JP2000164100A - リレー - Google Patents

リレー

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JP2000164100A
JP2000164100A JP33472098A JP33472098A JP2000164100A JP 2000164100 A JP2000164100 A JP 2000164100A JP 33472098 A JP33472098 A JP 33472098A JP 33472098 A JP33472098 A JP 33472098A JP 2000164100 A JP2000164100 A JP 2000164100A
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正浩 忽那
Hiroaki Hamaguchi
博昭 濱口
Naoki Kanemoto
直樹 金本
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H1/58Electric connections to or between contacts; Terminals
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可動接点ばねに固定する導電板への編組線の溶
着部の位置決めが容易な上に、アーク吸引力の増加が図
れるリレーを提供することにある。 【解決手段】導電板106’はメイン可動接点ばね81
を挟んでメイン可動接点をかしめ固定する四角平板状の
固定部55と、この固定部55の中央下端よりやや後方
へ延出した連結部56の下端が中央片の中央上端に一体
連結されたコ字型部57とで構成されており、コ字型部
57の両側片である突出片57a,57a間の板面は、
固定部55のメイン可動接点ばね81が接面する板面よ
りやや後方に位置し、この両突出片57a,57a間の
板面が編組線91の一端を溶着する溶着部を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラッチングリレー
(リモコンリレー)等のリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12〜図15は従来のラッチングリレ
ー(リモコンリレー)を示す。電磁駆動機構を構成する
電磁石ブロック5は可動枠1が鉄芯2に吸引されて接離
動作する電磁石装置3を電磁石ベース4に組み込んで構
成してあり、接点ブロック8は図15に示すように、上
記電磁石ベース4とは別体の接点ベース6に接点装置7
を組み込んで構成してあり、電磁石ブロック5とこれと
は別体の接点ブロック8とを組合せた状態で電磁石装置
3の可動枠1の駆動により接点装置7の接点切り換えを
行うようになっている。
【0003】電磁石ベース4は角筒形又は有底角筒状
(すなわち一端が開口した箱状)をしており、図14に
示すように一端面部が開口した有底の四角筒状(すなわ
ち有底角筒状)をした外殻本体部15の上部に偏平な角
筒状をした補助外殻部17を一体に形成して構成してあ
り、外殻本体部15の底面部に該当する部分に端子挿入
孔32が穿孔してある。
【0004】また、角筒状をした電磁石ベース4の一端
部の開口端部側は後述の接点ブロック8の四角筒状をし
たハウジングである接点ベース6の被嵌合部12が嵌合
するための四角筒状の嵌合部11となっている。嵌合部
11には係合孔14を形成している。
【0005】図12に示すように、外殻本体部15の開
口端部側の一端部及び補助外殻部17には上下に対向す
る位置に後述の手動レバー部21を挿通するための切欠
部92、92bが設けてある。
【0006】電磁石装置3は図12に示すように、コイ
ルボビン30,鉄芯2,ヨーク22,磁性材からなる接
極子24、永久磁石40、可動枠1、ゴム製静音ダンパ
ー49等により構成してある。
【0007】ヨーク22は、ヨーク22の主体を構成す
る磁性材からなるメインヨーク23と、接極子24と対
向する磁極面を有する一対の磁性材からなるサイドヨー
ク25とで構成してある。ここで、メインヨーク23は
コ字状をしており、該メインヨーク23には鉄芯2の後
端2bを嵌め込んでかしめ固定する孔22cが設けられ
ている。メインヨーク23のコ字状をした両対向片の外
面部にはそれぞれ後述の可動枠1の一対の腕部28の軸
受け部54を回転自在に軸支するための軸部51を設け
てある。更に、このメインヨーク23のコ字状をした両
