JP2000158335A - 定寸ラップ装置 - Google Patents

定寸ラップ装置

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JP2000158335A
JP2000158335A JP33825698A JP33825698A JP2000158335A JP 2000158335 A JP2000158335 A JP 2000158335A JP 33825698 A JP33825698 A JP 33825698A JP 33825698 A JP33825698 A JP 33825698A JP 2000158335 A JP2000158335 A JP 2000158335A
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lap
lapping
jig
support shaft
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Masaharu Miyazaki
正春 宮崎
Isao Nakabayashi
功 中林
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/27Work carriers
    • B24B37/30Work carriers for single side lapping of plane surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/04Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces
    • B24B37/048Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces of sliders and magnetic heads of hard disc drives or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/02Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation according to the instantaneous size and required size of the workpiece acted upon, the measuring or gauging being continuous or intermittent

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、極めて高精度なラップ加工
ができる定寸ラップ装置の提供にある。また、ラップ加
工において被加工物の研摩状況に応じ、部分的に被加工
物の研摩量を調節することで高精度なラップ加工を可能
とした定寸ラップ装置の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明は、研摩液が供給され回転自在に
設けられた円盤型のラップ定盤10と、被加工物を保持
するとともに前記ラップ定盤に対して被加工物を押し付
けるための1つ以上の保持部15と、前記ラップ定盤に
対して起立状態で設けられて該保持部を支持する支持軸
13と、該支持軸をその軸回りに首振り回動させる首振
り機構Fと、前記支持軸をその軸回りに回転自在に支持
したベース盤11と、該ベース盤をラップ定盤の径方向
または径方向とほぼ平行な方向に往復運動させるベース
盤揺動機構Kとを具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に用いられる浮上型磁気ヘッドのスライダ等の被加工物
をラップ加工を利用して製造する場合に高精度なラップ
加工が可能な定寸ラップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置に用いられている浮上
型の磁気ヘッドスライダにあっては、磁気ディスクの記
録密度の増加に伴い、年々小型化、軽量化が進められて
いるので、磁気ヘッドスライダに搭載される磁気ヘッド
も小型化が進められており、現状では薄膜磁気ヘッドが
主流とされている。また、この種の薄膜磁気ヘッドにあ
っては、磁気ギャップ部分は極めて微細構造とされるこ
ととなり、製造段階におけるラップ加工精度が製品の品
質を決める大きな要素となってきている。
【0003】即ち、この種の磁気ヘッドスライダの製造
方法にあっては、1枚のウエハに成膜法によって多数の
膜を堆積し、膜の堆積工程の間にフォトリソグラフィ技
