JP2000158046A - プレスブレーキ用板材保持具 - Google Patents

プレスブレーキ用板材保持具

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JP2000158046A
JP2000158046A JP10341831A JP34183198A JP2000158046A JP 2000158046 A JP2000158046 A JP 2000158046A JP 10341831 A JP10341831 A JP 10341831A JP 34183198 A JP34183198 A JP 34183198A JP 2000158046 A JP2000158046 A JP 2000158046A
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JP
Japan
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press brake
plate
holder
press
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JP10341831A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Amano
裕文 天野
Hiroshi Ueda
博 上田
Yoshihiro Takagi
義宏 高榎
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、加工形状の対応性や少量加
工にも対応可能であり、かつ安全性の高いプレスブレー
キ用板材保持具を提供するものである。 【解決手段】 プレスブレーキ20により鉄板などの板
材30の曲げ加工を行う際に、曲げ加工を行う板材30
を保持するプレスブレーキ用板材保持具10a、10b
であって、前記板材30を着脱自在に保持できる板材保
持部11a、11bと、保護カバー12で囲まれた2個
の握持部13を備えてなり、双方の握持部13、13は
独立に安全スイッチ14を有しており、双方の安全スイ
ッチ14、14を同時に押した状態でのみプレスブレー
キ20の作動スイッチ23が作動するようになされてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスブレーキ用
板材保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属板などの板材の曲げ加工を行
う方法としては、プレスブレーキ、ロールフォーミン
グ、スイングベンダーなど幾種類もの加工機械がある
が、そのなかでプレスブレーキは、選択可能な加工形状
の範囲が幅広く、フレキシビリテイーの高い設備と言え
る一方、機械の構造上作業する作業員にとっては安全作
業に細心の注意を払う必要のある設備である。その最大
の原因は、曲げ加工を進めると共に、板材が位置と角度
を変えながら動いていくために、それに追従して作業者
が板材を保持しなければならないという点である。従っ
て、生産設備として連続操業を行う際には曲げ加工を行
う前の板材のピッキングと設備への投入、さらには、板
材の曲げ加工終了後の板材のピッキングと置場への移動
等、これら全てを完全自動のロボットで行うということ
が、一般的に行われている。又、一方では、作業の安全
に配慮しながら、板材の保持を完全に人手で行うという
ことも実際には行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】板材の投入から曲げ加
工後の搬出までをすべてロボットで対応するのは、人手
が介入せず安全性、生産性においては優れている。しか
しながら、このプレスブレーキの様な曲げ機を試験機ま
たは、試作機として利用しようとすると、ロボットで
は、様々な形状や少量の加工に対応するのに適していな
い。又、設備投資費が多額になり、加工コストが高くな
る。一方、板材の投入から、加工後の搬出までを人手で
行うのは、様々な加工形状にきめ細かく対応可能であ
り、柔軟性には優れるが、作業者は安全作業に細心の注
意を払う必要がある。
【0004】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、加
工形状の対応性や少量加工にも対応可能であり、かつ安
全性の高いプレスブレーキ用板材保持具を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
プレスブレーキ用板材保持具は、プレスブレーキにより
鉄板などの板材の曲げ加工を行う際に、曲げ加工を行う
板材を保持するプレスブレーキ用板材保持具であって、
前記板材を着脱自在に保持できる板材保持部と、保護カ
バーで囲まれた2個の握持部を備えてなり、双方の握持
部は独立に安全スイッチを有しており、双方の安全スイ
ッチを同時に押した状態でのみプレスブレーキの作動ス
イッチが作動するようになされているものである。
【0006】請求項2記載の本発明のプレスブレーキ用
板材保持具は、プレスブレーキにより鉄板などの板材の
曲げ加工を行う際に、曲げ加工を行う板材を保持する一
対のプレスブレーキ用板材保持具であって、前記板材を
着脱自在に保持できる板材保持部と、保護カバーで囲ま
れた握持部を備えてなり、双方の握持部は独立に安全ス