対向片の先端面部の両側に一対の係合溝部26を形成
し、サイドヨーク25に係合溝部26に係合する被係合
部27を設けてあり、係合溝部26に被係合部27を係
合することで、コ字状をしたメインヨーク23の先端部
の両側にサイドヨーク25を取付けてある。
【0008】コイルボビン30にはコイルボビン30を
合成樹脂で成形する際にT型の鉄芯2を同時成形により
インサートしてある。該鉄芯2の両端部はコイルボビン
30から突出している。
【0009】コイルボビン30には両側に鍔部77が形
成してあり、一方の鍔部77にはコイル端子取付け凹部
93が設けてあり、このコイル端子取付け凹部93に巻
線94の先端を接続するコイル端子62を嵌め込んで取
付けてある。
【0010】またコイルボビン30には上記のように鉄
芯2を同時一体成形してあって、鉄芯2の両端部がコイ
ルボビン30よりも突出しているが、図12に示すよう
に鉄芯2のT型先端2aの突出部分の上下両側にはコイ
ルボビン30からの突出部61を突出してある。そして
一方の突出部61はゴム製の静音ダンパー49の取付け
基台50を前方へ突出しており、この取付け基台50に
は静音ダンパー49がダンパー押え板49aで押え付け
るように取付けてある。
【0011】可動枠1は中央片1bから両腕部28を突
設した略コ字状をし、その両腕部28の先端部には軸受
け部54が設けてある。軸受け部54はヨーク22の主
体を構成するメインヨーク23の両側にそれぞれ設けた
軸部51に回転自在に軸支されるものである。
【0012】可動枠1の中央片1bの内側面には嵌め込
み凹所(図示せず)が形成してあり、この嵌め込み凹所
に一対の接極子24の先端部間に永久磁石40を介在さ
せたブロックの先端部が嵌め込まれて接着剤により接着
して固着してある。接極子24の磁極面にはレシジュア
ルプレートが取着される。
【0013】可動枠1は中央片1bから手動レバー部2
1を図12において上向きに突設してある。また、中央
片1bから腕部28の突出方向と反対方向に向けて第1
突起部63と第2突起部64の2つの突起部を突設して
ある。
【0014】上記のように、コイルボビン30、鉄芯
2,ヨーク22、接極子24、永久磁石40、可動枠
1,静音ダンパー49等を組立てて構成した電磁石装置
3は電磁石ベース4の四角筒状をした外殻本体部15の
窓孔から内部に嵌め込まれて内装される。上記のように
して電磁石装置3を電磁石ベース4に嵌め込んで取付け
た状態では図14に示すように電磁石ベース4の底面部
の端子挿入孔32に電磁石装置3のコイルボビン30の
コイル端子62が貫通して外部に突出するものである。
【0015】また、電磁石装置3を電磁石ベース4に嵌
め込んで取付けた状態では手動レバー部21は図14の
ように切欠部92a,92bに挿通してあり、手動レバ
ー部21の先端部が外部に突出している。この手動レバ
ー部21を外部から操作することで、外部から可動枠1
を回転させるとともに、補助接点ブロック16の補助用
の可動接点ばね35を開閉できるようになっている。
【0016】外殻本体部15に付設した筒状をした補助
外殻部17には開口から補助接点ブロック16を嵌め込
んで組み込んである。補助接点ブロック16は図12に
示すように合成樹脂製のベース44と、導電性の金属板
からなる可動端子板33と、導電性の金属板からなる固
定端子板19と、ばね弾性を有する導電'性金属板から
なる可動接点ばね35等により構成されており、合成樹
脂製のベース44には可動端子板33と、固定端子板1
9とをベース44上に形成した嵌め込み溝16a,16
bに後部を嵌め込んで略平行に配設するとともに、その
後端を外方向に突出してある。固定端子板19は先端の
可動端子板33側面に固定接点19aを固着してある。
【0017】可動接点ばね35は一端を可動端子板33
の中間部の固定端子板19側の側面に鋲等により固定さ
れて、図14に示すように自由端の近傍側面に設けた可
動接点35aを固定端子板19の他端に設けた固定接点
19aに弾性により接触させている。 そして可動端子板
33の他端及び可動接点ばね35の自由端は、補助接点
ブロック16を補助外殻部17に嵌め込んだ際に、切欠
部92a,92bに挿通された手動レバー部21の側面
に対向するような長さに形成され、可動接点ばね35の
自由端は手動レバー部21の先端側面に形成せる補助接
点駆動部21aに弾接している。
【0018】而して補助接点ブロック16を補助外殻部
17に嵌め込んで組み込んだ場合、上記手動レバー部2
1の先端部の外部に突出した部分を操作して可動枠1を
