JP2000164071A - ロータリースイッチのリード線引出構造 - Google Patents
ロータリースイッチのリード線引出構造Info
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- JP2000164071A JP2000164071A JP10335720A JP33572098A JP2000164071A JP 2000164071 A JP2000164071 A JP 2000164071A JP 10335720 A JP10335720 A JP 10335720A JP 33572098 A JP33572098 A JP 33572098A JP 2000164071 A JP2000164071 A JP 2000164071A
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- lead
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板に接続したリード線を無理なく円筒部材
内に引き出す。 【解決手段】 基板13に切除部24を形成することに
より、筒状軸部17の軸心と直交し、かつ、挿通穴23
が位置する平面内で、前記基板13をスライド移動可能
とする。前記切除部24を構成する内縁の一部に、前記
基板13をスライド移動させた際、前記挿通穴23を構
成する内縁に当接するストッパ部26aを形成する。ま
た、リード線27を、前記基板13のスライド移動によ
り筒状軸部17の軸心に近付く位置に接続する。
内に引き出す。 【解決手段】 基板13に切除部24を形成することに
より、筒状軸部17の軸心と直交し、かつ、挿通穴23
が位置する平面内で、前記基板13をスライド移動可能
とする。前記切除部24を構成する内縁の一部に、前記
基板13をスライド移動させた際、前記挿通穴23を構
成する内縁に当接するストッパ部26aを形成する。ま
た、リード線27を、前記基板13のスライド移動によ
り筒状軸部17の軸心に近付く位置に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の方向指示
レバー等に採用されるロータリースイッチのリード線引
出構造に関するものである。
レバー等に採用されるロータリースイッチのリード線引
出構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータリースイッチのリード線引
出構造として、例えば、図6に示すように、自動車のワ
イパー駆動レバーに採用されるものがある。このリード
線引出構造では、レバー100の内部に円筒部材101
が配設されている。円筒部材101は、先端側に設けた
鍔部102に基板103を取り付けられ、レバー100
の開口端部に嵌合一体化されている。基板103には複
数本のリード線104が接続され、これらリード線10
4は円筒部材101内にその外壁に形成した挿通穴10
5を介して引き出されている。
出構造として、例えば、図6に示すように、自動車のワ
イパー駆動レバーに採用されるものがある。このリード
線引出構造では、レバー100の内部に円筒部材101
が配設されている。円筒部材101は、先端側に設けた
鍔部102に基板103を取り付けられ、レバー100
の開口端部に嵌合一体化されている。基板103には複
数本のリード線104が接続され、これらリード線10
4は円筒部材101内にその外壁に形成した挿通穴10
5を介して引き出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記リード
線引出構造では、円筒部材101は操作部106を回転
自在に支持しなければならず、所定の強度が必要とされ
る。このため、前記挿通穴105はできるだけ小さくす
ることが望まれる。しかも、円筒部材101に設けられ
る鍔部102は、基板103の取付けのみならず、レバ
ー100の開口端部への嵌合をも兼用している。このた
め、基板103に接続されたリード線104は、鍔部1
02から狭い範囲に設けた挿通穴105を介して円筒部
材101内に引き出さなければならない。したがって、
組み付けた状態でリード線104が大きく屈曲し、基板
103との接続部分に多大な負荷が作用して断線する等
の不具合が発生する恐れがある。
線引出構造では、円筒部材101は操作部106を回転
自在に支持しなければならず、所定の強度が必要とされ
る。このため、前記挿通穴105はできるだけ小さくす
ることが望まれる。しかも、円筒部材101に設けられ
る鍔部102は、基板103の取付けのみならず、レバ
ー100の開口端部への嵌合をも兼用している。このた
め、基板103に接続されたリード線104は、鍔部1
02から狭い範囲に設けた挿通穴105を介して円筒部
材101内に引き出さなければならない。したがって、
組み付けた状態でリード線104が大きく屈曲し、基板
103との接続部分に多大な負荷が作用して断線する等
の不具合が発生する恐れがある。
【0004】そこで、本発明は、基板に接続したリード
線を無理なく円筒部材内に引き出すことのできるロータ
リースイッチのリード線引出構造を提供することを課題
とする。
