JP2000162068A - 半導体圧力センサの構造 - Google Patents

半導体圧力センサの構造

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JP2000162068A
JP2000162068A JP10334747A JP33474798A JP2000162068A JP 2000162068 A JP2000162068 A JP 2000162068A JP 10334747 A JP10334747 A JP 10334747A JP 33474798 A JP33474798 A JP 33474798A JP 2000162068 A JP2000162068 A JP 2000162068A
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thermal expansion
sensor chip
coefficient
glass pedestal
metal package
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Hiroshi Saito
宏 齊藤
Sumio Akai
澄夫 赤井
Masaharu Yasuda
正治 安田
Nobuyuki Takakura
信之 高倉
Takuji Keno
拓治 毛野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高精度で安定性に優れた高品質の半導体圧力セ
ンサを提供することにある。 【解決手段】歪ゲージ抵抗6を備えたダイヤフラム7を
形成したセンサチップ1に陽極接合されるガラス台座2
の熱膨張係数が、センサチップ1の熱膨張係数以上、略
1.2倍以下であり、ガラス台座2と金属製パッケージ
3をメタライズ膜8を介して接続するための半田4の融
点が略240℃より高い温度から略300℃までで、熱
膨張係数が略22ppm/℃より小さく、かつ厚さが略
25μmから100μmである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歪ゲージ型半導体
圧力センサの構造に関し、詳しくは、ゲージ圧型半導体
圧力センサにおける出力温度特性の改善に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体圧力センサを図4を用いて
説明する。図4は、従来の半導体圧力センサの構造を示
す構造図である。これは微圧領域の圧力の測定を目的と
している。歪ゲージ抵抗56を備えたダイヤフラム57
を有するセンサチップ51は、ガラス台座52に陽極接
合などにより取り付けられている。このガラス台座52
はパイレックス製(例えばコーニング社商標#7740
など)であり、メタライズ膜61を介して、42アロイ
などの金属製パッケージ53とSn−Sb半田54等で
接合されている。
【0003】金属製パッケージ53は、金属製のキャッ
プ60を溶接して封止されており、センサチップ51表
面のアルミパッドと、外部接続ピン59は金ワイヤ58
でボンディングされている。ガラス台座52及び金属製
パッケージ53には、センサチップ51に圧力を印加す
るための貫通孔55が形成されている。外部接続ピン5
9は硼珪酸ガラス62などで金属製パッケージ53と固
定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の半導
体圧力センサの構造では、高温環境下(例えば150
℃)で使用する場合、パイレックス製のガラス台座52
とシリコンからなるセンサチップ51の熱膨張係数の差
異により、接合部に歪みが発生し、センサチップ51の
歪ゲージ抵抗56に影響を与え、オフセット電圧や感度
電圧が大きく変化し、検出精度が悪くなる。これは、パ
イレックス製のガラス台座52はセンサチップ51に対
し、熱膨張特性の整合がとれていない問題によるもので
ある。図3の関係図に示される熱膨張曲線で説明する
と、シリコン(Si)とパイレックスガラス(♯774
0)の各温度における伸び率(線膨張率)の差の符号
が、約270℃近辺で逆転していることと、陽極接合温
度(約400℃)ではシリコン(Si)の方がパイレッ
クスガラスより伸び率が大きいことが原因である。(特
開平4−83733号、特開平7−247134号に
は、ガラスの熱膨張による伸び率とシリコン結晶の伸び
率との比率が0.8〜1.2の範囲の値である点が開示
されている。) 従って、センサチップ51の熱膨張係数をα、ガラス台
座52の熱膨張係数をβとすると、α−βの値が常温か
ら陽極接合温度までの範囲で一定ではなく、温度に対す
るオフセット電圧や感度電圧を補正する必要があり、こ
の補正時の誤差により精度を向上することが困難だっ
た。
【0005】またセンサチップ51とガラス台座52
を、真空中で約400℃、電圧約600V〜800Vで
