JP4592070B2 - 液晶パネルの外観検査装置及び外観検査方法 - Google Patents

液晶パネルの外観検査装置及び外観検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶パネルの外観を検査する外観検査装置及び外観検査方法に関するものである。
液晶パネルの検査には,パネルが正常に動作するか否かのいわゆる点灯検査のほかに,パネルに傷などが存在していないかどうかを調べるための外観検査がある。外観検査装置としては,点灯状態または非点灯状態の液晶パネルの上面に照明光を照射して,そのパネルを作業者が目視で検査する,いわゆる目視外観検査装置と,そのパネルをテレビカメラで撮影して,そのテレビカメラの出力信号をコンピュータで処理する,いわゆる自動外観検査装置とが考えられ,それらが次の特許文献1で提案されている。
特開平10−227721号公報
上述の特許文献1に開示された外観検査装置は,液晶パネルの表面に対して斜めの方向から照明光を照射して,液晶パネルの直上に配置した撮像装置で液晶パネルの映像を撮影している。この外観検査装置は,液晶パネルに対して斜めの方向から光を当てるタイプの照明装置だけを利用して外観検査をしているので,液晶パネルの傷やごみの存在位置やその状態によっては,これらの存在を見逃すおそれがある。
そこで,この問題を解決するために,本件出願の出願人は,他社との共同出願によって,照明状態を工夫し,かつ,複数の液晶パネルの外観検査を自動化した発明を特許出願した(特願2003−166551号。以下,先願という)。この先願の発明は,本件出願の時点では公知とはなっていないが,本件出願の発明に関連が深いので,その構成について簡単に言及する。先願の外観検査装置は,外観検査用の照明手段として,同軸照明装置(液晶パネルの上方から光を照射するもの)と斜光照明装置(液晶パネルの表面に対して斜めの方向から光を照射するもの)とバックライト装置を備えている。これにより,液晶パネルの照明状態をさまざまに変えることができて,液晶パネルの傷やごみを確実に撮影できるようになっている。
本発明は,基本的には,上述の特許文献1の外観検査装置の問題点を解決するものであり,その目的は,液晶パネルの照明条件をさまざまに変えることによって液晶パネルの傷などの物理的欠陥を確実に撮影できる外観検査装置を提供することにある。
本発明に係る液晶パネルの外観検査装置は次の(ア)乃至(サ)の構成を備えている。(ア)矩形の液晶パネルを検査位置で支持する検査台。(イ)前記検査位置にある液晶パネルを,前記液晶パネルの法線に平行な方向から撮像する撮像装置。(ウ)前記撮像装置の撮像方向に平行な方向から前記検査位置にある液晶パネルに光を照射する同軸照明装置。(エ)前記撮像方向に対して傾斜した四つの方向であって前記液晶パネルの四つの辺に対応する四つの方向から,前記検査位置にある液晶パネルに光を照射する斜光照明装置。(オ)前記検査位置にある液晶パネルにその背面から光を照射するバックライト装置。(カ)前記検査位置にある液晶パネルの四つの側面に対向して配置された四つの反射ミラーであって,前記側面からの反射光及び透過光を前記撮像装置の方向に反射する反射ミラー。(キ)前記同軸照明装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第1撮影制御手段。(ク)前記斜光照明装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第2撮影制御手段。(ケ)前記バックライト装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第3撮影制御手段。(コ)前記斜光照明装置と前記バックライト装置による光照射を利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第4撮影制御手段。(サ)前記第1撮影制御手段,前記第2撮影制御手段,前記第3撮影制御手段及び前記第4撮影制御手段で取得した映像に基づいて前記液晶パネルの良否を判定する判定手段。
この外観検査装置は,同軸照明装置と斜光照明装置とバックライト装置を備えているので,液晶パネルにいろいろな照明条件で照明光を照射できて,液晶パネルの傷などの物理的欠陥を確実に撮影することができる。この外観検査装置を用いて撮影することができる物理的欠陥としては,例えば,ガラス基板の周縁部でのカケやバリ,ガラス基板の内部でのクラックやキズ,表示エリアでの暗欠陥や明欠陥,液晶封止部の不良などがある。
前記第4撮影制御手段は,上述のように,前記斜光照明装置と前記バックライト装置による光照射を利用して,すなわち,前記同軸照明装置による光照射は利用しないで,液晶パネルを撮影する。この第4撮影制御手段は,例えば,ブラックマトリックス辺のカケ検査に利用できる。
