JP2000153183A - ホットエアー用着脱ノズル - Google Patents

ホットエアー用着脱ノズル

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JP2000153183A
JP2000153183A JP10326575A JP32657598A JP2000153183A JP 2000153183 A JP2000153183 A JP 2000153183A JP 10326575 A JP10326575 A JP 10326575A JP 32657598 A JP32657598 A JP 32657598A JP 2000153183 A JP2000153183 A JP 2000153183A
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engagement
nozzle
spring
stopper pin
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JP10326575A
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Tetsuo Yokoyama
哲夫 横山
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Hakko Corp
Hakko Co Ltd
Original Assignee
Hakko Corp
Hakko Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/005Nozzles or other outlets specially adapted for discharging one or more gases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/60Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
    • B05B15/65Mounting arrangements for fluid connection of the spraying apparatus or its outlets to flow conduits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Nozzles (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバー等の工具を使用することなく片手
でワンタッチにノズルの着脱を可能とするホットエアー
用着脱ノズルの提供。 【解決手段】 ノズルパイプ92に固定される取付アダプ
ター2と、一部で開放した略環状で、取付アダプターの
内周面から係合膨出部59a を突出させて設けられるアダ
プタースプリング59と、係合膨出部に隣接して取付アダ
プターの内周面から突出して設けられるストッパーピン
58と、下端部にノズル体8が設けられ、上端部が取付ア
ダプターへ挿入される筒状部6とされたノズルホルダー
3とを備え、筒状部の上端部に切欠き61が形成され、切
欠きの側端部にストッパーピンと係合可能な係合部61a
が形成され、係合部とストッパーピンとの係合状態で、
係合膨出部と係合されるスリット62が前記筒状部に形成
されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として表面実
装基板のIC等(表面実装部品)のリペア等に使用され
るホットエアー噴出式加熱装置のホットエアー送出用の
着脱ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のホットエアー用ノズルは、図6に
示すように、先端部に各種ノズル体Aが連設された筒状
部Bの基端部にクランプ部Cが設けられてなり、筒状部
をノズルパイプDに外嵌してクランプ部のネジを締める
ことにより、筒状部でノズルパイプを緊締して固定して
いた。また、上記のようなクランプ構造を利用したもの
以外に、ノズルパイプに筒状部を外嵌した後、両者をビ
スによって固定する方法や、筒状部の内面に雌ねじを形
成してネジ穴としておき、これをノズルパイプの先端部
に形成された雄ねじ部にねじ込んでスパナで締め付け、
