JP2000158621A - 凹版印刷装置および凹版印刷方法 - Google Patents

凹版印刷装置および凹版印刷方法

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JP2000158621A
JP2000158621A JP10347978A JP34797898A JP2000158621A JP 2000158621 A JP2000158621 A JP 2000158621A JP 10347978 A JP10347978 A JP 10347978A JP 34797898 A JP34797898 A JP 34797898A JP 2000158621 A JP2000158621 A JP 2000158621A
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doctor
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doctoring
ink
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Kazunari Yonemoto
一成 米元
Nobuyuki Ishikawa
信行 石川
Masako Midorikawa
理子 緑川
Nobuyuki Nakahara
伸之 中原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大面積領域を効率良く低コストでドクタリン
グできるようにする。 【解決手段】 インキが供給された凹版201をドクタ
ブレード205に対して相対的に移動させることにより
ドクタリングし、これにより凹版に充填されたインキに
よるパターンを被印刷物に転移させる凹版印刷装置また
は方法において、ドクタブレードを、ブレードの長さが
凹版のパターン部202の幅よりも小さい複数のドクタ
ブレードで構成し、これらのドクタブレードを、凹版上
の異なる領域を分担してドクタリングするように配置す
るとともに、担当領域が相互に隣接する各ドクタブレー
ドを、その隣接領域の一部が重なり、一定の幅で重複し
てドクタリングするように配置して前記ドクタリングを
行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は凹版印刷をするのに
用いられる凹版印刷装置ならびに凹版印刷方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回路基板、液晶表示素子、画像形
成装置等の素子および配線を基板の上に配置させた電子
源基板を作成する方法としては、様々な方法が考えられ
ているが、その1つとして素子電極、配線等の全てをフ
ォトリソグラフィ法で作成する方法がある。例えば微細
パターンの配線を形成するとき、フォトリソグラフィ法
では、まず導電層を形成し、次にその上にレジスト層を
形成し、次にこのレジスド層を露光・現像し、そしてレ
ジスト層の無い部分の導電層をエッチングし、さらに残
ったレジスト層を剥離する。
【0003】これに対し、印刷法は大面積のパターンを
形成するのに適しており、表面伝導型電子放出素子の素
子電極を印刷法により作成することによって多数の表面
伝導型電子放出素子を基板上に形成することが可能とな
る。またコスト的にも有利である。印刷法による素子電
極の形成においては薄膜の形成に適しているオフセット
印刷技術が使用される。このオフセット印刷技術を回路
基板に応用した例としては特開平4−290295号公
報に開示されたものがある。当該公報に開示された基板
は、印刷時のパターン伸縮を原因とする電極ピッチ寸法
のバラツキによる接合不良をなくすために、回路部品に
接続される複数の接合電極の角度を変化させたものであ
る。そして当該特開平4−290295号公報には電極
パターンをオフセット印刷により形成することが記載さ
れている。
【0004】以下に電極パターンやカラーフィルタ等を
形成するための一般的なオフセット印刷装置および印刷
方法について説明する。
【0005】図6はオフセット印刷法を行なう平台校正
機型オフセット印刷装置を示す図である。同図におい
て、101はインキローラ104でインキ107を展開
するためのインキ練り台であり、102は凹版105を
固定する版定盤である。また103は被印刷物であるワ
ーク106を固定するワーク定盤であり、本体フレーム
108の上に固定配置されている。この一列に並んだ3
つの定盤の両側に2本のラックギヤ109、110が配
置され、そのラックギヤ109、110の上にギヤ11
