JP2000162144A - 外観検査方法及び外観検査装置 - Google Patents
外観検査方法及び外観検査装置Info
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Abstract
物Wを照明してその散乱光を受け取ることにより被検査
物Wを検査する第1の工程と、第2のステージ11に載
置された被検査物Wを照明してその回折光を受け取るこ
とにより被検査物Wを検査する第2の工程と、前記第1
の工程及び前記第2の工程のうちいずれか一方に次いで
他方を行うように被検査物Wを第1のステージ10と第
2のステージ11との間にわたって搬送する搬送工程と
を備える。
Description
子、撮像素子(CCD等)、液晶ディスプレイ又は薄膜
磁気ヘッドなどのマイクロデバイスを製造するために用
いられる基板等の被検査物に対して照明光を照明するこ
とにより、被検査物の露光ムラ、デフォーカス、塗布不
良、傷等の外観検査を行う外観検査方法及び外観検査装
置に関するものである。
につれて、検査・測定の分野でもウエハやレチクル上の
パターンの欠陥を観察、検査する検査装置に対して要求
される分解能も、世代毎に微細化の一途を辿っている。
ラ、露光ムラ、デフォーカス、塗布不良、傷等を検査す
る外観検査においては、検査の分解能向上の要求は少な
いものの、製造コスト削減に対する重要性が高まってい
ることから、従来目視に頼っていた上記外観検査を自動
的に行う自動外観検査装置の実現に期待が寄せられてい
る。
一な光源で検査ステージ上の被検査物であるウエハ全面
を照明するとともに、二次元のカメラでウエハ全面を一
括して撮影して検査画像として取り込む方式のものが採
用されている。また、特開平8−75661には、基板
上の繰り返しパターンからの回折光を受光することによ
り、基板上の傷、異物、シミなどの欠陥を検査する方法
が開示されている。
来熟練した検査担当者が目視で行っていた検査と同等の
スループットが要求されるため、例えば、基板の画像撮
影に係る時間を目視検査と同等にする必要がある。その
ため、基板全体を一括して撮影する方式が近年採用さ
れ、スループットの一層の向上を図っている。
たような従来の外観検査方法及び外観検査装置には、以
下のような問題が存在する。上記欠陥検出は、その種類
に応じて相違していることが多い。例えば、被検査物表
面の傷や異物の検査には、光照明によって被検査物表面
の欠陥から発せられる散乱光が利用されている。また、
レジストの塗布ムラ、露光ムラ、デフォーカス、塗布不
良の検査には、光照明によって被検査物から発生する回
折光が利用されている。
うという本来の目的から、従来検査担当者が目視で行っ
ていた検査項目に準じた検査を実施することが求められ
ている。そのため、従来の外観検査方法及び外観検査装
置では、上記各検査項目に応じて基板を別々に撮影する
等、複数の検査工程を順次経る必要があり、検査のスル
ープットが長くなるという欠点があった。
れたもので、目視で行っていた検査と同等の検査を自動
で行う際にも、この検査のスループットを短くすること
のできる外観検査方法及び外観検査装置を提供すること
を目的とする。
めに本発明は、実施の形態を示す図1ないし図4に対応
付けした以下の構成を採用している。本発明の外観検査
方法は、第1のステージ(10,10a,10b)に載
置された被検査物(W)を照明してその散乱光を受け取
ることにより被検査物(W)を検査する第1の工程と、
第2のステージ(11)に載置された被検査物(W)を
照明してその回折光を受け取ることにより被検査物
(W)を検査する第2の工程と、前記第1の工程及び前
記第2の工程のうちいずれか一方に次いで他方を行うよ
うに被検査物(W)を第1のステージ(10,10a,
10b)と第2のステージ(11)との間にわたって搬
送する搬送工程とを備えることを特徴とするものであ
る。
査物(W)をレジストが塗布された基板とした場合、第
1のステージ(10,10a,10b)において、被検
査物(W)から発せられる散乱光を利用して被検査物
(W)表面の傷や異物を第1の工程として検査している
間に、第2のステージ(11)において、被検査物
(W)から発せられる回折光を利用してレジストの塗布
ムラ、露光ムラ、デフォーカス、塗布不良を第2の工程
として並行して検査することができる。そして、第1の
工程および第2の工程のうちいずれか一方が完了する
と、搬送工程において、被検査物(W)が第1のステー
ジ(10,10a,10b)と第2のステージ(11)
との間にわたって搬送される。この後、搬送された被検
査物(W)に対しては、他方の工程の検査が行われる。
(W)を照明してその散乱光を受け取ることにより被検
査物(W)を検査する第1のステージ(10,10a,
10b)と、被検査物(W)を照明してその回折光を受
け取ることにより被検査物(W)を検査する第2のステ
ージ(11)と、第1のステージ(10,10a,10