術を用いて必要な回路を書き込むことで薄膜磁気ヘッド
をウエハ上に同時に多数形成し、1枚のウエハから多数
の薄膜磁気ヘッドをスライスして切り出すことで薄膜磁
気ヘッドの大量生産を行っているので、ウエハから薄膜
ヘッドをスライスして切り出す際の加工精度が悪い場合
は歩留まりが大幅に低下するおそれが高いものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエハをス
ライスして薄膜磁気ヘッドを切り出す方法により薄膜磁
気ヘッドを大量生産する場合において薄膜磁気ヘッドの
磁気ギャップ部分のギャップ出し加工については、従
来、以下に説明する方法により行っていた。まず、図1
0に示すようにウエハ1上に多数の薄膜磁気ヘッド素子
を整列形成し、このウエハ1を図10の水平方向に沿っ
てスライスして図11に示す切出バー2を得る。この切
出バー2においては図12に拡大して示すように薄膜磁
気ヘッド素子5が複数整列形成されている。この薄膜磁
気ヘッド素子5は、この例ではコイル部6を有し、その
側方に電極パッド7が4つ整列形成されるとともに、各
電極パッド7にコイル部6からのリード線や薄膜磁気ヘ
ッド素子内部回路からのリード線がそれぞれ接続された
形状とされている。
【0005】この例の薄膜磁気ヘッド素子5の拡大部分
を図13に示すが、薄膜磁気ヘッドの構成においてコイ
ル部6の先端部側に形成されている磁気ギャップ部gの
ギャップ深さ加工は薄膜磁気ヘッドの性能を直接左右す
る極めて重要な加工であるので、切出バー2を特別にラ
ップ装置に取り付けて切出バー2の上面を精密研摩加
工、即ち、ラップ加工することで行っている。更に、薄
膜磁気ヘッドが巨大磁気抵抗効果素子(GMR素子)を
利用したGMRヘッドである場合、磁気信号を書き込む
書込ヘッドのギャップ部の深さと、書込みヘッドの磁極
先端部の長さに相当するスロートハイトと、磁気信号を
読み出す読出ヘッドのギャップ部の深さに相当するMR
ハイトがいずれも先のラップ加工面の精度に依存し、両
ギャップ部をまとめてラップ加工することになるので、
より高い精度でラップ加工できることが要求される。と
ころで、従来のラップ装置は、研摩液が供給されるラッ
プ定盤を有し、このラップ定盤に対して被加工物を押し
付けつつラップ定盤を回転させてラップ加工するものが
一般的であるが、切出バー2に複数の薄膜磁気ヘッド素
子5が形成されているような部材を精密ラッピングする
場合のラップ精度が不十分な問題があった。特にこの種
の薄膜磁気ヘッドにおいて、最近では、±0.1μm程
度以下の極めて高い加工精度を要求される傾向にあっ
た。
【0006】また、切出バー2に形成されている複数の
薄膜磁気ヘッド素子5は成膜法により形成されたもので
あって、ウエハ1上に極めて高い精度で整列形成されて
いるが、ウエハ1からスライスして切り出した切出バー
2は反りによる変形を有することがあるので、切出バー
2の薄膜磁気ヘッド素子5の位置が不揃いな場合があ
り、このような場合であっても高精度でラップ加工がで
きる高性能な定寸ラップ装置が望まれていた。
【0007】よって、この発明は、極めて高精度なラッ
プ加工ができる高性能の定寸ラップ装置の提供にある。
また、ラップ加工において被加工物の研摩状況に応じ、
部分的に被加工物の研摩量を調節することで高精度なラ
ップ加工ができるようにした定寸ラップ装置の提供を目
的とする。更に、被加工物に反りを生じていてもその反
りを矯正して高精度なラップ加工ができる装置の提供を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、研摩液が供給され回転自在に設けられた円
盤型のラップ定盤と、被加工物を保持するとともに前記
ラップ定盤に対して被加工物を押し付けるための1つ以
上の保持部と、前記ラップ定盤に対して起立状態で設け
られて該保持部を支持する支持軸と、該支持軸をその軸
回りに首振り回動させる首振り機構と、前記支持軸をそ
の軸回りに回転自在に支持したベース盤と、該ベース盤
をラップ定盤の径方向または径方向とほぼ平行な方向に
往復運動させるベース盤揺動機構とを具備してなること
を特徴とする。
【0009】前記の課題を解決するために本発明は、前
記保持部を支持した支持軸がその軸回りに90゜以下の
角度範囲で交互に左右に首振り自在とされてなることを
特徴とする。前記の課題を解決するために本発明は、被
加工物を支持する前記保持部が、被加工物を取り付けた
修正治具と、この修正治具を把持する取付治具と、前記
修正治具の中央部側と両端部側を別々な押圧力でラップ
定盤側に押し付け自在な加圧機構を具備してなることを
特徴とする。
【0010】前記の課題を解決するために本発明は、前
