JP2000163146A - ペダルブラケットの構造 - Google Patents

ペダルブラケットの構造

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JP2000163146A JP33369398A JP33369398A JP2000163146A JP 2000163146 A JP2000163146 A JP 2000163146A JP 33369398 A JP33369398 A JP 33369398A JP 33369398 A JP33369398 A JP 33369398A JP 2000163146 A JP2000163146 A JP 2000163146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、所定値以上の外力が車両の前方か
ら作用した時の変形可能領域を増加させると共に、各部
位の要求特性に応じた設計を行うことが可能なペダルブ
ラケットの構造を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、ダッシュパネル5の車室4内
側に前部が取付けられ、かつコラムハンガ6に上部が取
付けられて、ブレーキペダル2の上端部を回動自在に支
持するペダルブラケット1の構造において、ペダルブラ
ケット1をアウタプレート9とインナプレート10とに
よって構成し、ダッシュパネル5とコラムハンガ6とを
アウタプレート9にて連結し、アウタプレート9のコラ
ムハンガ側端部にインナプレート10を接合すると共
に、インナプレート10にブレーキペダル2の上端部を
軸支させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のブレーキペ
ダルやクラッチペダルを支持するペダルブラケットの構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車の車室内の運転席前方
位置には、図8および図9に示すように、乗員の踏力で
ブレーキを作動させる吊り下げ式のブレーキペダル51
が配設されている。このブレーキペダル51は、運転者
がブレーキをかけるときに踏むペダル踏み部52と、該
ペダル踏み部52を下端に有し上下方向へ沿って延びる
ペダルアーム部53とから構成されており、ボルト54
およびナット(図示せず)などでペダルアーム部53の
上端を締付けることにより、開口部を下向きに配置した
断面略コ字状の一体型であるペダルブラケット55に回
動自在に支持されている。ペダルブラケット55の前部
は、エンジンルーム56と車室57とを仕切るダッシュ
パネル58の車室57内側に取付けられている。また、
ペダルブラケット55の後方上部は、車巾方向に沿って
配設されるステリングサポートメンバ59にコラムハン
ガ60を介して取付けられている。さらに、ダッシュパ
ネル58の前方側には、ブレーキペダル51に付与され
た乗員の踏力を増強するブレーキブースタ61が配設さ
れており、ブレーキペダル51とブレーキブースタ61
とはプッシュロッド62を介して互いに連結されてい
る。
【0003】また、上記ステリングサポートメンバ59
には、ステアリングコラム63がコラムハンガ60を介
して取付けられている。ステアリングコラム63内に
は、ステアリングアッパシャフト64が挿通保持されて
おり、該ステアリングアッパシャフト64の上端にはス
テアリングホイール65が取付けられ、このステアリン
グホイール65の回転はステアリングアッパシャフト6
4を介して車室外のステアリングギヤ等に伝達されるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のペダルブラケット55は、断面略コ字型の一体
形状に形成され、その左右両側部にブレーキペダル51
の上端部がボルト54およびナットを用いて締付け固定
されているので、所定値以上の外力が車両の前方から作
用した時のペダルブラケット55の変形可能量が小さい
上、ブレーキブースタ61およびダッシュパネル58に
よって、ブレーキペダル51のみならず、ステリングサ
ポートメンバ59およびコラムハンガ60が車両後方へ
押し出されてステアリングコラム63、ステアリングホ
