JP2000149684A - ツイスト電線の加工装置 - Google Patents
ツイスト電線の加工装置Info
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- JP2000149684A JP2000149684A JP10325026A JP32502698A JP2000149684A JP 2000149684 A JP2000149684 A JP 2000149684A JP 10325026 A JP10325026 A JP 10325026A JP 32502698 A JP32502698 A JP 32502698A JP 2000149684 A JP2000149684 A JP 2000149684A
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- wire
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
- H01B13/02—Stranding-up
- H01B13/0207—Details; Auxiliary devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 両端が圧接コネクタに接続された電線のツイ
スト加工を自動的に行う。 【解決手段】 作業台１０上に所要の間隔をあけて立設
した一対のコネクタ受け治具１１と、これらコネクタ受
け治具の間に配置した駆動源で回転駆動される駆動ギヤ
１６と、上記駆動ギヤと噛み合う従動ギヤ１８とを備
え、従動ギヤに外周面より中心部まで切り込んだ１つの
電線挿入溝１８ａを設け、一対のコネクタ受け治具に上
記両端のコネクタ２０Ａ、２０Ｂを固定して、その間の
２本の電線ｗ１とｗ２の中間部を電線挿入溝１８ａに通
し、この状態で、駆動ギヤ１６と連動させて従動ギヤ１
８を回転させることにより２本の電線を縒り合わせてい
る。
スト加工を自動的に行う。 【解決手段】 作業台１０上に所要の間隔をあけて立設
した一対のコネクタ受け治具１１と、これらコネクタ受
け治具の間に配置した駆動源で回転駆動される駆動ギヤ
１６と、上記駆動ギヤと噛み合う従動ギヤ１８とを備
え、従動ギヤに外周面より中心部まで切り込んだ１つの
電線挿入溝１８ａを設け、一対のコネクタ受け治具に上
記両端のコネクタ２０Ａ、２０Ｂを固定して、その間の
２本の電線ｗ１とｗ２の中間部を電線挿入溝１８ａに通
し、この状態で、駆動ギヤ１６と連動させて従動ギヤ１
８を回転させることにより２本の電線を縒り合わせてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ツイスト電線の加
工装置に関し、詳しくは、インプット／アウトプットの
信号により発生する電磁波および磁界の抑制を行うため
に、２本の電線を縒り合わせるもので、特に、電線端末
が圧接コネクタ内の圧接端子を接続された後に、電線の
ツイスト加工を行うものである。
工装置に関し、詳しくは、インプット／アウトプットの
信号により発生する電磁波および磁界の抑制を行うため
に、２本の電線を縒り合わせるもので、特に、電線端末
が圧接コネクタ内の圧接端子を接続された後に、電線の
ツイスト加工を行うものである。
【０００２】
【従来の技術】制御基板と駆動基板を接続する回路を構
成する電線には、電磁波によるノイズの発生を遮断する
必要がある。そのため、制御基板と駆動基板を接続する
電線と、インプット／アウトプット回路の信号回路を接
続する電線とを縒り合わせてツイスト電線としたものを
用い、電磁波を遮断している。
成する電線には、電磁波によるノイズの発生を遮断する
必要がある。そのため、制御基板と駆動基板を接続する
電線と、インプット／アウトプット回路の信号回路を接
続する電線とを縒り合わせてツイスト電線としたものを
用い、電磁波を遮断している。
【０００３】従来のツイスト電線は、電線端末に圧着端
子を接続しており、図１１（Ａ）に示すように、ツイス
