JP2000152434A - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP2000152434A
JP2000152434A JP10322591A JP32259198A JP2000152434A JP 2000152434 A JP2000152434 A JP 2000152434A JP 10322591 A JP10322591 A JP 10322591A JP 32259198 A JP32259198 A JP 32259198A JP 2000152434 A JP2000152434 A JP 2000152434A
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JP
Japan
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cover plate
wiring cover
wiring
distribution board
box body
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Pending
Application number
JP10322591A
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English (en)
Inventor
Ryuji Kajima
竜二 梶間
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 配線被覆板取り付け用の支柱が出線電線の邪
魔にならず、部品管理の煩雑さがなく、而も分電盤施工
後に支柱を取り外す必要が生じた場合でも楽に対処でき
る分電盤を提供する。 【解決手段】 分電盤1は、箱体本体2と、この開口部
を被覆するための配線被覆板3と、この配線被覆板3を
固定するための支柱4と、箱体本体2の開口部を施蓋す
る扉体5とで構成される。箱体本体2の内部の幅方向の
略中央部に支柱4,4を夫々配し、この上下部の支柱
4,4に配線被覆板取付用金具6,6を夫々取り付け、
この配線被覆板取付用金具6,6には一方側に蝶番7,
7を形成し、この蝶番7,7が配線被覆板3に設けた蝶
番8,8と蝶着して蝶番装置9,9を形成し、他方側に
配線被覆板3に設けた係止具11,11と係止して配線
被覆板3を閉塞状態で保持する係止部10,10を設
け、この配線被覆板取付用金具6,6間に配線被覆板3
を取り付けて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤の配線被覆板を
固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤の配線被覆板を固定する構
造は、図7に記載のようなものがあった。即ち、分電盤
31は、前面を開口した箱体本体32と、この箱体本体
32の開口部を被覆するための配線被覆板33と、この
配線被覆板33を固定するための箱体本体32の内部に
立設した支柱34,35と、配線被覆板33で被覆した
箱体本体32の開口部を施蓋する扉体36とで構成され
ていた。支柱34,35を箱体本体32の内部の四隅近
傍に配し、一方側の上下部の支柱34,34には蝶番3
7,37が設けられ、配線被覆板に設けた蝶番38,3
8と蝶着して蝶番装置39,39を形成し、この蝶番装
置39,39を軸として配線被覆板33を開閉可能と
し、他方側の上下部の支柱35,35には係止部40,
40が設けられ、配線被覆板33に設けた係止具41,
41と係止して配線被覆板33を閉塞状態で保持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の分電盤31は、図7中の円で囲んだA部及びB部が出
線電線の電路となるが、この部分が支柱35及び36に
よって遮られ、電線によって支柱35,36が圧迫され
変形してしまったり、出線ができないという不具合が生
じる虞があった。
【0004】また、蝶番、係止部、封印螺子挿通孔等、
箱体本体の奥行寸法や配線被覆板の高さにより、夫々の
機能を有した支柱が必要になるため、部品の種類が非常
に多くなり、部品管理が煩雑になるという欠点があっ
た。
【0005】また、分電盤施工後、支柱を取り外す必要
が生じた場合、支柱の取付部が既に配線を施した電線の
下にあるため、取り外し作業が非常に困難であるという
欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の分電盤の問題
点に鑑み、本発明の目的は、配線被覆板取り付け用の支
柱が出線電線の邪魔にならず、部品管理の煩雑さがな
く、而も分電盤施工後に支柱を取り外す必要が生じた場
合でも楽に対処できる分電盤を提供するもので、少なく
とも前面を開口した箱体本体と、該箱体本体の開口部を
被覆するための配線被覆板と、該配線被覆板を固定する
ための前記箱体本体の内部に立設した支柱と、前記配線
被覆板で被覆した前記箱体本体の開口部を施蓋する扉体
とで構成される分電盤において、前記箱体本体の内部の
上下端部近傍の幅方向の略中央部に前記支柱を夫々配
し、該上下部の支柱に前記配線被覆板取付用金具を夫々
取り付け、該配線被覆板取付用金具には一方側に蝶番を
形成し、該蝶番が前記配線被覆板に設けた蝶番と蝶着し
