JP3141549B2 - ドア閉鎖装置 - Google Patents

ドア閉鎖装置

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JP3141549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、非完全閉状態にあるド
アを自動的に引き込んで完全閉状態にするドア閉鎖装置
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のドア閉鎖装置としては、
特開平2−96079号公報に示されるものが知られて
いる。これは、ドアに配設された閉鎖機構のパツシブレ
バーを駆動機構の作動によつて回動させることにより、
パツシブレバーをドアに配設されたラツチ部材と係合さ
せてラツチ部材を回動させ、このラツチ部材の回動によ
つて車体に配設された被係止部材がラツチ部材に係合さ
れて引き込まれ、これにより、ドアを非完全閉状態から
完全閉状態としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したドア
閉鎖装置であると、パツシブレバーが回動してラツチ部
材と係合することによりラツチ部材を回動させているの
で、パツシブレバーとラツチ部材との係合部分にパツシ
ブレバー及びラツチ部材の両部材の回動動作による二つ
の方向にずれ(パツシブレバーとラツチ部材との摺接)
が生じる。このため、パツシブレバーからラツチ部材へ
のトルク伝達に大きなロスが生じることとなり、ラツチ
を回動動作させる作動効率が悪くなるものであつた。
【0005】故に、本発明は、作動効率を向上させるこ
とを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明において講じた技術的手段は、車体等
の構造物及び該構造物に開閉自在に配設されたドアの一
方に回動自在に配設され回動動作によって前記構造物及
び前記ドアの他方に配設された被係止部材と係合して前
記ドアを前記構造物に対して閉状態に保持するラッチ部
材を有するドアロック機構と、前記構造物及び前記ドア
の一方に直線移動自在に配設され直線移動によって前記
ラッチ部材と係合して前記ラッチ部材を回動動作させる
パッシブレバーと前記構造物及び前記ドアの一方に直接
移動自在に配設され直線移動によって前記パッシブレバ
ーを直線移動動作させるアクティブレバーとを有する閉
鎖機構と、前記構造物及び前記ドアの一方に配設され
記アクティブレバーを直線移動動作させて前記アクティ
ブレバーを介して前記パッシブレバーを直線移動動作さ
せる駆動機構とを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、パツシブレバーとラ
ツチ部材への係合部分に生じるずれはラツチ部材の回動
動作による一つの方向のずれのみとなる。これにより、
パツシブレバーからラツチへのトルク伝達のロスが小さ
くなり、作動効率が向上される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1に示されるように、ドア閉鎖装置1
は、車体(図示せず)に開閉自在に支持されたドア(図
示せず)内に配設されたドアロツク機構2,ドアロツク
機構2上に載置されブラケツト31及びブラツト32と
から構成される支持部材3,支持部材3に支持されドア
ロツク機構2に連係された閉鎖機構4及び支持部材3に
支持され閉鎖機構4に連係された駆動機構5から構成さ
れている。
【0010】ドアロツク機構2について説明する。
【0011】図2に示されるように、ケース21内には
ポール22及びラツチ23が夫々ポール軸22a及びラ
ツチ軸23aにより回動自在に支持されている。このラ
ツチ23には、ドアの閉動作によつてケース21に形成
された溝21aから侵入してくる車体に固定されたスト
ライカ24と係合する係合溝23a及びストライカ2と
係合溝23aとの係合状態(図2示一点鎖線又は二点鎖
線のラツチ状態)においてポール22と係合する爪部2
3b,23cが夫々形成されている。ポール22はスプ