接合すると、センサチップ51を上にガラス台座52を
下にした場合、下に凸の形状で反りが発生する。つま
り、センサチップ51のダイヤフラム57上の歪ゲージ
抵抗56が常に圧縮されるため、ダイヤフラム57に歪
みが生じ、オフセット電圧、感度電圧、直線性などの特
性が悪くなる。
【0006】また従来、ガラス台座52と金属製パッケ
ージ53を接続する半田54に、融点が約240℃のS
n−8.5%Sb半田を用いていたが、高温170℃で
1000時間高温放置したところ、半田中のSbがガラ
ス台座52のメタライズ膜61(約1μm厚、組成はT
i/Ni/Au、Cr/Pt/Au、Ti/Pt/Au
など、全てAu膜が最上層)へ拡散し、脆性劣化を起こ
し、接合強度が劣化した。
【0007】そしてまた、融点221℃のSn−3.5
%Ag半田は、高温高湿中で腐食やマイグレーションを
発生する恐れがある。Pb系半田もあるが腐食しやすい
のと、環境面からの問題が有り、使用しない方が望まし
い。また、Sn−8.5%Sb半田の熱膨張係数は22
ppm/℃と大きく、その熱応力がセンサチップ51へ
伝わり、特性を劣化させていた。
【0008】また、CAN封止型の金属製パッケージ5
3について、従来は42アロイで構成されていたが、こ
の熱膨張係数が7.0ppm/℃と大きく、金属製パッ
ケージ53からの応力がセンサチップ51に伝わって特
性が劣化していた。
【0009】ところで、センサチップ51表面のアルミ
パッドと、金属製パッケージ53の外部接続ピン59の
上端は、金ワイヤ58で接続されていたが、高温雰囲気
(約150℃)において、金ワイヤ58とアルミパッド
の接続部に脆い金属間化合物が形成され、金ワイヤ58
の接続強度が劣化していた。
【0010】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、高温雰囲気中で使用する場合、各部
材の接合部に、熱膨張係数差から発生する熱応力を低減
することにより、高精度で安定性に優れた高品質の半導
体圧力センサを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる問題を解決するた
めに本発明は、シリコン基板の一部分を肉薄のダイヤフ
ラムとしたセンサチップと、前記センサチップと陽極接
合され、中心に貫通孔を備えたガラス台座と、前記ガラ
ス台座と半田により接続される金属製パッケージを備
え、前記ダイヤフラムのたわみ量より圧力を検出する半
導体圧力センサの構造において、常温から陽極接合温度
までの範囲で、前記ガラス台座の熱膨張係数が前記セン
サチップの熱膨張係数以上、略1.2倍以下であり、さ
らに、前記半田は融点が略240℃より高い温度から略
300℃までで、熱膨張係数が略22ppm/℃より小
さく、かつ厚さが略25μmから100μmであること
を特徴とする。
【0012】また、前記金属製パッケージは、前記ガラ
ス台座にメタライズ層を介して半田で接続されており、
その熱膨張係数が5ppm/℃以下であるコバールであ
り、前記金属製パッケージに硼珪酸ガラスで固定された
ピンの上端と、前記センサチップ表面に設けられたアル
ミパッドが、アルミ製の金属ワイヤで接続され、さらに
前記金属製パッケージは蓋により溶接または接着され封
止されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、図面を参照
にしながら本発明の実施例を説明する。本発明の実施形
態1を図1を用いて説明する。図1は、本発明の半導体
圧力センサの要部の構造を示す構造図であり、歪ゲージ
抵抗6を備えたダイヤフラム7を有するセンサチップ1
は、ダイヤフラム7が形成されていない側がガラス台座
2に陽極接合などにより取り付けられている。また、ガ
ラス台座2はメタライズ層であるメタライズ膜8を介し
て、半田4で金属製パッケージ3と接合されている。
【0014】また、センサチップ1表面のアルミパッド
は図示せぬ外部接続ピンとアルミワイヤ9で接続されて
おり、表面が樹脂によりコートされる。ガラス台座2及
び金属製パッケージ3には、センサチップ1に圧力を印
加するための貫通孔5が形成されており、ダイヤブラム
7のたわみによる歪ゲージ抵抗6の電気信号より圧力が
検出できる。
【0015】このとき、このガラス台座2の熱膨張係数
は、常温から陽極接合温度範囲で常に、センサチップ1
を構成するシリコンの熱膨張係数以上であり、シリコン
の熱膨張係数の1.2倍以下であるのが望ましい。この
ガラス台座2のガラス材料は、例えば岩城硝子(株)の
品番SW3(以下、ガラスSW3と称する。)というも
のを用い、図3に示すように、センサチップ1を構成す
るシリコンの熱膨張係数αと、ガラスSW3の熱膨張係
数βの差がほとんど一定であり、温度に対する変化が直
線的であり、オフセット電圧などの温度特性の補償が容
易である。このガラスSW3の成分は、Al23が13