回転させることにより、補助接点ブロック16の可動接
点ばね35の自由端を手動レバー部21の補助接点駆動
部21aにより押動して、可動接点ばね35の可動接点
35aを固定接点19aより開離させることができるよ
うになっている。
【0019】つまり、手動レバー部21を外部から操作
することで、電磁石装置3の可動枠1の手動操作と補助
接点ブロック16の接点開閉とを行うことができるよう
になっている。
【0020】接点ブロック8は図12に示すように、四
角筒状をした接点ベース6内に接点装置7を内装して構
成してある。四角筒状をした接点ベース6の一端部は四
角筒状をした電磁石ベース4の一端部の嵌合部11と嵌
合するための四角筒状をした被嵌合部12が形成されて
いる。また接点ベース6の他端部には他の接点ブロック
8の接点ベース6の被嵌合部12と嵌合できるように嵌
合部11’を設けてある。
【0021】そして、被嵌合部12に係合突起13を、
嵌合部11’に係合孔14’を形成してある。また、接
点ブロック8の内部は仕切壁101 により2室に仕切
ってある。
【0022】接点装置7は可動端子部76と固定端子部
78とで構成してある。可動端子部76は図12、図1
5に示すように、可動端子79にメイン可動接点80を
設けたメイン可動ばね81と、アーク可動接点82を設
けた反転ばねからなるアーク可動ばね83とを固着して
構成してあり、また、固定端子部78は図12,図15
に示すように、固定端子84にメイン可動接点80と対
向するメイン固定接点85と、アーク可動接点82と対
向するアーク固定接点86とを設けて構成してある。
【0023】接点ベース6の仕切壁101で仕切った一
方の室には可動端子部76が納装される。可動端子79
は両側に対向する突片を有するコ字状をしており、対向
する突片の一方にメイン可動接点80を設けたメイン可
動ばね81を固着すると共に他方の突片にアーク可動接
点82を設けたアーク可動ばね83を固着して全体がU
字状をした可動端子部76を構成してある。また、メイ
ン可動接点80側の導電板106に一端部を溶着して接
続し且つ可動端子79に他端部を溶着して接続した編組
線91を、U字状をした可動端子部76のメイン可動ば
ね81に沿わせてある。導電板106はメイン可動ばね
81の固定端子84に対向する面と反対側の面に配置さ
れ、反対側に設けられるメイン可動接点80の裏部から
突出し、メイン可動ばね81を貫通したかしめ突起(図
示せず)をかしめ固定し、メイン可動接点80とともに
メイン可動ばね81に固定されてその両側縁をメイン可
動ばね81の両側方へ突出させている。
【0024】固定端子84はコ字状をしており、一側片
にはメイン固定接点85が設けてあり、他側片にはアー
ク固定接点86が設けてあり、コ字状をした固定端子8
4を電磁石ベース4の仕切壁101により仕切った他方
の室から固定端子84の両側片を仕切板10壁の孔部1
07に挿入して一方の室内に突入させるものであり、メ
イン可動接点80とメイン固定接点85とが対向し、ア
ーク可動接点82とアーク固定接点86とが対向してい
るものである。またメイン固定接点85を設けた部位の
下方には図13に示すように両側片の先端をメイン可動
ばね81側の導電体106の両側縁に対向させ、アーク
を吸引駆動するコ字型の電磁鉄片37をかしめ鋲20で
固定端子84にかしめ固定してある。
【0025】ここで、アーク可動接点82とアーク固定
接点86とでアーク接点67を構成してあり、上記アー
ク可動接点82とアーク固定接点86とはいずれも耐溶
着性能の良好な材料により形成してある。
【0026】また、メイン可動接点80とメイン固定接
点85とでメイン接点68を構成してあり、上記メイン
可動接点80とメイン固定接点85とはいずれも接触抵
抗性能の良好な材料により形成してある。
【0027】接点ベース6の仕切壁101で仕切った一
方の室にはカード10を回転自在に内装してある。カー
ド10は図14に示すように仕切壁101から突出した
軸部114にカード10の一端部の孔115を回転自在
に取付けてある。
【0028】而して内側の接点ブロック8では、電磁石
ベース4の四角筒状をした嵌合部11に接点ベース6の
四角筒状をした被嵌合部12を嵌合し、係合突起13を
係合孔14に係合することで、電磁石ベース4に別体の
接点ベース6を接合するものである。
【0029】このように電磁石ベース4に別体の接点ブ
ロック8の接点ベース6を接合した際、電磁石ブロック
5に設けた回転運動をする可動枠1と、接点ブロック8
に設けた回転運動をするカード10とは機械的に接続さ