固定する方法もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
いずれの構成においても、ノズルパイプにノズル(筒状
部)を取り付ける際にドライバーやスパナ等の工具が必
要であり、しかも両手での作業を要し、ノズルの交換に
時間や手間を要した。この発明は上記課題を解決するた
めになされたものであり、その主たる目的は、ドライバ
ー等の工具や治具等を使用することなく、片手でワンタ
ッチ・ワンアクションでの容易且つ迅速なノズルの着脱
を可能とするホットエアー用着脱ノズルを提供すること
にある。しかも、少ない部品点数、安価なコストで実現
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のホットエアー
用着脱ノズルは、各種表面実装部品の取外し等に使用さ
れるホットエアー噴出式加熱装置に適用され、加熱装置
の熱風噴出パイプに設けられる下向きに開口した筒状の
取付アダプターと、取付アダプターの内周面から係合膨
出部を突出させて設けられ、半径方向に弾性変形し得る
略環状のアダプタースプリングと、係合膨出部に隣接し
て、取付アダプターの内周面から半径方向内側に突出し
て設けられたストッパーピンと、下端部に前記パイプか
らのエアーを噴出させるノズル体が設けられ、上端部が
取付アダプターの前記開口へ挿入可能な筒状部とされた
ノズルホルダーとを備えてなり、前記筒状部の上端部
に、筒状部を取付アダプターの内周に挿入したとき、前
記アダプタースプリングの膨出部及びストッパーピンが
通過し得る切欠きが形成され、この切欠きの側端部に、
前記ストッパーピンと係合可能な係合部が形成され、筒
状部を取付アダプターの内周に挿入した後、周方向に回
転したとき、係合部とストッパーピンとが係合状態とな
り、しかも係合膨出部が、前記筒状部の切欠きに隣接し
て形成されたスリットに突入されて係合されることを特
徴とする。
【0005】また、好ましくは上記構成に加えて、前記
取付アダプターは、ノズルパイプに固定されるアダプタ
ーホルダーと、このアダプターホルダーの下部に設けら
れるアダプターカバーとからなり、このアダプターカバ
ーに、前記アダプタースプリングと前記ストッパーピン
とが設けられ、前記アダプタースプリングは、周方向の
複数箇所が略半円形状に径方向内側に屈曲形成されて係
合膨出部を形成されており、アダプターカバーの外周面
に、アダプタースプリングが配置されるスプリング溝が
形成され、このスプリング溝には、アダプタースプリン
グの係合膨出部と対応してアダプターカバーの周側壁を
貫通する係合穴が形成されてなることを特徴とするホッ
トエアー用着脱ノズルである。さらに好ましくは上記構
成に加えて、前記ストッパーピンは、前記アダプターカ
バーの係合穴の周方向一方の側端部上方位置に設けられ
ており、前記係合部は、前記筒状部の切欠きの周方向他
方の側端部に切り欠かれて形成されており、係合部とス
トッパーピンとの係合状態において、係合膨出部の周方
向一方の側端部がスリットの周方向一方の側端部に当接
されることを特徴とするホットエアー用着脱ノズルであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明のホットエアー用
着脱ノズル1について、さらに詳細に説明する。図1
は、この発明の着脱ノズル1の一実施例が適用されたホ
ットエアー噴出式加熱装置(リペアステーション)のこ
て部9を示す正面図であり、また図2は、その着脱ノズ
ル1の分解斜視図である。
【0007】こて部9の基端部(上端部)は、空気パイ
プ及び電源コード91にて、図示しないステーション部
と接続されている。つまり、ステーション部からの空気
は、空気パイプ91を介してこて部9に供給され、ノズ
ルパイプ92の先端部から送出される構成である。とこ
ろで、ノズルパイプ92内にはヒーターが設けられてい
るので、ステーション部からの空気はここで加熱されて
ホットエアーとして送出されることになる。その風量や
温度はステーション部(又はこて部)にて調整可能であ
り、例えば最大風量23 l/min、熱風温度100〜42
0℃に調整可能とされている。
【0008】ノズルパイプ92に取り付けられる本発明
の着脱ノズル1は、ノズルパイプ92に装着されて固定
される取付アダプター2と、この取付アダプター2に対
し着脱可能に取り付けられるノズルホルダー3とからな
る。なお、着脱ノズル1を形成する材質は特に問わない