b)における検査及び第2のステージ(11)における
検査のうちいずれか一方に次いで他方を行うように被検
査物(W)を第1のステージ(10,10a,10b)
と第2のステージ(11)との間にわたって搬送する搬
送機構(12)とを備えることを特徴とするものであ
る。
のステージ(10,10a,10b)において、被検査
物(W)から発せられる散乱光を利用して被検査物
(W)表面の傷や異物を検査している間に、第2のステ
ージ(11)において、被検査物(W)から発せられる
回折光を利用してレジストの塗布ムラ、露光ムラ、デフ
ォーカス、塗布不良を並行して検査することができる。
そして、両ステージ(10,11)における検査のうち
いずれか一方(10,10a,10b)における検査が
完了すると、搬送機構(12)が被検査物(W)を第1
のステージ(10,10a,10b)と第2のステージ
(11)との間にわたって搬送する。搬送された被検査
物(W)に対しては、他方のステージ(11)における
検査が行われる。
外観検査装置の第1の実施の形態を、図1から図5を参
照して説明する。ここでは、被検査物を、例えば、半導
体デバイス製造用のウエハとし、外観検査装置を半導体
製造時における検査工程で用いる場合の例を用いて説明
する。
である。外観検査装置1は、ウエハ(被検査物)Wの外
観を検査するものであって、キャリアセット部2と搬送
部3と検査部4とが順次一方向(Y方向)に配置された
構成になっている。
(例えば25枚)収納可能なキャリア5がセットされる
場所であって、該キャリア5を位置決めした状態で支持
する支持台6をX方向に、間隔をあけて複数台(図では
二台)配置した構成になっている。
ラ型の搬送ロボット7が配設されている。搬送ロボット
7は、支持台5と検査部4との間でウエハWを搬送する
ものであって、上下方向(Z方向)および支持台6が配
置された左右方向(X方向)に移動自在、且つXY平面
に沿って旋回、伸縮自在とされている。
ー9内に配置された散乱検査ステージ(第1のステー
ジ)10、回折検査ステージ(第2のステージ)11、
搬送スライダ(搬送機構)12とを主体として構成され
ている。本体カバー9の搬送部3側の壁面には、開口部
(不図示)およびこれらを開閉自在なシャッタ13,1
4が配設されている。
対向配置されている。また、シャッタ14は、回折検査
ステージ11に対向配置されている。これらシャッタ1
3,14は、搬送ロボット7によるウエハWの搬送時に
開動作を行い、検査撮影時に閉動作を行うことにより、
検査時に本体カバー9内を遮光し、暗室状態を維持する
ようになっている。
して、該ウエハWの表面に存在する欠陥によって発生す
る散乱光を受け取ることで該ウエハWの表面に存在する
欠陥を検査する、いわゆる散乱検査を実施する際にウエ
ハWが載置されるものであって、いずれも不図示の回転
機構、昇降軸および水平二軸の移動機構によって、回転
自在、且つXY平面に沿って水平方向に移動自在、さら
に昇降自在になっている。この散乱検査ステージ10
は、プリアライメントのためにウエハWの裏面中央部を
保持するようになっている。また、散乱検査ステージ1
0の近傍には、後述する位置合わせ機構15と、図2に
示すように、光源16と凹面鏡17と撮影手段であるC
CDカメラ18とが付設されている。
れたウエハWに対して散乱検査前にウエハWの位置合わ
せ(プリアライメント)を行うものであって、エッジ検
出部19とステージ制御部(不図示)とから構成されて
いる。エッジ検出部19は、散乱検査ステージ10が回
転したときに、該散乱検査ステージ10上のウエハWの
エッジと、ウエハWに形成されたノッチまたはオリフラ
(オリエンテーションフラット)の位置を検出すること
によって、ウエハWの方位角および中心位置を検出する
ものである。
出結果に基づいて散乱検査ステージ10の移動を制御す
るものである。具体的には、エッジ検出部19の検出結
果に基づいて、ウエハWが所定の方位角を有するよう
に、且つウエハWがエッジ検出部19近傍に設けられた
検査位置Kの所定位置に移動するように散乱検査ステー
ジ10を制御する。なお、このステージ制御部は、搬送
ロボット7、搬送スライダ12、回折検査ステージ11
等の駆動を統括制御する主制御部(不図示)により制御
されている。
面鏡17およびCCDカメラ18の配置を示す図であ
る。光源16は、白色光(照明光)を射出するメタルハ
ライドランプ等で構成され、図1に示すように、検査位
置Kにある散乱検査ステージ10の上面、すなわち水平
面に対して白色光が微小角度で入射する位置に配置され
ている。凹面鏡17は、検査位置Kの上方に配置され、
光源16がウエハWへ向けて照明した際に発生する散乱
光を、CCDカメラ18で結像するように反射するもの
である。CCDカメラ18は、凹面鏡17で反射された
散乱光を撮影するものである。
して、該ウエハW上の繰り返しパターンからの回折光を
受け取ることで該ウエハWの表面に存在する欠陥を検査