また,本発明に係る外観検査方法は,次の(ア)乃至(カ)の段階を備えている。(ア)次のA乃至Fを備える検査装置を準備する段階。A 矩形の液晶パネルを検査位置で支持する検査台。B 前記検査位置にある液晶パネルを前記液晶パネルの法線に平行な方向から撮像する撮像装置。C 前記撮像装置の撮像方向に平行な方向から前記検査位置にある液晶パネルに光を照射する同軸照明装置。D 前記撮像方向に対して傾斜した四つの方向であって前記液晶パネルの四つの辺に対応する四つの方向から,前記検査位置にある液晶パネルに光を照射する斜光照明装置。E 前記検査位置にある液晶パネルにその背面から光を照射するバックライト装置。F 前記検査位置にある液晶パネルの四つの側面に対向して配置された四つの反射ミラーであって,前記側面からの反射光及び透過光を前記撮像装置の方向に反射する反射ミラー。(イ)前記液晶パネルを前記検査位置で支持する段階。(ウ)前記同軸照明装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第1撮影段階。(エ)前記斜光照明装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第2撮影段階。(オ)前記バックライト装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第3撮影段階。(カ)前記斜光照明装置と前記バックライト装置による光照射を利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第4撮影段階。ここで,第1撮影段階から第4撮影段階までの実施順序は任意である。
本発明は,同軸照明装置と斜光照明装置とバックライト装置を備えていて,それらの照明装置を単独でまたは組み合わせて用いることで,液晶パネルにいろいろな照明条件で照明光を照射できて,液晶パネルの傷などの物理的欠陥を確実に撮影することができる。
以下,図面を参照して本発明の実施例を詳しく説明する。図1は本発明の外観検査装置の一実施例の全体構成を示す斜視図であり,図2はその平面図である。図1と図2において,この外観検査装置は,カセットステージ部10とプリアライメント部12と検査部14と,それらの間で液晶パネルを搬送する搬送装置16とからなる。なお,図2の平面図では,検査部14の上部に位置する撮像及び照明用の機器を取り除いて示している。
まず,この外観検査装置の全体の動作を簡単に説明する。図1において,複数の液晶パネル36を収納したカセット40がカセットステージ部10にセットされる。カセット40中の1枚目の液晶パネル36は,搬送装置16の二つの吸着パッドのうちの一方によって取り出されてから,プリアライメント部12に搬送されて,検査前の位置決めがなされる。その後,液晶パネル36は搬送装置16によってプリアライメント部12から検査部14に搬送されて,検査部14の検査台の上に置かれ,検査位置に保持される。検査位置にある液晶パネル36の表面(これを第1面と呼ぶことにする)に照明光が照射されて,液晶パネル36の映像が撮像装置98で撮影される。次に,吸着反転機構60によって液晶パネル36が反転されて検査位置に戻され,液晶パネルの反対側(第2面)についてもその映像が撮像装置98で撮影される。撮像装置98の映像はテスターに取り込まれて液晶パネルの良否の判定がなされる。
一方,1枚目の液晶パネルについて第1面と第2面の撮影をしている間に,搬送装置16は2枚目の液晶パネルをカセット40から取り出して,プリアライメント部12に搬送し,プリアライメント作業を完了させる。そして,搬送装置16は,プリアライメント作業が完了した2枚目の液晶パネルを保持して,検査部14の手前で待機する。1枚目の液晶パネルの第1面と第2面の撮影及び良否判定が完了したら,吸着反転機構60によって1枚目の液晶パネル36が元の姿勢(第1面が上向きの姿勢)に戻されてから,その液晶パネル36が搬送装置16の二つの吸着パッドのうちの空いている方(液晶パネルを吸着していない方)に引き渡される。その後,搬送装置16の他方の吸着パッド(2枚目の液晶パネルを吸着保持している)から,2枚目の液晶パネルが検査部14の検査台に渡される。そして,2枚目の液晶パネルの第1面と第2面の撮影作業が始まる。その間に,検査済みの1枚目の液晶パネルを保持した搬送装置は,カセットステージ40に戻り,1枚目の液晶パネルをカセット40に戻すとともに,3枚目の液晶パネルをカセット40から取り出す。以後,同様にして,多数の液晶パネルの外観検査が自動的に進行する。このように,液晶パネルの両面の外観検査をしている間に,次の液晶パネルのプリアライメント作業と検査部付近までの搬送が完了しているので,複数の液晶パネルを外観検査する場合のタクトタイム(複数の液晶パネルを外観検査するときの検査周期)が短くなる。