記保持部に複数本のロッドが前記ラップ定盤に対して個
々に接近離間自在に設けられ、前記ロッドが前記保持部
に支持された被加工物の両端部側と中央部側を別個にラ
ップ定盤側に加圧自在にされてなることを特徴とする。
更に本発明は、前記保持部に前記被加工物を固定した取
付治具が設けられ、この取付治具に研磨バランス調整用
のダミーヘッドが取り付けられ、前記被加工物とダミー
ヘッドとの中間点に前記支持軸によるラップ定盤への加
圧点が設けられたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明するが、本発明は以下の実
施形態に制限されるものではない。図1〜図5は本発明
に係るラップ装置の一実施形態を示すもので、この形態
のラップ装置Aは、図2に示すようなテーブルTの上に
水平に回転自在に設置された円盤型のラップ定盤10
と、このラップ定盤10の背後側に図1に示すように立
設された板状のベース盤11と、このベース盤11の背
後側に立設された支持壁12と、ベース盤11のラップ
定盤側の前面に起立状態で支持された支持軸13と、こ
れらの支持軸13の下端部に設けられた保持部15を主
体として構成されている。
【0012】前記ラップ定盤10は、テーブルTの内部
に設けられた図示略のモータなどを利用した回転駆動装
置により周回りに回転自在に支持されているとともに、
ラップ定盤10の上面中央部には丸型の凹部16が形成
され、その凹部16の周囲側の上面が研摩面17とされ
ている。また、研摩面17の奥側の上方に図示略の研摩
液の供給装置と供給筒14が設けられ、ダイヤモンド砥
粒等の研摩材を含む研摩液が供給されるように構成され
ていて、ラップ定盤10の回転力により研摩面17上に
研摩液を広げることで研摩液を研摩面17の全域に供給
できるように構成されている。
【0013】前記支持壁12のラップ定盤10側の前面
には、ほぼ水平にレール部材18、18が取り付けら
れ、これらのレール部材18、18に係合するようにレ
ール受け部材19、19が設けられ、これらレール受け
部材19、19がベース盤11の背面側に接続されてい
て、ベース盤11はレール部材18、18に沿って水平
に左右往復移動できるように支持されている。また、前
記支持壁12の前面側には図3に示すようにモータ20
とリンクアーム23が支持壁12とベース盤11との間
に位置して設けられ、モータ20の回転軸21に取り付
けられたアーム板22の端部にリンクアーム23の一端
がピン25により回動自在に連結され、このリンクアー
ム23の他端が駆動板26の中央部にピン27により回
動自在に連結されるとともに、前記駆動板25の上下部
にそれぞれ前記レール受け部材19、19が取り付けら
れている。
【0014】以上の構成により、前記モータ20の回転
に伴ってアーム板22が回転され、これによりリンクア
ーム23の一端側が偏心回転するとともに、リンクアー
ム23の他端側が駆動板26をレール部材18、18に
沿って左右に往復移動させるのでベース盤11が左右方
向に平行に往復移動できるように構成されている。従っ
て本実施形態においては、モータ20と板材22とリン
クアーム23とピン25、27とレール受け部材19と
レール部材18によってベース盤揺動機構Kが構成され
ている。なお、この実施形態においては、前述の構成の
ベース盤揺動機構Kによりベース盤11が左右に往復移
動されるが、ベース盤揺動機構がこの実施形態のものに
限らないのは勿論である。
【0015】次に、図1に示すようにベース盤11の前
面部分には、ほぼ垂直に起立された状態の支持軸13を
軸支するための軸受け部材30が取り付けられ、支持軸
13は起立状態で軸回りに回転自在に支持されていると
ともに、支持軸13の上部にほぼ水平にカム板31が取
り付けられている。更に、ベース盤11の前面側の中央
上部にはモータ33が取り付けられ、モータ33の回転
軸は下向きとされるとともに、モータ33の回転軸の下
端部にはほぼ水平にカム部材34が取り付けられ、前述
のカム板31の端部とカム部材34の端部が連結アーム
35でピン結合されている。従ってモータ33の回転に
よりカム部材34が回転すると連結アーム35が偏心回
動し、カム板31を往復首振り運動させるので、支持軸
13は90度以下の所定の角度範囲内で往復首振り回動
するように構成されている。従って本実施形態において
は、モータ33とカム部材34と連結アーム35とカム
板31とから支持軸13の首振り機構Fが構成されてい
る。なお、この実施形態においては、前述の構成の首振
り機構Fにより支持軸13が首振り回動されるが、首振
り機構Fがこの実施形態のものに限らないのは勿論であ
る。
