JP2000155989A - 印刷記録媒体 - Google Patents
印刷記録媒体Info
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- JP2000155989A JP2000155989A JP10328604A JP32860498A JP2000155989A JP 2000155989 A JP2000155989 A JP 2000155989A JP 10328604 A JP10328604 A JP 10328604A JP 32860498 A JP32860498 A JP 32860498A JP 2000155989 A JP2000155989 A JP 2000155989A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 再生装置への出入れや記録データの再生を安
定的かつ確実に行い、記録データを破壊することなく高
品質な印刷を行う。 【解決手段】 比較的厚い光記録部材20の上に極薄い
感熱発色層23が設けられる印刷記録媒体19aは、そ
の厚みが光記録部材20のスペックとほぼ同じであり、
媒体19aの再生装置への出入れおよび記録データの再
生が安定的かつ確実である。また、光記録部材20と感
熱発色層23または発色部材との間の断熱層によって、
印刷時の熱が光記録部材20へ伝わることが防止され、
光記録部材20の記録データの熱による破壊が阻止でき
る。さらに、光記録部材20と感熱発色層23または発
色部材との間の弾性層によって、サーマルヘッドとの密
着性が向上し、光記録部材20の反りや厚みの違いによ
る密着性の低下が緩和され、高品位な印刷が可能とな
る。
定的かつ確実に行い、記録データを破壊することなく高
品質な印刷を行う。 【解決手段】 比較的厚い光記録部材20の上に極薄い
感熱発色層23が設けられる印刷記録媒体19aは、そ
の厚みが光記録部材20のスペックとほぼ同じであり、
媒体19aの再生装置への出入れおよび記録データの再
生が安定的かつ確実である。また、光記録部材20と感
熱発色層23または発色部材との間の断熱層によって、
印刷時の熱が光記録部材20へ伝わることが防止され、
光記録部材20の記録データの熱による破壊が阻止でき
る。さらに、光記録部材20と感熱発色層23または発
色部材との間の弾性層によって、サーマルヘッドとの密
着性が向上し、光記録部材20の反りや厚みの違いによ
る密着性の低下が緩和され、高品位な印刷が可能とな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Di
sk)、CD−ROM(Read Only Memory)およびCD−
R(Recordable)などの光記録部材と、熱によって発色
する発色層とを備える印刷記録媒体に関する。
sk)、CD−ROM(Read Only Memory)およびCD−
R(Recordable)などの光記録部材と、熱によって発色
する発色層とを備える印刷記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】再生装置によって記録データが再生され
るCD、CD−ROMおよびCD−Rなどの光記録媒体
において、その一方表面はデータの記録や読出しを行う
データ記録読出し面として使用され、他方表面は一般に
タイトルなどを印刷する印刷表示面として使用される。
るCD、CD−ROMおよびCD−Rなどの光記録媒体
において、その一方表面はデータの記録や読出しを行う
データ記録読出し面として使用され、他方表面は一般に
タイトルなどを印刷する印刷表示面として使用される。
【0003】一方、紙などの基材上に感熱発色層を設け
た感熱印刷シートである印刷媒体が、たとえば特開平3
−43293号公報および特開平5−69566号公報
に開示されている。感熱発色層はイエロー、マゼンタお
よびシアンに発色する3つの発色層から成り、多色感熱
印刷シートにサーマルヘッドなどを用いて熱を加えて発
色させて印刷する、いわゆるTA(Thermo-Auto Chrom
e)方式の印刷装置を用いて印刷される。
た感熱印刷シートである印刷媒体が、たとえば特開平3
−43293号公報および特開平5−69566号公報
に開示されている。感熱発色層はイエロー、マゼンタお
よびシアンに発色する3つの発色層から成り、多色感熱
印刷シートにサーマルヘッドなどを用いて熱を加えて発
色させて印刷する、いわゆるTA(Thermo-Auto Chrom
e)方式の印刷装置を用いて印刷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光記録媒体は、再生装
置に挿入された後、クランプされ、回転させながらデー
タ記録読出し面の側からピックアップを介してレーザ光
が照射されて、記録データが再生される。このような光
記録媒体に対して、再生装置への出入れや記録データの
再生を安定かつ確実に行うために、厚みや反りなどに関
するスペックが定められている。たとえば、厚みのスペ
ックは1.2mmであり、反りの許容範囲は400μm
以内である。したがって、印刷表示面にタイトルなどを
印刷するに当たって、媒体の厚みは上記のスペックに近
いことが好ましい。
置に挿入された後、クランプされ、回転させながらデー
タ記録読出し面の側からピックアップを介してレーザ光
が照射されて、記録データが再生される。このような光
記録媒体に対して、再生装置への出入れや記録データの
再生を安定かつ確実に行うために、厚みや反りなどに関
するスペックが定められている。たとえば、厚みのスペ
ックは1.2mmであり、反りの許容範囲は400μm
以内である。したがって、印刷表示面にタイトルなどを
印刷するに当たって、媒体の厚みは上記のスペックに近
いことが好ましい。
【0005】また、上記印刷媒体を光記録媒体の印刷表
示面に貼付け、印刷装置を用いてタイトルなどを印刷す
ることが考えられる。このような印刷に当たり、記録デ
ータが破壊されないことが要求される。たとえばサーマ
ルヘッドから印加される熱がデータ記録層に過剰に伝わ
ると、記録されたデータが破壊されてしまう。また、高
い印刷品質が要求される。光記録媒体が通常有する反り
や厚みの違いによって、サーマルヘッドと印刷媒体との
密着性が悪くなり、サーマルヘッドからの熱が印刷媒体
の発色層に均一に与えられなかった場合、印刷品質が低
下する。光記録媒体には、通常20μm程度の反りが生
じている。
示面に貼付け、印刷装置を用いてタイトルなどを印刷す
ることが考えられる。このような印刷に当たり、記録デ
ータが破壊されないことが要求される。たとえばサーマ
ルヘッドから印加される熱がデータ記録層に過剰に伝わ
ると、記録されたデータが破壊されてしまう。また、高
い印刷品質が要求される。光記録媒体が通常有する反り
