JP2000165731A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2000165731A
JP2000165731A JP10339832A JP33983298A JP2000165731A JP 2000165731 A JP2000165731 A JP 2000165731A JP 10339832 A JP10339832 A JP 10339832A JP 33983298 A JP33983298 A JP 33983298A JP 2000165731 A JP2000165731 A JP 2000165731A
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digital camera
camera
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computer
personal computer
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JP10339832A
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English (en)
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Hirokazu Naruto
弘和 鳴戸
Katsuhito Shinkawa
勝仁 新川
Manabu Inoue
学 井上
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケーブルを使用せずコンピュータに接続でき、
コンピュータの周辺機器として動作可能なデジタルカメ
ラを提供する。 【解決手段】記憶媒体8を備え、コンピュータ19の拡
張スロットDBに着脱可能なデジタルカメラ1である。
前記記憶媒体8を前記カメラ1に対して着脱自在に構成
された記憶媒体装填部17と、前記記憶媒体8を前記記
憶媒体装填部17に装着し、かつ前記デジタルカメラ1
を前記拡張スロットDBに装着した状態で、コンピュー
タ19が前記記憶媒体8を参照可能とするためのインタ
ーフェース手段213と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルカメラは、画像データ
を、ホストとなるコンピュータ、たとえばパーソナルコ
ンピュータに転送して、加工・保存等を行わせるため
に、パーソナルコンピュータと電気的に接続可能に構成
されているものが多い。
【0003】しかし、従来のデジタルカメラは、ケーブ
ルを介してパーソナルコンピュータに接続される構成で
あり、しかも、パーソナルコンピュータにおいては、デ
ジタルカメラとの接続用コネクタがパーソナルコンピュ
ータ本体の背面側に装備されていることが多く、デジタ
ルカメラとパーソナルコンピュータとを上記ケーブルで
接続する作業は、意外に面倒なものとなっていた。
【0004】そこで、このような接続上の面倒さを解消
するデジタルカメラとして、たとえば特開平9ー130
659号公報には、ノートブック型パーソナルコンピュ
ータにおけるPCカード用スロット部に挿入装着可能に
構成されたデジタルカメラが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このデジタルカメラに
よれば、確かに、ケーブルを使わずにパーソナルコンピ
ュータに接続でき、パーソナルコンピュータとの間でデ
ータの授受を行うことができる。
【0006】しかし、上記のデジタルカメラは、カメラ
本体部内のメモリに記録された撮影画像データをパーソ
ナルコンピュータに転送させることは可能であるもの
の、外部記憶媒体に記憶されたデータをパーソナルコン
ピュータに読み込ませたり、あるいはパーソナルコンピ
ュータ側から前記外部記憶媒体にデータを書き込んだり
することはできなかった。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、ケーブルを使用することなくコンピュータに
接続できるのはもとより、コンピュータの周辺機器とし
て動作することが可能となるカメラを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、記憶媒体を
備え、コンピュータの拡張スロットに着脱可能なデジタ
ルカメラにおいて、前記記憶媒体を前記カメラに対して
着脱自在に構成された記憶媒体装填部と、前記記憶媒体
を前記記憶媒体装填部に装着し、かつ前記デジタルカメ
ラを前記拡張スロットに装着した状態で、コンピュータ