次に,各部の構造とその働きを詳しく説明する。図3は搬送装置16の斜視図である。この搬送装置16は水平移動体18と昇降体20を備えている。水平移動体18には水平移動ガイド22が固定されていて,この水平移動ガイド22は水平な搬送レール24に沿って水平方向に移動できる。水平移動体18の前面には上下方向に延びる昇降レール28が固定されている。昇降体20には昇降ガイド26が固定されていて,この昇降ガイド26は上述の昇降レール28に沿って上下方向に移動できる。ここで,動きの方向を定義すると,搬送レール24の延びる方向はX方向であり,水平面内でX方向に垂直な方向はY方向であり,上下方向はZ方向である。
昇降体20にはX方向に延びるアーム支持体30の中央部が固定されていて,アーム支持体30の両端には,それぞれ,Y方向に延びる搬送アーム32の一端が固定されている。二つの搬送アーム32の先端には,それぞれ,吸着パッド34が固定されている。吸着パッド34は真空吸着式であり,下向きの吸着面を有する。この実施例は,携帯電話の液晶パネルなどのように比較的小型の液晶パネルを取り扱うものであって,ひとつの吸着パッド34でひとつの液晶パネル36を吸着保持できる。したがって,この搬送装置16は,二つの吸着パッド34を用いることで,2枚の液晶パネル36を別個に吸着保持できる。
図4はカセットステージ部10の斜視図である。矩形のカセット支持台38の上面には矩形のカセット40を載せることができる。カセット40には液晶パネル36を収容するための複数の凹部42が形成されていて,各凹部42に液晶パネル36を1枚ずつ収容できる。矩形のカセット40の四つの角部は四つのカセットクランプ44によってクランプされるようになっている。カセットクランプ44は,カセット40の対角線の方向に延びる溝46に沿って移動できる。カセット40をカセット支持台38に載せる前には,想像線44aで示すようにカセットクランプは開いた状態にある。カセット支持台38にカセット40を載せたら,カセットクランプ44をカセット支持台38の中心に向かって所定の位置まで移動させ,これによって,カセット40を所定の位置に保持できる。カセット支持台38は図2に示すように矢印39の方向(すなわち,Y方向)に移動でき,この移動と搬送装置16のX方向の移動により,カセット40の任意の位置に収納した液晶パネル36を搬送装置16の吸着パッド34で吸着することができる。
図5はプリアライメント部12の斜視図である。プリアライメントテーブル48の上には矩形のパネル支持台50が固定されていて,その周囲には四つのパネルクランプ52が配置されている。パネル支持台50の外形寸法は液晶パネル36の外形寸法よりも小さくなっている。液晶パネル36をパネル支持台50に載せると,液晶パネル36の四つの辺はパネル支持台50の四つの辺よりも外側に突き出すことになる。四つのレール54は,パネル支持台50の四つの辺に垂直になるように,プリアライメントテーブル48に固定されている。パネルクランプ52の底面にはガイド56が固定されていて,このガイド56はレール54に沿って移動できる。四つのパネルクランプ52を開いた状態で液晶パネル36をパネル支持台50に載せて,それから,パネルクランプ52を中央のパネル支持台50に向かって所定の位置まで移動させると,液晶パネル36の四つの辺は,その突き出し状態に応じて,どれかの二つのパネルクランプ52によって所定の位置まで押されて,最終的に液晶パネル36がパネル支持台50上で所定の位置に位置決めされる。プリアライメント部12に含まれる上述の各種の部品で構成されるものが本発明におけるプリアライメント装置に該当する。
図6はプリアライメント部12と搬送装置16を示す側面図である。搬送装置16の吸着パッド34に吸着された液晶パネル36は,昇降体20がシリンダによって降下することで,プリアライメント部12のパネル支持台50に載せられる。そして,四つのパネルクランプ52がその液晶パネル36を位置決めする。
図7は検査部の斜視図である。この検査部は上部構造と下部構造に分かれている。下部構造は主として液晶パネルを検査位置で支持するためのものであり,上部構造は主として液晶パネルを撮像するためのものである。まず,下部構造から説明する。下部構造は,パネル支持部58と吸着反転機構60を備えている。パネル支持部58は液晶パネル36を検査位置で支持するための構造を備えていて,さらには,液晶パネル36の側面を撮像するための反射ミラー62も備えている。それらの詳細は後述する。