【0016】次に、支持軸13の下部にはスライド継手
13Aを介してスライド軸13Bが設けられるととも
に、スライド軸13Bはベース盤11に固定された軸受
け部材29により軸支され、スライド軸13Bの下部に
保持部15が取り付けられている。また、スライド軸1
3Bは上下にスライド移動させることができ、後述する
如く保持部15の着脱ができるように構成されている。
【0017】前記保持部15は、前記スライド軸13B
の下端部に設けられた図1、4に示す押圧ロッド40
と、この押圧ロッド40の左右両側にほぼ水平に、か
つ、ベース盤11とほぼ平行に延出形成された支持ブロ
ック41と、この支持ブロック41を上下に貫通して押
圧ロッド40の左右両側に位置し、上下方向に移動自在
に設けられた調整ロッド45、46と、これら調整ロッ
ド45、46の更に左右側に位置し上下方向に移動自在
に設けられた揺動ロッド47、48と、前記支持ブロッ
ク41の左側にほぼ水平に延出形成された支持ロッド2
7と、支持ブロック41の右側にほぼ水平に延出形成さ
れた支持ロッド28と、支持ロッド27に沿って左右に
移動自在に設けられたL字型の支持爪49と支持ロッド
28に沿って左右に移動自在に設けられたL字型の支持
爪50を主体として構成されている。
【0018】前記調整ロッド45、46の上部側にはヘ
ッド部52が形成され、各調整ロッド45、46におい
て頭部52と支持ブロック41、42との間にコイルバ
ネ等の弾性部材53が介装されていて、ヘッド部52を
上側から押圧することで弾性部材53の弾性力に抗して
調整ロッド45、46を押し下げることができるように
構成されている。更に、前記調整ロッド45、46の上
方側にはこれらの調整ロッド45、46を押し下げるた
めのシリンダ装置55、56が設けられるとともに、こ
れらシリンダ装置55、56のピストンロッド55a、
56aの押し下げ量を調整することで前記調整ロッド4
5、46の押し下げ量を調節することができるように構
成されている。
【0019】次に、以上の構成の保持部15によって支
持され、被加工物を取り付ける取付治具について図6を
基に以下に説明する。図6は取付治具の一形態を示すも
ので、この形態の取付治具Bは、バー状の被加工物60
を接着固定したブロック状の修正治具61を挟み込んで
固定支持するためのもので、円盤状の基板62と、この
基板62上に一体形成された受け座63とこの受け座6
3と離間し、受け座63に対向して設けられた押圧機構
65とが設けられ、前記受け座63と押圧機構65によ
り修正治具61を基板62の中央部から若干外れた位置
で挟んで固定できるように構成されている。
【0020】前記の押圧機構65は基板62上に受け座
63と離間して立設された支持基板66と、この支持基
板66と前記受け座63との間に立設された押圧板68
と、支持基板66の中央部に形成されたネジ孔にねじ込
まれた調整ボルト(長さ調整部材)69を主体として構
成されている。以上の構成において、調整ボルト69を
支持基板66のネジ孔に沿って回転移動させて押圧板6
8を変位させ、修正治具61を受け座63と押圧板68
とで挟み込むことで修正治具61を基板62上の中心部
から若干ずれた位置で直径方向と平行な方向に沿って正
確に把持できるように構成されている。
【0021】次に、基板62の周縁部側の一部であっ
て、前記修正治具61の取付側と反対側には、ダミーヘ
ッド70が設けられている。ダミーヘッド70はその先
端面を先の修正治具61上の被加工物60の先端面と同
一高さとして基板62に固定されたものであり、被加工
物60のラップ加工部分となる先端面60aの両端位置
とダミーヘッド70の円錐台型の先端部とが三角形の頂
点位置を占めるように基板62上に配置されている。前
記ダミーヘッド70はラップ加工する被加工物(例えば
磁気ヘッドスライダ)60と同程度の硬さのものが好ま
しいので、具体的にはMgOやCaTiO3、Al23-
TiC等のセラミックからなるものが好ましい。
【0022】前記修正治具61は図6に示すような横長
のブロック状の本体部75から形成され、修正治具61
の下部側(取付治具Bの基板62に近い側)に基台部7
9が形成されてなり、修正治具61の上部側に形成され
た凸部状に形成された支持台78の上面に接着固定され
る被加工物60を支持するためのものである。
【0023】更に、図6に示す取付治具Bの基板62の
裏面側(図6においては底面側であり、図7においては
上面側)には、中央部に凹部62aがその両側に、凹部
62b、62b、透孔62c、62cが形成され、凹部
62aには先の押圧ロッド40の先端部が挿入されるよ
うに、凹部62bには先の調整ロッド47あるいは48