が前記記憶媒体を参照可能とするためのインターフェー
ス手段と、を備えたことを特徴とするデジタルカメラに
よって解決される。
【0009】このデジタルカメラによれば、該カメラを
コンピュータの拡張スロットに装着すると、デジタルカ
メラとコンピュータとがケーブルを介することなく接続
されるのはもとより、記憶媒体を着脱自在な記憶媒体装
填部を有しているから、この記憶媒体装填部に、該デジ
タルカメラによる撮影データ以外のデータを格納した各
種の記憶媒体を装填することで、コンピュータはインタ
ーフェース手段を介して前記データを参照することがで
きる。つまり、各種記憶媒体をコンピュータに参照させ
るためのドライブとして、デジタルカメラを機能させる
ことができる。
【0010】望ましくは、前記記憶媒体装填部は、前記
カメラがコンピュータの拡張スロットに装着された状態
で、記憶媒体をカメラから着脱可能な位置に設けられて
いるのが良い。
【0011】このデジタルカメラによれば、カメラをコ
ンピュータの拡張スロットに装着したまま、記憶媒体の
着脱操作を行うことができ、ドライブとしての機能がさ
らに高まる。
【0012】また、上記課題は、コンピュータの拡張ス
ロットに着脱可能なデジタルカメラにおいて、赤外線に
よってデジタルカメラを外部機器と通信可能にするため
の赤外線送受光部と、前記デジタルカメラを前記拡張ス
ロットに装着した状態で、前記コンピュータが前記赤外
線送受光部を介して外部機器と通信可能とするためのイ
ンターフェース手段と、を備えたことを特徴とするデジ
タルカメラによっても解決される。
【0013】このデジタルカメラによれば、外部機器と
コンピュータとの間でのデータの授受を、カメラの赤外
線送受光部及びインターフェース手段を介して赤外線に
より無線で行わせることができる。
【0014】なお、上記コンピュータは、必ずしも表示
装置やキーボードを有するものとして構成される必要は
なく、プログラムに基づいて演算処理を行う機能を備え
ているものであればよく、その形態は問わない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施態様に係
るデジタルカメラを図面に基づいて説明する。
【0016】デジタルカメラ1は、図1〜3に示すよう
に、箱型のカメラ本体部2と直方体状の撮像部3とから
構成されている。撮像部3は、正面(図2の紙面手前
側)から見てカメラ本体部2の右側面に着脱可能、か
つ、この右側面と平行な面内に回動可能に装着されてい
る。この撮像部3は、カメラ本体部2から外しても、コ
ード(図示せず)を介してカメラ本体部2に電気的に接
続でき、撮影を行うことができるようになっている。
【0017】前記撮像部3は、マクロズームからなる撮
影レンズおよびCCD(Charge Coupled
Device)などの光電変換素子からなる撮像装置
を有し、被写体の光学像をCCDの各画素で光電変換さ
れた電荷信号により構成される画像に変換して取り込む
ものである。一方、カメラ本体部2は、LCD(Liq
uid Crystal Display)からなる表
示部10、メモリカード8を装着するためのカード装填
室17、デバイスベイインターフェース用の接続端子
(コネクタ)13、IrDA(Infrared Da
ta Associat ion)規格の赤外線送受光
部20を有し、主として上記撮像部3で取り込まれた画
像信号に所定の信号処理を施した後、LCD表示部10
への表示、メモリカード8への記録、パーソナルコンピ
ュータへの転送等の処理を行うものである。
【0018】撮像部3の内部には、マクロズームレンズ
301が配設され、このマクロズームレンズ301の後
方位置の適所にCCDカラーエリアセンサ303を備え
た撮像回路が設けられている。また、撮像部3内の適所
にフラッシュ光の被写体からの反射光を受光する調光セ
ンサ305を備えた調光回路304が設けられている。
【0019】カメラ本体部2の前面には、図1に示すよ
うに、左端部の適所にグリップ部4が設けられ、右端部
の上部適所に内蔵フラッシュ5が設けられている。ま
た、カメラ本体部2の上面には、図2に示すように、略
中央に記録画像を再生する際のコマ送り用のスイッチ
6、7が設けられている。スイッチ6は、記録画像をコ
マ番号が増大する方向(撮影順の方向)にコマ送りする
ためのスイッチ(Upスイッチともいう)であり、UP
スイッチ7は、記録画像をコマ番号が減少する方向にコ
マ送りするためのスイッチ(Downスイッチともい
う)である。また、背面側(図2の紙面手前側)からみ
てDownスイッチ7の左側にメモリカード8に記録さ
れた画像を消去するための消去スイッチDが設けられ、
Upスイッチ6の右側にシャッターボタン9が設けられ
ている。