リング25によつてラツチ23の爪部23b,23cと
係合する方向に常時付勢されており、ラツチ3はスプリ
ング26によつてストライカ24との係合解除状態(図
2示二点鎖線のアンラツチ状態)の方向に常時付勢され
ている。
【0012】又、ラツチ状態において、ラツチ23は、
爪部23bとポール22との係合(図2示一点鎖線のハ
ーフラツチ状態)によつてその回動動作が規制され、ド
アを半閉状態(非完全閉状態)に保持しており、爪部2
3cとポール22との係合(図2示実線のフルラツチ状
態)によつてその回動動作が規制されドアを全閉状態
(完全閉状態)に保持している。更に、ポール22に
は、周知の如くドアを開操作するためのインサイドドア
ハンドル(図示せず)及びアウトサイドハンドル(図示
せず)に連係され各ハンドルの操作によつてポール4を
爪部23b,23cから係合解除させる回動動作を行わ
せる周知のオープンレバー(図示せず)が連係されてい
る。ラツチ軸23aはケース21を貫通して外方に延在
しており、その先端には後述する閉鎖作動機構4に連係
されたラツチレバー27がラツチ23と一体回動するよ
うに固着されている(図1示)。尚、周知の如く、ドア
の閉動作は、各ハンドルの操作によつて行われず、ドア
を閉方向に直接押圧することによつて行われる。
【0013】閉鎖機構4について説明する。
【0014】図1,図3及び図4に示されるように、ド
アロツク機構2のケース21上にはL字状のブラケツト
31が固定されており、このブラケツト31には棒状を
呈するアクテイブレバー41及びL字状を呈するパツシ
ブレバー42が対向配置されて支持されている。ブラケ
ツト31には支持軸31a,31bが植設されており、
アクテイブレバー41及びパツシブレバー42には夫々
同一長さの長穴41a,41b,42a,42bが形成
されている。支持軸31a及び支持軸31bは夫々長穴
41a,42a及び長穴41b,42b内に摺動自在に
挿通されており、これにより、アクテイブレバー41及
びパツシブレバー42がブラケツト31に対して長穴4
1a,41b,42a,42bの範囲で直線移動自在に
支持されることとなる。この長穴41a,42aは水平
部分41aa,42aa及び傾斜部分41ab,42a
bを有している。これにより、パツシブレバー42の直
線移動は、水平部分41aa,42aaによつて案内さ
れる水平直線移動と傾斜部分41ab,42abによつ
て案内される回動直線移動となる。尚、長穴41b,4
2bは直線形状を呈している。アクテイブレバー41に
は長穴41cが形成されており、後述する駆動機構5が
連係されている。パツシブレバー42にはラツチレバー
27と係合可能で且つラツチレバー27の回動面に対し
て鉛直状態で配置される係合部42dが形成されてい
る。又、ブラケツト31とパツシブレバー42との間に
は巻回部分43aがブラケツト31に形成された係止部
31cに係止されると共に一端43bがブラケツト31
に係止され且つ他端43cがパツシブレバー42に形成
された係止部42cに係止されたトーシヨンスプリング
43が配設されており、パツシブレバー42はトーシヨ
ンスプリング43の付勢力を受けて図1示左方向に付勢
されて図1示の初期位置(支持軸31aが長穴41a,
42aの図1示右端つまり傾斜部分41ab,42ab
に位置し支持軸31bが長穴41a,42aの図1示右
端に位置している)に保持されている。
【0015】パツシブレバー42にはプレス成形によつ
てアクテイブレバー41側に打ち出された突軸42eが
形成されている。この突軸42eにはキヤンセルレバー
44が回動自在に支持されており、アクテイブレバー4
1及びパツシブレバー42によつて挟まれた形で配置さ
れている。このキヤンセルレバー44の先端には押圧壁
44a及び規制壁44bが形成されている。アクテイブ
レバー41にはプレス成形によつてパツシブレバー42
側に打ち出された突部41dが形成されており、キヤン
セルレバー44の回動動作によつてキヤンセルレバー4
4の押圧壁44a及び規制壁44bと係脱するように配
置されている。このキヤンセルレバー44はブラケツト