する、いわゆる回折検査を実施する際にウエハWが載置
されるものであって、ウエハWを保持するホルダ21
と、昇降機構22とを主体として構成されている。ま
た、回折検査ステージ11には、傾斜機構(不図示)が
付設されている。
め、該ウエハWの裏面全体を支持するようになってい
る。その結果、ウエハW表面上の欠陥の検出精度を一定
に保つことができる。
自在に突出して、搬送スライダ12で搬送されたウエハ
Wを解除自在に吸着するものである。傾斜機構は、ホル
ダ21を揺動軸20周りに揺動させることで、該ホルダ
21に保持されたウエハWを任意の角度で傾斜させる構
成になっている。
図3に示すように、光源23と凹面鏡24,25と撮影
手段であるCCDカメラ26とが付設されている。光源
23は、光源16と同様に、メタルハライドランプ等の
白色光(照明光)を凹面鏡24へ向けて射出するもので
ある。凹面鏡24は、回折検査ステージ11の側方に配
置され、光源16から入射した白色光を回折検査ステー
ジ11のホルダ21へ向けて反射するものである。凹面
鏡25は、回折検査ステージ11の上方に配置され、光
源23が凹面鏡24を介してウエハWを照明した際に発
生する回折光を、CCDカメラ26で結像するように反
射するものである。CCDカメラ26は、凹面鏡25で
反射された回折光を撮影するものである。
0と回折検査ステージ11との間にわたってウエハWを
搬送するものであって、X方向に沿って設置されたガイ
ド27と、該ガイド27に沿って移動自在に装着された
吸着アーム28とから構成されている。
側には、該吸着アーム28に対して一定の間隔をあけて
吸着部28a、28bが設けられている。これら吸着部
28a、28bは、ウエハWの両端を下方から引っかけ
るようにして吸着するようになっている。また、吸着部
28a、28b間の中心位置および、散乱検査ステージ
10、回折検査ステージ11の中心位置は、X方向に沿
った略直線上に並ぶ構成になっている。
Wの外観検査を行う方法を、始めにウエハW一枚のとき
の例を用いて説明する。まず、検査対象となるウエハW
は、キャリア5に収納された状態でキャリアセット部2
の支持台6にセットされる。ここで、ウエハW上のライ
ン・アンド・スペースパターンのピッチに対するノッチ
(またはオリフラ)の方位角は、既知であり、主制御部
に入力されている。また、このパターンに応じた回折条
件を満足するウエハWの傾斜角も、ウエハ毎にあらかじ
め主制御部に入力されているものとする。
キャリア5から所定のウエハWを吸着して取り出すとと
もに、シャッタ13を介して検査部4の本体カバー9内
に進入しウエハWを散乱検査ステージ10に載置する。
このとき、搬送ロボット7に連動してシャッタ13が開
口部の開動作を行うため、ウエハWの搬送は滞りなく実
施される。そして、ウエハWの搬送が完了して搬送ロボ
ット7が本体カバー9内から退避すると、シャッタ13
は閉動作を行い、本体カバー9内の暗室状態が維持され
る。
れると、ウエハWの検査に先だってウエハWの位置合わ
せ工程が行われる。すなわち、検査ステージ10が、位
置合わせ機構15のエッジ検出部19へ移動するととも
に回転駆動する。ここで、エッジ検出部19は、回転す
るウエハWのエッジとノッチ(またはオリフラ)の位置
とから、該ウエハWの方位角と中心位置とを検出する。
心が検査位置Kの所定位置にくるように、且つウエハW
が光源16に対して所定の方位角を有するように、散乱
検査ステージを水平方向に移動させながら回転させる。
このとき、水平方向の移動と回転駆動とを同時に行うた
め、ウエハWの位置合わせに要する時間を短縮すること
ができる。
されると、第1の工程(一方の工程)である散乱検査が
実施される。すなわち、図2に示すように、光源16か
ら白色光が射出され、散乱検査ステージ10上のウエハ
(図2では図示略)の全面を、ウエハ表面と平行に近い
微小角度で照明する。このとき、ウエハWに傷や異物等
の欠陥が存在する場合には、その部位で散乱光が発生す
る。散乱光は、凹面鏡17で反射してCCDカメラ18
に結像し撮影される。そして、散乱光の情報を含む電気
信号が主制御部へ出力される。
画像処理を行い、欠陥の大小、明暗等をその座標位置を
伴って検出し、所定の閾値と比較することで、このウエ
ハWに対して回折検査を実施するか中止するかを決定す
る。ここで、欠陥が所定の閾値を越えていた場合、この
ウエハWに対する回折検査の中止が決定される。
陥が閾値を越えないものの、レジストの塗布ムラ等の可
能性があるときは、その可能性に応じた重み付けを欠陥
の座標位置に対して行うとともに、追加検査モードを主
制御部に設定する。かくして、散乱検査工程が終了す
る。
ージ10を再度回転させて、上記とは異なる方位角を設
定することにより、一枚のウエハWに対して複数回の散
乱検査を行うことも可能である。
程で検出したウエハWの方位角等の位置情報を用い、ウ
エハWを散乱検査ステージ10に載置したまま散乱検査