の先端部が挿入されるように、透孔62cには先の揺動
ロッド47あるいは48の先端部が挿通されるようにそ
れぞれ形成されている。
【0024】以上の構成により、修正治具61に接着固
定された被加工物60の先端面とダミーヘッド70の先
端面を図4に示すように下側に向けた取付治具Bの裏返
し状態において、先に説明した保持部15の支持爪4
9、50の先端部分を円盤状の基板62の両脇下側から
図4に示すように挟み込み、支持爪49、50により基
板62を裏返し状態で両脇から吊り下げ支持できるよう
に構成されている。
【0025】また、図4に示すように裏返し状態の基板
62の凹部62aに押圧ロッド40の先細り状の先端部
を上側から差し込み、基板62の凹部62b、62bに
調整ロッド45、46の先細り状の先端部を上側から差
し込むことで被加工物60の先端面60aとダミーヘッ
ド70の先端面をラップ定盤10の研摩面に押し付ける
ことができるように構成されている。更に、先に説明し
た支持ブロック41の重量を利用し、基板62を介して
被加工物60の中央部に押圧ロッド40により一定の押
圧力を負荷できるとともに、先に説明した如くシリンダ
装置55、56のピストンロッド55a、56aの上下
位置調節により調整ロッド45、46の押圧力を調節
し、裏返し状態の基板62を介してラップ定盤10に対
する被加工物60の両端部側の押圧力を個々に調節して
被加工物60に偏荷重を負荷できるように構成されてい
る。以上の構成により本実施形態においては、調整ロッ
ド45、46とシリンダ装置55、56とピストンロッ
ド55a、56aとにより被加工物60の加圧機構Hが
構成される。
【0026】更に、図4に示すように裏返した状態の基
板62の透孔62c、62cを貫通させて保持部15の
揺動ロッド47、48を設けているので、揺動ロッド4
7、48を透孔62c、62cに挿入した状態で支持軸
13を往復首振り回動させることにより、スライド軸1
3Bと支持ブロック41とを同時に首振り回動させ、更
に同時に被加工物60先端面とダミーヘッド73の先端
部をラップ定盤10の研摩面17に押し付けた状態でこ
れらを取付治具Bとともに往復首振り回動させることが
できるように構成されている。なお、この例ではラップ
定盤10に対して支持軸13を1軸のみ配置した例につ
いて説明したが、支持軸13をラップ定盤10の左右に
2軸配置して構成し、左右の支持軸13にそれぞれ保持
部15を設けて各保持部15に被加工物60を取り付け
て構成し、左右両側の被加工物60、60をラップ定盤
10で同時に加工できるように構成しても良いのは勿論
である。この場合、左右両方の保持部15において同時
にラップ加工できるので、作業性を向上できるととも
に、一方の保持部側で加工が終了した時点で一方の支持
軸13を支持爪49、50で支持したまま上昇させ、研
磨面17から被加工物60を離し、次いで取付治具Bか
ら支持爪49、50を外して取付治具Bを保持部15か
ら取り外し、未加工の被加工物60を備えた他の取付治
具Bに交換して再度ラップ定盤10に押し付けることで
ラップ加工を続行することができる。
【0027】以上の構成のラップ装置Aを用いて被加工
物60をラップ加工する場合について以下に説明する。
本実施形態のラップ装置Aを用いてラップ加工する被加
工物60とは、図10に示すウエハ1からスライスして
切り出された細長いバー状の被加工物60であり、この
被加工物60には図12と図13に示す切出バー2と同
様に複数の薄膜磁気ヘッド素子5が縦横に整列形成され
ている。従って、被加工物60を横長水平配置とした場
合に上面側に薄膜磁気ヘッド素子5における磁気ギャッ
プgが位置するので、これらの磁気ギャップgを本実施
形態のラップ装置Aで徐々にラップ加工により研摩して
各薄膜磁気ヘッド素子のギャップ深さを規定の範囲内に
加工しようとするものである。
【0028】図6に示すように被加工物60を修正治具
61の上面に接着固定する。次に、この修正治具61を
取付治具Bの押圧板68と受け座63との間に挟み込ん
で調整ボルト69を締め込み、押圧板68と受け座63
とで修正治具Bを挟持し、この状態で被加工物60の先
端面とダミーヘッド70の先端部を同一高さに調整す
る。
【0029】次に、スライド軸13Bを上昇させて保持
部15を上昇させておき、治具Bを裏返し状態としてラ
ップ定盤10の研摩面17上に載置し、ここからスライ
ド軸13Bと保持部15を下降させて揺動ロッド47、
48の先端を取付治具Bの基板62の透孔62c、62
cに挿通し、押圧ロッド45、46の先端を基板62の
凹部45b、45bに挿入し、押圧ロッド40の先端を
基板62の中央部の凹部45aに挿入するとともに、モ
