JP3775700B2 - 建設機械のドアロック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として油圧ショベルなど建設機械,作業車両の運転室の乗降口用ドアに装備され、そのドアのロック状態又はロック解除状態を保持するようにしたドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、実開平5−3550号公報に開示されているスライドドアのロック開閉機構の一実施例斜視図である。図5に示すロック開閉機構ではキーシリンダ41をロック位置にした時、ピン42は中間レバー43,44の長穴43a,44a内を上昇してロック位置となる。この時、ドアハンドル45を中間レバー43と44は連動せず、中間レバー44のみが動くことになる。したがってドアハンドル45を動かしてもロックは開放されない。
【0003】
次に図6は、油圧ショベル(図示していない)に装備した運転室用キャブの外観斜視図である。図において、1はキャブ本体、2は従来より実施されているドアロック装置をそなえたドア、3はドア2のアウタハンドル、4はキー(図示していない)を投入してドア2をロック状態又はロック解除状態に切換操作するキーシリンダである。図7は図6のA−Aより見た図であるが、図7の上辺側がドア2の外部側で下辺側が室内側になるように図の向きを変えている。図において、5はアウタハンドル3のドア開閉用操作に連動して作動するリンクレバー、6はリンクレバー5とスライドプレート7との間に張られているアウタワイヤ、8はキーシリンダ4に設けられキーシリンダ4に対するキー操作に対応して連動するローラ、9,10はアウタワイヤ6の外れ防止をしているそれぞれガイドローラである。図8は図7のB−Bより見た図であるが、寸法,位置関係は説明を容易にするためにずらしている。図において、11は図示していないインナハンドル(ドア2の室内側に設けているハンドル)に連結されているインナワイヤ、31はドア2開放状態(いわゆるドアオープンの状態)時にそのドア2をロックする開放時ロック作動構造部、33はドア2の閉じられた状態時にそのドア2をロックする閉じ状態時ロック作動構造部、12はロック閉じ状態時ロック作動構造部33又は開放時ロック作動構造部31のロック・ロック解除駆動を行うために揺動可能に配置されているリンクプレートである。
【0004】
次に図7及び図8に示すドアロック装置の作用について述べる。キーシリンダ4をロック解除キー操作するとローラ8は図8に示すようにイ位置にあり、アウタワイヤ6は緊張状態とする。またキーシリンダ4をロックキー操作するとローラ8はキーシリンダ4の軸心0を中心として回転移動し、ロ位置(仮想線で示す)で止まる。したがってアウタワイヤの緊張はなくなり、緩んでしまう。すなわち上記のようにドア1をロック状態にしているときには、たとえばそのドア1が確実にロックされているがどうか確認するためにアウタハンドル3の開き回動操作をしても、リンクレバー5に連結されてアウタワイヤ6が緩んでいるので、アウタハンドル3の開き回動操作はいわゆる空振りとなる。したがってこのようにアウタハンドル3を空振り状態可能にしていると、仮りに過大な力でアウタハンドル3の開き回動操作をしても、ドアロック装置のリンク構造に上記過大な力が作用しないので装置の良好なメンテナンス性を維持することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示すスライドドアのロック開閉機構では、ドアの幅方向の狭所にプレート(中間レバー43,44、及び46をいう)を3枚平行に配置する必要があり、ドアの厚さをより薄くすることが難しかった。またピン42を嵌挿する上記プレートのピン穴は3つとも長穴(43a,44a,46a)とする必要があるし、しかもピン42によりキー回動操作を機構に伝えているため構造が複雑となる。また図8に示すドアロック装置ではキーシリンダ4をロック解除キー操作するとローラ8はイ位置にあり、アウタワイヤ6は緊張状態となる。この状態でドア1を開くためにアウタハンドル3を回動操作しようとすると、アウタワイヤ6の経路にローラ8、ワイヤ外れ防止用のガイドローラ9,10、インナワイヤ11とアウタワイヤ6の連結部にスライドプレート7を配置しているので、上記各部の作動(摺動)抵抗が大きくて、大きな手動操作力が必要であった。