ステージ10を回転させ、ウエハWが第2の工程(他方
の工程)である回折検査工程で必要な向きにあらかじめ
合わせる。なお、散乱検査工程でウエハWに対する回折
検査の中止が決定されている場合は、この位置合わせを
実施しない。
検査工程に次いで回折検査工程を行うようにウエハWを
搬送する搬送工程に入る。すなわち、まず、ウエハWの
高さが吸着アーム28と吸着部28a、28bとの間に
なるように、散乱検査ステージ10が上昇する。次に、
搬送スライダ12の吸着アーム28がガイド27に沿っ
て散乱検査ステージ10の検査位置Kに移動すると、散
乱検査ステージ10が下降する。これにより、吸着部2
8a、28bは、ウエハWの両端を引っかけるようにし
て吸着保持する。
って移動させ、回折検査ステージ11のホルダ21の上
方に位置させる。ここで、ホルダ21を水平にした状態
で、昇降機構22がホルダ21に対して上方に突出して
吸着アーム28の吸着部28a、28bに保持されたウ
エハWを吸着する。吸着アーム28を退避させた後に昇
降機構22を下降させ、ウエハWをホルダ21に載置す
る。かくして、ウエハWは、散乱検査ステージ10から
回折検査ステージ11へ搬送され、搬送工程が完了す
る。
回折検査の中止が決定されている場合は、搬送ロボット
7がシャッタ14に対向する位置まで移動し、開口部を
介して直ちにウエハWを回折検査ステージ11から搬出
するとともに、所定のキャリア5に収納する。
ると決定されている場合は、回折検査工程が開始され
る。ウエハWがホルダ21にセットされると、傾斜機構
によりホルダ21が揺動軸20周りに揺動することで、
ウエハWを回折条件を満足する傾斜角度に傾斜させる。
そして、図3に示すように、光源23から白色光を射出
すると、この白色光は凹面鏡24で反射して回折検査ス
テージ11のホルダ21上のウエハ(図3では図示略)
全面をテレセントリックに照明する。
反射してCCDカメラ26に結像し撮影される。そし
て、回折光の情報を含む電気信号が主制御部へ出力され
る。主制御部は、入力した電気信号に基づいて画像処理
を行い、欠陥の大小、明暗等をその座標位置を伴って検
出する。
制御部に追加検査モードが設定されているときは、検査
形態を変更して追加検査を行う。すなわち、欠陥の可能
性がある座標位置を回折検査するのに有効な傾斜角を求
めるとともに、傾斜機構を駆動してウエハWがこの傾斜
角になるようにホルダ21を揺動する。この後、上記と
同様に、ウエハWに対して回折検査を実施し、散乱検査
において塗布ムラ等の可能性ありと検出された部位を重
点に再検査する。
斜角を変えずに、回折光の情報を含む電気信号のゲイン
値が高まるように再回折検査を行ったり、再検査を行わ
ず当初の検査で得られた電気信号に対して塗布ムラ等の
可能性ありと検出された部位の信号を増幅したりしても
よい。
加検査モードが設定されていない場合でも、ホルダ21
を再度揺動して、上記とは異なる傾斜角を設定すること
により、一枚のウエハWに対して複数回の回折検査を行
うことが可能である。
に、搬送ロボット7がシャッタ14に対向する位置まで
移動するとともに、シャッタ14が開動作を行う。そし
て、吸着アーム8が開口部を介して本体カバー9内に進
入し、ウエハWを吸着した後に該本体カバー9内から退
避する。吸着アーム8の退避に伴ってシャッタ14は閉
動作を行い、本体カバー9内の暗室状態を維持する。
ハWが収納されていたキャリア5に対向する位置まで移
動し、該ウエハWが元々収納されていたスロットにウエ
ハWを収納する。
乱検査および回折検査終了済みのウエハ専用のキャリア
を配置しておき、検査終了後のウエハを順次このキャリ
アに収納する手順としてもよい。また、さらに、検査に
よって使用不可とされたウエハ用に別途専用のキャリア
を配置してもよい。
数枚のウエハWに対して外観検査を行う方法について説
明する。ここで、図示はしていないが、検査部4に搬送
されるウエハを搬送される順に、W1、W2…とする。
搬送ロボット7は、ウエハW1を散乱検査ステージ10
に載置して本体カバー9内から退避すると、新たなウエ
ハW2をキャリア5から取り出して、シャッタ13の前
で待機する。
ライダ12によってウエハW1が散乱検査ステージ10
から回折検査ステージ11へ搬出されると、搬送ロボッ
ト7はウエハが載置されていない散乱検査ステージ10
に次のウエハW2を搬入して載置する。このとき、シャ
ッタ13が開動作を行うことはいうまでもない。
11へ搬送されたウエハW1に対する回折検査と、散乱
検査ステージ10へ搬送された次のウエハW2に対する
散乱検査とが並行して実施される。この間、搬送ロボッ
ト7は、回折検査が終了した後にウエハW1を取り出す
ために、シャッタ14に対向する位置まで移動してお
く。
搬送ロボット7は回折検査ステージ11からウエハW1
を取り出して、所定のキャリア5に収納する。同時に、
搬送スライダ12が散乱検査ステージ10にあるウエハ