1、112を噛み合わせたブランケット113が配置さ
れている。ブランケット113はその軸が両端のキャリ
ッジ114、115で固定され、このキャリッジ11
4、115が本体下部からのクランクアームのクランク
動作によって前後進することにより、ブランケット11
3はインキ練り台101、凹版105およびワーク10
6の上を順次回転摺動する。ブランケット113の表面
にはゴム状のブランケットラバーが取り付けてある。ア
ライメントスコープによって、ワーク106上に印刷さ
れたインキパターンの位置情報を取り込み、ワーク交換
毎にワーク定盤103の微調整によりワーク106を所
定の位置にアライメントする。
【0006】図7はオフセット印刷工程を示す図であ
る。同図において、101はインキ練り台、105は凹
版、106はワークとなるガラス基板であり、これらは
同一平面に直列に配置されている。104はインキロー
ルであり、インキ練り台101上で練ったインキ107
を凹版105上に転移させる(図7(a))。117は
鋼製の1枚のドクタブレードであり、凹版105上面に
転移・展開されたインキ107のうち、凹部に充填され
たインキ以外を除去する。このとき、1回で除去する印
刷方法が一般的である(図7(b))。また113はブ
ランケットであり、凹版105およびガラス基板106
の上面に順に回転接触することにより、凹版105の凹
部に充填されたインキを受理し(図7(c))、ガラス
基板106上に凹版105の有するパターン状にインキ
107を転移させる(図7(d))。
【0007】以上により印刷工程が終了する。印刷イン
キ107は作製するパターンの機能によって適宜選択す
ることができる。すなわち記録用サーマルヘッド等の電
極パターンには主にAuレジネートペーストと呼ばれる
有機Au金属を含むインキを用い、また、液晶表示装置
等に用いられるカラーフィルタであればR、G、B各色
の顔料を分散したインキや有機色素を含んだインキ等が
用いられる。
【0008】このように、従来のオフセット印刷におい
ては、凹版パターン部にインキを供給した後、ドクタブ
レードを版表面に接触させて移動させることにより、パ
ターン内にインキを充填させるとともに、不要インキを
ドクタブレードで版上から除去している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のドクタリング方法においては、凹版パターン
部よりも長尺のドクタブレードが必要であり、また、面
当りの改善のためにドクタブレードの刃先を研磨加工し
ているため、大面積の凹版パターン用の長尺ブレードに
なれば研磨加工がますます困難になっており、ブレード
コストも増大するという問題が生じている。また、ドク
タリングにより一部刃先が摩耗したり、欠けなどを生じ
た場合でも、ドクタブレードを新品に取り替えなくては
ならず、その場合、新たなドクタブレードが凹版全体に
わたり適度になじむまでさらにまた調整が必要であるた
め、作業効率的にも問題がある。
【0010】これらの問題に対する対策として、短尺ド
クタブレードを使用することも考えられるが、それによ
れば、ドクタブレードの端部よりインキの飛散が生じる
ために、凹版パターン全面ではドクタリングが不十分に
なってしまい、解決策とはなっていない。
【0011】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、大面積領域を効率良く低コストでドクタリ
ングできる凹版印刷装置および凹版印刷方法を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の凹版印刷装置は、ドクタブレードと、この
ドクタブレードに対して相対的に凹版を移動させる移動
手段とを備え、インキが供給された前記凹版について前
記相対移動により前記ドクタブレードでドクタリング
し、これにより前記凹版に充填されたインキによるパタ
ーンを被印刷物に転移させる凹版印刷装置において、前
記ドクタブレードを、ブレードの長さが前記凹版のパタ
ーン部の幅よりも小さい複数のドクタブレードで構成
し、これらのドクタブレードを、前記凹版上の異なる領
域を分担してドクタリングするように配置するととも
に、担当領域が相互に隣接する各ドクタブレードを、そ
の隣接領域の一部が重なり、一定の幅で重複してドクタ
リングするように配置したことを特徴とする。より具体
的には、前記複数のドクタブレードは前記移動手段によ
る移動方向に交差する方向の位置が異なるように並べて
配置され、かつ前記移動方向から見た場合、各隣接する
ドクタブレード同士が一部重なっていることを特徴とす
る。
【0013】また、本発明の凹版印刷方法は、インキが
