乗員頭部をヘッドレ
スト4により確実に保護することができる。スイッチ操
作に依ることなく、ヘッドレスト4が自動的に起立状態
になるため、従来のような煩わしさがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車リヤシート
のヘッドレスト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のリヤシートにおけるリヤシート
バックの上端部には、後席乗員の頭部を支持するための
ヘッドレストが取付けられている。リヤシートバックの
ヘッドレストは、後面衝突時における乗員頭部の保護性
からすれば、なるべく高い方が好ましいが、あまり高く
すると、後席乗員がいない場合における後方視界が悪化
するため、あまり高いものを取付けることができない。
そこで最近では、このような実情に鑑みて、リヤシート
バックの上部に比較的高いヘッドレストを取付け、その
ヘッドレストを、後席乗員がいない場合には、前席側に
設けられたスイッチの操作より、後側に倒したり、或い
は、リヤシートバック内に没入させている(類似技術と
して、実開平2−47944号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、後席乗員がいない時だけ、
いちいちスイッチ操作により、ヘッドレストを後側に倒
したり、或いは、リヤシートバック内に没入させる必要
があるため、操作が面倒である。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、面倒なスイッチ操作をせずに、
後方視界の確保と、後面衝突時における乗員頭部の保護
を両立させることができる自動車リヤシートのヘッドレ
スト装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
リヤシートバックの上部付近にヘッドレストを水平状態
で備え、車体に対して設定限度を超えた前向きの衝撃が
加わった場合に、該ヘッドレストがリヤシートバックの
上部で起立状態になる。
【0006】請求項1記載の発明によれば、通常時ヘッ
ドレストは水平状態になっているため、後方視界が損な
われない。また、後面衝突等により、車体に対して設定
限度を超えた前向きの衝撃が加わった場合には、ヘッド
レストがリヤシートバックの上部で起立状態となるた
め、乗員頭部をヘッドレストにより確実に保護すること
ができる。スイッチ操作に依ることなく、ヘッドレスト
が自動的に起立状態になるため、従来のような煩わしさ
がない。
【0007】請求項2記載の発明は、リヤシートバック
の上部に下端部が前後回動自在に支持されたヘッドレス
トを水平状態で設け、水平状態のヘッドレストを回動付
勢して起立状態にする付勢手段を設け、ヘッドレストと
係合して水平状態に維持するロック手段を設け、車体に
対して設定限度を超えた前向きの衝撃が加わった場合に
ロック手段とヘッドレストとの係合状態を解除するトリ
ガー手段を設け、ヘッドレストの起立状態を維持するス
トッパ手段を設けた。
【0008】請求項2記載の発明によれば、後面衝突等
により車体に対して設定限度を超えた前向きの衝撃が加
わると、トリガー手段がロック手段とヘッドレストとの
係合状態を解除する。そうすると、付勢手段によりヘッ
ドレストが回動して起立状態になり、乗員頭部を保護す
る。
【0009】請求項3記載の発明は、リヤシートバック
後方のリヤパーセルに凹状又は開口状の収納部を形成
し、該収納部内にヘッドレストを水平状態で収納すると
共に、ヘッドレストをリヤシートバック側に回動支点を
持つアームにより支持し、アームを回動付勢して水平状
態のヘッドレストをリヤシートバックの上部で起立状態
にする付勢手段を設け、ヘッドレストと係合して水平状
態に維持するロック手段を設け、車体に対して設定限度
を超えた前向きの衝撃が加わった場合にロック手段とヘ
ッドレストとの係合状態を解除するトリガー手段を設
け、ヘッドレストの起立状態を維持するストッパ手段を