アウタハンドル3の回動操作が軽くないのでその操作フィーリングが悪いばかりでなく、ドアロック装置のメンテナンス性が良いとは云われなかった。本発明はドアのロック状態時におけるアウタハンドルの上記空振り状態の機能を維持可能で、しかもドアのロック解除状態時には軽い力でアウタハンドルを回動操作でき、しかも構造が簡単で、厚さの薄いドアに容易に取付けることのできるドアロック装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、ドアをキャブ内から開閉操作可能なインナハンドルとキャブ外から開閉操作可能なアウタハンドルとキャブ外からドア閉時に開閉ロック可能なキーシリンダを有する建設機械のキャブにおいて、上記インナハンドルと連動するインナハンドル側リンクと、上記アウタハンドルと連動するアウタハンドル側リンクと、上記インナハンドル側リンクとアウタハンドル側リンクとを連結する連結プレートと、上記キーシリンダの回動操作により上記連結プレートに当接するカム板とを有し、上記連結プレートとアウタハンドル側リンクの一方にピンを固設し、他方には上記ピンが移動可能な略L字形状のピン穴を設け、上記連結プレートとアウタハンドル側リンクとをピンを介して連結した。そして上記の場合、インナハンドル側リンクと連結プレートの一方にピンを固設し、他方には上記ピンが移動可能な長穴形状のピン穴を設け、また固定部材に上記アウタハンドル側リンクとインナハンドル側リンクをそれぞれピンを介して枢着し、上記連結プレートは上記アウタハンドル側リンクとインナハンドル側リンクの中間で連結され、上記連結プレートの中間とアウタハンドル側リンクとをコイルバネにより連結した。
【0007】
本発明ではキーシリンダを先ずロック解除キー操作すると、キーシリンダに設けているカム板のカムピン部は連結プレートに対して非当接状態で、アウタハンドル側リンクに突設しているピンはL字形長穴の上端部のドアロック解除状態位置穴部に係合する。この状態でドアを開くためにアウタハンドル回動操作すると、アウタハンドル側リンク、そして連結プレートを介してインナハンドル側リンク及びリンクプレートが回動作動する。上記各部品の回動作動時の作動抵抗は、従来技術のドアロック装置の各部品の作動(摺動)抵抗に比べて著く小さい。したがってドアロック解除状態時のアウタハンドルを、小さな手動操作力で回動させることができる。すなわちドアロック解除状態時にドアを開くときアウタハンドルの回動操作が軽いので、操作フィーリングを著しく向上させることができる。
【0008】
次にキーシリンダのロックキー操作を行うと、キーシリンダに設けているカム板のカムピン部は連結プレートに対し当接して、その連結プレートを押上げ変位させる。アウタハンドル側リンクに突設しているピンは、上記連結プレートのL字形長穴の下辺部における遊び余裕を有するドアロック状態位置穴部のうち、縦方向長穴の下端部に相当する位置に係合する。この状態でたとえばそのドアが確実にロックされているかどうか確認するためにアウタハンドルを開き回動操作すると、そのアウタハンドルの回動と連動してアウタハンドル側リンクが回動する。しかしその場合にアウタハンドル側リンクに突設しているピンは、上記連結プレートのL字形長穴の下辺部における先端側へ向かう遊び余裕の長さだけ移動する。したがって連結プレート及びインナハンドル側リンクは静止状態のままであるので、アウタハンドルの開き回動操作はいわゆる空振りとなる。すなわちこのようにアウタハンドルを空振り状態可能にしていると、仮りに過大な力でアウタハンドルの開き回動操作をしても、ドアロック装置のリンク構造に過大な力が作用しないので装置の良好なメンテナンス性を維持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。図1は、本発明のドアロック装置をキャブの室内から外側へ向く方向に見た要部側面図であるが、ドア2’のキーシリンダ4’をロック解除キー(キーは図示していない)操作した状態を示す。