%、B23が7%、Na2Oが3%、ZnO+MgO+
CaOが約16%含有されている。
【0016】このガラスSW3とシリコンを真空中、4
00℃、600V〜800Vで陽極接合すると、シリコ
ンウェハを上に、ガラスSW3を下にした場合、上に凸
の形状で反りが発生する。ガラス台座2の熱膨張係数
が、センサチップ1を構成するシリコンの熱膨張係数よ
り大きいからである。この反りは4インチウェハで約3
0μm〜50μmレベルである。つまり、センサチップ
1のダイヤフラム7上の歪ゲージ抵抗6が常に引っ張ら
れるため、ダイヤフラム7に常にテンションが加わりダ
イヤフラム7が歪まないため、オフセット電圧、感度電
圧、直線性などの特性が格段と向上する。また、ガラス
台座2の熱膨張係数がセンサチップ1の熱膨張係数の
1.2倍を超えると整合性が悪くなり、精度の高い圧力
センサが得られなくなる。
【0017】また、ガラス台座2と金属製パッケージ3
を接続する半田4は、その融点が240℃より高い温度
から約300℃まででのものを使用するのが好ましい。
240℃以下であると、従来例で説明したように、高温
放置したときに半田中の物質がメタライズ膜へ拡散し、
メタライズ膜の接合強度の劣化が発生してしまう。ま
た、ガラス中にはNaが含有されており、約350℃以
上で移動する。半田ダイボンドの温度は、一般に融点よ
り40℃から50℃高めにして行う。よって、350℃
より50℃を差し引いた300℃が半田の融点の上限で
ある。
【0018】そしてまた、半田4の熱膨張係数は22p
pm/℃より小さいのが望ましい。これは、従来例で説
明したように、Sn−8.5%Sb半田の熱膨張係数は
22ppm/℃と大きく、その熱応力がセンサチップへ
伝わり、特性を劣化させていたからである。
【0019】そこで、本実施形態では半田4として、例
えばAu−20%Sn半田を用いる。この半田は、融点
が280℃、熱膨張係数は15.9ppm/℃であり、
融点が高く、かつ熱膨張係数が小さいため、高温使用環
境下(約150℃〜180℃)での圧力センサの温度特
性が向上する。
【0020】また、半田4の厚さは約25μm〜100
μmとする。厚さが約25μmより薄いとボイド(空
隙)が多くなり、厚さが約100μmより厚ければ、半
田の量が多すぎるため、ガラス台座2や金属製パッケー
ジ3の圧力導入孔である貫通孔5を塞ぐ恐れがあるから
である。
【0021】尚、センサチップ1の大きさは約2〜3m
mで、その厚さは約0.3〜0.6mmであり、ガラス
台座2の厚さは約1〜3mmである。また、ガラス台座
2のメタライズ膜8はTi/Pt/AuやCr/Pt/
Auなどの組成で形成されている。 (実施形態2)次に、図2を用いて実施形態2を説明す
る。図2は、図1で説明した半導体圧力センサの要部を
備えた半導体圧力センサの全体構造を示す構造図であ
り、図1と同じものには同じ符号を付し、その説明を省
略する。図2の構造図では、図1で示した金属製パッケ
ージ3の台部10に、外部との接続のためのピンである
外部接続ピン11が硼珪酸ガラス13で固定されてお
り、センサチップ1の表面のアルミパッドと外部接続ピ
ン11とはアルミ製の金属ワイヤであるアルミワイヤ9
で接続されている。また、金属製パッケージ3の外周
は、金属製の蓋であるキャップ12が溶接、あるいは接
着されて封止されている。
【0022】ここで、金属製パッケージ3の表面にはN
iと金がメッキされている。従来、金属製パッケージを
構成していた42アロイは、熱膨張係数が7ppm/℃
と大きく、金属製パッケージからの応力がセンサチップ
に伝わって特性が劣化していたので、金属製パッケージ
3の熱膨張係数は、7ppm/℃以下であることが好ま
しいが、特に5ppm/℃以下であることが望ましい。
【0023】これは、金属製パッケージ3の熱膨張係数
を、ガラス台座2と半田4の間のメタライズ膜8の熱膨
張係数(約5ppm/℃)以下とすることで、ガラス台
座2とメタライズ膜8の接着界面に及ぼすストレスが低
減でき、接着強度を維持できる。特に、金属製パッケー
ジ3の容積が大きいので、その体熱膨張の影響は無視で
きない。
【0024】そこで、本実施形態ではこの金属製パッケ
ージ3として、コバール製で熱膨張係数が4.5ppm
/℃と小さいものを用いており、上述した効果を有す
る。
【0025】また、外部接続ピン11の材質は、コバー
ルの表面にNiメッキされたものを用いる。アルミワイ
ヤ9は超音波ワイヤボンドで外部接続ピン11と接続さ
れており、AlとNiで接続されるため、脆弱なAu−
Alの金属間化合物が高温環境下で形成されない。ここ
で、Niメッキの上層に、ごく薄いAu膜を約0.2〜
0.5μmの範囲で形成しても、ワイヤボンディング時
の超音波エネルギーにより、薄いAu膜は擦れて除去さ
れ、その下層のNiと接続できる。
【0026】また、センサチップ1表面のアルミパッド
とアルミワイヤ9の接続は、同種金属の接続であるた