が、例えば、ステンレス、真鍮、鉄等を使用することが
できる。
【0009】取付アダプター2は、ノズルパイプ92に
固定されるアダプターホルダー4と、このアダプターホ
ルダー4の下端部に設けられてノズルホルダー3が装着
されるアダプターカバー5とからなる。アダプターホル
ダー4は、ノズルパイプ92の外径に適合した内径を有
する円筒材からなり、その円筒材の軸方向中央部には、
図1の状態で周側壁の右半分に水平な切込み41を入れ
られており、これによりアダプターホルダー4は上下2
つ(42,43)に区分されている。
【0010】アダプターホルダー4の上側円筒部42に
は、クランプが形成されている。すなわち、アダプター
ホルダー4の上側円筒部42の右側端部には、上下方向
に沿って切欠き44が形成されており(図2)、これに
より上側円筒部42は、右側に開放して形成されてい
る。そして、この開放両端部には、軸方向と直角方向に
矩形状の緊締片45,45が設けられており、この緊締
片45間には緊締ネジ46が架け渡されて設けられてい
る。よって、この緊締ネジ46を操作することにより緊
締片45同士の離間距離を調整でき、上側円筒部42の
径を変えることが可能である。
【0011】アダプターホルダー4の下側円筒部43に
は、アダプターカバー5が外嵌されて溶接等により固定
される。アダプターカバー5は円筒形状に形成されてな
り、その軸方向中央部には周方向に沿って、断面矩形状
の環状突出部51が径方向内側に向けて突出形成されて
いる(図3(a))。なお、この環状突出部51の上下
各端面と円筒内周面50a,50bとは直角に交差する
よう形成されている。
【0012】アダプターカバー5の環状突出部51より
上方に形成される上部開口には、アダプターホルダー4
の下側円筒部43が嵌合されて固定される。この際、上
述したように環状突出部51の上端面と円筒内周面50
aとが直角に交差して形成されているので、アダプター
カバー5の環状突出部51の上端面にアダプターホルダ
ー4の下側円筒部43の下端面を確実に当接して、アダ
プターカバー5の上部開口にアダプターホルダー4の下
側円筒部43を嵌合することができる。
【0013】アダプターカバー5の環状突出部51より
下方の円筒部の外周面には周方向に沿って、断面矩形状
のスプリング溝52を径方向内側に凹ませて形成してい
る。このスプリング溝52の底壁(径方向内側の周側
壁)には、アダプターカバー5の内外を連通する係合穴
52aが周方向に所定間隔で複数個形成されている(図
2,図3(b))。係合穴52aの個数や形状、形成位
置等は、後述するアダプタースプリング59の係合膨出
部59aに対応して設計されるが、図示の例では、4つ
の係合穴52aが90度間隔で形成されている。
【0014】アダプタースプリング59は、断面矩形状
の線材からなり、周方向の一部が切り欠かれて開放され
た略環状に形成されてなる。アダプタースプリング59
には、図3(b)に示すように、90度間隔にて径方向
内側に略半円形状に屈曲形成されて4つの係合膨出部5
9aが形成されている。なお、各係合膨出部59aは、
開放両端部59b,59bから対称位置に形成されてい
る。
【0015】アダプタースプリング59は、開放端部5
9b同士を離間させて開放部を広げるよう弾性変形させ
て、アダプターカバー5のスプリング溝52に嵌着され
る。嵌着状態では、アダプタースプリング59の係合膨
出部59aがアダプターカバー5の係合穴52a内に配
置されて、係合膨出部59aの先端部がアダプターカバ
ー5の内周面から径方向内側に突出して配置されること
になる。なお、アダプタースプリング59は、一部を開
放した略環状に形成されているので、係合膨出部59a
を径方向に移動させるよう弾性変形させることができ
る。
【0016】アダプターカバー5には、係合穴52aの
一つに隣接して、アダプターカバー5の周側壁から径方
向内側に突出してストッパーピン58が設けられてい
る。図示の例では、ストッパーピン58は、係合穴52
aの一側端部上方位置に設けられている。すなわち、ア
ダプターカバー4の周側壁には、図1や図3の状態で後
方に位置した係合穴52aに隣接して、その係合穴52
aの時計方向の端部の上方位置にストッパーピン58が
設けられている(なお、時計方向とは、こての先端側す
なわち下方から見たときの右まわり、つまり図3(a)
及び(b)における矢符Xの方向をいう)。そして、こ