トする電線ｗ１とｗ２には、それぞれ、所定寸法に切断
した後、各両端端末に圧着端子Ｔを圧着接続している。
これら電線ｗ１とｗ２とは平行として、図１１（Ｂ）に
示すように、一端側Ａを固定し、他端側Ｂをモータ等で
回転させて、図１１（Ｃ）に示すように電線ｗ１とｗ２
とを縒り合わせてツイスト電線を形成している。
子を接続しており、図１１（Ａ）に示すように、ツイス
トする電線ｗ１とｗ２には、それぞれ、所定寸法に切断
した後、各両端端末に圧着端子Ｔを圧着接続している。
これら電線ｗ１とｗ２とは平行として、図１１（Ｂ）に
示すように、一端側Ａを固定し、他端側Ｂをモータ等で
回転させて、図１１（Ｃ）に示すように電線ｗ１とｗ２
とを縒り合わせてツイスト電線を形成している。
【０００４】上記のように、ツイスト加工した電線ｗ１
とｗ２は、各両端の圧着端子をコネクタに挿入して、コ
ネクタ接続している。
とｗ２は、各両端の圧着端子をコネクタに挿入して、コ
ネクタ接続している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記したツイスト電線
は、端末に圧着端子Ｔを夫々接続し、電線ｗ１とｗ２と
をツイスト加工した後にコネクタに挿入しているため、
電線ｗ１、ｗ２のみを上記方法でツイスト加工すること
ができる。
は、端末に圧着端子Ｔを夫々接続し、電線ｗ１とｗ２と
をツイスト加工した後にコネクタに挿入しているため、
電線ｗ１、ｗ２のみを上記方法でツイスト加工すること
ができる。
【０００６】しかしながら、ツイスト加工する電線ｗ１
とｗ２が、図１２に示すように、多極の圧接コネクタハ
ウジングＣ１、Ｃ２に予めセットされた圧接端子に接続
される場合、この圧接作業後に、圧接コネクタの間に配
線される電線の内、所要の回路の電線ｗ１、ｗ２のみを
ツイスト加工することはできない。
とｗ２が、図１２に示すように、多極の圧接コネクタハ
ウジングＣ１、Ｃ２に予めセットされた圧接端子に接続
される場合、この圧接作業後に、圧接コネクタの間に配
線される電線の内、所要の回路の電線ｗ１、ｗ２のみを
ツイスト加工することはできない。
【０００７】よって、圧接コネクタへの接続は、電線の
調尺と、圧接コネクタへの接続作業が自動機で行われる
場合が多いが、ツイスト電線を有する場合には、ツイス
ト加工後の圧接作業を手作業で行なわなければならなく
なり、生産性よく大量生産すること出来ず、コスト高を
招く問題がある。
調尺と、圧接コネクタへの接続作業が自動機で行われる
場合が多いが、ツイスト電線を有する場合には、ツイス
ト加工後の圧接作業を手作業で行なわなければならなく
なり、生産性よく大量生産すること出来ず、コスト高を
招く問題がある。
【０００８】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、電線端末がコネクタに接続された後に、所要の電線
を自動的に縒り合わせてツイスト電線を形成できる装置
を提供することを課題としている。
で、電線端末がコネクタに接続された後に、所要の電線
を自動的に縒り合わせてツイスト電線を形成できる装置
を提供することを課題としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、電線の両端の端子がコネクタに挿入接続
された状態で、隣接する２本の電線をツイスト加工する
装置であって、作業台上に所要の間隔をあけて立設した
一対のコネクタ受け治具と、これらコネクタ受け治具の
間に配置した駆動源で回転駆動される駆動ギヤと、上記
駆動ギヤと噛み合う従動ギヤとを備え、上記従動ギヤに
外周面より中心部まで切り込んだ１つの電線挿入溝を設
け、上記一対のコネクタ受け治具に上記両端のコネクタ
を固定して、その間のツイストすべき２本の電線の中間
部を上記電線挿入溝に通し、この状態で、上記駆動ギヤ
と連動させて上記従動ギヤを回転させることにより２本
の電線を縒り合わせているツイスト電線の加工装置を提
供している。
め、本発明は、電線の両端の端子がコネクタに挿入接続
された状態で、隣接する２本の電線をツイスト加工する