て蝶番装置を形成し、該蝶番装置を軸として配線被覆板
を開閉可能とし、他方側に前記配線被覆板に設けた係止
具と係止して前記配線被覆板を閉塞状態で保持する係止
部、又は両側に螺孔を形成し、前記配線被覆板取付用金
具間に前記配線被覆板を取り付けたことである。
【0007】また、前記配線被覆板取付用金具に前記蝶
番及び前記係止部を一体に形成したことである。
【0008】また、前記分電盤において、前記配線被覆
板取付用金具の取り付けを分電盤の前面側からできるよ
うにしたことである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の分電盤によれ
ば、上下部の支柱に配線被覆板取付用金具を夫々取り付
け、この配線被覆板取付用金具間に配線被覆板を取り付
けることにより、分電盤の前面の開口部は配線被覆板に
よって被覆され、この配線被覆板は蝶番装置によって開
閉可能に蝶着され、係止部が係止具と係止することによ
って閉塞状態で保持されるので、出線電線の電路が支柱
によって遮られることがなくなり、電線によって支柱が
圧迫され変形してしまったり、出線ができないという不
具合が生じることがなくなる。
【0010】請求項2に記載の分電盤によれば、配線被
覆板取付用金具に蝶番及び係止部を一体に形成したこと
によって、部品の種類が減少し、部品管理が楽になる。
【0011】請求項3に記載の分電盤によれば、配線被
覆板取付用金具の取り付けを分電盤の前面側からできる
ようにしたことによって、分電盤施工後、支柱を取り外
す必要が生じた場合でも配線を施した電線に影響される
ことなく、楽に取り外し作業ができる。
【0012】
【実施例】本発明に係る分電盤の第一実施例を図1〜図
4に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明す
る。
【0013】分電盤1は、前面を開口した箱体本体2
と、この箱体本体2の開口部を被覆するための配線被覆
板3と、この配線被覆板3を固定するための箱体本体2
の内部に立設した支柱4と、配線被覆板3で被覆した箱
体本体2の開口部を施蓋する扉体5とで構成される。箱
体本体2の内部の上下端部近傍の幅方向の略中央部に支
柱4,4を夫々配し、この上下部の支柱4,4に配線被
覆板取付用金具6,6を夫々取り付け、この配線被覆板
取付用金具6,6には一方側に蝶番7,7を形成し、こ
の蝶番7,7が配線被覆板3に設けた蝶番8,8と蝶着
して蝶番装置9,9を形成し、この蝶番装置9,9を軸
として配線被覆板3を開閉可能とし、他方側に配線被覆
板3に設けた係止具11,11と係止して配線被覆板3
を閉塞状態で保持する係止部10,10を設け、この配
線被覆板取付用金具6,6間に配線被覆板3を取り付け
る。
【0014】上下部の支柱4,4に配線被覆板取付用金
具6,6を夫々取り付け、この配線被覆板取付用金具
6,6間に配線被覆板3を取り付けることにより、分電
盤1の前面の開口部は配線被覆板3によって被覆され、
この配線被覆板3は蝶番装置9,9によって開閉可能に
蝶着され、係止部10,10が係止具11,11と係止
することによって閉塞状態で保持される。
【0015】図3中の円で囲んだA部及びB部が出線電
線の電路となるが、この部分は支柱4,4によって遮ら
れることはなく、電線によって支柱4,4が圧迫され変
形してしまったり、出線ができないという不具合が生じ
る虞は全くない。
【0016】また、図4に示すように配線被覆板取付用
金具6に蝶番7及び係止部10を一体に形成しても良
い。
【0017】また、配線被覆板取付用金具6の取り付け
を分電盤1の前面側からできるようにして、分電盤施工
後、支柱を取り外す必要が生じた場合でも配線を施した
電線に影響されることなく、楽に取り外し作業ができる
構造としても良い。
【0018】尚、支柱及び配線被覆板取付用金具6,6
の形状、支柱の数量は本実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可
能である。
【0019】本発明に係る分電盤の第二実施例を図5〜
図6に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明
する。
【0020】分電盤21は、前面を開口した箱体本体2
2と、この箱体本体22の開口部を被覆するための配線
被覆板23と、この配線被覆板23を固定するための箱
体本体22の内部に立設した支柱24と、配線被覆板2
3で被覆した箱体本体22の開口部を施蓋する扉体25
とで構成される。箱体本体22の内部の上下端部近傍の
幅方向の略中央部に支柱24,24を夫々配し、この上
下部の支柱24,24に配線被覆板取付用金具26,2
6を夫々取り付け、この配線被覆板取付用金具26,2
6には両側に螺孔27,27を形成し、この螺孔27,
27と配線被覆板23に設けた螺孔28,28とを一致
させて螺子29,29で螺着して配線被覆板23を配線
被覆板取付用金具26,26間にを取り付ける。
【0021】上下部の支柱24,24に配線被覆板取付
用金具26,26を夫々取り付け、この配線被覆板取付
用金具26,26間に配線被覆板23を取り付けること
により、分電盤21の前面の開口部は配線被覆板23に
よって被覆され、この配線被覆板23は螺子29,29
によって閉塞状態で保持される。
【0022】図5及び図6中の円で囲んだA部及びB部
