JP2000164066A - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

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JP2000164066A
JP2000164066A JP10335108A JP33510898A JP2000164066A JP 2000164066 A JP2000164066 A JP 2000164066A JP 10335108 A JP10335108 A JP 10335108A JP 33510898 A JP33510898 A JP 33510898A JP 2000164066 A JP2000164066 A JP 2000164066A
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誠一 菅
Kazuhiro Yokoyama
和弘 横山
Kazutoshi Watanabe
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Tsuyoshi Narusawa
強 鳴澤
Shinji Hirano
平野  伸児
Katsuyuki Katayama
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/12Push-buttons
    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
    • H01H3/125Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 キートップを降下させても第1と第2のレバ
ーが重ならないような構成にして、薄型化が可能で、且
つ操作性に優れたキーボード装置を提供する。 【解決手段】 第1レバー4の第1係止部4aから軸支
部4eまでの寸法とこの軸支部4eから第2係止部4c
までの寸法の比と、第2レバー5の第1係止部5aから
軸支部5eまでの寸法とこの軸支部5eから第2係止部
5bまでの寸法の比とが等しくなるようにし、キートッ
プ6を降下させたときに、第1と第2のレバー4、5の
それぞれの第2係止部4c、5bが第1と第2のレバー
4、5のそれぞれの第1係止部4a、5aの外側に位置
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワープロ、パソコ
ン等の入力機器に使用して好適なキーボード装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の入力機器に使用されるキ
ーボード装置は、図9、図10に示すように、下方側に
固定接点(図示せず)を有する下部シート50と、この
下部シート50上に絶縁性のスペーサ51を介して可動
接点(図示せず)を有する可撓性のある上部シート52
とが配設されてメンブレンスイッチが、金属等から成る
支持板(図示せず)上に載置されている。前記メンブレ
ンスイッチ上には、樹脂材料から成る支持部材53が配
設され、この支持部材53には、図示左側に係合孔53
bを有する2個の係合部53aが形成され、図示右側に
係合孔53dを有する係合部53cが形成されている。
前記左側の係合部53aと右側の係合部53cとの間に
は、孔部53eが形成されている。
【0003】また、樹脂材料から成る第1レバー54
は、両端に円柱状の凸部54a、54bを有する一対の
腕部54c、54d備え、また、腕部54c、54dの
中央部には外方に突出した軸支部54eが形成されてい
る。そして、凸部54bはそれぞれ支持部材53の係合
部53dに回動可能に係合されている。前記第レバー5
4の外側には、樹脂材料から成る第2レバー55が配設
され、この第2レバー55は、図10に示すように右側
に連結部55aと、この連結部55aの図示上下端部か
ら図示左方向に延出する一対の腕部55bが設けられ、
第2レバー55は、略コ字状に形成されている。
【0004】前記連結部55aの両端部には円柱状の凸
部55cがそれぞれ外方に突出形成され、一対の腕部5
5bの図示左側の端部には円柱状の凸部55dがそれぞ
れ外方に突出形成され、一対の腕部55bの中央部には
略楕円形状の凹部55eがそれぞれ形成されている。そ
して、凸部55dは支持部材53の係合部53aに回動
可能に係合され、更に、凹部55eには第1レバー54
の軸支部54eが嵌入されて、第1と第2のレバー5
4、55は交叉状に組み合わされている。
【0005】また、樹脂材料から成るキートップ56
は、その裏側の図示左側に、スライド溝56aが外向き
に形成された一対の保持部56bが対向して形成され、
また、キートップ56裏側の図示右側に、スライド溝5
6cが内向きに対向して形成された一対の保持部56d
が形成されている。図示左側の保持部56bには、第1
レバー54の凸部54aがスライド可能に保持され、図