図8は吸着反転機構60の斜視図である。この吸着反転機構60はレール64と移動体66と回転アクチュエータ68と反転アーム70と吸着パッド72を備えている。レール64はパネル支持部58のベース板74に固定されている。このレール64に沿ってガイド76が動くようになっており,ガイド76に移動体66が固定されている。この移動体66に回転アクチュエータ68が固定されていて,この回転アクチュエータ68によって反転アーム70がその軸線(水平に延びている)の周りに回転する。反転アーム70はY方向に延びていて,その先端に真空吸着式の吸着パッド72が固定されている。反転アーム70はその軸線の周りに180度の角度だけ正逆回転でき,この回転によって,吸着パッド72の吸着面を下向きから上向きの姿勢へ,また,上向きから下向きの姿勢へと転換することができる。
図9は吸着反転機構60とパネル支持部58の側面図である。吸着反転機構60の移動体66はレール64に沿ってY方向(図の左右方向)に移動できる。図9(A)は吸着反転機構60が退避位置にある状態を示しており,図9(B)は吸着反転機構60が動作位置(液晶パネルの反転動作をする位置)にある状態を示している。この動作位置では,吸着パッド72は,後述するパネルリフタ82の真上に位置している。
図10はパネル支持部58の断面図であり,図2のA−A線断面図である。パネル支持部58はベース板76を備えている。ベース板76の中央には,光が透過しない矩形のワークテーブル78が固定されていて,ワークテーブル78の中央には,光が透過する矩形の拡散板80が固定されている。拡散板80の中央には貫通孔が形成されていて,この貫通孔をパネルリフタ82が貫通している。このパネルリフタ82が本発明におけるパネル昇降装置に該当する。拡散板80の下方には円環状のバックライト装置84が配置されている。バックライト装置84はケーシング85の内部に収納されている。ケーシング85の底壁の中央にも貫通孔が形成されていて,この貫通孔をパネルリフタ82が貫通している。パネルリフタ82の上面は検査台86(図12も参照)になっていて,この検査台86は昇降吸着面となっている。この昇降吸着面には吸着孔87(図12を参照)が開口していて,この吸着孔87で液晶パネル36を吸着保持できる。パネルリフタ82の上部付近には切り欠き83(図12も参照)が形成されていて,この切り欠き83が昇降吸着面に露出している。この切り欠き83の役割については後述する。パネルリフタ82は図示しないシリンダによって昇降可能である。ワークテーブル78の上面には四つの反射ミラー62が固定されている。図10においては,検査台86の上方に,吸着反転機構60の回転アクチュエータ68とアーム70と吸着パッド72が見えている。
図11は吸着反転機構60とパネルリフタ82の動作を示す断面図であり,図2のA−A線で切断した断面の一部である。図11(A)では,液晶パネル36が検査台86の上に載っていて検査位置の状態にある。液晶パネル36の第1面の外観検査が終了すると,図11(B)に示すように,パネルリフタ82が上昇して,下向きの吸着パッド72の吸着面に液晶パネル36を接触させる。吸着パッド72は液晶パネル36の第1面(外観検査の済んだ面)を真空吸着する。その後,図11(C)に示すように,パネルリフタ82は下降し,その後,反転アーム70がその軸線周りに180度だけ時計方向に回転する。この回転により,下向きの吸着パッド72は,液晶パネル36を吸着保持したまま,上向きになる。液晶パネル36は第2面(第1面とは反対側の面)が上を向くことになる。次に,図11(D)に示すように,パネルリフタ82が上昇して,その上面の検査台86が液晶パネル36の第1面に接触する。そして,さらにパネルリフタ82を上昇させると,液晶パネル36は吸着パッド72からパネルリフタ82の上面の検査台86に移行する。このとき,パネルリフタ82の切り欠き83が吸着パッド72と反転アーム70を通り抜けるので,パネルリフタ82は吸着パッド72とアーム79に衝突しない。パネルリフタ82に液晶パネル36が移ったら,吸着反転機構は図9(A)に示す退避位置まで戻る。それから,パネルリフタ82が下降し,反転した液晶パネル36が図11(A)の検査位置まで戻る。その後,液晶パネル36の第2面の外観検査が実施される。パネルリフタ82は本発明におけるパネル昇降装置に該当する。
第2面の外観検査も済んだ液晶パネル36は,図11(A)〜図11(C)の手順で再び反転されて,第1面が上向きになる。その後,図16に示すように,上向きの吸着パッド72に保持された液晶パネル36が,搬送アーム32の下向きの吸着パッド34で受け取られる。そして,検査済みの液晶パネル36はカセットステージ部に戻される。