め、金属間化合物が形成されず、接続信頼性が良い。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の半導体圧力セ
ンサの構造は、シリコン基板の一部分を肉薄のダイヤフ
ラムとしたセンサチップと、前記センサチップと陽極接
合され、中心に貫通孔を備えたガラス台座と、前記ガラ
ス台座と半田により接続される金属製パッケージを備
え、前記ダイヤフラムのたわみ量より圧力を検出する半
導体圧力センサの構造において、常温から陽極接合温度
までの範囲で、前記ガラス台座の熱膨張係数が前記セン
サチップの熱膨張係数以上、略1.2倍以下であり、さ
らに、前記半田は融点が略240℃より高い温度から略
300℃までで、熱膨張係数が略22ppm/℃より小
さく、かつ厚さが略25μmから100μmであるた
め、各部材間の接合部で発生する熱応力が極力低減さ
れ、センサチップに与える応力の影響が少なくなり、高
温使用環境下での、オフセット温度特性、出力感度温度
特性などの精度が向上し、安定性が優れ、信頼性が高い
圧力センサを実現できる。
【0028】また、請求項2に記載の半導体圧力センサ
の構造においては、前記金属製パッケージは、前記ガラ
ス台座にメタライズ層を介して半田で接続されており、
その熱膨張係数が5ppm/℃以下であるコバールであ
り、前記金属製パッケージに硼珪酸ガラスで固定された
ピンの上端と、前記センサチップ表面に設けられたアル
ミパッドが、アルミ製の金属ワイヤで接続され、さらに
前記金属製パッケージは蓋により溶接または接着され封
止されているため、メタライズ層とガラス台座の接着界
面に及ぼすストレスが低減でき、接着強度を維持できる
と共に、金属製パッケージからの応力がセンサチップに
伝わることによる特性の劣化を防止でき、また金属ワイ
ヤの接続部に脆弱な金属間化合物が高温環境下で形成さ
れず、金属ワイヤの接続強度が劣化することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に対応する半導体圧力セン
サの要部の構造を示す構造図である。
【図2】本発明の実施形態2に対応する半導体圧力セン
サの全体構造を示す構造図である。
【図3】各物質の温度と線膨張率の関係を示す関係図で
ある。
【図4】従来の半導体圧力センサの全体構造を示す構造
図である。
【符号の説明】
1 センサチップ 2 ガラス台座 3 金属製パッケージ 4 半田 5 貫通孔 6 歪ゲージ抵抗 7 ダイヤフラム 8 メタライズ膜 9 アルミワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 正治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 高倉 信之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 毛野 拓治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC02 DD05 EE13 FF01 FF15 GG12 GG25 HH05 4M112 AA01 BA01 CA11 CA15 DA18 EA02 EA11 EA13 FA05 GA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板の一部分を肉薄のダイヤフ
    ラムとしたセンサチップと、前記センサチップと陽極接
    合され、中心に貫通孔を備えたガラス台座と、前記ガラ
    ス台座と半田により接続される金属製パッケージを備
    え、前記ダイヤフラムのたわみ量より圧力を検出する半
    導体圧力センサの構造において、 常温から陽極接合温度までの範囲で、前記ガラス台座の
    熱膨張係数が前記センサチップの熱膨張係数以上、略
    1.2倍以下であり、 さらに、前記半田は融点が略240℃より高い温度から
    略300℃までで、熱膨張係数が略22ppm/℃より
    小さく、かつ厚さが略25μmから100μmであるこ
    とを特徴とする半導体圧力センサの構造。
  2. 【請求項2】 前記金属製パッケージは、前記ガラス台
    座にメタライズ層を介して半田で接続されており、その
    熱膨張係数が5ppm/℃以下であるコバールであり、
    前記金属製パッケージに硼珪酸ガラスで固定されたピン
    の上端と、前記センサチップ表面に設けられたアルミパ
    ッドが、アルミ製の金属ワイヤで接続され、さらに前記
    金属製パッケージは蓋により溶接または接着され封止さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体圧力
    センサの構造。
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