JP2000160599A - キャブ - Google Patents

キャブ

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JP2000160599A
JP2000160599A JP10334325A JP33432598A JP2000160599A JP 2000160599 A JP2000160599 A JP 2000160599A JP 10334325 A JP10334325 A JP 10334325A JP 33432598 A JP33432598 A JP 33432598A JP 2000160599 A JP2000160599 A JP 2000160599A
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昌宏 中山
Kazue Tazaki
和重 田▲崎▼
Hiroyuki Nishino
裕之 西野
Seiya Kuginuki
勢也 釘貫
Eiji Akabane
英司 赤羽根
Noriaki Endo
徳明 遠藤
Yusuke Harayama
雄介 原山
Norio Toyoda
典夫 豊田
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Press Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャブ内から出てキャブ後方に移動した作業
者が、そのままの位置でドアの開時ロック装置を解除で
きるようにし、作業性を向上させる。 【解決手段】 運転室を形成するキャブ本体4aに、回動
形のドア5を開閉自在に設けるとともに、このドア5を
ドア開放状態でキャブ本体4aに固定する開時ロック装置
7を設ける。この開時ロック装置7に対して、運転室内
から開時ロック装置7をロック解除する第1のロック解
除機構21と、この第1のロック解除機構21に対し開放状
態のドア5を介し反対側のキャブ本体外部から、すなわ
ちキャブ本体4aの後方から開時ロック装置7をロック解
除する第2のロック解除機構22とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアを開放状態で
キャブ本体に固定する開時ロック装置を備えたキャブに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を、図5、図6および図7に
て説明すると、油圧ショベル、特に大型の油圧ショベル
には、点検、整備および修理のため、上部旋回体1のス
カートフレーム2にキャットウォークと呼ばれる足場3
が設置されている。
【0003】さらに、その上部旋回体1には運転室を形
成するキャブ4が設置され、そのキャブ本体4aの側面開
口部4bに対し回動形のドア5が上下のヒンジ6を中心と
して開閉自在に設けられ、図6および図7のように開閉
どちらでも固定できるようになっている。
【0004】すなわち、図6に示されたドア閉状態に働
く通常の閉時ロック装置(図示せず)に加えて、キャブ
本体4aの外側面には図7に示されたドア開放状態でドア
5をロックする開時ロック装置7が設けられ、一方、ド
ア5の外側面には、上下のヒンジ6間を結ぶ線を介した
開時ロック装置7の対称位置にて開時ロック用フック8
が設けられており、この開時ロック用フック8が、ドア
開時に開時ロック装置7に挿入されて係止される。
【0005】ここで、図7に示されたドア開放状態から
ドア5を閉じるには、キャブ4内に設置されたリリース
レバー9を操作することにより、開時ロック装置7がロ
ック解除動作され、この開時ロック装置7から開時ロッ
ク用フック8が解放されるため、ドア5を閉じることが
できるようになっている。
【0006】キャブ本体4aの後方には機械室11が配置さ
れ、この機械室11の扉12は、その後端部のヒンジ13を中
心として、前側が開くように回動可能に設けられてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の装置におい
ては、図7に示されたドア開放状態で、作業者(運転
者)がキャブ4内から点検などのために足場3を通り、
機械室11の扉12を開けようとしたとき、キャブ本体4aよ
り後方に突出したドア5が扉12の一部と重なっているた
め、扉12を開けることができない。
【0008】そのために作業者は−旦キャブ4の側面開
口部4bまで移動し、リリースレバー9を操作して開時ロ
ック装置7を解除し、足場3の上にいたのでは、図5に
示されたドア5の回動範囲15から逃げられないから、さ
らに足場3の前端部からクローラ14の上に移動してドア
5を閉じ、以上の操作をした上で、もう一度足場3に登
り、機械室11の扉12を開く操作が必要となり、点検整備
などの作業性の点で問題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、キャブ内から出て開放状態のドアの外側を通って