31に回動自在に支持されたレバー46(図1示)を介
してオープンレバーに連係されている。又、パツシブレ
バー42とキヤンセルレバー44との間には巻回部分4
5aがパツシブレバー42に形成された係止部42fに
係止されると共に一端45bがパツシブレバー42の係
止部42fに係止され且つ他端45cがキヤンセルレバ
ー44に形成された係止部44cに係止されたトーシヨ
ンスプリング45が配設されており、キヤンセルレバー
44はトーシヨンスプリング43の付勢力を受けて図1
示反時計方向に付勢されて図1示ロツク状態(押圧壁4
4a及び規制壁44bと突部42fとが係合している)
に保持されている。
【0016】駆動機構5について説明する。
【0017】図1に示されるように、ブラケツト31に
固定されたブラケツト32には複数のギヤ(図示せず)
を組合わせて構成した減速機構51が固定されている。
この減速機構51の入力軸(図示せず)にはモータ52
が連結されており、出力軸51aにはカムレバー53が
連結されている。このカムレバー53にはカム軸53a
が形成されており、アクテイブレバー41の長穴41c
内に挿通されており、回動動作によつて長穴41cの側
壁41ca又は側壁41cbを当接押圧する。
【0018】次に作動について説明する。
【0019】図1は初期状態を示し、ドアロツク機構2
のラツチ23は図2示二点鎖線のアンラツチ状態でドア
が開状態とされており、閉鎖機構4のアクテイブレバー
41及びパツシブレバー42はカムレバー53のカム軸
53aと長穴41cの側壁41caとの当接押圧及びト
ーシヨンスプリング43によつて夫々図1及び図5示の
初期位置に保持され、キヤンセルレバー44はトーシヨ
ンスプリング45によつて回動付勢されロツク状態に保
持されている。
【0020】この状態において、ドアを閉じるように操
作すると、ストライカ24がケース21の溝21a内に
侵入し、ラツチ23の係合溝23aと係合してラツチ2
3を回動させ、図2示一点鎖線のハーフラツチ状態とな
りストライカ24が引き込まれてドアが半閉状態とな
る。この際、ラツチレバー27もラツチ23と同様に回
動し、図5に示される状態となる。ラツチレバー27が
図1示の状態から図5示の状態に至る際、パツシブレバ
ー42は初期位置にあり、支持軸31aが長穴42aの
傾斜部分42abに位置していることから係合部42d
はラツチレバー27の回動軌跡上から退避されている。
よつて、ラツチ23の回動がラツチレバー27と係合部
42dとの干渉等によつて妨げられない。
【0021】ドアの半閉状態がスイツチ手段(図示せ
ず)等によつて検出されると、図6に示されるように、
モータ52が作動して減速機構51を介してカムレバー
53が回動する。このカムレバー53の回動によつてカ
ム軸53aがアクテイブレバー41の長穴41cの側壁
41cbを当接押圧し、アクテイブレバー41が図6示
実線の初期位置から図6示右方向に直線移動する。この
アクテイブレバー41の直線移動動作は、キヤンセルレ
バー44の押圧壁44aがアクテイブレバー41の突軸
41dによつて押圧されることから、キヤンセルレバー
44を介してパツシブレバー42へと伝達され、これに
より、パツシブレバー42もトーシヨンスプリング43
に抗して図6示実線の初期位置から図6示右方向へ直線
移動する。
【0022】このアクテイブレバー41及びパツシブレ
バー42の直線移動動作は、長穴41a,41b,42
a,42bに案内されながら行われることとなるので、
この動作初期時においては、アクテイブレバー41及び
パツシブレバー42が長穴41a,42aの傾斜部分4
1ab,42abによつて支持軸31bを中心として回
動させられることとなる。つまり、アクテイブレバー4
1及びパツシブレバー42は初期位置から傾斜部分41
ab,42abによつて案内されて図6示下方向に回動
直線移動した後、水平部分41aa,42aaによつて
案内されて図6示右方向に水平直線移動して図6示二点
鎖線の作動位置に至る。これにより、パツシブレバー4
2の係合部42dがラツチレバー27の回動軌跡上に移