や厚みの違いによって、サーマルヘッドと印刷媒体との
密着性が悪くなり、サーマルヘッドからの熱が印刷媒体
の発色層に均一に与えられなかった場合、印刷品質が低
下する。光記録媒体には、通常20μm程度の反りが生
じている。
【0006】本発明の目的は、再生装置への出入れや記
録データの再生が安定的にかつ確実に行え、記録データ
を破壊することなく高品質な印刷が可能な印刷記録媒体
を提供することである。
録データの再生が安定的にかつ確実に行え、記録データ
を破壊することなく高品質な印刷が可能な印刷記録媒体
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、光反射層とデ
ータ記録層とを有し、一方がデータ記録読出し面で、他
方が印刷表示面で構成される光記録部材と、印刷表示面
側に設けられ、熱によって発色する発色層とを備えるこ
とを特徴とする印刷記録媒体である。
ータ記録層とを有し、一方がデータ記録読出し面で、他
方が印刷表示面で構成される光記録部材と、印刷表示面
側に設けられ、熱によって発色する発色層とを備えるこ
とを特徴とする印刷記録媒体である。
【0008】本発明に従えば、たとえば1.2mmの比
較的厚い光記録部材上に発色層が設けられて印刷記録媒
体が構成される。発色層の厚さは、数μm〜数十μmの
極薄いものであり、印刷記録媒体の厚みは光記録部材の
スペックとほぼ同じとなる。したがって、印刷記録媒体
の再生装置への出入れを安定かつ確実に行うことができ
る。また、記録データを安定的にかつ確実に再生するこ
とができる。
較的厚い光記録部材上に発色層が設けられて印刷記録媒
体が構成される。発色層の厚さは、数μm〜数十μmの
極薄いものであり、印刷記録媒体の厚みは光記録部材の
スペックとほぼ同じとなる。したがって、印刷記録媒体
の再生装置への出入れを安定かつ確実に行うことができ
る。また、記録データを安定的にかつ確実に再生するこ
とができる。
【0009】また本発明は、前記光記録部材と発色層と
の間に、発色時に印加される熱の光記録部材への伝達を
防ぐ断熱層を設けたことを特徴とする。
の間に、発色時に印加される熱の光記録部材への伝達を
防ぐ断熱層を設けたことを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、タイトルなどの印刷時に
は、サーマルヘッドなどから発色層へ熱が印加される。
このとき、光記録部材と発色層との間の断熱層によっ
て、熱が光記録部材へ伝わることが防止される。したが
って、光記録部材に記録されたデータの熱による破壊を
阻止することができる。
は、サーマルヘッドなどから発色層へ熱が印加される。
このとき、光記録部材と発色層との間の断熱層によっ
て、熱が光記録部材へ伝わることが防止される。したが
って、光記録部材に記録されたデータの熱による破壊を
阻止することができる。
【0011】また本発明は、前記光記録部材と発色層と
の間に、発色時に印加される熱の発色層への伝達を均一
化する弾性層を設けたことを特徴とする。
の間に、発色時に印加される熱の発色層への伝達を均一
化する弾性層を設けたことを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、光記録部材と発色層との
間の弾性層は光記録部材の反りや厚みの違いを吸収する
ので、タイトルなどの印刷時においてサーマルヘッドと
発色層との密着性が向上する。したがって、高品位な印
刷が可能となる。
間の弾性層は光記録部材の反りや厚みの違いを吸収する
ので、タイトルなどの印刷時においてサーマルヘッドと
発色層との密着性が向上する。したがって、高品位な印
刷が可能となる。
【0013】また、光記録部材と発色層との間に断熱層
と弾性層とをともに設けることによって、サーマルヘッ
ドからの熱が光記録部材へ伝わることが防止できるとと
もにサーマルヘッドと発色層との密着性が高まり、記録
データの熱による破壊を阻止しかつ高品位な印刷が可能
となる。
と弾性層とをともに設けることによって、サーマルヘッ
ドからの熱が光記録部材へ伝わることが防止できるとと
もにサーマルヘッドと発色層との密着性が高まり、記録
データの熱による破壊を阻止しかつ高品位な印刷が可能
となる。
【0014】また本発明は、光反射層とデータ記録層と
を有し、一方がデータ記録読出し面で、他方が印刷表示
面で構成される光記録部材と、印刷表示面側に設けられ
る発色部材であって、熱によって発色する発色層を基材
上に有する発色部材と、光記録部材と発色部材との間に
設けられ、発色時に印加される熱の光記録部材への伝達
を防ぐ断熱層とを備えることを特徴とする印刷記録媒体
である。
を有し、一方がデータ記録読出し面で、他方が印刷表示
面で構成される光記録部材と、印刷表示面側に設けられ
る発色部材であって、熱によって発色する発色層を基材
上に有する発色部材と、光記録部材と発色部材との間に
設けられ、発色時に印加される熱の光記録部材への伝達
を防ぐ断熱層とを備えることを特徴とする印刷記録媒体
である。
【0015】本発明に従えば、印刷時においてサーマル
ヘッドからの熱が光記録部材へ伝わることを防止する上
述したような断熱層が、光記録部材と発色部材との間に
設けられる。したがって、基材上に発色層を設けた発色
部材を有する印刷記録媒体においても、記録データの熱
による破壊を阻止することができる。
ヘッドからの熱が光記録部材へ伝わることを防止する上
述したような断熱層が、光記録部材と発色部材との間に
設けられる。したがって、基材上に発色層を設けた発色
部材を有する印刷記録媒体においても、記録データの熱
による破壊を阻止することができる。
【0016】また本発明は、前記光記録部材と発色層と
の間に、前記断熱層に代わって、発色時に印加される熱
の発色層への伝達を均一化する弾性層を設けたことを特
徴とする。
の間に、前記断熱層に代わって、発色時に印加される熱
の発色層への伝達を均一化する弾性層を設けたことを特
徴とする。
【0017】本発明に従えば、印刷時においてサーマル
ヘッドと発色層との密着性を高め、たとえば光記録部材
が有する反りや厚みの違いによる密着性の低下を緩和す
る上述したような弾性層が、光記録部材と発色部材との
間に設けられる。したがって、基材上に発色層を設けた
発色部材を有する印刷記録媒体においても、高品位な印
刷が可能となる。
ヘッドと発色層との密着性を高め、たとえば光記録部材
が有する反りや厚みの違いによる密着性の低下を緩和す
る上述したような弾性層が、光記録部材と発色部材との
間に設けられる。したがって、基材上に発色層を設けた
発色部材を有する印刷記録媒体においても、高品位な印
刷が可能となる。
【0018】また本発明は、前記光記録部材と発色層と
の間に、前記断熱層に加えて、発色時に印加される熱の
発色層への伝達を均一化する弾性層を設けたことを特徴
とする。
の間に、前記断熱層に加えて、発色時に印加される熱の