示右側の保持部56dには、第2レバー55の凸部56
cがスライド可能に保持されることによって、キートッ
プ56が第1と第2のレバー54、55上に取り付けら
れて昇降自在になっている。
【0006】また、絶縁性のゴムから成るドーム状の弾
性体57は、支持部材53の孔部53eに内に位置した
状態で前記メンブレンスイッチ上に載置され、弾性体5
7の上端部はキートップ56の裏面に当接している。前
述のような第1と第2のレバー54、55、このレバー
54、55に取り付けられたキートップ56、および弾
性体57は、メンブレンスイッチ上に複数の列で複数個
配列されて従来のキーボード装置が構成されている。そ
して、キートップ56を押圧すると、まず、第1、およ
び第2のレバー54、55の凸部54b、55dが支持
部材53側の係合部53a、53cを支点として回動
し、第1レバー54の軸支部54eが第2レバー55の
略楕円形状の凹部55e内を移動し、また、凸部54
a、55cはキートップ56側のスライド溝56b、5
6d内をスライドしながら、第1と第2のレバー54、
55が下方に移動すると共に、キートップ56も下方に
降下するようになっている。
【0007】このキートップ56が下方に降下すること
で弾性体57が押圧され、ドーム状に弾性体57がつぶ
されて反転すると、弾性体57内部の突起57aによっ
て、スイッチ基板52が押圧され、スイッチ基板52上
の回路接点が絶縁基板50上の導電体と接触してメンブ
レンスイッチがONされる。しかる後、キートップ56
への押圧を解除すると、弾性体57の弾性力によって、
第1と第2のレバー54、55、およびキートップ56
は押圧前の状態に押し戻されると共に、弾性体57によ
って押厚されたスイッチ基板52は自己の復元力で初期
状態に戻り、絶縁基板50との接触が離れ、メンブレン
スイッチはOFF状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来のキーボード装置は、キートップ56を降下させ
ると、第2レバー55の連結部55aが第1レバー54
の図示右側の腕部54d上に位置して、第1レバー54
と第2レバー55とが重なり、第1と第2のレバー5
4、55を完全に水平状にすることができず、キーボー
ド装置の薄型化に問題があった。また、キートップ56
の昇降動作は、第1と第2のレバー54、55が係合部
53a、53cに回動可能に係止され、交叉状に組み合
わされた第1と第2のレバー54、55の支点となる軸
支部54eが凹部55e内をスライド移動するため、キ
ートップの昇降が不安定となり、キートップ56の操作
性に問題があった。本発明は、キートップ56を降下さ
せても第1と第2のレバー54、55が重ならないよう
な構成にして、薄型化が可能で、且つ操作性に優れたキ
ーボード装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明のキーボード装置は、基
板上に昇降自在に保持したキートップと、このキートッ
プを上方に付勢する弾性部材と、前記キートップを昇降
自在に保持する第1と第2のレバーとを備え、この第1
と第2のレバーは、一端と他端の間に形成した軸支部に
より交叉状に組み合わせされ、前記第1レバーには、一
端を前記基板側に係止するための第1係止部を設け、他
端を前記キートップ側に係止するための第2係止部を設
け、前記第2レバーには、一端を前記キートップ側に係
止するための第2係止部を設け、他端を前記基板側に係
止するための第1係止部を設け、前記第1と第2のレバ
ーの第1係止部を前記基板側に係止し、前記第1と第2
のレバーの第2係止部を前記キートップ側に係止して、
前記第1レバーの前記第1係止部から前記軸支部までの
寸法とこの軸支部から前記第2係止部までの寸法の比
と、前記第2レバーの前記第1係止部から前記軸支部ま
での寸法とこの軸支部から前記第2係止部までの寸法の
比とが等しくなるようにし、前記キートップを降下させ
たときに、前記第1と第2のレバーのそれぞれの第2係
止部が前記第1と第2のレバーのそれぞれの第1係止部
の外側に位置するようにした構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記第1レバーの一端の前記第1係合部
を前記基板側に、また前記第2レバーの一端の前記第2
係合部を前記キートップ側にそれぞれ回動可能に係止
し、前記第1レバーの他端の前記第2係合部を前記キー
トップに、また前記第2レバーの他端の前記第1係止部
を前記基板側にそれぞれスライド可能に係止し、前記第
1と第2のレバーの前記軸支部を回動可能に組み合わせ
るような構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記第1と第2のレバーの前記第1と第
2の係止部をそれぞれ棒状に突出形成し、この第1と第
2の係止部の断面形状を上下方向の寸法より横方向の寸