【0020】カメラ本体部2の背面には、図2に示すよ
うに、左端部の略中央に撮影画像のモニタ表示(ビュー
ファインダーに相当)および記録画像の再生表示等を行
うためのLCD表示部10が設けられている。また、L
CD表示部10の下方位置には、メモリカード8に記録
される画像データの圧縮率Kを切換設定するための圧縮
率設定スライドスイッチ12が設けられている。さら
に、カメラ本体部2の背面には、電源スイッチPS,操
作メニュー呼び出しスイッチMENUが設けられてい
る。
【0021】さらにまた、上記カメラ本体部2の一側面
(図1の左側面)には、パーソナルコンピュータのデバ
イスベイに装着した際に使用する前記接続端子13が設
けられており、また、他側面(図1の右側面)には、前
記赤外線送受光部20が設けられている。同じく、カメ
ラ本体部2の他側面(図1の右側面)には、カード装填
室17が設けられ、メモリカード8を挿脱自在に装填で
きるようになっている。
【0022】前記デジタルカメラ1には、フラッシュ
(以下、フラュシュをFLと記すことがある)発光に関
するモードとして、被写体輝度に応じて自動的に内蔵フ
ラッシュ5を発光させる「自動発光モード」、被写体輝
度に関係なく内蔵フラッシュ5を強制的に発光させる
「強制発光モード」および内蔵フラッシュ5の発光を禁
止する「発光禁止モード」が設けられ、上記LCD表示
部10の上方に配設されたFLモード設定スイッチ11
を押す毎に「自動発光」、「強制発光」および「発光禁
止」の各モードがサイクリックに切り換わり、いずれか
のモードが選択設定されるようになっている。また、デ
ジタルカメラ1は、1/8と1/20の2種類の圧縮率
Kが選択設定可能となされ、たとえば圧縮率設定スイッ
チ12を右にスライドすると、圧縮率K=1/8が設定
され、左にスライドすると、圧縮率K=1/20が設定
される。なお、本実施の形態では、2種類の圧縮率Kが
選択設定できるようにしているが、3種類以上の圧縮率
Kを選択設定できるようにしてもよい。
【0023】さらに、カメラ本体部2の背面の右端上部
には、「撮影モード」と「再生モード」とを切換設定す
る撮影/再生モード設定スイッチ14が設けられてい
る。撮影モードは、写真撮影を行うモードであり、再生
モードは、メモリカード8に記録された撮影画像をLC
D表示部10に再生表示するモードである。撮影/再生
モード設定スイッチ14も2接点のスライドスイッチか
らなり、たとえば右にスライドすると、再生モードが設
定され、左にスライドすると、撮影モードが設定され
る。
【0024】カメラ本体部2の底面には、電池装填室1
8が設けられ、電池装填室18の装填口は、クラムシェ
ルタイプの蓋15により閉塞されるようになっている。
本実施形態におけるデジタルカメラ1は、4本の単三形
乾電池を直列接続してなる電源電池を駆動源としてい
る。
【0025】図4は、デジタルカメラ1の制御系を示す
ブロック図である。
【0026】撮像部3内において、前記CCD303
は、マクロズームレンズ301により結像された被写体
の光像を、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の画
像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる
信号)に光電変換して出力する。タイミングジェネレー
タ314は、CCD303の駆動を制御するための各種
のタイミングパルスを生成するものである。
【0027】撮像部3における露出制御は、絞りが固定
絞りとなっているので、CCD303の露光量、すなわ
ち、シャッタースピードに相当するCCD303の電荷
蓄積時間を調節して行われる。被写体輝度が低輝度時に
適切なシャッタースピードが設定できない場合は、CC
D303から出力される画像信号のレベル調整を行うこ
とにより露光不足による不適正露出が補正される。すな
わち、低輝度時は、シャッタースピードとゲイン調整と
を組み合わせて露出制御が行われる。画像信号のレベル
調整は、信号処理回路313内のAGC回路のゲイン調
整において行われる。
【0028】タイミングジェネレータ314は、タイミ
ング制御回路202から送信される基準クロックに基づ
きCCD303の駆動制御信号を生成するものである。
タイミングジェネレータ314は、たとえば積分開始/
終了(露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の受
光信号の読出制御信号(水平同期信号、垂直同期信号、
転送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD303
に出力する。
【0029】信号処理回路313は、CCD303から