ータ20とモータ33、33を始動させる。また、ラッ
プ定盤10は予め回転駆動させておく。
【0030】これらの操作により、ベース盤11が左右
往復移動し、被加工物60を支持した保持部15が左右
に水平移動すると同時に、支持軸13を中心として軸回
りに所定の角度、往復首振り運動するので、被加工物6
0の先端面はラップ加工されることとなる。
【0031】以上説明の如く本実施形態のラップ装置A
にあっては、ラップ定盤10の研摩面17に対して被加
工物60の先端面を左右往復移動させつつ首振り揺動さ
せてラップ加工できるので、極めて平均的に被加工物6
0の先端面をラップ定盤10の研摩面17に擦り付ける
ことができる結果、被加工物60の先端面を極めて高精
度にラップ加工することができる。また、被加工物60
を研摩面17に均一に押し付けることができるので、ラ
ップ定盤10の片減りも生じない。また、本実施形態の
ラップ装置Aにおいては、横長のバー状の被加工物60
を修正治具60で支持しながらラップ加工できるので、
極めて高精度なラップ加工ができる。更に、本実施形態
のラップ装置Aにおいては、取付治具Bに設けたダミー
ヘッド70と被加工物60により三角形配置でラップ定
盤10に押圧させながらラップ加工できるので、被加工
物60を極めて均一にラップ定盤10に押し付けること
ができる結果、より高精度なラップ加工ができる。即
ち、ダミーヘッド70が無い状態では、ラップ定盤10
の研摩面17と細長いバー状の被加工物60の加工面と
をラップ加工中に正確に均等に接触させ続けることは極
めて難しいが、ダミーヘッド70を利用して取付治具B
を被加工物60とともに3点支持状態でラップ定盤10
の研摩面17に押し付けるならば被加工物60とダミー
ヘッド70を均等に研摩面17に押し付けながらラップ
加工を続行できるので、加工精度向上に寄与する。
【0032】本実施形態のラップ装置Aにおいては、多
数の薄膜磁気ヘッド素子5が形成された被加工物60に
おいて、最も厳しい加工精度が要求されるギャップ部分
をラップ加工するものであるので、被加工物60のわず
かな反り等により研摩ムラを生じるおそれがある。この
場合、被加工物60の中央部側と端部側とでわずかな反
りにより研摩ムラを生じるおそれがあるので、この場合
は、研摩不足とされる側の被加工物端部側に、シリンダ
装置55あるいはシリンダ装置56により調整ロッド4
5あるいは調整ロッド46を介して大きめの荷重をかけ
てラップ加工すれば良い。即ち、被加工物60に対して
偏荷重を加えながらラップ加工することができる。
【0033】なお、本実施形態のラップ装置Aにおい
て、ラップ加工中に被加工物60の研摩状態をモニタし
ながら調整ロッド45、46の押圧力調整を行いつつ加
工するには例えば以下に説明する方法で行えば良い。被
加工物60には多数の薄膜磁気ヘッド素子5が形成され
ているので、被加工物60の両端部の薄膜磁気ヘッド素
子5の電極パッドに回路検査装置の探触針を当ててラッ
プ加工中に被加工物60の両端部の所定の薄膜磁気ヘッ
ド素子5に検査信号を流す。ラップ加工の進展に伴い、
ギャップ加工が進行するので、薄膜磁気ヘッド素子5か
ら得られる出力信号は変化し、この出力信号を検出する
ならば、被加工物60の一端部側と他端部側とで研摩状
態を逐次モニタすることができる。従って被加工物60
を修正治具61に固定していても、更に微細な反りを生
じていた場合に、この検出信号の同時モニタ結果に応じ
て、被加工物60の両端部に調整ロッド45、46から
与える負荷を調整することで均一なラップ加工を図るこ
とができる。なお、検出信号については、予めサンプル
のラップ加工により標準的な信号を求めてこれを記録し
ておき、この記録を基に信号比較を行って処理すれば良
い。
【0034】次に、ラップ加工する被加工物60にMR
素子(磁気抵抗効果素子)を利用した薄膜磁気ヘッド素
子が形成されている場合の制御について図8と図9を基
に説明する。MR素子を用いた薄膜磁気ヘッドにあって
は、内部に設けたMR素子の抵抗変化により磁気記録媒
体の磁気信号を読み取ることができる構成とされてい
る。従ってこの種の薄膜磁気ヘッドのギャップ加工時
に、薄膜磁気ヘッドの電極パッドに直流電圧を印加して
抵抗を測定するならば、ギャップ加工の完成終了か未完
成かを容易に判断することができる。
【0035】その場合の信号判別のフローチャートを図
8に示す。図8に示すバー状の被加工物60に図1〜図
7に示すラップ装置Aの調整ロッド45で図9に示す偏
荷重Aを負荷することができ、調整ロッド46で図9に
示す偏荷重Bを負荷することができ、押圧ロッド40で
基本荷重を負荷することができるとすると、ラップ加工
のスタートにより図9に示す被加工物60の左端部の薄