反対側のキャブ本体外部に移動した作業者が、そのまま
の位置でドアの開時ロック装置を解除できるようにし、
作業性を向上させることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、運転室を形成するキャブ本体と、キャブ本体に開
閉自在に設けられた回動形のドアと、ドアの開放状態で
ドアをキャブ本体に固定する開時ロック装置と、開時ロ
ック装置を運転室内からロック解除する第1のロック解
除機構と、第1のロック解除機構に対し開放状態のドア
を介し反対側のキャブ本体外部から開時ロック装置をロ
ック解除する第2のロック解除機構とを具備したことを
特徴とするキャブである。
【0011】そして、作業者は、ドア開放状態のまま、
ドアの外側を通って反対側のキャブ本体外部に移動した
後でも、その位置から第2のロック解除機構を操作し
て、ドアの開時ロック装置をロック解除できる。
【0012】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載のキャブにおける第2のロック解除機構が、開時ロッ
ク装置のロック解除作動部に一端部を回動自在に連結さ
れ他端部をキャブ本体の後部へ配設された前後方向移動
自在の下部シャフトと、この下部シャフトの他端部に下
端部を回動自在に連結され中間部をキャブ本体の後部に
回動自在に軸支された上下方向のレバーと、このレバー
の上端部に一端部を回動自在に連結され他端部をキャブ
本体の後方外部に突出されて前後方向に操作される上部
シャフトとを具備したものである。
【0013】そして、キャブ本体の後方に位置する構造
物の高さ位置に応じて、レバーにより上部シャフトを、
その後方構造物と干渉しない任意の高さに配置できる。
【0014】請求項3に記載された発明は、請求項1記
載のキャブにおける第2のロック解除機構が、開時ロッ
ク装置のロック解除作動部に一端部を回動自在に連結さ
れ他端部をキャブ本体の後方外部に突出されて前後方向
に操作される後方シャフトを具備したものである。
【0015】そして、キャブ本体の後方外部に突出され
る後方シャフトが、キャブ本体の後方に位置する構造物
と干渉しない場合は、第2のロック解除機構を簡易かつ
安価に製作できる。
【0016】請求項4に記載された発明は、請求項2ま
たは3記載のキャブにおいて、開時ロック装置のロック
解除作動部に連結された第1のロック解除機構および第
2のロック解除機構の連結部が、一定の範囲でロック解
除作動部に遊嵌されたものである。
【0017】そして、第1のロック解除機構および第2
のロック解除機構の一方を操作したときに、遊嵌された
作動範囲内では他方が作動しないので、第2のロック解
除機構を設けたことによる操作力の増大を防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1乃至図4に
示された実施形態を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1および図2は、油圧ショベル用キャブ
の実施の一形態を示し、このキャブ4は、運転室を形成
するキャブ本体4aの側面開口部にドア5が、ドア後部に
取付けられた上下一対のヒンジ6を中心として回動自在
すなわち開閉自在に設けられている。
【0020】キャブ本体4aの後部側面には、開放状態の
ドア5を固定するための開時ロック装置7が設けられ、
ドア5の外側面の中央部には、この開時ロック装置7に
より係止される開時ロック用フック8が取付けられてい
る。
【0021】すなわち、開時ロック装置7と開時ロック
用フック8とが、上下のヒンジ6間を結ぶ線を介した対
称位置に配置され、ドア5の開放状態では、キャブ本体
4aの開時ロック装置7によりドア5の開時ロック用フッ
ク8が係止されて、ドア5は開放状態でキャブ本体4aに
固定される。
【0022】このドア開放状態の固定を解除する解除機
構は、開時ロック装置7を運転室内からロック解除する
第1のロック解除機構21と、この第1のロック解除機構
21に対し開放状態のドア5を介し反対側のキャブ本体外
部からすなわちキャブ本体4aの後方から開時ロック装置
7をロック解除する第2のロック解除機構22との、二つ
が設置されている。
【0023】図2に示されるように、開時ロック装置7
は、キャブ本体4aに固定されたロック装置本体31にピン
32a によりロック解除作動部としてのT形レバー32が回
動自在に軸支され、このT形レバー32をピン32a を中心
としてA方向に動かすことにより、ドア5の開時ロック
用フック8と係合する係合機構33を、このT形レバー32
の先端部にて解除するようになっている。
【0024】前記第1のロック解除機構21は、T形レバ
ー32の前側部にピンジョイント34により、前方に配置さ
れた前方シャフト35の一端部が回動自在に連結され、こ
