JPH0993758A - 電気接続箱の防水構造 - Google Patents

電気接続箱の防水構造

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JPH0993758A
JPH0993758A JP7244365A JP24436595A JPH0993758A JP H0993758 A JPH0993758 A JP H0993758A JP 7244365 A JP7244365 A JP 7244365A JP 24436595 A JP24436595 A JP 24436595A JP H0993758 A JPH0993758 A JP H0993758A
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JP
Japan
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main body
waterproof
water
waterproof skirt
connection box
Prior art date
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Pending
Application number
JP7244365A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamaguchi
徹 山口
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱の防水構造を提供する。 【解決手段】相対向して突き合わされる本体Aと蓋体B
とから成り、本体の突き合わせ部10には突条1を周設
し、蓋体の突き合わせ部には突条に対応する受溝6を設
けると共にシールパッキン14を装着し、突条を受溝に
係合させて突き合わせ部を防水シールする電気接続箱の
防水構造において、受溝の外周に本体を囲む防水スカー
ト部9を垂設し、突き合わせ部10が防水スカート部の
内部に位置する、また防水スカート部の内周9aと前記
本体の周縁aとが密接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱の防水
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱は自動車の電装部品等の配線
を合理的に行うために使用されるもので、回路を集中接
続するためのブスバー回路や、リレー、ヒューズ、サー
キットブレーカ等の関連部品を組み込んだものであり、
水分が浸入しないように密閉されなければならないもの
である。
【0003】図6は従来の電気接続箱の防水構造を示す
ものである。20は本体、21は本体20に嵌合する防
水カバーである。22は本体20の周囲に設けられた鍔
状の突起である。防水カバー21にはシール部23が形
成され、シール部23の嵌合面には溝24が形成されて
いる。本体20と防水カバー21との嵌合時には、溝2
4に本体20の側壁26が嵌入すると共に、シール部2
3の周縁部25と突起22とが係合する。これにより、
本体20と防水カバー21との嵌合面を防水シールす
る。
【0004】しかしながら、例えば電装部品を収納した
電気接続箱27を車両等に取り付け、車両等を水で洗浄
する場合、その水が高圧の水流である時高圧水流P′が
直接シール部23に当たると、シール部23が水圧に負
けて変形し、電気接続箱22の内部へ水が浸入する恐れ
があった。また、水が浸入した場合、水を排水口28か
ら外部へ全て排水するのに多少時間的なずれがあり、そ
のために電装部品に水が付着し、トラブルの原因となる
恐れがあった。
【0005】図7は他の従来の電気接続箱の防水構造を
示すものである(実開平2−75781号公報)。下部
ケース30は前面を開放し、上部ケース31は下部ケー
ス30の開口を閉塞して成る。下部ケース30の内側に
は、上部ケース31と下部ケース30との閉塞時に密閉
室を形成する内枠32が設けられ、内枠32の側壁32
aの上端部にはシール材33が貼着されている。上部ケ
ース30の内部には、内枠32のシール材33に対向し
てシール材33に密着する同形状の枠部34が設けられ
ている。そして内枠32と枠部34とでシール部が構成
される。
【0006】しかしながら、シール部35がケースの内
部に形成されているが、上部ケース31と下部ケース3
0とが共に前面を開放しているから、開放部分に高圧水
流が当ると、シール部35に水圧がかかり、内部へ水が
浸入する恐れがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、電気接続箱の内部へ水が浸入するのを防止し、
箱内の回路板や電装部品等に水が付着するのを防ぐ電気
接続箱の防水構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、相対向して突き合わされる本体と蓋体と
から成り、前記本体の突き合わせ部には突条を周設し、
前記蓋体の突き合わせ部には前記突条に対応する受溝を
設けると共にシールパッキンを装着し、前記突条を受溝
に係合させて前記突き合わせ部を防水シールする電気接
続箱の防水構造において、前記受溝の外周に前記本体を
囲む防水スカート部を垂設し、前記突き合わせ部が防水
スカート部の内部に位置して成る電気接続箱の防水構造
を採用する。また、前記防水スカート部の内周と前記本
体の周縁とが密接する構造も有効である。
【0009】本発明によれば、蓋体の周壁に形成された
受溝の外周が本体を囲むと共に垂下連成した防止スカー
ト部を有し、本体と蓋体との突き合わせ部が防止スカー
ト部の内部に位置している。これにより、例えば外部か
らの高圧水流が防水スカート部に当たっても、防水スカ
ート部が高圧水流を分散し、突き合わせ部に直接水圧が
かからない。また、防水スカート部の内周と本体の周縁
とが密に接触している。これにより、例えば防水スカー
ト部内に水が浸入しても、本体内へは水が浸入しない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。図1〜5は本発明に係る電
気接続箱の防水構造の一実施例を示すものである。図1
において、Aは本体、Bは本体Aに突き合わされる蓋
体、Cは電気接続箱である。本具体例では、電装部品を
組み込んで本体Aと蓋体Bとをネジで固定した電気接続