設けた。
【0010】請求項3記載の発明によれば、ヘッドレス
トをリヤパーセルに形成した収納部内に水平状態で収納
しているため、通常時にはリヤシートバックの上部にヘ
ッドレストがまったく存在しない状態となり、後方視界
が更に良くなる。
【0011】請求項4記載の発明は、ロック手段及びト
リガー手段がリヤシートバック後方のリヤパーセルに設
けられ、ストッパ手段がヘッドレストとリヤパーセルと
の間に設けられている。
【0012】請求項4記載の発明によれば、ロック手
段、トリガー手段、ストッパ手段の一端を、リヤパーセ
ル側に設けたため、リヤシートバックの基本的な構造を
変更せずに済む。
【0013】請求項5記載の発明は、ロック手段が、ヘ
ッドレストに形成した係合部に対して、前進時係合し
て、後退時に係合解除するフックである。
【0014】請求項5記載の発明によれば、ロック手段
としてのフックが、前進時ヘッドレストの係合部に係合
して、後退時に係合解除する構造のため、後面衝突等に
加わる前向きの衝撃により作動するトリガー手段と組み
合わせ易い。
【0015】請求項6記載の発明は、トリガー手段がバ
ネにより前後移動可能に支持された慣性マスで、該慣性
マスにフックが一体的に設けられている。
【0016】請求項6記載の発明によれば、車体に対し
て設定限度を超えた前向きの衝撃が加わると慣性マスが
相対的に後退するため、その慣性マスに設けられている
フックと、ヘッドレストとの係合状態が解除される。非
電気的な構造のため、信頼性が高い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0018】図1〜図6は、この発明の第1実施形態を
示す図である。図1中の符号1は、リヤシートバックを
示しており、2はリヤパーセルを示している。図1は、
リヤシートバック1の右側だけを示しているが、左側も
同様の構造になっている。
【0019】リヤシートバック1の上部には、下端部3
が前後回動自在に支持されたヘッドレスト4が水平状態
で設けられている。従って、ヘッドレスト4は下端部3
を中心にして持ち上がるように回動して、リヤシートバ
ック1の上部で略垂直な起立状態になることができる。
リヤシートバック1の上部におけるヘッドレスト4の左
右両側部位には、ヘッドレスト4が水平状態の際に、リ
ヤシートバック1の上面との段差の発生を防いで斜めに
連続させるための補助部5が隆起形成されている。この
補助部5内には、前後方向に沿って斜めの固定バー6が
設けられている。この固定バー6の後端部はリヤパーセ
ル2に固定され、前端部には補助部5から内側へ突出す
る水平な曲折部7が形成されている。そして、この固定
バー6の曲折部7に、前記ヘッドレスト4の下端部4が
回動自在に軸支されている。
【0020】固定バー6の曲折部7には「付勢手段」と
してのゼンマイバネ8が設けられており、その一端は曲
折部7に結合され、他端はヘッドレスト4の下端部3の
側面から突出したピン9に結合されている。従って、こ
のヘッドレスト4は、前記ゼンマイバネ8により、下端
部3を中心にして、前側へ起立回動するように付勢され
ている。
【0021】そして、リヤパーセル2における水平なヘ
ッドレスト4と対面する部位には、下側にボックス10
が形成されている。ボックス10内には、前後がバネ1
1により支持された前後移動可能な慣性マス(錘)12
が設けられている。このバネ11は比較的強いもので、
急ブレーキや通常の振動では慣性マス12はスライドし
ないが、自動車の後面衝突のように、車体に対して設定
限度を超えた前向きの衝撃が加わった場合のみ、慣性力
により前記慣性マス12が相対的に後退するようになっ
ている。この慣性マス12の上部には、図示せぬスリッ
トから上方へ突出するフック13が形成されている。こ
のフック13は上部を前向きに曲折した逆L形をしてい
る。この実施形態では、バネ11と慣性マス12により
「トリガー手段」が形成され、フック13により「ロッ
ク手段」が形成されている。