法を大きくして略楕円形状にした構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明におけるキーボー
ド装置の1実施の形態について図面に基づいて説明す
る。図1は本発明のキーボード装置を示す平面図であ
り、図2は本発明に係わるキースイッチの要部断面図で
あり、図3は本発明に係わるキースイッチの要部断面平
面図であり、図4は本発明に係わる支持部材の側面図で
あり、図5は本発明に係わる第1レバーの平面図と側面
図であり、図6本発明に係わる第2レバーの平面図と側
面図であり、図7は本発明に係わるキートップの断面図
であり、図8は本発明に係わるキートップの下面図であ
る。
【0013】まず、本発明のキーボード装置は、図1に
示すように、筺体1に複数のキースイッチSが配列され
て形成されている。前記キースイッチSは図2に示すよ
うに下部にアルミ等の金属から成る基板2が配設されて
いる。この基板2は図4に示すように、プレス加工等に
より切り起こし形成された、第1係合部2aと第2係合
部2bとを有し、第1係合部2aは角孔2cを有する門
型に形成され、第2係合部2bは一方側が開放されたス
ライド溝2dを有するL字状に形成されている。前記第
1と第2の係合部2a、2bは、図3に示すように、そ
れぞれ一対対向状態で形成されている。
【0014】前記基板2上にはメンブレンスイッチ3が
載置されている。このメンブレンスイッチ3は、可撓性
を有する上部シート3aの下面に設けた可動接点(図示
せず)を、下部シート3bのの上面に設けた固定接点
(図示せず)に対向せしめ、且つ両シート3a、3b間
にスペーサ3cを介して構成されている。前記メンブレ
ンスイッチ3を構成する上部シート3a、下部シート3
b、スペーサ3cには、前記基板2に切り起こしされた
第1と第2の係合部2a、2bが貫通可能な孔(図示せ
ず)がそれぞれ形成されて、この孔に第1と第2の係合
部2a、2bが挿入され、メンブレンスイッチ3が位置
決めされて基板2上に載置されている。
【0015】前記基板2に位置決めされて載置されたメ
ンブレンスイッチ3上には、第1と第2のレバー4、5
が配設されている。そして、第1係合部2aに回動可能
に係止される第1レバー4は、樹脂材料から成り、図5
Aに示すように、右側の一端の図示上下方向に棒状に突
出形成した第1係止部4a、4aを有するアーム部4
b、4bが図示上下に対向状態で形成されている。ま
た、図示左側の他端には図示上下のアーム部4b、4b
を連結する連結部4dを有し、この連結部4dの上下方
向に第2係止部4c、4cがそれぞれ棒状に突出形成さ
れ、図示右側が開放状態になって、第1レバー4の外形
が略コ字状に形成されている。
【0016】前記第1と第2の係止部4a、4bは、図
5Bに示すように、断面形状を上下方向の寸法Cより横
方向の寸法Dを大きくした略楕円形状に形成されてい
る。このような第1レバー4は、第1係止部4aが第1
係合部2aの角穴2cに回動可能に係止されるようにな
っている。前記互いに対向するアーム部4b、4bの内
面の第1係止部4a寄りには、それぞれ丸穴状の軸支部
4e、4eが所定の深さと径寸法で形成され、この軸支
部4e、4e上のコーナ部が面取りされて案内部4f、
4fが形成されている。前記第1レバー4は、第1係止
部4aから軸支部4eまでを寸法Aで形成し、軸支部4
eから第2係止部4cまでを寸法Bで形成している。
【0017】前記基板2の第2係合部2bにスライド可
能に係止されている第2レバー5は、樹脂材料から成
り、図6Aに示すように外形が略矩形に形成され、図示
左側の他端には図示上下に第1係止部5a、5aが棒状
に突出形成され、図示右側の一端には図示上下に第2係
止部4b、4bが棒状に突出形成されている。前記第1
係止部5aの形状は、図6Bに示す上下方向の寸法Gよ
り横方向の寸法Hを大きくした略楕円形状に形成され、
また、第2係止部5bの形状は、上下方向の寸法Jより
横方向の寸法Kを大きくした略楕円形状に形成されてい
る。
【0018】そして、第1係止部5aが基板2の第2係
合部2bのスライド溝2dにスライド可能に係止される
ようになっている。前記第2レバー5の表面の図示左寄
りのに後述する弾性部材7を逃げるための丸孔5cが形
成されている。また、第2レバー5の図6Aに示す上下
の側面5d、5dには、第1係止部5a寄りに円柱状の
軸支部5e、5eが所定の寸法で突出形成されている。
前記第2レバー5は、第1係止部5aから軸支部5eま
でを寸法Eで形成し、軸支部5eから第2係止部5bま
でを寸法Fで形成している。そして、第1レバー4の丸
穴状の軸支部4eに第2レバー5の軸支部5dを嵌入し
て、第1と第2のレバー4、5は、図2に示すように交
叉状に組み合わされている。また、第1レバー4の第1
係止部4aが基板2の第1係合部2aに回動可能に係止
し、第2レバー5の第1係止部5aを基板2の第2係合
部2bにスライド可能に係止することで、第1と第2の
レバー4、5の第2係止部4c、5bが上下動可能にな