出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ
信号処理を施すものである。信号処理回路313は、C
DS(相関二重サンプリング)回路とAGC(オートゲ
インコントロール)回路とを有し、CDS回路により画
像信号のノイズの低減を行い、AGC回路のゲインを調
整することにより画像信号のレベル調整を行う。
【0030】調光回路304は、フラッシュ撮影におけ
る内蔵フラッシュ5の発光量を全体制御部211により
設定された所定の発光量に制御するものである。フラッ
シュ撮影においては、露出開始と同時に被写体からのフ
ラッシュ光の反射光が調光センサ305により受光さ
れ、この受光量が所定の発光量に達すると、調光回路3
04から全体制御部211を介してフラッシュ制御回路
214に発光停止信号が出力される。フラッシュ制御回
路214は、この発光停止信号に応答して内蔵フラッシ
ュ5の発光を強制的に停止し、これにより内蔵フラッシ
ュ5の発光量が所定の発光量に制御される。
【0031】カメラ本体部2内において、A/D変換器
205は、画像信号の各画素信号を10ビットのデジタ
ル信号に変換するものである。A/D変換器205は、
A/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナロ
グ信号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
【0032】カメラ本体部2内には、基準クロック、タ
イミングジェネレータ314、A/D変換器205に対
するクロックを生成するタイミング制御回路202が設
けられている。タイミング制御回路202は、全体制御
部211により制御される。
【0033】黒レベル補正回路206は、A/D変換器
205でA/D変換された画素信号(以下、画素データ
という。)の黒レベルを基準の黒レベルに補正するもの
である。また、ホワイトバランス回路(以下、WB回路
という)207は、γ補正後にホワイトバランスも合わ
せて調整されるように、R、G、Bの各色成分の画素デ
ータのレベル変換を行うものである。WB回路207
は、全体制御部211から入力される、レベル変換テー
ブルを用いてR、G、Bの各色成分の画素データのレベ
ルを変換する。なお、レベル変換テーブルの各色成分の
変換係数(特性の傾き)は全体制御部211により撮影
画像毎に設定される。
【0034】γ補正回路208は、画素データのγ特性
を補正するものである。γ補正回路208は、γ特性の
異なる例えば6種類のγ補正テーブルを有し、撮影シー
ンや撮影条件に応じて所定のγ補正テーブルにより画素
データのγ補正を行う。
【0035】画像メモリ209は、γ補正回路208か
ら出力される画素データを記憶するメモリである。画像
メモリ209は、1フレーム分の記憶容量を有してい
る。すなわち、画像メモリ209は、CCD303がn
行m列の画素を有している場合、n×m画素分の画素デ
ータの記憶容量を有し、各画素データが対応する画素位
置に記憶されるようになっている。
【0036】VRAM210は、LCD表示部10に再
生表示される画像データのバッファメモリである。VR
AM210は、LCD表示部10の画素数に対応した画
像データの記憶容量を有している。
【0037】撮影待機状態においては、撮像部3により
1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素データが、
A/D変換器205〜γ補正回路208により所定の信
号処理を施された後、画像メモリ209に記憶されると
ともに、全体制御部211を介してVRAM210に転
送され、LCD表示部10に表示される。これにより撮
影者はLCD表示部10に表示された画像により被写体
像を視認することができる。また、再生モードにおいて
は、メモリカード8から読み出された画像が全体制御部
211で所定の信号処理が施された後、VRAM210
に転送され、LCD表示部10に再生表示される。
【0038】カードI/F212は、メモリカード8へ
の画像データの書込みおよび画像データの読出しを行う
ためのインターフェースである。また、インターフェー
ス213は、デジタルカメラ1をパーソナルコンピュー
タ19にデバイスベイによって接続するためのもので、
内部的にはUSB(Universal Serial
Bus)規格ないしはIEEE1394規格に準拠し
たインターフェースであり、コンピュータ19側のイン
ターフェースに対応している。
【0039】フラッシュ制御回路214は、内蔵フラッ
シュ5の発光を制御する回路である。フラッシュ制御回
路214は、全体制御部211の制御信号に基づき内蔵