の実施例では、ストッパーピン58は、ビスをアダプタ
ーカバー5の外周面から周側壁を貫通して内周面50b
より突出させるよう径方向にねじ込むことにより設けら
れている。なお、ストッパーピン58は、ねじ込みによ
り設ける構成に限らず、アダプターカバー5の周側壁に
圧入等して設けてもよいことは勿論である。
【0017】ノズルホルダー3は、前記アダプターホル
ダー5に嵌挿される筒状部6と、この筒状部6の下部に
連設されるノズル体8とからなる。筒状部6は、上方に
開口した有底円筒形状に形成されてなり、その上端部の
外径は、前記アダプターカバー5の環状突出部51より
下方に形成される下部開口の内径に適合した大きさとさ
れている。なお、筒状部6及びアダプターホルダー4の
内径は、ノズルパイプ92の外径に適合した大きさとさ
れている。
【0018】筒状部6の上端部には、アダプタースプリ
ング59の係合膨出部59aを差し込み可能な略矩形状
の切欠き61が上端縁に開口して形成されている。図示
の例では、アダプタースプリング59の係合膨出部59
aに対応して90度間隔に4つの切欠き61が形成され
ている。また、各切欠き61の反時計方向の側端部に
は、切欠き61の上下中央部に、前記ストッパーピン5
8と係合可能な係合部61aが略半円形状に反時計方向
に向けて切り欠かれて形成されている。さらに、筒状部
6の周側壁には、各切欠き61の下端部と同一高さ位置
に、各切欠き61に隣接して周方向に細長いスリット6
2がそれぞれ形成されている。この各スリット62は、
各切欠き61の反時計方向側端縁と僅かに離間して形成
されている。なお、各スリット62の周方向の長さは、
各切欠き61の周方向長さよりも僅かに短く形成されて
おり、アダプタースプリング59の係合膨出部59aと
係合可能な大きさである。
【0019】筒状部6の下端部には、連結部材7を介し
て各種のノズル体8が連設される。図示の例では、連結
部材7は、下方に行くに従って拡径し、且つ下方に開口
した略円錐台形状の筒部材からなり、上端面71を前記
筒状部6の底壁63に固定される一方、下端開口部には
下端壁72が固設され、この下端壁72には正方形状に
配置された4つのノズル体8が下方に延出して固設され
ている。図示の各ノズル体8は、薄い略矩形筒状に形成
されてなり、その下端部の吹出口81はさらに絞られて
幅狭に形成されている。なお、筒状部6の底壁63及び
連結部材7の上端面71には、適宜の開口60,70が
形成されており、ノズルパイプ92からの熱風を連結部
材7を介してノズル体8の下端部より送出可能に構成さ
れている。図示の例では、筒状部6の底壁63及び連結
部材7の上端面71に同心に、5つの円形穴60,70
を形成している。
【0020】ところで、ノズルの構成はリペアしようと
する表面実装部品(IC等)の大きさや形状等により多
種多様である。このため、本発明では、筒状部6を共通
化する一方、連結部材7やノズル体8を変化させた種々
のノズルホルダー3を用意する。例えば、ノズル体8の
大きさや形状、個数、配置等を変えたノズルホルダー3
を標準品として約50種類、特注品をも含めれば約10
0種類以上製作することが可能である。その際には、連
結部材7も約5種類程度の形状を用意して対応すること
になる。なお、図1は、ノズル体8の大きさを変えた例
を示している。
【0021】次に、上記実施例の着脱ノズル1の使用方
法について説明する。なお、図3〜図5は、上記実施例
の着脱ノズル1の組立状態を示す縦断面図であり、それ
ぞれ(a)が縦断面図、(b)がスプリング溝52の部
分で切断した横断面図である。まず、図3に示すよう
に、ホットエアーのこて部9のノズルパイプ92に取付
アダプター2を固定する。これには、取付アダプター2
をノズルパイプ92に外嵌して、アダプターホルダー4
の緊締片45同士を近接するよう緊締ネジ46を締める
ことにより行われる。それにより、アダプターホルダー
4の上側円筒部42がノズルパイプ92を緊締して、取
付アダプター2は確実にノズルパイプ92に固定され
る。なお、取付アダプター2のノズルパイプ92への取
付位置の位置決めは、取付アダプター2にノズルホルダ
ー3を取り付けた後、ノズルパイプ92を嵌挿し、筒状
部6の底壁63にノズルパイプ92の先端部を当接させ
た状態で、緊締ネジ46を締めることにより行われる。
これにより、ノズルパイプ92にノズルホルダー3を常
に気密状態に取り付けることができる。