発色層への伝達を均一化する弾性層を設けたことを特徴
とする。
【0019】本発明に従えば、光記録部材と発色部材と
の間に断熱層と弾性層とをともに設けることによって、
サーマルヘッドから与えられる熱が光記録部材へ伝わる
ことを防止するとともにサーマルヘッドと発色層との密
着性を高めることができ、記録データの熱による破壊を
阻止しかつ高品位な印刷が可能となる。
の間に断熱層と弾性層とをともに設けることによって、
サーマルヘッドから与えられる熱が光記録部材へ伝わる
ことを防止するとともにサーマルヘッドと発色層との密
着性を高めることができ、記録データの熱による破壊を
阻止しかつ高品位な印刷が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1(a)は、本発明の実施の第
1形態である印刷記録媒体19aを示す断面図であり、
図1(b)は、印刷記録媒体19aの感熱発色層23を
詳細に示す断面図である。印刷記録媒体19aは、光記
録部材20の印刷表示面20aの上に感熱発色層23を
設けて構成される。
1形態である印刷記録媒体19aを示す断面図であり、
図1(b)は、印刷記録媒体19aの感熱発色層23を
詳細に示す断面図である。印刷記録媒体19aは、光記
録部材20の印刷表示面20aの上に感熱発色層23を
設けて構成される。
【0021】光記録部材20は、光反射層とデータ記録
層とを有し、たとえばポリカーボネイトなどから成る基
板30の上に、データ記録層である有機色素層25と、
金属などからなる光反射層26と、紫外線硬化樹脂など
から成る保護層27とを、この順番に積層して構成され
る。また、光記録部材20は、一方がデータ記録読出し
面で、他方が印刷表示面で構成される。たとえば、基板
30の側がデータ記録読出し面20bであり、保護層2
7の側が印刷表示面20aである。光記録部材20で
は、データ記録読出し面20bの側からピックアップ3
9を介してレーザ光を照射することによって、有機色素
層25を相変化させてデータの記録を行い、またデータ
を読取る。
層とを有し、たとえばポリカーボネイトなどから成る基
板30の上に、データ記録層である有機色素層25と、
金属などからなる光反射層26と、紫外線硬化樹脂など
から成る保護層27とを、この順番に積層して構成され
る。また、光記録部材20は、一方がデータ記録読出し
面で、他方が印刷表示面で構成される。たとえば、基板
30の側がデータ記録読出し面20bであり、保護層2
7の側が印刷表示面20aである。光記録部材20で
は、データ記録読出し面20bの側からピックアップ3
9を介してレーザ光を照射することによって、有機色素
層25を相変化させてデータの記録を行い、またデータ
を読取る。
【0022】このような光記録部材20は、たとえば片
面からデータの記録および読出しを行う円盤状のCD、
CD−ROM、CD−RおよびCD−RW(ReWritabl
e)などの光ディスクで実現される。また、DVD(Dig
ital Video Disk)−ROM、DVD−RAM(Random
Access Memory)、DVD−RおよびDVD−RWなど
の光ディスクでも実現可能である。これらの光ディスク
に対する厚みのスペックは、1.2mmである。また、
反りの許容範囲は400μm以内である。
面からデータの記録および読出しを行う円盤状のCD、
CD−ROM、CD−RおよびCD−RW(ReWritabl
e)などの光ディスクで実現される。また、DVD(Dig
ital Video Disk)−ROM、DVD−RAM(Random
Access Memory)、DVD−RおよびDVD−RWなど
の光ディスクでも実現可能である。これらの光ディスク
に対する厚みのスペックは、1.2mmである。また、
反りの許容範囲は400μm以内である。
【0023】感熱発色層23は、イエロー、マゼンタお
よびシアンに発色する3つの発色層23a,23b,2
3cから成る。このような感熱発色層23は、特開平3
−43293号公報や特開平5−69566号公報など
に開示されたTA方式で印刷可能である。各発色層23
a,23b,23cの厚みは数μmである。
よびシアンに発色する3つの発色層23a,23b,2
3cから成る。このような感熱発色層23は、特開平3
−43293号公報や特開平5−69566号公報など
に開示されたTA方式で印刷可能である。各発色層23
a,23b,23cの厚みは数μmである。
【0024】イエロー発色層23aは、マイクロカプセ
ルに封入されたイエロー色素材料と、カプラーとを含ん
で構成され、20mJ/mm2 以上の熱エネルギの印加
によって、イエロー色素材料およびカプラーがマイクロ
カプセルを透過するようになり、両者が反応して発色す
る。また、イエロー発色層23aは、波長420nmの
光照射によって、未反応のイエロー色素材料が分解され
てそれ以上発色しなくなり、定着される。
ルに封入されたイエロー色素材料と、カプラーとを含ん
で構成され、20mJ/mm2 以上の熱エネルギの印加
によって、イエロー色素材料およびカプラーがマイクロ
カプセルを透過するようになり、両者が反応して発色す
る。また、イエロー発色層23aは、波長420nmの
光照射によって、未反応のイエロー色素材料が分解され
てそれ以上発色しなくなり、定着される。
【0025】マゼンタ発色層23bは、マイクロカプセ
ルに封入されたマゼンタ色素材料と、カプラーとを含ん
で構成され、40mJ/mm2 以上の熱エネルギの印加
によって、マゼンタ色素材料およびカプラーがマイクロ
カプセルを透過するようになり、両者が反応して発色す
る。また、マゼンタ発色層23bは、波長365nmの
光照射によって、未反応のマゼンタ色素材料が分解され
てそれ以上発色しなくなり、定着される。
ルに封入されたマゼンタ色素材料と、カプラーとを含ん
で構成され、40mJ/mm2 以上の熱エネルギの印加
によって、マゼンタ色素材料およびカプラーがマイクロ
カプセルを透過するようになり、両者が反応して発色す
る。また、マゼンタ発色層23bは、波長365nmの
光照射によって、未反応のマゼンタ色素材料が分解され
てそれ以上発色しなくなり、定着される。
【0026】シアン発色層23cは、マイクロカプセル
に封入されたシアン色素材料と、カプラーとを含んで構
成され、80mJ/mm2 以上の熱エネルギの印加によ
って、シアン色素材料およびカプラーがマイクロカプセ
ルを透過するようになり、両者が反応して発色する。
に封入されたシアン色素材料と、カプラーとを含んで構
成され、80mJ/mm2 以上の熱エネルギの印加によ
って、シアン色素材料およびカプラーがマイクロカプセ
ルを透過するようになり、両者が反応して発色する。
【0027】図2は、タイトルなどの印刷時に用いられ
る回転印刷装置10の概略的構成を示す斜視図である。