図において、14はアウタワイヤ、15はアウタハンドル側リンク、16はインナハンドル側リンク、17,18は上記両リンク15,16のそれぞれ上部の支点ピン、19,20は上記両リンク15,16にそれぞれ固定して突設せしめたピン、21は連結プレート、22は連結プレート21のピン19に対する係合用の長穴、23は長穴22の上端部のドアロック解除状態位置穴部、24は長穴22の下辺部の遊び余裕を有するドアロック状態位置穴部、25はインナハンドル(ドア2’の室内側に設けているハンドル)32に連結しているロッド、26はキーシリンダ4’に設けたカム板、27はカム板26に突出して形成したカムピン部、28,29はそれぞれコイルばね、31はドア2’開放状態(いわゆるドアオープンの状態)時にそのドア2’をロックする開放時ロック作動構造部、33はドア2’の閉じられた状態時にそのドア2’をロックする閉じ状態時ロック作動構造部、30はロック閉じ状態時ロック作動構造部33又は開放時ロック作動構造部31のロック・ロック解除駆動を行うために揺動可能に配置されているリンクプレート、34はインナハンドル側リンク16とリンクプレート30を連結している調整ねじ部付ロッドである。図2は、図1におけるドアロック装置の要部部品を示す斜視図である。図3は、図1におけるキーシリンダ4’をロックキー操作した状態を示す図である。図において、寸法lは長穴22の下辺部のドアロック状態位置穴部24の遊び余裕長さ、角度θはアウタハンドル側リンク15が支点ピン17を中心として遊び揺動可能な遊び角度である。
【0010】
次に、本発明のドアロック装置の構成を図1〜図3について述べる。本発明では、外側から開閉操作を行うドア2’のアウタハンドル3と連動(ピン31に固定したリンクレバー5及びアウタワイヤ14を介して連動)して回動するアウタハンドル側リンク15をドア2’の内部に設け、またインナハンドル32と連動回動するインナハンドル側リンク16を上記アウタハンドル側リンク15と間隔をおいて略同一面に並設し、上記インナハンドル側リンク16とアウタハンドル側リンク15を連結プレート21を介して連接し、上記アウタハンドル側リンク15にピン19を固設するとともに、連結プレート21にドアロック解除状態位置穴部23と遊び余裕を有するドアロック状態位置穴部24を形成し、上記両穴部23,24に対して上記ピン19を移動自在に嵌合せしめた。この場合上記ドアロック解除状態位置穴部23と、遊び余裕を有するドアロック状態位置穴部24とを、ピン19の直径部がそのピン軸心と直交する方向に移動可能な長穴22にて開通し、その長穴22の長手形状をL字形に、かつそのL字形の上端部をドアロック解除状態位置穴部23に、またL字形の下辺部を遊び余裕を有するドアロック状態位置穴部24に設定した。そしてキーシリンダ4’のキー操作と連動して回動するカム板26をキーシリンダ4’に設け、キーシリンダ4’のロック解除キー操作に対応して上記カム板26のカムピン部27当接により上記連結プレート21を押上げ変位せしめ、上記ピン19とドアロック解除状態位置穴部23とを係合状態に設定し、またキーシリンダ4’のロックキー操作に対応して上記カムピン部27非当接により、上記ピン19と上記ドアロック状態位置穴部24とを係合状態に設定した。
【0011】
また本発明では、上記カム板26におけるカムピン部27よりキーシリンダ4’の軸心0’を結ぶ略線上の一部位と、ドア2’の一固定部との間にコイルばね28を設け、カム板26のロック解除操作位置(図2に示すようにカムピン部27がたとえば下方側に回動した位置)とロック操作位置(図4に示すようにカムピン部27がたとえば上方側に回動した位置)を、キーシリンダ4’の軸心0’を中心として上下の位置関係に設定した。
【0012】
次に、本発明のドアロック装置の作用について述べる。本発明ではキーシリンダ4’を先ずロック解除キー操作すると、図1に示すようにキーシリンダ4’に設けているカム板26のカムピン部27は連結プレート21に対して非当接状態で、アウタハンドル側リンク15に突設しているピン19はL字形長穴22の上端部のドアロック解除状態位置穴部23に係合する。この状態でドア2’を開くためにアウタハンドル3回動操作すると、アウタハンドル側リンク15、そして連結プレート21を介してインナハンドル側リンク16及びリンクプレート30が回動作動する。上記各部品の回動作動時の作動抵抗は、従来技術のドアロック装置(図8に示す)の各部品の作動(摺動)抵抗に比べて著く小さい。したがってドアロック解除状態時のアウタハンドル3を、小さな手動操作力で回動させることができる。すなわちドアロック解除状態時にドア2’を開くときアウタハンドル3の回動操作が軽いので、操作フィーリングを著しく向上させることができる。