れるものである。
【0030】すなわち既に説明したように、可動枠1の
回転先端部である中央片1bに第1突起部63と第2突
起部64とを突設する。そして、カード10には上記第
1突起部63により作用される第1作用部65と、第2
突起部64により作用される第2作用部66とを設ける
ものである。
【0031】ここで、接点装置7のカード10は可動枠
1の第1、第2突起部63,64の動きを第1、第2作
用部65,66に受けて連動回転し、オン動作時にはア
ーク接点67をオフからオンに切り換えた後アーク可動
ばね81の反転によりオフさせ、またメイン接点68を
アーク接点67のオン後にオフからオンに切り換え、ま
たオフ動作時にはアーク接点67をオフさせながら,メ
イン接点68をオフからオンへ切り替えるよう動作す
る。
【0032】つまり可動枠1は電磁石装置3の巻線への
励磁/逆励磁により永久磁石40で夫々が異なる磁極面
となっている一対の接極子24の一方を鉄芯2の磁極面
及びサイドヨーク25に吸引させて可動枠1を回転さ
せ、可動枠1の可動によりカード10を回転して接点装
置7を駆動すると共に、可動枠1の回転により補助接点
ブロック16の可動接点ばね35を押し動かして或いは
元に戻して可動接点35aと固定接点19aとを開離或
いは接触させるようになっている。
【0033】ところで、電磁石ベース4の四角筒状をし
た嵌合部11に接点ベース6の四角筒状をした被嵌合部
12を嵌合し、係合突起13を係合孔14に係合するこ
とで、電磁石ベース4に別体の接点ベース6を接合し、
電磁石ブロック5に設けた回転運動をする可動枠1と、
接点ブロック8に設けた回転運動をするカード10とを
機械的に接続することで、片切りのリレーを構成するの
であるが、図示する例では二組の接点ブロック8を重ね
て両切り型を構成している。
【0034】すなわち、内側の接点ブロック8の四角筒
状をした嵌合部11’に外側の接点ブロック8の四角筒
状をした被嵌合部12を嵌合し、係合突起13を係合孔
14に係合することで、接点ブロック8を重ねて着脱自
在に接合できるものである。ここで、両接点ブロック8
には図12に示すような絶縁板118を介在して接合す
るものである。外側に位置する接点ブロック8には係合
突起13付の絶縁板118’を取付け、係合突起13を
外側に位置する接点ブロック8の係合孔14に係合する
ものである。
【0035】また、カード10には他の接点ブロック8
に設けたカード10とピン71により連結するための孔
部72が設けてある。
【0036】また、各接点ベース6に設けた仕切壁10
1及び絶縁板118にはそれぞれ孔部119,120が
設けてある。そして、一方のカード10の孔部72から
ピン71を挿入し、該ピン71を孔部119,120を
挿通して他方のカード10の孔部72に嵌合するもので
ある。
【0037】以上のように構成されたラッチングリレー
は電磁石ブロック5の励磁により或いは手動レバー部2
1の手動操作により接点ブロック8内のカード10を介
して接点装置7の開閉駆動ができるようなっている。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の接点
装置7において、編組線91を溶着する導電板106が
平板状であるため、編組線91の溶着する位置の位置決
めが難しいという問題があった。
【0039】また電磁鉄片37のかしめ固定が緩んだ場
合、対向する導電板106に溶着する固定端子84にか
しめ固定された電磁鉄片37の両側片の先端が導電板1
06に接触して溶着するという問題があった。
【0040】本発明は、上記の問題点に鑑みて為された
もので、請求項1の発明の目的とするところは、可動接
点ばねに固定する導電板への編組線の溶着部の位置決め
が容易な上に、アーク吸引力の増加が図れるリレーを提
供することにある。
【0041】請求項2の目的とするところは、上記請求
項1の目的に加えて、固定端子側にかしめ固定される鉄
片がかしめ固定の緩みがあっても、鉄片と、可動接点ば
ね側の導電板との距離を確保できるリレーを提供するこ
とにある。
【0042】請求項3の目的とするところは、請求項1
の目的に加えて、固定端子側の鉄片が導電板に接触する
ことがないように鉄片を固定したリレーを提供すること
にある。
【0043】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、固定接点を設けた固定端子
と、該固定端子に対して対向配置され、電磁駆動機構に
より固定端子片に対して近接・開離するように動かされ