【0022】一方、ヘッドレスト4のリヤパーセル2に
対する面には、入口14の前後幅が前記フック13に形
成された前向きの上部よりも長い凹部15が形成されて
いる。そして、この凹部15の前面からは後向きの係合
部16が突設されている。ゼンマイバネ8に抗して水平
状態にされたヘッドレスト4の係合部16に、フック1
3を係合させることにより、その水平状態を維持するこ
とができる。係合部16が後向き状態のため、フック1
3が前進すればこの係合部16と係合し、後退すれば係
合が解除される。前記慣性マス12が前後に移動可能な
ものであるため、このような構造のフック13と組み合
わせ易い。
【0023】更に、このヘッドレスト4とリヤパーセル
2との間には、「ストッパ手段」としての二つ折りリン
ク17が設けられている。この二つ折りリンク17は2
本のリンクをヒンジ18で連結した構造で、ヒンジ18
側の端部には、互いに当接する三角突起19が形成され
ている。この三角突起19の先端部は互いに向かい合う
方向に曲折されて先端面19aを形成している。この二
つ折りリンク17は、ヘッドレスト4を水平状態にした
際には、互いに折りたたまれた状態となり、ヘッドレス
ト4が起立状態になった際には直線状態となる。二つ折
りリンク17が直線状態になった際に、前記三角突起1
9の先端面19a同士が当接し、二つ折りリンク19が
それ以上開いた角度になるのを防止し、その直線状態を
維持する。従って、この直線状になった二つ折りリンク
19が突っ張りとなり、ヘッドレスト4の乗員Mの頭部
から後向の荷重が加わっても、ヘッドレスト4の起立状
態は維持される。尚、二つ折りリンク17が直線状態を
通り越して多少広い角度(180°よりも若干大きい角
度)になっても、前記ようなヘッドレスト4のストッパ
効果は得られる。
【0024】以上のように、この実施形態の構造では、
「ロック手段」であるフック13、「トリガー手段」で
ある慣性マス12及びバネ11をリヤパーセル2側に設
け、「ストッパ手段」である二つ折りリンク19を、ヘ
ッドレスト4とリヤパーセル2との間に設けたため、リ
ヤシートバック1の基本的な構造を変更せずに済む。従
って、このヘッドレスト4は既存のリヤシートバック1
に追加設置することが容易である。
【0025】次に、この実施形態の作用を説明する。通
常時は、ヘッドレスト4が水平状態になっているため、
リヤシートバック1の上部にはヘッドレスト4の厚さに
相当する分しか突出するものがなく、後方視界が損なわ
れない。また、水平状態なヘッドレスト4の厚さ分だけ
上方に突出することにより、このヘッドレスト4の下端
部3に乗員Mの頭部を押し当てることにより、頭部の安
定化を図ることができる。更に、ヘッドレスト4の下端
部3の両側には、リヤシートバック1の上面に傾斜面で
連続する補助部5が形成されているため、ヘッドレスト
4の左右両側に急な段差が生ぜず、乗員Mが違和感を感
じることはない。
【0026】次に、車両の後面衝突等により、車体に対
して設定限度を超えた前向きの衝撃Fが加わった場合に
は(図4参照)、慣性マス12が相対的に後退するた
め、フック13がヘッドレスト4の係合部16から外れ
る。そうすると、ゼンマイバネ8の付勢力により、ヘッ
ドレスト4が回動して起立状態になり、乗員Mの頭部を
後側から支持して保護する。ヘッドレスト4の後側で
は、直線状になった二つ折りリンク19が突っ張った状
態となるため、ヘッドレスト4が後側に倒れることはな
く、乗員Mの頭部を確実に保護する。
【0027】このように、この実施形態のヘッドレスト
4は、スイッチ操作に依ることなく、自動的に起立状態
になるため、従来のような煩わしさがない。また、ヘッ
ドレスト4とフック13との係合を解除する機構が、非
電気的な構造のため、信頼性も高い。
【0028】図7は、この発明の第2実施形態を示す図
である。この第2実施形態では、「ストッパ手段」を別
の構造に変更したものである。「ストッパ手段」以外の
構造は第1実施形態と同様につき、説明を省略する。