【0022】ノズルパイプ92に固定された取付アダプ
ター2へのノズルホルダー3の取り付けについて説明す
ると、まず、図4に示すように、筒状部6の切欠き61
にアダプタースプリング59の係合膨出部59aを配置
しつつ、切欠き61の下端部に係合膨出部59aが当接
するまでアダプターカバー5の下側開口に筒状部6を差
し込む。なお、ストッパーピン58は係合膨出部59a
の上方位置に設けられているので、アダプターカバー5
の下側開口に筒状部6を差し込んだ状態では、係合膨出
部59aのみならずストッパーピン58もいずれかの切
欠き61内に配置されることになる。
【0023】その後、取付アダプター2に対してノズル
ホルダー3を時計方向に相対回転させる。これにより、
図5に示すように、アダプタースプリング59の係合膨
出部59aが切欠き61からそれに隣接して形成された
スリット62に移動して係合すると共に、ストッパーピ
ン58が切欠き61の係合部61aに当接されて係止さ
れ、これによりそれ以上の相対回転が阻止される。な
お、その際、アダプタースプリング59は、一部を開放
して形成されると共に係合膨出部59aが円弧形状に形
成されているので、係合膨出部59aを径方向外側に容
易に弾性変形させて、係合膨出部59aを切欠き61か
らスリット62に移動することが可能である。
【0024】なお、図5(b)に示すように、係合膨出
部59aが完全にスリット62に入ってしまう手前の状
態で、ストッパーピン58が係合部61aに係止される
よう構成されている。つまり、スリット62の時計方向
の端部にアダプタースプリング59の係合膨出部59a
の時計方向の端部が当接された状態で、ストッパーピン
58が係合部61aに係止される。よって、係合膨出部
59aがスリット62に入ろうとすることによって発生
するアダプタースプリング59のノズルホルダー3の筒
状部6を回転させようとする力と、ストッパーピン58
が係合部61aと係止することによって前記回転を止め
ようとする相反する力によって、ノズルホルダー3はが
た付きなく、取付アダプター2に固定される。例えば、
ノズルホルダー3はアダプタースプリング59によって
ラジアル方向に押さえ付けられて固定される。また、ア
ダプタースプリング59は断面矩形状の線材から形成さ
れ、且つ係合膨出部59aはアダプタースプリング59
の径方向内側に小さく屈曲形成されてなるに過ぎないの
で、取付アダプター2に対するノズルホルダー3の軸方
向の固定も非常に強固に行うことができる。
【0025】こて先にノズルを取り付けられたホットエ
アー加熱装置は、主として表面実装基板のIC等の着
脱、特にリペアのためにIC等を取り外す際に好適に使
用される。すなわち、こて先に取り付けたノズル体8か
ら約300〜400℃の熱風を噴出させて、それをIC
等の脚を基板に固定している半田に当てて半田を溶かし
てIC等を取り外すのに使用される。なお、ノズルパイ
プ92の中央部に細長い吸引パイプを設けておけば、I
C等を吸引パイプで基板から離す方向に吸引しつつ作業
でき、容易に基板からIC等を取り外すことができる。
その場合、筒状部6の底壁63及び連結部材7の上下両
端面71,72の各中心部に開口を形成しておき、こて
部9に設けられたダイヤル93を回転させることによ
り、ノズルパイプ92内から吸引パイプを出し入れする
ことができる構成としておけばよい。
【0026】一方、ノズルパイプ92に固定された取付
アダプター2からノズルホルダー3を取り外すには、取
付アダプター2に対してノズルホルダー3を反時計方向
に回転させることにより行う。これにより、ストッパー
ピン58が係合部61aから切欠き61へ移動すると共
に、アダプタースプリング59の係合膨出部59aがス
リット62から切欠き61に移動するので、取付アダプ
ター2からノズルホルダー3を引き抜くことが可能とな
る。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明のホット
エアー用着脱ノズルによれば、ドライバー等の工具を使
用することなく、片手でワンタッチでノズルを交換する
ことができ、ノズルの交換を容易かつ迅速に行うことが
できる。しかも、構造が簡単であり、部品点数が少な
く、コストの低減も図ることができる。特に、取付アダ
プターを共通化して、ノズル体の配置や形状等を変化さ
せたノズルホルダーを複数用意するだけで、種々の表面