装置であって、作業台上に所要の間隔をあけて立設した
一対のコネクタ受け治具と、これらコネクタ受け治具の
間に配置した駆動源で回転駆動される駆動ギヤと、上記
駆動ギヤと噛み合う従動ギヤとを備え、上記従動ギヤに
外周面より中心部まで切り込んだ１つの電線挿入溝を設
け、上記一対のコネクタ受け治具に上記両端のコネクタ
を固定して、その間のツイストすべき２本の電線の中間
部を上記電線挿入溝に通し、この状態で、上記駆動ギヤ
と連動させて上記従動ギヤを回転させることにより２本
の電線を縒り合わせているツイスト電線の加工装置を提
供している。
【００１０】上記ツイストされる電線端末は、ツイスト
加工される前に、多極の圧接コネクタ・ハウジング内に
セットされた圧接端子に圧接接続されているものに好適
に適用される。しかしながら、電線端末に圧着端子が接
続され、該圧着端子をコネクタに挿入された後に、所要
の電線を縒り合わせてツイスト電線を形成する場合にも
適用しえるものである。
加工される前に、多極の圧接コネクタ・ハウジング内に
セットされた圧接端子に圧接接続されているものに好適
に適用される。しかしながら、電線端末に圧着端子が接
続され、該圧着端子をコネクタに挿入された後に、所要
の電線を縒り合わせてツイスト電線を形成する場合にも
適用しえるものである。
【００１１】上記加工装置では、両端をコネクタをコネ
クタ受け治具で保持固定した後に、所要回路の２本の電
線を取り出し、それらの中間部を従動ギヤの電線挿通溝
内に押し込んで通し、その後、モータ等の駆動源をオン
して駆動ギヤを回転駆動させると、従動ギヤが電線を保
持した状態で回転する。その結果、両端が固定された電
線は、その中間部が回転されることにより捩れた状態で
縒り合わされていく。
クタ受け治具で保持固定した後に、所要回路の２本の電
線を取り出し、それらの中間部を従動ギヤの電線挿通溝
内に押し込んで通し、その後、モータ等の駆動源をオン
して駆動ギヤを回転駆動させると、従動ギヤが電線を保
持した状態で回転する。その結果、両端が固定された電
線は、その中間部が回転されることにより捩れた状態で
縒り合わされていく。
【００１２】このように縒り合わされた２本電線は癖つ
けされるため、従動ギヤの電線挿入溝より取り出して
も、縒りが戻って直線状に戻ることは殆どない。なお、
電線挿入溝より取り出した位置で、テープ巻きを施し
て、縒が戻らないようにしても良い。あるいは、縒りが
多少戻る場合を予測して、ギヤの回転数を所要数の縒が
発生する以上に設定しておき、多少、縒が戻っても所要
数の縒が残るようにしておいてもよい。
けされるため、従動ギヤの電線挿入溝より取り出して
も、縒りが戻って直線状に戻ることは殆どない。なお、
電線挿入溝より取り出した位置で、テープ巻きを施し
て、縒が戻らないようにしても良い。あるいは、縒りが
多少戻る場合を予測して、ギヤの回転数を所要数の縒が
発生する以上に設定しておき、多少、縒が戻っても所要
数の縒が残るようにしておいてもよい。
【００１３】上記従動ギヤは両端面より軸受部を突設
し、上記作業台より立設する支持板に設けた軸受孔で上
記軸受部を回転自在に保持し、上記軸受部および支持板
にも上記電線挿入溝に挿入された電線が回転時にも挿通
可とする電線挿通溝を設け、かつ、上記コネクタ受け治
具でコネクタおよび該コネクタに接続した電線を固定す
るコネクタ・クランプを保持している。
し、上記作業台より立設する支持板に設けた軸受孔で上
記軸受部を回転自在に保持し、上記軸受部および支持板
にも上記電線挿入溝に挿入された電線が回転時にも挿通
可とする電線挿通溝を設け、かつ、上記コネクタ受け治
具でコネクタおよび該コネクタに接続した電線を固定す
るコネクタ・クランプを保持している。
【００１４】即ち、従動ギヤに設ける電線挿通溝が浅い
場合には、回転時に電線挿通溝より外方へと抜け出でる
恐れがあるため、従動ギヤの中心まで電線挿通溝を切り
込み、中心位置近くに電線を通しておくことが好まし
い。よって、従動ギヤの軸芯に支軸を通すことができな
いため、従動ギヤの両端面より軸受部を突出して、両側