【0029】この実施形態のヘッドレスト4の側面に
は、ホルダ20内に収納されたスライドバー21が設け
られている。このスライドバー21は、ヘッドレスト4
を起立状態にした際に、自己の重量によりホルダ20か
ら下方へ飛び出る。リヤパーセル2の前端部には、前記
スライドバー21の下端部が挿入されるポケット部22
が形成されている。従って、ヘッドレスト4を起立状態
にした際に、下方へ飛び出したスライドバー21の下端
部が、リヤパーセル2のポケット部22内に挿入される
ことにより、起立状態となったヘッドレスト4の後側へ
倒れが防止され、乗員頭部を確実に保護することができ
る。
【0030】図8及び図9は、この発明の第3実施形態
を示す図である。この第3実施形態では、水平状態のヘ
ッドレスト4を収納する部位をリヤパーセル23に形成
したものである。すなわち、この実施形態では、リヤパ
ーセル23に水平なヘッドレスト4を収納するための凹
状(開口状でも可)の収納部24を形成した。この収納
部24の深さはヘッドレスト4の厚みに相応するもの
で、収納した場合にヘッドレスト4の上面がリヤパーセ
ル2と略同一面になる。
【0031】このヘッドレスト4は、リヤシートバック
1側に回動支点25aを持つ湾曲したアーム25により
支持されている。アーム25の回動支点25aには、第
1実施形態のゼンマイバネと同様の付勢手段が設けられ
ている。従って、ヘッドレスト4は、このアーム25に
より、水平状態から、リヤシートバック1の上部におけ
る起立状態まで、回動することができる。リヤパーセル
2にはアーム25の回動を許容するスリット26が形成
されている。リヤシートバック1の背面側にも、アーム
25の回動を許容する図示せぬスリットが形成されてい
る。
【0032】アーム25の回動支点25a側の端部に
は、円弧状縁部を有する部分円形状のラッチ27が形成
されている。このラッチ27の直線状端末には凹部27
aが形成されている。このラッチ27の近接位置には、
支点28aを中心に図9中A方向へ付勢された回動レバ
ー28が設けられている。そして、ラッチ27と回動レ
バー28で「ストッパ手段」が形成される。
【0033】この回動レバー28はA側へ付勢されるこ
とにより、ヘッドレスト4を起立回動する際に、アーム
25からラッチ27の円弧状縁部にかけて当接する。そ
して、ヘッドレスト4が起立状態になった際に、ラッチ
7の凹部27aに回動レバー28の先端が係合し、逆方
向への回動が防止される。従って、先の実施形態と同様
に、ヘッドレスト4が起立状態を維持でき、乗員の頭部
を確実に保護する。
【0034】この実施形態によれば、ヘッドレスト4を
リヤパーセル2に形成した収納部24内に水平状態で収
納しているため、通常時にはリヤシートバック1の上部
にヘッドレスト4がまったく存在しない状態となり、後
方視界が更に良くなる。また、アーム25が湾曲した形
状で、リヤシートバック1の上部とヘッドレスト4との
間に隙間が形成されるため、ヘッドレスト4に、後方視
界に影響を与えない程度の低い補助ヘッドレスト29を
形成し、通常時における乗員の頭部を安定化させること
ができる。
【0035】尚、以上の説明では、非電気式の「ロック
手段」及び「トリガー手段」を採用したが、電気的な機
構を利用して「ロック手段」や「トリガー手段」を形成
しても良い。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、通常時ヘッドレスト
は水平状態になっているため、後方視界が損なわれな
い。また、後面衝突等により、車体に対して設定限度を
超えた前向きの衝撃が加わった場合には、ヘッドレスト
がリヤシートバックの上部で起立状態となるため、乗員
頭部をヘッドレストにより確実に保護することができ
る。スイッチ操作に依ることなく、ヘッドレストが自動
的に起立状態になるため、従来のような煩わしさがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るヘッドレスト装
置を示す斜視図。