っている。
【0019】前記第1と第2のレバー4、5に保持され
るキートップ6は、樹脂材料から成り図7、8に示すよ
うに、その裏面6aの図示左側に、一対の第1係合部6
cが形成され、この第1係合部6cには、スライド溝6
bが内向きに対向した状態で形成されている。また、キ
ートップ6の裏面6aの図示右側に、図7に示すように
左右に対向状態で突出形成された係合壁6d、6dを有
する一対の第2係合部6eが形成されている。前記第2
係合部6eは、前記係合壁6d、6dが対向する側の面
に略円形の係合溝6fが形成され、この係合溝6fは図
示下方が所定の幅寸法で開放されて形成されている。ま
た、図8に示す裏面6aの略中央部には、円形のキャッ
プ位置決め部6gが、十字状に4分割されて突出形成さ
れている。
【0020】そして、第1レバー4の一端の第1係合部
4aを基板2側に、また第2レバー5の一端の第2係合
部5aをキートップ6側にそれぞれ回動可能に係止し、
第1レバー4の他端の第2係合部4cをキートップ6
に、また第2レバー5の他端の第1係止部5aを基板2
側にそれぞれスライド可能に係止し、第1と第2のレバ
ー4、5の軸支部4e、5eをキートップ6側に回動可
能に係止することによって、キートップ6を基板2上の
第1と第2のレバー4、5に、略水平状態で昇降自在に
保持できるようになっている。前記キートップ6を上方
に弾性付勢する弾性体7は、基板2の第1と第2の係合
部2a、2b間のメンブレンスイッチ3上に接着剤等で
取り付けられて載置されている。前記弾性体7は、絶縁
性のラバーキャップから成り、内部にドーム状の空洞部
7aを有し、空洞部7a内部に下方に突出する凸部7b
が形成されている。前記弾性体7の上端部7cは、キー
トップ6の裏面6aのキャップ位置決め部6gに位置決
めされて本発明のキーボード装置が構成されている。
【0021】前述のような構成のキーボード装置の動作
は、キートップ6を下方に降下させると、第1と第2の
レバー4、5が略水平状になると共に、弾性体7の空洞
部7aがつぶされて内部の凸部7bが降下し、この凸部
7bで上部シート3aが押圧され、上部シート3aに形
成されている可動接点(図示せず)が下部シート3bに
形成されている固定接点(図示せず)と接触してメンブ
レンスイッチ3がONされる。しかる後、キートップ6
への押圧を解除すると、弾性体7の弾性力によって、第
1と第2のレバー4、5、およびキートップ6は押圧前
の状態に押し戻されると共に、弾性体7の凸部7bによ
って押厚されていた上部シート3aは、自己の復元力で
初期状態に戻り、下部シート3bとの接触が離れ、メン
ブレンスイッチ3はOFF状態となる。
【0022】前述のような本発明のキーボード装置の第
1レバー4は、第1係止部4aを基板2側に回動可能に
係止し第2係止部4cをキートップ6側にスライド可能
に係止し、第2レバー5は、第1係止部5aを基板2側
にスライド可能に係止し第2係止部5bをキートップ6
側に回動可能に軸支すると共に、第1と第2の軸支部4
e、5eにより交叉状に組み合わされている。そのため
に、第1と第2のレバー4、5の軸支部4e、5eを支
点として、第1と第2のレバー4、5が上下に回動可能
になっており、この第1と第2のレバー4、5でキート
ップ6を略水平状態で昇降自在に保持することができる
ようになっている。
【0023】
【発明の効果】本発明のキーボード装置は、第1と第2
のレバーは、第1レバーの第1係止部から軸支部までの
寸法とこの軸支部から第2係止部までの寸法の比と、第
2レバーの第1係止部から軸支部までの寸法とこの軸支
部から第2係止部までの寸法の比とが等しくなるように
し、キートップを降下させたときに、前記第1と第2の
レバーのそれぞれの第2係止部が前記第1と第2のレバ
ーのそれぞれの第1係止部の外側に位置するようにした
ので、キートップを降下させたときに、第1と第2のレ
バーのそれぞれの第2係止部が、それぞれの第1係止部
に重ならないようにすることができ、第1と第2のレバ
ーを略水平状になるまで回動させることできる。そのた
めに、キートップを降下させたときに、基板からキート
ップまでの高さ寸法を小さくすることができ、薄型のキ
ーボード装置を提供することができる。
【0024】また、前記第1レバーの一端に設けた前記
第1係合部を前記基板側に、また前記第2レバーの一端
に設けた前記第2係合部を前記キートップ側にそれぞれ
回動可能に係止し、前記第1レバーの他端に設けた前記
第2係合部を前記キートップに、また前記第2レバーの
他端に設けた前記第1係止部を前記基板側にそれぞれス
ライド可能に係止し、前記第1と第2のレバーの前記軸
支部を回動可能に組み合わせるようにしたので、回動可
能な軸支部を支点として、第1と第2のレバーをスムー
ズに上下動させることができ、キートップを略水平な状
態でスムーズに昇降させることができ、操作性のよいキ
ーボード装置を提供することができる。
【0025】また、前記第1と第2のレバーの前記第1