の支持板で回転自在に保持し、かつ、これら軸受部およ
び支持板にも、回転時に電線を通す溝を設けて、電線の
回転に干渉しないようにしている。また、ギヤで電線を
回転する時に、これら電線のコネクタ接続端側は確実に
固定しておく必要があるために、上記コネクタ・クラン
プを用いて、コネクタを固定すると共に、電線を１本づ
つ確実に固定している。
場合には、回転時に電線挿通溝より外方へと抜け出でる
恐れがあるため、従動ギヤの中心まで電線挿通溝を切り
込み、中心位置近くに電線を通しておくことが好まし
い。よって、従動ギヤの軸芯に支軸を通すことができな
いため、従動ギヤの両端面より軸受部を突出して、両側
の支持板で回転自在に保持し、かつ、これら軸受部およ
び支持板にも、回転時に電線を通す溝を設けて、電線の
回転に干渉しないようにしている。また、ギヤで電線を
回転する時に、これら電線のコネクタ接続端側は確実に
固定しておく必要があるために、上記コネクタ・クラン
プを用いて、コネクタを固定すると共に、電線を１本づ
つ確実に固定している。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図１に示すように、作業台１０上に
所要寸法をあけて一対のコネクタ受け治具１１を立設け
ている。これらコネクタ受け治具１１は支軸１１ａの上
端に受け部１１ｂを備え、これら受け部１１ｂでそれぞ
れコネクタ・クランプ１２を保持している。このコネク
タ・クランプ１２は上下一対の倒Ｌ形状の保持部１２ａ
と１２ｂとを近接方向にバネ（図示せず）で付勢して連
結し、上下の保持部１２ａと１２ｂの間にコネクタハウ
ジング挟持部１２ｃを設けると共に、各先端突出部に平
行に電線溝１２ｄを設け、電線を１本づつ固定するよう
にしている。
参照して説明する。図１に示すように、作業台１０上に
所要寸法をあけて一対のコネクタ受け治具１１を立設け
ている。これらコネクタ受け治具１１は支軸１１ａの上
端に受け部１１ｂを備え、これら受け部１１ｂでそれぞ
れコネクタ・クランプ１２を保持している。このコネク
タ・クランプ１２は上下一対の倒Ｌ形状の保持部１２ａ
と１２ｂとを近接方向にバネ（図示せず）で付勢して連
結し、上下の保持部１２ａと１２ｂの間にコネクタハウ
ジング挟持部１２ｃを設けると共に、各先端突出部に平
行に電線溝１２ｄを設け、電線を１本づつ固定するよう
にしている。
【００１６】上記コネクタ受け治具１１と１２の間には
作業台１０上に一対のレール１３を取り付け、該レール
１３上にモータ１５を移動可能に載置している。該モー
タ１５の出力軸１５ａに駆動ギヤ１６を連結固定すると
共に、該出力軸１５ａを回転自在に貫通する一対の支持
板１７を設け、これら支持板１７の間に上記駆動ギヤ１
６を配置している。
作業台１０上に一対のレール１３を取り付け、該レール
１３上にモータ１５を移動可能に載置している。該モー
タ１５の出力軸１５ａに駆動ギヤ１６を連結固定すると
共に、該出力軸１５ａを回転自在に貫通する一対の支持
板１７を設け、これら支持板１７の間に上記駆動ギヤ１
６を配置している。
【００１７】上記駆動ギヤ１６の上方に、該駆動ギヤ１
６と噛み合う従動ギヤ１８を配置し、該従動ギヤ１８の
両端面より軸受部１９を突設している。この軸受部１９
を上記両側の支持板１７に設けた軸受孔１７ａに回転自
在に嵌合して、従動ギヤ１８を位置決め保持している。
６と噛み合う従動ギヤ１８を配置し、該従動ギヤ１８の
両端面より軸受部１９を突設している。この軸受部１９
を上記両側の支持板１７に設けた軸受孔１７ａに回転自
在に嵌合して、従動ギヤ１８を位置決め保持している。
【００１８】上記のように、レール１３上でモータ１５
を移動して所要位置で停止させることにより、モータ１
５と連動する支持板１７、駆動ギヤ１６、従動ギヤ１８
が作業台１０上の所要位置に位置決めされ、ツイスト加
工する電線の長さ方向の中央位置に常に従動ギヤ１８を
位置させることが出来るようにしている。
を移動して所要位置で停止させることにより、モータ１
５と連動する支持板１７、駆動ギヤ１６、従動ギヤ１８