イッチを有しており、双方の安全スイッチを同時に押し
た状態でのみプレスブレーキの作動スイッチが作動する
ようになされているものである。
【0007】
【作用】請求項1、2記載の本発明のプレスブレーキ用
板材保持具は、2個の握持部を備え、双方の握持部の安
全スイッチを同時に押した状態でのみプレスブレーキの
作動スイッチが作動するようになされているので、双方
の安全スイッチを同時におさなければならないので、プ
レスブレーキの作動時、両手は常に握持部を握ってお
り、握持部は保護カバーで囲まれているので両手は安全
である。更に、プレスブレーキ用板材保持具には、板材
等を着脱自在にできる板材保持部があるので、作業者が
板材を保持する必要はなくより安全に作業することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1(イ)、図1(ロ)、図1
(ハ)は、本発明の実施例を示すプレスブレーキで板材
を加工を示す説明図、図2(イ)、図2(ロ)は、プレ
スブレーキ用板材保持具を示す説明図、図3(イ)、図
3(ロ)は、プレスブレーキ用板材保持具を示す説明図
である。
【0009】図1に示すように、本実施例のプレスブレ
ーキ用板材保持具10a、10bは、プレスブレーキ2
0により鉄板などの板材30の曲げ加工を行う際に、曲
げ加工を行う板材を保持する保持具である。プレスブレ
ーキ用板材保持具10a、10bは、前記板材30を着
脱自在にできる板材保持部11と、プレスブレーキ20
の作動スイッチ23に連動した安全スイッチ14を備
え、保護カバーで囲まれて前記板材保持部11の両端に
固着された2個の握持部13とから形成されている。
【0010】プレスブレーキ20は、様々な形状の板材
30の曲げ加工ができる機械である。折り曲げる板材3
0を上下の金型に挟んで上型を油圧で加圧して様々な形
状に曲げ加工が可能である。プレスブレーキ20の上型
の上下作動は、作動スイッチ23で動作するようになさ
れている。作動スイッイ23は両手はプレスブレーキ用
板材保持具10の握持部13を握っているので、足で操
作できる様に、作業者の足元に設けられている。
【0011】図2に示す様に、プレスブレーキ用板材保
持具10aの板材保持部11aは、板材30に着脱自在
に固着し易い様に平坦な形状になされている。板材保持
部11は電磁石からなり電磁石の作用で板材30を着脱
自在に保持できる様になされている。そのため板材30
へのプレスブレーキ用板材保持具10aの取り付け取り
外しを容易に行うことができる。板材保持部11aは、
電磁石の他に吸盤の類や空気を利用した吸引を用いて板
材30を着脱自在にすることもできる。
【0012】プレスブレーキ用板材保持具10aの握持
部13は、板材保持部11aに固着されプレスブレーキ
用板材保持具10aを保持できるようになされている。
握持部13は、保護カバー12で囲まれて、安全に保護
されている。更に、握持部13には安全スイッチ14が
設けられ、安全スイッチ14は、プレスブレーキ20の
作動スイッチ23に連動している。
【0013】握持部13に設けられた安全スイッチ14
は、プレスブレーキ20の制御装置(不図示)に連結さ
れている。即ち、プレスブレーキ20の作動スイッチ2
3の作動回路に直列に接続配線されている。更に、それ
ぞれの安全スイッチ14、14は直列に配線されてい
る。その為に双方の握持部の安全スイッチ14、14を
同時に押した状態でのみプレスブレーキ20の作動スイ
ッチ23が作動するようになされている。このように、
安全スイッチ14、14は同時に押さないとプレスブレ
ーキ20の作動スイッチ23は動作しない様になってい
るので、両手は握持部13を同時にぎることになり、不
用意に作業者の手が上型21、下型22に接近するよう
な事はない。
【0014】又、図3に示す様に、プレスブレーキ用板
材保持具10bは、プレスブレーキ20により鉄板など
の板材の曲げ加工を行う際に、曲げ加工を行う板材30
を保持し易い様に、固着面積の小さな、一対のプレスブ
レーキ用板材保持具10b、10bを分離配置して用い
ることもできる。分離配置することにより一対のプレス
ブレーキ用板材保持具10b、10bは取り付け位置が
任意にでき、小物の板材30のように形状が複雑な板材
30への取り付け保持がし易くなる。
【0015】図2のプレスブレーキ用板材保持具10a
と同様に、プレスブレーキ用板材保持具10bには、前
記板材30を着脱自在にできる板材保持部11bと、プ
レスブレーキ20の作動スイッチ23に連動した安全ス
イッチ14を備え、保護カバー12で囲まれて前記板材
保持部11に固着された握持部13とからなり、双方の
握持部13の安全スイッチ14を同時に押した状態での
みプレスブレーキ20の作動スイッチ23が作動するよ
うになされている。
【0016】板材30は、鋼板等の金属板、金属板とそ
の他樹脂とをあわせた複合材が用いられている。形状は
小さい短尺ものから、長尺ものまで加工範囲は広い。本
実施例では、プレスブレーキ用板材保持具10a、10
bを用いて、安全性、形状適応性等について比較実施し
た。実施例の板材30には、形状A、形状Bをした軽量
鋼板を用いている。
【0017】実施例1にはプレスブレーキ用板材保持具
10aを用いている。実施例2にはプレスブレーキ用板
材保持具10b、10bを用いている。比較例では、上
記保持具は使用していない。形状Aは、厚み0.3ミ