動させられながら図6示右方向へ直線移動し、ラツチレ
バー27と係合してラツチレバー27が引きずられて回
動する。この結果、ラツチ23もラツチレバー27と同
様に回動して図2示実線のフルラツチ状態となつてスト
ライカ24が引き込まれドアが全閉状態となる。このラ
ツチレバー27が係合部42dによつて引きずられてい
る際、ラツチレバー27と係合部42dとの係合部分に
生ずるずれは、係合部42dが直線移動していることか
ら、図8に示されるように、ラツチレバー27が回動す
ることによつて生じる一つの方向Aのずれのみとなる。
これにより、係合部43dとラツチレバー27との係合
部分での係合部43dからラツチレバー27へ伝達され
るトルクのロスが少なくなり、係合部43dからラツチ
レバー27へのトルク伝達が効率よく行われる。この結
果、モータ52の小さな出力でパツシブレバー42を直
線移動動作させてラツチ23を確実に回動動作させるこ
とができつまり作動効率を向上させ得、これにより、モ
ータ52が小型化される。
【0023】ラツチ23がフルラツチ状態となつた後、
カムレバー53はモータ52の作動によつてさらに回動
を続けカム軸53aが長穴41cの側壁41caを当接
押圧する。これにより、アクテイブレバー41が作動位
置から前述は逆に直線移動して初期位置に復帰すると共
にパツシブレバー42もトーシヨンスプリング43の付
勢力によつて作動位置から前述とは逆に直線移動して初
期位置に復帰する。係合部42dは前述の図1示の状態
から図5示の状態に至る際と同様にラツチレバー27の
回動軌跡上から退避され、この後のインサイドハンドル
又はアウトサイドハンドルを操作してドアを開状態する
際のラツチ23の回動がラツチレバー27と係合部42
dとの干渉等によつて妨げられることがないようにな
る。尚、モータ52は、ラツチ23が図2示実線のフル
ラツチ状態となつたことが検知された後、所定時間作動
して自動的に停止する。
【0024】尚、ドア2を開状態から全閉状態とする
際、ドアが半閉状態で止まらず、そのまま全閉状態とな
つた場合には、ドアの半閉状態が検知されず、閉鎖機構
4は作動しない。
【0025】上記したように、パツシブレバー42の係
合部43dは、初期状態時においてラツチレバー27の
回動軌跡上から退避されており、パツシブレバー42の
直線移動動作初期時において、長穴42aの傾斜部分4
2abによつて、ラツチレバーの回動軌跡上に移動して
くる。これにより、ラツチレバー27の回動動作が係合
部43dによつて妨げられることがなく、図5示の状態
において図8に示されるように係合部43dとラツチレ
バー27との間のストロークBを小さくすることができ
るつまり係合部43dとラツチレバー27とを近接させ
ることができる。この結果、パツシブレバー42を小さ
くすることができ、モータ52の小さな出力でパツシブ
レバー42を直線移動動作させてラツチ23を確実に回
動動作させることができつまり作動効率を向上させ得、
これにより、モータ52が小型化される。
【0026】図7に示されるように、ドアと車体との間
に乗員の指や衣服等が挟まれている等によつて、パツシ
ブレバー42が直線移動動作してラツチ3がハーフラツ
チ状態からフルラツチ状態へと回動動作している途中
で、インサイドハンドル又はアウトサイドハンドルを操
作してオープンレバー及びレバー46を介してキヤンセ
ルレバー44を図7示時計方向に回動動作させると、ア
クテイブレバー41の突部41dとキヤンセルレバー4
4の押圧壁44a及び規制壁44bとの係合が解除さ
れ、アンロツク状態となる。この結果、アクテイブレバ
ー41の直線移動動作がパツシブレバー43に伝達され
なくなり、アクテイブレバー41のみが図7示右方向へ
(図7示二点鎖線の作動位置へと)直線移動動作する空
打ち状態となる。これにより、パツシブレバー43の直
線移動動作が途中で中止されラツチ3の回動動作が中止
される。つまり、閉鎖機構4によるドアの半閉状態から
全閉状態への動作が中止される。この際、パツシブレバ
ー41はトーシヨンスプリング45によつて初期位置に
復帰され、ラツチ23は、オープンレバーがポール22