と第2の係止部をそれぞれ棒状に突出形成し、この第1
と第2の係止部の断面形状を上下方向の寸法より横方向
の寸法を大きくして略楕円形状にしたので、キートップ
を降下させたときに、基板からキートップまでの高さ寸
法を更に小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキーボード装置の平面図である。
【図2】本発明に係わるキースイッチの要部断面側面図
である。
【図3】本発明に係わるキースイッチの要部断面平面図
である。
【図4】本発明に係わる基板の部分側面図である。
【図5】本発明に係わる第1レバーの平面図と側面図で
ある。
【図6】本発明に係わる第2レバーの平面図と側面図で
ある。
【図7】本発明に係わるキートップの要部断面図であ
る。
【図8】本発明に係わるキートップの下面図である。
【図9】従来のキーボード装置のキースイッチの要部断
面側面図である。
【図10】従来のキーボード装置のキースイッチの要部
断面平面図である。
【符号の説明】
1 筺体 2 基板 2a 第1係合部 2b 第2係合部 2c 角孔 2d スライド溝 3 メンブレンスイッチ 3a 上部シート 3b 下部シート 3c スペーサ 4 第1レバー 4a 第1係止部 4b アーム部 4c 第2係止部 4d 連結部 4e 軸支部 4f 案内部 5 第2レバー 5a 第1係止部 5b 第2係止部 5c 丸孔 5d 側面 5e 軸支部 6 キートップ 6a 裏面 6b スライド溝 6c 第1係合部 6d 係合壁 6e 第2係合部 6f 係合溝 6g キャップ位置決め部 7 弾性体 7a 空洞部 7b 凸部 7c 上端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳴澤 強 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 平野 伸児 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 片山 勝行 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 5B020 DD02 5G006 BA01 BB03 BB05 CB01 CB08 CD02 CD07 DD12 FB06 FB14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に昇降自在に保持したキートップ
    と、このキートップを上方に付勢する弾性部材と、前記
    キートップを昇降自在に保持する第1と第2のレバーと
    を備え、この第1と第2のレバーは、一端と他端の間に
    形成した軸支部により交叉状に組み合わせされ、前記第
    1レバーには、一端を前記基板側に係止するための第1
    係止部を設け、他端を前記キートップ側に係止するため
    の第2係止部を設け、前記第2レバーには、一端を前記
    キートップ側に係止するための第2係止部を設け、他端
    を前記基板側に係止するための第1係止部を設け、前記
    第1と第2のレバーの第1係止部を前記基板側に係止
    し、前記第1と第2のレバーの第2係止部を前記キート
    ップ側に係止して、前記第1レバーの前記第1係止部か
    ら前記軸支部までの寸法とこの軸支部から前記第2係止
    部までの寸法の比と、前記第2レバーの前記第1係止部
    から前記軸支部までの寸法とこの軸支部から前記第2係
    止部までの寸法の比とが等しくなるようにし、前記キー
    トップを降下させたときに、前記第1と第2のレバーの
    それぞれの第2係止部が前記第1と第2のレバーのそれ
    ぞれの第1係止部の外側に位置するようにしたことを特
    徴とするキーボード装置。
  2. 【請求項2】 前記第1レバーの一端の前記第1係合部
    を前記基板側に、また前記第2レバーの一端の前記第2
    係合部を前記キートップ側にそれぞれ回動可能に係止
    し、前記第1レバーの他端の前記第2係合部を前記キー
    トップに、また前記第2レバーの他端の前記第1係止部
    を前記基板側にそれぞれスライド可能に係止し、前記第
    1と第2のレバーの前記軸支部を回動可能に組み合わせ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のキーボー
    ド装置。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2のレバーの前記第1と第
    2の係止部をそれぞれ棒状に突出形成し、この第1と第
    2の係止部の断面形状を上下方向の寸法より横方向の寸
    法を大きくして略楕円形状にしたことを特徴とする請求
    項1、または2記載のキーボード装置。
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