の前方シャフト35の他端部にピンジョイント36により、
キャブ本体4a内の着座状態にある作業者(運転者)のそ
ばに配置されたロック解除操作用の手元レバーとしての
リリースレバー9が回動自在に連結されている。
【0025】ここで、リリースレバー9は、キャブ本体
4aに固定された固定プレート41にさらに溶接固定された
ピン42に、レバー本体43が回動自在に嵌合されて軸支さ
れ、このレバー本体43の基端部から突出された連結部43
a が前記ピンジョイント36により前記前方シャフト35に
連結され、レバー本体43の先端部がキャブ本体4aに固定
されたガイド44を通して前方に突出され、その先端部に
作業者(運転者)により上下動操作される把持部45が設
けられている。
【0026】この把持部45をB方向に操作することによ
り、リリースレバー9はピン42を中心に反時計方向に回
動し、前方シャフト35を介してT形レバー32をA方向に
動かすことになり、開時ロック装置7の解除が可能とな
っている。
【0027】ガイド44の内部には、リリースレバー9の
レバー本体43の下側面に係合された圧縮コイルスプリン
グ46が組込まれており、この圧縮コイルスプリング46に
よりリリースレバー9を、図2に示された上昇状態に保
つように付勢している。
【0028】以上の第1のロック解除機構21に加え、T
形レバー32の反対側には前記第2のロック解除機構22が
配置されている。
【0029】この第2のロック解除機構22は、開時ロッ
ク装置7におけるT形レバー32の後端部に、ピンジョイ
ント51を介して、キャブ本体4aの後部に配設された前後
方向移動自在の下部シャフトとしての後方シャフト52
が、その一端部にて回動自在に連結され、さらに、この
後方シャフト52の他端部に、ピンジョイント53を介し
て、開時ロック装置7の後方に配置された上下方向のレ
バーとしての後方解除レバー54が、その下端部にて回動
自在に連結されている。
【0030】この後方解除レバー54は、キャブ本体4aの
後部に取付けられた後方固定プレート55に溶接固定され
たピン56に、そのレバー中間部が回動自在に軸支され、
この後方解除レバー54の上端部に、ピンジョイント57を
介して、上部シャフトとしての操作シャフト58の一端部
が回動自在に連結され、この操作シャフト58の他端部
が、キャブ本体4aの後側板4aa に取付けられたブーツ59
を通り、キャブ本体4aの後方外部に突出され、その突出
部分に作業者(運転者)により前後方向に操作される後
方操作ノブ60が一体に取付けられている。
【0031】この後方操作ノブ60をC方向に操作するこ
とにより、後方解除レバー54はピン56を中心に時計方向
に回動し、T形レバー32をA方向に動かすことになり、
開時ロック装置7がロック解除される。
【0032】次に、この図1および図2に示された実施
形態の作用を説明する。なお、必要に応じて図5乃至図
7も参照する。
【0033】ドア5を開けて、キャブ本体4a内からスカ
ートフレーム2上の足場(キャットウォーク)3に出た
作業者(運転者)は、開かれたドア5の開時ロック用フ
ック8を開時ロック装置7に挿入して係合させ、開放状
態のドア5をキャブ本体4aの側面に密着させて固定する
ことにより、キャブ本体4aの後方への足場3を確保す
る。
【0034】それから、足場3に沿ってキャブ本体4aの
後方へ移動して、点検などのためにキャブ本体4aの後方
に位置する機械室11の扉12を開けようとする場合は、キ
ャブ本体4aの後方に位置したまま、第2のロック解除機
構22を操作して、ドア5の開時ロック装置7をロック解
除し、ドア5を閉じた上で機械室11の扉12を開く。
【0035】すなわち、第2のロック解除機構22におけ
る後方操作ノブ60をC方向に引張ると、操作シャフト58
の引き動作が、後方解除レバー54により反転されて、後
方シャフト52の押込み動作となり、T形レバー32をA方
向に回動することにより、開時ロック装置7がロック解
除される。
【0036】この図1および図2に示された実施形態
は、後方解除レバー54の長さを任意に設定できるから、
操作シャフト58および後方操作ノブ60を、キャブ本体4a
の後方に位置する機械室11の扉12などの構造物と干渉し
ない任意の高さ位置に配置できる。
【0037】また、下部のピンジョイント53とピン56と
の軸間距離に対し、ピン56とピンジョイント57との軸間
距離の比率が大きいため、この比率により後方解除レバ
ー54に「てこの原理」が作用し、後方操作ノブ60をC方
向に引張ると、リリースレバー9が圧縮コイルスプリン
グ46をさらに圧縮する方向に動き、C方向の引張力にと
って圧縮コイルスプリング46が負荷となるが、「てこの
原理」によりC方向の引張力を軽減できる。
【0038】次に、図3は、本発明の他の実施形態を示
し、図1および図2に示された実施形態における開時ロ