線を無理なく円筒部材内に引き出すことのできるロータ
リースイッチのリード線引出構造を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、レバー内に、有底筒状で、そ
の開口部に基板が装着される基板保持部と、該基板保持
部の中心を貫通する筒状軸部とからなる円筒部材を配設
し、前記基板に接続したリード線を、前記筒状軸部に形
成した挿通穴を介して引き出すようにしたロータリース
イッチのリード線引出構造において、前記基板に切除部
を形成することにより、前記筒状軸部の軸心と直交し、
かつ、前記挿通穴が位置する平面内で、前記基板をスラ
イド移動可能とし、前記切除部を構成する内縁の一部
に、前記基板をスライド移動させた際、前記挿通穴を構
成する内縁に当接するストッパ部を形成すると共に、前
記リード線を、前記基板のスライド移動により筒状軸部
の軸心に近付く位置に接続したものである。
決するための手段として、レバー内に、有底筒状で、そ
の開口部に基板が装着される基板保持部と、該基板保持
部の中心を貫通する筒状軸部とからなる円筒部材を配設
し、前記基板に接続したリード線を、前記筒状軸部に形
成した挿通穴を介して引き出すようにしたロータリース
イッチのリード線引出構造において、前記基板に切除部
を形成することにより、前記筒状軸部の軸心と直交し、
かつ、前記挿通穴が位置する平面内で、前記基板をスラ
イド移動可能とし、前記切除部を構成する内縁の一部
に、前記基板をスライド移動させた際、前記挿通穴を構
成する内縁に当接するストッパ部を形成すると共に、前
記リード線を、前記基板のスライド移動により筒状軸部
の軸心に近付く位置に接続したものである。
【0006】この構成により、基板を基板保持部に装着
すると、リード線の屈曲量を抑えつつ挿通穴を介して円
筒部材に引き出すことができる。
すると、リード線の屈曲量を抑えつつ挿通穴を介して円
筒部材に引き出すことができる。
【0007】前記切除部を、前記基板に偏心して穿設さ
れ、円筒部材の筒状軸部が挿通する円形部と、該円形部
を部分的に広げてなり、その内縁の一部が前記ストッパ
部である略三角形部とで構成してもよい。
れ、円筒部材の筒状軸部が挿通する円形部と、該円形部
を部分的に広げてなり、その内縁の一部が前記ストッパ
部である略三角形部とで構成してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。
付図面に従って説明する。
【0009】図1及び図2は、本発明に係るロータリー
スイッチのリード線引出構造を採用したワイパー駆動レ
バー1を示す。
スイッチのリード線引出構造を採用したワイパー駆動レ
バー1を示す。
【0010】このワイパー駆動レバー1は、レバー本体
2の先端に、フロントワイパー駆動部3と、リアワイパ
ー駆動部4とを設けたもので、図示しないステアリング
ハンドルのシャフトの周囲に設けたスイッチ本体に回動
可能に取り付けられる。
2の先端に、フロントワイパー駆動部3と、リアワイパ
ー駆動部4とを設けたもので、図示しないステアリング
ハンドルのシャフトの周囲に設けたスイッチ本体に回動
可能に取り付けられる。
【0011】レバー本体2は、先端に向かって徐々に径
寸法を大きくする筒状体である。レバー本体2の中心に
は、内壁からの延設部5によって支持された筒部6が設
けられ、その先端はレバー本体2から突出している。筒
部6の先端外面には係止孔7が穿設されている。
寸法を大きくする筒状体である。レバー本体2の中心に
は、内壁からの延設部5によって支持された筒部6が設
けられ、その先端はレバー本体2から突出している。筒
部6の先端外面には係止孔7が穿設されている。
【0012】フロントワイパー駆動部3は、前記レバー
本体2の端面に取り付けられるドーナツ状の第一基板8
と、前記筒状体の外周に回転自在に支持される第一操作
部9とからなる。そして、第一操作部9を回転操作する
と、その回転位置に応じて導電板9aによって前記第一
基板8の接点が切り替わり、図示しないフロントワイパ
ーを駆動制御できるようになっている。また、前記第一
操作部9には、コイルスプリング10によって付勢され
たボール11が配設され、この第一操作部9の回転操作
に節度感を得ることができるようになっている。
本体2の端面に取り付けられるドーナツ状の第一基板8
と、前記筒状体の外周に回転自在に支持される第一操作
部9とからなる。そして、第一操作部9を回転操作する
と、その回転位置に応じて導電板9aによって前記第一
基板8の接点が切り替わり、図示しないフロントワイパ
ーを駆動制御できるようになっている。また、前記第一
操作部9には、コイルスプリング10によって付勢され
たボール11が配設され、この第一操作部9の回転操作
に節度感を得ることができるようになっている。
【0013】リアワイパー駆動部4は、前記レバー本体
2の筒部6に装着される筒状部材12と、この筒状部材
12に取り付けられる第二基板13と、この第二基板1
3の接点を切り替える導電板14を備えた第二操作部1
5とから構成されている。
2の筒部6に装着される筒状部材12と、この筒状部材
12に取り付けられる第二基板13と、この第二基板1
3の接点を切り替える導電板14を備えた第二操作部1
5とから構成されている。