回転印刷装置10は、大別して、サーマルヘッド11、
バックアップローラ12および陰極管13,14を備
え、円盤状の印刷記録媒体Mに対して印刷を行う。ここ
で印刷記録媒体Mは具体的に前記印刷記録媒体19aで
実現される。
る回転印刷装置10の概略的構成を示す斜視図である。
回転印刷装置10は、大別して、サーマルヘッド11、
バックアップローラ12および陰極管13,14を備
え、円盤状の印刷記録媒体Mに対して印刷を行う。ここ
で印刷記録媒体Mは具体的に前記印刷記録媒体19aで
実現される。
【0028】サーマルヘッド11は、印刷記録媒体Mの
半径方向に延びるライン式のサーマルヘッドであり、ば
ね16によって印刷記録媒体Mをその表面から押圧す
る。ステッピングモータ15は、印刷記録媒体Mをその
軸回りに回転駆動する。バックアップローラ12は、そ
の表面がゴムで覆われ、サーマルヘッド11による表面
からの押圧に対して、印刷記録媒体Mを裏面から支持す
るローラであり、印刷記録媒体Mの回転に伴って回転す
る。陰極管13,14は、印刷記録媒体Mの発色層を定
着させる波長の光を発する。
半径方向に延びるライン式のサーマルヘッドであり、ば
ね16によって印刷記録媒体Mをその表面から押圧す
る。ステッピングモータ15は、印刷記録媒体Mをその
軸回りに回転駆動する。バックアップローラ12は、そ
の表面がゴムで覆われ、サーマルヘッド11による表面
からの押圧に対して、印刷記録媒体Mを裏面から支持す
るローラであり、印刷記録媒体Mの回転に伴って回転す
る。陰極管13,14は、印刷記録媒体Mの発色層を定
着させる波長の光を発する。
【0029】このような回転印刷装置10は、印刷記録
媒体Mの半径方向を主走査方向とし、印刷記録媒体Mの
円周方向を副走査方向として、印刷記録媒体Mの半径方
向および円周方向に配列する画素領域に対して、選択的
に熱を供給して発色させ、所定の波長光を照射して定着
させることによって、印刷を行う。
媒体Mの半径方向を主走査方向とし、印刷記録媒体Mの
円周方向を副走査方向として、印刷記録媒体Mの半径方
向および円周方向に配列する画素領域に対して、選択的
に熱を供給して発色させ、所定の波長光を照射して定着
させることによって、印刷を行う。
【0030】なお、サーマルヘッド11に代えて印刷記
録媒体Mの半径方向に沿って走査可能なシリアルヘッド
を用いることもでき、またバックアップローラ12に代
えてターンテーブルを用いることもできる。
録媒体Mの半径方向に沿って走査可能なシリアルヘッド
を用いることもでき、またバックアップローラ12に代
えてターンテーブルを用いることもできる。
【0031】記録データの再生時には、印刷記録媒体M
が再生装置に挿入され、クランプされ、回転させながら
データ記録読出し面20bの側からピックアップ39を
介してレーザ光が照射されて、記録データが再生され
る。
が再生装置に挿入され、クランプされ、回転させながら
データ記録読出し面20bの側からピックアップ39を
介してレーザ光が照射されて、記録データが再生され
る。
【0032】図1に示す第1形態の印刷記録媒体19a
は、比較的厚い光記録部材20の上に極薄い感熱発色層
23を設けたものであり、印刷記録媒体19aの厚みは
光記録部材20の厚みとほぼ同じである。したがって、
再生装置への印刷記録媒体19aの出入れが安定的にか
つ確実に行える。また、記録データを安定的にかつ確実
に再生することができる。さらに、回転印刷装置10へ
の印刷記録媒体19aの出入れも安定的にかつ確実に行
うことができて、印刷を安定かつ確実に行うことができ
る。
は、比較的厚い光記録部材20の上に極薄い感熱発色層
23を設けたものであり、印刷記録媒体19aの厚みは
光記録部材20の厚みとほぼ同じである。したがって、
再生装置への印刷記録媒体19aの出入れが安定的にか
つ確実に行える。また、記録データを安定的にかつ確実
に再生することができる。さらに、回転印刷装置10へ
の印刷記録媒体19aの出入れも安定的にかつ確実に行
うことができて、印刷を安定かつ確実に行うことができ
る。
【0033】図3(a)は、本発明の実施の第2形態で
ある印刷記録媒体19bを示す断面図である。印刷記録
媒体19bは、第1形態の印刷記録媒体19aと同様の
光記録部材20および感熱発色層23に加えて、光記録
部材20と感熱発色層23との間に設けられる断熱層2
8bを有する。印刷記録媒体19bは、たとえば光記録
部材20の上に断熱層28bを設けた後、感熱発色層2
3を設けることによって作成される。
ある印刷記録媒体19bを示す断面図である。印刷記録
媒体19bは、第1形態の印刷記録媒体19aと同様の
光記録部材20および感熱発色層23に加えて、光記録
部材20と感熱発色層23との間に設けられる断熱層2
8bを有する。印刷記録媒体19bは、たとえば光記録
部材20の上に断熱層28bを設けた後、感熱発色層2
3を設けることによって作成される。
【0034】図3(b)は、本発明の実施の第2形態の
他の例である印刷記録媒体19cを示す断面図である。
印刷記録媒体19cは、第1形態の印刷記録媒体19a
と同様の光記録部材20と、感熱発色層23に代わって
設けられる発色部材21と、光記録部材20と発色部材
21との間に設けられる断熱層28cとを備える。発色
部材21は、紙などの遮光性の基材22の上に、イエロ
ー、マゼンタおよびシアンに発色する3つの発色層23
a,23b,23cから成る前記感熱発色層23を有
し、感熱発色層23とは反対側の基材22の表面が接着
層24を介して光記録部材20の印刷表示面20aの上
の断熱層28cと接着される。
他の例である印刷記録媒体19cを示す断面図である。
印刷記録媒体19cは、第1形態の印刷記録媒体19a
と同様の光記録部材20と、感熱発色層23に代わって
設けられる発色部材21と、光記録部材20と発色部材
21との間に設けられる断熱層28cとを備える。発色
部材21は、紙などの遮光性の基材22の上に、イエロ
ー、マゼンタおよびシアンに発色する3つの発色層23
a,23b,23cから成る前記感熱発色層23を有
し、感熱発色層23とは反対側の基材22の表面が接着
層24を介して光記録部材20の印刷表示面20aの上
の断熱層28cと接着される。
【0035】たとえば、印刷記録媒体19cは光記録部
材20の印刷表示面20aの上に断熱層28cを設ける
一方、発色部材を準備する。ここで、準備する前記発色
部材とは、基材22の一方表面に感熱発色層23を設
け、感熱発色層23とは反対側の他方表面に接着層24
を設け、接着層24の上に離型紙を貼合わせたものであ
る。このような発色部材から離型紙を剥がし、露出した
接着層24と光記録部材20の上に設けられた断熱層2
8cとを貼合わせることによって、印刷記録媒体19c
が作成される。
材20の印刷表示面20aの上に断熱層28cを設ける
一方、発色部材を準備する。ここで、準備する前記発色