イール65等が車両後方へ移動するおそれがあった。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、所定値以上の外力が車両の
前方から作用した時の変形可能領域を増加させると共
に、各部位の要求特性に応じた設計を行うことが可能な
ペダルブラケットの構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、ダッシュパネ
ルの車室内側に前部が取付けられ、かつコラムハンガに
上部が取付けられて、ペダルアームの上端部を回動自在
に支持するペダルブラケットの構造において、前記ペダ
ルブラケットをアウタプレートとインナプレートとによ
って構成し、前記ダッシュパネルと前記コラムハンガと
を前記アウタプレートにて連結し、前記アウタプレート
のコラムハンガ側端部に前記インナプレートを接合する
と共に、前記インナプレートに前記ペダルアームの上端
部を軸支させている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1〜図7は本発明に係るペダルブラケッ
トの構造の実施形態を示している。図において、1は四
輪自動車の運転席の前方下部に配設され、ブレーキペダ
ル(ペダルアーム)2の上端部を回動自在に支持するペ
ダルブラケットであり、このペダルブラケット1の前後
部は、エンジンルーム3と車室4とを仕切るべくブレー
キペダル2の前方位置に立設したダッシュパネル5の車
室4内側およびコラムハンガ6に取付けられている。し
たがって、ペダルブラケット1は、ダッシュパネル5お
よびコラムハンガ6に取付けられた状態で、車両後方へ
向かってやや斜め上方に立ち上がって配設されている。
一方、ブレーキペダル2は、従来と同様、運転者がブレ
ーキを作動させるときに踏むペダル踏み部7と、該ペダ
ル踏み部7を下端に有し上下方向へ沿って延びるペダル
アーム部8とから構成されており、ペダル踏み部7を車
両前方側のダッシュパネル5へ向かって踏み込むと、ペ
ダルアーム部8の上端部を支点として回動し、図示しな
いリターンスプリングの付勢力によって初期位置に復帰
するようになっている。
【0009】上記ペダルブラケット1は、図1〜図5に
示す如く、アウタプレート9と、該アウタプレート9内
に収納配置されるインナプレート10とによって二重構
造に構成されている。これらアウタプレート9およびイ
ンナプレート10は、車両前後方向に沿って配設されて
おり、アウタプレート9の前部はダッシュパネル5の垂
直面に取付けられていると共に、アウタプレート9の後
部はコラムハンガ6の下面前部に取付けられ、ダッシュ
パネル5とコラムハンガ6とは、当該アウタプレート9
によって連結されている。
【0010】このため、アウタプレート9は、その前後
長さがダッシュパネル5とコラムハンガ6との間の距離
にほぼ相当する大きさに形成されており、ペダルブラケ
ット1の左右両側部をなす一対の対向片11と、これら
対向片11の前端(ダッシュパネル5側)に一体成形さ
れ、かつ外側へほぼ直角に張り出しているベース片12
と、当該対向片11の後端上部に一体的に架設された取
付片13とから構成されている。
【0011】上記対向片11は、車巾方向に所定の間隔
を置いて配設されていると共に、車両前後方向の中間部
はこれを複数回屈曲させることにより、所定値以上の外
力が車両の前方から作用した時に拡開変形可能なように
階段状に形成されている。しかも、対向片11の中間部
の対向位置には、ブレーキペダル2のペダルアーム部8
の上端部をインナプレート10に組付ける際に使用する
作業用の円孔14がそれぞれ穿設されている。なお、対
向片11のベース片12(ダッシュパネル5)寄り位置
の前方中央部には、外方へ突出する突起15が前後方向
に沿って設けられ、該突起15によって後述するブレー
キブースタのプッシュロッド取付部との干渉を避けてい
る。また、上記ベース片12は、ダッシュパネル5に締
付け固定される部位であり、これらベース片12には、
締付ボルト16を挿入する上下一対のボルト孔17が穿
設されている。さらに、上記取付片13は、コラムハン
ガ6に締付け固定される部位であり、その中央部には、
車両前後方向へ延び、締付ボルト18を挿入する長孔1
9が穿設されている。したがって、アウタプレート9の
コラムハンガ側端部(後端部)は、対向片11および取
付片13によって正面視で門形に形成されている。
【0012】また、インナプレート10は、ブレーキペ