にも連係されておりラツチ23とポール22との係合が
解除されている状態となることから、アンラツチ状態へ
と復帰する。
【0027】
【発明の効果】本発明では、閉鎖機構を直線移動自在な
アクティブレバー及びパッシブレバーより構成し、アク
ティブレバー及びパッシブレバーの直線移動によりパッ
シブレバーをラッチ部材と係合させてラッチレバーを回
動動作させるので、パッシブレバーとラッチ部材との係
合部分に生じるずれをラッチ部材の回動によって生じる
一つの方向のずれのみとすることができる。これによ
り、係合部分でのパッシブレバーからラッチ部材へ伝達
されるトルクのロスが少なくなり、従来に比べ、パッシ
ブレバーからラッチ部材へのトルク伝達を効率よく行な
うことができる。この結果、従来に比べ作動効率が向上
され、駆動機構を小型化することができる。
【0028】又、パツシブレバーは、長穴の傾斜部分に
よつてパツシブレバーの直線移動動作前の初期状態にお
いてラツチ部材の回動軌跡上から退避されており、パツ
シブレバーの直線移動動作初期時においてラツチ部材の
回動軌跡上に移動してくる。
【0029】これにより、パツシブレバーがラツチ部材
のパツシブレバーによらない単独の回動動作を妨げるこ
とが防止され、パツシブレバーの移動動作初期時におい
てラツチ部材とパツシブレバーとを近接させることがで
きる。この結果、従来に比べ、パツシブレバーを小さく
することができ、作動効率をより向上させ、駆動機構を
より小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア閉鎖装置の斜視図である。
【図2】ドアロツク機構の平面図である。
【図3】閉鎖機構の分解斜視図である。
【図4】閉鎖機構の横断面図である。
【図5】ハーフラツチ状態までドアロツク機構を作動さ
せた時の図1に相当する斜視図である。
【図6】本発明に係るドア閉鎖装置の作動説明図であ
る。
【図7】本発明に係るドア閉鎖装置の作動説明図であ
る。
【図8】パツシブレバーとラツチ部材との係合部分を示
す拡大斜視図である。
【符号の説明】
2 ドアロック機構 4 閉鎖機構 5 駆動機構 23 ラッチ(ラッチ部材) 27 ラッチレバー(ラッチ部材)41 アクティブレバー 42 パッシブレバー 42a 長穴 42ab 傾斜部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/32 E05B 47/00 E05B 65/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体等の構造物及び該構造物に開閉自在に
    配設されたドアの一方に回動自在に配設され回動動作に
    よって前記構造物及び前記ドアの他方に配設された被係
    止部材と係合して前記ドアを前記構造物に対して閉状態
    に保持するラッチ部材を有するドアロック機構と、前記
    構造物及び前記ドアの一方に直線移動自在に配設され直
    線移動によって前記ラッチ部材と係合して前記ラッチ部
    材を回動動作させるパッシブレバーと前記構造物及び前
    記ドアの一方に直接移動自在に配設され直線移動によっ
    て前記パッシブレバーを直線移動動作させるアクティブ
    レバーとを有する閉鎖機構と、前記構造物及び前記ドア
    の一方に配設され前記アクティブレバーを直線移動動作
    させて前記アクティブレバーを介して前記パッシブレバ
    ーを直線移動動作させる駆動機構とを有するドア閉鎖装
    置。
  2. 【請求項2】 前記パツシブレバーに形成され前記パツ
    シブレバーの直線移動動作前の初期状態において前記パ
    ツシブレバーを前記ラツチ部材の回動軌跡上から退避さ
    せていると共に前記パツシブレバーの直線移動動作初期
    時に前記パツシブレバーを前記ラツチ部材の回動軌跡上
    に移動させるための傾斜部分を有する長穴を有する請求
    項1記載のドア閉鎖装置。
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