次に,検査部の撮像系と照明系を説明する。図7に戻って,検査部の下部構造には3種類の照明装置のうちのバックライト装置84(図10を参照)が設けられている。検査部の上部構造には3種類の照明装置のうちの同軸照明装置88と斜光照明装置90が設けられている。照明ボックス92は,その水平断面が矩形の筒状であり,上端と下端が開放している。照明ボックス92の内部には同軸照明装置88とシャッター94とハーフミラー96が配置されている。照明ボックス92の下端付近には斜光照明装置90が固定されている。照明ボックス92の上方には撮像装置98が配置されている。撮像装置98はCCDカメラであり,フォーカス調整用の機構を備えている。撮像装置98の画像を画像処理装置(テスター)に取り込むことで,この画像を液晶パネルの良否判定に利用している。撮像装置98の撮像方向(上下方向)は,液晶パネル36の表面の法線(これも上下方向に延びている)に平行である。
図13は同軸照明装置88とシャッター94を示す斜視図である。図13(A)はシャッター94が閉じた状態であり,図13(B)はシャッター94が開いた状態である。図13(A)において,同軸照明装置88は複数の蛍光管で構成されている。シャッター94は直立した矩形の平板であり,同軸照明装置88とハーフミラー96(図7を参照)の間に配置されている。このシャッター94をシリンダによって上下に駆動することで,シャッター94の開閉が行われる。
図12は検査部におけるワークテーブル78上の構造と斜光照明装置90とを示す斜視図である。ワークテーブル78の上には4個の反射ミラー62が設けられている。これらの反射ミラー62の反射面は,水平面に対して45度だけ傾斜している。四つの反射ミラー62は,矩形の液晶パネル36の四つの辺に対応して設けられている。拡散板80の中央の貫通孔からはパネルリフタ82の上部が突き出していて,その上面の検査台86には二つの吸着孔87が形成されている。また,パネルリフタ82の上部の切り欠き83も見えている。液晶パネル36は吸着孔87に吸着保持される。図12では液晶パネル36が検査位置に保持されている状態を示している。
照明ボックス92の下端付近には斜光照明装置90が固定されている。斜光照明装置90は四つのLED(発光ダイオード)製の斜光ランプ104を備えている。これらの斜光ランプ104は液晶パネル36の四つの辺に対応して設けられていて,液晶パネル36の表面を四つの斜め方向から照らすようになっている。
図14は検査部の側面断面図であり,図2のB−B線断面図である。なお,吸着反転機構は省略してある。この図14は同軸照明装置88による照明光だけを用いて液晶パネル36を観察する状況を示している。シャッター94は開いており,同軸照明装置88から放出された光106は,その一部がハーフミラー96で反射して下方に向かう。ハーフミラー96は水平面に対して45度の角度で傾斜している。ハーフミラー96の中央付近で反射した光は液晶パネル36の表面に到達して,液晶パネル36の表面を照らす。また,矩形のハーフミラー96の四つの辺の近傍で反射した光は,四つの反射ミラー62に向かい,そこで反射して,液晶パネル36の四つの側面を照らす。
液晶パネル36の表面から放出された光(これは,照明光がパネル表面で反射したものであり,表面の映像光となる)は,真上に向かって進み,その一部はハーフミラー96を透過して,撮像装置98に到達する。また,液晶パネル36の四つの側面から放出された光(これは,照明光がパネル側面で反射したものと,対向する側面の方向から透過してきた照明光の合計であり,側面の映像光となる)は,反射ミラー62で反射して上方に進み,その一部はハーフミラー96を透過して,撮像装置98に到達する。このようにして,同軸照明装置88による照明光で照らされた液晶パネル36について,その表面映像と四つの側面映像とが撮像装置98で撮影される。同軸照明装置88からの照明光が液晶パネル36に向かう方向と,液晶パネル36からの映像光が撮像装置98に向かう方向は,平行となっていて,互いにほぼ重なり合っている。したがって,このような照明光を同軸照明と呼んでおり,そのための照明装置を同軸照明装置と呼んでいる。
図15は図14に示す検査部の別の照明状態を示す側面断面図である。この図面は,斜光照明装置90による照明光だけを用いて液晶パネル36を観察する状況を示している。同軸照明装置88は点灯状態にあるが,シャッター94が閉じているので,同軸照明光は液晶パネル36に当たらない。同軸照明を使わないときに同軸照明装置88を消灯するならば,シャッター94は不要であるが,現実には,同軸照明装置88を点灯したままで,シャッター94の開閉によって同軸照明のオン・オフを切り換えている。その理由は,同軸照明装置88は蛍光管で構成されており,その輝度が安定するまでに時間がかかるからである。