ダル2のペダルアーム部8の上端部を支持すべく、開口
部が前向き配置の平面視でコ字状に形成されており、こ
れをアウタプレート9の対向片11間に挿入してその対
向片部10aを重ね合わせ、互いの後部を溶接すること
により、当該アウタプレート9のコラムハンガ側端部に
固着されるようになっている。このため、インナプレー
ト10の巾および高さは、アウタプレート9のコラムハ
ンガ側端部とほぼ同様の大きさに形成されている。そし
て、インナプレート10の対向片部10aには、ボルト
20を挿入する挿入孔21が対向して穿設され、これら
挿入孔21は、インナプレート10をアウタプレート9
に溶接した状態で、該アウタプレート9の円孔14の位
置と合致するように配設されている。したがって、ペダ
ルアーム部8の上端部には、図5および図6に示す如
く、円筒状のボス8aが形成され、このボス8aにブッ
シュ22およびスペーサ23を介してボルト20を挿入
し、当該ボス8aを対向片部10a間に配置した状態で
ナット24と螺合させて締付けることにより、当該ペダ
ルアーム部8の上端部がインナプレート10に軸支され
るようになっている。
【0013】さらに、上記コラムハンガ6は、前向きの
下り傾斜に配置された状態で、前後中央部がステアリン
グサポートメンバ25に取付けられており、該ステアリ
ングサポートメンバ25の両端は車体左右両側部にそれ
ぞれ固定され、車巾方向に沿って配設されている。ま
た、ステアリングサポートメンバ25には、図1に示す
如く、コラムハンガ6を介してステアリングコラム26
が取付けられている。このため、ステアリングコラム2
6は、支持ブラケット27を用いてコラムハンガ6の下
部に取付けられている。なお、ステアリングコラム26
内には、従来と同様、ステアリングアッパシャフト28
が挿通保持されており、該ステアリングアッパシャフト
28の上端にはステアリングホイール29が取付けられ
ている。
【0014】一方、上記ダッシュパネル5の前方側に位
置するエンジンルーム3内には、ブレーキペダル2に付
与された運転者の踏力を増強するブレーキブースタ30
と、該ブレーキブースタ30によって増強された圧力を
液圧に変換するマスタシリンダ31が配設されている。
このため、ブレーキブースタ30の後面部には、ダッシ
ュパネル5を貫通するプッシュロッド(図示せず)が突
設され、ブレーキペダル2とブレーキブースタ30とは
当該プッシュロッドを介して互いに連結されている。
【0015】このような構造のペダルブラケット1にブ
レーキペダル2を組付けるには、まず、図4に示す状態
で、当該ペダルブラケット1を構成するアウタプレート
9のコラムハンガ側端部にインナプレート10を矢印方
向から挿入し、重ね合わせ部を溶接にて固着する。その
際、インナプレート10の挿入孔21をアウタプレート
9の円孔14の位置に合致させておく。上記手順で部組
されたペダルブラケット1には、これを車体側に取付け
る前に、予めブレーキペダル2が組付けられるようにな
っている。そこで、ペダルアーム部8のボス8aおよび
スペーサ23等をインナプレート10の対向片部10a
間に配置し、この状態で円孔14および挿入孔21より
ボルト20をペダルアーム部8のボス8aおよびスペー
サ23等に挿入し、ナット24と螺合させて締付けるこ
とにより、ブレーキペダル2はペダルブラケット1に組
付けられる(図2および図3参照)。しかる後、これら
ペダルブラケット1およびブレーキペダル2を持ちなが
ら、ボルト孔17に締付ボルト16を挿入して締付ける
ことによりアウタプレート9のベース片12をダッシュ
パネル5に取付け、長孔19に締付ボルト18を挿入し
て締付けることにより取付片13をコラムハンガ6に取
付ければ、ペダルブラケット1およびブレーキペダル2
は車体に搭載され、その組付作業は終了する(図1参
照)。
【0016】本発明の実施形態に係るペダルブラケット
1の構造が適用された自動車に対して、所定値以上の外
力が車両の前方から作用すると、この外力は、ブレーキ
ペダル2よりも車両前方側のマスタシリンダ31および
ブレーキブースタ30を介してダッシュパネル5に入力
されるため、ブレーキブースタ30およびダッシュパネ
ル5が車室4内側へ押し出される。これに伴い、ペダル
ブラケット1のアウタプレート9の前後部はダッシュパ
ネル5およびコラムハンガ6に固定され、対向片11の