膜磁気ヘッド素子からDCRAで表記できる抵抗が検出
でき、右端部の薄膜磁気ヘッド素子からDCRBで表記
できる抵抗が検出でき、被加工物60の中央部の薄膜磁
気ヘッド素子からDCRCで表記できる抵抗が検出でき
る。
【0036】各抵抗の検出開始後、図8に示す第1ステ
ップS1において、[{(DCRA+DCRB)/2}+D
CRC]/2 の式で算出される値が規定値以上であ
るか否かを判別し、NOであれば第2ステップS2に進
む。第2ステップS2において、DCRA−DCRB
の値が規格内であるか否かを判別し、YESであれば第
1ステップS1に戻って加工を続行する。DCRA−D
CRB の値が規格内であるか否かを判別し、NOであ
れば第3ステップS3に進み、第3ステップS3において
DCRA>DCRBの関係であるか否かを判別する。こ
の第3ステップS3においてYESであれば、偏荷重B
を加えつつラップ加工を続行し、NOであれば偏荷重A
を加えつつラップ加工を続行する。これら偏荷重を負荷
したあとは再びステップS1に戻る。偏荷重Aを加える
には、先に述べた通り、シリンダ装置55で調整ロッド
45と取付治具Bと修正治具61を介して被加工物60
をラップ定盤10に押し付ける力を増加し、偏荷重Bを
加えるには、先に述べた通り、シリンダ装置56で調整
ロッド46と取付治具Bと修正治具61を介して被加工
物60をラップ定盤10に押し付ける力を増加させるこ
とにより行えば良い。
【0037】次に、第1ステップS1において、[{(D
CRA+DCRB)/2}+DCRC]/2 の式で算
出される値が規定値以上であるか否かを判別し、YES
であれば第4ステップS4に進み、ここでDCRSAの
値と、DCRBの値と、DCRCの値が規格内であれば
加工終了と判断し、これらの値が規格外であれば不良と
判断する。
【0038】以上のフローに従って被加工物60の中央
部と左端部と右端部のそれぞれの薄膜磁気ヘッド素子の
抵抗測定値を基にラップ加工を行い、抵抗測定値に合わ
せて適宜偏荷重Aあるいは偏荷重Bを加えつつラップ加
工を行うことで、修正治具61により修正不可能であっ
た微小な被加工物60の反りに起因する微小ラップ加工
不良をも無くすることができる。従って薄膜磁気ヘッド
のギャップ部分のラップ加工というような極めて高い精
度が要求されるラップ加工であっても、先に説明のラッ
プ装置Aを用い、更に図8に示すフローに基づいて加工
することで支障なくラップ加工を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、保
持部に支持した被加工物をラップ定盤に押し付けつつラ
ップ加工する場合に、保持部を首振り自在にかつラップ
定盤の径方向かそれに平行な方向に移動自在に構成する
ならば、ラップ定盤の研摩面に均一に被加工物を押し付
けることができるので、ラップ加工の精度を高めること
ができ、ラップ定盤の片減りを防止することができる。
次に、保持部を首振り自在に構成する場合、保持部を支
持した支持軸をその軸回りに90゜以下の角度範囲で交
互に左右に首振り自在とすることで被加工物を首振りさ
せながらラップ定盤に押し付けつつラップ加工すること
ができる。
【0040】次に、被加工物を取り付けた保持部が、被
加工物を取り付けた修正治具と、この修正治具を把持す
る取付治具と、前記修正治具の中央部と両端部を別々な
押圧力でラップ定盤側に押し付け自在な押圧機構を具備
してなることで、被加工物に偏荷重を加えつつラップ加
工ができるので、被加工物に反りなどの変形が生じてい
た場合であっても、高精度でラップ加工ができる特徴が
ある。特に被加工物がGMR素子を備えた薄膜磁気ヘッ
ドが形成された基板である場合、GMR素子の性能を左
右する書込ヘッドのギャップ部分と読取ヘッドのギャッ
プ部分との両方をラップ加工で加工することになるの
で、高精度なラップ加工ができることにより、読出ヘッ
ドと書込ヘッドの両方のギャップ深さと書込用磁極の先
端部分のスロートハイトを正確に加工することができ
る。押圧機構の具体的な構造として、被加工物の中央部
と両端部を別個に押圧可能な複数のロッドをラップ定盤
に対して接近離間自在に配置した構造を採用することが
でき、この構造においても被加工物に偏荷重を加えつつ
ラップ加工ができるので、被加工物に反りなどの変形が
生じていた場合であっても、高精度でラップ加工ができ
る特徴がある。
【0041】次に、取付治具に被加工物の両端部ととも
に三角形の頂点位置に位置するように研摩バランス調整
用のダミーヘッドを設けてなるならば、取付治具を介し
てラップ定盤に被加工物とダミーヘッドを押し付けつつ
ラップ加工を行う際に、押し付け部分を3点とすること