斜光照明装置90の四つの斜光ランプ104からは,液晶パネル36に対して四つの斜めの方向から(すなわち,液晶パネル36の表面の法線に対して傾斜した四つの方向から)照明光112を照射している。四つの方向は液晶パネル36の四つの辺に対応している。斜光ランプ104の表面の法線は,液晶パネル36の表面の法線に対して,30〜60度の範囲内で傾斜している。斜光照明装置90を使うと,同軸照明の場合とは違った方向から液晶パネル36に光が当たるので,液晶パネル36に存在する傷などの映像が,同軸照明の場合とは異なった映像として撮影される。この場合もやはり,撮像装置98によって図16に示すような映像が得られる。
図15において,第3の照明方法として,バックライト装置84を使う方法がある。バックライト装置84の照明光だけを使う場合は,シャッター94を閉じて,かつ,斜光照明装置90を消灯する。バックライト装置84による照明光は拡散板80で拡散しながらこれを通過することで均質な光となって液晶パネル36の背面を照らす。液晶パネル36を透過してきた光は撮像装置が98で撮影される。このバックライト装置84を使うと,液晶パネル36の内部の傷などが明らかになる。なお,拡散板80は反射防止のために黒色になっている。すなわち,同軸照明光が拡散板80で反射しないようになっている。バックライト装置84はLED製であり,必要なときだけ点灯するようになっている。
上述の同軸照明装置88,四つの斜光ランプ104及びバックライト装置84の合計6個の照明器具は,それぞれ独立して点灯・消灯が可能であり(ただし,同軸照明装置88はシャッターによる制御であるが),これらの照明器具の点灯・消灯状態を組み合わせることで,さまざまな照明条件のもとで液晶パネルの欠陥を鮮明に映し出すことができる。これにより,自動検査による外観良否の判定の信頼性が高まる。
図17は単純マトリックスの液晶パネルの断面図であり,液晶パネルの「表」と「裏」を説明するためのものである。裏側から順番に,第1偏光板120,第1ガラス基板122,第1透明電極124(X方向に延びる電極),第1配向膜126,液晶層128,第2配向膜130,第2透明電極132(Y方向に延びる電極),カラーフィルタ134,第2ガラス基板136,及び,第2偏光板138が積層されている。カラーフィルタ134を設けた第2ガラス基板136は,カラーフィルタ基板(CF基板)と呼ばれる。バックライトの光140は第1ガラス基板122の側から入射して,第2ガラス基板136の側から出て行く。この液晶パネルはCF基板136の側から表示内容を見ることになる。したがって,CF基板136の側を「表」と呼び,その反対側を「裏」と呼んでいる。これまでの説明における液晶パネルの第1面が「表」に相当し,第2面が「裏」に相当する。単純マトリックスタイプではなくて,アクティブマトリックスタイプの液晶パネルであっても,CF基板の側を「表」と呼び,その反対側(TFT素子を形成した基板側)を「裏」と呼ぶ。
図18(A)は液晶パネルの平面図であり,図18(B)はその側面図である。図18(B)において,液晶パネルは第1ガラス基板122とCF基板(第2ガラス基板)136が積層されていて,その間に液晶が封入されている。第1ガラス基板122は,CF基板136から部分的に突き出している。図18(A)において,第1ガラス基板122には,そのひとつの辺に沿って,1対のアライメントマーク142が形成されている。CF基板136には,表示領域の周辺部を覆うブラックマトリックス(BM)144が形成されている。
図19は撮像装置で液晶パネルを撮影するときの4種類の照明条件を示した一覧表である。照明条件は,3種類の照明装置(同軸照明装置,斜光照明装置及びバックライト装置)の点灯状態と消灯状態を組み合わせたものである。以下,4種類の照明条件を説明する。照明1は,同軸照明装置だけを点灯し,斜光照明装置とバックライト装置は消灯するものである。この照明条件を設定しての撮影は第1撮影制御手段により実施される。照明2は,斜光照明装置だけを点灯し,同軸照明装置とバックライト装置は消灯するものである。この照明条件を設定しての撮影は第2撮影制御手段により実施される。照明3は,バックライト装置だけを点灯し,同軸照明装置と斜光照明装置は消灯するものである。この照明条件を設定しての撮影は第3撮影制御手段により実施される。照明4は,斜光照明装置とバックライト装置を点灯し,同軸照明装置は消灯するものである。この照明条件を設定しての撮影は第4撮影制御手段により実施される。