中間部は拡開変形可能な階段状に形成され、かつ円孔1
4を有しているため、図7に示す如く、アウタプレート
9は円孔14の付近から変形が始まり、左右に拡開され
ていく。一方、インナプレート10は、アウタプレート
9の変形の影響を受けることなく、ブレーキペダル2を
軸支したままの形状が保持され、かつ対向片部10aの
先端が車両の前方から移動してくるダッシュパネル5に
対してストッパとしての機能を果たしているため、運転
者とブレーキペダル2との距離が一定に保たれ、ブレー
キペダル2の操作が阻害されることはない。
【0017】本発明の実施の形態に係る構造において
は、前後部がダッシュパネル5およびコラムハンガ6に
取付けられるアウタプレート9と、該アウタプレート9
のコラムハンガ側端部に溶接され、ブレーキペダル2の
ペダルアーム部8の上端部が軸支されるインナプレート
10とによってペダルブラケット1を二重構造としてい
るため、車両の前方から所定値以上の外力が加わった場
合の変形部分とブレーキペダル2の支持部分とを分離し
て、図7で示すL距離が従来と比べて長く、変形可能領
域を大きくすることができる。これによって、アウタプ
レート9の拡開変形によりブレーキブースタ30および
ダッシュパネル5の車両後方への移動を吸収することが
可能となり、ステアリングコラム26およびステアリン
グホイール29の車両後方への移動を防ぐことができる
と共に、アウタプレート9におけるコラムハンガ6との
連結部付近の剛性を高めることができる。しかも、本実
施の形態のペダルブラケット1では、車両の前方から所
定値以上の外力が加わった場合の変形部分とブレーキペ
ダルの支持部分にそれぞれ剛性の違うものを用いること
が可能となるため、例えば、板厚を別にしたり、あるい
は材質を変えたりして、各部位の要求される特性に合わ
せた設計を行うことができる。
【0018】また、本実施の形態の構造では、インナプ
レート10がアウタプレート9の変形の影響を受けずに
済み、アウタプレート9の変形の間も、運転者とブレー
キペダル2との距離が一定に保たれているため、車両の
前方から外力が加わった時でも、ブレーキペダル2の操
作感は変わらず、運転者が違和感をおぼえるということ
がない。それに加えて、本実施の形態のペダルブラケッ
ト1では、予め、アウタプレート9とインナプレート1
0とを部組した後に、アウタプレート9の円孔14を利
用してブレーキペダル2の上端部をインナプレート10
に締付けて軸支させる組付作業を行うことが可能になる
ため、組付後におけるブレーキペダル2の整備性向上を
図ることができる。
【0019】図5の一部は本発明に係るペダルブラケッ
トの構造の他の実施形態を示しており、上記実施形態と
異なる構成は、ペダルブラケット1をより拡開変形し易
くするため、アウタプレート9の対向片11の形状を部
分的に変えた点である。すなわち、作業用の円孔14を
穿設した付近の対向片11の部分が、突起15よりも車
巾方向外側へ張り出して形成されている。その他の構成
は上記実施形態と同様である。本実施形態に係るペダル
ブラケット1の構造が適用された自動車に対して、所定
値以上の外力が車両の前方から作用すると、最初に変形
し始めるのが図5で示すアウタプレート9の対向片11
のA部であり、次いでB部が変形するという順序にな
る。このとき、A部が突起15よりも外側へ張り出して
いるため、アウタプレート9がより一層拡開変形し易い
という利点がある。その他の作用および効果は上記実施
形態と同様である。
【0020】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。例えば、本発明のペダルブラケットの
構造は、支持するペダルアームがクラッチペダルの場合
にも適用することができる。
【0021】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るペダルブラケ
ットの構造は、ダッシュパネルの車室内側に前部が取付
けられ、かつコラムハンガに上部が取付けられて、ペダ
ルアームの上端部を回動自在に支持するものであって、
前記ペダルブラケットをアウタプレートとインナプレー
トとによって構成し、前記ダッシュパネルと前記コラム
ハンガとを前記アウタプレートにて連結し、前記アウタ
プレートのコラムハンガ側端部に前記インナプレートを
接合すると共に、前記インナプレートに前記ペダルアー