部材とは、基材22の一方表面に感熱発色層23を設
け、感熱発色層23とは反対側の他方表面に接着層24
を設け、接着層24の上に離型紙を貼合わせたものであ
る。このような発色部材から離型紙を剥がし、露出した
接着層24と光記録部材20の上に設けられた断熱層2
8cとを貼合わせることによって、印刷記録媒体19c
が作成される。
【0036】またあるいは、印刷記録媒体19cは光記
録部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28cを設
け、その上に接着層24を設けて基材22を貼合わせ、
さらにその上に感熱発色層23を設けることによって、
作成される。ここで、接着性を有する断熱層28cを設
ける場合、接着層24は不要である。
録部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28cを設
け、その上に接着層24を設けて基材22を貼合わせ、
さらにその上に感熱発色層23を設けることによって、
作成される。ここで、接着性を有する断熱層28cを設
ける場合、接着層24は不要である。
【0037】さらにあるいは、印刷記録媒体19cは光
記録部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28cを
設け、さらに接着層24を設ける一方、発色部材を準備
する。ここで、準備する前記発色部材とは、基材22の
一方表面に感熱発色層23を設けたものである。このよ
うな発色部材の基材22と断熱層28cの上の接着層2
4とを貼合わせることによって、印刷記録媒体19cが
作成される。ここで、接着性を有する断熱層28cを設
ける場合、接着層24は不要である。
記録部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28cを
設け、さらに接着層24を設ける一方、発色部材を準備
する。ここで、準備する前記発色部材とは、基材22の
一方表面に感熱発色層23を設けたものである。このよ
うな発色部材の基材22と断熱層28cの上の接着層2
4とを貼合わせることによって、印刷記録媒体19cが
作成される。ここで、接着性を有する断熱層28cを設
ける場合、接着層24は不要である。
【0038】図4は、印刷記録媒体19b,19cの断
熱作用を説明するための断面図である。印刷時には、サ
ーマルヘッド11が印刷記録媒体19b,19cに当接
し、該サーマルヘッド11からの熱が媒体19b,19
cの感熱発色層23、発色部材21に与えられる。熱は
高温部から低温部へ伝わるので、感熱発色層23、発色
部材21からさらに光記録部材20に伝わるが、第2形
態の印刷記録媒体19b,19cには断熱層28b,2
8cが設けられるので、該断熱層28b,28cによっ
て光記録部材20に伝わる熱量が少なくなる。したがっ
て、光記録部材20に記録されたデータの熱による破壊
を防止することができる。
熱作用を説明するための断面図である。印刷時には、サ
ーマルヘッド11が印刷記録媒体19b,19cに当接
し、該サーマルヘッド11からの熱が媒体19b,19
cの感熱発色層23、発色部材21に与えられる。熱は
高温部から低温部へ伝わるので、感熱発色層23、発色
部材21からさらに光記録部材20に伝わるが、第2形
態の印刷記録媒体19b,19cには断熱層28b,2
8cが設けられるので、該断熱層28b,28cによっ
て光記録部材20に伝わる熱量が少なくなる。したがっ
て、光記録部材20に記録されたデータの熱による破壊
を防止することができる。
【0039】たとえば、印刷装置を用いて光記録部材2
0に直接印刷を行った場合、下記の印刷条件では記録デ
ータが破壊した。このときのヘッド温度は200℃〜2
50℃程度である。
0に直接印刷を行った場合、下記の印刷条件では記録デ
ータが破壊した。このときのヘッド温度は200℃〜2
50℃程度である。
【0040】(記録データ破壊時の印刷条件) ヘッド電圧:16V ヘッド通電エネルギーの制御:1ドット毎のオン/オフ
の繰返し回数による階調制御(繰返しの最大回数は25
0回)、図5に示されるバイアス通電時間T1は150
0us、通電オフ時間T2は24us、通電オン時間T
3は40us ヘッド通電繰返し回数:100回 印加時間:50ライン弱 ヘッド抵抗値:1250Ω ヘッドでの消費電力量:0.204W 1ドットのエネルギー量:0.978mJ(通電100
回繰返し) 上記条件での最大濃度時の通電繰返し回数は200回程
度であり、100ラインを連続で印加したときのヘッド
温度は約300℃となる。このとき、1ドットのエネル
ギー量は1.711mJ(通電200回繰返し)とな
る。したがって、記録データ破壊時の温度と最大のヘッ
ド印加温度との間には50℃〜100℃の開きがあるこ
ととなり、断熱層が必要であることが判る。
の繰返し回数による階調制御(繰返しの最大回数は25
0回)、図5に示されるバイアス通電時間T1は150
0us、通電オフ時間T2は24us、通電オン時間T
3は40us ヘッド通電繰返し回数:100回 印加時間:50ライン弱 ヘッド抵抗値:1250Ω ヘッドでの消費電力量:0.204W 1ドットのエネルギー量:0.978mJ(通電100
回繰返し) 上記条件での最大濃度時の通電繰返し回数は200回程
度であり、100ラインを連続で印加したときのヘッド
温度は約300℃となる。このとき、1ドットのエネル
ギー量は1.711mJ(通電200回繰返し)とな
る。したがって、記録データ破壊時の温度と最大のヘッ
ド印加温度との間には50℃〜100℃の開きがあるこ
ととなり、断熱層が必要であることが判る。
【0041】この50℃〜100℃の温度差を断熱層2
8b,28cによって全て吸収するとすれば、たとえば
熱伝導率が0.17〜0.25(W・M-1・K-1)のア
クリル樹脂を断熱層28b,28cとして使用した場合
は、その膜厚は0.14mm以上必要となる。また熱伝
導率が0.1〜0.2(W・M-1・K-1)のゴムを使用
した場合には、その膜厚は0.11mm以上必要とな
る。実際には、感熱発色層23、発色部材21などによ
って熱が吸収されて放出されることをも考慮して、断熱
層28b,28cの膜厚が決定される。このため、前記
の膜厚よりも薄く設定することが可能となる。このよう
な断熱層28b,28cは、たとえばアクリル系接着
剤、ゴムおよび発泡性の基材の両面に接着層を設けた発
泡性両面テープなどで実現される。
8b,28cによって全て吸収するとすれば、たとえば
熱伝導率が0.17〜0.25(W・M-1・K-1)のア
クリル樹脂を断熱層28b,28cとして使用した場合
は、その膜厚は0.14mm以上必要となる。また熱伝
導率が0.1〜0.2(W・M-1・K-1)のゴムを使用
した場合には、その膜厚は0.11mm以上必要とな