供給された凹版をドクタブレードに対して相対的に移動
させることによりドクタリングし、これにより前記凹版
に充填されたインキによるパターンを被印刷物に転移さ
せる凹版印刷方法において、前記ドクタブレードを、ブ
レードの長さが前記凹版のパターン部の幅よりも小さい
複数のドクタブレードで構成し、これらのドクタブレー
ドを、前記凹版上の異なる領域を分担してドクタリング
するように配置するとともに、担当領域が相互に隣接す
る各ドクタブレードを、その隣接領域の一部が重なり、
一定の幅で重複してドクタリングするように配置して、
前記ドクタリングを行うことを特徴とする。より具体的
には、前記複数のドクタブレードの配置を、前記移動手
段による移動方向に交差する方向の位置が異なるように
並べて行い、かつ前記移動方向から見た場合、各隣接す
るドクタブレード同士が一部重なるように行うことを特
徴とする。
【0014】この構成において、一部において重なって
いる隣接ドクタブレードのうち、手前のドクタブレード
がかき残したインキは後ろ側のドクタブレードがかき取
る。このため、ブレード長さが凹版のパターン部幅より
も小さいドクターブレードにより、凹版全面にわたって
かき残りなく均一なドクタリングが行われる。このた
め、大面積領域の印刷を行う場合であっても、供給コス
トが低くて取付・調整が簡単な短尺ドクタブレードを複
数枚並列に組み合わせて用いるだけで、長尺ドクタブレ
ードを用いる場合と同等の大面積で均一なドクタリング
が行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について、図面を用い、実施例を通じて説明する。
【0016】
【実施例】[実施例1]図1は本発明の第1の実施例に
係る凹版印刷装置のドクタリングに係る構成部分を概略
的に示す平面図であり、凹版上にインキ204をディス
ペンサ203で供給した、ドクタリングを行う直前の状
態を示している。図2はその側面図である。これらの図
に示すように、この凹版印刷装置は、ドクタブレード2
05と、ドクタブレード205に対して相対的に凹版2
01を移動させる、図示しない移動手段とを備え、イン
キが供給された凹版201について前記相対移動により
ドクタブレード205でドクタリングし、これにより凹
版201に充填されたインキによるパターンを被印刷物
に転移させるものである。
【0017】凹版201はガラス基材(青板にNi−C
rコーティングを施したもの)あるいは金属基材(しん
ちゅうにNi−Crコーティングを施したもの)を用い
たものであって、幅350×長さ300×厚み2.8m
mのサイズを有する。印刷パターン部202は長辺21
0mm×短辺160mmの範囲にあり、印刷パターン部
202には、幅150μm、長さ300μm、深さ8μ
mの矩形パッドパターンが多数個、整列して配置されて
いる。
【0018】インキ204は有機金属から成るPtレジ
ネートペースト(エヌ・イー ケムキャット(株)社
製、エム・オー・ペーストのE−3100)をBCA溶
剤で希釈して用いている。
【0019】ドクタブレード205はMDC製ブレード
(精密焼入帯鋼、刃先厚み650μm、幅0.2mm、
硬度Hv580)であり、ドクタセット条件としては、
ドクタホルダ206からの突出し量を5mm、進行方向
にできる版面とのドクタすくい角を60度、押込み量を
2mmに調整してある。また、インキ供給はディスペン
サ装置203が凹版上を移動して行う。
【0020】ドクタブレード205としては、凹版パタ
ーン部202の幅210mmに対して長さ90mmの短
尺ドクタブレード205を合計3本使用しており、前列
1本のドクタブレード205の両端部を各15mmカバ
ーする位置の後列にブレードが2本配置されている。3
本のドクタブレード205は2本のドクタホルダ206
で取り付けられており、突出し量、角度および押込み量
はそれぞれ独自に設定可能であるが、ここでは各ドクタ
ブレード205についてのドクタセット条件は同一であ
る。また2本のドクタホルダ206はドクタ架台207
に取り付けられており、これらは一体物として凹版20
1面上を移動する。
【0021】次に、この凹版印刷装置の動作について図
3を用いて説明する。まず、図3(a)に示すように、
凹版201のパターン部202の直前の位置にディスペ
ンサ装置203によりインキ204を供給する。次に、
図3(b)に示すように、前列1本、後列2本のドクタ
ブレード205のうち、まず前列1本のドクタブレード
205でパターン部202のドクタリングを開始する。
このとき、中央部の90mm幅のみドクタリングが行わ
れ、また、ドクタブレード205の両端において余った