ができ、押し付け力を均等かつ安定的に負荷できるの
で、被加工物をラップ定盤に均等に押し付けることがで
き、被加工物のラップ加工精度を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るラップ装置の一実施形態の斜視
図。
【図2】 図1に示すラップ装置の正面図。
【図3】 図1に示すラップ装置のベース盤の揺動機構
を示す構成図。
【図4】 図1に示すラップ装置の保持部の拡大正面
図。
【図5】 図1に示すラップ装置の保持部の拡大側面
図。
【図6】 図1に示すラップ装置に装着される取付治具
と矯正治具と被加工物の斜視図。
【図7】 図1に示すラップ装置で被加工物をラップ加
工している状態を示す斜視図。
【図8】 図1に示すラップ装置で被加工物をラップ加
工する場合のラップ加工量の制御状態を説明するための
フローチャート。
【図9】 被加工物に負荷する荷重状態を説明する図。
【図10】 一般的なウエハ上に形成した多数の磁気ヘ
ッド素子の整列状態を示す略図。
【図11】 図10に示すウエハから切り出したバーを
示す斜視図。
【図12】 図11に示すバーの角部の薄膜磁気ヘッド
素子の拡大図。
【図13】 図12に示す薄膜磁気ヘッド素子の拡大
図。
【符号の説明】
A・・・ラップ装置、B・・・取付治具、K・・・ベース盤揺動
機構、F・・・首振り機構、H・・・加圧機構、10・・・ラッ
プ定盤、11・・・ベース盤、13・・・支持軸、15・・・保
持部、17・・・研摩面、18・・・レール部、19・・・レー
ル受け部、40・・・押圧ロッド、45、46・・・調整ロッ
ド、47、48・・・揺動ロッド、55、56・・・シリンダ
装置、55a、56a・・・ピストンロッド、60・・・被加
工物、60a・・・ラップ加工面、61・・・修正治具、70
・・・ダミーヘッド。
フロントページの続き Fターム(参考) 3C058 AA07 AA09 AA12 AA19 AB01 AB04 AB06 AB09 BA05 CB01 CB10 DA16 5D093 AA05 AC08 FA22 HA03 HA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研摩液が供給され回転自在に設けられた
    円盤型のラップ定盤と、被加工物を保持するとともに前
    記ラップ定盤に対して被加工物を押し付けるための1つ
    以上の保持部と、前記ラップ定盤に対して起立状態で設
    けられて該保持部を支持する支持軸と、該支持軸をその
    軸回りに首振り回動させる首振り機構と、前記支持軸を
    その軸回りに回転自在に支持したベース盤と、該ベース
    盤をラップ定盤の径方向または径方向とほぼ平行な方向
    に往復運動させるベース盤揺動機構とを具備してなるこ
    とを特徴とする定寸ラップ装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部を支持した支持軸がその軸回
    りに90゜以下の角度範囲で交互に左右に首振り自在と
    されてなることを特徴とする請求項1記載の定寸ラップ
    装置。
  3. 【請求項3】 被加工物を支持する前記保持部が、被加
    工物を取り付けた修正治具と、この修正治具を把持する
    取付治具と、前記修正治具の中央部側と両端部側を別々
    な押圧力でラップ定盤側に押し付け自在な加圧機構を具
    備してなることを特徴とする請求項1または2に記載の
    定寸ラップ装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部に複数本のロッドが前記ラッ
    プ定盤に対して個々に接近離間自在に設けられ、前記ロ
    ッドが前記保持部に支持された被加工物の両端部側と中
    央部側を別個にラップ定盤側に加圧自在にされてなるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の定寸ラ
    ップ装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部に前記被加工物を固定した取
    付治具が設けられ、この取付治具に研磨バランス調整用
    のダミーヘッドが取り付けられ、前記被加工物とダミー
    ヘッドとの中間点に前記支持軸によるラップ定盤への加
    圧点が設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の定寸ラップ装置。
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