る。実際には、感熱発色層23、発色部材21などによ
って熱が吸収されて放出されることをも考慮して、断熱
層28b,28cの膜厚が決定される。このため、前記
の膜厚よりも薄く設定することが可能となる。このよう
な断熱層28b,28cは、たとえばアクリル系接着
剤、ゴムおよび発泡性の基材の両面に接着層を設けた発
泡性両面テープなどで実現される。
【0042】図6(a)は、本発明の実施の第3形態で
ある印刷記録媒体19dを示す断面図である。印刷記録
媒体19dは、第2形態の印刷記録媒体19bとほぼ同
様に構成されるが、光記録部材20と感熱発色層23と
の間に断熱層28bに代わって弾性層29dを有する。
印刷記録媒体19dは、たとえば光記録部材20の上に
弾性層29dを設けた後、感熱発色層23を設けること
によって、作成される。
ある印刷記録媒体19dを示す断面図である。印刷記録
媒体19dは、第2形態の印刷記録媒体19bとほぼ同
様に構成されるが、光記録部材20と感熱発色層23と
の間に断熱層28bに代わって弾性層29dを有する。
印刷記録媒体19dは、たとえば光記録部材20の上に
弾性層29dを設けた後、感熱発色層23を設けること
によって、作成される。
【0043】図6(b)は、本発明の実施の第3形態の
他の例である印刷記録媒体19eを示す断面図である。
印刷記録媒体19eは、第2形態の印刷記録媒体19c
とほぼ同様に構成されるが、光記録部材20と発色部材
21との間に断熱層28cに代わって弾性層29eを有
する。
他の例である印刷記録媒体19eを示す断面図である。
印刷記録媒体19eは、第2形態の印刷記録媒体19c
とほぼ同様に構成されるが、光記録部材20と発色部材
21との間に断熱層28cに代わって弾性層29eを有
する。
【0044】たとえば、印刷記録媒体19eは光記録部
材20の印刷表示面20aの上に弾性層29eを設ける
一方、第2形態の他の例と同様の発色部材を準備し、発
色部材の離型紙を剥がして露出した接着層24と光記録
部材20の上に設けられた弾性層29eとを貼合わせる
ことによって、作成される。
材20の印刷表示面20aの上に弾性層29eを設ける
一方、第2形態の他の例と同様の発色部材を準備し、発
色部材の離型紙を剥がして露出した接着層24と光記録
部材20の上に設けられた弾性層29eとを貼合わせる
ことによって、作成される。
【0045】またあるいは、印刷記録媒体19eは光記
録部材20の印刷表示面20aの上に弾性層29eを設
け、その上に接着層24を設けて基材22を貼合わせ、
さらにその上に感熱発色層23を設けることによって、
作成される。ここで、接着性を有する弾性層29eを設
ける場合、接着層24は不要である。
録部材20の印刷表示面20aの上に弾性層29eを設
け、その上に接着層24を設けて基材22を貼合わせ、
さらにその上に感熱発色層23を設けることによって、
作成される。ここで、接着性を有する弾性層29eを設
ける場合、接着層24は不要である。
【0046】さらにあるいは、印刷記録媒体19eは光
記録部材20の印刷表示面20aの上に弾性層29eを
設け、さらに接着層24を設ける一方、第2形態の他の
例と同様の発色部材を準備し、発色部材の基材22と弾
性層29eの上の接着層24とを貼合わせることによっ
て作成される。ここで、接着性を有する弾性層29eを
設ける場合、接着層24は不要である。
記録部材20の印刷表示面20aの上に弾性層29eを
設け、さらに接着層24を設ける一方、第2形態の他の
例と同様の発色部材を準備し、発色部材の基材22と弾
性層29eの上の接着層24とを貼合わせることによっ
て作成される。ここで、接着性を有する弾性層29eを
設ける場合、接着層24は不要である。
【0047】図7は、印刷記録媒体19d,19eの弾
性作用を説明するための図である。図7(a)は印刷記
録媒体19d,19eを一部分を切欠いて示す平面図で
あり、図7(b)は図7(a)のI−I断面図であり、
図7(c)は図7(a)のII−II断面図である。印
刷時には、サーマルヘッド11が印刷記録媒体19d,
19eに当接する。通常、光記録部材20には反りが生
じているが、第3形態の印刷記録媒体19d,19eに
は弾性層29d,29eが設けられているので、前記反
りが弾性層29d,29eによって吸収される。したが
って、反りによるサーマルヘッド11と印刷記録媒体1
9d,19eとの密着性の低下が防止できる。また、た
とえば光記録部材20の内周と外周とでその厚みにばら
つきが生じる場合があるが、前記弾性層29d,29e
によってその厚みの違いが吸収される。したがって、厚
みの違いによる密着性の低下が防止できる。これによっ
て、高品位な印刷が可能となる。
性作用を説明するための図である。図7(a)は印刷記
録媒体19d,19eを一部分を切欠いて示す平面図で
あり、図7(b)は図7(a)のI−I断面図であり、
図7(c)は図7(a)のII−II断面図である。印
刷時には、サーマルヘッド11が印刷記録媒体19d,
19eに当接する。通常、光記録部材20には反りが生
じているが、第3形態の印刷記録媒体19d,19eに
は弾性層29d,29eが設けられているので、前記反
りが弾性層29d,29eによって吸収される。したが
って、反りによるサーマルヘッド11と印刷記録媒体1
9d,19eとの密着性の低下が防止できる。また、た
とえば光記録部材20の内周と外周とでその厚みにばら
つきが生じる場合があるが、前記弾性層29d,29e
によってその厚みの違いが吸収される。したがって、厚
みの違いによる密着性の低下が防止できる。これによっ
て、高品位な印刷が可能となる。
【0048】光記録部材20に20μmの反り等が生じ
ている場合に、弾性層29d,29eの弾性のみによっ
て印刷記録媒体19d,19eの全周にわたりサーマル
ヘッド11を密着させるには、サーマルヘッド11から
の印刷記録媒体19d,19eに対する押圧力を1.2
kgとし、当接面積を20mm2とし、弾性層29d,
29eの材料として用いるゴムの弾性係数を10〜30
kgf/cm2とすると、弾性層29d,29eは0.
1mm以上の厚みが必要となる。実際には感熱発色層2
3、発色部材21などの弾性をも考慮して弾性層29
d,29eの膜厚が決定されるので、前記の膜厚よりも
薄く設定することができる。このような弾性層29d,
29eは、たとえばアクリル系接着剤、ゴムおよび発泡
性の基材の両面に接着層を設けた発泡性両面テープなど
で実現される。
ている場合に、弾性層29d,29eの弾性のみによっ
て印刷記録媒体19d,19eの全周にわたりサーマル
ヘッド11を密着させるには、サーマルヘッド11から
の印刷記録媒体19d,19eに対する押圧力を1.2
kgとし、当接面積を20mm2とし、弾性層29d,
29eの材料として用いるゴムの弾性係数を10〜30
kgf/cm2とすると、弾性層29d,29eは0.