W2を回折検査ステージ11へ搬送するとともに、搬送
ロボット7がキャリア5から、さらに次のウエハW3を
取り出して散乱検査ステージ10へ搬送する。そして、
ウエハW4以降もこの流れを順次繰り返す。この流れを
簡略的に表したものが第5図である。検査が完了したウ
エハは、キャリア5ごと搬送されて、次の検査工程、例
えば重ね合わせ検査等が行われる。
装置では、散乱検査工程と回折検査工程を設け、搬送ス
ライダ12が、これら異なる検査を行うステージ10,
11間にわたってウエハWを搬送する搬送工程を設けて
いるので、従来、目視で行っていた検査と同等の機能を
維持しながら、複数の検査を自動で行う際にもスループ
ットが長くなってしまうことを防止できる。
観検査装置では、散乱検査ステージ10から回折検査ス
テージ11へウエハW1を搬送することに応じて、新た
なウエハW2を散乱検査ステージ10へ搬入するので、
散乱検査工程と回折検査工程とを並行して同時に実施す
ることができるようになり、検査のスループットを大幅
に向上させることができる。
外観検査装置では、回折検査ステージ11において、光
源23、凹面鏡24,25を固定し、ウエハWを傾斜さ
せる構成になっているので、ウエハWを固定し、光源2
3、凹面鏡24,25の複数の機器を一体的に移動させ
る場合に比較して一層のスループット向上が可能になる
ことに加えて、ダスト対策にも寄与することができる。
外観検査装置では、散乱検査に先だって位置合わせ工程
で、ウエハWをパターンに応じた方位角に位置合わせす
るので、ウエハWに応じて最適な位置で検査を行うこと
が可能になり、検査精度が向上するとともに、検査によ
って単に欠陥の有無を検出するだけでなく、その欠陥が
発生した座標位置を特定することができるので、その後
に、その部位を集中的に検査する、いわゆるミクロ検査
も容易に行うことができる。
査ステージ10に載置したまま回転させて、回折検査で
必要な向きにあらかじめ位置合わせを行うので、回折検
査においてもウエハWに応じて(例えば、ウエハW上の
パターンの配列方向に応じて)最適な位置での検査が可
能になり検査精度を向上できるとともに、散乱検査と同
様に、欠陥が発生した座標位置を特定することができ、
回折検査後のミクロ検査も容易に行うことができる。さ
らに、回折検査ステージに別途位置合わせ機構を設ける
必要がなくなるので、装置の小型化並びにコストダウン
も実現することができる。
外観検査装置では、散乱検査の検査結果に基づいて、ウ
エハWにレジストの塗布ムラ等の可能性があるときは、
通常の回折検査に加えて追加検査モードを設定し、欠陥
の可能性がある部位に対して重点的に回折検査を行うの
で、より細かな欠陥も確実に検出することが可能にな
り、検査精度を向上させることができる。
外観検査装置では、散乱検査の検査結果に基づいて、欠
陥の大きさが閾値を越えていた場合、回折検査を中止す
るようになっているので、使用不能のウエハに対して回
折検査を行うという無駄な工程を削除することが可能に
なり、スループットを向上させることができる。また、
この回折検査が中止されたウエハWを、散乱検査ステー
ジ10から直接検査部4から搬出するのではなく、一旦
回折検査ステージ11を介してから搬出しているので、
図5に示したウエハ搬送の流れを中断させることなく、
所定通りに検査を実施することができる。
搬送ロボット7がウエハWを搬送する際に通過する開口
部にシャッタ13,14を設けてあるので、検査時に
は、本体カバー9内を暗室状態に維持することが可能に
なり、装置外部からの迷光の影響を最小限に抑えること
もでき、検査精度の向上につながる。
施の形態を示す図である。この図において、図1から図
5に示す第1の実施の形態の構成要素と同一の要素につ
いては同一符号を付し、その説明を省略する。第2の実
施の形態と上記の第1の実施の形態とが異なる点は、キ
ャリアセット部および検査部の構成である。
ャリア5を位置決めした状態で支持する支持台6がX方
向に間隔をあけて三台配置されている。
に、二台の散乱検査ステージ10a,10bがX方向に
並んで配置されている。各散乱検査ステージ10a、1
0bには、位置合わせ機構15,15、光源16,1
6、凹面鏡17,17(図6では不図示)およびCCD
カメラ18,18がそれぞれ付設されている。
乱検査ステージ10a,10b、回折検査ステージ11
に対向するように開口部(不図示)および該開口部を自
在に開閉するシャッタ13a,13b,14がそれぞれ
配置されている。そして、搬送ロボット7は、シャッタ
13a,13b,14のそれぞれに対向する位置に移動
自在になっている。同様に、搬送スライダ12は、吸着
アーム28がガイド27に沿って移動して、シャッタ1
3a,13b,14のそれぞれにアクセス可能になって
いる。他の構成は、上記第1の実施の形態と同様であ
る。
行う方法を説明する。ここでは、ウエハ一枚当たりに必
要な回折検査時間が一単位時間であったときに、位置合