る可動接点ばねの一端を固着した可動端子と、上記固定
端子側に設けられ、両側片の先端を固定端子の板面より
も可動接点ばね側へ突出させたコ字型の鉄片と、上記可
動接点ばねに上記固定接点に接触・開離する可動接点を
設けるとともに、上記鉄片の両側片先端に先端が夫々対
向する突出片を一体形成した導電板とを有し、該導電板
の両側突出片間の板面を、上記可動端子に一端を溶着し
た編組線の他端を溶着する溶着部とした接点装置を備え
たことを特徴とする。
【0044】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記鉄片は両側片の内側基部に固定端子の長手方
向に凹溝を形成するとともに、中央片に固定端子の背面
に突設したかしめ固定用だぼを挿入するスリットを形成
し、両側片間に固定端子を挿入して固定端子の両側縁を
凹溝内に嵌め、且つ固定端子の挿入方向に設けた上記ス
リットの開口部より上記かしめ固定用だぼをスリット内
に挿入してかしめ固定して成ることを特徴とすることを
特徴とする。
【0045】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記鉄片は、接点装置を収納するハウジングの固
定端子の背面に近接した内壁に形成した凹部に中央片が
嵌め込み固定され、両側片を固定端子の両側より可動接
点ばね方向へ突出して成ることを特徴とする。
【0046】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0047】(実施形態1)図2は本実施形態の分解斜
視図を示し、図示する本実施形態は、接点装置7のメイ
ン可動接点80をメイン可動接点ばね81に固着される
導電板106’の構成が上述の従来例とは異なる他は基
本的に従来例と同じ構成を有するものであり、図におい
て上記従来例と同じ動作を無す同じ構成要素には同じ番
号、記号を付して、これらの構成要素の説明は従来の技
術の欄で説明を参照することにし、ここでは省略する。
【0048】次に本実施形態の主要な構成である導電板
106’について詳説する。本実施形態に用いる導電板
106’は図1、図3,図4に示すようにメイン可動接
点ばね81を挟んでメイン可動接点80をかしめ固定す
る四角平板状の固定部55と、この固定部55の中央下
端よりやや後方へ延出した連結部56の下端が中央片の
中央上端に一体連結されたコ字型部57とで構成されて
おり、コ字型部57の両側片である突出片57a,57
a間の板面は、固定部55のメイン可動接点ばね81が
接面する板面よりやや後方に位置し、この両突出片57
a,57a間の板面が編組線91の一端を溶着する溶着
部を構成する。
【0049】而して導電板106’を可動接点ばね81
に固着するに当たっては、一端が可動端子79に溶着さ
れる編組線91の他端を上記溶着部に溶着し、しかる後
にメイン可動接点ばね81を貫通させたメイン可動接点
80のかしめ用だぼ80aを、導電板106’の固定部
55の挿通孔55aに挿通させてその先端をかしめるこ
とで導電板106’を可動接点ばね81に固着するので
ある。このときメイン可動接点ばね81の両側から導電
板106’のコ字型部57の両突出片57a、57aが
メイン固定接点85を設けている固定端子84側方向へ
突出し、その先端を電磁鉄片37の両側片の先端と対向
するようになる。
【0050】このような構成の本実施形態にあったは、
編組線91の溶着位置の位置決めが容易となる上に、電
磁鉄片37の両側片の先端とコ字型部57の両突出片5
7a,57aとで図5に示すようにアーク発生時に磁気
回路を構成して従来に比べて電磁鉄板37の吸引力が増
加することになる。またメッキ加工時の重なり防止が図
れる。
【0051】(実施形態2)図6は本実施形態の分解斜
視図を示し、図示する本実施形態は、接点装置7の電磁
鉄片37’の固定端子84に固着する構成が実施形態1
と異なるが、可動接点ばね81に固着される導電板10
6’の構成は実施形態1と同じである。従って図におい
て、実施形態1或いは従来例と同じ動作を無す同じ構成
要素には同じ番号、記号を付し、これらの構成要素の説
明は従来の技術の欄で説明を参照することにして、ここ
では省略する。
【0052】次に本実施形態の主要な構成である電磁鉄
片37’の固定端子84に固着する構成について詳説す
る。本実施形態に用いる固定端子84はメイン固定接点
85をかしめ固定した部位の下方に垂下せる垂下片84
aの背面に図7、図8に示すようにかしめ固定するため
のだぼ58を一体突設してある。一方電磁鉄片37’は