図20は,検査項目とそのときに使用する照明条件とを一覧表に示したものである。検査をする液晶パネルには,偏光板があるものと無いものがあり,偏光板の有無によって照明条件が異なる場合がある。また,液晶パネルの表を検査する場合と裏を検査する場合とで照明条件が異なることもある。したがって,偏光板の有無で場合分けし,さらに,表と裏を区別して,照明条件を示している。なお,図20の例では,偏光板の有無に対して照明条件は同じに設定している。
以下,各種の検査項目を説明する。検査項目には,カケ検査,バリ検査,封止検査,クラック検査,及び,キズ検査がある。カケ検査では,上面検査画像,側面ミラー検査画像,BM辺カケ検査画像,及び,CF基板カケ検査画像の4種類の画像を取得する。ここで,BMはブラックマトリックスを意味する。CFはカラーフィルタを意味する。
外観検査で不合格になった液晶パネルは,この実施例では,元のカセット40(図1を参照)に戻しているが,これとは別の不良品カセットに移してもよい。外観検査をする場合は,図18に示すアライメントマーク142を探して,液晶パネル全体の形状を画像メモリ上に書き込む。その上で,図20に示すような一連の検査項目を実施する。そして,各検査項目について,判定手段に基づいて,各種の欠陥が存在するか否かの良否判定を行う。この実施例では,一連の検査項目の検査をスタートしたら,その途中でどれかの検査項目に不良が見つかったとしても,一連の検査項目の処理を中止しないようにしている。これにより,すべての液晶パネルについて,同一のサイクルタイムで検査が進行する。
図21は撮像装置で撮影した液晶パネルの映像例を示す。この映像例は液晶パネルの表(オモテ)側を撮影したものである。中央に液晶パネルの上面画像146が見えていて,それを取り囲むように4つの側面画像148が見えている。側面画像148は4つの反射ミラー62(図14を参照)で反射してから撮像装置で撮影されたものである。
図22はカケ検査における上面検査画像での欠陥例と,バリ検査におけるバリ検査画像での欠陥例とを示す。液晶パネルの周縁部においてガラス基板にカケ150があると,カケ検査における上面検査画像でそれが判明する。また,液晶パネルの周縁部においてガラス基板にバリ152があると,バリ検査におけるバリ検査画像でそれが判明する。
図23はカケ検査における側面ミラー検査画像での欠陥例である。液晶パネルの表(オモテ)側のガラス基板の表面のカケ154や裏側のガラス基板の表面のカケ156は側面画像148に現れる。
図24はカケ検査におけるBM辺カケ検査画像での欠陥例である。ブラックマトリックス144の周辺のカケ158が図24のように現れる。図20の一覧表において,BM辺カケ検査画像を取得する照明条件は,照明4である。この照明4は,図19の一覧表に示すように,斜光照明装置とバックライト装置の両方を点灯している。こうすることで,BM辺のカケ158が明瞭に見える。このBM辺のカケ検査については,同軸照明装置,斜光照明装置及びバックライト装置のいずれを単独で用いても,検査対象と背景(検査台)とのコントラストがはっきりせずに,良好な検査が実施できない。それに対して,この実施例のように,斜光照明装置とバックライト装置を併用することで,コントラストがはっきりする。
図25はカケ検査におけるCF基板カケ検査画像での欠陥例である。第1ガラス基板122がCF基板(第2ガラス基板)136よりも突き出している部分におけるCF基板136のカケ160は,この検査画像で明瞭になる。
図26は封止検査における映像例である。この映像に基づいて,液晶の封止部162の長さLと高さHを測定することができ,それらが所定の範囲内に収まっているかどうかを判定することができる。
図27はクラック検査の欠陥例を示したものである。第1ガラス基板122にクラック168が入っている様子が示されている。
図28はキズ検査の欠陥例を示したものである。第1ガラス基板122の表面にキズ170が入っている様子が示されている。
本発明の外観検査装置の一実施例の全体構成を示す斜視図である。 図1に示す外観検査装置の平面図である。 搬送装置の斜視図である。 カセットステージ部の斜視図である。 プリアライメント部の斜視図である。 プリアライメント部と搬送装置を示す側面図である。 検査部の斜視図である。 吸着反転機構の斜視図である。 吸着反転機構とパネル支持部の二つの状態を示す側面図である。 パネル支持部の断面図であり,図2のA−A線断面図である。 吸着反転機構とパネルリフタの一連の動作を示す断面図であり,図2のA−A線で切断した断面の一部である。 検査部におけるワークテーブル上の構造と斜光照明装置とを示す斜視図である。 同軸照明装置とシャッターを示す斜視図である。 検査部の側面断面図であり,図2のB−B線断面図である。 図14に示す検査部の別の照明状態を示す側面断面図である。 吸着反転機構から搬送装置への液晶パネルの受け渡しを示す側面図である。 液晶パネルの断面構造を示す断面図である。 液晶パネルの平面図と側面図である。 7種類の設定条件の一覧表である。 検査項目と設定条件の組み合わせを示す一覧表である。 撮像装置で得られる映像の外形を示す映像図である。 カケ検査における上面検査画像1での欠陥例とバリ検査における上面検査画像1での欠陥例とを示す映像図である。 カケ検査における側面ミラー検査画像での欠陥例を示す映像図である。 カケ検査におけるBM辺カケ検査画像での欠陥例を示す映像図である。 カケ検査におけるCF基板カケ検査画像での欠陥例を示す映像図である。 封止検査の映像図である。 クラック検査の映像図である。 キズ検査の映像図である。