わせ工程を含めたウエハ一枚当たりの散乱検査時間が二
単位時間必要である場合の例を用いて説明する。また、
上記と同様に、検査部4aに搬送されるウエハを順にW
1、W2…とする。
所定のウエハW1を取り出し、シャッタ13aを介して
散乱検査ステージ10a上に載置する。搬送ロボット7
が本体カバー9内から退避すると、位置合わせ工程を経
てウエハW1に対して散乱検査が実施される。
ウエハW2を取り出し、シャッタ13bを介して散乱検
査ステージ10b上に載置する。搬送ロボット7が本体
カバー9内から退避すると、位置合わせ工程を経てウエ
ハW2に対して散乱検査が実施される。このとき、散乱
検査10a上のウエハW1は、ほぼ半分の工程が終了し
ているように、ウエハW2を搬入するタイミングを調整
する。
に対する検査が終了すると、搬送スライダ12がウエハ
W1を回折検査ステージ11に搬送する。これに伴っ
て、搬送ロボット7は、次のウエハW3を散乱検査ステ
ージ10aに搬入する。散乱検査ステージ10aにウエ
ハW3がセットされると、該ウエハW3に対する位置合
わせと、回折検査ステージ11におけるウエハW1の回
折検査とがほぼ同時に開始される。このとき、散乱検査
ステージ10bでは、ウエハW2に対する検査が半分程
度完了している。
乱検査ステージ10b上のウエハW2に対する散乱検査
と、回折検査ステージ11上のウエハW1に対する回折
検査がほぼ同時に終了する。そして、搬送ロボット7が
シャッタ14を介して回折検査ステージ11からウエハ
W1を取り出し、キャリア5に収納するとともに、搬送
スライダ12が散乱検査ステージ10b上のウエハW2
を回折検査ステージ11に搬送する。
キャリア5に収納すると、即座に次のウエハW4をキャ
リア5から取り出し、シャッタ13bを介して散乱検査
ステージ10bに搬入する。散乱検査ステージ10aで
は、ウエハW3に対する検査が半分程度完了している。
そして、上記の動作を順次繰り返す。
及び外観検査装置では、上記第1の実施の形態と同様の
効果が得られることに加えて、検査時間の長い散乱検査
工程に次いで検査時間の短い回折検査工程を行う場合、
散乱検査工程を回折検査工程に対して複数並行して行う
とともに、搬送工程では散乱検査工程が終了したウエハ
から順次回折検査を行うように搬送することにより、回
折検査工程を行う周期を、検査時間の長い散乱検査工程
の周期に合わせる必要がなく、短い検査時間に設定する
ことが可能になり、スループットを一層短縮することが
できるようになる。
ステージ11のホルダ21と光源23とを独立して固定
される構成にしてあるが、例えば、図7に示すように、
ホルダ21上に光源23を固定するような構成であって
もよい。この場合、光源23の白色光の入射角は、ホル
ダ21上のウエハ表面の法線に対して80°〜89°に
設定されている。そして、ホルダ21上のウエハWと光
源23とは、揺動軸20周りに一体的に揺動することが
できる構成になっている。
傾斜位置21aから水平状態を経て傾斜位置21bまで
揺動可能であるので、光源23は、例えば傾斜位置21
aにあるホルダ21上のウエハWを全面照明するため
に、照明エリアA1で白色光を射出する必要があった。
ところが、ホルダ21が水平状態にあるときは、照明エ
リアA2のみ白色光を射出すればことが足りるため、照
明エリアA2の外側部分が無駄になっていた。
折条件での検査の際に、図7のように、光源23とホル
ダ21とを一体的に構成することにより、ホルダ21上
のウエハWに対する入射角および入射光量が常に一定に
なり、ロスのない適正な照明エリアでの照明が可能にな
る。また、CCDカメラ26の受光角を任意に設定し、
回折条件を満たす角度では回折光を撮影し、回折条件を
満たさない角度では散乱光を撮影することも可能であ
る。
白色光を射出する光源16,23を別々に設ける構成と
したが、ビームスプリッタを設けて一つの光源を共用す
る構成であってもよい。この場合、光源の数が減少する
ので、装置の小型化、コストダウンが実現する。
の後に回折工程を実施する構成としているが、これに限
られることなく、回折検査ステージ11に位置合わせ機
構15を設けることにより、回折工程の後に散乱検査工
程を実施することが可能になる。
バーコードを貼設し、搬送ロボット7または搬送スライ
ダ12にバーコードリーダを取り付け、あらかじめ主制
御部に入力されているピッチに対するノッチ(またはオ
リフラ)の方位角等を読み込むような構成であってもよ
い。
に、ウエハWをあらかじめ散乱検査ステージ10で回転
する構成としたが、例えば、昇降機構22に回転機構を
付加して、この回転機構によってウエハWを所定の方位
角に合わせるような構成であってもよい。この場合、回
路パターンにロジックが含まれる等で複数の方位角での
検査が必要なときに、複数の方位角を設定することがで
きて汎用性が高まる。
ステージ11との間に、搬送スライダ12の移動に伴っ
て開閉動作を行うシャッタを設ける構成として、それぞ