両側片37a、37aの内側基部に、上記の固定端子8
4の垂下片84aの長手方向に対応するように凹溝37
bを形成してある。この凹溝37bの幅は固定端子84
の垂下片84aの肉厚とほぼ同じとし、垂下片84aの
側縁が嵌合できるようになっている。また電磁鉄片3
7’の中央片には上端が開口したスリット59を穿設し
ている。
【0053】そして電磁鉄片37’を固定端子84に固
定するに当たっては、固定端子84の垂下片84aの下
端を電磁鉄片37’の凹溝37b,37b間に入れて電
磁鉄片37’を上方向に動かし、スリット59内にだぼ
58を上端開口より入れ、だぼ58をかしめれば良い。
【0054】固定端子84の垂下片84aに電磁鉄片3
7’を固着した状態では電磁鉄片37’の両側片37
a,37aが可動接点ばね81方向へ突出する。
【0055】本実施形態によれば、実施形態1の利点に
加えて、電磁鉄片37’のかしめ固定が緩んでも、固定
端子84の垂下片84aを内包する形と凹溝37bに垂
下片84aの両側縁が嵌合することにより、電磁鉄片3
7’が導電板106’側へ近ずくのを規制し、電磁鉄片
37’が導電板106’に接触して溶着されるを防ぐこ
とができる。
【0056】(実施形態3)図9は本実施形態の分解斜
視図を示し、図示する本実施形態は、接点装置7の電磁
鉄片37’の固定端子84に固着する構成が実施形態
1、2と異なるが、可動接点ばね81に固着される導電
板106’の構成は実施形態1と同じであり、またその
他の構成も上述の従来例と同じものである。従って図に
おいて、実施形態1或いは従来例と同じ動作を無す同じ
構成要素には同じ番号、記号を付して、これらの構成要
素の説明は従来の技術の欄で説明を参照することにし、
ここでは省略する。
【0057】次に本実施形態の主要な構成である電磁鉄
片37”の固定端子84に固着する構成について詳説す
る。上記従来例、実施形態1,2では固定端子84へ電
磁鉄片37或いは37”をかしめ固定する構造であった
が、本実施形態では図10、図11に示すように固定端
子84の垂下片84aの背方近傍に位置する接点ベース
6の内側面に電磁鉄片37”の中央片を挟み込んで固定
する嵌合凹部60を並行する2条のリブ60a,60a
間に形成し、電磁鉄片37”をかしめ固定によらずに固
定端子84の垂下片84aの背方側に配設する構成とし
ている。
【0058】電磁鉄片37”を嵌合凹部60に固着した
状態では電磁鉄片37’の両側片37a,37aは垂下
片84aの板面よりも可動接点ばね81方向へ突出す
る。
【0059】本実施形態によれば、実施形態1の利点に
加えて、かしめ固定を用いないため組み付け作業が容易
な上に、仮に固着状態が緩んでも電磁鉄片37”が導電
板106’側へ近ずくのを垂下片84aにより規制し
て、電磁鉄片37”が導電板106’に接触して溶着さ
れるを防ぐことができる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明では、固定接点を設けた
固定端子と、該固定端子に対して対向配置され、電磁駆
動機構により固定端子片に対して近接・開離するように
動かされる可動接点ばねの一端を固着した可動端子と、
上記固定端子側に設けられ、両側片の先端を固定端子の
板面よりも可動接点ばね側へ突出させたコ字型の鉄片
と、上記可動接点ばねに上記固定接点に接触・開離する
可動接点を設けるとともに、上記鉄片の両側片先端に先
端が夫々対向する突出片を一体形成した導電板とを有
し、該導電板の両側突出片間の板面を、上記可動端子に
一端を溶着した編組線の他端を溶着する溶着部とした接
点装置を備えたので、編組線の溶着位置の位置決めが容
易となる上に、鉄片の両側片の先端と対向する導電板の
突出片とで磁気回路を構成して従来に比べて鉄板のアー
ク吸引力が増加することになり。またメッキ加工時の重
なり防止が図れるという効果がある。
【0061】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記鉄片は両側片の内側基部に固定端子の長手方
向に凹溝を形成するとともに、中央片に固定端子の背面
に突設したかしめ固定用だぼを挿入するスリットを形成
し、両側片間に固定端子を挿入して固定端子の両側縁を
凹溝内に嵌め、且つ固定端子の挿入方向に設けた上記ス
リットの開口部より上記かしめ固定用だぼをスリット内
に挿入してかしめ固定したので、請求項1の発明の効果
に加えて、仮にかしめ固定が緩んでも鉄片が固定端子に
より規制されて導電板に接触するのを防止でき、そのた