ック装置7のロック解除作動部としてのT形レバー32に
一端部を回動自在に連結された後方シャフト52の他端部
を、そのままキャブ本体4aの後方外部に突出させたもの
であり、この後方シャフト52の突出部に作業者(運転
者)により前後方向に操作される後方操作ノブ60が一体
に取付けられている。この場合、後方操作ノブ60のロッ
ク解除操作方向は、前記C方向とは反対のD方向とな
る。
【0039】図1および図2の実施形態とするか、図3
の実施形態とするかは、キャブ本体4aとその後方に位置
する機械室11の取合い関係で決めれば良く、図3に示さ
れた後方操作ノブ60の位置で、機械室11との干渉がなけ
れば、図3に示された実施形態の方が安く製作可能であ
る。
【0040】さらに、以上の説明では、例えば図2に示
された実施形態の場合、前方シャフト35および後方シャ
フト52が、ピンジョイント34,51により、ロック解除作
動部としてのT形レバー32の定位置に回動自在に軸連結
されているので、この構造では、リリースレバー9の把
持部45を操作すると操作シャフト58の後方操作ノブ60も
同時に動き、また、後方操作ノブ60を操作しても把持部
45が同時に動き、いずれの場合も、第1のロック解除機
構21および第2のロック解除機構22の一方が他方の負荷
となり合うので、操作力を軽くするために、一方を操作
しても他方が動かないようにすることが望ましい。
【0041】そのために、図4に示されるように、T形
レバー32における二つのシャフト接続部32a ,32b に長
穴61,62をそれぞれ設け、これらの長穴61,62に前方シ
ャフト35および後方シャフト52のピンジョイント34,51
をそれぞれ摺動自在に接続するスライド接続構造とすれ
ば良い。
【0042】このようにすれば、例えばピンジョイント
34がT形レバー32をA方向に回動するときは、このT形
レバー32の長穴62がピンジョイント51に対し摺動自在で
あり、また、ピンジョイント51がT形レバー32をA方向
に回動するときは、このT形レバー32の長穴61がピンジ
ョイント34に対し摺動自在であり、結局、第1のロック
解除機構21および第2のロック解除機構22のいずれが作
動したときも、一方が他方を引き摺ることがなく、操作
力を軽減できる。
【0043】この操作力を軽減できる構造は、図2に示
された実施形態だけでなく、図3に示された実施形態に
適用されると、いっそう効果が発揮される。
【0044】また、図示されていないが、第1のロック
解除機構21および第2のロック解除機構22の各シャフト
やレバーの代わりに、ケーブルを用いても良い。
【0045】いずれの場合も、上部旋回体1のスカート
フレーム2に点検、整備および修理のために足場3を備
えた油圧ショベルにおいて、そのキャブ4のドア5が開
放状態で、作業者(運転者)がキャブ本体4aの後方に移
動した後でも、その位置で開時ロック装置7のロック状
態を解除できるドア開閉装置をキャブ本体4aに装備して
いる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、開時ロッ
ク装置を運転室内からロック解除する第1のロック解除
機構と、第1のロック解除機構に対し開放状態のドアを
介し反対側のキャブ本体外部から開時ロック装置をロッ
ク解除する第2のロック解除機構とを具備したから、作
業者は、ドア開放状態のまま、ドアの外側を通って反対
側のキャブ本体外部に移動した後でも、その位置から第
2のロック解除機構を操作して、ドアの開時ロック装置
をロック解除でき、ドアを閉じて直ちに点検整備を行え
るなど、作業性を向上できる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、第2のロッ
ク解除機構が、下部シャフト、上下方向のレバーおよび
上部シャフトを具備するから、キャブ本体の後方に位置
する構造物の高さ位置に応じて、レバーにより上部シャ
フトを、その後方構造物と干渉しない任意の高さに配置
でき、設計上の自由度が大きい。
【0048】請求項3記載の発明によれば、第2のロッ
ク解除機構が、開時ロック装置のロック解除作動部に連
結されるとともにキャブ本体の後方外部に突出された後
方シャフトを具備したから、この後方シャフトがキャブ
本体の後方に位置する構造物と干渉しないことを条件
に、第2のロック解除機構を簡易かつ安価に製作でき
る。
【0049】請求項4記載の発明によれば、開時ロック
装置のロック解除作動部に連結された第1のロック解除
機構および第2のロック解除機構の連結部が、一定の範
囲でロック解除作動部に遊嵌されたから、第1のロック
解除機構および第2のロック解除機構の一方を操作した
ときに、遊嵌された作動範囲内では他方が作動しないの
で、第2のロック解除機構を設けたことによる操作力の
増大を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャブの実施の一形態を示す側面