【0014】前記筒状部材12は、図3に示すように、
有底筒状の基板保持部16の中心に筒状軸部17を貫通
させたものである。
有底筒状の基板保持部16の中心に筒状軸部17を貫通
させたものである。
【0015】前記基板保持部16には、3箇所等分にリ
ブ18が形成され、第二基板13を開口端部に位置決め
して取付け可能となっている。また、開口端部の内面に
は回止め用の係止片19が形成されている。
ブ18が形成され、第二基板13を開口端部に位置決め
して取付け可能となっている。また、開口端部の内面に
は回止め用の係止片19が形成されている。
【0016】前記筒状軸部17は、基板保持部16の一
方から突出する大径部20と、他方から突出する小径部
21とからなる。大径部20には、小径部21との接続
部近傍内面に係止突部22が形成され、前記レバー本体
2の筒部6に形成した係止孔7に係止されるようになっ
ている。また、前記筒状軸部17には、基板保持部16
に対応する部分が周方向に180度の範囲に亘って切除
されることにより挿通穴23が形成されている。
方から突出する大径部20と、他方から突出する小径部
21とからなる。大径部20には、小径部21との接続
部近傍内面に係止突部22が形成され、前記レバー本体
2の筒部6に形成した係止孔7に係止されるようになっ
ている。また、前記筒状軸部17には、基板保持部16
に対応する部分が周方向に180度の範囲に亘って切除
されることにより挿通穴23が形成されている。
【0017】前記第二基板13は、図4に示すように、
円盤状で、偏心した位置に本発明に係る切除部の一例で
ある開口部24が形成されている。この開口部24は、
前記筒状軸部17の外周面に沿う円形部25と、この円
形部25の両側にはみ出した略三角形部26とで構成さ
れている。略三角形部26は、第二基板13を前記筒状
部材12に取り付ける際、挿通穴23の空間を利用して
スライド移動可能とするためのもので、そのストッパ部
26aが筒状軸部17の挿通穴23の内縁23aに当接
して位置決めされるようになっている。また、前記第二
基板13には、3本のリード線27が接続されている。
リード線27の接続部分は、前記開口部24の円形部2
5に沿って中心側に設けられ、その表面は固定接点27
aとなっている。また、第二基板13の外周縁には、前
記筒状部材12の基板保持部16に形成した係止片19
が係止して第二基板13の回転方向の位置決めを行うた
めの係止用切欠き28が形成されている。
円盤状で、偏心した位置に本発明に係る切除部の一例で
ある開口部24が形成されている。この開口部24は、
前記筒状軸部17の外周面に沿う円形部25と、この円
形部25の両側にはみ出した略三角形部26とで構成さ
れている。略三角形部26は、第二基板13を前記筒状
部材12に取り付ける際、挿通穴23の空間を利用して
スライド移動可能とするためのもので、そのストッパ部
26aが筒状軸部17の挿通穴23の内縁23aに当接
して位置決めされるようになっている。また、前記第二
基板13には、3本のリード線27が接続されている。
リード線27の接続部分は、前記開口部24の円形部2
5に沿って中心側に設けられ、その表面は固定接点27
aとなっている。また、第二基板13の外周縁には、前
記筒状部材12の基板保持部16に形成した係止片19
が係止して第二基板13の回転方向の位置決めを行うた
めの係止用切欠き28が形成されている。
【0018】前記第二操作部15は、外装体29と、導
電板保持部30と、スプリング保持部31と、蓋体32
とからなる。
電板保持部30と、スプリング保持部31と、蓋体32
とからなる。
【0019】前記外装体29は、筒状で、内側内周部に
一体的に導電板保持部材30が形成されている。
一体的に導電板保持部材30が形成されている。
【0020】前記導電板保持部30は、前記筒状部材1
2の小径部21に外装され、一端面に設けた係止突部2
2に略U字状の導電板14が取り付けられている。導電
板14は、両端の可動接点14aが第二基板13を摺接
し、そこに設けた固定接点(図示せず)と接離すること
により、図示しないリアワイパーを駆動制御できるよう
になっている。
2の小径部21に外装され、一端面に設けた係止突部2
2に略U字状の導電板14が取り付けられている。導電
板14は、両端の可動接点14aが第二基板13を摺接
し、そこに設けた固定接点(図示せず)と接離すること
により、図示しないリアワイパーを駆動制御できるよう
になっている。
【0021】前記スプリング保持部31は、筒状部材1
2に固定される一方、他端部には環状溝33が形成さ
れ、そこには巻回した捩りスプリング34が配設されて
いる。
2に固定される一方、他端部には環状溝33が形成さ
れ、そこには巻回した捩りスプリング34が配設されて
いる。
【0022】前記蓋体32は、前記外装体29の開口端
部に一体的に取り付けられ、その内面には捩りスプリン
グ34の端部に当接する当接片35が形成されている。
部に一体的に取り付けられ、その内面には捩りスプリン
グ34の端部に当接する当接片35が形成されている。
【0023】したがって、前記外装体29を保持して回
転操作すると、これに伴って、導電板保持部30が回転
するので、導電板14により第二基板13の接点が切り