が作業台１０上の所要位置に位置決めされ、ツイスト加
工する電線の長さ方向の中央位置に常に従動ギヤ１８を
位置させることが出来るようにしている。
【００１９】上記従動ギヤ１８には、外周より中心Ｐに
達する１つの細幅の電線挿通溝１８ａを切り込んで形成
している。また、従動ギヤ１８の両側面より突設した軸
受部１９にも電線挿通溝１８と対応する位置に同一形状
の電線挿通溝１９ａを外周面より中心位置まで切り込ん
でで形成している。さらに、両側の支持板１７にも、上
端より軸受孔１７ａの上部に連通した電線挿通溝１７ｂ
を切り込んで形成いている。
達する１つの細幅の電線挿通溝１８ａを切り込んで形成
している。また、従動ギヤ１８の両側面より突設した軸
受部１９にも電線挿通溝１８と対応する位置に同一形状
の電線挿通溝１９ａを外周面より中心位置まで切り込ん
でで形成している。さらに、両側の支持板１７にも、上
端より軸受孔１７ａの上部に連通した電線挿通溝１７ｂ
を切り込んで形成いている。
【００２０】上記ツイスト加工装置で電線のツイスト加
工を行う時、コネクタ受け治具１１、１１により保持さ
れるコネクタ・クランプ１２、１２で、多極の圧接コネ
クタ・ハウジング１０Ａ、１０Ｂを挟持固定する。これ
ら一対の圧接コネクタ・ハウジング２０Ａ、２０Ｂに
は、その内部にセットされている圧接端子（図示せず）
に多数の電線ｗの両端末が圧接接続され、圧接コネクタ
・ハウジング２０Ａと２０Ｂの間には多数の電線ｗが配
線されている。これらの電線ｗはコネクタ・クランプ１
２の電線溝１２ｄで１本づつ確実に固定されている。ま
た、ツイスト加工を行う隣接する２本の電線ｗ１とｗ２
とは他の電線ｗよりも長寸とし、縒り合わせた状態で他
の電線ｗと略同一寸法となるようにしている。
工を行う時、コネクタ受け治具１１、１１により保持さ
れるコネクタ・クランプ１２、１２で、多極の圧接コネ
クタ・ハウジング１０Ａ、１０Ｂを挟持固定する。これ
ら一対の圧接コネクタ・ハウジング２０Ａ、２０Ｂに
は、その内部にセットされている圧接端子（図示せず）
に多数の電線ｗの両端末が圧接接続され、圧接コネクタ
・ハウジング２０Ａと２０Ｂの間には多数の電線ｗが配
線されている。これらの電線ｗはコネクタ・クランプ１
２の電線溝１２ｄで１本づつ確実に固定されている。ま
た、ツイスト加工を行う隣接する２本の電線ｗ１とｗ２
とは他の電線ｗよりも長寸とし、縒り合わせた状態で他
の電線ｗと略同一寸法となるようにしている。
【００２１】上記電線ｗの長さ方向の中心位置に従動ギ
ヤ１８の電線挿通溝１８ａが位置するように、モータ１
５をレール１３上を移動させて位置決め固定する。つい
で、上記ツイスト加工する２本の電線ｗ１とｗ２を他の
電線ｗとより分けて、電線挿通溝１８ａ内に上端開口よ
り挿入し、中心位置まで押し込んでいく。この電線挿通
溝１８ａに通した電線ｗ１とｗ２は、軸受部１９の電線
挿通溝１９ａにも通されると共に、両側の支持板１７に
も電線挿通溝１７ｂを通して挿通され、圧接コネクタ・
ハウジング２０Ａと２０Ｂの間で少し弛んだ状態で布線
される。
ヤ１８の電線挿通溝１８ａが位置するように、モータ１
５をレール１３上を移動させて位置決め固定する。つい
で、上記ツイスト加工する２本の電線ｗ１とｗ２を他の
電線ｗとより分けて、電線挿通溝１８ａ内に上端開口よ
り挿入し、中心位置まで押し込んでいく。この電線挿通
溝１８ａに通した電線ｗ１とｗ２は、軸受部１９の電線
挿通溝１９ａにも通されると共に、両側の支持板１７に
も電線挿通溝１７ｂを通して挿通され、圧接コネクタ・
ハウジング２０Ａと２０Ｂの間で少し弛んだ状態で布線
される。
【００２２】その後、モータ１５をオンして駆動ギヤ１
６を所要速度で回転し、連動して従動ギヤ１８を回転さ
せる。この従動ギヤ１８の回転に応じて、電線挿通溝１
８ａに通された電線ｗ１とｗ２とは両端が固定された状
態で中央部が回転されるため、図１０に示すように、ね
じれた状態で縒り合わされていき、電線ｗ１とｗ２とは
捩れた状態で癖つけされる。
６を所要速度で回転し、連動して従動ギヤ１８を回転さ