フラッシュ5の発光の有無、発光量及び発光タイミング
等を制御し、調光回路304から入力される発光停止信
号STPに基づき内蔵フラッシュ5の発光量を制御す
る。
【0040】IrDA20は、前述したIrDA規格に
基づく赤外線送受光部である。
【0041】RTC219は、撮影日時等を管理するた
めの時計回路であり、図示しない別の電源で駆動され
る。
【0042】操作部250は、前記Upスイッチ6、D
ownスイッチ7、シャッターボタン9、FLモード設
定スイッチ11、圧縮率設定スイッチ12、撮影/再生
モード設定スイッチ14に相当するスイッチを備えてい
る。
【0043】全体制御部211は、マイクロコンピュー
タからなり、上述した撮像部3内およびカメラ本体部2
内の各部材の駆動を有機的に制御してデジタルカメラ1
の撮影動作を統括制御するものである。
【0044】また、全体制御部211は、露出制御値
(シャッタースピードSS)を設定するための輝度判定
部とシャッタースピード(SS)設定部とを備えてい
る。全体制御部211は、撮影モードにおいて、シャッ
ターボタン9により撮影が指示されると、撮影指示後に
画像メモリ209に取り込まれた画像のサムネイル画像
と圧縮率設定スイッチ12で設定された圧縮率Kにより
JPEG方式により圧縮された圧縮画像とを生成し、撮
影画像に関するタグ情報(コマ番号、露出 値、シャッ
タスピード、圧縮率K、撮影日、撮影時のフラッシュの
使用・非使用のデータ、シーン情報、画像の判定結果等
の情報)とともに両画像をメモリカード8に記憶する。
【0045】デジタルカメラによって記録された画像
は、図5に示すように、圧縮率1/20で40コマの画
像が記憶可能であり、各コマ81〜85はタグの部分と
JPEG形式で圧縮された高解像度の画像データ(64
0×480画素)とサムネイル表示用の画像データ(8
0×60画素)が記録されている。各コマ単位で、たと
えばEXIF形式の画像ファイルとして扱うことが可能
である。
【0046】また、メモリカード8には、パーソナルコ
ンピュータ19によりデータを書き込むための記憶領域
86が設定されている。
【0047】図6は、上記デジタルカメラ1が接続され
た、ホストコンピュータとしてのパーソナルコンピュー
タ19を示す外観図である。
【0048】パーソナルコンピュータ19は、CPU等
を内蔵したパーソナルコンピュータ本体191、CRT
等からなるディスプレイ(モニタ)装置192およびキ
ーボード193等を備え、デスクトップ型として構成さ
れている。
【0049】上記パーソナルコンピュータ本体191の
前面には、前記カメラ本体部2を着脱可能、かつ電気的
接続可能に挿入保持する拡張スロットとしてのデバイス
ベイDBが形成されている。このデバイスベイDBは、
Plug and Playを可能とする拡張ドライブ
ベイであり、USB規格ないしはIEEE1394規格
に準拠したインターフェースを有し、ハードディスク装
置やCD−ROMドライブ等の周辺装置を直接挿入装着
できるようになっている。前記カメラ本体部2も同様
に、前記デバイスベイDBに挿入装着可能となるよう
に、デバイスベイDBの断面形状に対応した外形寸法に
形成されている。
【0050】前記デジタルカメラ1のカメラ本体部2
は、接続端子13側をデバイスベイDB側に向けてデバ
イスベイDBに挿入されるが、デバイスベイDBへの挿
入によって、接続端子13がデバイスベイDBの奥部に
設けられている図示しないパーソナルコンピュータ側の
接続端子(コネクタ)と接続されるようになっている。
また、前記カメラ本体部2が上記デバイスベイDBに挿
入保持された状態では、デジタルカメラ1の電力は、接
続端子13を介してパーソナルコンピュータ19から供
給されるようになっている。
【0051】このように、パーソナルコンピュータ19
に設けたデバイスベイDBにデジタルカメラ1のカメラ
本体部2を挿入すれば、カメラ本体部2とパーソナルコ
ンピュータ19との間の電気的接続関係が成立するた
め、ケーブルによる接続作業を行うことなく、デジタル
カメラ1とパーソナルコンピュータ19との間でのデー
タの授受が行える。
【0052】かつまた、前記カメラ本体部2を上記デバ
イスベイDBに挿入保持したまま、上記カメラ本体部2
におけるメモリカード8の挿脱操作、赤外線による送受
信操作、撮像部3のカメラ本体部2に対する着脱操作を
行うことができるように、メモリカード装填室17、赤
外線送受光部20、撮像部3の接続部21は、デバイス
ベイDBに挿入保持されたカメラ本体部2の外部露出部
位、たとえばパーソナルコンピュータ本体191の前面
191a側に位置するカメラ本体部2の一側面(接続端
子13の反対側の側面)に設けられている。従って、上