インキがライン状に残る。
【0022】続いて、図3(c)に示すように、後列の
2本のドクタブレード205によって、前列のドクタブ
レード205がかき残したパターン両側部のドクタリン
グを開始する。このとき、前列のドクタブレード205
両端部にできたライン状のインキ残りも含めてドクタリ
ングをするので、後列のドクタブレード205が通過し
た後には均一なドクタリング面が得られる。なお、この
とき、前列のドクタブレード205と、後列のドクタブ
レード205が重なったパターン部は2回ドクタリング
をすることになるが、すべてのドクタブレード205は
設定条件が同一であるため、パターン部202の凹部内
のインキ充填状態に影響はない。
【0023】さらにドクタリングを進めると、図4
(a)に示すように、前列のドクタブレード205はパ
ターン部202を外れるが、その両端のライン状のイン
キ残りは非パターン部でも形成されてゆき、印刷に影響
の無い位置まで移動すると、前列のドクタブレード20
5を上昇させて凹版201面から離す。そして後列のド
クタブレード205が全パターン領域でのドクタリング
を完了するまでの移動の際に前列のドクタブレード20
5によるインキ残りを除去して行く。そして図4(b)
に示すように、後列のドクタブレード205が印刷に影
響の無い位置まで移動すると、後列のドクタブレード2
05も上昇させて凹版201面から離す。
【0024】以上の条件で、大面積領域において短尺ド
クタブレードでドクタリングを行ったところ、均一にド
クタリングを行うことができた。さらにこのドクタリン
グに組み合わせて印刷を行ったところ、全面で安定して
いて、ばらつきがなく、良好な印刷精度の印刷物を得る
ことができた。
【0025】またこのとき、100枚印刷した後に前列
のドクタブレードの一部が欠け、そのためにドクタリン
グ後の凹版のパターン部中央付近にインキのスジが発生
するようになった。しかしこのとき、破損した前列のド
クタブレード1枚を入れ替えることにより、直ちに全面
が均一なドクタリングが可能になった。すなわち、摩
耗、破損等によるドクタブレードの部分的トラブルに対
処する際の作業性が向上した。
【0026】[実施例2]図5は本発明の他の実施例に
係る凹版印刷装置におけるドクタリングに係る構成部分
を示す平面図である。この例では、長さ90mmの短尺
ドクタブレード205を、3つのドクタホルダ206に
よってそれぞれ保持し、進行方向に見て左側のドクタブ
レード205を前に、中央のドクタブレード205を中
間に、そして右側のドクタブレード205を後ろに配置
し、進行方向から見て各隣接するドクタブレード205
同士が15mm重なるような配置にしてある。他の点に
ついては、実施例1の場合と同様である。
【0027】この構成により、実施例1と同様にしてド
クタリングおよび印刷を行った。その結果、前側および
中間のドクタブレード205の片側端からのみパターン
部202上にライン状のインキ残りが生じたが、中間お
よび後側のドクタブレード205がそれらをドクタリン
グ時に除去していったため、パターン部202全面に渡
って均一なドクタリングを行うことができた。また、実
施例1と同等の良好な印刷物を得ることができた。
【0028】[比較例1]図6に示すような従来の凹版
印刷装置を用い、凹版パターン部全面をカバーするよう
な300mmの長尺ドクタブレードを使用して、ドクタ
リングおよび印刷を行った。この結果、全面に渡り均一
なドクタリングができ、実施例1と同等の良好な印刷物
を得た。しかし、80枚印刷後にドクタブレードの一部
が欠けてインキスジが発生するようになったためにドク
タブレードを取り替えたところ、全面での版面当りを調
整するのに時間を要し、印刷中断によるタイムロスが発
生した。また、ドクタブレード1本のコストも大きかっ
た。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
凹版のパターン部よりも短尺なドクタブレードを用い
て、パターン部全面に渡って均一なドクタリングを行う
ことができる。したがって、大面積領域の印刷であって
も供給コストおよび取付・調整が簡単な短尺ドクタブレ
ードを使用して、長尺ドクタブレードと同等の大面積に
対する均一なドクタリングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る凹版印刷装置の
ドクタリングに係る構成部分を概略的に示す平面図であ
る。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1の装置による凹版印刷方法を示す工程図
である。