1mm以上の厚みが必要となる。実際には感熱発色層2
3、発色部材21などの弾性をも考慮して弾性層29
d,29eの膜厚が決定されるので、前記の膜厚よりも
薄く設定することができる。このような弾性層29d,
29eは、たとえばアクリル系接着剤、ゴムおよび発泡
性の基材の両面に接着層を設けた発泡性両面テープなど
で実現される。
【0049】図8(a)は、本発明の実施の第4形態で
ある印刷記録媒体19fを示す断面図である。印刷記録
媒体19fは、光記録部材20と感熱発色層23との間
に断熱層28fと弾性層29fとをともに設けたもので
ある。印刷記録媒体19fは、たとえば光記録部材20
の上に断熱層28fを設け、さらにその上に弾性層29
fを設けた後、感熱発色層23を設けることによって、
作成される。なお、弾性層29fおよび断熱層28fを
逆に設けても構わない。
ある印刷記録媒体19fを示す断面図である。印刷記録
媒体19fは、光記録部材20と感熱発色層23との間
に断熱層28fと弾性層29fとをともに設けたもので
ある。印刷記録媒体19fは、たとえば光記録部材20
の上に断熱層28fを設け、さらにその上に弾性層29
fを設けた後、感熱発色層23を設けることによって、
作成される。なお、弾性層29fおよび断熱層28fを
逆に設けても構わない。
【0050】図8(b)は、本発明の実施の第4形態の
他の例である印刷記録媒体19gを示す断面図である。
印刷記録媒体19gは、光記録部材20と発色部材21
との間に断熱層28gと弾性層29gとをともに設けた
ものである。
他の例である印刷記録媒体19gを示す断面図である。
印刷記録媒体19gは、光記録部材20と発色部材21
との間に断熱層28gと弾性層29gとをともに設けた
ものである。
【0051】たとえば、印刷記録媒体19gは、光記録
部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28gを設
け、さらにその上に弾性層29gを設ける一方、第2形
態の他の例と同様の発色部材を準備し、発色部材の離型
紙を剥がして露出した接着層24と光記録部材20の上
の弾性層29gとを貼合わせることによって、作成され
る。なお、断熱層28gおよび弾性層29gを逆に設け
ても構わない。
部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28gを設
け、さらにその上に弾性層29gを設ける一方、第2形
態の他の例と同様の発色部材を準備し、発色部材の離型
紙を剥がして露出した接着層24と光記録部材20の上
の弾性層29gとを貼合わせることによって、作成され
る。なお、断熱層28gおよび弾性層29gを逆に設け
ても構わない。
【0052】またあるいは、印刷記録媒体19gは光記
録部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28gおよ
び弾性層29gをこの順番に設け、弾性層29gの上に
接着層24を設けて基材22を貼合わせ、さらにその上
に感熱発色層23を設けることによって、作成される。
なお、断熱層28gおよび弾性層29gを逆に設けても
構わない。また、基材22側の断熱層28gまたは弾性
層29gが接着性を有する場合、接着層24は不要であ
る。
録部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28gおよ
び弾性層29gをこの順番に設け、弾性層29gの上に
接着層24を設けて基材22を貼合わせ、さらにその上
に感熱発色層23を設けることによって、作成される。
なお、断熱層28gおよび弾性層29gを逆に設けても
構わない。また、基材22側の断熱層28gまたは弾性
層29gが接着性を有する場合、接着層24は不要であ
る。
【0053】さらにあるいは、印刷記録媒体19gは光
記録部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28gお
よび弾性層29gをこの順番に設け、さらに接着層24
を設ける一方、第2形態の他の例と同様の発色部材を準
備し、発色部材の基材22と弾性層29gの上の接着層
24とを貼合わせることによって、作成される。なお、
断熱層28gおよび弾性層29gを逆に設けても構わな
い。また、基材22側の断熱層28gまたは弾性層29
gが接着性を有する場合、接着層24は不要である。
記録部材20の印刷表示面20aの上に断熱層28gお
よび弾性層29gをこの順番に設け、さらに接着層24
を設ける一方、第2形態の他の例と同様の発色部材を準
備し、発色部材の基材22と弾性層29gの上の接着層
24とを貼合わせることによって、作成される。なお、
断熱層28gおよび弾性層29gを逆に設けても構わな
い。また、基材22側の断熱層28gまたは弾性層29
gが接着性を有する場合、接着層24は不要である。
【0054】第4形態の印刷記録媒体19f,19gで
は、断熱層28f,28gによって印刷時に光記録部材
20に伝わる熱を少なくすることができるとともに、弾
性層29f,29gによって光記録部材20の反りや厚
みの違いによるサーマルヘッド11の密着性の低下を防
止することができる。したがって、光記録部材20に記
録されたデータの熱による破壊を防止するとともに、高
品位な印刷が可能となる。
は、断熱層28f,28gによって印刷時に光記録部材
20に伝わる熱を少なくすることができるとともに、弾
性層29f,29gによって光記録部材20の反りや厚
みの違いによるサーマルヘッド11の密着性の低下を防
止することができる。したがって、光記録部材20に記
録されたデータの熱による破壊を防止するとともに、高
品位な印刷が可能となる。
【0055】印刷記録媒体19f,19gに関して、断
熱層28f,28gは前記断熱層28b,28cと同様
に構成され、また弾性層29f,29gは前記弾性層2
9d,29eと同様に構成される。
熱層28f,28gは前記断熱層28b,28cと同様
に構成され、また弾性層29f,29gは前記弾性層2
9d,29eと同様に構成される。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、比較的厚
い光記録部材上に極薄い発色層を設けて印刷記録媒体を
構成したので、印刷記録媒体の厚みは光記録部材のスペ
ックとほぼ同じとなり、印刷記録媒体の再生装置への出
入れおよび記録データの再生を安定的にかつ確実に行う
ことができる。
い光記録部材上に極薄い発色層を設けて印刷記録媒体を
構成したので、印刷記録媒体の厚みは光記録部材のスペ
ックとほぼ同じとなり、印刷記録媒体の再生装置への出
入れおよび記録データの再生を安定的にかつ確実に行う
ことができる。
【0057】また本発明によれば、タイトルなどの印刷
時にサーマルヘッドなどから発せられた熱が光記録部材
へ伝わることを断熱層によって防止することができ、し
たがって光記録部材に記録されたデータの熱による破壊
を阻止することができる。
時にサーマルヘッドなどから発せられた熱が光記録部材
へ伝わることを断熱層によって防止することができ、し
たがって光記録部材に記録されたデータの熱による破壊
を阻止することができる。
【0058】また本発明によれば、弾性層によって印刷
時にサーマルヘッドと発色層との密着性が高められるの
で、光記録部材の反りや厚みの違いなどによる密着性の
低下を緩和でき、高品位な印刷が可能となる。また、断
熱層と弾性層とをともに設けることによって、サーマル
ヘッドなどからの熱が光記録部材へ伝わることが防止で
きるとともにサーマルヘッドと発色層との密着性が高ま
り、記録データの熱による破壊を阻止しかつ高品位な印
刷が可能となる。
時にサーマルヘッドと発色層との密着性が高められるの