箱Cの構造の場合を説明する。
【0011】本体Aには、図2及び3に示すように周縁
の内側に一条の突条1が立設され、中央付近に起立壁2
が設けられている。そして、起立壁2の両側にグロメッ
ト孔3が形成され、グロメット孔3の近傍に電装部品4
を位置決めするための突起5が設けられている。なお、
突条1を本体Aの周縁又は周縁の外側に設けることも可
能である。蓋体Bには、図2及び図4に示すように開口
端付近の周壁の外側に受溝6が形成され、中央に窪み7
が設けられている。その窪み7によって電装部品4を収
容する収納空間が二分される。受溝6の溝壁6aに本体
Aを囲むと共に溝壁6aから垂下連成した防水スカート
部9が設けられている。なお、受溝6を蓋体Bの周壁の
端部又は周壁の内側に形成することも可能である。
【0012】図1に示すように防水スカート部9の根元
部分は本体Aと蓋体Bとを突き合わせた場合、本体Aの
周縁aと防水スカート部9の内面9aとが密接するよう
に形成されている。防水スカート部9の先は、根元部分
と同じ幅に形成されている。なお、防水スカート部の先
を広げたり、又はすぼめたりすることも可能である。ま
た、図4及び図5に示すように防水スカート部9の外面
9bには、車両等に電気接続箱Cを取り付けるための取
付部11が設けられ、グロメット12を内部から外部へ
導くためのグロメット排出口13が形成されている。
【0013】図2に示すように本体Aの起立壁2には貫
通孔2aが形成され、蓋体Bの窪み7の底部7aにはネ
ジ穴7bが設けられ、受溝6の内部にはシールパッキン
14が装着されている。本体Aと蓋体Bとを突き合わせ
ると、起立壁2と底部7aとが接触して貫通孔2aとネ
ジ穴7bとがつながる(図1参照)。それと共に、突条
1が受溝6に係合し、突条1の先端部1aがシールパッ
キン14に当接する。これにより、本体Aと蓋体Bとの
突き合わせ部10が密接して防水シールされる。この状
態でネジ15を貫通孔2aから挿入してネジ穴7bに嵌
め込んで本体Aと蓋体Bとを固定する。なお、本体Aと
蓋体Bとを固定する方法としては、例えば一方にロック
用の金具、他方にロック用段部(いずれも図示せず)を
設けることも可能である。また、接着剤などを用いるこ
とも可能である。更に、突条1と受溝6とを嵌合できる
ように形成すれば、突き合わせ部10の防水シール性の
効果が大になるから好ましい。
【0014】図2に示すようにグロメット12を挿着し
た電装部品4を本体Aに装着するには、グロメット12
をグロメット孔3に嵌め込み、電装部品4に形成された
ガイド4aに突起5を導入することで位置決めを行い、
本体Aの正規の位置に電装部品4を装着する(図1参
照)。なお、電装部品4の代わりにブスバー回路板、プ
リント配線板、電線配線板等を内部に組み込んだ電気接
続箱を利用することも可能である。
【0015】車両等に取り付けられた電気接続箱Cの防
水スカート部9に高圧水流が直接当たる場合、本体Aと
蓋体Bとの突き合わせ部10が防水スカート部9の内側
に位置しているから、高圧水流Pが防水スカート部9に
より分散されて水圧が突き合わせ部10に直接及ばな
い。しかし、もし水圧が突き合わせ部10に及んだとし
ても、本体Aの周縁と防水スカート部9の内面とが密接
しているから、電気接続箱C内への水の流入が阻止され
る。従って、電気接続箱Cの内部への水の浸入を防止す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、受溝の
外周に、本体を囲むと共に垂下連成した防水スカート部
を設けるから、例えば高圧水流が防水スカート部により
分散され、突き合わせ部に直接水圧がかからない。ま
た、防水スカート部と本体とが防水スカート部内で密接
しているから、例えば防水スカート部に水が浸入しても
本体内へ水が浸入するのを防止できる。これにより、電
気接続箱内への水の浸入を完全に抑えることができ、箱
内の電装部品等を水のトラブルから守ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱の防水構造の一実施例
を示す縦断面図である。
【図2】同じく分解縦断面図である。
【図3】本体を示す図であり、(a) は平面図、(b) は断
面図、(c) は底面図である。
【図4】蓋体を示す図であり、(a) は平面図、(b) は断
面図、(c) は底面図である。
【図5】同じく斜視図である。
【図6】従来例の縦断面図である。
【図7】他の従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
A 本体 B 蓋体 C 電気接続箱 1 突条 6 受溝 9 防水スカート部 10 突き合わせ部 14 シールパッキン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向して突き合わされる本体と蓋体と
    から成り、前記本体の突き合わせ部には突条を周設し、
    前記蓋体の突き合わせ部には前記突条に対応する受溝を
    設けると共にシールパッキンを装着し、前記突条を受溝
    に係合させて前記突き合わせ部を防水シールする電気接
    続箱の防水構造において、 前記受溝の外周に前記本体を囲む防水スカート部を垂設
    し、前記突き合わせ部が防水スカート部の内部に位置す
    る構造を特徴とする電気接続箱の防水構造。
  2. 【請求項2】 前記防水スカート部の内周と前記本体の
    周縁とが密接する構造を特徴とする請求項1記載の電気
    接続箱の防水構造。
JP7244365A 1995-09-22 1995-09-22 電気接続箱の防水構造 Pending JPH0993758A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034132A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd 高電圧用電気接続箱
JP2002034122A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd 高電圧用電気接続箱
CN106871944A (zh) * 2015-12-12 2017-06-20 济南华信自动化工程有限公司 测量精度高的接头箱

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Effective date: 20000627