替えられる。このとき、蓋体32の当接片35が捩りス
プリング34の一方の端部に係合し、その付勢力に抗し
て回動している。このため、外装体29は元の位置に復
帰する。
転操作すると、これに伴って、導電板保持部30が回転
するので、導電板14により第二基板13の接点が切り
替えられる。このとき、蓋体32の当接片35が捩りス
プリング34の一方の端部に係合し、その付勢力に抗し
て回動している。このため、外装体29は元の位置に復
帰する。
【0024】次に、前記構成からなるワイパー駆動レバ
ー1の組立方法について説明する。
ー1の組立方法について説明する。
【0025】まず、レバー本体2に第一基板8と第一操
作部9を順次組み付け、前記レバー本体2の筒部6に筒
状部材12を装着する。
作部9を順次組み付け、前記レバー本体2の筒部6に筒
状部材12を装着する。
【0026】続いて、第二基板13に筒状部材12を取
り付ける。この場合、図5(a)に示すように、予め、
第二基板13に接続したリード線27を筒状部材12の
筒状軸部17に挿通し、レバー本体2の筒部6を介して
引き出しておく。そして、筒状部材12の小径部21を
第二基板13の開口部24に挿通させながら、基板保持
部16に向かって第二基板13を移動させる。リード線
27は開口部24に沿う位置に接続されているため、こ
のリード線27をスムーズに筒状軸部17内に挿入する
ことが可能である。第二基板13が基板保持部16に至
れば、図5(b)に示すように、開口部24の内方に筒
状部材12の挿通穴23が位置するので、第二基板13
を筒状部材12の軸方向とは直交する方向にスライド移
動させる。そして、ストッパ部が挿通穴23の両側内縁
に当接した時点で、第二基板13を基板保持部16の開
口部24に係合する。このとき、第二基板13と基板保
持部16の底面との間には、リブ18によって前記挿通
穴23の一部が連通する所定の空間が形成される。しか
も、前記第二基板13のスライド移動により、リード線
27の接続部分が筒状部材12の軸心側に移動すること
になる。したがって、リード線27ほ殆ど曲がらず(図
1及び図5(b)参照)、リード線27の接続部分に曲
げ応力や引張り応力が作用しにくくなるので、断線に至
る等の不具合は発生することがない。
り付ける。この場合、図5(a)に示すように、予め、
第二基板13に接続したリード線27を筒状部材12の
筒状軸部17に挿通し、レバー本体2の筒部6を介して
引き出しておく。そして、筒状部材12の小径部21を
第二基板13の開口部24に挿通させながら、基板保持
部16に向かって第二基板13を移動させる。リード線
27は開口部24に沿う位置に接続されているため、こ
のリード線27をスムーズに筒状軸部17内に挿入する
ことが可能である。第二基板13が基板保持部16に至
れば、図5(b)に示すように、開口部24の内方に筒
状部材12の挿通穴23が位置するので、第二基板13
を筒状部材12の軸方向とは直交する方向にスライド移
動させる。そして、ストッパ部が挿通穴23の両側内縁
に当接した時点で、第二基板13を基板保持部16の開
口部24に係合する。このとき、第二基板13と基板保
持部16の底面との間には、リブ18によって前記挿通
穴23の一部が連通する所定の空間が形成される。しか
も、前記第二基板13のスライド移動により、リード線
27の接続部分が筒状部材12の軸心側に移動すること
になる。したがって、リード線27ほ殆ど曲がらず(図
1及び図5(b)参照)、リード線27の接続部分に曲
げ応力や引張り応力が作用しにくくなるので、断線に至
る等の不具合は発生することがない。
【0027】その後、前記筒状部材12の小径部21
に、導電板14を取り付けた導電板保持部30を装着
し、この導電板保持部30にスプリング保持部31を一
体化した後、外装体29及び蓋体32を順次組み付ける
ことによりワイパー駆動レバー1が完成する。
に、導電板14を取り付けた導電板保持部30を装着
し、この導電板保持部30にスプリング保持部31を一
体化した後、外装体29及び蓋体32を順次組み付ける
ことによりワイパー駆動レバー1が完成する。
【0028】なお、前記実施形態では、第二基板13に
本発明の切除部として開口部24を形成するようにした
が、外縁から形成した切欠きにより構成するようにして
もい。
本発明の切除部として開口部24を形成するようにした
が、外縁から形成した切欠きにより構成するようにして
もい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るロータリースイッチのリード線引出構造によれ
ば、基板保持部に基板を装着すると、リード線の接続位
置が筒状軸部の中心に近付くように構成したので、簡単
な構造であっても、リード線の曲がりを抑えて接続部分
に作用する応力を軽減し、断線等の不具合を防止可能で
ある。
に係るロータリースイッチのリード線引出構造によれ
ば、基板保持部に基板を装着すると、リード線の接続位
置が筒状軸部の中心に近付くように構成したので、簡単
な構造であっても、リード線の曲がりを抑えて接続部分
に作用する応力を軽減し、断線等の不具合を防止可能で
ある。
【図1】 本発明に係るロータリースイッチのリード線
引出構造を採用したワイパー駆動レバーの断面図であ