リ、幅200ミリ、長さ800ミリを用いて20ミリ、
160ミリ、20ミリのコの字形に成形されている。形
状Bは、厚み0.5ミリ、幅600ミリ、長さ1800
ミリを用いて200ミリ、300ミリ、100ミリのコ
の字形に成形されている。比較実施の結果は表1の通り
である。
【0018】
【表1】
【0019】上記実施例の様に、実施例1は長尺の形状
の曲げに、実施例2は短尺の形状の曲げに適しているこ
とが判る。尚本実施例と比較する為に自動曲げ加工をロ
ボットで実施したが、形状Aについては、実施できたが
形状Bの長尺ものについてはロボットでの曲げはできな
かった。プレスブレーキ用板材保持具10a、10bを
用いての作業性については、形状A,B共にプレスブレ
ーキ用板材保持具10a、10bを用いない場合に比べ
遜色なく、安全性については、確実な安全作業が確認で
きた。
【0020】以上の様に、本発明のプレスブレーキ用板
材保持具10a、10bは、保護カバー12で囲まれて
プレスブレーキ20の作動スイッチ23に連動した安全
スイッチ14を備えた握持部13を有し、且つプレスブ
レーキ用板材保持具10a、10bには前記板材30を
着脱自在にできる板材保持部11a、11bを有し、握
持部13の安全スイッチ14、14を同時に押した状態
でのみプレスブレーキ20の作動スイッチ23が作動す
るようになされているので、プレスブレーキ20の作動
時、両手は常に握持部13、13を握っており、握持部
13、13は保護カバー12、12で囲まれているので
両手は安全である。更に、プレスブレーキ用板材保持具
10a、10bには、板材30等を着脱自在に保持でき
る板材保持部11があるので、作業者が板材30を保持
する必要はなくより安全に作業することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1、2記載の本発明のプレスブレ
ーキ用板材保持具は、上記の様になされているので、双
方の安全スイッチを同時におさなければならないので、
プレスブレーキの作動時、両手は常に握持部を握ってお
り、握持部は保護カバーで囲まれていて両手は安全であ
る。更に、プレスブレーキ用板材保持具には、板材等を
着脱自在にできる板材保持部があるので、作業者が板材
を保持する必要はなくより安全に作業することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(イ)、図1(ロ)、図1(ハ)は、本発
明の実施例を示すプレスブレーキで板材を加工を示す説
明図である。
【図2】図2(イ)、図2(ロ)は、プレスブレーキ用
板材保持具を示す説明図である。
【図3】図3(イ)、図3(ロ)は、プレスブレーキ用
板材保持具を示す説明図である。
【符号の説明】
10a、10b プレスブレーキ用板材保持具 11a、11b 板材保持部 12 保護カバー 13 握持部 14 安全スイッチ 20 プレスブレーキ 21 上型 22 下型 23 作動スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスブレーキにより鉄板などの板材の
    曲げ加工を行う際に、曲げ加工を行う板材を保持するプ
    レスブレーキ用板材保持具であって、前記板材を着脱自
    在に保持できる板材保持部と、保護カバーで囲まれた2
    個の握持部を備えてなり、双方の握持部は独立に安全ス
    イッチを有しており、双方の安全スイッチを同時に押し
    た状態でのみプレスブレーキの作動スイッチが作動する
    ようになされていることを特徴とするプレスブレーキ用
    板材保持具。
  2. 【請求項2】 プレスブレーキにより鉄板などの板材の
    曲げ加工を行う際に、曲げ加工を行う板材を保持する一
    対のプレスブレーキ用板材保持具であって、前記板材を
    着脱自在に保持できる板材保持部と、保護カバーで囲ま
    れた握持部を備えてなり、双方の握持部は独立に安全ス
    イッチを有しており、双方の安全スイッチを同時に押し
    た状態でのみプレスブレーキの作動スイッチが作動する
    ようになされていることを特徴とするプレスブレーキ用
    板材保持具。
JP10341831A 1998-12-01 1998-12-01 プレスブレーキ用板材保持具 Pending JP2000158046A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5682701B2 (ja) * 2011-03-03 2015-03-11 新日鐵住金株式会社 シートメタルの曲げ加工方法および製品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5682701B2 (ja) * 2011-03-03 2015-03-11 新日鐵住金株式会社 シートメタルの曲げ加工方法および製品
US9539630B2 (en) 2011-03-03 2017-01-10 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Method for bending sheet metal and product of sheet metal

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