め鉄片が導電板に溶着されないという効果がある。
【0062】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記鉄片は、接点装置を収納するハウジングの固
定端子の背面に近接した内壁に形成した凹部に中央片が
嵌め込み固定され、両側片を固定端子の両側より可動接
点ばね方向へ突出してあるので、請求項1の発明の効果
に加えて、かしめ固定を用いないため組み付け作業が容
易な上に、仮に固着状態が緩んでも電磁鉄片が固定端子
により規制されて導電板に接触するのを防止でき、その
ため鉄片が導電板に溶着されないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部の拡大斜視図であ
る。
【図2】同上の全体の分解斜視図である。
【図3】(a)は同上に用いる導電板の側面図である。
(b)は同上に用いる導電板の正面図である。
【図4】同上に用いられる接点ブロックの一部破断せる
背面図である。
【図5】同上に用いられる導電板と電磁鉄片との磁気回
路の説明図である。
【図6】本発明の実施形態2の全体の分解斜視図であ
る。
【図7】同上の要部の一部破断せる拡大斜視図である。
【図8】(a)は同上に用いる接点ブロックの一部省略
せる正面図である。(b)は同上に用いる接点ブロック
の一部破断せる背面図である。
【図9】本発明の実施形態3の全体の分解斜視図であ
る。
【図10】同上の要部の一部破断せる拡大斜視図であ
る。
【図11】(a)は同上に用いる接点ブロックの一部省
略せる正面図である。(b)は同上に用いる接点ブロッ
クの一部破断せる背面図である。
【図12】従来例の全体の分解斜視図である。
【図13】同上に用いる電磁鉄片部位の一部せる拡大斜
視図である。
【図14】(a)は同上に用いる電磁ブロックの一部破
断せる上面図である。(b)は同上に用いる電磁ブロッ
クの側面断面図 (c)は同上に用いる電磁ブロックの背面図である。
【図15】(a)は同上に用いる接点ブロックの上面図
である。(b)は同上に用いる接点ブロックの一部省略
せる正面図である。(c)は同上に用いる接点ブロック
の下面図である。(d)は同上に用いる接点ブロックの
側面図である。(e)は同上に用いる接点ブロックの一
部破断せる背面図である。
【符号の説明】
55 固定部 56 連結部 57 コ字型部 57a 突出片 80a かしめ用だぼ 81 メイン可動接点ばね 91 編組線 106’ 導電板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金本 直樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G027 AA28 BB09 BC20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定接点を設けた固定端子と、該固定端子
    に対して対向配置され、電磁駆動機構により固定端子片
    に対して近接・開離するように動かされる可動接点ばね
    の一端を固着した可動端子と、上記固定端子側に設けら
    れ、両側片の先端を固定端子の板面よりも可動接点ばね
    側へ突出させたコ字型の鉄片と、上記可動接点ばねに上
    記固定接点に接触・開離する可動接点を設けるととも
    に、上記鉄片の両側片先端に先端が夫々対向する突出片
    を一体形成した導電板とを有し、該導電板の両側突出片
    間の板面を、上記可動端子に一端を溶着した編組線の他
    端を溶着する溶着部とした接点装置を備えたことを特徴
    とするリレー。
  2. 【請求項2】上記鉄片は両側片の内側基部に固定端子の
    長手方向に凹溝を形成するとともに、中央片に固定端子
    の背面に突設したかしめ固定用だぼを挿入するスリット
    を形成し、両側片間に固定端子を挿入して固定端子の両
    側縁を凹溝内に嵌め、且つ固定端子の挿入方向に設けた
    上記スリットの開口部より上記かしめ固定用だぼをスリ
    ット内に挿入してかしめ固定して成ることを特徴とする
    請求項1記載のリレー。
  3. 【請求項3】上記鉄片は、接点装置を収納するハウジン
    グの固定端子の背面に近接した内壁に形成した凹部に中
    央片が嵌め込み固定され、両側片を固定端子の両側より
    可動接点ばね方向へ突出して成ることを特徴とする請求
    項1記載のリレー。
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