せる。この従動ギヤ１８の回転に応じて、電線挿通溝１
８ａに通された電線ｗ１とｗ２とは両端が固定された状
態で中央部が回転されるため、図１０に示すように、ね
じれた状態で縒り合わされていき、電線ｗ１とｗ２とは
捩れた状態で癖つけされる。
【００２３】モータ１５の回転数は予め設定しておき、
所定の回転数に達すると停止する。この状態で、電線挿
通溝１８ａより電線ｗ１とｗ２とを取り出すと、縒りが
殆ど戻ることなく、ツイスト加工される。なお、縒りが
多少戻る恐れがある場合は、縒りが戻る分だけ見越して
モータ１５の回転数を増加させておくとよい。あるい
は、電線挿通溝１８ａより取り出した電線ｗ１とｗ２と
の中心をテープ巻き又は結束しておいてもよい。しかし
ながら、上記したように、電線ｗ１とｗ２とは捩れて縒
り合わされた状態で癖づけされているため、必ずしもテ
ープ巻き又は結束を施す必要はない。
所定の回転数に達すると停止する。この状態で、電線挿
通溝１８ａより電線ｗ１とｗ２とを取り出すと、縒りが
殆ど戻ることなく、ツイスト加工される。なお、縒りが
多少戻る恐れがある場合は、縒りが戻る分だけ見越して
モータ１５の回転数を増加させておくとよい。あるい
は、電線挿通溝１８ａより取り出した電線ｗ１とｗ２と
の中心をテープ巻き又は結束しておいてもよい。しかし
ながら、上記したように、電線ｗ１とｗ２とは捩れて縒
り合わされた状態で癖づけされているため、必ずしもテ
ープ巻き又は結束を施す必要はない。
【００２４】なお、上記実施形態は圧接コネクタに予め
両端が接続された電線のツイスト加工の例であるが、電
線端末に接続した圧着端子をコネクタあるいは電気接続
箱に接続した後に、所要回路の電線をツイスト加工した
い場合には、本発明のツイスト加工装置によりツイスト
加工しても良いことは言うまでもない。
両端が接続された電線のツイスト加工の例であるが、電
線端末に接続した圧着端子をコネクタあるいは電気接続
箱に接続した後に、所要回路の電線をツイスト加工した
い場合には、本発明のツイスト加工装置によりツイスト
加工しても良いことは言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のツイスト加工装置によれば、駆動ギヤと噛み合わせた
従動ギヤに電線挿入溝を設け、その両側にコネクタ・ク
ランプを配置しているため、両端のコネクタをコネクタ
・クランプで固定した状態で、これらコネクタに接続さ
れた電線のうち、ツイストしたい２本の電線を上記電線
挿入溝に挿入してギヤを回転駆動させると、２本の電線
は縒り合わされて自動的にツイスト電線を製造すること
ができる。
のツイスト加工装置によれば、駆動ギヤと噛み合わせた
従動ギヤに電線挿入溝を設け、その両側にコネクタ・ク
ランプを配置しているため、両端のコネクタをコネクタ
・クランプで固定した状態で、これらコネクタに接続さ
れた電線のうち、ツイストしたい２本の電線を上記電線
挿入溝に挿入してギヤを回転駆動させると、２本の電線
は縒り合わされて自動的にツイスト電線を製造すること
ができる。
【００２６】このように、圧接コネクタへの電線の接続
を、電線の調尺から圧接コネクタへの圧接の一連の作業
を自動機で行う場合、従来はツイスト加工後は手作業で
行わなければならなかったのが、本発明では、自動機で
圧接コネクタに電線を圧接接続した後に、ツイストすべ
き２本の電線をモータの回転数制御で縒り数を制御して
自動的に行うことができ、かつ、均一な品質のツイスト
電線を提供することができる。
を、電線の調尺から圧接コネクタへの圧接の一連の作業
を自動機で行う場合、従来はツイスト加工後は手作業で
行わなければならなかったのが、本発明では、自動機で
圧接コネクタに電線を圧接接続した後に、ツイストすべ
き２本の電線をモータの回転数制御で縒り数を制御して
自動的に行うことができ、かつ、均一な品質のツイスト
電線を提供することができる。
【図１】 本発明の実施形態の概略斜視図である。
【図２】 上記実施形態のコネクタ・クランプの要部斜
視図である。
視図である。
【図３】 駆動ギヤと従動ギヤとを示す側面図である。