【図2】ヘッドレストを水平状態にしたヘッドレスト装
置を示す断面図。
【図3】ヘッドレストを起立状態にしたヘッドレスト装
置を示す断面図。
【図4】フック及び慣性マスを示す拡大断面図。
【図5】ヘッドレストの下端部の支持構造を示す部分正
面図。
【図6】二つ折りリンクのヒンジ部分を示す拡大斜視
図。
【図7】この発明の第2実施形態に係るヘッドレストを
起立状態にしたヘッドレスト装置の断面図。
【図8】この発明の第3実施形態に係るヘッドレスト装
置を示す斜視図。
【図9】第3実施形態に係るヘッドレスト装置を示す断
面図。
【符号の説明】
1 リヤシートバック 2、23 リヤパーセル 3 下端部 4 ヘッドレスト 8 ゼンマイバネ(付勢手段) 11 バネ(トリガー手段) 12 慣性マス(トリガー手段) 13 フック(ロック手段) 16 係合部 17 二つ折りリンク(ストッパ手段) 24 収納部 25 アーム 25a 回動支点 A 回動レバーの付勢方向 F 衝撃 M 乗員

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤシートバックの上部付近にヘッドレ
    ストを水平状態で備え、車体に対して設定限度を超えた
    前向きの衝撃が加わった場合に、該ヘッドレストがリヤ
    シートバックの上部で起立状態になることを特徴とする
    自動車リヤシートのヘッドレスト装置。
  2. 【請求項2】 リヤシートバックの上部に下端部が前後
    回動自在に支持されたヘッドレストを水平状態で設け、
    水平状態のヘッドレストを回動付勢して起立状態にする
    付勢手段を設け、ヘッドレストと係合して水平状態に維
    持するロック手段を設け、車体に対して設定限度を超え
    た前向きの衝撃が加わった場合にロック手段とヘッドレ
    ストとの係合状態を解除するトリガー手段を設け、ヘッ
    ドレストの起立状態を維持するストッパ手段を設けたこ
    とを特徴とする自動車リヤシートのヘッドレスト装置。
  3. 【請求項3】 リヤシートバック後方のリヤパーセルに
    凹状又は開口状の収納部を形成し、該収納部内にヘッド
    レストを水平状態で収納すると共に、ヘッドレストをリ
    ヤシートバック側に回動支点を持つアームにより支持
    し、アームを回動付勢して水平状態のヘッドレストをリ
    ヤシートバックの上部で起立状態にする付勢手段を設
    け、ヘッドレストと係合して水平状態に維持するロック
    手段を設け、車体に対して設定限度を超えた前向きの衝
    撃が加わった場合にロック手段とヘッドレストとの係合
    状態を解除するトリガー手段を設け、ヘッドレストの起
    立状態を維持するストッパ手段を設けたことを特徴とす
    る自動車リヤシートのヘッドレスト装置。
  4. 【請求項4】 ロック手段及びトリガー手段がリヤシー
    トバック後方のリヤパーセルに設けられ、ストッパ手段
    がヘッドレストとリヤパーセルとの間に設けられている
    請求項2又は請求項3記載の自動車リヤシートのヘッド
    レスト装置。
  5. 【請求項5】 ロック手段が、ヘッドレストに形成した
    係合部に対して、前進時係合して、後退時に係合解除す
    るフックである請求項2〜4のいずれか1項に記載の自
    動車リヤシートのヘッドレスト装置。
  6. 【請求項6】 トリガー手段がバネにより前後移動可能
    に支持された慣性マスで、該慣性マスにフックが一体的
    に設けられている請求項5記載の自動車リヤシートのヘ
    ッドレスト装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263322A (ja) * 2001-03-08 2002-09-17 Nifco Inc 遊戯機扉のヒンジ機構
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