記のようなメモリカード8の挿脱操作、赤外線による送
受信操作、撮像部3のカメラ本体部2に対する着脱操作
が、非常に行いやすくなる。
【0053】上記デバイスベイDBに装着されたデジタ
ルカメラ1は、パーソナルコンピュータ19に対して各
種の周辺機器として機能する。例えば、カメラ本体2の
接続部21に、カメラヘッドとしての撮像部3が直接に
あるいはケーブルを介して接続されている場合には、パ
ーソナルコンピュータ19に画像を取り込むキャプチャ
ーカメラとして機能する。この場合、レンズ301を介
してCCD303に取り込まれた光学像は、デジタルカ
メラ1単体による撮影時と同様の信号処理、画像処理が
施され、インターフェース213を介してパーソナルコ
ンピュータに画像データとして送られる。
【0054】また、撮影画像データが記録されたメモリ
カードだけでなく、各種のカード形記憶媒体をカード装
填室17に装填することにより、該カード形記憶媒体の
データをパーソナルコンピュータ19で読み込んだり、
あるいはパーソナルコンピュータ19からカード形記憶
媒体へデータを書き込んだりするためのカードドライブ
としても機能する。この場合は、カードインターフェー
ス212、全体制御部211、インターフェース213
を介して、パーソナルコンピュータ19とメモリカード
8や他のカード形記憶媒体との間でのデータの送受が行
われる。
【0055】さらにまた、他の外部機器とパーソナルコ
ンピュータ19との間で、赤外線によるデータの送受を
行わせるための、IrDA規格に基づくインターフェー
ス装置としても機能する。この場合は、赤外線送受光部
20、全体制御部211、インターフェース213を介
して、パーソナルコンピュータ19と他の外部機器との
間でのデータ送受が行われる。
【0056】なお、パーソナルコンピュータ19には、
デバイスベイDBに装着されたデジタルカメラを、上記
のような各種周辺機器として機能させるためのドライバ
ソフトが組み込まれており、動作時には、後述するよう
に、対応するドライバソフトが選択されるようになって
いる。
【0057】上記構成のデジタルカメラ1を、パーソナ
ルコンピュータ19のデバイスベイDBに装着したとき
の動作について、図7のフローチャートを参照して説明
する。
【0058】図7および以下の説明では、ステップをS
で示す。
【0059】カメラ本体部2を、ホストパーソナルコン
ピュータ19のデバイスベイDBに装着すると、まず、
パーソナルコンピュータ19側においては、S101
で、デバイスベイDBへの接続の確認を行い、S102
で、デバイスベイDBを介して接続端子13よりデジタ
ルカメラ1に電力供給を行ったのち、S103で、デバ
イスベイDBに装着されたデバイスの種類(型)を問い
かける。
【0060】一方、デジタルカメラ1においては、S1
06で、S103のパーソナルコンピュータ19からの
問いかけをインターフェース213を介して全体制御部
211が受け取るとともに、カメラヘッドである撮像部
3がカメラ本体部2に接続されているか否かを判別す
る。撮像部3が接続されていると(S106にてYE
S)、S107で、デバイス型として、カードドライ
ブ、IrDAインターフェース、キャプチャーカメラの
複合型であることの答えをパーソナルコンピュータ19
側に返す。
【0061】撮像部3がカメラ本体部2に接続されてい
なければ(S106にてNO)、S108で、デバイス
型が、カードドライブ、IrDA規格のインターフェー
スの複合型であることの答えをパーソナルコンピュータ
19側に返す。
【0062】パーソナルコンピュータ19は、S104
で、デバイスベイDBに装着されたデバイスの種類
(型)についてのデジタルカメラ1からの答えを受け取
ると、S105で、パーソナルコンピュータ19内に予
め用意されている必要なドライバを組み込む。
【0063】こうして、パーソナルコンピュータ19側
でのドライバの組み込みが終了すれば、デジタルカメラ
は、S109で、パーソナルコンピュータ19の周辺機
器として動作する。この結果、パーソナルコンピュータ
19上で所定のアプリケーションソフトを起動すること
によって、メモリカード8に記憶されているデータを参
照したり、赤外線送受光部20によって外部機器(例え
ばIrDA規格の赤外線送受光部20を備えた他のパー
ソナルコンピュータ)との通信が可能になる。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、カメラ
をコンピュータの拡張スロットに装着すると、デジタル
カメラとコンピュータとがケーブルを介することなく接
続され、接続作業が容易になる。
【0065】しかも、記憶媒体に記憶された撮影画像デ