が出線電線の電路となるが、この部分は支柱24,24
によって遮られることはなく、電線によって支柱24,
24が圧迫され変形してしまったり、出線ができないと
いう不具合が生じる虞は全くない。
【0023】また、螺孔27,28に螺子29の代わり
に封印螺子29aを螺入し、配線被覆板23に封印線挿
通孔を設け封印線を挿通することにより封印する構造と
しても良い。
【0024】また、配線被覆板取付用金具26に螺孔2
7,27を一体に形成しても良い。
【0025】また、配線被覆板取付用金具26の取り付
けを分電盤21の前面側からできるようにして、分電盤
施工後、支柱を取り外す必要が生じた場合でも配線を施
した電線に影響されることなく、楽に取り外し作業がで
きる構造としても良い。
【0026】尚、支柱及び配線被覆板取付用金具26,
26の形状、支柱の数量は本実施例に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変
更可能である。
【0027】尚、支柱及び配線被覆板取付用金具の形
状、支柱の数量は本実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る分電盤
は、少なくとも前面を開口した箱体本体と、該箱体本体
の開口部を被覆するための配線被覆板と、該配線被覆板
を固定するための前記箱体本体の内部に立設した支柱
と、前記配線被覆板で被覆した前記箱体本体の開口部を
施蓋する扉体とで構成される分電盤において、前記箱体
本体の内部の上下端部近傍の幅方向の略中央部に前記支
柱を夫々配し、該上下部の支柱に前記配線被覆板取付用
金具を夫々取り付け、該配線被覆板取付用金具には一方
側に蝶番を形成し、該蝶番が前記配線被覆板に設けた蝶
番と蝶着して蝶番装置を形成し、該蝶番装置を軸として
配線被覆板を開閉可能とし、他方側に前記配線被覆板に
設けた係止具と係止して前記配線被覆板を閉塞状態で保
持する係止部、又は両側に螺孔を形成し、前記配線被覆
板取付用金具間に前記配線被覆板を取り付けたことよっ
て、出線電線の電路が支柱によって遮られることがなく
なり、電線によって支柱が圧迫され変形してしまった
り、出線ができないという不具合が生じることがなくな
るという効果がある。
【0029】また、前記配線被覆板取付用金具に前記蝶
番及び前記係止部を一体に形成したことによって、出線
電線の電路が支柱によって遮られることがなくなり、電
線によって支柱が圧迫され変形してしまったり、出線が
できないという不具合が生じることがなくなると共に、
蝶番、係止部、封印螺子挿通孔等、箱体本体の奥行寸法
や配線被覆板の高さにより、夫々の機能を有した支柱は
必要でなくなるため、部品の種類が減少し、部品管理が
楽になるという効果がある。
【0030】また、前記分電盤において、前記配線被覆
板取付用金具の取り付けが分電盤の前面側からできるよ
うにしたことによって、分電盤施工後、支柱を取り外す
必要が生じた場合でも配線を施した電線に影響されるこ
となく、楽に取り外し作業ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分電盤の第一実施例の説明図である。
【図2】本発明の分電盤の第一実施例の断面説明図であ
る。
【図3】本発明の分電盤の第一実施例の断面説明図であ
る。
【図4】本発明の分電盤の第一実施例の配線被覆板取付
用金具を一体化した説明図である。
【図5】本発明の分電盤の第二実施例の断面説明図であ
る。
【図6】本発明の分電盤の第二実施例に封印した状態の
断面説明図である。
【図7】従来の分電盤の断面説明図である。
【符号の説明】
1 分電盤 2 箱体本体 3 配線被覆板 4 支柱 5 扉体 6 配線被覆板取付用金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前面を開口した箱体本体と、
    該箱体本体の開口部を被覆するための配線被覆板と、該
    配線被覆板を固定するための前記箱体本体の内部に立設
    した支柱と、前記配線被覆板で被覆した前記箱体本体の
    開口部を施蓋する扉体とで構成される分電盤において、
    前記箱体本体の内部の上下端部近傍の幅方向の略中央部
    に前記支柱を夫々配し、該上下部の支柱に前記配線被覆
    板取付用金具を夫々取り付け、該配線被覆板取付用金具
    には一方側に蝶番を形成し、該蝶番が前記配線被覆板に
    設けた蝶番と蝶着して蝶番装置を形成し、該蝶番装置を
    軸として配線被覆板を開閉可能とし、他方側に前記配線
    被覆板に設けた係止具と係止して前記配線被覆板を閉塞
    状態で保持する係止部、又は両側に螺孔を形成し、前記
    配線被覆板取付用金具間に前記配線被覆板を取り付けた
    ことを特徴とする分電盤。
  2. 【請求項2】 前記配線被覆板取付用金具に前記蝶番及
    び前記係止部を一体に形成したことを特徴とする分電
    盤。
  3. 【請求項3】 前記分電盤において、前記配線被覆板取
    付用金具の取り付けを分電盤の前面側からできるように
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の分
    電盤。
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