【図４】 支持板とギヤとの関係を示す側面図である。
【図５】 図４の正面図である。
【図６】 ツイストする電線を従動ギヤ等に通した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図７】 図６の側面図である。
【図８】 ツイストする電線を示す概略図である。
【図９】 ツイスト作業時の概略図である。
【図１０】 ツイストされる電線を示す図である。
【図１１】 （Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は従来のツイスト電線
の加工方法を例を示す概略図である。
の加工方法を例を示す概略図である。
【図１２】 圧接コネクタと接続された電線の概略図で
ある。
ある。
ｗ１、ｗ２ ツイストされる電線 １０ 作業台 １１ コネクタ受け治具 １２ コネクタ・クランプ １３ レール １５ モータ １６ 駆動ギヤ １７ 支持板 １７ａ 軸受孔 １８ 従動ギヤ １８ａ 電線挿通溝 １９ 軸受部 ２０Ａ，２０Ｂ 圧接コネクタハウジング
Claims (3)
- 【請求項１】 電線の両端の端子がコネクタに挿入接続
された状態で、隣接する２本の電線をツイスト加工する
装置であって、 作業台上に所要の間隔をあけて立設した一対のコネクタ
受け治具と、 これらコネクタ受け治具の間に配置した駆動源で回転駆
動される駆動ギヤと、 上記駆動ギヤと噛み合う従動ギヤとを備え、 上記従動ギヤに外周面より中心部まで切り込んだ１つの
電線挿入溝を設け、 上記一対のコネクタ受け治具に上記両端のコネクタを固
定して、その間のツイストすべき２本の電線の中間部を
上記電線挿入溝に通し、この状態で、上記駆動ギヤと連
動させて上記従動ギヤを回転させることにより２本の電
線を縒り合わせているツイスト電線の加工装置。 - 【請求項２】 上記従動ギヤは両端面より軸受部を突設
し、上記作業台より立設する支持板に設けた軸受孔で上
記軸受部を回転自在に保持し、上記軸受部および支持板
にも上記電線挿入溝に挿入された電線が回転時にも挿通
可とする電線挿通溝を設け、かつ、 上記コネクタ受け治具でコネクタおよび該コネクタに接
続した電線を固定するコネクタ・クランプを保持してい
る請求項１に記載のツイスト電線の加工装置。 - 【請求項３】 上記ツイストされる電線端末は、ツイス
ト加工される前に、多極の圧接コネクタ・ハウジング内
にセットされた圧接端子に圧接接続されているものであ
る請求項１または請求項２に記載のツイスト電線の加工
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325026A JP2000149684A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ツイスト電線の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325026A JP2000149684A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ツイスト電線の加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000149684A true JP2000149684A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18172325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10325026A Withdrawn JP2000149684A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ツイスト電線の加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000149684A (ja) |
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