実装部品のリペアに容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のホットエアー用着脱ノズルの一実施
例が適用されたホットエアー式加熱装置のこて部を示す
正面図である。
【図2】図1の着脱ノズルの分解斜視図である。
【図3】図1の着脱ノズルの組立状態であって、取付ア
ダプターにノズルホルダーを嵌挿する前の状態を示し、
(a)は縦断面図、(b)はそのA−A断面図である。
【図4】図1の着脱ノズルの組立状態であって、取付ア
ダプターにノズルホルダーを単に嵌挿しただけの状態を
示し、(a)は縦断面図、(b)はそのB−B断面図で
ある。
【図5】図1の着脱ノズルの組立状態であって、取付ア
ダプターにノズルホルダーを嵌挿後、取付アダプターに
対してノズルホルダーを時計方向に回転して、取付アダ
プターとノズルホルダーとを係合した状態を示し、
(a)は縦断面図、(b)はそのC−C断面図である。
【図6】ノズルパイプにホットエアー用ノズルを取り付
ける従来構造の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ホットエアー用着脱ノズル 2 取付アダプター 3 ノズルホルダー 4 アダプターホルダー 5 アダプターカバー 6 筒状部 8 ノズル体 9 こて部 52 スプリング溝 52a 係合穴 58 ストッパーピン 59 アダプタースプリング 59a 係合膨出部 61 切欠き 61a 係合部 62 スリット 92 熱風噴出パイプ(ノズルパイプ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種表面実装部品の取外し等に使用され
    るホットエアー噴出式加熱装置に適用され、 加熱装置の熱風噴出パイプに設けられる下向きに開口し
    た筒状の取付アダプターと、 取付アダプターの内周面から係合膨出部を突出させて設
    けられ、半径方向に弾性変形し得る略環状のアダプター
    スプリングと、 係合膨出部に隣接して、取付アダプターの内周面から半
    径方向内側に突出して設けられたストッパーピンと、 下端部に前記パイプからのエアーを噴出させるノズル体
    が設けられ、上端部が取付アダプターの前記開口へ挿入
    可能な筒状部とされたノズルホルダーとを備えてなり、 前記筒状部の上端部に、筒状部を取付アダプターの内周
    に挿入したとき、前記アダプタースプリングの膨出部及
    びストッパーピンが通過し得る切欠きが形成され、 この切欠きの側端部に、前記ストッパーピンと係合可能
    な係合部が形成され、 筒状部を取付アダプターの内周に挿入した後、周方向に
    回転したとき、係合部とストッパーピンとが係合状態と
    なり、しかも係合膨出部が、前記筒状部の切欠きに隣接
    して形成されたスリットに突入されて係合されることを
    特徴とするホットエアー用着脱ノズル。
  2. 【請求項2】 前記取付アダプターは、前記パイプに固
    定されるアダプターホルダーと、このアダプターホルダ
    ーの下部に設けられるアダプターカバーとからなり、 このアダプターカバーに、前記アダプタースプリングと
    前記ストッパーピンとが設けられ、 前記アダプタースプリングは、周方向の複数箇所が略半
    円形状に径方向内側に屈曲形成されて係合膨出部を形成
    されており、 アダプターカバーの外周面に、アダプタースプリングが
    配置されるスプリング溝が形成され、 このスプリング溝には、アダプタースプリングの係合膨
    出部と対応してアダプターカバーの周側壁を貫通する係
    合穴が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載
    のホットエアー用着脱ノズル。
  3. 【請求項3】 前記ストッパーピンは、前記アダプター
    カバーの係合穴の周方向一方の側端部上方位置に設けら
    れており、 前記係合部は、前記筒状部の切欠きの周方向他方の側端
    部に切り欠かれて形成されており、 係合部とストッパーピンとの係合状態において、係合膨
    出部の周方向一方の側端部がスリットの周方向一方の側
    端部に当接されることを特徴とする請求項2に記載のホ
    ットエアー用着脱ノズル。
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