【0013】
次にキーシリンダ4’のロックキー操作を行うと、図3に示すようにキーシリンダ4’に設けているカム板26のカムピン部27は連結プレート21に対し当接して、その連結プレート21を押上げ変位させる。アウタハンドル側リンク15に突設しているピン19は、上記連結プレート21のL字形長穴22の下辺部における遊び余裕を有するドアロック状態位置穴部24のうち、縦方向長穴の下端部に相当する位置(その位置に符号は付していないが図3に示す位置である)に係合する。この状態でたとえばそのドア2’が確実にロックされているかどうか確認するためにアウタハンドル3を開き回動操作すると、そのアウタハンドル3の回動と連動してアウタハンドル側リンク15が回動する。図4は、図3におけるドア2’のロック状態時にアウタハンドル3(図4には図示していない)を回動操作した場合を示す図である。この場合にアウタハンドル側リンク15に突設しているピン19は、上記連結プレート21のL字形長穴22の下辺部における先端側へ向かう遊び余裕の長さl(この場合にアウタハンドル側リンク15の揺動する遊び角度は角度θである)だけ移動する。したがって連結プレート21及びインナハンドル側リンク16は静止状態のままであるので、アウタハンドル3の開き回動操作はいわゆる空振りとなる。すなわちこのようにアウタハンドル3を空振り状態可能にしていると、仮りに過大な力でアウタハンドル3の開き回動操作をしても、ドアロック装置のリンク構造に過大な力が作用しないので装置の良好なメンテナンス性を維持することができる。
【0014】
また本発明では、上記カム板26におけるカムピン部27よりキーシリンダ4’の軸心0’を結ぶ略線上の一部位と、ドア2’の一固定部との間にコイルばね28を設け、カム板26のロック解除操作位置、ロック操作位置を、キーシリンダ4’の軸心0’を中心として上下の位置関係に設定したので、キーシリンダ4’のロック解除キー操作をしたときにはカム板26のカムピン部27を連結プレート21に対して確実に当接させることができ、しかもキーシリンダ4’のロック解除キー操作をしたとき、またロックキー操作をしたとき、カチリと切換音を発するようなクリック感をもたらし、その操作フィーリングを向上させることができる。
【0015】
上述のような作用を発揮できる本発明のドアロック装置ではピン19,20をそれぞれアウタハンドル側リンク15、インナハンドル側リンク16に固設し、連結プレート21にL字形の長穴22を形成したので、その構成が簡単でドア2’の狭所へ容易にかつコンパクトに組付けることができる。またキーの操作がクランク機構(カム板26)により直接機構に伝えられる。これらにより、図5に示す従来技術に較べると、同様の技術課題を解決するために図5の技術では中間レバー43,44,46と、ピン42、ロッド47を要するのに対し、本発明に関わる技術では、ピン付のインナハンドル側リンク16、マウタハンドル側リンク15および連結プレートを要するのみである。このため、従来技術より構造が簡単で組み立て性がよくまたメンテナンス性がよいといえる。
【0016】
【発明の効果】
本発明ではキーシリンダを先ずロック解除キー操作すると、キーシリンダに設けているカム板のカムピン部は連結プレートに対して非当接状態で、アウタハンドル側リンクに突設しているピンはL字形長穴の上端部のドアロック解除状態位置穴部に係合する。この状態でドアを開くためにアウタハンドル回動操作すると、アウタハンドル側リンク、そして連結プレートを介してインナハンドル側リンク及びリンクプレートが回動作動する。上記各部品の回動作動時の作動抵抗は、従来技術のドアロック装置の各部品の作動(摺動)抵抗に比べて著く小さい。したがってドアロック解除状態時のアウタハンドルを、小さな手動操作力で回動させることができる。