【図4】 図3の工程に引き続く工程を示す工程図であ
る。
【図5】 本発明の第2の実施例に係る凹版印刷装置の
ドクタリングに係る構成部分を概略的に示す平面図であ
る。
【図6】 従来例に係るオフセット印刷装置を示す平面
図である。
【図7】 従来例に係るオフセット印刷工程を示す側面
図である。
【符号の説明】
201:凹版、202:パターン部、203:ディスペ
ンサ装置、204:インキ、205:ドクタブレード、
206:ドクタホルダ、207:ドクタ架台、105:
凹版、106:被印刷物であるワーク、113:ブラン
ケット、117:ドクタブレード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緑川 理子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 中原 伸之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2C034 AA21 CA04 CA11 CA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドクタブレードと、このドクタブレード
    に対して相対的に凹版を移動させる移動手段とを備え、
    インキが供給された前記凹版について前記相対移動によ
    り前記ドクタブレードでドクタリングし、これにより前
    記凹版に充填されたインキによるパターンを被印刷物に
    転移させる凹版印刷装置において、前記ドクタブレード
    を、ブレードの長さが前記凹版のパターン部の幅よりも
    小さい複数のドクタブレードで構成し、これらのドクタ
    ブレードを、前記凹版上の異なる領域を分担してドクタ
    リングするように配置するとともに、担当領域が相互に
    隣接する各ドクタブレードを、その隣接領域の一部が重
    なり、一定の幅で重複してドクタリングするように配置
    したことを特徴とする凹版印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記凹版に充填されたインキによるパタ
    ーンを前記凹版から受理して前記被印刷物に転移させる
    ブランケットを有することを特徴とする請求項1に記載
    の凹版印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のドクタブレードは前記移動手
    段による移動方向に交差する方向の位置が異なるように
    並べて配置され、かつ前記移動方向から見た場合、各隣
    接するドクタブレード同士が一部重なっていることを特
    徴とする請求項1または2に記載の凹版印刷装置。
  4. 【請求項4】 インキが供給された凹版をドクタブレー
    ドに対して相対的に移動させることによりドクタリング
    し、これにより前記凹版に充填されたインキによるパタ
    ーンを被印刷物に転移させる凹版印刷方法において、前
    記ドクタブレードを、ブレードの長さが前記凹版のパタ
    ーン部の幅よりも小さい複数のドクタブレードで構成
    し、これらのドクタブレードを、前記凹版上の異なる領
    域を分担してドクタリングするように配置するととも
    に、担当領域が相互に隣接する各ドクタブレードを、そ
    の隣接領域の一部が重なり、一定の幅で重複してドクタ
    リングするように配置して前記ドクタリングを行うこと
    を特徴とする凹版印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のドクタブレードの配置を、前
    記移動手段による移動方向に交差する方向の位置が異な
    るように並べて行い、かつ前記移動方向から見た場合、
    各隣接するドクタブレード同士が一部重なるように行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の凹版印刷方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280163A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Ihi Corp インキング方法及び装置
JP2017074746A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 株式会社フジクラ ドクタブレード装置及び印刷装置

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