符号の説明
10 カセットステージ部
12 プリアライメント部
14 検査部
16 搬送装置
32 搬送アーム
34 吸着パッド
36 液晶パネル
62 反射ミラー
84 バックライト装置
86 検査台
88 同軸照明装置
90 斜光照明装置
92 照明ボックス
94 シャッター
96 ハーフミラー
98 撮像装置
104 斜光ランプ

Claims (2)

  1. 次の構成を備える液晶パネルの外観検査装置。
    (ア)矩形の液晶パネルを検査位置で支持する検査台。
    (イ)前記検査位置にある液晶パネルを,前記液晶パネルの法線に平行な方向から撮像する撮像装置。
    (ウ)前記撮像装置の撮像方向に平行な方向から前記検査位置にある液晶パネルに光を照射する同軸照明装置。
    (エ)前記撮像方向に対して傾斜した四つの方向であって前記液晶パネルの四つの辺に対応する四つの方向から,前記検査位置にある液晶パネルに光を照射する斜光照明装置。
    (オ)前記検査位置にある液晶パネルにその背面から光を照射するバックライト装置。
    (カ)前記検査位置にある液晶パネルの四つの側面に対向して配置された四つの反射ミラーであって,前記側面からの反射光及び透過光を前記撮像装置の方向に反射する反射ミラー。
    (キ)前記同軸照明装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第1撮影制御手段。
    (ク)前記斜光照明装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第2撮影制御手段。
    (ケ)前記バックライト装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第3撮影制御手段。
    (コ)前記斜光照明装置と前記バックライト装置による光照射を利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第4撮影制御手段。
    (サ)前記第1撮影制御手段,前記第2撮影制御手段,前記第3撮影制御手段及び前記第4撮影制御手段で取得した映像に基づいて前記液晶パネルの良否を判定する判定手段。
  2. 次の段階を備える液晶パネルの外観検査方法。
    (ア)次のA乃至Fを備える検査装置を準備する段階。
    A 矩形の液晶パネルを検査位置で支持する検査台。
    B 前記検査位置にある液晶パネルを前記液晶パネルの法線に平行な方向から撮像する撮像装置。
    C 前記撮像装置の撮像方向に平行な方向から前記検査位置にある液晶パネルに光を照射する同軸照明装置。
    D 前記撮像方向に対して傾斜した四つの方向であって前記液晶パネルの四つの辺に対応する四つの方向から,前記検査位置にある液晶パネルに光を照射する斜光照明装置。
    E 前記検査位置にある液晶パネルにその背面から光を照射するバックライト装置。
    F 前記検査位置にある液晶パネルの四つの側面に対向して配置された四つの反射ミラーであって,前記側面からの反射光及び透過光を前記撮像装置の方向に反射する反射ミラー。
    (イ)前記液晶パネルを前記検査位置で支持する段階。
    (ウ)前記同軸照明装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第1撮影段階。
    (エ)前記斜光照明装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第2撮影段階。
    (オ)前記バックライト装置による光照射だけを利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第3撮影段階。
    (カ)前記斜光照明装置と前記バックライト装置による光照射を利用して前記撮像装置で前記液晶パネルを撮影する第4撮影段階。
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