すなわちドアロック解除状態時にドアを開くときアウタハンドルの回動操作が軽いので、操作フィーリングを著しく向上させることができる。次にキーシリンダのロックキー操作を行うと、キーシリンダに設けているカム板のカムピン部は連結プレートに対し当接して、その連結プレートを押上げ変位させる。アウタハンドル側リンクに突設しているピンは、上記連結プレートのL字形長穴の下端部に相当する位置に係合する。この状態でたとえばそのドアが確実にロックされているかどうか確認するためにアウタハンドルを開き回動操作すると、アウタハンドル側リンクの回動にともなってそれに突設しているピンが上記L字形長穴の下辺部における遊び余裕の長さだけ移動する。したがって連結プレート及びインナハンドル側リンクは静止状態のままであるので、アウタハンドルの開き回動操作はいわゆる空振りとなる。すなわちこのようにアウタハンドルを空振り状態可能にしていると、仮りに過大な力でアウタハンドルの開き回動操作をしても、ドアロック装置のリンク構造に過大な力が作用しないので操作の良好なメンテナンス性を維持することができる。すなわち、本発明のドアロック装置ではピンをそれぞれアウタハンドル側リンク、インナハンドル側リンクに固設し、連結プレートL字形の長穴を形成したので、その構成が簡単でドアの狭所へ容易にかつコンパクトに組付けることができる。またキーの操作がカム板により直接機構に伝えられるため、構造的にも従来技術より簡単な構成とでき組み立て性やメンテナンス性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアロック装置をキャブの室内から外側へ向く方向に見た要部側面図である。
【図2】図1におけるドアロック装置の要部部品を示す斜視図である。
【図3】図1におけるキーシリンダをロックキー操作した状態を示す図である。
【図4】図3におけるドアのロック状態時にアウタハンドルを回動操作した場合の状態を示す図である。
【図5】従来技術のスライドドアのロック開閉機構の一実施例斜視図である。
【図6】油圧ショベルに装備した運転室用キャブの外観斜視図である。
【図7】図6のA−Aより見た図である。
【図8】図7のB−Bより見た図である。
【符号の説明】
2,2’ ドア
3 アウタハンドル
4,4’,41 キーシリンダ
15 アウタハンドル側リンク
16 インナハンドル側リンク
19,20,42 ピン
21 連結プレート
22,43a,44a 長穴
23 ドアロック解除状態位置穴部
24 ドアロック状態位置穴部
26 カム板
27 カムピン部
28,29 コイルばね
32 インナハンドル
Claims (3)
- ドアのキャブ内から開閉操作可能なインナハンドルとキャブ外から開閉操作可能なアウタハンドルとキャブ外からドア閉時に開閉ロック可能なキーシリンダを有する建設機械のキャブにおいて、上記インナハンドルと連動するインナハンドル側リンクと、上記アウタハンドルと連動するアウタハンドル側リンクと、上記インナハンドル側リンクとアウタハンドル側リンクとを連結する連結プレートと、上記キーシリンダの回動操作により上記連結プレートに当接するカム板とを有し、上記連結プレートとアウタハンドル側リンクの一方にピンを固設し、他方には上記ピンが移動可能な略L字形状のピン穴を設け、上記連結プレートとアウタハンドル側リンクとをピンを介して連結したことを特徴とする建設機械のドアロック装置。
- 前記インナハンドル側リンクと連結プレートの一方にピンを固設し、他方には上記ピンが移動可能な長穴形状のピン穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の建設機械のドアロック装置。
- 固定部材に前記アウタハンドル側リンクとインナハンドル側リンクをそれぞれピンを介して枢着し、前記連結プレートは上記アウタハンドル側リンクとインナハンドル側リンクの中間で連結され、上記連結プレートの中間とアウタハンドル側リンクとをコイルバネにより連結したことを特徴とする請求項1又は2に記載の建設機械のドアロック装置。
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