る。
引出構造を採用したワイパー駆動レバーの断面図であ
る。
【図2】 図1の分解斜視図である。
【図3】 図1の筒状部材の断面図(a)、側面図
(b)及び(a)のA─A線断面図(c)である。
(b)及び(a)のA─A線断面図(c)である。
【図4】 図1の第二基板の正面図(a)及び断面図
(b)である。
(b)である。
【図5】 筒状部材に第二基板を組付ける状態を示す正
面図及び断面図である。
面図及び断面図である。
【図6】 従来例に係るロータリースイッチのリード線
引出構造を採用したワイパー駆動レバーの断面図であ
る。
引出構造を採用したワイパー駆動レバーの断面図であ
る。
1…ワイパー駆動レバー 2…レバー本体 3…フロントワイパー駆動部 4…リアワイパー駆動部 6…筒部 8…第一基板 12…筒状部材 13…第二基板 14…導電板 15…第二操作部 16…基板保持部 17…筒状軸部 23…挿通穴 24…開口部 25…円形部 26…略三角形部 26a…ストッパ部 27…リード線
Claims (2)
- 【請求項1】 レバー内に、有底筒状で、その開口部に
基板が装着される基板保持部と、該基板保持部の中心を
貫通する筒状軸部とからなる円筒部材を配設し、前記基
板に接続したリード線を、前記筒状軸部に形成した挿通
穴を介して引き出すようにしたロータリースイッチのリ
ード線引出構造において、 前記基板に切除部を形成することにより、前記筒状軸部
の軸心と直交し、かつ、前記挿通穴が位置する平面内
で、前記基板をスライド移動可能とし、前記切除部を構
成する内縁の一部に、前記基板をスライド移動させた
際、前記挿通穴を構成する内縁に当接するストッパ部を
形成すると共に、前記リード線を、前記基板のスライド
移動により筒状軸部の軸心に近付く位置に接続したこと
を特徴とするロータリースイッチのリード線引出構造。 - 【請求項2】 前記切除部を、前記基板に偏心して穿設
され、円筒部材の筒状軸部が挿通する円形部と、該円形
部を部分的に広げてなり、その内縁の一部が前記ストッ
パ部である略三角形部とで構成したことを特徴とする請
求項1に記載のロータリースイッチのリード線引出構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335720A JP2000164071A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | ロータリースイッチのリード線引出構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335720A JP2000164071A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | ロータリースイッチのリード線引出構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000164071A true JP2000164071A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18291724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10335720A Withdrawn JP2000164071A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | ロータリースイッチのリード線引出構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000164071A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002061471A1 (fr) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Zeon Corporation | Plaque guide optique et unite d'eclairage |
JP2008293899A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Asahi Denso Co Ltd | 産業機械用操作装置 |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP10335720A patent/JP2000164071A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002061471A1 (fr) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Zeon Corporation | Plaque guide optique et unite d'eclairage |
JP2008293899A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Asahi Denso Co Ltd | 産業機械用操作装置 |
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