れの検査に用いられる白色光が迷光として各検査に影響
しない構成にしてもよい。
ライダ12を用いる構成としたが、これに限定されず、
例えば、搬送ロボット7を用いて、ウエハWを散乱検査
ステージ10と回折検査ステージとの間にわたって搬送
するような構成としてもよい。
ウエハしたが、これに限られず、液晶表示デバイス用の
ガラス基板や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)あ
るいはマスク等に適用可能である。ここで、ガラス基板
のように面積の広い被検査物に対しては全面一括照明で
はなく、光源、凹面鏡、CCDカメラに対して被検査物
を相対移動させて走査照明する方式や、被検査物を順次
ステップ移動させながら照明する方式も採用可能であ
る。
観検査方法は、第1の工程で、散乱光を受け取ることで
被検査物を検査し、第2の工程で回折光を受け取ること
で被検査物を検査し、搬送工程で、第1、第2のいずれ
か一方に次いで他方を行うように被検査物を搬送する構
成となっている。これにより、この外観検査方法では、
従来、目視で行っていた検査と同等の機能を維持しなが
ら、複数の検査を自動で行う際にもスループットが長く
なってしまうことを防止できるという効果が得られる。
により、第1のステージ、第2のステージのいずれか一
方のステージから他方のステージへ被検査物を搬送する
ことに応じて新たな被検査物を一方のステージへ搬入す
る構成となっている。これにより、この外観検査方法で
は、第1の工程と第2の工程とを並行して同時に実施す
ることができるようになり、検査のスループットを大幅
に向上できるという効果が得られる。
の検査に先立って、ステージを移動させて被検査物を所
定位置に合わせる位置合わせ工程が行われる構成となっ
ている。これにより、この外観検査方法では、被検査物
に応じて最適な位置で検査を行うことが可能になり、検
査精度が向上するとともに、検査によって単に欠陥の有
無を検出するだけでなく、その欠陥が発生した座標位置
を特定することができるので、その後に、その部位を集
中的に検査する、いわゆるミクロ検査も容易に行うこと
ができるという優れた効果を奏する。
2の工程のうち、一方の工程終了後、一方の工程で用い
たステージに被検査物を載置したまま、被検査物を他方
の工程で必要な向きにあらかじめ合わせてから、搬送工
程により他方の工程へ搬送する構成となっている。これ
により、この外観検査方法では、他方の工程においても
被検査物に応じて最適な位置での検査が可能になり検査
精度を向上できるとともに、一方の検査と同様に、欠陥
が発生した座標位置を特定することができ、検査後のミ
クロ検査も容易に行うことができる。さらに、他方の工
程に用いられるステージに別途位置合わせ機構を設ける
必要がなくなるので、装置の小型化並びにコストダウン
も実現できるという効果が得られる。
の長い工程を短い工程に対して複数並行して行うととも
に、長い工程が終了した被検査物から順次短い工程を行
うように搬送する構成となっている。これにより、この
外観検査方法では、検査時間の短い工程を行う周期を、
検査時間の長い工程の周期に合わせる必要がなく、短い
検査時間側に設定することが可能になり、スループット
を一層短縮することができるという優れた効果を奏す
る。
程での被検査物の検査結果に基づいて、他方の工程の検
査形態を変更する構成となっている。これにより、この
外観検査方法では、他方の工程で通常の検査に加えて追
加検査を設定し、欠陥の可能性がある部位に対して重点
的に検査を行うことができるので、より細かな欠陥も確
実に検出することが可能になり、検査精度を向上できる
という効果が得られる。
程での被検査物の検査結果に基づいて、他方の工程の実
施または中止を決定する構成となっている。これによ
り、この外観検査方法では、使用不能の被検査物に対し
て他方の工程で検査を行うという無駄な工程を削除する
ことが可能になり、スループットを向上させることがで
きる。
程での被検査物の検査結果に基づいて、他方の工程を中
止する場合、他方の工程を行うステージを介して被検査
物を搬出する構成となっている。これにより、この外観
検査方法では、被検査物の搬送の流れを中断させること
なく、所定通りに検査を実施することができるという効
果が得られる。
テージで散乱光を受け取ることで被検査物を検査し、第
2のステージで回折光を受け取ることで被検査物を検査
し、搬送機構が、第1、第2のいずれか一方に次いで他
方を行うように被検査物を搬送する構成となっている。
これにより、この外観検査装置では、従来、目視で行っ
ていた検査と同等の機能を維持しながら、複数の検査を
自動で行う際にもスループットが長くなってしまうこと
を防止できるという効果が得られる。
わせ機構が、第1または第2のステージを移動させて被
検査物の位置合わせを行う位置合わせを行う構成となっ
ている。これにより、この外観検査装置では、被検査物