ータをコンピュータに取り込む場合にも、記憶媒体を記
憶媒体装填部に装填したまま、デジタルカメラ本体をコ
ンピュータの周辺装置装着部に装着すればよく、記憶媒
体をデジタルカメラから取り外してコンピュータ側に再
装填する手間が省け、便利である。
【0066】しかもまた、記憶媒体装填部に、各種の記
憶媒体を装填することで、これら記憶媒体のデータを、
インターフェース手段を介してコンピュータは参照する
ことができる。つまり、各種記憶媒体をコンピュータに
参照させるためのドライブとして、デジタルカメラを機
能させることができ、該デジタルカメラの用途範囲を拡
大することができ、商品価値の高いデジタルカメラとな
る。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加えて、カメラをコンピュータの拡張スロットに装着
したまま、記憶媒体の着脱操作を行うことができ、ドラ
イブとしての機能を更に高めることができ、操作性が各
段に良くなる効果がある。
【0068】請求項3に記載の発明によれば、外部機器
とコンピュータとの間でのデータの授受を、カメラを介
して赤外線により無線で行わせることができる効果があ
り、デジタルカメラの用途範囲の拡大が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施形態に係るデジタル
カメラを示す正面図である。
【図2】同じくデジタルカメラの背面図である。
【図3】同じくデジタルカメラの底面図である。
【図4】同じくデジタルカメラの制御系を示すブロック
図である。
【図5】メモリカード内の画像の記憶構造を示す説明図
である。
【図6】デジタルカメラのカメラ本体部が保持されたパ
ーソナルコンピュータを示す外観斜視図である。
【図7】デジタルカメラとパーソナルコンピュータとの
交信動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・デジタルカメラ 2・・・・・・・・・カメラ本体部 3・・・・・・・・・撮像部 8・・・・・・・・・メモリカード(記憶媒体) 13・・・・・・・・接続端子(コネクタ) 17・・・・・・・・カード装填室(記憶媒体装填部) 19・・・・・・・・コンピュータ 20・・・・・・・・赤外線送受光部 213・・・・・・・インターフェース(インターフェ
ース手段) DB・・・・・・・・デバイスベイ(拡張スロット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 学 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5B014 GE01 5B065 BA09 CA11 5C022 AA13 AB65 AC42 AC77 AC78 AC80

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体を備え、コンピュータの拡張ス
    ロットに着脱可能なデジタルカメラにおいて、 前記記憶媒体を前記カメラに対して着脱自在に構成され
    た記憶媒体装填部と、前記記憶媒体を前記記憶媒体装填
    部に装着し、かつ前記デジタルカメラを前記拡張スロッ
    トに装着した状態で、コンピュータが前記記憶媒体を参
    照可能とするためのインターフェース手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記記憶媒体装填部は、前記カメラがコ
    ンピュータの拡張スロットに装着された状態で、前記記
    憶媒体を前記カメラから着脱可能な位置に設けられてい
    る請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 コンピュータの拡張スロットに着脱可能
    なデジタルカメラにおいて、 赤外線によってデジタルカメラを外部機器と通信可能に
    するための赤外線送受光部と、 前記デジタルカメラを前記拡張スロットに装着した状態
    で、前記コンピュータが前記赤外線送受光部を介して外
    部機器と通信可能とするためのインターフェース手段
    と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1443407A1 (en) * 2001-10-23 2004-08-04 Netac Technology Co., Ltd. A method to add storage feature to computer peripherals and its architecture

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