図である。
【図2】同上キャブにおけるロック解除機構の実施の一
形態を示す正面図である。
【図3】同上ロック解除機構の実施の他の形態を備えた
キャブを示す側面図である。
【図4】同上ロック解除機構の連結部における変形例を
示す正面図である。
【図5】油圧ショベルの平面図である。
【図6】油圧ショベルのキャブにおけるドアの閉状態を
示す側面図である。
【図7】油圧ショベルのキャブにおけるドアの開放状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
4 キャブ 4a キャブ本体 5 ドア 7 開時ロック装置 21 第1のロック解除機構 22 第2のロック解除機構 32 ロック解除作動部としてのT形レバー 52 下部シャフトとしての後方シャフト 54 上下方向のレバーとしての後方解除レバー 58 上部シャフトとしての操作シャフト
フロントページの続き (72)発明者 田▲崎▼ 和重 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 西野 裕之 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 釘貫 勢也 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 赤羽根 英司 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 遠藤 徳明 神奈川県川崎市川崎区塩浜一丁目1番1号 プレス工業株式会社内 (72)発明者 原山 雄介 神奈川県川崎市川崎区塩浜一丁目1番1号 プレス工業株式会社内 (72)発明者 豊田 典夫 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通七丁目1番14 号 西菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2D015 EA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室を形成するキャブ本体と、 キャブ本体に開閉自在に設けられた回動形のドアと、 ドアの開放状態でドアをキャブ本体に固定する開時ロッ
    ク装置と、 開時ロック装置を運転室内からロック解除する第1のロ
    ック解除機構と、 第1のロック解除機構に対し開放状態のドアを介し反対
    側のキャブ本体外部から開時ロック装置をロック解除す
    る第2のロック解除機構とを具備したことを特徴とする
    キャブ。
  2. 【請求項2】 第2のロック解除機構は、 開時ロック装置のロック解除作動部に一端部を回動自在
    に連結され他端部をキャブ本体の後部へ配設された前後
    方向移動自在の下部シャフトと、 この下部シャフトの他端部に下端部を回動自在に連結さ
    れ中間部をキャブ本体の後部に回動自在に軸支された上
    下方向のレバーと、 このレバーの上端部に一端部を回動自在に連結され他端
    部をキャブ本体の後方外部に突出されて前後方向に操作
    される上部シャフトとを具備したことを特徴とする請求
    項1記載のキャブ。
  3. 【請求項3】 第2のロック解除機構は、 開時ロック装置のロック解除作動部に一端部を回動自在
    に連結され他端部をキャブ本体の後方外部に突出されて
    前後方向に操作される後方シャフトを具備したことを特
    徴とする請求項1記載のキャブ。
  4. 【請求項4】 開時ロック装置のロック解除作動部に連
    結された第1のロック解除機構および第2のロック解除
    機構の連結部は、一定の範囲でロック解除作動部に遊嵌
    されたことを特徴とする請求項2または3記載のキャ
    ブ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101556413B1 (ko) 2008-12-19 2015-10-01 두산인프라코어 주식회사 캐빈의 도어 개폐 시스템
WO2019230113A1 (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 株式会社小松製作所 作業機械用キャブ、および作業機械

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JP7049920B2 (ja) 2018-05-29 2022-04-07 株式会社小松製作所 作業機械用キャブ、および作業機械
US11634012B2 (en) 2018-05-29 2023-04-25 Komatsu Ltd. Cab for work machine and work machine

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