で、光記録部材の反りや厚みの違いなどによる密着性の
低下を緩和でき、高品位な印刷が可能となる。また、断
熱層と弾性層とをともに設けることによって、サーマル
ヘッドなどからの熱が光記録部材へ伝わることが防止で
きるとともにサーマルヘッドと発色層との密着性が高ま
り、記録データの熱による破壊を阻止しかつ高品位な印
刷が可能となる。
【0059】また本発明によれば、光記録部材と発色部
材との間の断熱層によって、サーマルヘッドなどからの
熱が光記録部材へ伝わることが防止できる。
材との間の断熱層によって、サーマルヘッドなどからの
熱が光記録部材へ伝わることが防止できる。
【0060】また本発明によれば、光記録部材と発色部
材との間の弾性層によって、サーマルヘッドと発色層と
の密着性を高めることができる。
材との間の弾性層によって、サーマルヘッドと発色層と
の密着性を高めることができる。
【0061】また本発明によれば、光記録部材と発色部
材との間の断熱層および弾性層によって、サーマルヘッ
ドなどからの熱が光記録部材へ伝わることが防止できる
とともに、サーマルヘッドと発色層との密着性を高める
ことができる。
材との間の断熱層および弾性層によって、サーマルヘッ
ドなどからの熱が光記録部材へ伝わることが防止できる
とともに、サーマルヘッドと発色層との密着性を高める
ことができる。
【図1】図1(a)は、本発明の実施の第1形態である
印刷記録媒体19aを示す断面図であり、図1(b)
は、印刷記録媒体19aの感熱発色層23を詳細に示す
断面図である。
印刷記録媒体19aを示す断面図であり、図1(b)
は、印刷記録媒体19aの感熱発色層23を詳細に示す
断面図である。
【図2】回転印刷装置10の概略的構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】図3(a)は、本発明の実施の第2形態である
印刷記録媒体19bを示す断面図であり、図3(b)
は、本発明の実施の第2形態の他の例である印刷記録媒
体19cを示す断面図である。
印刷記録媒体19bを示す断面図であり、図3(b)
は、本発明の実施の第2形態の他の例である印刷記録媒
体19cを示す断面図である。
【図4】印刷記録媒体19b,19cの断熱作用を説明
するための断面図である。
するための断面図である。
【図5】バイアス通電時間T1、通電オフ時間T2およ
び通電オン時間T3を示すタイミングチャートである。
び通電オン時間T3を示すタイミングチャートである。
【図6】図6(a)は、本発明の実施の第3形態である
印刷記録媒体19dを示す断面図であり、図6(b)
は、本発明の実施の第3形態の他の例である印刷記録媒
体19eを示す断面図である。
印刷記録媒体19dを示す断面図であり、図6(b)
は、本発明の実施の第3形態の他の例である印刷記録媒
体19eを示す断面図である。
【図7】印刷記録媒体19d,19eの弾性作用を説明
するための図である。
するための図である。
【図8】図8(a)は、本発明の実施の第4形態である
印刷記録媒体19fを示す断面図であり、図8(b)
は、本発明の実施の第4形態の他の例である印刷記録媒
体19gを示す断面図である。
印刷記録媒体19fを示す断面図であり、図8(b)
は、本発明の実施の第4形態の他の例である印刷記録媒
体19gを示す断面図である。
【符号の説明】 19a〜19g 印刷記録媒体 20 光記録部材 20a 印刷表示面 20b データ記録読出し面 21 発色部材 22 基材 23 感熱発色層 23a イエロー発色層 23b マゼンタ発色層 23c シアン発色層 24 接着層 25 有機色素層 26 光反射層 28b,28c,28f,28g 断熱層 29d,29e,29f,29g 弾性層 M 円盤印刷記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佃 保徳 静岡県静岡市中吉田20番10号 スター精密 株式会社内 (72)発明者 片山 勝之 静岡県静岡市中吉田20番10号 スター精密 株式会社内 Fターム(参考) 2H026 AA07 AA24 AA28 EE05 FF15 5D029 MA28 PA01
Claims (6)
- 【請求項1】 光反射層とデータ記録層とを有し、一方
がデータ記録読出し面で、他方が印刷表示面で構成され
る光記録部材と、 印刷表示面側に設けられ、熱によって発色する発色層と
を備えることを特徴とする印刷記録媒体。 - 【請求項2】 前記光記録部材と発色層との間に、発色
時に印加される熱の光記録部材への伝達を防ぐ断熱層を
設けたことを特徴とする請求項1記載の印刷記録媒体。 - 【請求項3】 前記光記録部材と発色層との間に、発色
時に印加される熱の発色層への伝達を均一化する弾性層
を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の印刷
記録媒体。 - 【請求項4】 光反射層とデータ記録層とを有し、一方
がデータ記録読出し面で、他方が印刷表示面で構成され
る光記録部材と、 印刷表示面側に設けられる発色部材であって、熱によっ
て発色する発色層を基材上に有する発色部材と、 光記録部材と発色部材との間に設けられ、発色時に印加
される熱の光記録部材への伝達を防ぐ断熱層とを備える
ことを特徴とする印刷記録媒体。 - 【請求項5】 前記光記録部材と発色層との間に、前記
断熱層に代わって、発色時に印加される熱の発色層への
伝達を均一化する弾性層を設けたことを特徴とする請求
項4記載の印刷記録媒体。 - 【請求項6】 前記光記録部材と発色層との間に、前記
断熱層に加えて、発色時に印加される熱の発色層への伝
達を均一化する弾性層を設けたことを特徴とする請求項
4記載の印刷記録媒体。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP10328604A JP2000155989A (ja) | 1998-11-18 | 1998-11-18 | 印刷記録媒体 |
PCT/JP1999/004566 WO2000012319A1 (fr) | 1998-09-01 | 1999-08-25 | Support imprime et support d'enregistrement imprime |
EP99940458A EP1114736A1 (en) | 1998-09-01 | 1999-08-25 | Printed medium and printed recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10328604A JP2000155989A (ja) | 1998-11-18 | 1998-11-18 | 印刷記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000155989A true JP2000155989A (ja) | 2000-06-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10328604A Pending JP2000155989A (ja) | 1998-09-01 | 1998-11-18 | 印刷記録媒体 |
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-
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- 1998-11-18 JP JP10328604A patent/JP2000155989A/ja active Pending
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