に応じて最適な位置で検査を行うことが可能になり、検
査精度が向上するとともに、検査によって単に欠陥の有
無を検出するだけでなく、その欠陥が発生した座標位置
を特定することができるので、その後に、その部位を集
中的に検査する、いわゆるミクロ検査も容易に行うこと
ができるという優れた効果を奏する。
テージに用いる照明光と、第2のステージに用いる照明
光とが一つの光源を共用する構成となっている。これに
より、この外観検査装置では、光源の数が減少するの
で、装置の小型化、コストダウンが実現するという効果
が得られる。
て、散乱検査ステージ、回折検査ステージおよび搬送ス
ライダを備える外観検査装置の平面図である。
CCDカメラが付設された正面図である。
面鏡およびCCDカメラが付設された正面図である。
の外観斜視図である。
て、ウエハに対する検査の流れを示す概念図である。
て、一台の回折検査ステージに対して二台の散乱検査ス
テージが配設された外観検査装置の平面図である。
正面図である。
ージ) 11 回折検査ステージ(第2のステージ) 12 搬送スライダ(搬送機構) 15 位置合わせ機構
Claims (11)
- 【請求項1】 第1のステージに載置された被検査物を
照明してその散乱光を受け取ることにより該被検査物を
検査する第1の工程と、 第2のステージに載置された被検査物を照明してその回
折光を受け取ることにより該被検査物を検査する第2の
工程と、 前記第1の工程及び前記第2の工程のうちいずれか一方
に次いで他方を行うように前記被検査物を前記第1のス
テージと前記第2のステージとの間にわたって搬送する
搬送工程とを備えることを特徴とする外観検査方法。 - 【請求項2】 前記搬送工程により前記第1の工程及び
前記第2の工程のうちいずれか一方のステージから他方
のステージへ前記被検査物を搬送することに応じて、新
たな被検査物を前記一方のステージへ搬入することを特
徴とする請求項1記載の外観検査方法。 - 【請求項3】 前記第1の工程及び前記第2の工程のう
ち少なくとも一方では、前記被検査物の検査に先だって
ステージを移動させることにより該被検査物を所定位置
に合わせる位置合わせ工程が行われることを特徴とする
請求項1または2記載の外観検査方法。 - 【請求項4】 前記第1の工程及び前記第2の工程のう
ちいずれか一方の工程で前記位置合わせ工程を行うとと
もに、該一方の工程終了後、該一方の工程で用いたステ
ージに前記被検査物を載置したまま該位置合わせ工程に
よる該被検査物の位置情報を用いて該被検査物を他方の
工程で必要な向きに予め合わせてから前記搬送工程によ
り前記他方の工程のステージへ搬送することを特徴とす
る請求項3記載の外観検査方法。 - 【請求項5】 前記第1の工程及び前記第2の工程のう
ちいずれか検査時間の長い工程に次いで短い工程を行う
場合、該長い工程を該短い工程に対して複数並行して行
うとともに、前記搬送工程は該各長い工程が終了した前
記被検査物から順次該短い工程を行うように搬送するこ
とを特徴とする請求項1、2、3または4記載の外観検
査方法。 - 【請求項6】 前記第1の工程及び前記第2の工程のう
ちいずれか一方の工程での前記被検査物の検査結果に基
づいて、他方の工程の検査形態を変更することを特徴と
する請求項1、2、3、4または5記載の外観検査方
法。 - 【請求項7】 前記第1の工程及び前記第2の工程のう
ちいずれか一方の工程での前記被検査物の検査結果に応
じて該被検査物における他方の工程の実施または中止を
決定することを特徴とする請求項1、2、3、4、5ま
たは6記載の外観検査方法。 - 【請求項8】 前記一方の工程での前記被検査物の検査
結果に応じて前記他方の工程を中止する場合、該他方の
工程を行うステージを介して該被検査物を搬出すること
を特徴とする請求項7記載の外観検査方法。 - 【請求項9】 被検査物を照明してその散乱光を受け取
ることにより該被検査物を検査する第1のステージと、 前記被検査物を照明してその回折光を受け取ることによ
り該被検査物を検査する第2のステージと、 前記第1のステージにおける検査及び前記第2のステー
ジにおける検査のうちいずれか一方に次いで他方を行う
ように前記被検査物を前記第1のステージと前記第2の
ステージとの間にわたって搬送する搬送機構とを備える
ことを特徴とする外観検査装置。 - 【請求項10】 前記第1のステージ及び前記第2のス
テージのうち少なくとも一方には、該第1または第2の
ステージを移動させることにより前記被検査物の位置合
わせを行う位置合わせ機構を備えることを特徴とする請
求項9記載の外観検査装置。 - 【請求項11】 前記第1のステージに用いる照明光と
前記第2のステージに用いる照明光とは一の光源を共用
することを特徴とする請求項9または10記載の外観検
査装置。
Priority Applications (4)
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