ムの上端部を軸支させているので、所定値以上の外力が
車両の前方から作用した時の変形可能領域を増加させ
て、ステアリングコラム等の車両後方への移動を確実に
防止できると共に、各部位の要求特性に応じた設計を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る構造が適用されたペ
ダルブラケットおよびその周辺部品を示す側面図であ
る。
【図2】上記ペダルブラケットにブレーキペダルを組付
けた状態を示す斜視図である。
【図3】上記ペダルブラケットにブレーキペダルを組付
けた状態を示す正面図である。
【図4】上記ペダルブラケットを構成するアウタプレー
トとインナプレートとが組付けられる前の状態を示す斜
視図である。
【図5】図1におけるX―X線断面図であり、一部は本
発明の他の実施形態に係る構造を示している。
【図6】上記インナプレートにブレーキペダルの上端部
が組付けられた状態を示す断面図である。
【図7】所定値以上の外力が車両の前方から作用した時
の上記ペダルブラケットおよびその周辺部品の変位状態
を示す断面図である。
【図8】従来のペダルブラケットにブレーキペダルの上
端部が組付けられた状態を示す斜視図である。
【図9】従来の構造が適用されたペダルブラケットおよ
びその周辺部品を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ペダルブラケット 2 ブレーキペダル 3 エンジンルーム 4 車室 5 ダッシュパネル 6 コラムハンガ 7 ペダル踏み部 8 ペダルアーム部 9 アウタプレート 10 インナプレート 11 対向片 12 ベース片 13 取付片 14 円孔 15 突起 16 締付ボルト 17 ボルト孔 18 締付ボルト 19 長孔 20 ボルト 21 挿入孔 22 ブッシュ 23 スペーサ 24 ナット 25 ステアリングサポートメンバ 26 ステアリングコラム 28 ステアリングアッパシャフト 29 ステアリングホイール 30 ブレーキブースタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュパネルの車室内側に前部が取付
    けられ、かつコラムハンガに上部が取付けられて、ペダ
    ルアームの上端部を回動自在に支持するペダルブラケッ
    トの構造において、前記ペダルブラケットをアウタプレ
    ートとインナプレートとによって構成し、前記ダッシュ
    パネルと前記コラムハンガとを前記アウタプレートにて
    連結し、前記アウタプレートのコラムハンガ側端部に前
    記インナプレートを接合すると共に、前記インナプレー
    トに前記ペダルアームの上端部を軸支させたことを特徴
    とするペダルブラケットの構造。
  2. 【請求項2】 前記アウタプレートの左右両側部が、拡
    開変形可能な階段状に形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のペダルブラケットの構造。
  3. 【請求項3】 前記アウタプレートの左右両側部には、
    前記ペダルアームの上端部を前記インナプレートに組付
    けるための作業用孔が穿設されていることを特徴とする
    請求項1に記載のペダルブラケットの構造。
  4. 【請求項4】 前記アウタプレートのコラムハンガ側端
    部は正面視で門形に形成され、前記インナプレートは平
    面視でコ字状に形成されており、前記アウタプレートお
    よび前記インナプレートの左右両側部が溶接にて互いに
    固着されていることを特徴とする請求項1に記載のペダ
    ルブラケットの構造。
  5. 【請求項5】 前記アウタプレートの左右両側部には、
    前記ペダルアームの上端部を前記インナプレートに組付
    けるための作業用孔が穿設され、前記アウタプレートの
    ダッシュパネル寄りの左右両側部には、外方へ突出する
    突起が前後方向に沿って設けられ、前記作業用孔付近の
    側部が前記突起よりも車巾方向外側へ張り出しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のペダルブラケットの構
    造。
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